JPH088661Y2 - 電動式移動棚装置における外部配線装置 - Google Patents

電動式移動棚装置における外部配線装置

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JPH088661Y2
JPH088661Y2 JP1990078887U JP7888790U JPH088661Y2 JP H088661 Y2 JPH088661 Y2 JP H088661Y2 JP 1990078887 U JP1990078887 U JP 1990078887U JP 7888790 U JP7888790 U JP 7888790U JP H088661 Y2 JPH088661 Y2 JP H088661Y2
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JP
Japan
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wiring
external wiring
bent
plate
movable
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JP1990078887U
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恭昌 森口
圭司 松本
恒雄 榊原
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電動式移動棚装置における外部配線装置の
改良に係わり、更に詳しくは複数台の移動棚が、それら
の収納面に対して直交する方向に移動可能に配置され、
移動棚の移動でそれらの間に所定幅の通路が形成される
電動式移動棚装置の隣接する移動棚上部間に配線コード
を配設し得るようになした外部配線装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の電動式移動棚装置における外部配線装置は、第
5図に示す如く隣接する移動棚a,aの天板b上に、それ
ぞれの一端を水平回動可能に枢着した上方開放した断面
略コ字形の配線杆c,cの他端の底板d,dを互いに上下重畳
状態で枢着し、該配線杆cに配線コードeを配設し、移
動棚aが移動して互いの間に形成される通路幅が変化し
ても、該配線杆cが屈曲して安定に配線コードeを保持
できるものである。
しかし、両配線杆c,cの互いの連結部fが屈曲可能と
なすために、その内外両側板gを一部切欠していたの
で、該連結部fから配線コードeが露出して外観性を損
なうとともに、両配線杆の側板間に配線コードを噛み込
む恐れがあった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところ
は、両配線杆の連結部から配線コードが露出することを
防止するとともに、該連結部で配線コードを噛み込む恐
れが全くない電動式移動棚装置における外部配線装置を
提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前述の課題解決の為に、複数台の移動棚
が、それらの収納面に対して直交する方向に移動可能に
配置され、移動棚の移動でそれらの間に所定幅の通路が
形成される電動式移動棚装置において、隣接する移動棚
の天板上にそれぞれ一端を水平回動可能に枢着した上方
開放した断面略コ字形の配線杆の他端内側板をそれぞれ
蝶着するとともに、外側板を互いに重なるように該蝶着
点を中心とした回転方向へ屈曲延長してなる電動式移動
棚装置における外部配線装置を構成した。
〔作用〕
以上の如き内容からなる本考案の電動式移動棚装置に
おける外部配線装置は、隣接する移動棚が互いに移動し
てその間に形成される通路幅が変化した場合、両配線杆
の連結部において互いの内側板を蝶着した蝶着点を中心
として回動するとともに、該蝶着点を中心とした回転方
向へ屈曲延長した外側板が互いに重なって、両配線杆の
内側板間は勿論、外側板間に間隙を生じないようになし
たものである。
〔実施例〕
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考案の詳
細を説明する。
第1図は本考案の外部配線装置を装着した電動式移動
棚装置を示し、図中1は移動棚、2は外部配線装置をそ
れぞれ示している。
本実施例では、5台の移動棚1,…をそれらの収納面3
に対して直交する方向に配設された複数のレール4,…に
沿って互いに駆動モータ等によって移動可能に配置さ
れ、隣接する移動棚1,1が移動することによって、それ
らの間に通路5が形成され、該通路5内に作業者が入っ
て収納面3から物品を出し入れする電動式移動棚装置を
示している。尚、本考案は、後述する構成によるもので
あるから、この種の電動式移動棚装置に限らず、互いの
間隔が変化する物体間に配線コードAを配設可能となす
ために採用できる。
本考案の外部配線装置2は、隣接する移動棚1a,1b
(以後、便宜上隣接する移動棚に関するものにはそれぞ
れ数字の後にa,bを付する。)の天板6a,6bの上面にそれ
ぞれ一端を水平回動可能に枢着した上方開放した断面略
コ字形の配線杆7a,7bの他端内側板8a,8bをそれぞれ蝶着
するとともに、外側板9a,9bを互いに重なるように該蝶
着点Pを中心とした回転方向へ屈曲延長したものであ
る。
更に詳しくは、第2図〜第4図に示す如く、両配線杆
7a,7bの連結部10において、互いの内側板8a,8bの端縁
を、軸を垂直に配した蝶番11で回動可能に連結するとと
もに、一方の配線杆7aの外側板9aを該蝶番11の蝶着点P
