JP2008244676A - 撮像装置、専用外部装置および撮像システム。 - Google Patents
撮像装置、専用外部装置および撮像システム。 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008244676A JP2008244676A JP2007080382A JP2007080382A JP2008244676A JP 2008244676 A JP2008244676 A JP 2008244676A JP 2007080382 A JP2007080382 A JP 2007080382A JP 2007080382 A JP2007080382 A JP 2007080382A JP 2008244676 A JP2008244676 A JP 2008244676A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- external device
- general
- imaging
- mounting portion
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Accessories Of Cameras (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
Abstract
【解決手段】 このEVFユニット6は、ホットシューに装着するためのシュー着脱部13と、カメラ側に設けたEVF用コネクタ部に挿入・引抜が可能で、カメラ側からの電源供給、各種信号の授受を行う本体接続用コネクタ部14を有している。シュー着脱部13をカメラ側のホットシューに装着しつつ、本体接続用コネクタ部14をカメラ側のEVF用コネクタに挿入することで、機械的および多数の端子との電気的接続が実現される。
【選択図】 図2
Description
このアクセサリーシューは、大型の外部ストロボの装着に耐え得る強度を有しており、そういう意味では、外部装置の装着部としては非常に有用である。
最近は、このアクセサリーシューを用いてストロボ装置以外の外部装置やアダプタを装着する例が増えてきている。
例えば、特許文献1(特開2000−241865号公報)においては、アクセサリーシューにファインダ接眼補正レンズを装着し、特許文献2(特開2001−271684号公報)においては、アクセサリーシューを使って、ディジタルカメラと銀塩カメラを装着し、特許文献3(特開2002−350972号公報)においては、アクセサリーシューに、GPSユニットを装着し、特許文献4(特開2003−315906号公報)においては、アクセサリーシューにメモホルダーを装着している。
従来のアクセサリーシューは、ストロボ装置のような照明装置や光学式距離計、光学式のファインダなどカメラの付属品を取り付けるための座金である。
特に、ホットシューと称されるアクセサリーシューは、ノンコードでシンクロ撮影ができるように、ストロボ装置のトリガー接点(通常、「X接点」と称している)と直接、接続する発光信号接点とグランド接点を有しているが、電気的接続要素は、2本にすぎない。
ところが、特許文献1〜4に記載された外部装置は、カメラ本体との信号の授受や電源の供給などのため多数の電気的接続ピンを備える必要がある。
そこで、上記汎用外部装置が装着されるアクセサリーシューへの接続だけでは、多数の信号線を介した信号の授受が行い得ないような所定の外部装置は、ここでは、専用外部装置と称することとする。
このような専用外部装置として、例えば電子ビューファインダ(略して、「EVF」と称されている)の場合、ピン構成としては、例えば、制御用のシリアル・インターフェイス・ピン4本、電源ピン2本、グランドピン2本、データ通信ピン12本等、合計20本前後の接続ピンが必要となる。
3本以上の複数の接点端を備えたアクセサリー装置として、特許文献5(特許第3763311号公報)に記載のものがあるが、せいぜい6本程度の端子数のものしかなく、上述したような20本前後の接続ピンが必要となる電子ビューファインダの装着には到底対応することができない。
即ち、上記特願2006−252739号に係る発明(以下「先願に係る発明」という)は、撮像装置と、該撮像装置へ汎用外部装置をスライド装着するための汎用外部装置装着部に対して着脱可能なアダプタと、該アダプタを介して前記汎用外部装置装着部へ装着可能な専用外部装置とを有する撮像システムであって、
前記アダプタは、前記汎用外部装置装着部とは異なる装着方向で、前記専用外部装置をスライド装着可能な専用外部装置装着部を有し、
前記専用外部装置は、前記撮像装置に配置された通信コネクタへの接続方向と、前記専用外部装置装着部への装着方向とが同一方向であることを特徴とする撮像システムである。
しかしながら、この先願に係る発明における画像入力システムは、アダプタの装着という手間がかかり、操作性としては改善の余地がある。
