JPH03156336A - 密閉合成樹脂製容器リーク検査方法 - Google Patents

密閉合成樹脂製容器リーク検査方法

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JPH03156336A
JPH03156336A JP29524089A JP29524089A JPH03156336A JP H03156336 A JPH03156336 A JP H03156336A JP 29524089 A JP29524089 A JP 29524089A JP 29524089 A JP29524089 A JP 29524089A JP H03156336 A JPH03156336 A JP H03156336A
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resin container
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Taichi Murata
太一 村田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、密閉合成樹脂製容器の胴筒と天壁とのシール
部分のリーク(漏れ)、特に約100μ−以下というご
く小さい間隙等からのリークの検査方法に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、密閉容器の胴筒7と天壁2とのシール部分のリー
ク検査方法としては、金属製缶容器14の場合に行われ
ているように1缶容器14の天面4を負圧雰囲気内で減
圧し、その減圧による天面4の膨らみ量を容器下端15
から天面4中央部までの高さを測定することによって検
出し、その測定値を基準値と比較することによって検査
するもの(第4図参照)や1缶容器14全体を一定負圧
雰囲気内に置き、その圧力の変化によって検査するもの
(第5図参照)等が存在する。
天面4の高さを測定する方法においては、リークの発生
する缶容器14は天面4が膨らむので、これによってリ
ークがあることを検知することが出来る。又、圧力によ
る検査の場合は、リークのある缶容器14では缶容器1
4内の空気が漏れ圧力値が上昇するので、これによって
リークがあることを検知することが出来るものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記した従来の方法によって合成樹脂製容器の
リーク、特に微量なリークを検査することは不可能であ
る。合成樹脂製容器は金属製缶容器と比べその剛性が弱
く、外圧や熱が加わることによって容易に変形してしま
い易いからである。
特に、天壁と底壁は3通常、容器の内圧変化に対応して
変形すべく胴筒より肉薄に設定されているためさらに変
形し易く、よって従来方法の適用はことさら不可能・と
なっている。
従来の缶容器の天面を減圧して容器下端から天面中央部
までの高さを測定する検査方法で合成樹脂製容器のリー
クを検査した場合、その減圧によって肉薄に設定され剛
性の弱い天壁が大きく膨出変形してしまう。従って、リ
ークのある容器およびリークのない容器ともに、その天
面は同じように大きく膨出してしまい両者の膨出量の差
を得ることが出来ない。そのため、この従来方法によっ
て合成樹脂製容器のリークの有無を正確に判断すること
は出来ない。
又1缶容器を負圧雰囲気内分に置き、その圧力変化によ
ってリークを検査する従来の方法で合成樹脂製容器のリ
ークを検査すると、その負圧によって特に天壁と底壁が
大きく膨出して容器内の容積が増加する。これによって
容器内の空気が減圧され、実際にはリークがある容器の
場合であっても空気が漏れ難くなって圧力値が変化せず
、よってリークの有無を検知することが困難である。合
成樹脂製容器は、偏肉等の影響によって同じ圧力下にあ
ってもそれぞれ微妙に異なる膨出変形をするので、こう
した従来の圧力変化による検査はさらに困難なものとな
る。
本発明は5 こうした問題に鑑み創案されたもので密閉
された合成樹脂製容器の微量なリークをも検査すること
の出来る方法を提供することをその課題とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
そのための手段として、密閉合成樹脂製容器1の天壁2
以外の部分である胴部3に一定気圧を加圧あるいは減圧
し、一定時間内における前記密閉合成樹脂製容器天面4
中央部の変位量を測定することによってリークの有無を
検査することとした。
尚、密閉合成樹脂製容器1の天面4中央部の変位量を測
定する際に、密閉合成樹脂製容器1の底面5中央部を一
定距離押圧して密閉合成樹脂製容器1内を加圧すると良
い。
〔作用〕
密閉された合成樹脂製容器lの胴部3(胴筒7と底壁6
から構成される)を減圧すると、その圧力によって容器
胴部3が膨らみ、よって容器lの容積が増加し、天面4
が下降する。容器1にリークのない場合、天面4はこの
容器胴部3の容積の増加による下降を行った一定時間経
過後はその位置を維持する。逆に、容器1にリークのあ
る場合は、容器1内の空気が漏れ出るので容器l内が減
圧され続け、それに伴い天面4も下降を続ける。
この天面4の下降変位形態を得ることによって。
