JPH0887049A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH0887049A
JPH0887049A JP6222996A JP22299694A JPH0887049A JP H0887049 A JPH0887049 A JP H0887049A JP 6222996 A JP6222996 A JP 6222996A JP 22299694 A JP22299694 A JP 22299694A JP H0887049 A JPH0887049 A JP H0887049A
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JP
Japan
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external strobe
strobe device
external
camera
data communication
Prior art date
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JP6222996A
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English (en)
Inventor
Shintaro Oshima
慎太郎 大嶋
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイコン内蔵の従来の一眼レフカメラでは外
付けストロボ装置がデータ通信不可能な機種であったり
或は該ストロボ装置の装着状態が不適正であったりして
も撮影者はそれに気付かずにストロボが同調していると
誤認して撮影を行い、失敗写真を作ってしまうことが多
々あった。本発明は改善されたカメラを提供する。 【構成】 本発明のカメラは、カメラ本体1のアクセサ
リーシュー19にストロボ装着検知スイッチ4が設けら
れ、カメラ内CPU2はストロボ内CPU21との相互
通信可能か否かと該スイッチ4の検知結果とに基づいて
ストロボ同調撮影モードかストロボ非同調撮影モードか
を自動選択するので前記のような撮影失敗を起こす危険
性がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外付けストロボ装置等の
アクセサリーを装着するためのアクセサリーシューを具
備するとともに該ストロボ装置の機種や装着状態の適否
や有無に応じて外付けストロボ同調撮影と外付けストロ
ボ非同調撮影のいずれかの撮影モードを選択的に設定す
る機能を有したカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】カメラ本体とカメラ本体に着脱自在な外
部ストロボフラッシュ装置との間でデータ通信を行うカ
メラは、外部ストロボフラッシュ装置とカメラ本体の双
方に複数の電気接点部を有し、その各電気接点を介した
電気信号にてカメラ本体内CPUと外部ストロボフラッ
シュ装置内CPUとの間で様々な情報交換や制御を行う
事によりストロボ使用による特殊な効果を出した写真撮
影や撮影条件の複雑な被写体の撮影を可能としている。
【0003】前述のように構成されているカメラにおい
てはそれぞれの電気接点を介した電気信号の伝達が確実
に行われなくてはならず、その為には外部ストロボフラ
ッシュ装置がカメラ本体のアクセサリーシューに正確に
装着されていることが必要である。
【0004】一方、カメラ本体に対してデータ通信のフ
ォーマットが異なった外部ストロボフラッシュ装置を組
み合わせて使用する場合では、前記の様なデータ通信を
行う事が可能な外部ストロボフラッシュ装置を使用する
場合と比較して設定・操作の点では複雑となり、又、ス
トロボによる特殊な効果を出した撮影等は不可能である
が、低輝度な被写体の光量不足を補う目的としてはその
ようなデータ通信不可能な外部ストロボフラッシュ装置
を使用する事は有効である。
【0005】この場合においても前記データ通信可能な
外部ストロボフラッシュ装置と同様に、少なくともスト
ロボ発光の電気信号の伝達がカメラ本体から確実に行わ
れることが必要であり、その為には外部ストロボフラッ
シュ装置がカメラ本体のアクセサリーシューに正確に装
着されていることが必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来のカメラ
は、外部ストロボフラッシュ装置とのデータ通信を行う
