JPH0886715A - 予防器具の有孔検査用装置及び方法 - Google Patents

予防器具の有孔検査用装置及び方法

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JPH0886715A
JPH0886715A JP7182384A JP18238495A JPH0886715A JP H0886715 A JPH0886715 A JP H0886715A JP 7182384 A JP7182384 A JP 7182384A JP 18238495 A JP18238495 A JP 18238495A JP H0886715 A JPH0886715 A JP H0886715A
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Glenn W Thomsen
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多孔性中空心棒にコンドームや他の予防器具
を覆って引き伸ばし、心棒内側とコンドーム外側とに圧
力差を生じせしめ、所定の基準となる圧力変化率と心棒
内の圧力変化率とを比較することによってより正確にコ
ンドームや他の予防器具の有孔検査を行う方法を提供す
るものである。 【解決手段】 コンドーム内壁面に施された粉末粒子が
心棒体部4の大きい気孔12を詰まらせてしまうことを
防止するため、当該心棒(2、4)は、コンドームが心
棒を覆って引き伸ばされる際、コンドームの内壁面に施
された粉末粒子が小さい気孔8を有する心棒頭部2に向
かって移動するように形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンドー
ム、手袋、その他の弾性材質の薄肉器具等の予防器具
(prophylactic) における完全性試験の分野に関する。
【0002】
【従来の技術】エイズ罹患率と望まれぬ妊娠が世界的に
問題となっている今日において、性病予防器具としてま
た避妊具としての機能を有するコンドーム等の予防器具
は、その機能を果たすのに信頼しうるものであるか否か
が重要であり、その信頼性の検査にあたっては、当然の
事ながら、体液がコンドームを通過してしまうような孔
を検出する有孔検査に重点が置かれる。発明者の知ると
ころでは、この検査は米国FDA(食品・医薬品局)に
よると10ミクロン程度の小さい穴を検出し得る検査で
なければならないとされている。しかし、理想的には如
何なる欠陥のあるコンドームも全て検査によって不合格
とされるべきである。そしてこの為に従来から様々な有
孔検査が行われてきた。その一例として水漏れ検査によ
る有孔検査がある。この水漏れ検査はコンドームに所定
量の水を注入しその外面に水滴が生ずるか否かを試験者
が視認する方法による試験である。即ちこの方法は、コ
ンドームに開いた小さい孔を通じて漏れる水が形成す
る、コンドーム表面上の極めて小さい水滴を検出する方
法である。
【0003】また別の検査方法としては、例えば電気的
方法による検査方法がある。この検査方法の内、「湿式
検査」では、コンドームが導電性材料からなる心棒を覆
って引き延ばされ、導電性水溶液に浸漬される。そして
この心棒と水溶液との間に低電圧を印加すると、コンド
ームに孔が開いている場合には電流が流れるので、欠陥
のあるコンドームを選別し、不合格とすることができ
る。また「乾式検査」では、コンドームは導電性材料か
らなる心棒を覆って引き延ばされ、導電性ブラッシ(co
nductive brushes)か微細鋼スクリーン(fine steel s
creen)がコンドームの外面と接触して置かれる。そして
導電性心棒と導電性ブラッシ又は微細鋼スクリーンとの
間に電圧を印加すると、コンドームに孔があれば電流が
流れるので、このようなコンドームを不合格とすること
ができる。
【0004】更に別の検査方法として、米国特許第5,
129,256号には、コンドームを多孔性中空心棒を
覆って引き延ばしておいて、当該心棒内の空間に部分的
真空を引き、その壁を流通する気体に対して多孔性中空
