JPH0887072A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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Publication number
JPH0887072A
JPH0887072A JP22377594A JP22377594A JPH0887072A JP H0887072 A JPH0887072 A JP H0887072A JP 22377594 A JP22377594 A JP 22377594A JP 22377594 A JP22377594 A JP 22377594A JP H0887072 A JPH0887072 A JP H0887072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
optical path
image
photosensitive material
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP22377594A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Yamazaki
敦 山崎
Shuzo Kimura
修三 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd, Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP22377594A priority Critical patent/JPH0887072A/ja
Publication of JPH0887072A publication Critical patent/JPH0887072A/ja
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  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミラーの位置精度を維持しつつ、簡単な構造
でかつ少ない部品点数により、画像光の異なる光路の切
り換えを行うことができ、大幅にコストの低減を図るこ
とができる画像記録装置を得る。 【構成】 ミラーユニット52は、第4ミラー68と第
5ミラー70がサブフレーム220に固定されており、
サブフレーム220は支軸222によってメインフレー
ム224に回動可能に支持されている。メインフレーム
224が移動して所定位置に達すると、切り換え突起2
32がサブフレーム220を押圧して回転させ、第1光
路Xと第2光路Yが切り換えられる。この構成により、
第4ミラー68と第5ミラー70の高い位置精度が確保
され、部品点数が大幅に低減され、低コストになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反射又は透過原稿画像
に光を照射して感光材料の感光面上に結像せしめる画像
記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感光材料、例えば銀塩カラー感光
材料に反射又は透過原稿から直接カラー画像を記録する
装置として、該反射又は透過原稿に光源からの光を照射
し、この光(反射光又は透過光)を結像レンズ系を通し
て、銀塩カラー感光材料の感光面へ結像させる光学系を
備えた画像記録装置が一般的である。
【0003】この画像記録装置の結像レンズ系において
は、光源、複数のミラー、レンズ及び色調整フィルタユ
ニットを備えており、通常の反射原稿の画像を記録する
場合には、原稿載置板上に載置された反射原稿に光を照
射し、その反射画像光を複数のミラーを介して反射し、
露光部に位置している感光材料へ走査露光するようにな
っている。またさらに、透過原稿の画像を記録する場合
には、前記反射原稿の画像記録の際の光路とは別の光路
を設定し、反射原稿からの透過画像光を露光部に位置し
ている感光材料へ走査露光するようになっている。
【0004】ところで、前述の如き反射原稿の画像を記
録する場合の画像光の光路(以後、第1光路という)
と、透過原稿の画像を記録する場合の画像光の光路(以
後、第2光路という)との切り換えは、複数のミラーの
うちの一つ(以後、切り換えミラーという)を単独で移
動させることにより行っていた。すなわち、通常は前記
切り換えミラーは第1光路を形成する位置に保持されて
おり、第2光路を形成する場合には、この切り換えミラ
ーを水平にはね上げることにより、第1光路を遮断する
と共にこの第1光路に代えて第2光路が設定されるよう
になっている。
【0005】したがって、単に切り換えミラーを移動さ
せることによって、第1光路及び第2光路が容易に設定
でき、反射原稿及び透過原稿の何れであっても画像を記
録することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如き従来の画像記録装置の光路切り換え機構では、切り
換えミラーを単独で移動させる構成であったため、第1
光路を形成する位置に切り換えミラーが移動した際に高
精度に保持(位置決め)すること(対応する他のミラー
との相対角度が90度になるように正確に保持するこ
と)が困難であり、各部品を高精度に制作・組付ける必
要があり、また部品点数も多く、コスト高の原因であっ
た。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、ミラーの位置
精度を維持しつつ、簡単な構造で少ない部品点数によ
り、反射原稿または透過原稿の画像を記録する場合等の
画像光の異なる光路の切り換えを行うことができ、大幅
にコストの低減を図ることができる画像記録装置を得る
ことが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の画
像記録装置は、原稿からの画像光を感光材料に露光する
ための第1光路と第2光路が設けられた画像記録装置で
あって、前記第1光路上に位置し前記画像光を反射する
第1のミラーと、前記第1のミラーに対応して位置し前
記第1のミラーからの反射光を更に反射し前記第1のミ
ラーと連係して前記第1光路を形成すると共に、前記第
1光路上から離脱することにより前記第1光路に代えて
前記第2光路を形成する第2のミラーと、前記第1のミ
ラー及び第2のミラーを固定的に保持するサブフレーム
と、前記サブフレームを回動可能に支持すると共に装置
本体に対し移動可能に設けられたメインフレームと、前
記メインフレームが所定位置に移動した際に前記サブフ
レームに係合し前記サブフレームをメインフレームに対
し相対回転させて前記第1光路上から離脱させ前記第2
光路を形成させるための回動手段と、を備えたことを特
徴としている。
【0009】
【作用】請求項1に記載の画像記録装置では、サブフレ
ームに固定的に保持された第1のミラー及び第2のミラ
ーによって第1光路が設定され(第1のミラー及び第2
のミラーは第1光路を形成する位置に保持されてお
り)、原稿からの画像光は第1のミラー及び第2のミラ
ーを介して反射されて、感光材料に露光される。
【0010】一方、メインフレームが所定位置に移動し
た際には、回動手段がサブフレームに係合してサブフレ
ームがメインフレームに対し相対回転される。これによ
り、サブフレーム(すなわち第1のミラー及び第2のミ
ラー)が第1光路上から離脱されると共に第2光路が新
たに形成される。
【0011】したがって、単にメインフレームを移動さ
せることによって第1光路及び第2光路が容易に設定で
き、第1光路あるいは第2光路を適宜切り換えることで
反射原稿及び透過原稿の何れであっても画像を記録する
ことができる。
【0012】またここで、本発明に係る画像記録装置で
は、第1光路と第2光路とを切り換える際には、従来の
画像記録装置の光路切り換え機構の如く切り換えミラー
を単独で移動させる構成ではなく、サブフレームに固定
的に保持された第1のミラー及び第2のミラーがサブフ
レームと一体的に回動されるため、光路の切り換え動作
に拘わらず第1のミラーと第2のミラーとの相対角度
(例えば、90度)が正確に維持され、第1光路を形成
する位置に第1のミラー及び第2のミラーを高精度に位
置決めすることができる。またこのため、各部品の制作
・組付けが容易になり、さらに、第1のミラー及び第2
のミラーを保持するサブフレームを単にメインフレーム
によって回動可能に支持するという簡単な構成であるた
め部品点数も低減され、大幅にコストの低減を図ること
ができる。
【0013】
【実施例】図4には、本発明の実施例に係る画像記録装
置10の概略全体構成図が示されている。
【0014】この画像記録装置10は、熱現像感光材料
へ画像を露光し、かつ受像材料へ熱現像転写して画像を
形成する装置である。
【0015】画像記録装置10は全体として箱型に構成
されており、機台12の機台12の上面には、原稿42
を載置するための載置台13が設けられている。載置台
13には、矩形状の孔が設けられ透明ガラス板45が取
付けられており、さらに、透明ガラス板45上に装置奥
側の辺を軸として開閉可能な押えカバー15が取付けら
れている。
【0016】一方、画像記録装置10の機台12内には
感材マガジン14が配置されており、感光材料16がロ
ール状に巻取られて収納されている。この感光材料16
は、感光(露光)面が装置の下方へ向いて巻き取られて
いる。感材マガジン14の感光材料取出し口近傍には、
ニップローラ18およびカッタ20が配置されており、
感材マガジン14から感光材料16を所定長さ引き出し
た後に切断することができる。カッタ20の側方には、
複数の搬送ローラ19、21、23、24、26、及び