事が可能か不可能かだけの判別(電気的検知)結果に基
づいて外部ストロボフラッシュ同調撮影モードか外部ス
トロボフラッシュ非同調撮影モードかの設定を行なうよ
うに構成されていた。
【0007】又、外部ストロボフラッシュ装置がカメラ
本体のアクセサリーシューに確実に装着されたか否かを
撮影者が確認する手段は非常に不明確かつ不確実なもの
でしかなく、撮影時においても撮影者自身、外部ストロ
ボフラッシュ装置が作動していない状態に気が付かない
まま撮影を続けてしまったり、時にはフィルム現像処理
後に外部ストロボフラッシュ装置が不動作であったこと
に気が付く事も少なくなかった。
【0008】この様な状態にて撮影現像された写真は、
光量不足の暗い写真であったり、長秒時露光による手振
れ状態の写真となってしまうといったことが多かった。
【0009】
【発明の目的】本発明の目的は、上記従来技術の問題点
を解決し、外部ストロボフラッシュ装置(外付けストロ
ボ装置)がカメラのアクセサリーシューに正確に装着さ
れているか否かを自動的に検知するとともに該ストロボ
フラッシュ装置の機種形式や装着の有無に応じて外部ス
トロボ同調撮影か外部ストロボ非同調撮影かを自動選択
する機能を有したカメラを提供することである。
【0010】以下には本発明の目的を請求項毎に記載す
る。
【0011】請求項1の発明は、「外付けストロボ装置
を着脱自在に装着できるアクセサリーシューを具備した
カメラにおいて、該外付けストロボ装置が適正に装着さ
れていない場合に警告を行うための警告音発生手段及び
警告表示手段と、該外付けストロボ装置内の通信手段と
の間でデータ通信を行う機能を有した制御手段と、を有
し、該アクセサリーシューには、該制御手段と該外付け
ストロボ装置内に該通信手段とのデータ通信を可能とす
るための伝送線接続手段と、該外付けストロボ装置の装
着を検知するための装着検知手段と、が配置されてお
り、該制御手段は、該外付けストロボ装置内の該通信手
段との間でのデータ通信が不可能な場合には該装着検知
手段の検知信号に基づいて該外付けストロボ装置が装着
されているか否かを判断し、該外付けストロボ装置が装
着されていると判断した場合には該警告音発生手段及び
該警告表示手段の少なくとも一方により警告を行うとと
もに外付けストロボ非同調撮影モードを選択し、該外付
けストロボ装置内に該通信手段との間でのデータ通信が
不可能な場合には該装着検知手段の検知信号に基づいて
該外付けストロボ装置が装着されているか否かを判断
し、該外付けストロボ装置が装着されていないと判断し
た場合には外付けストロボ非同調撮影モードを選択す
る、という機能を有していることを特徴とするカメラ」
を提供することを目的とする。
【0012】請求項2の発明は、「外つけストロボ装置
を着脱自在に装着できるアクセサリーシューを具備して
いるカメラにおいて、外付けストロボ装置を着脱自在に
装着できるアクセサリーシューを有しているカメラにお
いて、該外付けストロボ装置が適正に装着されていない
場合の警告を行うための警告発生手段及び警告表示手段
と、該外付けストロボ装置内の通信手段との間でデータ
通信を行う機能を有した制御手段と、を有し、該アクセ
サリーシューには、該外付けストロボ装置の装着を検知
するための装着検知手段と、該制御手段と該外付けスト
ロボ装置内の該通信手段との間でのデータ通信を可能と
するための伝送線接続手段と、が配置されており、該制
御手段は、該外付けストロボ装置内の該通信手段との間
でのデータ通信が不可能な場合には該装着検知手段の検
知信号に基づいて該外付けストロボ装置が適正に装着さ
れているか否かを判断し、該外付けストロボ装置が適正
に装着されていないと判断した場合には該警告音発生手
段及び該警告表示手段の少なくとも一方により警告を行
った後に再び該装着検知手段の検知信号から該外付けス
トロボ装置が適正に装着されているか否かを判断し、該
外付けストロボ装置が適正に装着されていると判断した
場合には外付けストロボ同調撮影モードを選択し、該外
付けストロボ装置の装着が不適正か或は該外付けストロ
ボ装置がデータ通信不可能な機種であると判断して外付
けストロボ非同調撮影モードを選択する機能を有してい
ることを特徴とするカメラ」を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用】前記課題を解決
するために請求項1の発明は、「外付けストロボ装置を
着脱自在に装着できるアクセサリーシューを具備したカ
