JPH1123409A - 空缶もれの判定方法ならびにその装置 - Google Patents

空缶もれの判定方法ならびにその装置

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JPH1123409A
JPH1123409A JP9189296A JP18929697A JPH1123409A JP H1123409 A JPH1123409 A JP H1123409A JP 9189296 A JP9189296 A JP 9189296A JP 18929697 A JP18929697 A JP 18929697A JP H1123409 A JPH1123409 A JP H1123409A
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internal pressure
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JP9189296A
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Yukio Yamamoto
幸雄 山本
Masayuki Yamamoto
将之 山本
Minoru Nakatsu
稔 中津
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NEPIYUU GIKEN KK
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NEPIYUU GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 空缶に個別的に装着した検出器具によって空
缶内に導入された検出用気体の缶内圧を検出して空缶も
れを判定し、検出用気体の導入後の缶内圧のピ−ク値を
除外し、それより下降し緩和されたところを開始点とし
て、検出を行ない、しかも、この検出された缶内圧を電
圧に変換増幅して数値化し、この数値化した量にもとず
いて空缶もれの有無を判定する方法ならびにそれに使用
する装置を提供する。 【解決手段】 検出すべき空缶1の中に気体を圧力気体
を検出用気体61として注入し、空缶1内の圧力がピ−
ク値を示す数値より下降しかつこの下降の割合が緩和し
たところを開始点とし、この開始点から予め定めた測定
時間経過後の空缶1内の圧力に対応させて数値化した数
値を求め、この数値を基準量に較べて、空缶もれの有な
らびに無を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空缶もれの判定方法なら
びにそれに使用する判定装置に係り、詳しくは、各空缶
に個別的に検出器具を装着し、この検出器具によって空
缶内に検出用の気体を導入して缶内の内圧を検出して空
缶もれを判定する際に、空缶内の内圧は、空缶に検出用
気体を入れて気体導入後空缶内の圧力がピ−ク値より下
降して、緩和されたところを開始点として、検出を行な
い、しかも、この検出された内圧、つまり、検出値を電
圧に変換増幅して数値化し、この数値化した量にもとず
いて空缶もれの有無を判定する方法ならびにそれに使用
する装置に係る。
【0002】
【従来の技術】一般に、石油、ガソリン、塗料その他の
可燃性液体や、食品、飲料水その他の液体の収容用容器
が用いられている。この缶は、例えば径105mm×高
さ145mmや径153mm×高さ145mmの所謂丸
缶や、これらに対応する容量の所謂角缶などの比較的大
型な缶、つまり、一般に一般缶と云われている缶が用い
られている。
【0003】一般缶は、鋼板などを円筒形や、角筒状に
成型し、そのビ−ドを通常抵抗溶接などの溶接によって
接合してつくられるものである。
【0004】このような一般缶における収容すべき液体
は、可燃性液体や、食品や飲料などである。このため、
内部の液体が接合された溶接部から液体がもれることも
ある。とくに、空缶に充填するときにはある程度の内圧
もかかるところから、溶接部に僅かの不良部分があって
も、液体が溶接部を通して外部に浸出し、空缶もれが生
じ易い。
【0005】空缶もれの検出には、多量かつ連続的に製
造される缶の一部を抜きとって、所謂抜きとり検査が行