ガイド板27が配置されており、所定長さに切断された
感光材料16を露光部22へ搬送することができる。
【0017】露光部22は搬送ローラ23と搬送ローラ
24との間に位置しており、これらの搬送ローラ間が露
光部(露光点)とされて感光材料16が通過するように
なっている。
【0018】露光部22の上方かつ前記透明ガラス板4
5の下方の空間部には、露光装置38が設けられてい
る。また、前記透明ガラス板45の側方には、スライド
ユニット160が設けられている。
【0019】露光装置38は、ランプユニット46、ミ
ラーユニット48、フィルターユニット50、後に詳述
するミラーユニット52、及び、第6反射ミラー54を
備えている。
【0020】ランプユニット46は、光源としての棒状
のハロゲンランプ56及び第1ミラー58から構成され
ており、また、ミラーユニット48は第2ミラー64及
び第3ミラー66から構成されており、さらに、ミラー
ユニット52は第4ミラー68及び第5ミラー70から
構成されており、これらによって第1光路Xが形成され
る。この露光装置38は、等倍の露光の際には、ハロゲ
ンランプ56からの光を載置台13に載置された原稿4
2へスリット状に照射しながら、ランプユニット46及
びミラーユニット48が原稿42(載置台13)に沿っ
て移動し、原稿42からの反射光を露光部22に位置す
る感光材料16へ走査露光することができる。また、倍
率を変更して露光する際には、倍率に応じてフィルター
ユニット50及びミラーユニット52が移動されると共
に、前述と同様にランプユニット46及びミラーユニッ
ト48が原稿42に沿って移動して露光部22に位置す
る感光材料16へ走査露光するようになっている。
【0021】一方、スライドユニット160は、リフレ
クタ162、ズームレンズ164、及び、第7反射ミラ
ー166を備えており、リフレクタ162とズームレン
ズ164との間にフィルム原稿44が載置されるように
なっている。また、第7反射ミラー166は、第6反射
ミラー54(第5ミラー70の背面)に対向して位置し
ており、これにより第2光路Yが形成される。
【0022】ここで、露光装置38のミラーユニット5
2について詳述する。図1にはミラーユニット52の全
体構成が斜視図にて示されている。また、図2及び図3
にはこのミラーユニット52の側面図が示されている。
【0023】ミラーユニット52は、前述の如く第1の
ミラーとしての第4ミラー68と、第2のミラーとして
の第5ミラー70とを備えており、互いに90度の相対
角度で対向する状態で共にサブフレーム220に固定さ
れている。サブフレーム220は支軸222によってメ
インフレーム224に回動可能に支持されている。ま
た、サブフレーム220には腕部226が延出されてお
り、メインフレーム224に係合可能である。これによ
り、サブフレーム220の回動位置が制限されるように
なっている。また、支軸222周りにはスプリング22
8が巻装されており、常に腕部226がメインフレーム
224に当接する状態にサブフレーム220を付勢して
いる。ここで、通常の状態では、第4ミラー68はミラ
ーユニット48の第3ミラー66に対向しており、第5
ミラー70は第4ミラー68からの反射光を更に反射す
る構成であり、この第4ミラー68と第5ミラー70と
によって第1光路Xが形成される。一方、スプリング2
28の付勢力に抗してサブフレーム220がメインフレ
ーム224に対して相対回動した場合には、サブフレー
ム220と共に第4ミラー68及び第5ミラー70が第
1光路X上から離脱され、第1光路Xに代えて新たに第
2光路Yが形成される構成である。
【0024】サブフレーム220を回動可能に支持する
メインフレーム224にはラック230が形成されてお
り、図示を省略した歯車移動機構によってメインフレー
ム224(ミラーユニット52)は原稿42(載置台1
3)に沿って移動可能となっている。また、メインフレ
ーム224の移動経路上の機台12の所定位置には、こ
のメインフレーム224に支持されたサブフレーム22
0に対応して、回動手段としての切り換え突起232が
設けられている。この切り換え突起232は、メインフ
レーム224が移動して所定位置に達した際に、サブフ
レーム220に係合可能とされており、メインフレーム
224の移動に伴ってサブフレーム220を押圧して、
サブフレーム220をスプリング228の付勢力に抗し
てメインフレーム224に対し相対回転させことができ
るようになっている。したがって、切り換え突起232
がサブフレーム220を押圧して回動させた状態では、
サブフレーム220と共に第4ミラー68及び第5ミラ
ー70が第1光路X上から離脱されて新たに第2光路Y
が形成される構成である。
【0025】また、画像記録装置10では、露光部22
の側方にスイッチバック部40が設けられており、さら