メラにおいて、該外付けストロボ装置が適正に装着され
ていない場合に警告を行うための警告音発生手段及び警
告表示手段と、該外付けストロボ装置内の通信手段との
間でデータ通信を行う機能を有した制御手段と、を有
し、該アクセサリーシューには、該制御手段と該外付け
ストロボ装置内に該通信手段とのデータ通信を可能とす
るための伝送線接続手段と、該外付けストロボ装置の装
着を検知するための装着検知手段と、が配置されてお
り、該制御手段は、該外付けストロボ装置内の該通信手
段との間でのデータ通信が不可能な場合には該装着検知
手段の検知信号に基づいて該外付けストロボ装置が装着
されているか否かを判断し、該外付けストロボ装置が装
着されていると判断した場合には該警告音発生手段及び
該警告表示手段の少なくとも一方により警告を行うとと
もに外付けストロボ非同調撮影モードを選択し、該外付
けストロボ装置内に該通信手段との間でのデータ通信が
不可能な場合には該装着検知手段の検知信号に基づいて
該外付けストロボ装置が装着されているか否かを判断
し、該外付けストロボ装置が装着されていないと判断し
た場合には外付けストロボ非同調撮影モードを選択す
る、という機能を有していることを特徴とするカメラ」
を提供する。
【0014】本発明のカメラによれば、外付けストロボ
装置が装着されていない場合や外付けストロボ装置がカ
メラ内の制御手段との間でデータ通信が不可能な機種で
ある場合には該制御手段が自動的に外付けストロボ非同
調撮影モードを選択するので前記した撮影失敗を起こす
ことなく撮影をすることができる。
【0015】前記課題を解決するために請求項2の発明
は、「外つけストロボ装置を着脱自在に装着できるアク
セサリーシューを具備しているカメラにおいて、外付け
ストロボ装置を着脱自在に装着できるアクセサリーシュ
ーを有しているカメラにおいて、該外付けストロボ装置
が適正に装着されていない場合の警告を行うための警告
発生手段及び警告表示手段と、該外付けストロボ装置内
の通信手段との間でデータ通信を行う機能を有した制御
手段と、を有し、該アクセサリーシューには、該外付け
ストロボ装置の装着を検知するための装着検知手段と、
該制御手段と該外付けストロボ装置内の該通信手段との
間でのデータ通信を可能とするための伝送線接続手段
と、が配置されており、該制御手段は、該外付けストロ
ボ装置内の該通信手段との間でのデータ通信が不可能な
場合には該装着検知手段の検知信号に基づいて該外付け
ストロボ装置が適正に装着されているか否かを判断し、
該外付けストロボ装置が適正に装着されていないと判断
した場合には該警告音発生手段及び該警告表示手段の少
なくとも一方により警告を行った後に再び該装着検知手
段の検知信号から該外付けストロボ装置が適正に装着さ
れているか否かを判断し、該外付けストロボ装置が適正
に装着されていると判断した場合には外付けストロボ同
調撮影モードを選択し、該外付けストロボ装置の装着が
不適正か或は該外付けストロボ装置がデータ通信不可能
な機種であると判断して外付けストロボ非同調撮影モー
ドを選択する機能を有していることを特徴とするカメ
ラ」を提供する。
【0016】本発明のカメラによれば、外付けストロボ
装置が該カメラに不適正に装着されている場合には警告
を発した後に再び装着の適否を判断し、装着が適正で且
つデータ通信が不可能な場合には該外付けストロボ装置
の機種が該カメラとの間でのデータ通信が不可能な機種
であると判断して自動的に外付けストロボ非同調撮影モ
ードを選択するので、前記した撮影失敗を起こすことな
く撮影をすることができる。
【0017】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
【0018】〈実施例1〉図1は本実施例のカメラの電
気的構成の概略図である。
【0019】同図において、1はカメラ本体、20は該
カメラ本体1のアクセサリーシュー19に着脱自在に装
着された外部ストロボフラッシュ装置、30は該カメラ
本体1に着脱自在に装着されたレンズ鏡筒、である。
【0020】カメラ本体1内には、マイクロコンピュー
タ2(以下にはCPU2と記載)、測光センサー8、表
示制御回路9、表示装置10、露光制御回路11、シャ
ッター12、オートフォーカス(AF)用センサ13、
モータ15、モータ15のドライバー(駆動回路)1
4、ミラー駆動装置16、フィルム駆動装置17、警告
音発生装置としてのブザー7、測光及び測距用スイッチ
5、レリーズスイッチ6、が設けられている。また、カ