そこで、本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、既に撮像装置に配置されている汎用外部装置装着部に対する装着方向と電気的接続の方向が同一方向で、専用外部装置との機械的接続と電気的接続とを同一の操作で行え、しかもその接続のために別途アダプタを装着するというような煩わしさのない撮像装置、専用外部装置および撮像システムを提供することを目的としている。
前記汎用外部装置とは別の所定の専用外部装置を前記汎用外部装置装着方向と同じ方向に挿入・引抜が可能であって、該挿入により前記専用外部装置との電気的接続を実現する専用外部装置用コネクタ部を前記汎用外部装置装着部の直下に配置したことを特徴としている。
請求項2に記載した発明に係る撮像装置は、前記専用外部装置用コネクタ部が、前記撮像装置本体に対して、挿抜方向に直角な面方向について自由度をもって固定されていることを特徴としている。
請求項3に記載した発明に係る撮像装置は、前記汎用外部装置装着部が、ストロボ装置を装着するためのシューであることを特徴としている。
請求項4に記載した発明に係る撮像装置は、前記汎用外部装置装着部に対し、着脱可能であって、前記汎用外部装置装着部に装着した状態において、前記汎用外部装置装着部を覆うと共に前記専用外部装置用コネクタ部の開口を同時に覆う形状をなしたキャップ部材を備えることを特徴としている。
請求項6に記載した発明に係る撮像装置は、前記装着検出部が、前記専用外部装置の装着状態を検出できている状態でのみ、前記専用外部装置用コネクタ部に対して電気的信号や電源電流を供給することを特徴としている。
請求項7に記載した発明に係る撮像装置は、前記装着検出部により前記専用外部装置が装着されていることを検出できている状態において、定期的に前記装着検出を実施し、装着検出が途切れた場合には即座に所定のシーケンスで前記専用外部装置用コネクタ部への電気的な接続を遮断することを特徴としている。
請求項8に記載した発明に係る撮像装置は、前記専用外部装置が、電子式のファインダ装置であることを特徴としている。
請求項9に記載した発明に係る専用外部装置は、上述した目的を達成するために、撮像装置の汎用外部装置装着部に対して着脱可能な撮像装置装着部を略下面に有し、前記撮像装置装着部の装着方向と同じ方向の挿入・引抜が可能であって、前記挿入により電気的接続を実現する撮像装置用コネクタ部を前記撮像装置装着部よりもさらに下方から前方方向に向け突出させて配置したことを特徴としている。
請求項11に記載した発明に係る専用外部装置は、前記撮像装置の前記汎用外部装置装着部が、汎用ストロボ装置を装着するためのシューであり、
前記専用外部装置の前記撮像装置装着部は、前記汎用ストロボ装置の装着部形状と略同等の形状をしていることを特徴としている。
請求項12に記載した発明に係る専用外部装置は、前記撮像装置に装着していない状態において、
前記撮像装置装着部に装着可能であって、
前記撮像装置装着部への装着状態において前記該突出したコネクタ部全体を覆う形状をなしているキャップ部材を備えることを特徴としている。
請求項14に記載した発明に係る専用外部装置は、前記可動凸部を凸で無い状態に変化させるための操作部を自身の背面側に設けたことを特徴としている。
請求項15に記載した発明に係る専用外部装置は、前記専用外部装置が、電子式のファインダ装置であることを特徴としている。
請求項16に記載した発明に係る撮像システムは、上述した目的を達成するために、汎用外部装置を着脱するための汎用外部装置装着部を本体上面に有する撮像装置と、前記汎用外部装置装着部に装着することに連動して前記撮像装置と機構的且つ電気的な接続を実現する専用外部装置と、を有する撮像システムにおいて、
前記撮像装置は、前記専用外部装置を前記汎用外部装置装着方向と同じ方向に挿入・引抜が可能であって、挿入位置に対応させ且つ前記汎用外部装置装着部の直下に専用外部装置用コネクタ部を配置してなり、
前記専用外部装置は、前記撮像装置の前記汎用外部装置装着部に対して着脱可能な撮像装置装着部を略下面に有し、前記撮像装置装着部を前記汎用外部装置装着部に装着した際、前記撮像装置の前記専用外部装置用コネクタ部と接触し、電気的接続を実現する撮像装置用コネクタ部を前記撮像装置装着部よりもさらに下方から前方方向に向けて突出させて配置してなることを特徴としている。
即ち、請求項1に記載の発明によれば、汎用外部装置を着脱するための汎用外部装置装着部を本体上面に有し、
