JPH0613705Y2 - サウナ器具 - Google Patents

サウナ器具

Info

Publication number
JPH0613705Y2
JPH0613705Y2 JP160890U JP160890U JPH0613705Y2 JP H0613705 Y2 JPH0613705 Y2 JP H0613705Y2 JP 160890 U JP160890 U JP 160890U JP 160890 U JP160890 U JP 160890U JP H0613705 Y2 JPH0613705 Y2 JP H0613705Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sauna
feet
hands
closed
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP160890U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0394231U (ja
Inventor
弘 大沢
Original Assignee
弘 大沢
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 弘 大沢 filed Critical 弘 大沢
Priority to JP160890U priority Critical patent/JPH0613705Y2/ja
Publication of JPH0394231U publication Critical patent/JPH0394231U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0613705Y2 publication Critical patent/JPH0613705Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、発汗効果に優れ、しかも緊急時に速やかに
対処することのできる被服式のサウナ器具に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来、この種の被服式サウナ器具として例えば実開昭62
-108931号公報に開示されたものがある。上記したサウ
ナ器具は、気密性および柔軟性を有する被服から構成さ
れ、被服の前身頃(前面布)は襟部から所定長さに亘っ
て取付けたファスナーによって開閉可能にされ、そし
て、被服の前面布に加熱空気の給気口を設けたものであ
る。かくして、上記被服を着用し給気口に温風発生装置
の送給口を接続して給気口より被服内へ温風を供給する
ことで、人体を加温して発汗を促しサウナ効果を得るよ
うにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記したサウナ器具は以上のように構成されており、被
服の着用状態では手や足は被服から露出し外気にさらさ
れている。ところで、身体の中で手や足は体温放熱の役
目を果す部分でもあるので、身体を加温して発汗を促す
目的のサウナ被服において手や足を被服から露出させた
まま、つまり手,足から放熱させながら身体を加温して
いることになり、この結果、身体からの発汗が促進され
ずサウナ効果が半減するといった問題点があった。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、簡単な構成で身体全体からの発汗を短時間で
効果的に行なわせることのできる被服式のサウナ器具を
得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係わるサウナ器具は、気密性を有する柔軟な
生地から構成され、胴体部から手部および足部がそれぞ
れ設けられ、上記胴体部の前面布が襟部から所定長さに
亘ってファスナーで開閉可能で、かつ上記前面布に設け
た給気口に空気加熱器の送風口を連着したサウナ器具に
おいて、上記手部および足部の先端が閉塞され、これら
閉塞された先端部近傍の前面布に手や足が露出可能の切
離部を形成し、上記胴体部の襟部に着脱可能のフードを
設けたことを特徴とする。
〔作用〕
この考案におけるサウナ器具は、空気加熱器の送風口か
ら給気口を経て胴体部内へ供給された温風は、胴体部内
を拡散し手部および足部の隅々まで行き渡り、手や足を
含む人体全体を加温することができる。また、サウナ浴
中、緊急の際は手部および足部の前面布に形成してある
切離部から手および足を露出させることができるため、
空気加熱器の電源を手動でオフしたり、あるいは歩行し
て避難することができる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図はこの考案によるサウナ器具の平面図を示すもの
で、第1図において、1は気密性を有す柔軟な生地から
構成されサウナ器具の胴体部で、この胴体部1の上部に
頭部がここから露出するための襟部2が形成してある。
3,3は上記胴体部1の左右から一体的に延出させた手
部、4,4は同じく胴体部1の下部から一体的に延出さ
せた二俣状の足部である。上記手部3および足部4の先
端部は閉塞されており、これら閉塞された手部先端部お
よび足部先端部の近傍の前面布にそれぞれ切離部5,5
および6,6が形成され、この切離部5,6から手や足
を露出させることができる。また、上記切離部5,6は
第2図に示すように前面布aの裏地bに一辺を縫着した
裏当布7によって閉止されている。
また、上記胴体部1の前面布aは襟部2から縦方向に所
定長さに亘って切離され、ここにファスナー8を縫付
け、身体の出入り口として開閉可能である。また、上記
襟部2にはフード9が図示しないファスナーあるいはホ
ック等により着脱可能に取付けてある。
一方、上記胴体部1の下方の前面布aには第3図に示す
ように温風の給気口10が開口しており、この給気口1
0に後記する空気加熱器が接続される給気口部11を設
けている。12は空気加熱器であって、内部には図示し
ないが加熱源としてのヒータと、このヒータの後方にフ
アンが収納され、そして、ヒータの前方に設けた温風の
送風口13に送風口部14を備えている。上記空気加熱
器12を給気口10に接続するには、送風口部14の外
周部に突出する複数の突起14aを給気口部11の内周
面に形成した切欠部11aに位置合せして挿入し、送風
口部14を所定角度回動させることによって、上記突起
14aが給気口部11の裏面に係止され連結させること
ができる。なお、15は空気加熱器12の電源コードを
示す。
上記のように構成したこの考案によるサウナ器具は、フ
ァスナー8を開放して内部に身体を入れ、頭部にフード
9を覆った状態において、空気加熱器12を駆動する。
これによって、送風口13から吹出す温風が給気口10
を経て胴体部1内に流入し、そして、温風は胴体部1内
を拡散し手部3および足部4の先端部にまで行き渡る。
したがって、手部3および足部4の先端は閉塞されてい
るため、温風は外部へ漏れることなく手や足の先端部ま
で充分に加温できる。なお、手部3および足部4の近傍
に形成した切離部5や6は広く口が開いているものでは
ないので、ここから温風が抜け出ることも殆んどなく、
しかも、切離部5や6はその内側から裏当布7で覆われ
ているため温風の流出は全く生じない。また、頭部はフ
ード9で覆っているので、襟部2と首との隙間を抜け出
た温風がフード9内にこもり、頭部も加温することがで
きる。この結果、身体全体の加温が行われるため、皮ふ
全体から効果的に発汗作用が得られ、短時間でサウナ効
果が図れる。
ところで、サウナ浴中に突発的に災害などが発生した緊
急時には、手部3および足部4の前面布の近傍に形成し
た切離部5および6からそれぞれ手や足を露出させるこ
とができ、これによって、サウナ被服に入ったまま空気
加熱器12の電源をオフしたり、歩行し避難することが
できる。なお、上記切離部は緊急時以外、切離部5から
手を出して顔を拭いたりできることは言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によるサウナ器具は、身体の手や
足を含めた全身を加温させるようにしたので、人体全体
からの発汗を短時間のうちに行なわせ、サウナ効果を効
果的に得ることができる。また、サウナ浴中における緊
急の際にはサウナ被服に入ったままで手,足が自由に動
かせるため速やかに対処し、あるいは避難して災害時に
おいて安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるサウナ器具の平面
図、第2図は第1図のII−II線における拡大断面図、第
3図は空気加熱器の結合構造を示す斜視図である。 1……胴体部、2……襟部、3……手部、4……足部、
5,6……切離部、7……裏当布、8……ファスナー、
9……フード、10……給気口、11……給気口部、1
2……空気加熱器、13……送風口、14……送風口
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】気密性を有する柔軟な生地から構成され、
    胴体部から手部および足部がそれぞれ設けられ、上記胴
    体部の前面布が襟部から所定長さに亘ってファスナーで
    開閉可能で、かつ上記前面布に設けた給気口に空気加熱
    器の送風口を連着したサウナ器具において、上記手部お
    よび足部の先端が閉塞され、これら閉塞された先端部近
    傍の前面布に手や足が露出可能の切離部を形成し、上記
    胴体部の襟部に着脱可能のフードを設けたことを特徴と
    するサウナ器具。
JP160890U 1990-01-16 1990-01-16 サウナ器具 Expired - Lifetime JPH0613705Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP160890U JPH0613705Y2 (ja) 1990-01-16 1990-01-16 サウナ器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP160890U JPH0613705Y2 (ja) 1990-01-16 1990-01-16 サウナ器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0394231U JPH0394231U (ja) 1991-09-26
JPH0613705Y2 true JPH0613705Y2 (ja) 1994-04-13