メラ頂部のアクセサリーシュー19には外部ストロボフ
ラッシュ装置20内のマイクロコンピュータ21(以下
にはCPU21と記載)とカメラ本体1内のCPU2と
の電気的接続のための通信接点3が配置されるとともに
該ストロボフラッシュ装置の装着検知のための装着検知
スイッチ4が配置されている。更に、カメラ本体1の前
面のマウントにはレンズ鏡筒30内のCPU31とカメ
ラCPU2との電気的接続のための通信接点18が設け
られている。
【0021】レンズ鏡筒30内には、撮影光学系35
(フォーカスレンズ及び変倍レンズを含む)を駆動する
モータ34、絞り装置38を駆動するモータ37、該モ
ータ34を駆動するドライバー(駆動回路)33、モー
タ37を駆動するドライバー(駆動回路)36、が収容
されている。
【0022】また、外部ストロボフラッシュ装置20内
には、CPU21、発光装置23、発光用コンデンサ2
4、等が収容されている。
【0023】図3及び図4に本実施例のカメラ及び外部
ストロボフラッシュ装置の相互装着部の断面概略図を示
す。
【0024】図3は外部ストロボフラッシュ装置20が
カメラ本体1に未装着の状態を示しており、アクセサリ
ーシュー19はカメラ本体1の上部に一体的に構成さ
れ、このアクセサリーシュー19に外部ストロボフラッ
シュ装置20のアクセサリーシュー装着部20aをスラ
イドさせながら装着をおこなう。ストロボ装置検知レバ
ー4cはアクセサリーシュー装着部20aが挿入された
ことをストロボ装置検知スイッチ(以下にはSWと記
載)4の接片4aを撓ませてストロボ装置検知SW接片
4bと短絡することによりCPU2に信号を伝達する物
であり、そのストロボ装置検知レバー4cの一部が突出
する為にアクセサリーシュー19の装着面とカメラ1の
一部には穴がある。
【0025】図4は外部ストロボフラッシュ装置20が
カメラ本体1に不完全な状態で装着されている事を示し
ており、ストロボ装置検知レバー4cはアクセサリーシ
ュー装着部20aに押されてストロボ装置検知SW接片
4aと4bを短絡した状態であるが、カメラ側の通信接
点3と外部ストロボフラッシュ側通信接点22は非接触
状態である為、CPU2とCPU21の通信は不可能で
ある。しかしながらこの様な状態においても本実施例の
カメラによれば、ストロボ装置検知SWのオン状態をC
PU2が検知していることからカメラの表示装置及びブ
ザーによる警告によって撮影者は外部ストロボ装置が正
しく装着されていない事を撮影前に認識することが可能
となる。
【0026】以下にカメラ各部の動作の概略を説明す
る。
【0027】カメラ本体1内のレリーズ釦を半押しする
と測光測距スイッチ5(以下にはスイッチをSWと記
載)がオンとなり、更にレリーズ釦を押し込むとレリー
ズSW6がオンとなる。
【0028】測光測距SW5のオン信号がCPU2に送
られると、CPU2と外部ストロボフラッシュ装置内部
のCPU21はカメラ側の接点3と外部ストロボフラッ
シュ装置側の接点22を介しお互いにデータ通信を行
う。
【0029】又、レンズ鏡筒30内部のCPU31もカ
メラ内部のCPU2とカメラ側の接点18とレンズ鏡筒
側の接点32を介しお互いにデータ通信を行う。
【0030】ストロボ装置検知SW4は外部ストロボフ
ラッシュ装置20がカメラ本体1に装着されているとオ
ンとなりCPU2に信号を送る。
【0031】CPU2は測光センサ8とAFセンサ13
からの信号を受けAE測光値とAF測距値の演算を行な
い、それぞれの演算結果はカメラ側の接点18とレンズ
鏡筒30側の接点32を介してレンズ鏡筒30内部のC
PU31にデータを送信し、AE測光値の演算結果は表
示制御回路9を通じて表示装置10に表示する。
【0032】CPU31はAF測距値の演算結果に基づ
き、ドライバー33によりモータ34を駆動しレンズ3
5を所定位置まで移動する。
【0033】CPU2は被写体がピント合焦状態になっ
た事を撮影者に知らせる為にブザー7からブザー音を発
生し、又は、表示装置10に所定の表示をする。
【0034】レリーズSW6のオン信号がCPU2に送
られると、ドライバー14によりモータ15が駆動しミ
ラー駆動装置16によりミラーをアップさせる。
【0035】CPU31はAE測光値の演算結果に基づ
き、ドライバー36によりモータ37駆動し絞り38を
所定量まで絞り込む。
【0036】CPU2は露光制御回路9を通じてシャッ
ター12の先幕を走行制御させ露光を開始させると同時
に、カメラ側の接点3、外部ストロボフラッシュ装置2