心棒の内部を真空圧力変換器で監視することによってコ
ンドームを試験する方法及び装置が開示されている。こ
の方法において、多孔性中空心棒はコンドームの内径よ
り小さい外径を有するのが望ましいと指摘されている。
心棒壁内の気孔開口は、壁外面に亘って実質的に均一に
分布され、好ましくは10から50ミクロンのメジアン
径を有し、最適にはメジアン径は20ミクロンであると
されている。当該心棒の多孔性部分は、一端で閉じら
れ、0.04から0.50インチの壁厚を有し且つ34
%から60%の空孔容積を有する円筒体から成るものと
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような方法によるコンドーム等の予防器具の有孔検査方
法には種々の問題点がある。例えば水漏れ検査では、実
際に数ミクロン程度の穴から生ずる僅かな水滴を検査員
が継続的に監視し発見しなければならない。ところがこ
の場合、たとえ検査員が有孔位置を予め知っていたとし
ても困難であり、その結果、検査員の不注意により水滴
が見逃されてしまう可能性を完全には否定しきれず、孔
の開いているコンドームが製品として許容されてしまう
おそれがないとはいえない。また一方で、欠陥のないコ
ンドームに水滴が付着する可能性もあり、良品のコンド
ームが不合格とされる場合もある。更にはこれらの困難
性に加えて、検査に長時間を要とするというマイナス面
も有する。
【0006】更に、電気的に孔を検出する検査方法で
は、例えばポリウレタンのようなある種の非ラテックス
材料からできたコンドームであれば適切に孔を検出する
ことはできない。
【0007】また、多孔性中空心棒を用い、所定の圧力
差を利用する有孔検査方法では、心棒が粒子を焼結して
できていれば、微細気孔とした方が望ましい。というの
は、当該心棒の表面における気孔間の心棒壁面の寸法が
小さければ小さいほどその分、当該心棒の表面における
気孔間の心棒壁面とコンドームに開いた孔との接触面積
が少なくて済み、孔の開いたコンドームの検査漏れを最
小限度になくし得るからである。
【0008】そこで本発明は、コンドームの孔を検出す
る従来の各種検査方法よりも更に確実な有孔検査方法を
実施可能とする有孔検査システムを提供せんとするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明による検査方法
は、コンドーム等の予防器具を、それに対応する形状を
有する多孔性中空心棒(以下、単に「心棒」という)に
設置し、そして心棒の内側とコンドームの外側の空間と
の間に圧力差を発生させて有孔検査を行う方法である。
この圧力差は、コンドームの外側の空間の圧力を増圧さ
せる一方、その心棒内部の空間を大気圧とすることによ
って発生させることができる。また、心棒内部に部分的
な真空を発生させる一方、コンドームの外側の空間を大
気圧とすることによっても圧力差を発生させることがで
きる。
【0010】ここでこの方法を時系列的に順を追って説
明すると、先ず第一の期間中に心棒の内側とコンドーム
の外側の空間との間に圧力差を発生させる。次いで、第
二の期間中に心棒内の圧力を安定化せしめ、そして第三
の期間中に圧力差の変化率を測定し、それが所定値を越
えているかどうかを調べてコンドームの孔を通じての気
体漏れの有無を表示するものである。第二及び第三の期
間中、心棒内が部分的真空とされていれば、又は心棒及
びコンドームの外側の空間が心棒内よりも高圧とされて
いれば、コンドームの孔を通過する気体によって心棒内
圧力が増加するので積分効果を提供できる。
【0011】心棒内の圧力測定の精度はまた、心棒内空
間の殆どを固体で満たすことでより高めることができ
る。圧力は第二及び第三の期間の開始時と終了時にチェ
ックされ、各期間中の圧力の変化を予め算出された限界
値と比較することで当該コンドームが検査に合格しうる
ものであるか否かが決定される。
【0012】また本発明の一態様によれば、心棒内部の
圧力が気体漏れを示すのに充分な迅速性(部分真空沈
降)を以て増大しているかどうかに関して上記の第三の