なわれている。しかし、この程度の検査では不十分であ
る。製造される全ての空缶について個々に空缶もれ有、
無の検査を行なう必要がある。
【0006】この空缶もれの判定装置として、種々の型
式が提案されているが、主な判定装置は次の通りに構成
され、空缶もれの判定方法そのものは検出用気体の空缶
注入終了後の空缶内圧と所定時間経過後の空缶内圧とを
対比して内圧降下量を求める方法であって、空缶溶接部
からの液体のもれを確実に判定することができない。
【0007】すなわち、従来例の判定装置においては、
回転円盤が設けられ、その回転円盤がその中心において
回転自在に支承されている。回転円盤の円周縁に沿って
間隔をおいて回転円盤の上に検出ヘッドが設けられてい
る。空缶もれの検出ならびに判定に当っては、回転円盤
上において各検出ヘッドの下に相当するところに空缶も
れを検出すべき空缶をのせる。空缶もれの検出判定にあ
たっては、回転円盤上から検出ヘッドを下降させ、検出
ヘッドから加圧気体を検出用気体として空缶内に注入
し、そのときの缶内圧を検出する。注入後は空缶は回転
円盤にのせられて回転し、その間、つまり、回転円盤が
一回転し、一回転したときの空缶内の圧力変化を、気体
注入時の缶内圧との差として缶内圧の圧力低下量として
検出し、その圧力低下量が所定の基準値の圧力量の許容
範囲内か外れたかを検出し、これにもとずいて空缶もれ
が検出判定される。
【0008】このような検出原理に支配される検出装置
であると、回転円盤が一回転する間に空缶もれを検出す
るために、空缶もれの精度や判定が回転円盤の一回転に
要する時間によって左右され、まず、精度の上昇を求め
るには、回転時間をなるべく長くすることが要求され
る。
【0009】このように回転時間を長くすることによっ
て長い測定時間をとるには、それに対応して、回転円盤
は相当大型化することが必要になる。回転円盤の大型化
にともなって、設備そのものや、回転円盤を支承する回
転軸、回転軸を駆動する駆動モ−タ、歯車その他の伝達
機構も大型化、複雑化する。
【0010】すなわち、検出ヘッドは回転円盤上で例え
ばア−ム材や架材などで支持され、更に、検出能力を増
加させるのには、それに応じて検出ヘッドやその支持機
構も増加し、装置そのものが複雑で大型化する。
【0011】このように回転円盤の大型化にともなっ
て、設置スペ−スは非常に大きくなり、その上、回転円
盤に空缶を供給する供給コンベヤ、判定後の空缶を排出
する排出コンベヤなども必要になる。
【0012】また、通常の検出装置では、測定精度の向
上や大量処理の面から、回転円盤そのものを相当大型化
するのが通例であり、この回転円盤上で18〜20個程
度の検出ヘッドを設置されている。
【0013】しかし、このような大型化した回転円盤で
も径は2.6m〜3.0m程度にするのがせいぜいであ
って、この程度の径の回転円盤では回転速度をおそくし
ても、それほど測定時間を長くとることができず、測定
精度を高めることはきわめてむづかしい。
【0014】要するに、従来例の判定装置は、検出用空
気の注入時の空缶内圧に対する所定の測定時間を経った
のちの空缶内圧の低下量として検出し、これにもとずい
て、空缶もれを判定するものである。このため、どうし
ても測定精度を上げるのには、測定時間を長くとるのに
は、どうしても、上記の通りの問題が残る。
【0015】さらに、測定時間を長くとるには、回転円
盤上における測定の開始時をなるべく早める必要があっ
て、このために、後記の通り、測定精度が高めることが
むづかしい。
【0016】さらに、空缶内圧の変化を検出用空気を注
入したときを開始点として圧力量として検出し、この圧
力量によってもれを判定する場合は、検出用空気の注入
時の圧力のぶれや下降度が大きく、検出圧力そのものの
対比では、圧力検出精度、つまり、圧力がどの程度の単
位まで測定できるかによって、判定できる空缶もれが決
まり、微細な孔隙による空缶もれは検出できないし、こ
れを検出するのには測定時間を相当、10〜20分程度
とる必要がある。
【0017】しかし、一般缶は可燃物などが入れられる
ために、どうしてもなるべく測定精度範囲又は許容範囲
を高め、微細な孔隙による空缶もれなどまで検出するこ
とが望まれている。ちなみに、一般缶の溶接部に溶接欠
陥として生じるピンホ−ルなどによる内圧降下は、0.