0側の接点22を介しCPU21にストロボ発光の信号
を送る。CPU21は発光装置23を制御しコンデンサ
ー24に蓄えられている電荷によりストロボ発光する。
【0037】CPU2は露光制御回路9を通じてシャッ
ター12の後幕を走行制御させ露光を終了後、ドライバ
ー14によりモータ15が駆動しミラー駆動装置16に
よりミラーをダウンさせ、更にフィルム駆動装置17に
よりフィルムを巻き上げ、撮影が終了する。
【0038】次に図2のフローチャートに従ってCPU
2の動作を説明する。
【0039】〈ステップ101〉 CPU2は測光測距
SW5がオンになっていることを検出すると、ステップ
102に進む。
【0040】〈ステップ102〉 CPU2は接点3、
接点22を通じて外部ストロボフラッシュ装置20内の
CPU21に対しデータ通信を行い、データ通信が正常
に行われた場合にはステップ103のストロボ同調モー
ドに進み、データ通信が正常に行われなかった場合には
ステップ120に進む。
【0041】〈ステップ103〉 CPU2はシャッタ
ー12のTV値をストロボ撮影に同調可能な秒時以下に
設定する。
【0042】〈ステップ104〉 CPU21はコンデ
ンサー24に対してストロボ発光の為の充電を開始す
る。
【0043】〈ステップ105〉 CPU2は測光セン
サ8から被写体のAE測光データを受けAE測光値の演
算を行う。
【0044】〈ステップ106〉 CPU2はAFセン
サ13からのAF測距データを受けてAF測距値の演算
を行う。
【0045】〈ステップ107〉 CPU2はAF測距
値とAE測光値の演算結果を、接点18、接点32を介
してレンズ鏡筒30のCPU31へ送信し、CPU31
はAF測距値を基にドライバー33を介してモータ34
を駆動し撮影光学系のレンズ35を所定量移動させる。
【0046】〈ステップ108〉 CPU2は撮影者に
各装置が撮影準備が完了したことを知らせる為に、スト
ロボの充電完了、レンズ駆動の完了、撮影レンズ絞り
値、シャッターTV値の各状態を表示制御回路9を通じ
て表示装置10に所定の表示を行ない、又ここでブザー
の発音を同時に行っても良い。
【0047】〈ステップ109〉 CPU2はレリーズ
SW6がオンになっていることを検出するとステップ1
10へ進み、オフの場合にはステップ101へ進む。
【0048】〈ステップ110〉 CPU2はドライバ
ー14を介してモータ15を駆動しミラー駆動装置16
によりミラーアップ動作を行う。
【0049】〈ステップ111〉 CPU31はドライ
バー36を介してモータ37を駆動し絞り38を所定量
絞り込み動作を行う。
【0050】〈ステップ112〉 CPU2は露光制御
回路11を通じてシャッター12の先幕を駆動させる。
【0051】〈ステップ113〉 CPU21は発光装
置23を制御しコンデンサー24に蓄えられている電荷
によりストロボ発光をする。
【0052】〈ステップ114〉 CPU2は露光制御
回路11を通じてシャッター12の後幕を駆動させる。
【0053】〈ステップ115〉 CPU2はドライバ
ー14を介してモータ15を駆動しミラー駆動装置16
によりミラーダウン動作を行い、ミラーダウンを完了後
フィルム駆動装置17によりフィルムを一駒巻き上げ、
撮影が終了しステップ101に戻る。
【0054】一方、ステップ102でデータ通信が正常
に行われなかった場合のステップ120においてCPU
2はメカ的にアクセサリーシューに外部ストロボ装置が
装着されているかを検知する為にストロボ装置検知SW
4の状態を確認し、オンの場合にはステップ121に進
み、オフの場合にはステップ122に進む。ここでスト
ロボ装置検知SW4がオンの場合は、ストロボが不完全
装着状態であるか又はカメラ側との通信手段を持たない
非専用ストロボ装置を装着しているかのいずれかの状態
である。
【0055】〈ステップ121〉 CPU2は撮影者に
対し警告を促す為に表示制御回路9を通じて表示装置1
0に所定の警告表示動作またはブザー7の発音動作、も
しくはその両方の動作を行う。
【0056】〈ステップ122〉 ストロボ非同調モー
ドに進む。このモードではストロボを使用しない通常の
ストロボ非同調(AE撮影)モードとなる。しかし、こ
のモードでもカメラ本体と通信機能を持たない非専用ス
トロボを正確に装着していればストロボの発光そのもの
は問題なく行える事は言うまでもない。
【0057】ステップ123〜132の各動作内容はス
テップ105〜115のステップ113を除いた動作と
同一である。