期間中になされる決定は、心棒内部の圧力を基準圧力と
比較することによっても得ることができる。この場合、
基準圧力よりも大きくなれば、気体漏れがあることにな
り、基準圧力よりも小さくなれば、漏れは無いことにな
る。これは、変換器(transducer)で心棒内の圧力を測
定する絶対測定よりも正確な方法である。
【0013】上記従来技術の説明からも分かるように、
理論的観点からは、心棒の表面上の気孔が小さければ小
さいほど、コンドームに検出され得る孔は小さくなる。
この発明の重要な態様によれば、検査時においてコンド
ーム本体部に近接する(対応する)心棒部分の気孔の大
きさは、コンドームのいかなる箇所に開いた許容最小サ
イズの孔でも十分検出できるように小さくされる。加え
て、コンドーム頭部に対応する心棒の閉鎖端における気
孔の大きさは、より小さい孔でも検出できるようにいっ
そう小さくされる。これは、体液圧によりコンドーム頭
部が膨張させられ、一時的に孔のサイズが大きくなると
いう頻繁に起こり得る現象に対処するためには重要であ
る。即ち、コンドーム頭部について言えば許容可能な孔
でもそのような現象によって許容できない孔になり得る
ことがあるからである。
【0014】心棒の有する気孔が大きいときよりも小さ
いときの方が、心棒内圧力を所定の値に降下させるのに
より長い時間を要するが、このプロセスが起こる間であ
る第一の期間が実質的に延長されることはない。なぜな
ら本発明の一態様によれば、心棒における気孔の小さい
部分だけをより小さいサイズにしておくことができるか
らである。心棒の閉鎖端から開口端にかけて気孔の大き
さを徐々に大きくするように心棒を作ることも可能であ
るが、心棒を連続するセクションに分けて各セクション
毎に気孔の大きさを大きくするようにした方がより実際
的である。コンドームの本体部に接触する心棒部分の気
孔の大きさは、コンドーム頭部の孔を検出するために用
い得る値に限定する必要はなく、それよりも大きめのも
のとするもできる。何故ならば、コンドームの基部に近
づくにしたがって、より大きい最小気孔が許容され得る
からである。本発明の一態様ではこれにより、心棒の内
部に真空を引く又は形成するための時間を減少させるこ
とを可能にし、検査時間を更に減少せしめる。
【0015】試験の準備に際してコンドームに塗布され
る粉末の粒子の中には、心棒の大きめの気孔につまる程
度には小さくて大きめの気孔を塞いでしまい、孔検出の
障害になり得るものもあるが、同じものが小さめの気孔
に対しては十分大きくて小さめの孔を塞ぐことはないと
いうことに発明者は注目した。
【0016】それ故この発明の一態様によれば、心棒の
最大径は、試験するコンドームの頭部に近接する部分と
コンドーム本体部分に近接する部分との間に設ける。そ
して心棒はその最大径部から基部に向かって次第に小径
となる。最大径は、コンドームを心棒に被せる時に、心
棒の最大径部でコンドームが引き伸ばされる程度とし、
これによりコンドームの頭部に向けて粉末粒子をこすり
とるようにする。そのこする際の力は、円筒状本体部を
有するコンドームよりもテーパー形本体部を有するコン
ドームの方が大きくなる。このようにして本発明の一態
様によれば、コンドーム本体部に近接する心棒の気孔を
塞ぎ得る粉末は、粉末によって遮断されることのない比
較的小さな気孔を有する心棒の部分へ移動される。従っ
て、粉末がコンドームの孔検出を妨げる可能性は減少さ
れる。粉末の大きさは、常に、心棒の頭部における最大
気孔よりも大きいものである。
【0017】この発明によるコンドーム検査を実施する
方法は次の過程から成る:
【0018】(a).コンドームを心棒上においてから心
棒に沿って引き伸ばす;
【0019】(b).所定の圧力まで心棒内を脱気する;
【0020】(c).所定時間内に所定の圧力を得られな
いときには当該コンドームを不合格とする;
【0021】(d).第一の期間を待って、安定化を図
る;
【0022】(e).第二の期間中、圧力差の変化率を測
定する;
【0023】(f).圧力差の変化率が所定の最大値(A)
を越えたら、当該コンドームを不合格とする;