001kg/cm2以下を単位としなければ、正確に求
めることは困難である。
【0018】また、空缶内の圧力低下量を検出する場合
には、測定時間のほかに、大気温度、空缶の変形などに
よって圧力低下量が左右され、この値によって判定する
のはきわめてむづかしい。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記の通
りの問題点の解決を目的とし、具体的には、空缶内の圧
力変化は、検出用気体の注入時の缶内圧の値を基準にす
ることなく、缶内圧がある程度降下し缶内圧の均一化が
はかられたときを基準として測定を開始し、しかも、缶
内圧は数値化し、この数値化した値にもとずいて空缶も
れを判定する方法ならびにそれに使用する装置を提案す
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明方法は
検出すべき空缶の中に気体を圧力気体を検出用気体とし
て注入し、この空缶内の圧力を検出して細かく数値化し
てから、この数値化した検出値を予め定めた基準数値と
較べて、空缶もれの有無を判定する方法において、空缶
内の圧力がピ−ク値を示す数値より下降しかつこの下降
の割合が緩和したところを開始点とし、この開始点から
予め定めた測定時間経過後の空缶内の圧力に対応する数
値を求め、この数値を基準量に較べて空缶もれの有なら
びに無を判定することを特徴とする。
【0021】更に、この方法に使用する装置は検出すべ
き空缶の開口部に挿入されこの開口部の内壁面に接触し
て封鎖する封鎖体を設ける一方、この封鎖体には空缶内
に加圧気体を検出用空気として供給する検出気体供給通
路を設け、この検出気体供給通路により示す空缶内にお
ける検出用気体の圧力を導く圧力検出通路を設けるとと
もに、この圧力検出通路には圧力検出装置を接続し、こ
の圧力検出装置には、空缶内からの圧力を電圧として検
出する圧力検出回路と、この電圧を増幅する増幅回路
と、この増幅されて電圧を所定量に数値化する数値化回
路とを設け、さらに、この数値化回路からの数値化した
量を入力し予め入力させておいた基準数量にもとずいて
空缶もれの有無を判定することを特徴とする。
【0022】そこで、これら手段から成る構成ならびに
その作用について図面によって詳しく説明すると、次の
通りである。
【0023】なお、図1は、本発明方法を実施する際の
プロセスの一例を示すフロ−シ−トである。
【0024】図2は、本発明方法を実施する際に使用す
る空缶もれ判定装置の一部を示す断面図である。
【0025】図3は、図2の空缶もれ判定装置において
気体を供給する気体供給ヘッドの断面図である。
【0026】図4は、図2ならびに図3に示す空缶もれ
判定装置における気体供給系を示す説明図である。
【0027】図5は、本発明方法を実施する装置の一例
の配置図である。
【0028】まず、図1において、符号1は空缶もれを
検出するための各空缶を示す。各空缶1は矢印方向に向
って順次に送られ、これら各空缶1にそれぞれ検出器具
本体2を装着する。
【0029】この検出器具本体2には、後記の通り、封
鎖体4(図2参照)が設けられ、この封鎖体4によっ
て、矢印方向に順次に送られる各空缶1の開口部、所謂
口は封鎖され、更に、後記の検出気体の供給通路を経て
検出気体を空缶1内に注入される。
【0030】これら空缶1を連続的に空缶もれを検出す
る場合には、空缶1は矢印方向に順次に搬送される間に
空缶1内に検出用気体として注入された加圧気体のおよ
ぼす缶内圧の圧力変化を測定する。すなわち、圧力変化
の検出は検出気体を注入時の缶内圧を基準とすることは
ない。空缶1に検出器具本体2を装着し、検出気体を注
入してから所定の時間をおいて、缶内圧がピ−ク値から
下降して所定の値に達したときの缶内圧を測定し、それ
から順次に、空缶1を矢印方向に搬送する。
【0031】したがって、この搬送により一定の時間が
経過し、後記の通り、この経過後の空缶内の圧力変化の
推移、なかでも、一定時間経過後の空缶内圧力の降下量
から空缶もれを検出し、この検出にもとずく空缶もれの
判定には、圧力単位をそのまま用いることなく、圧力量
は電圧に変換増幅してから例えばデジタル量として数値
化し、この数値化した値として検出し、この数値を予め
基準とする数値と対比して判定する。この降下量が一定
限度をこえたときには、空缶もれありと判定し、こえな
いときには、空缶もれなしと判定する。
【0032】このように空缶もれを判定すると、図1に
示すように、例えば、搬送ベルトなどで搬送するだけ