前記汎用外部装置とは別の所定の専用外部装置を前記汎用外部装置装着方向と同じ方向に挿入・引抜が可能であって、該挿入により前記専用外部装置との電気的接続を実現する専用外部装置用コネクタ部を前記汎用外部装置装着部の直下に配置することにより、汎用外部装置装着部への装着方向と電気的接続の方向が同一方向で、専用外部装置との機械的接続と多数の接点間の電気的接続とを同一操作で行え、しかも別途アダプタの装着が不要であり極めて操作性に優れ、また、機械的、電気的に信頼性の高い撮像装置を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、前記汎用外部装置装着部は、ストロボ装置を装着するためのシューであるので、一般的に撮像装置に搭載されることが多いシューを活用することにより、撮像装置の外装に余計な装着機構を設けることなく専用外部装置を着脱可能に構成し得る撮像装置を提供することができる。
請求項4に記載の発明によれば、前記汎用外部装置装着部に対し、着脱可能であって、前記汎用外部装置装着部に装着した状態において、前記汎用外部装置装着部を覆うと共に前記専用外部装置用コネクタ部の開口を同時に覆う形状をなしたキャップ部材を備える構成としたので、このキャップ部材によって、専用外部装置用コネクタ部の開口を同時に覆うことにより、専用外部装置未使用時に上記コネクタ部を保護することが可能となり、煩雑感のあるコネクタ部を隠すことで、意匠的にも向上させ得る撮像装置を提供することができる。
請求項6に記載の発明によれば、前記装着検出部が、前記専用外部装置の装着状態を検出できている状態でのみ、前記専用外部装置用コネクタ部に対して電気的信号や電源電流を供給するように構成したので、所定外の外部装置が装着された場合等の故障を低減させ得る撮像装置を提供することができる。
請求項7に記載の発明によれば、前記装着検出部により前記専用外部装置が装着されていることを検出できている状態において、定期的に前記装着検出を実施し、装着検出が途切れた場合には即座に所定のシーケンスで前記専用外部装置用コネクタ部への電気的な接続を遮断する構成としたので、ロック機構の検出とシューからの取り外しのタイムラグを利用することにより、撮像装置側から安全に外部装置の電源を切ることが可能な撮像装置を提供することができる。
請求項9に記載の発明によれば、撮像装置の汎用外部装置装着部に対して着脱可能な撮像装置装着部を略下面に有し、前記撮像装置装着部の装着方向と同じ方向の挿入・引抜が可能であって、前記挿入により電気的接続を実現する撮像装置用コネクタ部を前記撮像装置装着部よりもさらに下方から前方方向に向け突出させて配置したので、既に配置されている汎用外部装置装着部への装着方向と電気的接続の方向が同一方向で、撮像装置との機械的接続と多数の接点間の電気的接続とを一つの装着動作で行え、しかも別途アダプタの装着が不要であり極めて操作性に優れ、また、機械的、電気的に信頼性の高い接続構造を具備した専用外部装置を提供することができる。
請求項10に記載の発明によれば、前記撮像装置用コネクタ部は、前記専用外部装置本体に対して、挿抜方向に直角な面方向について自由度をもって固定されていることにより、自由度を持たせ(=フローティングさせ)、機械的接続部と電気的接続部の位置ずれを吸収して確実な電気的接続を確保するとともに、撮像装置と専用外部装置の間に捩り等の負荷が加わった場合にも安定した電気的接続を維持することが可能な専用外部装置を提供することができる。
前記専用外部装置の前記撮像装置装着部は、前記汎用ストロボ装置の装着部形状と略同等の形状をしているので、一般的に撮像装置に搭載されることが多いシューを活用することにより、撮像装置の外装に余計な装着機構を設けることなく専用外部装置を着脱可能に構成し得る専用外部装置を提供することができる。
請求項12に記載の発明によれば、前記撮像装置に装着していない状態において、前記撮像装置装着部に装着可能であって、
前記撮像装置装着部への装着状態において前期突出したコネクタ部全体を覆う形状をなしているキャップ部材を備えているので、前記キャップ部材によって、コネクタ部全体を同時に覆うことにより、撮像装置への未装着時にコネクタ部を保護することが可能であり、煩雑感のあるコネクタ部を隠すことで、意匠的にも向上させ得る専用外部装置を提供することができる。
請求項14に記載の発明によれば、前記可動凸部を凸で無い状態に変化させるための操作部を自身の背面側に設けたことにより、取り外し時の操作性を低下させずに内部構造物との効率的なスペース共存が可能であり、大きさと操作性の両立が可能となる専用外部装置を提供することができる。
請求項15に記載の発明によれば、前記専用外部装置は、電子式のファインダ装置であることにより、最適な撮像装置と専用の電子式のファインダ装置とのシステムを構成することが可能な専用外部装置を提供することができる。
前記撮像装置は、前記専用外部装置を前記汎用外部装置装着方向と同じ方向に挿入・引抜が可能であって、挿入位置に対応させ且つ前記汎用外部装置装着部の直下に専用外部装置用コネクタ部を配置してなり、