Family

ID=31505505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP160890U Expired - Lifetime JPH0613705Y2 (ja) 1990-01-16 1990-01-16 サウナ器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0613705Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0394231U (ja) 1991-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3468299A (en) Air-conditioned garment
JP4329118B2 (ja) 冷却衣服
US7276076B2 (en) Perioperative warming device
US6062976A (en) Air shower assembly and gown inflation apparatus
JP3213394U (ja) 空調被服及び保水シート装着装置
JPWO2002067708A1 (ja) 冷却衣服
US6247178B1 (en) Convertible, scent retaining garment/blanket
US2716981A (en) Facial mask
JPH0613705Y2 (ja) サウナ器具
WO2021171821A1 (ja) 医療用の頭部冷却キャップセット
KR101879713B1 (ko) 머리카락 차단용 밴드를 이용한 위생 커트 보
CN218185379U (zh) 加温装置及其系统
JPH10509885A (ja) 開口部を有する膨張可能な毛布
JP5608769B2 (ja) 保湿保温マスク
JPH08131253A (ja) 保湿フェースマスク
CN207252852U (zh) 一种危重患者用保护披肩
JPS5818608Y2 (ja) 温風足温器
CN212088317U (zh) 一种便于散热的手术室专用手术衣
CN219229113U (zh) 一种一次性手术中快速病理检查与诊断标本取材服
CN217885182U (zh) 加温装置和加温系统
JPH0343208Y2 (ja)
JPS62136518U (ja)
CN211323134U (zh) 一种救援服
JPH07194430A (ja) 保湿フェースマスク
KR890001384Y1 (ko) 마스크