で、連続的に行なうことができるし、個々の空缶につい
て検出器具本体2を装着し、そのまま放置して個別的に
空缶もれの有無の判定を行なうこともできる。
【0033】空缶もれの判定に当って、はじめに、検出
器具本体2が各空缶1に装着され、その封鎖体4によっ
て空缶1の開口部を封鎖するとともに、検出器具本体2
の封鎖体4に設けた検出気体の供給通路から加圧空気な
どの気体が検出用気体として空缶1内に注入される。加
圧空気が空缶1内に注入されたときには、空缶内の圧
力、つまり缶内圧は上昇し、ピ−ク値に達する。しかし
ながら、このピ−ク値は定常状態の缶内圧を必ずしも示
されないため、缶内圧の降下や変化はこのピ−ク値をも
とにして求めると、その缶内圧の降下量は、必ずしも空
缶もれを示すことがなく、とくに、溶接部のピンホ−ル
などによる空缶もれなどは全く検出できない。なお、従
来例の空缶もれは通常、このピ−ク値や、このピ−ク値
から下降し定常状態に達する間の値にもとずいて空缶も
れの有無を判断することが行なわれている。
【0034】すなわち、本発明者らの研究によると、検
出気体の注入直後のピ−ク値は空缶の容積、形状等に依
存する値である。缶内圧ははじめに上昇してピ−ク値に
達し、そののちに下降する。この下降値は定常状態に達
し、下降割合は空缶の容積、形状等に応じて決まり、下
降の割合は緩和され、ある値に近づく傾向を持ってい
る。したがって、予め空缶について、缶内圧の下降の割
合が緩和されたところを求め、それをベ−スとして検出
の開始点とすると、内圧変化が高精度で求められる。
【0035】なお、ピ−ク値や、その値から定常状態に
達するまでの下降量は空缶の容積や形状に左右されるた
めに、これらの因子が一定の空缶の場合は予めこの下降
量を求めておき、ピ−ク値からこの下降量を差引いた値
をベ−スとすることもできる。このようにすると、検出
系全体を自動化することができる。
【0036】更に詳しく説明すると、缶内圧の下降の割
合が緩和されるところから始めて、それ以後の缶内圧の
下降の状態をみるときに、缶内圧の下降の測定時間に対
する割合が一定の割合か、缶内圧の下降の推移を示す曲
線若しくは直線の勾配が一定か、所定の勾配の範囲内に
あるかによっても空缶もれの有無が判定できる。
【0037】缶内圧の下降が測定時間に対応して一定の
割合で減少する場合には、所定の測定時間後の缶内圧の
下降量そのものを測定しなくとも、缶内圧の下降の推移
を示す曲線若しくは直線の勾配が一定でかつ所定の範囲
内にとどまるときには、測定時間を長くとらなくても、
缶内圧の降下量は十分に予知できる。一方、缶内圧の下
降の推移を示す曲線又は直線の勾配が一定であっても所
定の範囲以上になるときには、缶内圧の降下量が大きく
なることが予知される。
【0038】このところから、缶内圧の変化の推移を示
す曲線や直線の勾配によって空缶もれの有無を判断でき
る。
【0039】しかしながら、このように判定する場合に
は、後に一例として示す圧力検出装置そのものを検出器
具本体2と一体に構成し、空缶1とともに移動するよう
に構成しないと、移動途中の缶内圧の変化を逐次検出で
きない。
【0040】しかし、このように一体化するのと検出器
具本体2が膨大になり、これを空缶1に装着して移動さ
せると、空缶1はバランスを失なって移動途中にたおれ
たりする。とくに、薄板から成る空缶1はきわめて軽
く、変形し易い空缶1に検出器具本体2を装着すると、
変形し好ましくない。
【0041】このところから、本発明においては、空缶
内に検出気体として加圧空気を注入してから、所定の測
定時間の後の圧力下降が緩和したことを基準として、缶
内圧の下降量を求め、この値が基準値をこえているかど
うかを判定し、この判定に当って圧力量は電圧に変換増
幅してからちなみにデジタル量として数値化し、このデ
ジタル量によって比較して、空缶もれの判定を行なう。
すなわち、圧力量そのものを対比して判定する場合で
も、判定に関与するところのみを増幅して比較すること
が必要である。この点は、検出気体注入時のピ−ク圧力
を排除することによって達成できる。しかし、対比する
に当っては、なるべく、整数によって対比した方が正確
に対比できる。このところから、検出圧力は電圧に変換
して増幅する一方、例えばデジタル量に変換し、このデ
ジタル量として対比する。これに対比すると、圧力降下
量は極限まで対比でき、僅かな降下量も検出できる。
【0042】このような空缶もれの判定であると、空缶
内が気体の注入によって加圧されたときに空缶内の圧力