容器1のリークの有無を判断することが出来るものであ
る。第3図にリークのある容器1とない容器1の天面4
の下降変位形態を示す。リークのない良品は、一定時間
経過後は天面4の位置が一定に安定しているのに対して
、リークのある不良品は天面4の位置が下降し続けてい
るのが判る。
尚、容器1の減圧を行う前にあらかじめ容器底面5を押
圧すると容器1内が加圧され、それによって容器天面4
が膨出する。この膨出した状態から容器1を減圧すると
天面4がより下降し易くなるので、測定をより正確に行
うことが可能である。
又、密閉された合成樹脂製容器1を加圧してリークの有
無を検査する場合は、容器胴部3を加圧するとその圧力
によって胴部3が陥没変形して容器1の容積が減少し、
これに伴い天面4が下降する。リークのない良品容器の
場合、この天面4の位置は変化しないが、不良品の場合
はリーク部分から外気力く容器l内に侵入するので天面
4は徐々に膨出する。この天面4の上昇変位を測定する
ことによってリークの有無を判断することが出来る。
この場合、容器lの底面5を押圧することによって、リ
ークのある場合、天面4の膨出変形がより達成し易くな
るので、より正確に測定出来る。
(実施例〕 第1図と第2図に本発明の一実施例を示す。ここで検査
の対象となる容器lは、その胴筒7と底壁6がポリブロ
ンピレン樹脂製で、天壁2はラミネートフィルムで構成
されている。この天壁2の周端部にポリプロピレン樹脂
製の切離片8が貼着され、その切離片8を引き抜くこと
により天壁2を開放するものである。
そして、容器1内には高温内容物が充填され天壁2で密
閉されている。天壁2の密閉は、高周波あるいは超音波
処理等で天壁2と胴筒7とを溶着シールすることによっ
て達成するが5本発明はこのシール部9(第2図参照)
からのリークを検査するものである。又、この容器1は
密閉後、加圧温液あるいは蒸気等によって加熱殺菌され
たものである。
本実施例においては、密閉合成樹脂製容器■を密封部材
内に入れ1M部材11によって閉鎖している。容器lの
胴部3(胴筒7および底壁6)は密封部材内に位置し、
天壁2とは通気不能に隔離されている。リークの発生し
やすい部分である胴筒7と天壁2とのシール部9は、密
封部材10内に位置している(第2図参照)。
この状態において、まず容器底面5を押圧片13によっ
て一定距離押し上げる。これによって容器l内は加圧さ
れ天壁2が膨出する。次に、密封部材lO内を減圧する
。この減圧によって容器胴部3は膨出し、よって容器l
内の容積が増加して天壁2が急激に下降する。リークの
ない良品容器の場合、この下降は一定時間経過後に停止
するが、不良品の場合は容器l内の空気が漏れ続けるた
めに緩やかな下降を続ける。従って、この天面4の下降
変位形態を測定片12の測定によって得ることでリーク
の有無を判断している。
天面4下降の測定手段としては、減圧前の天面4の高さ
(P)、N圧による容器1の膨出後の天面4の高さ(Q
)、・およびそれ以陳一定時間経過後の天面4の高さ(
R)を等を測定してその変位形態によって判断すること
も出来るし、又、一定時間経過後の天面4の高さ(R)
を測定して、その測定値を良品の測定値と比較して判断
することも可能である。
〔発明の効果] このように本発明は、密閉合成樹脂製容器のリークの有
無を、容器を加圧あるいは減圧して、それに伴う天面の
変位形態あるいは変位量によって判断するものであり、
従来の缶容器のリーク検査方法と異なると共に、100
μ−以下という小さな間隙からの僅かなリークをも正確
に検査することが出来るものである。
又1合成樹脂製容器の天面を測定する際に、底面を一定
距離押圧することにより、容器内の内圧を高めて天面の
変位がし易くなるようにしたのでより正確な測定を行う
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図はその
部分拡大断面図、第3図は天面の変位形態を示すグラフ
、第4図および第5図は従来方法を示す断面図である。 符号の説明 1:容器、  2:天壁、  3:胴部、  4:天面
。 5:底面、  6:底壁。 片、  9:シール部。 部材、12:測定片。 器、15:下端。 7:胴筒。 10:密封部材。 13:押圧片。 8:切離 11:蓋 14:缶容 プ区&勿 11 MfII/

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)密閉合成樹脂製容器(1)の天壁(2)以外の部
    分である胴部(3)に一定気圧を加圧あるいは減圧し、
    一定時間内における前記密閉合成樹脂製容器天面(4)
    中央部の変位量を測定することによってリークの有無を
    検査して成る密閉合成樹脂製容器リーク検査方法。
  2. (2)密閉合成樹脂製容器(1)の天面(4)中央部の
    変位量を測定する際に、該密閉合成樹脂製容器(1)の
    底面(5)中央部を一定距離押圧して該密閉合成樹脂製
    容器(1)内を加圧して成る請求項1記載の密閉合成樹
    脂製容器リーク検査方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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