【0024】(g).第三の期間中、圧力差の変化率を測
定する;
【0025】(h).圧力差の変化率が所定の最大値(B)
を越えたら、当該コンドームを不合格とする;
【0026】(i).圧力差の変化率が所定の最小値を下
回ったら、当該コンドームを不合格とする;
【0027】(j).コンドームを心棒からはずす;
【0028】(k).コンドームを合格品と不合格品とに
選り分ける;
【0029】(l).高圧気体を心棒内に導入し、心棒の
外側にブラッシをかけて粉末を除去する;
【0030】(m).所定X回の検査で不合格品がない
か、又は所定Y回の検査で合格品がなければ、試験装置
に欠陥乃至故障がないかを検査する。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態を説明する。
【0032】この実施の形態において心棒は、その軸に
沿った何れの断面においても円筒状断面を有し、且つ中
空である。図1に本発明に係る心棒の第1実施形態を示
す。この心棒は、境界線6で示す最大径部分で互いに合
わせられた頭部2とテーパー部4とから構成される。
【0033】この心棒の頭部2は、図示せぬ特定のコン
ドームの閉鎖端にあるニップル(nipple)にフィットす
るように設計されたニップル形状閉鎖端部8で終端す
る。コンドームのニップルは、体液溜まりを提供し、コ
ンドーム使用中の体液によるコンドーム破損を防止す
る。また体液がコンドームに沿って逆流し開口端から流
出する可能性を低下させるのにも役立っている。
【0034】一方心棒は、図1中の点線境界線14を境
に二つのセクション10、12に分けられる。セクショ
ン10内の気孔は小さい円状孔10’で、そしてセクシ
ョン12内の気孔は大きい円状孔12’で示してある。
但し、これら図1に表した気孔10’、12’は、セク
ション10及び12の外側面を概略的に図示するために
例示的に示したに過ぎないものである。つまり、実際に
心棒が有する気孔は、図示した円よりも遙に小さく密集
して、典型的にはガウス分布的に無秩序に分布してい
る。また心棒の外側面上に無秩序に分布するこれらの気
孔は、心棒の厚みを通じて心棒の内周壁面上においても
同様に無秩序に分布しているものである。満足のいく検
査結果は、気孔10’を10ミクロンの公称寸法(呼び
寸法)とし且つ気孔12’を20ミクロンの公称寸法と
することで得られた。
【0035】図2に示す第2実施形態における心棒は、
点線境界線22及び24を境に三つのセクション16、
18、及び20に分けられている点を除いて、図1に示
した心棒と同様である。各セクション16、18、20
における気孔16’、18’、20’の寸法は、それぞ
れ例えば10、15、20ミクロンの公称寸法とする。
【0036】図1及び図2に示した心棒がテーパー部4
を有するのに対し、図3に示す第3実施形態の心棒は、
同心円筒形状の本体部26を有する点で第1及び第2実
施形態とは異なるものである。またこの第3実施形態の
心棒は、境界線6及び二つの点線境界線36及び38を
境にして、四つのセクション28、30、32、34に
分けられている。各セクション28、30、32、34
における気孔28’、30’、32’、34’は、心棒
の閉鎖端部8から開口端にいくに従い、セクション毎に
順次大きくなっていく。気孔28’、30’、32’、
34’の寸法は、例えばそれぞれ、5、10、15、2
0ミクロンの公称寸法とする。
【0037】図4Aは、前記第1、第2及び第3実施形
態の何れの実施形態に係る心棒に対しても適用可能な心
棒の内部構造の詳細を例示した断面図である。なお、心
棒を貫通する気孔は図示を省略している。この心棒は、
頭部2とテーパー部4により構成されるものであるが、
これを同心円筒形状の本体部26としたとしても同様の
内部構造を有することに変わりはない。同図においてコ
ンドーム40は、検査準備の為に心棒に被せた状態で示
してある。また図4Bは、図4Aに示した心棒の開口端
近傍の部分拡大図である。
【0038】図4A及び図4Bに示すように心棒のテー
パー部4の底部42は、この例ではプラスチックキャッ
プ46のフランジ44の頂部で密封されている。プラス