前記専用外部装置は、前記撮像装置の前記汎用外部装置装着部に対して着脱可能な撮像装置装着部を略下面に有し、前記撮像装置装着部を前記汎用外部装置装着部に装着した際、前記撮像装置の前記専用外部装置用コネクタ部と接触し、電気的接続を実現する撮像装置用コネクタ部を前記撮像装置装着部よりもさらに下方から前方方向に向けて突出させて配置してなることにより、既に配置されている汎用外部装置装着部への装着方向と電気的接続の方向が同一方向で、撮像装置との機構的接続と多数の接点間の電気的接続とを一つの装着動作で行え、しかも別途アダプタの装着が不要であり極めて操作性に優れ、また、機械的、電気的に信頼性の高い接続構造を具備した専用外部装置と、撮像装置からなる撮像システムを提供することができる。
図1は、本発明の撮像装置としてのディジタルカメラ(以下「カメラ」と略称する)の外観を背面側から見た斜視図である。
図2は、本発明に係る専用外部装置としての電子式ファインダまたは電子ビューファインダ(Electronic View Finder:以下、「EVFユニット」と略称する)の外観を示す斜視図で、このうち、(a)は、背面側斜め方向から見たEVFユニットの斜視図、(b)は、前面側斜め方向から見たEVFユニットの斜視図である。
図3は、本発明に係るカメラにEVFユニットを装着した状態を背面側から見た斜視図である。
先ず、図1において、カメラ1の上面には、汎用の外部ストロボを装着するための汎用外部装置装着部としてのホットシュー2(またはアクセサリーシュー。以下に単に「シュー」と称することとする)を有しており、ストロボ発光制御のためのX接点2aがシュー2の中央に配置されている。このX接点2aの近傍であって前方寄りの部分には、後に詳しく説明するEVFロック穴10が形成されている。
カメラ1の背面側のシュー2の直下には、後述するEVFユニット6の撮像装置用コネクタ部の挿入・引抜がなされる専用外部装置用コネクタ部3(以下「EVF用コネクタ部」と略称する)が配設された開口3aが形成されている。
カメラ1の上面の右端寄りには、シャッタレリーズ釦4が配設され、さらに背面側には液晶モニタ5が設けられている。
図4において、カメラ1の上面には、上述した汎用外部装置装着部としてのシュー2が配置され、その直下に専用外部装置用コネクタ部としてのEVF用コネクタ部3が配置され、X接点2aの前方側近傍には、EVFユニット6のロック爪の突起部が嵌合するEVFロック穴10が形成され、さらに、そのEVFロック穴10の下部に対応するように、検出レバー装着検知部としての検出スイッチ11が設けられ、その検出スイッチ11の上部には、検出レバー12が回動可能に設けられている。
この本体接続用コネクタ部14は、図には現れていないが多数(この例の場合、22本)の接片(またはピン)を介して電気信号の授受が可能となるものである。
この接片(ピン)の本数は、適宜増減できる。
EVFユニット6には、さらに、自身の背面側に突出するようにして、ロック解除ボタン15が備えられており、その具体的な構成と作用を図7および図8に基づいて、説明する。図7および図8に、拡大して詳しく示すように、ロック手段16は、長手のアーム部16bの先端に鉤状の可動の凸部としてのロック爪16aを有し、短手のアーム部16cの先端(下端)にテーパーが形成されたテーパー部を形成された被押圧部16dを有し、長手のアーム部16bと短手のアーム部16cとの連接点近傍に回動軸16eを有する。そして、このロック手段16は、EVFユニット6の本体部に回動軸16eを中心として所定角度範囲で回動可能なるように配設されており、図示しないばね部材によって、ロック手段16全体が反時計方向に付勢されているので、ロック爪16aは、図2(b)、図5、図6等に示すようにシュー着脱部13の下面より常時突出し、いわゆる凸部の状態となっている。
そして、ロック手段16に関しては、図6に示すように先端の凸部としてのロック爪16aがばね付勢力を受けて、シュー2に形成したEVF用ロック穴10に嵌入し、その先端で検出レバー12を押動し、検出レバー12を介して検出スイッチ11を押動するので、EVFユニット6のカメラ1への装着が完全に且つ正常に行われたことを認識することができる。
この装着検出部としての検出スイッチ11の例えば、オン動作により、図示しない制御部がカメラ1から、EVFユニット6への電源供給、表示ユニット9への表示駆動制御、各種制御等の指令が開始されることになる。
一方、このように装着されているカメラ1とEVFユニット6を離脱する状態につき説明する。
このとき、それまでロック爪16aの先端で押圧されていた押圧力が除去されるため、検出レバー12が所定量反時計方向に回動することにより、検出スイッチ11は、EVFユニット6が取り外されたことあるいは少なくともロック爪16aがEVFロック穴から外された状態にあることを認識する。
また、図示しない制御部は、装着検出部としての検出スイッチ11により、EVFユニット6が装着(正常位置への装着)されているか否かを定期的にチェックを行い、装着検出が途切れた場合、(検出スイッチ11のOFF状態を検出した場合)、即座に所定のシーケンスでEVF用コネクタ部3への電気的な接続を遮断する。これにより、不必要な信号の授受や電源供給など回避すると共に、特に、所定外の専用外部装置が装着された場合等の故障を低減させ得る撮像システム、撮像装置および所定の専用外部装置を提供することができる。