を中心とした回転方向内方へ屈曲延長して折曲板12aを
形成し、それに伴って底板13aを蝶着点Pと折曲板12aの
先端を結ぶ線まで延長し、他方の配線杆7bの外側板9bを
前記外側板9aの内方に重なるように蝶着点Pを中心とし
た回転方向内方へ屈曲延長して前記同様に折曲板12bを
形成し、同じく底板13bを蝶着点Pと折曲板12bの先端を
結ぶ線まで延長して、常に底板13bが前記底板13a上に重
なるようになしている。ここで、前記折曲板12bは蝶着
点Pを中心とした回転方向内方へ二段に屈曲延長してい
る。尚、前記折曲板12a,12bはそれぞれ外側板9a,9bに連
続した曲面となしてもよい。
しかして、第2図及び第3図に示す如く、隣接する移
動棚1a,1b間の間隔が広がり通路5が形成される場合に
は、両配線杆7a,7bはヘ字状に広がり、一方の配線杆7a
の屈曲板12aの先端部内面に他方の配線杆7bの外側板9b
の外面が当接するとともに、折曲板12bが配線杆7aの溝
内に収容される。この際、前記配線杆7bの折曲板12bの
先端と配線杆7aの内側板8a間に電源及び信号用の配線コ
ードAを挿通し得る空間を有するように寸法設定する。
また、隣接する移動棚1a,1bが最接近した場合には、両
配線杆7a,7bは蝶着点Pを中心としてV字状に折れ曲が
り、一方の配線杆7aの折曲板12aの先端部内面に他方の
配線杆7bの折曲板12bの先端縁が当接し、この場合にも
前記底板13a,13bは上下に重なった状態になっている。
また、配線杆7の移動棚1の天板6への連結は、第2
図及び第4図に示す如く配線杆7の底板13と天板6間に
スペーサ14を介在させ、天板6、スペーサ14及び底板13
を貫通したボルト15にて水平回動可能に枢着している。
尚、この枢着構造は特に限定されるものではなく、ベヤ
リング等の適宜な回動手段が採用される。また、配線杆
7の底板13にはスライダー16が固定され、常に天板6の
上面に当接して摺動するようになし、当該外部配線装置
2に配線コードAを配設した場合にその重量による前記
連結部10のヘタリを防止している。このスライダー16は
適宜なものが採用され、コロ若しくはローラでもよい。
〔考案の効果〕
以上にしてなる本考案の電動式移動棚装置における外
部配線装置によれば、複数台の移動棚が、それらの収納
面に対して直交する方向に移動可能に配置され、移動棚
の移動でそれらの間に所定幅の通路が形成される電動式
移動棚装置において、隣接する移動棚の天板上にそれぞ
れ一端を水平回動可能に枢着した上方開放した断面略コ
字形の配線杆の他端内側板をそれぞれ蝶着するととも
に、外側板を互いに重なるように該蝶着点を中心とした
回転方向へ屈曲延長してなるので、隣接する移動棚が互
いに移動してその間に形成される通路幅が変化した場
合、両配線杆の連結部において互いの内側板を蝶着した
蝶着点を中心として回動するとともに、該蝶着点を中心
とした回転方向へ屈曲延長した外側板が互いに重なっ
て、両配線杆の内側板間は勿論、外側板間に間隙を全く
生じさせず、両配線杆の上方開放した溝内に配設した配
線コードが連結部に露出することがないので外観性に優
れているとともに、該連結部で両配線杆の折れ曲がりに
よって配線コードを噛み込む恐れが全くないのである。
【図面の簡単な説明】 第1図は電動式移動棚装置に本考案の外部配線装置を装
着した状態の全体斜視図、第2図はその部分平面図、第
3図は本考案の要部の平面図、第4図は移動棚と配線杆
との連結状態を示した部分縦断面図、第5図は従来例を
示す簡略斜視図である。 1:移動棚、2:外部配線装置、3:収納面、4:レール、5:通
路、6:天板、7:配線杆、8:内側板、9:外側板、10:連結
部、11:蝶番、12:屈曲板、13:底板、14:スペーサ、15:
ボルト、16:スライダー、A:配線コード、P:蝶着点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数台の移動棚が、それらの収納面に対し
    て直交する方向に移動可能に配置され、移動棚の移動で
    それらの間に所定幅の通路が形成される電動式移動棚装
    置において、隣接する移動棚の天板上にそれぞれ一端を
    水平回動可能に枢着した上方開放した断面略コ字形の配
    線杆の他端内側板をそれぞれ蝶着するとともに、外側板
    を互いに重なるように該蝶着点を中心とした回転方向へ
    屈曲延長してなることを特徴とする電動式移動棚装置に
    おける外部配線装置。
JP1990078887U 1990-07-25 1990-07-25 電動式移動棚装置における外部配線装置 Expired - Lifetime JPH088661Y2 (ja)

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JP1990078887U JPH088661Y2 (ja) 1990-07-25 1990-07-25 電動式移動棚装置における外部配線装置

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JPH0436839U JPH0436839U (ja) 1992-03-27
JPH088661Y2 true JPH088661Y2 (ja) 1996-03-13

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JP4210201B2 (ja) * 2003-11-13 2009-01-14 東京電力株式会社 移動式制御盤におけるケーブル処理装置

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