チックキャップ46は、通気孔48を中央部分に有し、
中空ステンレス鋼台50の雌ねじ部49に螺合する。コ
ンドーム40は、上述のように引き伸ばされて心棒に被
せられている。コンドーム40の底部又は開口端におけ
るリム52は、中空ステンレス鋼台50の傾斜フランジ
部54及び外側壁部55の部分まで引っ張られ又は引き
伸ばされている。このリム52は検査の目的には必要で
はないが、コンドーム一般に設けられているものであ
る。こうしてコンドーム40の下方部と台50との間
は、実質的に気密状態とされる。また薄いステンレス鋼
スクリーン57が、台50の雌ねじ部49の底に配置さ
れている。この機能は次のようなものである。即ち、心
棒(2、4)の内部は密封されることとなり、従って心
棒(2、4)内部への気体導入経路は2つの経路に限ら
れる。1つは、コンドーム40の孔を介する経路で、も
う一つはプラスチック・キャップ46及びステンレス鋼
台50の中央中空部分を介する経路である。この説明の
詳細は、図4Bを参照すればより明瞭となろう。
【0039】また図4A及び図4Bに示すように心棒
(2、4)の内部には、素早く心棒内部に部分的真空状
態を生じさせ応答速度を高めるために一例としてポリカ
ーボネイト棒56が設けられる。このポリカーボネイト
棒56は、心棒の内部キャビティー3の殆どから空気を
排除するためにも用いられるものである。これらの目的
のためにポリカーボネイト棒56は好適な手段である
が、他の手段も使えることはいうまでもない。また、図
4Aに示したこれ等の配置方法も、好適な一例として示
したに過ぎないものである。この例では、ポリカーボネ
イト棒56は、棒56の外径よりも小さいメッシュ寸法
が付与されたステンレス鋼スクリーン57により、心棒
(2、4)から部分的に又は全体として落ちないように
保持される。棒56は、固体栓又は心棒内部を充填する
のに好適な他の充填手段により代替することができる。
何れにしても注意すべき点は、採用され得る充填手段の
如何に拘らず、台50の内部、プラスチック・キャップ
46の通気孔48、そして心棒の内壁及び関連する気孔
の間に自由な通気経路を確保することである。
【0040】この例では、心棒の頭部2とテーパー部4
とが接する境界線6で示す最大径部分でコンドーム40
は心棒の最大径に引っ張られる。それにしたがい自由粉
末(free powder )は、コンドーム40の頭部と心棒
(2、4)の頭部2との間に全て擦り落とされる。自由
粉末の粒子は、テーパー部4のより大きい気孔を遮断す
る可能性があるが、このようにコンドーム40の頭部と
心棒(2、4)の頭部2との間に擦り落とされるため、
テーパー部4内の気孔が自由粉末によって塞がれること
はない。一方、自由粉末の粒子は心棒頭部2の気孔を遮
断するには大きすぎるので問題ない。
【0041】異なる寸法の気孔を持ったセクションに分
けられた所定形状の心棒(2、4)は米国ジョージア州
30281−2828フェアバーン、ボハンノン・ロー
ド500在のポレックス・テクノロジー社製を使用する
ことができる。この場合、心棒が0.125インチの厚
みであれば、心棒の内側が−14.1PSI(平方イン
チ当たりポンド)の真空で且つ外側が大気圧に晒される
時に加えられる力に耐え得ることが分かった。なお、上
述したような10、15、及び20ミクロンの寸法は、
本発明の範囲で変更可能であることはもちろんである。
このように異なった寸法の気孔は、異なる大きさのプラ
スチック粒子を焼結することによって製造できる。実際
の製造時には各種制約条件に影響されるため、心棒の所
定のセクションに指定された理想的気孔寸法に対し、一
定の範囲内で平均的気孔寸法を得られるにすぎない。例
えば図1においは、10ミクロンの気孔セクション10
の部分に対し、21.56%の多孔率をもった6.04
ミクロンの気孔寸法でも、また20ミクロンの気孔セク
ション12に対し、37.52%の多孔率をもった2
9.42ミクロンの平均気孔寸法でも、良好な結果を得
ることができた。また、図2においては、心棒の各セク
ション16、18及び20に対する気孔寸法は理想的に