図9および図10に示すように、本体接続用コネクタ部14は、本体部17に形成された収納部18に収納され、その上面側に、FPC裏打ち板19とFPC(フレキシブルプリント基板)20とからなる基板21を配置し、その基板21を弾性物22(図では、ゴムブッシュ)とスペーサ23を介して、ねじ24をもって固定されている。
このように、弾性物22を介して固定された本体接続用コネクタ部14は、カメラ1側のEVF用コネクタ部3および開口3aへの挿入・引抜の方向に対して直角な面方向について自由度をもって固定されることになるので、挿抜に対して直角な面での自由度が確保され、カメラ1側のEVF用コネクタ部3と、EVFユニット6側の本体接続用コネクタ部14との位置ずれを吸収することができると共に、装着状態(あるいは挿入状態)でのねじれのような外力に対しても追従することが可能となる。
なお、図示の実施の形態では、上記フローティング機構をEVFユニット6側に配置した例を示したが、同じようなフローティング機構を、カメラ1側に設けるようにしてもよく、さらには、カメラ1側およびEVFユニット6側の両方に適用してもよい。
このキャップ部材25は、シュー2に対し着脱可能であって、シュー2にシュー嵌合部25bを装着した状態で、シュー2の上部を覆うと共に、EFVコネクタ3の開口3aを覆うように、キャップ部材25の後端を下方に垂れ下がるように延長させてなるカバー部25aを有する。
このように、キャップ部材25は、外部装置(EVFユニットに限らず、ストロボ装置など一般の外部装置を含む)を装着しない状態のときにシュー2に対し装着するだけの操作で、X接点2aを含むシュー2の上面およびEVFコネクタ部3の開口3aを塞ぎ、静電気やゴミなどの侵入を防ぐと共に、意匠的にもすっきりした外観を実現することができる。
次に、図13および図14に基づいて、EVFユニット6の本体接続用コネクタ部14の保護用キャップ(以下、「EVFキャップ」という)について説明する。
即ち、このEVFキャップ26は、EVFユニット6が、カメラ1に装着されていない状態において、シュー着脱部13へ装着可能であり、これをシュー着脱部13への装着状態において突出した本体接続用コネクタ部14全体を覆う形状をなしている。
従って、キャップ部材としてのこのEVFキャップ26をEVFユニット6に装着することにより、EVFユニット6から突出している本体接続用コネクタ部14を、そっくり覆うことにより、外力からコネクタ部を保護すると共に、静電気やゴミの侵入を防ぐことが可能となり、さらには、コネクタ部が露出している状態に比べると、ユーザに安心感を与える、というメリットも有する。
従来から殆どのカメラに配設されているシュー2は、ストロボ装置のフット部が、挿入且つ嵌合される、図15(b)に示すような、断面コ字状および反コ字状を呈する嵌合部2bを有すると共にストロボ装置のX接点2aがほぼシュー2の中央部に配置されている。
シュー2の上面の嵌合部2bの内側における領域のうち、領域27は、ストロボ装置のX接点2aが配置されているため、領域28は、各社の専用ストロボ接点が配置されており且つストロボ装置のX接点の通過路となっているため、領域29は、EVFユニット6の外装厚みのために、いずれも、ロック手段16のロック爪16aを配置することができない。辛うじて、領域27の近傍であって、前方側の破線で囲んだ領域30のみが、ロック爪16aを配置するのに最も適する領域(個所)であることが判明した。そこで、図1に示すように、EVFロック穴10の位置を、X接点20aの近傍であって、前方部分に設定したものである。
尚、本発明は、上述し且つ、図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変形して実施することができる。
例えば、専用外部装置として、EVFユニット6を代表例として説明したが、その他の専用外部装置に関しても同じように適用することが可能であり、また、撮像装置としてディジタルカメラについて説明したが、カメラに限らず、他の撮像装置に適用してもよい。
2 ホット(シュー)シュー
2a X接点
3 専用外部装置用コネクタ部
3a 開口(EVF用コネクタ)
4 シャッタレリーズ釦
5 液晶モニタ
6 EVFユニット
7 接眼窓
8 接眼光学系
9 表示ユニット
10 EVFロック穴
11 検出スイッチ
12 検出レバー
13 シュー着脱部(撮像装置装着部)
14 本体接続用コネクタ部(撮像装置用コネクタ部)
15 ロック解除ボタン
16 ロック手段
16a ロック爪
16b 長手のアーム部
16c 短手のアーム部
16d 被押圧部
17 本体部
18 収納部
19 FPC裏打ち板
20 FPC
21 基板
22 弾性物
23 スペーサ
24 ねじ