分布が不均一なときを基準にして測定することがなく、
内圧の変化が消失し一定値に収れんされるときの条件で
ある。このため、所謂ピンホ−ルなどのきわめて小さい
孔隙や他の溶接部の欠陥に基づく孔隙であっても、測定
でき、更に、測定精度は変換した電圧の増幅倍率や数値
化などによって所望に応じて高めることができるため、
これら欠陥によるわずかな缶内圧の降下量であっても測
定できる。
【0043】このように缶内圧の下降割合が緩和されて
一定の値に近づく傾向が認められるところを開始点とし
て、この缶内圧の均一化状態から缶内圧変化を求める
と、その測定単位を無限大ほど細かく設定するときに
は、膨脹や縮少による缶内圧の推移曲線を求めなくと
も、微小な孔隙による空缶もれも判断できる。この場合
にとる時間は、曲線を求める場合と同様に、例えば10
秒〜30秒程度、更に、5秒程度内外で十分に検出し判
定できる。
【0044】すなわち、一般缶と云われる空缶は比較的
薄い(例えば、厚さ0.1〜1.2mm)鋼板からつら
れている。このように薄板からつられていると、空缶が
内圧によって押されて膨脹し、この膨脹の割合が内圧変
化の推移としてあらわれる。とくに、空缶内の圧力が均
一化したのちには、空缶の各内壁面は内部の気体によっ
て等しい力によって押されるため、空缶はその形状を損
なうことなく相似的関係を保持して膨脹する。このた
め、空缶の膨脹にともなう内圧の変化は一定の割合での
内圧の下降としてあらわれる。
【0045】内圧の変化は測定時間に対して一定の割
合、つまり、直線的に比例する関係で推移していく。こ
のようなところをとらえて、とくに、この推移曲線又は
直線の勾配から空缶もれや形状不良を測定することがで
きる。
【0046】要するに、空缶内の内圧が均一になったと
きを測定開始点とすると、ダルトンの法則が示す通り、
空缶の内壁面におよぼす内圧はほとんど均一化し、内壁
面に均一な内圧力が働く。したがって、このような均一
な内圧によって膨脹が空缶全体にわたって行なわれる
と、空缶は全体にわたり均一な割合で膨脹し、各部の均
一な割合の空缶容積の膨脹によって内圧が下降する。こ
のような内圧の下降は直線状に比例する割合で降下する
ことになる。
【0047】しかし、この事実は、必ずしも、空缶の内
圧変化の推移を逐次検出しなくとも、それと同等の効果
が達成できる。すなわち、所定時間内に一定の割合で下
降している場合には、その降下量はある値に収れんされ
る。このため、収れんされる値ならびに缶内圧の変化が
高精度で測定でき、判定の許容範囲が細かく設定されて
いると、空缶の溶接部に生成するピンホ−ルその他のき
わめて小さい孔や孔隙からのもれであっても、正確に検
出できる。
【0048】空缶もれを極限までつきつめて測定する場
合、缶内圧の降下の経時的推移をみるのが理想である。
しかし、この経時的推移が一定の割合、つまり一次の直
線的関係で行なわれるときには、所定時間には常に一定
の値の下降量になる。この値の測定精度を大巾に高め、
許容範囲の幅を小さくとればとるほど、缶内圧の経時的
推移は一定の割合で行なわれたものと推測できる。
【0049】このようなところから、本発明において
は、缶内圧の下降量を増幅し、これをアナログ量でなく
デジタル量に変換して数値化し、この数値にもとずいて
空缶もれを検出する。
【0050】このような検出であると、缶もれ判断で基
準値の許容範囲の幅を小さくとることができるため、き
わめて小さい孔隙であって、その缶内圧の下降の割合が
きわめて高精度で検出できる。このように高精度で検出
する測定系においては、わずかなピンホ−ルなどの孔隙
であっても検出できる。
【0051】また、このように測定する場合は、内圧量
を増幅し数値化をはかったときに、例えば、内圧の下降
量0.01〜0.35kg/cm2をデジタル量として
0〜32000程度で数値化をはかったときには、単位
デジタル量が2000分の1となり、この量は0.00
02kg/cm2に相当し、測定精度は大巾に高められ
る。更に、増幅倍率を上げて数値化の値を小きざみにす
ると、分解能力は上がり、圧力で0.00002kg/
cm2まで測定できることになって、どのような空缶も
れも判定できる。したがって、測定時間をみても内圧の
下降割合の傾向をみなくとも、このような数値化した値
のもとで検査すると、測定時間は20〜30秒、これ以
下であっても、10秒程度またはそれ以下、なかでも、
5秒程度であっても、十分に測定ができる。
【0052】なお、空缶もれの基準となる所定値は空缶
の材質、厚さ、空缶容積等を配慮して内圧による膨脹を
考慮して決めるし、それに応じて数値化の倍率も定め
る。
【0053】以上のように空缶もれを測定する場合、検
出器具としては確実に封鎖体4によって空缶1の開口部
をシ−ルでき、加圧空気などの気体を検査用気体として
注入できるものであれば何れの構成のものでも用いるこ
とができる。
【0054】このような空缶1のもれの検出は、図2に
示す検出器具本体2に図3に示す気体供給ヘッド3を組
み合わせて用いるのが、きわめて好適である。
【0055】なお、上記の条件が達成できれば、必ずし
も図2ならびに図3に示す検出器具本体2や気体供給ヘ
ッド3を用いる必要がない。
【0056】図2に示す検出器具本体2は、封鎖体4、
シ−ル気体の供給通路5(図3参照)、検出気体の供給
通路6、圧力検出装置80のうちの一部を成す圧力検出
回路81ならびに増幅回路82(図5参照)が設けられ
ている。
【0057】封鎖体4は、図2に示す通り、検出すべき
空缶1の開口部、すなわち、口金11に挿入される。封
鎖体4は内部からの圧力により、図2で点線によって示
すように、膨脹し、口金11の内壁面に密着し、口金1
1は封鎖される。
【0058】封鎖体4はゴム、合成樹脂、可撓性繊維な
どの可撓性でかつ弾力性のある材料から構成され、内部
からの圧力がかかったときに半径方向に拡大するよう膨
脹し、内部の圧力を取り去ったときに弾力性により半径
方向に縮少するよう戻る性質を持っている。したがっ
て、空缶1の口金11に装着したときには、検出器具本
体2に設けられたシ−ル気体の供給通路5から加圧され
たシ−ル気体51が入れられると、封鎖体4は内面から
押されて半径方向に拡大し、空缶開口部の口金11の内
壁面にもれなく密着する。
【0059】封鎖体4は、このように構成しなくとも、
封鎖体4そのものは弾性材料から構成し、その材料の弾
性によって口金11がシ−ルできるように構成できる。
さらに封鎖体4には必ずしも圧力検出回路81ならびに
増幅回路82を設けなくとも、圧力検出装置80の一部
として組み込んで別個に配置することもできる。
【0060】また、封鎖体4には検出用気体の供給通路
6を設け、封鎖体4によるシ−ルが完全に行なわれたの
ちは、供給通路6を経て加圧空気などの気体61が検出
用気体61として空缶1内に導入される。
【0061】供給通路6は封鎖体4が取付けられている
検出器具本体2を貫通して設けられ、この供給通路6を
通って検出用気体61が導入される。このように検査用
気体61が導入されると、先に述べた通り、空缶1内の
圧力は上昇し、その後、内圧が均一化するのにともなっ
て下降し、その下降の割合が順次に緩和されて定常状態
になる。
【0062】また、圧力検出回路81ならびに増幅回路
82は供給通路6の一部を分岐させて圧力検出通路63
を構成し、この通路63の先端を圧力検出回路81に連
結し、この圧力検出回路81によって電圧値として検出
された空缶1内の圧力を検出することもできる。
【0063】なお、圧力検出回路81や増幅回路82を
検出器具本体2の中に一体として設けなくとも、圧力検
出装置80の全てを別個に配置して、圧力検出通路63
からの缶内圧を直接系外の圧力検出装置80で検出でき
るように構成することもできる。
【0064】また、以上の通りに検出器具本体2を構成
する場合、検出器具本体2に対して、シ−ル気体51や
検出用気体61を供給するために、図3に示すように、
気体供給ヘッド3を設ける。
【0065】気体供給ヘッド3はいずれにも構成できる
が、図3に示す通りに構成するのが好ましい。
【0066】すなわち、気体供給ヘッド3にはシ−ル用
空気などの気体のシ−ル気体供給通路31と測定用空気
などの気体の測定用気体の供給通路32を設ける。更
に、気体供給ヘッド3の下面には整合孔33を設ける一
方、これら整合孔33に対応して検出器具本体2の上面
に整合突起21を設ける。このように構成すると、気体
供給ヘッド3が下降したときに整合突起21と整合孔3
3とが整合し、後に示す通り、シ−ル用空気や空缶の加
圧用空気が供給される。
【0067】また、2つの気体の供給通路31、32の
下端にそれぞれ開閉弁33、34を設ける。気体供給ヘ
ッド3がつかんで下降したときには、検出器具本体2の
シ−ル用や検出用などの気体の供給通路5、6の入口に
設けた各開閉弁52、62と整合し、これによってシ−
ル気体51や、検出用気体61が送られる。
【0068】また、気体供給ヘッド3の各整合孔33に
は、離脱用の空気供給通路34から空気を供給し、気体
供給ヘッド3と検出器具本体2とは簡単に分離できるよ
うに構成することもできる。
【0069】更に、図4には空缶内圧の検出原理が示さ
れている。この原理は、検出器具本体2の一部に圧力検
出回路81ならびに増幅回路82が設けられている場合
を示すが、これらが別個に設けられていても検出原理は
同等である。
【0070】すなわち、圧力検出回路81に接続する増
幅回路82から検出端子71、72、73を引き出し、
これに気体供給ヘッド3を介在させる。
【0071】また、各検出端子71、72、73はそれ
ぞれリ−ド線を介して圧力検出装置80に接続する。圧
力検出装置80は、図5に示すように、圧力検出回路8
1、増幅回路82、数値化回路83、判定装置84から
構成する。
【0072】このように構成すると、圧力検出回路81
において空缶1の内圧は電圧として測定され、その電圧
値は増幅回路82で所定の倍率に増幅される。増幅され
た電圧は数値化回路83で数値化され、この数値にもと
ずいて判定装置84によって空缶1のもれの有無が判定
する。
【0073】なお、これら各回路などは通常次のとおり
構成すれば十分である。
【0074】圧力検出回路81は通常定電流のもとでひ
ずみゲ−ジなどを介在させてそのゲ−ジの変形により圧
力を電圧に変換できるように構成し、増幅回路82はい
ずれのもの、例えば、ブリッジ回路から構成できる。
【0075】数値化回路83は、通常、アナログ量の電
圧をデジタル量に変換できるように構成する。例えば、
電圧を所定のパルスに変換し、このパルスの個数をカウ
ントすることによって容易にデジタル量に変換できる。
【0076】判定装置84は、この変換した数値にもと
ずいて判定する回路である。
【0077】
【実施例】次に、実施例について説明する。
【0078】まず、容量18リットルの角型の空缶を、
図1に示すように、ベルトコンベヤの搬送軌道の上にの
せて順次に送った。このコンベヤにのせるのに先立っ
て、各空缶の口金のところに、図2で示す検出器具本体
を取付け、この検出器具本体に図3に示す気体供給ヘッ
ドを連結して、シ−ル部にシ−ル用加圧空気を送るとと
もに、空缶の中に検出用加圧空気を送って角型空缶の中
に加圧空気を充填した。その後、気体供給ヘッドを検出
器具本体から分離し、各空缶には検出器具本体を取付け
たままでベルトコンベヤ上を連続的に順次に移動させ
た。
【0079】この移動の間に、空缶の圧力を測定し、そ
の内圧の推移を求め、空缶1のもれの有無を判定した。
【0080】なお、この際の空缶もれの判定条件は次の
通りであった。
【0081】検出回路による圧力(ゲ−ジ圧)に対応す
る電圧は、100倍に増幅する。
【0082】100倍に増幅された電圧は、パルス数
2、4、8、16、32、64を単位としてデジタル量
として数値化し、これに判定した。
【0083】測定時間は25秒とした。
【0084】判定空缶数は80缶/分とした。
【0085】この結果、デジタル量をとって判定したと
ころ、差圧0.001kg/cm2を更に細分でき、微
細な孔隙をことごとく測定できた。
【0086】また、各空缶の中に検出用気体として加圧
空気が注入され、測定が開始される直後では、はじめに
空缶の圧力、つまり内圧は急激に上昇する。その後、僅
かの時間差、1秒程度で内圧は下降し、更に、1〜2秒
程度で下降の割合は相当緩和され、その後、内圧下降の
割合は横軸の測定時間に対応して一定の割合で減少し、
測定開始から25秒経ったときの圧力の下降値(ΔP
b)を求めた。
【0087】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、本発明は、検
出すべき空缶の中に気体を圧力気体を検出用気体として
注入し、この空缶内の圧力を検出して細かく数値化して
から、この数値化した検出値を予め定めた基準数値と較
べて、空缶もれの有無を判定する方法において、空缶内
の圧力がピ−ク値を示す数値より下降しかつこの下降の
割合が緩和したところを開始点とし、この開始点から予
め定めた測定時間経過後の空缶内の圧力に対応する数値
を求め、この数値を基準量に較べて空缶もれの有ならび
に無を判定する。
【0088】したがって、空缶内の圧力がピ−ク値より
下降しこの下降が緩和したところを開始点として、測定
を開始するために空缶もれの有無は高精度で判定でき
る。
【0089】また、この判定に当っては、この圧力に対
応する電圧を求め、これを増幅、数値化し、この数値化
した値相互間の比較によって空缶もれの有無が判定でき
るため、圧力変化を逐次求めなくとも、正確に判定でき
る。すなわち、この数値化によって圧力は所望に応じて
細かく数値化でき、この値の対比によって一層精度が高
められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施する際のプロセスの一例を示
すフロ−シ−トである。
【図2】本発明方法を実施する際に使用する空缶もれ判
定装置の一部を示す断面図である。
【図3】図2の空缶もれ判定装置において気体を供給す
る気体供給ヘッドの断面図である。
【図4】図2ならびに図3に示す空缶もれ判定装置にお
ける気体供給系を示す説明図である。
【図5】本発明方法を実施する装置の一例の配置図であ
る。
【符号の説明】
1 空缶 2 空缶もれ検出器具の検出器具本体 3 気体供給ヘッド 4 封鎖体 5 シ−ル気体供給通路 6 気体供給通路 80 圧力検出装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出すべき空缶の中に気体を圧力気体を
    検出用気体として注入し、この空缶内の圧力を検出して
    細かく数値化してから、この数値化した検出値を予め定
    めた基準数値と較べて、空缶もれの有無を判定する方法
    において、前記空缶内の圧力がピ−ク値を示す数値より
    下降しかつこの下降の割合が緩和したところを開始点と
    し、この開始点から予め定めた測定時間経過後の空缶内
    の圧力に対応する数値を求め、この数値を前記基準量に
    較べて空缶もれの有ならびに無を判定することを特徴と
    する空缶もれの判定方法。
  2. 【請求項2】 前記測定時間を検出すべき空缶の容量、
    素材の板厚ならびに形状にもとずいて定めることを特徴
    とする請求項1記載の空缶もれの判定方法。
  3. 【請求項3】 前記測定時間を5秒〜2分にすることを
    特徴とする請求項1記載の空缶もれの判定方法。
  4. 【請求項4】 予め定めた前記基準数を0〜32000
    とすることを特徴とする請求項1記載の空缶もれの判定
    方法。
  5. 【請求項5】 検出すべき空缶の開口部に挿入されこの
    開口部の内壁面に接触して封鎖する封鎖体を設ける一
    方、この封鎖体には前記空缶内に加圧気体を検出用空気
    として供給する検出気体供給通路を設け、この検出気体
    供給通路により示す前記空缶内における検出用気体の圧
    力を導く圧力検出通路を設けるとともに、この圧力検出
    通路には圧力検出装置を接続し、この圧力検出装置に
    は、前記空缶内からの圧力を電圧として検出する圧力検
    出回路と、この電圧を増幅する増幅回路と、この増幅さ
    れて電圧を所定量に数値化する数値化回路とを設け、さ
    らに、この数値化回路からの数値化した量を入力し予め
    入力させておいた基準数量にもとずいて空缶もれの有無
    を判定することを特徴とする空缶もれの判定装置。
  6. 【請求項6】 前記封鎖体を内圧により膨脹する弾性材
    から構成する一方、この弾性材に前記空缶の内圧を作用
    させるシ−ル気体を供給するシ−ル気体供給通路を設け
    ることを特徴とする請求項5記載の空缶もれの判定装
    置。
  7. 【請求項7】 前記検出気体供給通路に、前記検出気体
    を供給する気体供給ヘッドを着脱自在に連結して成るこ
    とを特徴とする請求項5記載の空缶もれの判定装置。
  8. 【請求項8】 前記気体供給ヘッドに、前記シ−ル気体
    供給通路を着脱自在に連絡させて成ることを特徴とする
    請求項6ならびに7記載の空缶もれの判定装置。
  9. 【請求項9】 前記圧力検出装置のうちの前記圧力検出
    回路を前記封鎖体と一体に設けることを特徴とする請求
    項5記載の空缶もれの判定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016517954A (ja) * 2013-03-27 2016-06-20 ヴィルコ・アーゲー デバイスをインラインで検査しかつ/または試験する方法、およびそのような方法を遂行するための装置
JP2020134394A (ja) * 2019-02-22 2020-08-31 旭ファイバーグラス株式会社 真空断熱材の性能変化予測システム及びプログラム

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