はそれぞれ5、15、25ミクロンであるが、平均気孔
寸法が6.38、28.35、31.86ミクロンで対
応する多孔率が22.73%、38.21%、31.8
6%であっても良好であった。製造条件の変動があるの
で、理想的気孔寸法そのものズバリを得ることは難し
い。
【0042】次に、上記のような形態の心棒を用いた検
査システムについて図5に一例を示し説明する。複数の
心棒(2、4)は、導管59によってバルブマトリック
ス(VALVING MATRIX)60に接続された密閉箱58内に設
置される。各心棒の台50は夫々、導管62、64及び
66によってバルブマトリックス60に接続されてい
る。また真空ポンプ(VAC PUMP)68が、真空制御器(VAC
REGURATOR) 70を介してバルブマトリックス60に連
結されている。更に、圧力計(MANOMETER) 74と差圧漏
れ検出器(DIFFERENTIAL AIR LEAK DETECTOR)76はバル
ブ・マトリックス60に連結され、加圧源(AIR PRESSUR
E SOURCE) 78が気圧制御器(AIR PRESSURE REGULATOR)
81とフィルター(FILTER)80の直列接続を介してバル
ブ・マトリックス60に連結されている。差圧漏れ検出
器77として好適なものには、米国メリーランド州48
152リボニア、ハガティー・ロード19876在のコ
スモ・インスツルメント社製造のモデルLS−1940
空気漏れ試験器がある。
【0043】このシステムの各操作モードでの制御は、
マイクロプロセッサ(MICROPROCESSOR)82により実行さ
れる。このマイクロプロセッサ82は、バルブマトリッ
クス60内の各バルブを作動させ、これによって心棒
(2,4)を真空ポンプ68、加圧源78、圧力計74
及び/又は基準タンク(REF. TANK) 77を含む差圧漏れ
検出器76に必要に応じて連結する。また、マイクロプ
ロセッサ82は、密閉箱58を加圧源78及び圧力計7
4に連結可能で、所望の気圧を密閉箱58内に発生し得
る。加えて密閉箱58を大気に開くためのバルブ84を
マイクロプロセッサ82で作動させることができる。更
に、マイクロプロセッサ82には、差圧漏れ検出器76
が各心棒(2,4)の漏れを検出しているか否かを示す
信号が送られる。
【0044】心棒(2、4)内を脱気し且つその外側を
大気圧とすることによってコンドーム40に開いた孔を
検出するモードでは、マイクロプロセッサ82は、3つ
の動作サイクルの内のいずれか1つの異なるサイクルに
おいて、それぞれ連続して図示した三つの心棒(2,
4)を1つずつ検査できるようにプログラムすることが
できる。
【0045】以下に、このシステムによる検査方法の流
れを説明する。先ずマイクロプロセッサ82の制御によ
り、何れか一つの心棒(2、4)に対してコンドーム4
0が設置される前に、バルブ84が開かれ、そして心棒
(2,4)が加圧源78に接続されることで、粉末粒子
が心棒の外周面から取り除かれる。このとき同時に心棒
外周面にブラッシをかけることもできる。その後、検査
対象となるコンドーム40が心棒に被せられる。
【0046】次に第1の期間中、バルブマトリックス6
0により、真空ポンプ68が心棒(2,4)に接続され
動作した後に接続解除されると、心棒は圧力計74に接
続され、心棒内の絶対圧力がチェックされる。測定した
圧力が必要とされる低レベルの圧力であれば、差圧漏れ
検出器76内の基準タンク77及び心棒(2、4)内の
圧力安定化のための第2の期間中、検査対象の心棒
(2、4)がシステムのその他の部分から隔離されるよ
うに、バルブが開かれる。
【0047】次に第3の期間中に、差圧漏れ検出器76
によって、心棒(2、4)内圧力と基準タンク77内と
の圧力差が測定される。この結果、圧力差が所定の変化
率を越える場合には、当該検査対象のコンドーム40は
不合格となる。この際、マイクロプロセッサ82が、差
圧漏れ検出器76の動作を監視することによって、各心
棒(2、4)の不合格とされたコンドーム40の数と合
格とされたコンドーム40の数とをおいかけることがで