25 キャップ部材
25a カバー部
25b シュー嵌合部
26 EVFキャップ
26a 嵌合部
26b 本体接続用コネクタ部保護穴
26c 保護用カバー
27 領域
28 領域
29 領域
30 領域
Claims (16)
- 汎用外部装置を着脱するための汎用外部装置装着部を本体上面に有し、
前記汎用外部装置とは別の所定の専用外部装置を前記汎用外部装置装着方向と同じ方向に挿入・引抜が可能であって、該挿入により前記専用外部装置との電気的接続を実現する専用外部装置用コネクタ部を前記汎用外部装置装着部の直下に配置したことを特徴とする撮像装置。 - 前記専用外部装置用コネクタ部は、前記撮像装置本体に対して、挿抜方向に直角な面方向について自由度をもって固定されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記汎用外部装置装着部は、ストロボ装置を装着するためのシューであることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
- 前記汎用外部装置装着部に対し、着脱可能であって、前記汎用外部装置装着部に装着した状態において、前記汎用外部装置装着部を覆うと共に前記専用外部装置用コネクタ部の開口を同時に覆う形状をなしたキャップ部材を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記汎用外部装置装着部には、前記専用外部装置装着時に前記専用外部装置をロックするための凹部を有し、前記凹部にはロックのために挿入される前記専用外部装置側の凸部を検出する装着検出部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記装着検出部が、前記専用外部装置の装着状態を検出できている状態でのみ、前記専用外部装置用コネクタ部に対して電気的信号や電源電流を供給することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
- 前記装着検出部により前記専用外部装置が装着されていることを検出できている状態において、定期的に前記装着検出を実施し、装着検出が途切れた場合には即座に所定のシーケンスで前記専用外部装置用コネクタ部への電気的な接続を遮断することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
- 前記専用外部装置は、電子式のファインダ装置であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 撮像装置の汎用外部装置装着部に対して着脱可能な撮像装置装着部を略下面に有し、前記撮像装置装着部の装着方向と同じ方向の挿入・引抜が可能であって、前記挿入により電気的接続を実現する撮像装置用コネクタ部を前記撮像装置装着部よりもさらに下方から前方方向に向け突出させて配置したことを特徴とする専用外部装置。
- 前記撮像装置用コネクタ部は、前記専用外部装置本体に対して、挿抜方向に直角な面方向について自由度をもって固定されていることを特徴とする請求項9に記載の専用外部装置。
- 前記撮像装置の前記汎用外部装置装着部は、汎用ストロボ装置を装着するためのシューであり、
前記専用外部装置の前記撮像装置装着部は、前記汎用ストロボ装置の装着部形状と略同等の形状をしていることを特徴とする請求項9または10に記載の専用外部装置。 - 前記撮像装置に装着していない状態において、
前記撮像装置装着部に装着可能であって、
前記撮像装置装着部への装着状態において前記該突出したコネクタ部全体を覆う形状をなしているキャップ部材を備えることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の専用外部装置。 - 前記撮像装置装着部には、前記撮像装置の凹部に対して嵌合し、前記専用外部装置をロックするとともに、前記撮像装置側の検出機構を作用させるための可動凸部を有することを特徴とする請求項9〜12のいずれか1項に記載の専用外部装置。
- 前記可動凸部を凸で無い状態に変化させるための操作部を自身の背面側に設けたことを特徴とする請求項13に記載の専用外部装置。
- 前記専用外部装置は、電子式のファインダ装置であることを特徴とする請求項9〜14のいずれか1項に記載の専用外部装置。
- 汎用外部装置を着脱するための汎用外部装置装着部を本体上面に有する撮像装置と、前記汎用外部装置装着部に装着することに連動して前記撮像装置と機構的且つ電気的な接続を実現する専用外部装置と、を有する撮像システムにおいて、
前記撮像装置は、前記専用外部装置を前記汎用外部装置装着方向と同じ方向に挿入・引抜が可能であって、挿入位置に対応させ且つ前記汎用外部装置装着部の直下に専用外部装置用コネクタ部を配置してなり、