【0058】〈第2実施例〉図5は第2実施例のカメラ
の機能を示したフローチャートである。ステップ201
〜232の各動作は前記第1実施例にて説明した図2に
おけるステップ101〜132の動作と同一であるので
ステップ240〜243についてのみ説明をする。
【0059】〈ステップ240〉 CPU2はステップ
223にて処理したAE測光の演算値から現在のシャッ
ター秒時及び撮影レンズの絞りの設定値に対し被写体の
輝度値が満足しているか否かを所定のプログラム線図に
基づいて判断する。例えば図7に示した非ストロボ撮影
時のプログラム線図をCPU2内に記憶し置く事で判断
は可能であるが、プログラム線図はこれに限定する物で
はない。被写体輝度値が満足していればステップ224
に進み、被写体輝度が暗く光量不足となる場合にはステ
ップ241に進む。
【0060】〈ステップ241〉 CPU2は再びステ
ップ202と同様に接点3、接点22を通じて外部スト
ロボフラッシュ装置20内のCPU21に対しデータ通
信を行う。ここではステップ221において外部ストロ
ボフラッシュ装置の不完全装着に対する警告表示、警告
音によって撮影者が不完全装着を認識し修復処理を行っ
た場合に、ストロボ同調モードに移行することを可能と
している。データ通信が正常に行われた場合にはステッ
プ203のストロボ同調モードに進み、データ通信が正
常に行われなかった場合にはステップ242に進む。
【0061】〈ステップ242〉 CPU2はステップ
220と同様にアクセサリーシューに外部ストロボ装置
が装着されているかを再び検知する為にストロボ装置検
知SW4の状態を確認し、オンの場合にはステップ24
3に進み、オフの場合にはステップ224に進む。
【0062】〈ステップ243〉 CPU2は撮影者に
対し更に警告を促す為に表示制御回路9を通じて表示装
置10に所定の警告表示動作またはブザー7の発音動
作、もしくはその両方の動作を行う。
【0063】第2実施例においては、一度ストロボ非同
調モードに入り被写体の測光値から、輝度不足の状態の
場合は再度外部ストロボフラッシュ装置の通信チェック
を行い撮影者が外部ストロボフラッシュ装置の不完全装
着を認識し修復処理を行った場合には、ストロボ同調モ
ードに移行することが可能となり、外部ストロボフラッ
シュ装置未使用による失敗写真の確率を更に少なくする
事になる。又、ステップ242とステップ243の動作
については必ずしも必要ではなく省略しても、前記と同
様の効果が得られる。
【0064】〈発明と実施例との対応〉請求項1及び2
において、「警告音発生手段」は実施例のブザー7、
「警告表示手段」は実施例の表示装置10及び表示制御
回路、「制御手段」は実施例のCPU2、にそれぞれ該
当する。
【0065】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、外付けストロ
ボ装置が装着されていない場合や外付けストロボ装置が
カメラ内の制御手段との間でデータ通信が不可能な機種
である場合には該制御手段が自動的に外付けストロボ非
同調撮影モードを選択するので前記した撮影失敗を起こ
すことなく撮影をすることができる。
【0066】請求項2の発明によれば、外付けストロボ
装置が該カメラに不適正に装着されている場合には警告
を発した後に再び装着の適否を判断し、装着が適正で且
つデータ通信が不可能な場合には該外付けストロボ装置
の機種が該カメラとの間でのデータ通信が不可能な機種
であると判断して自動的に外付けストロボ非同調撮影モ
ードを選択するので、前記した撮影失敗を起こすことな
く撮影をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して構成されたカメラの制御系の
概要を示す概略図。
【図2】本発明の第一実施例のカメラの制御手段の機能
及び該カメラの動作を示したフローチャート。
【図3】本発明のカメラにおける外付けストロボ装置と
カメラ本体との相互装着部の概略構造を示した図で、該
ストロボ装置の装着がまだ行われていない状態を示した
図。
【図4】カメラ本体に対して該ストロボ装置の装着が不
適正に行われている状態を示した図。
【図5】本発明の第二実施例のカメラの制御手段の機能
とカメラの動作とを示したフローチャート。
【図6】本発明のカメラにおけるストロボ同調モードの
プログラム線図。
【図7】本発明のカメラにおけるストロボ非同調モード
のプログラム線図。
【符号の説明】
1…カメラ本体 2,21,31