きるようになっている。そして、所定のテスト数xに対
して不合格とされるコンドームが全く無いか、あるいは
y回のテストに対して合格とされるコンドームが全く無
ければ、必要に応じて各検査装置の運転を停止させ、点
検を行う。また、所定の検査回数に対して一つの心棒で
不合格とされるコンドームが全く無い場合や、別の所定
検査回数に対して一つの心棒で合格とされるコンドーム
が全く無い場合も同様に、検査装置の運転を停止させ、
点検を行う。
【0048】図6は、コンドーム40のような予防器具
を検査するためのテストサイクルにおける圧力(P)と
時間(t)との関係を示すグラフである。時点t1にお
いて、バルブマトリックス60を介して心棒(2、4)
と真空ポンプ68が接続され、心棒内の脱気が開始され
る。そして時点t2において、バルブマトリックス60
の動作で心棒(2、4)と真空ポンプ68との接続が断
たれて心棒が封鎖状態とされる。この時間t1〜t2が
第1の期間(FIRST PERIOD)である。
【0049】次いで、所定の時間が経って(VALVE SWIT
CHING PERIOD)時点t3になると、負レベルαであるべ
き心棒圧力が圧力計74によって測定され、負レベルα
に達していなければ当該コンドーム40は不合格とされ
る。一方、心棒内圧力が少なくとも負レベルαに達して
いれば、時間t3〜t4で所定の安定化期間、即ち第2
の期間が入る。この安定化期間中で心棒内圧力はΔP1
だけ減少する可能性がある。
【0050】続いて時点t4で、時点t5までの検出期
間となる。この検出期間t4〜t5が第3の期間で、心
棒(2、4)内圧力の変化率 [ΔP2/(t5−t
4)]が決定される。この変化率が所定の値を越える場
合には不合格、越えなければ合格とする。このときに留
意すべき点は、心棒(2、4)内圧力を直接測定するよ
りも、基準タンク77内の圧力に対する心棒(2、4)
内圧力の平衡をとる方がより正確であるということであ
る。即ち、平衡をとる方では、温度変化が両者に等しく
作用するからである。
【0051】本発明の他の実施の形態においては、図5
のシステムは、心棒(2、4)内圧力を大気圧レベルと
し且つ心棒外側の圧力を大気圧レベル以上とするモード
で操作される。この場合、バルブ・マトリックス60の
バルブ(図示略)によって心棒(2、4)には大気圧を
供給し、そしてバルブ84を閉めた状態として密封箱5
8を加圧源78に連結することで圧力差を発生させ、こ
れ以外は同様の処理を行う。
【0052】以上に本発明の種々の実施の形態を示した
が、本発明はそれらに限定されるものではなく、当業者
であればここに開示した実施の形態以外の実施形態も本
発明の技術的思想の範囲に含まれることに留意すべきで
ある。例えば、標識気体(TAG GAS :色や臭い等の標識
となる特徴を持たせた気体)を心棒(2、4)を取り囲
むチャンバーの気体に含ませることができ、この標識気
体を検出する検出器を、検査中のコンドームを通して対
応する心棒(2、4)内に流入する気体の検出に用いる
ようにもできる。このようなシステムによってもコンド
ーム40の孔を検出することができる。また、標識気体
と前述の差圧変化率の両者を同時に、コンドーム検査に
用いることもできる。あるいは、ヘリウムのような低分
子量の気体をチャンバー内で空気の代わりに使用するこ
ともでき、この場合、空気に比較してヘリウムはコンド
ームの孔を通してより速く流通するため、検査時間をよ
り少なくすることができる。また、この発明の種々の実
施形態ではコンドームを用いた例を述べたが、手袋、カ
テーテル・カバー等の他の多くの予防器具がこの発明の
上記実施形態を通じて検査され得、この場合関連する心
棒は必要に応じた形とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】異なる大きさの気孔を有する二つのセクション
を持つようにした多孔性心棒の外観図。
【図2】異なる大きさの気孔を有する三つのセクション
を持つようにした多孔性心棒の外観図。
【図3】異なる大きさの気孔を有する四つのセクション
を持つようにした多孔性心棒の外観図。