前記専用外部装置は、前記撮像装置の前記汎用外部装置装着部に対して着脱可能な撮像装置装着部を略下面に有し、前記撮像装置装着部を前記汎用外部装置装着部に装着した際、前記撮像装置の前記専用外部装置用コネクタ部と接触し、電気的接続を実現する撮像装置用コネクタ部を前記撮像装置装着部よりもさらに下方から前方方向に向けて突出させて配置してなることを特徴とする撮像システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007080382A JP4798795B2 (ja) | 2007-03-26 | 2007-03-26 | 外部装置および撮像システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007080382A JP4798795B2 (ja) | 2007-03-26 | 2007-03-26 | 外部装置および撮像システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008244676A true JP2008244676A (ja) | 2008-10-09 |
JP4798795B2 JP4798795B2 (ja) | 2011-10-19 |
Family
ID=39915497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007080382A Expired - Fee Related JP4798795B2 (ja) | 2007-03-26 | 2007-03-26 | 外部装置および撮像システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4798795B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012134680A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Samsung Electronics Co Ltd | 撮像装置 |
JP2015512059A (ja) * | 2012-02-10 | 2015-04-23 | リノ・マンフロット・エ・コルポラツィオネ・エス・ピー・エー | 支持ヘッドにビデオ機器/撮影機器を取り付けるためのシステム |
JP2015119207A (ja) * | 2013-12-16 | 2015-06-25 | キヤノン株式会社 | 撮像装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62231232A (ja) * | 1986-12-26 | 1987-10-09 | Kyocera Corp | カメラ装着型ストロボ装置 |
JPH0876180A (ja) * | 1994-09-07 | 1996-03-22 | Nikon Corp | カメラアクセサリー |
JPH0887049A (ja) * | 1994-09-19 | 1996-04-02 | Canon Inc | カメラ |
JPH11355618A (ja) * | 1998-06-05 | 1999-12-24 | Fuji Photo Film Co Ltd | 電子ビューファインダー |
JP2005315989A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-10 | Sony Corp | アクセサリーシュー装置および電子機器並びにアクセサリー |
-
2007
- 2007-03-26 JP JP2007080382A patent/JP4798795B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62231232A (ja) * | 1986-12-26 | 1987-10-09 | Kyocera Corp | カメラ装着型ストロボ装置 |
JPH0876180A (ja) * | 1994-09-07 | 1996-03-22 | Nikon Corp | カメラアクセサリー |
JPH0887049A (ja) * | 1994-09-19 | 1996-04-02 | Canon Inc | カメラ |
JPH11355618A (ja) * | 1998-06-05 | 1999-12-24 | Fuji Photo Film Co Ltd | 電子ビューファインダー |
JP2005315989A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-10 | Sony Corp | アクセサリーシュー装置および電子機器並びにアクセサリー |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012134680A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Samsung Electronics Co Ltd | 撮像装置 |