…CPU 3,18,22,32…接点 4…外部ストロボ装置装着検知スイッチ 5…測光測距スイッチ 6…レリーズス
イッチ 7…ブザー 23…発光装置 24…コンデンサー 35…撮影光学
系 38…絞り装置 20…外部スト
ロボフラッシュ装置 30…レンズ鏡筒 19…アクセサ
リーシュー 4c…ストロボ装置検知レバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外付けストロボ装置を着脱自在に装着で
    きるアクセサリーシューを具備したカメラにおいて、 該外付けストロボ装置が適正に装着されていない場合に
    警告を行うための警告音発生手段及び警告表示手段と、
    該外付けストロボ装置内の通信手段との間でデータ通信
    を行う機能を有した制御手段と、を有し、 該アクセサリーシューには、該制御手段と該外付けスト
    ロボ装置内に該通信手段とのデータ通信を可能とするた
    めの伝送線接続手段と、該外付けストロボ装置の装着を
    検知するための装着検知手段と、が配置されており、 該制御手段は、該外付けストロボ装置内の該通信手段と
    の間でのデータ通信が不可能な場合には該装着検知手段
    の検知信号に基づいて該外付けストロボ装置が装着され
    ているか否かを判断し、該外付けストロボ装置が装着さ
    れていると判断した場合には該警告音発生手段及び該警
    告表示手段の少なくとも一方により警告を行うとともに
    外付けストロボ非同調撮影モードを選択し、 該外付けストロボ装置内に該通信手段との間でのデータ
    通信が不可能な場合には該装着検知手段の検知信号に基
    づいて該外付けストロボ装置が装着されているか否かを
    判断し、該外付けストロボ装置が装着されていないと判
    断した場合には外付けストロボ非同調撮影モードを選択
    する、という機能を有していることを特徴とするカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 外付けストロボ装置を着脱自在に装着で
    きるアクセサリーシューを有しているカメラにおいて、 該外付けストロボ装置が適正に装着されていない場合の
    警告を行うための警告発生手段及び警告表示手段と、該
    外付けストロボ装置内の通信手段との間でデータ通信を
    行う機能を有した制御手段と、を有し、 該アクセサリーシューには、該外付けストロボ装置の装
    着を検知するための装着検知手段と、該制御手段と該外
    付けストロボ装置内の該通信手段との間でのデータ通信
    を可能とするための伝送線接続手段と、が配置されてお
    り、 該制御手段は、該外付けストロボ装置内の該通信手段と
    の間でのデータ通信が不可能な場合には該装着検知手段
    の検知信号に基づいて該外付けストロボ装置が適正に装
    着されているか否かを判断し、該外付けストロボ装置が
    適正に装着されていないと判断した場合には該警告音発
    生手段及び該警告表示手段の少なくとも一方により警告
    を行った後に再び該装着検知手段の検知信号から該外付
    けストロボ装置が適正に装着されているか否かを判断
    し、該外付けストロボ装置が適正に装着されていると判
    断した場合には外付けストロボ同調撮影モードを選択
    し、該外付けストロボ装置の装着が不適正か或は該外付
    けストロボ装置がデータ通信不可能な機種であると判断
    して外付けストロボ非同調撮影モードを選択する機能を
    有していることを特徴とするカメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008244676A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Ricoh Co Ltd 撮像装置、専用外部装置および撮像システム。
JP2017126982A (ja) * 2015-12-30 2017-07-20 松翰科技股▲ふん▼有限公司 検出装置及び光学検出モジュール

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CN107025454A (zh) * 2015-12-30 2017-08-08 松翰科技股份有限公司 感测装置及光学感测模块

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