【図4】分図Aはコンドームを被せた状態における心棒
の断面図で、分図Bは分図Aの心棒底部の部分拡大図。
【図5】コンドーム用の検査システムのブロック図。
【図6】検査対象のコンドーム又はその他の予防器具の
合否判定に際し、真空を引いて圧力を安定化させ、そし
て圧力変化率を測定するために要する時間関係を示すグ
ラフ。
【符号の説明】
2 頭部 4 テーパー部 8 閉鎖端部 10’ 気孔 12’ 気孔 40 コンドーム 60 バルブマトリックス 68 真空ポンプ 74 圧力計 76 差圧漏れ検出器 77 基準タンク 78 加圧源 82 マイクロプロセッサ
フロントページの続き (72)発明者 フッレデリック ピー. シスバーロ アメリカ合衆国 07470 ニュージャージ ー州 ウエイン トッドテラス 4 (72)発明者 グレン ダブリュー. トムセン アメリカ合衆国 08514 ニュージャージ ー州 クリームリッジ ロングエーカード ライブ 4

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予防器具の有孔検査を行う検査システム
    であって、検査対象の予防器具の形状に相応する外形を
    もつ中空状とされ且つ開口端と閉鎖端とを有する心棒
    と、この心棒の開口端側での平均寸法よりも閉鎖端側で
    の平均寸法の方が実質的に小さくなるようにして前記心
    棒に設定された気孔状手段と、前記心棒の内部と外部と
    に所定の気圧差を発生させる気圧差発生手段と、この気
    圧差が発生している間に気圧差発生手段を非接続とする
    制御手段と、前記心棒内部の所定の気圧変化を検出する
    検出手段と、を備えてなる検査システム。
  2. 【請求項2】 気圧差発生手段は、心棒の外部の大気圧
    に対して心棒内部気圧を減圧するものである請求項1記
    載の検査システム。
  3. 【請求項3】 気圧差発生手段は、心棒外部の大気圧に
    対して心棒内部気圧を約−14.0psiまで減圧する
    ものである請求項1記載の検査システム。
  4. 【請求項4】 気圧差発生手段は、心棒内部の大気圧に
    対して心棒外部気圧を増圧するものである請求項1記載
    の検査システム。
  5. 【請求項5】 心棒は、その閉鎖端から最大径断面へ膨
    らんだ後に開口端へ向かって細くなる断面形状を有する
    請求項1記載の検査システム。
  6. 【請求項6】 心棒の大きさが検査対象の予防器具の内
    部空間より大きくされ、該心棒へのセットに際して予防
    器具が引き伸ばされるようになっている請求項1記載の
    検査システム。
  7. 【請求項7】 心棒内部の気圧変化を検出する検出手段
    は、心棒内部の気圧を基準タンク内の気圧変化と比較す
    るものである請求項1記載の検査システム。
  8. 【請求項8】 閉鎖端側での平均寸法より大きく且つ開
    口端側での平均寸法より小さい平均寸法の気孔状手段が
    心棒の中間部分に更に設けられている請求項1記載の検
    査システム。
  9. 【請求項9】 心棒は、その閉鎖端から最大径断面へ膨
    らんだ後、その径が開口端までの心棒実体部分の間で維
    持される断面形状を有する請求項1記載の有孔検査方
    法。
  10. 【請求項10】 予防器具の検査に用いられる心棒であ
    って、閉鎖端及び開口端を有する中空本体と、この中空
    本体の閉鎖端側の部分に貫通した所定寸法の気孔状手段
    と、前記中空本体の開口端側の部分に貫通し、前記所定
    寸法より大きい気孔状手段と、からなる心棒。
  11. 【請求項11】 予防器具の検査に用いられる心棒であ
    って、閉鎖端と開口端を有する中空本体と、この中空本
    体の閉鎖端から開口端までの間で平均寸法が増加するよ
    うにして前記中空本体に貫通状態で設けられた気孔状手
    段と、からなる心棒。
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