に、露光部22の下方には水塗布部62が設けられてい
る。感材マガジン14の側方を上昇し露光部22にて露
光された感光材料16は、一旦スイッチバック部40へ
送り込まれた後に、搬送ローラ26の逆回転によって、
露光部22の下方に設けられた搬送経路を経て水塗布部
62へ送り込まれる構成である。
【0026】水塗布部62の側方には熱現像転写部10
4が配置されており、水塗布された感光材料16が送り
込まれるようになっている。
【0027】一方、感材マガジン14の側方の機台12
には受材マガジン106が配置されており、受像材料1
08がロール状に巻取られて収納されている。受像材料
108の画像形成面には媒染剤を有する色素固定材料が
塗布されており、この画像形成面が装置の上方へ向いて
巻き取られている。受材マガジン106の受像材料取出
し口近傍には、ニップローラ110が配置されており、
受材マガジン106から受像材料108を引き出すと共
にそのニップを解除することができる。ニップローラ1
10の側方にはカッタ112が配置されている。
【0028】カッタ112の側方には、感材マガジン1
4の側方に位置して受像材料搬送部180が設けられて
いる。受像材料搬送部180には、搬送ローラ186、
190、114、及びガイド板182が配置されてお
り、所定長さに切断された受像材料108を熱現像転写
部104へ搬送できる。
【0029】熱現像転写部104へ搬送される感光材料
16は、貼り合わせローラ120と加熱ドラム116と
の間に送り込まれ、また、受像材料108は感光材料1
6の搬送に同期し、感光材料16が所定長さ先行した状
態で貼り合わせローラ120と加熱ドラム116との間
に送り込まれて重ね合わせられるようになっている。
【0030】加熱ドラム116の内部には、一対のハロ
ゲンランプ132A、132Bが配置され、加熱ドラム
116の表面を昇温できるようになっている。
【0031】無端圧接ベルト118は、5本の巻き掛け
ローラ134、135、136、138、140に巻き
掛けられており、巻き掛けローラ134と巻き掛けロー
ラ140との間の無端状外側が加熱ドラム116の外周
に圧接されている。
【0032】無端圧接ベルト118の材料供給方向下流
側の加熱ドラム116下部には、屈曲案内ローラ142
が配置されている。屈曲案内ローラ142の材料供給方
向下流側の加熱ドラム116下部には、剥離爪154が
軸によって回動可能に軸支されている。
【0033】剥離爪154によって剥離された感光材料
16は、屈曲案内ローラ142に巻き掛けられ、廃棄感
光材料収容箱178へ集積される。
【0034】屈曲案内ローラ142の側方の加熱ドラム
116近傍には、剥離ローラ174及び剥離爪176が
配置されている。剥離ローラ174および剥離爪176
の下方には受材ガイド170が配置されると共に、受材
排出ローラ172、173、175が配置されており、
剥離ローラ174および剥離爪176によって加熱ドラ
ム116から剥離された受像材料108を案内搬送する
ことができる。
【0035】剥離爪176によって加熱ドラム116の
外周から剥された受像材料108は、受材ガイド170
及び受材排出ローラ172、173、175によって搬
送されてトレイ177へ排出される構成である。
【0036】次に、本第1実施例の作用を説明する。先
ず、通常の反射タイプの原稿42の画像を記録する場合
には、載置台13(透明ガラス板45)に原稿42を載
置し押えカバー15の閉止後に、記録する画像の倍率や
処理枚数等が指定され、スタートの指示があると、画像
処理が開始される。
【0037】すなわち、感材マガジン14がセットされ
た状態で、ニップローラ18が作動され、感光材料16
がニップローラ18によって引き出される。感光材料1
6が所定長さ引き出されると、カッタ20が作動し、感
光材料16が所定長さに切断される。
【0038】カッタ20の作動後は、感光材料16は、
反転されてその感光(露光)面を上方へ向けた状態で露
光部22へ搬送される。この感光材料16の搬送と同時
に露光装置38が作動する。
【0039】露光装置38では、等倍の露光の際には、
ハロゲンランプ56からの光が載置台13に載置された
原稿42へスリット状に照射されながら、ランプユニッ
ト46及びミラーユニット48が原稿42(載置台1
3)に沿って移動される。これにより、原稿42からの
反射光がランプユニット46の第1ミラー58、ミラー
ユニット48の第2ミラー64及び第3ミラー66、フ
ィルターユニット50を経てミラーユニット52へ至
る。
【0040】ミラーユニット52では、第4ミラー68
はミラーユニット48の第3ミラー66に対向してお
り、図2に示す如く、第4ミラー68と第5ミラー70
とによって第1光路Xが形成されている。このため、フ
ィルターユニット50からの光は、ミラーユニット52