KR101799599B1 (ko) * | 2010-12-20 | 2017-11-20 | 삼성전자주식회사 | 뷰 파인더의 조작성을 향상시키기 위한 촬상 장치 및 그 방법 |
JP2015512059A (ja) * | 2012-02-10 | 2015-04-23 | リノ・マンフロット・エ・コルポラツィオネ・エス・ピー・エー | 支持ヘッドにビデオ機器/撮影機器を取り付けるためのシステム |
JP2015119207A (ja) * | 2013-12-16 | 2015-06-25 | キヤノン株式会社 | 撮像装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4798795B2 (ja) | 2011-10-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8792050B2 (en) | Camera body, imaging unit mounted/removed on/from the camera body and imaging apparatus | |
JP5454089B2 (ja) | カメラボディおよび撮像装置 | |
EP2336821B1 (en) | Imaging apparatus | |
JP2010026263A (ja) | 撮影装置 | |
JP2010134449A (ja) | カメラボディ、交換レンズユニット、撮像装置 | |
US20070002160A1 (en) | Electronic camera | |
JP4798795B2 (ja) | 外部装置および撮像システム | |
JP2005328202A (ja) | デジタルカメラの放熱構造 | |
JP6125605B1 (ja) | 電子機器及び電子機器の拡張装置 | |
US11778312B2 (en) | Image capture system having wireless communication function, image capture apparatus, and external connection apparatus | |
JP2012023131A (ja) | 電子機器 | |
JP5637835B2 (ja) | 電子機器 | |
JP5272824B2 (ja) | 撮像装置およびそのカメラボディおよび撮像ユニット | |
JP4901520B2 (ja) | 撮像装置、及び電子ビューファインダー | |
JP2010206594A (ja) | カメラボディ、撮像ユニット、撮像システム、その撮像ユニットのカメラボディに対する着脱方法、その撮像ユニットのカメラボディに対する装着方法、その撮像ユニットのカメラボディに対する抜き取り方法 | |
JPH11298770A (ja) | カメラ及び2次電池を搭載したカメラ | |
JP4702925B2 (ja) | カメラ | |
JP5932370B2 (ja) | 電源補助装置及び電子機器 | |
JP5035083B2 (ja) | アダプター取付機構、撮像装置及びアダプター | |
JP2017076924A (ja) | 撮像装置 | |
JP2008033044A (ja) | カメラのマウント構造 | |
JP5274512B2 (ja) | カメラ | |
JP2022070374A (ja) | 映像表示装置 | |
JP2005323260A (ja) | スタンド装置及びそれを用いる電子機器 | |
JP2008172418A (ja) | デジタルカメラ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090824 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110125 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110328 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110502 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110701 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110729 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110801 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4798795 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |