JPH10509885A - 開口部を有する膨張可能な毛布 - Google Patents

開口部を有する膨張可能な毛布

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JPH10509885A JP8516970A JP51697096A JPH10509885A JP H10509885 A JPH10509885 A JP H10509885A JP 8516970 A JP8516970 A JP 8516970A JP 51697096 A JP51697096 A JP 51697096A JP H10509885 A JPH10509885 A JP H10509885A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は強制空気対流システムに使用する毛布に関する。上記毛布は患者のつまさき又は足を突き出せる開口部を有する。開口部は毛布の空気注入口の近くに位置している。毛布にこのような開口部を設けることによって、患者の快適さを増すことができ、毛布のすべりを減少させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 開口部を有する膨張可能な毛布 背景 低体温症は体温が普通より低い状態であり、それを被った患者に重大な結果を 与える。外科的処置を受けた患者のほぼ75%が低体温症になることが示されて いる。これは、アメリカだけで1年に約1400万人の患者に匹敵する。低体温 症の状態は、麻酔、手術室の空調、および、冷血液、I−V溶剤または灌注液の 注入などの多くの要因によってもたらされる。 例えば、赤外線ランプ、綿毛布、温水マットレスなどの使用のように、低体温 症の発生を防止するのを補助するために幾つかの方法や製品が開発されている。 しかしながら、これらの方法や製品は完全に成功したと言えるものはなにもない 。現実に、これらの方法や製品は患者が内因性の熱を失うのを防ぐことさえでき ないことが示されている(Journal of Post Anesthesia Nursing,第5巻,4号 ,1990年8月,254−263頁参照)。 低体温症を防ぐのを補助するのに非常に効果的であることが証明された別の方 法は、強制暖気対流の使用である。早くは1973年に、冷気対流を利用した冷 却毛布が、ゴーグラーの米国特許第2,093,834号において示唆された。 この毛布は注入口からの空気流を導くための複数の層を含んでいた。非膨張性部 分を毛布の周囲に設けて、毛布が体の回りを動かないようにしてある。ゴーグラ ーは低体温症処置について言及しておらず、また、毛布が暖気を供給するために 使用できることも示唆していない。 ウィリアムスの米国特許第2,512,559号もまた、人に冷気を与えるた めの毛布に関する。ウィリアムスの毛布は、複数の別々の位置で互いにつながれ 、かつ周縁辺りで連続線状に互いにつながれた材料の複数の薄いシートを備えて いる。空気注入口はシート間の空間に連通して設けられ、そこに冷気を供給でき るようにしてある。これもまた、低体温症の処置や暖気の供給について何ら言及 し ていない。 オーガスチンらの米国特許第4,572,188号には、冷気または暖気のい ずれかを供給できる強制空気対流システムが記載されている。オーガスチンらの 毛布は、横向きの開口部を介して互いに接続されている内部を有する複数の膨張 可能な中空管を備えている。冷気または暖気を入れるために毛布の上部表面には 一つの注入口が設けられており、毛布で覆われた体に向かって冷気または暖気を 流出させるために下部表面を介して複数の小排出口が設けられている。 膨張可能な毛布を介して人に冷気または暖気を供給することに関連した他の特 許には、グリーン,ジュニアの米国特許第4,660,388号;フェールの第 4,777,802号;およびボスの第4,867,230号がある。これらの 特許はいずれも人に冷気または暖気を供給するための種々の特性および形状を有 する毛布を記載している。 患者に冷気または暖気を供給するのに使用される膨張可能な毛布に関するもの は上述した特許や言及していないものが他にも相当数あるが、依然として当該技 術分野では強制空気対流システムの改善が必要とされている。 発明の目的 本発明の一つの目的は、使用時に患者にとってより快適な強制空気対流システ ム用毛布を提供することにある。 本発明のもう一つの目的は、よりしっかりと患者の上の適所に保持される強制 空気対流システム用毛布を提供することにある。 発明の概要 上記および他の目的は、毛布が使用されるときに患者の足を突き出すことがで きる開口部を有する毛布を提供することによって本発明により達成される。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の一つの実施例による強制空気対流システム用毛布の平面図で ある。 図2は、本発明のもう一つのの実施例による毛布の平面図である。 発明の詳細な説明 図1は総括的に参照符号100で示した、強制空気対流システム用毛布の平面 図である。毛布100は概して矩形の形状を有しており、注入口120を含んで いる。毛布100は従来技術において知られる標準的デザインのどのようなもの でもよいが、好ましくは、2枚のシート材料からなり、それらは周縁に沿って互 いにシールされており、シートの内表面部に離れ離れに設けた接続用の点接合部 で互いに接合されているのがよい。このように毛布100の両シートを接合する ことにより、毛布100はシート材料間に形成された内部領域に空気を供給する ことによって膨張し得る。 注入口120は、毛布100の内部に連通し、毛布100を膨張させるために 毛布100の内部に空気を供給するのに使用し得る。毛布100の下部シートは 複数の小排出口が設けてあり、空気が毛布100から患者の方へ流れ出るように してある。 使用の際には、注入口120が患者のひざの近くであって患者の脚の間にくる ように毛布100を患者の体の上にかけることができる。注入口120がこのよ うな位置にある場合には、空気供給源への接続のために必要とされるホースが必 然的に患者の脚の間にくることになり、そのホースが注入口120との接続部か ら患者の足の方へ向かって手術台の端を越えて延びることになる。このことによ り、ホースが毛布を患者の脚や足の辺りで下方に引っ張るので不都合であり、患 者に著しい不快感を与え得る。最大の不快感は、毛布やエアホースの圧力によっ てしばしば抑えられたり圧迫されたりする患者のつま先や足の辺りにある。 強制空気システム用毛布の別の一般的な不快感は、患者の上を毛布がすべると いう傾向により引き起こされる。このことは、特に、麻酔後処置装置(PACU )内で患者を暖めるために毛布を使用する際に、患者が麻酔から醒めて動きがち になるときに当てはまる。このような動きにより毛布が患者からすべり落ちて、 患 者が一様に暖められないという結果になり得る。 上記不都合を解決するため、本発明の毛布には患者のつまさきや足を突き出す ことができる開口部が設けられている。 詳細には、図1に示すように、一対の開口部140,145が設けられている 。図1に示す形状において、開口部140,145は毛布100と共に縦長に延 びるスリット状に形成されているが、患者の足が開口部140,145を介して 突き出せる形状であればどのようなものでも使用できる。 本発明の一つの実施例では、開口部は常時開いている。この実施例では、毛布 の2枚のシートを開口部の周縁辺りで互いにシールすることによって簡単に形成 される。しかしながら、開口部が常時開いているとき、暖気が毛布の下から漏れ 出て、ある場合には好ましくない。 そのために、本発明の他の実施例によれば、図1に示すように、開口部140 ,145には、ミシン目150,155がそれぞれ設けられている。これらミシ ン目150,155は、それらが開かれるまで毛布から暖気が漏れ出るのを防止 する。 上述したように、患者のつまさき又は足がそこから突き出せる形状であれば、 開口部はどのような形状に形成されてもよい。詳細には、開口部は毛布に対して 縦、横、または対角に延びるスリットでもよいし、あるいは、縦および横の部分 の組み合わせからなるスリットでもよい。さらに、開口部は円形、卵形、または 矩形の形状でもよい。他の幾何学形状が本発明に等しく適用できる。開口部がこ のような幾何学形状に形成されているとき、それらは最初から開いていてもよい し、あるいは、最初はミシン目部分によって閉じており、ユーザによって切り開 かれるか、打ち抜かれるようにしてもよい。 加えて、図面の形状に示される実施例は2つの開口部を有する毛布を示すが、 一つの開口部であっても利用でき、この場合にはその一つの開口部から患者の両 方の足を突き出すことができる。 本発明のさらに別の実施例が図2に示されている。ここにおいて、総括的に参 照符号200で示される毛布は注入口220と、開口部240,245とを有し ており、各開口部は縦と横の両方の部分からなるスリットに形成されている。こ の実施例では、開口部240,245は最初は閉じているが、開口部240,2 45を開放できるようにミシン目250,255を含んでいる。開口部240, 245はミシン目を備えることなく、常時開いていてもよいことが分かる。 本発明による毛布は上述したすべての不都合を解消する。特に、使用の際に、 本発明の毛布では患者のつまさき又は足を開口部を介して突き出すことができる 。これにより、患者のつまさきや足に作用する圧力を軽減するのを助け、患者の 快適さを増大させる。また、患者のつまさき又は足が毛布の開口部を介して突き 出されているとき、それらは安定機構として機能し、すべり量を減少させる。こ のことは、毛布が患者の上の適所に保持されて患者を一様に暖めるのに役立つ。 上記実施例は、PACU内で使用するための毛布に関するものとして最初に説 明されている。しかしながら、本発明は手術室や病院の他の場所で使用される毛 布にも等しく適用できる。加えて、図1および2に示される毛布は全身用毛布と して表されているが、患者の下半身だけを覆うための毛布にも等しく適用できる 。さらに、上記毛布は患者を暖めることに関するものとして最初に説明されてい るが、要求があれば、患者を冷やすために等しく適用できる。そして、本発明の 毛布は大人および小児用の両方の大きさの毛布に等しく有用である。 選択された部分で互いにシールされることができ、かつ膨張部分の範囲内で膨 張と適切な空気の分配を可能にする十分な強度を有することができる適当な材料 であればどのようなものからでも毛布を形成することができる。このような材料 は、プラスチック、不織木材パルプ構成物、薄板状プラスチック、および木材パ ルプ材料、ならびにこれらを組み合わせたものを含む。 上述したものは本発明のいくつかの好適な実施例の説明であるが、いかなる方 法においても発明を制限することを意図するものではない。むしろ、本発明の範 囲内において、多くの改良、変形、および詳細な変化が可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年10月28日 【補正内容】 明細書 開口部を有する膨張可能な毛布 背景 低体温症は体温が普通より低い状態であり、それを被った患者に重大な結果を 与える。外科的処置を受けた患者のほぼ75%が低体温症になることが示されて いる。これは、アメリカだけで1年に約1400万人の患者に匹敵する。低体温 症の状態は、麻酔、手術室の空調、および、冷血液、IV溶剤または灌注液の注 入などの多くの要因によってもたらされる。 例えば、赤外線ランプ、綿毛布、温水マットレスなどの使用のように、低体温 症の発生を防止するのを補助するために幾つかの方法や製品が開発されている。 しかしながら、これらの方法や製品は完全に成功したと言えるものはなにもない 。現実に、これらの方法や製品は患者が内因性の熱を失うのを防ぐことさえでき ないことが示されている(Journal of Post Anesthesia Nursing,5(4):2 54−263,1990年8月、参照)。 低体温症を防ぐのを補助するのに非常に効果的であることが証明された別の方 法は、強制暖気対流の使用である。早くは1973年に、冷気対流を利用した冷 却毛布が、ゴーグラーの米国特許第2,093,834号において示唆された。 この毛布は注入口からの空気流を導くための複数の層を含んでいた。非膨張性部 分を毛布の周囲に設けて、毛布が体の回りを動かないようにしてある。 ウィリアムスの米国特許第2,512,559号もまた、人に冷気を与えるた めの毛布に関する。ウィリアムスの毛布は、複数の別々の位置で互いにつながれ 、かつ周縁辺りで連続線状に互いにつながれた材料の複数の薄いシートを備えて いる。空気注入口はシート間の空間に連通して設けられ、そこに冷気を供給でき るようにしてある。 オーガスチンらの米国特許第4,572,188号には、冷気または暖気のい ずれかを供給できる強制空気対流システムが記載されている。オーガスチンらの 毛布は、横向きの開口部を介して互いに接続されている内部を有する複数の膨張 可能な中空管を備えている。冷気または暖気を入れるために毛布の上部表面には 一つの注入口が設けられており、毛布で覆われた体に向かって冷気または暖気を 流出させるために下部表面を介して複数の小排出口が設けられている。 膨張可能な毛布を介して人に冷気または暖気を供給することに関連した他の特 許には、グリーン,ジュニアの米国特許第4,660,388号;フェールの第 4,777,802号;およびボスの第4,867,230号がある。これらの 特許はいずれも人に冷気または暖気を供給するための種々の特性および形状を有 する毛布を記載している。 患者に冷気または暖気を供給するのに使用される膨張可能な毛布に関するもの は上述した特許や言及していないものが他にも相当数あるが、依然として当該技 術分野では強制空気対流システムの改善が必要とされている。 発明の目的 本発明の一つの目的は、使用時に患者にとってより快適な強制空気対流システ ム用毛布を提供することにある。 本発明のもう一つの目的は、よりしっかりと患者の上の適所に保持される強制 空気対流システム用毛布を提供することにある。 発明の概要 上記および他の目的は、毛布が使用されるときに患者の足を突き出すことがで きる開口部を有する毛布を提供することによって本発明により達成される。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の一つの実施例による強制空気対流システム用毛布の平面図で ある。 図2は、本発明のもう一つのの実施例による毛布の平面図である。 図3Aないし3Lは、開口部の異なる形状を示す本発明の毛布の下部の平面図 である。 図4は、本発明の毛布の下部の平面図である。 発明の詳細な説明 図1は総括的に参照符号100で示した、強制空気対流システム用毛布の平面 図である。毛布100は概して矩形の形状を有しており、注入口120を含んで いる。毛布100は従来技術において知られる標準的デザインのどのようなもの でもよいが、好ましくは、2枚のシート材料からなり、それらは周縁に沿って互 いにシールされており、シートの内表面部に離れ離れに設けた接続用の点接合部 で互いに接合されているのがよい。このように毛布100の両シートを接合する ことにより、毛布100はシート材料間に形成された内部領域に空気を供給する ことによって膨張し得る。 注入口120は、毛布100の内部に連通し、毛布100を膨張させるために 毛布100の内部に空気を供給するのに使用し得る。毛布100の下部シートは 複数の小排出口が設けてあり、空気が毛布100から患者の方へ流れ出るように してある。 使用の際には、注入口120が患者のひざの近くであって患者の脚の間にくる ように毛布100を患者の体の上にかけることができる。注入口120がこのよ うな位置にある場合には、空気供給源への接続のために必要とされるホースが必 然的に患者の脚の間にくることになり、そのホースが注入口120との接続部か ら患者の足の方へ向かって手術台の端を越えて延びることになる。このことによ り、ホースが毛布を患者の脚や足の辺りで下方に引っ張るので不都合であり、患 者に著しい不快感を与え得る。最大の不快感は、毛布やエアホースの圧力によっ てしばしば抑えられたり圧迫されたりする患者のつま先や足の辺りにある。 強制空気システム用毛布の別の一般的な不快感は、患者の上を毛布がすべると いう傾向により引き起こされる。このことは、特に、麻酔後処置装置(PACU )内で患者を暖めるために毛布を使用する際に、患者が麻酔から醒めて動きがち になるときに当てはまる。このような動きにより毛布が患者からすべり落ちて、 患 者が一様に暖められないという結果になり得る。 上記不都合を解決するため、本発明の毛布には患者のつまさきや足を突き出す ことができる開口部が設けられている。 詳細には、図1に示すように、一対の開口部140,145が設けられている 。図1に示す形状において、開口部140,145は毛布100と共に縦長に延 びるスリット状に形成されているが、患者の足が開口部140,145を介して 突き出せる形状であればどのようなものでも使用できる。 本発明の一つの実施例では、開口部は常時開いている。この実施例では、毛布 の2枚のシートを開口部の周縁辺りで互いにシールすることによって簡単に形成 される。しかしながら、開口部が常時開いているとき、暖気が毛布の下から漏れ 出て、ある場合には好ましくない。 そのために、本発明の他の実施例によれば、図1に示すように、開口部140 ,145には、ミシン目150,155がそれぞれ設けられている。これらミシ ン目150,155は、それらが開かれるまで毛布から暖気が漏れ出るのを防止 する。 上述したように、患者のつまさき又は足がそこから突き出せる形状であれば、 開口部はどのような形状に形成されてもよい。詳細には、開口部は毛布に対して 縦、横、または対角に延びるスリットでもよいし、あるいは、縦および横の部分 の組み合わせからなるスリットでもよい。さらに、開口部は円形、卵形、または 矩形の形状でもよい。他の幾何学形状が本発明に等しく適用できる。開口部がこ のような幾何学形状に形成されているとき、それらは最初から開いていてもよい し、あるいは、最初はミシン目部分によって閉じており、ユーザによって切り開 かれるか、打ち抜かれるようにしてもよい。 例えば、図3Aは毛布を横切って横向きに形成された開口部を有する本発明の 毛布の下部を示す。図3Bおよび3Cは、毛布に沿って対角に形成された開口部 を有する本発明の毛布の下部を示す。図3Dは、円形の開口部を有する本発明の 毛布の下部を示す。図3Eおよび3Fは、矩形開口部を有する本発明の毛布の下 部を示す。図3I,3J,3Kおよび3Lは、種々の幾何学形状の開口部を有す る本発明の毛布の下部を示す。 加えて、図面の形状に示される実施例は2つの開口部を有する毛布を示すが、 一つの開口部であっても利用でき、この場合にはその一つの開口部から患者の両 方の足を突き出すことができる。 例えば、図4はただ一つの開口部を設けた本発明の一つの実施例を示す。 本発明による毛布は上述したすべての不都合を解消する。特に、使用の際に、 本発明の毛布では患者のつまさき又は足を開口部を介して突き出すことができる 。これにより、患者のつまさきや足に作用する圧力を軽減するのを助け、患者の 快適さを増大させる。また、患者のつまさき又は足が毛布の開口部を介して突き 出されているとき、それらは安定機構として機能し、すべり量を減少させる。こ のことは、毛布が患者の上の適所に保持されて患者を一様に暖めるのに役立つ。 上記実施例は、PACU内で使用するための毛布に関するものとして最初に説 明されている。しかしながら、本発明は手術室や病院の他の場所で使用される毛 布にも等しく適用できる。加えて、図1および2に示される毛布は全身用毛布と して表されているが、患者の下半身だけを覆うための毛布にも等しく適用できる 。さらに、上記毛布は患者を暖めることに関するものとして最初に説明されてい るが、要求があれば、患者を冷やすために等しく適用できる。そして、本発明の 毛布は大人および小児用の両方の大きさの毛布に等しく有用である。 選択された部分で互いにシールされることができ、かつ膨張部分の範囲内で膨 張と適切な空気の分配を可能にする十分な強度を有することができる適当な材料 であればどのようなものからでも毛布を形成することができる。このような材料 は、プラスチック、不織木材パルプ構成物、薄板状プラスチック、および木材パ ルプ材料、ならびにこれらを組み合わせたものを含む。 上述したものは本発明のいくつかの好適な実施例の説明であるが、いかなる方 法においても発明を制限することを意図するものではない。むしろ、本発明の範 囲内において、多くの改良、変形、および詳細な変化が可能である。 請求の範囲 1.強制空気対流システムに使用する毛布であって、この毛布は第1のシート材 料と第2のシート材料とを備え、第2のシート材料は上記第1のシート材料およ び上記第2のシート材料の周縁に沿って上記第1のシート材料にシールされ、各 シート材料間に膨張可能な室を形成しており、 上記毛布は、その使用の際に患者の頭部の方に置かれる第1の端部と、その使 用の際に患者の足の近くに置かれる第2の端部と、上記第1の端部と上記第2の 端部とをつなぐ2つの側縁部とを含み、 一つの注入口が上記毛布に形成されて上記膨張可能な室に連通し、 少なくとも2つの開口部が上記第1および第2のシート材料を介して延びてお り、上記開口部はその開口部の周縁辺りをシールされた上記2つのシート材料を 有し、上記毛布の使用の際に上記開口部を介して患者のつまさき又は足を突き出 すことができ、上記開口部は上記注入口の近くに位置するとともに上記毛布の上 記第2の端部および上記2つの側縁部より内側に配置されている、ことを特徴と する毛布。 2.上記開口部が上記毛布に沿って縦に延びるスリット形状である請求項1の毛 布。 3.上記開口部が上記毛布に沿って横に延びるスリット形状である請求項1の毛 布。 4.上記開口部が上記毛布に沿って対角に延びるスリット形状である請求項1の 毛布。 5.上記開口部が、上記毛布に沿って縦に延びる第1の部分と上記毛布に沿って 横に延びる第2の部分とを含むスリット形状である請求項1の毛布。 6.上記開口部が、円形、卵形、矩形、または多角形からなるグループから選択 される幾何学形状を有する請求項1の毛布。 7.上記開口部が上記毛布のミシン目部分によって最初は閉じられている請求項 1の毛布。 8.強制空気対流システムに使用する毛布であって、この毛布は第1のシート材 料と第2のシート材料とを備え、第2のシート材料は上記第1のシート材料およ び上記第2のシート材料の周縁に沿って上記第1のシート材料にシールされ、各 シート材料間に膨張可能な室を形成しており、 上記毛布は、その使用の際に患者の頭部の方に置かれる第1の端部と、その使 用の際に患者の足の近くに置かれる第2の端部と、上記第1の端部と上記第2の 端部とをつなぐ2つの側縁部とを含み、 一つの注入口が上記毛布に形成されて上記膨張可能な室に連通し、 少なくとも一つの開口部が上記第1および第2のシート材料を介して延びてお り、上記毛布が使用される際に上記開口部を介して患者のつまさき又は足を突き 出すことができ、上記開口部は上記注入口の近くに位置するとともに上記毛布の 上記第2の端部および上記2つの側縁部よりも内側に配置され、かつ上記開口部 はスリット、円形、卵形、矩形、または多角形からなるグループから選択される 幾何学形状を有している、ことを特徴とする毛布。 9.強制空気対流システムに使用し得る毛布であって、この毛布は第1のシート 材料と第2のシート材料とを備え、第2のシート材料は上記第1のシート材料お よび上記第2のシート材料の周縁に沿って上記第1のシート材料にシールされ、 各シート材料間に膨張可能な室を形成しており、 上記毛布は、その使用の際に患者の頭部の方に置かれる第1の端部と、その使 用の際に患者の足の近くに置かれる第2の端部と、上記第1の端部と上記第2の 端部とをつなぐ2つの側縁部とを含み、 一つの注入口が上記毛布に形成されて上記膨張可能な室に連通し、 少なくとも2つの開口部が上記第1および第2のシート材料を介して延びてお り、上記開口部はその開口部の周縁辺りをシールされた上記2つのシート材料を 有し、上記毛布の使用の際に上記開口部を介して患者のつまさき又は足を突き出 すことができ、上記開口部は上記注入口の近くに位置するとともに上記毛布の上 記第2の端部および上記2つの側縁部より内側に配置されている、という毛布を 準備し、 上記毛布を処置される患者の上に置き、 上記毛布を強制空気の供給源に接続し、 強制空気を上記供給源から上記毛布に供給する、低体温症の予防方法。 【図3】 【図3】 【図3】 【図3】 【図3】 【図3】 【図3】 【図3】 【図3】 【図3】 【図3】 【図3】 【図4】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.強制空気対流システムに使用する毛布であって、上記毛布は患者のつまさき 又は足を突き出せる開口部を有し、上記開口部は上記毛布の注入口の近くに位置 している毛布。 2.上記開口部が上記毛布に沿って縦に延びるスリット形状である請求項1の毛 布。 3.上記開口部が上記毛布に沿って横に延びるスリット形状である請求項1の毛 布。 4.上記開口部が上記毛布に沿って対角に延びるスリット形状である請求項1の 毛布。 5.上記開口部が上記毛布に沿って縦に延びる第1の部分と上記毛布に沿って横 に延びる第2の部分とを含む請求項1の毛布。 6.上記開口部が、円形、卵形、矩形、または多角形からなるグループから選択 される幾何学形状を有する請求項1の毛布。 7.上記開口部が上記毛布のミシン目部分によって最初は閉じられている請求項 1の毛布。 8.強制空気対流システムに使用する毛布であって、上記毛布は患者のつまさき 又は足を突き出せる少なくとも一つの開口部を有し、上記開口部は上記毛布の注 入口の近くに位置し、上記開口部はスリット、円形、卵形、矩形、又は多角形か らなるグループから選択される幾何学形状を有する毛布。 9.強制空気対流システムに使用し得る毛布であって、上記毛布は患者のつまさ き又は足を突き出せる開口部を有し、上記開口部は上記毛布の注入口の近くに位 置するという毛布を準備し、 上記毛布を強制空気供給源に接続し、 上記供給源から上記毛布に強制空気を供給する、低体温症の予防方法。
JP8516970A 1994-11-23 1995-11-13 開口部を有する膨張可能な毛布 Pending JPH10509885A (ja)

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