の第4ミラー68及び第5ミラー70を経た後に、第6
反射ミラー54によって反射されて、露光部20に位置
する感光材料16へ走査露光される。
【0041】また、倍率を変更して露光する際には、指
定される倍率に応じてフィルターユニット50及びミラ
ーユニット52が第1光路X上の所定の位置へ移動され
ると共に、前述と同様にランプユニット46及びミラー
ユニット48が原稿42に沿って移動して露光部20に
位置する感光材料16へ走査露光される。
【0042】一方、透過式のフィルム原稿44の画像を
記録する場合には、リフレクタ162とズームレンズ1
64との間にフィルム原稿44が載置された後に、前述
と同様に感光材料16の搬送処理等が開始され、さら
に、ミラーユニット52が移動されると共にスライドユ
ニット160が作動される。
【0043】ミラーユニット52が移動されてメインフ
レーム224が所定位置に達すると、切り換え突起23
2がサブフレーム220に係合しメインフレーム224
の移動に伴ってサブフレーム220をスプリング228
の付勢力に抗して押圧し、サブフレーム220がメイン
フレーム224に対し相対回転される。これにより、図
3に示す如く、サブフレーム220(すなわち第4ミラ
ー68と第5ミラー70)が第1光路X上から離脱され
て、第7反射ミラー166が第6反射ミラー54と真に
対向する状態となり、第1光路Xに代えて新たに第2光
路Yが形成される。
【0044】これにより、フィルム原稿44を透過した
画像光は、ズームレンズ164を経た後に第7反射ミラ
ー166から第6反射ミラー54へ至り(すなわち、第
2光路Yを通って第6反射ミラー54へ至り)、露光部
20に位置する感光材料16へ走査露光される。
【0045】露光装置38またはスライドユニット16
0によって露光された後の感光材料16は、一旦スイッ
チバック部40へ送り込まれた後に、搬送ローラ26の
逆回転によって水塗布部62へ送り込まれる。水塗布部
62では、感光材料16に水が塗布され、さらに、スク
イズローラ68によって余分な水が除去されながら水塗
布部62を通過する。さらに、水塗布部62を通過した
後の感光材料16は、スクイズローラ68によって熱現
像転写部104へ送り込まれる。
【0046】一方、感光材料16への走査露光が開始さ
れるに伴って、受像材料108も受材マガジン106か
らニツプローラ110によって引き出されて搬送され
る。受像材料108が所定長さ引き出されると、カッタ
112が作動して受像材料108が所定長さに切断され
る。カッタ112の作動後は、ガイド板182によって
案内されながら搬送ローラ190、186、114によ
って搬送され、熱現像転写部104の直前で待機状態と
なる。
【0047】熱現像転写部104では、感光材料16が
スクイズローラ68によって加熱ドラム116外周と貼
り合わせローラ120との間へ送り込まれたことが検出
されると、受像材料108の搬送が再開されて貼り合わ
せローラ120へ送り込まれると共に、加熱ドラム11
6が作動される。
【0048】この場合、この貼り合わせローラ120と
水塗布部62のスクイズローラ68との間にはガイド板
122が配置されており、スクイズローラ68から送ら
れる感光材料16は確実に貼り合わせローラ120へ案
内される。
【0049】貼り合わせローラ120によって重ね合わ
された感光材料16と受像材料108とは、重ね合わせ
た状態のままで加熱ドラム116と無端圧接ベルト11
8との間で挟持され、加熱ドラム116のほぼ2/3周
(巻き掛けローラ134と巻き掛けローラ140の間)
に渡って搬送される。これにより感光材料16と受像材
料108が加熱され、可動性の色素を放出し、同時にこ
の色素が受像材料108の色素固定層に転写されて画像
が得られる。
【0050】その後、感光材料16と受像材料108と
が挟持搬送され加熱ドラム116の下部に達すると、カ
ム130によって剥離爪154が移動され、受像材料1
08よりも所定長さ先行して搬送される感光材料16の
先端部に剥離爪154が係合して感光材料16の先端部
を加熱ドラム116の外周から剥離させる。さらに、剥
離爪154の復帰移動によってピンチローラ157が感
光材料16を押圧し、これにより、感光材料16はピン
チローラ157によって押圧されながら屈曲案内ローラ
142に巻き掛けられ、下方へ移動され廃棄感光材料収
容箱178内に集積される。
【0051】一方、感光材料16と分離し加熱ドラム1
16に密着されたままの状態で移動する受像材料108
は、剥離ローラ174へ送られ剥離される。
【0052】剥離爪176によって加熱ドラム116の
外周から剥離された受像材料108は、さらに剥離ロー
ラ174に巻き掛けられながら下方へ移動され、受材ガ
イド170に案内されながら受材排出ローラ172、1
73、175によって搬送されてトレイ177へ排出さ
れる。
【0053】このように、画像記録装置10では、反射
タイプの原稿42の画像を記録する際には、サブフレー
ム220に固定された第4ミラー68及び第5ミラー7
0によって第1光路Xが設定され(第4ミラー68及び
第5ミラー70は第1光路Xを形成する位置に保持され
ており)、原稿42からの画像光は第4ミラー68及び
第5ミラー70を介して反射されて、感光材料16に露
光される。
【0054】一方、透過タイプのフィルム原稿44の画
像を記録する際には、ミラーユニット52が移動するこ
とにより、メインフレーム224が所定位置に達した時
点で切り換え突起232がサブフレーム220に係合し
てサブフレーム220がメインフレーム224に対し相
対回転される。これにより、サブフレーム220(すな
わち、第4ミラー68及び第5ミラー70)が第1光路
X上から離脱され、新たに第2光路Yが形成される。
【0055】したがって、単にミラーユニット52(メ
インフレーム224)を移動させることによって第1光
路X及び第2光路Yが容易に設定でき、第1光路Xある
いは第2光路Yを適宜切り換えることで反射タイプの原
稿42及び透過タイプのフィルム原稿44の何れであっ
ても画像を記録することができる。
【0056】また、画像記録装置10では、第1光路X
と第2光路Yとを切り換える際には、従来の画像記録装
置の光路切り換え機構の如く切り換えミラーを単独で移
動させる構成ではなく、サブフレーム220に固定され
た第4ミラー68及び第5ミラー70がサブフレーム2
20と一体的に回動されるため、第1光路Xと第2光路
Yとの切り換え動作に拘わらず第4ミラー68と第5ミ
ラー70との相対角度(90度)が正確に維持され、第
1光路Xを形成する位置に第4ミラー68及び第5ミラ
ー70を高精度に位置決めすることができる。またこの
ため、各部品の制作・組付けが容易になり、さらに、第
4ミラー68及び第5ミラー70を保持するサブフレー
ム220を単にメインフレーム224によって回動可能
に支持するという簡単な構成であるため部品点数も低減
され、大幅にコストの低減を図ることができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る画像記録
装置は、ミラーの位置精度を維持しつつ、簡単な構造で
少ない部品点数により、反射原稿または透過原稿の画像
を記録する場合等の画像光の異なる光路の切り換えを行
うことができ、大幅にコストの低減を図ることができる
という優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る画像記録装置のミラーユ
ニットの全体構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係る画像記録装置のミラーユ
ニットの第1光路形成状態における側面図である。
【図3】本発明の実施例に係る画像記録装置のミラーユ
ニットの第2光路形成状態における側面図である。
【図4】本発明の実施例に係る画像記録装置の概略全体
構成図である。
【符号の説明】
10 画像記録装置 16 感光材料 22 露光部 38 露光装置 42 原稿 44 フィルム原稿 52 ミラーユニット 54 第6反射ミラー 68 第4ミラー(第1のミラー) 70 第5ミラー(第2のミラー) 160 スライドユニット 166 第7反射ミラー 220 サブフレーム 224 メインフレーム 232 切り換え突起(回動手段) X 第1光路 Y 第2光路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿からの画像光を感光材料に露光する
    ための第1光路と第2光路が設けられた画像記録装置で
    あって、 前記第1光路上に位置し前記画像光を反射する第1のミ
    ラーと、 前記第1のミラーに対応して位置し前記第1のミラーか
    らの反射光を更に反射し前記第1のミラーと連係して前
    記第1光路を形成すると共に、前記第1光路上から離脱
    することにより前記第1光路に代えて前記第2光路を形
    成する第2のミラーと、 前記第1のミラー及び第2のミラーを固定的に保持する
    サブフレームと、 前記サブフレームを回動可能に支持すると共に装置本体
    に対し移動可能に設けられたメインフレームと、 前記メインフレームが所定位置に移動した際に前記サブ
    フレームに係合し前記サブフレームをメインフレームに
    対し相対回転させて前記第1光路上から離脱させ前記第
    2光路を形成させるための回動手段と、 を備えたことを特徴とする画像記録装置。
JP22377594A 1994-09-19 1994-09-19 画像記録装置 Pending JPH0887072A (ja)

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