JPH088607B2 - 呼処理シ−ケンス自動生成方式 - Google Patents

呼処理シ−ケンス自動生成方式

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JPH088607B2
JPH088607B2 JP60037200A JP3720085A JPH088607B2 JP H088607 B2 JPH088607 B2 JP H088607B2 JP 60037200 A JP60037200 A JP 60037200A JP 3720085 A JP3720085 A JP 3720085A JP H088607 B2 JPH088607 B2 JP H088607B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
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    • H04M3/22Arrangements for supervision, monitoring or testing
    • H04M3/26Arrangements for supervision, monitoring or testing with means for applying test signals or for measuring
    • H04M3/28Automatic routine testing ; Fault testing; Installation testing; Test methods, test equipment or test arrangements therefor
    • H04M3/32Automatic routine testing ; Fault testing; Installation testing; Test methods, test equipment or test arrangements therefor for lines between exchanges
    • H04M3/323Automatic routine testing ; Fault testing; Installation testing; Test methods, test equipment or test arrangements therefor for lines between exchanges for the arrangements providing the connection (test connection, test call, call simulation)

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 交換機自体が、交換機の発信側または受信側の端末の
動作を擬似して指定した出回線または入回線に対して信
号シーケンスを提供することによって、交換機に対する
擬似負荷を発生させて交換機に負荷をかける際におい
て、次の動作を決定すべきイベントをそれぞれのイベン
トに対応するタイマのタイミングの組み合わせによって
複数のイベントから決定することによって、多様な擬似
呼処理シーケンスを自動生成する。
ここでいうイベントとは、交換機のプログラムが検出
する処理起動要因であり、例えば加入者端末のオフフッ
ク処理、オンフック処理等の信号、タイマーのタイムア
ウト、プログラムタスク間の起動要求等である。
〔産業上の利用分野〕
本発明は交換機に対する負荷試験を行うための呼処理
シーケンス自動生成方式に係り、特に交換動作を行う交
換機自体が発信側または着信側の端末の動作をそれぞれ
独立に擬似して、指定した出回線または入回線に対して
各種の信号シーケンスを行わせることによって交換機に
対応して負荷をかけるようにした負荷試験方式におい
て、多様に擬似呼信号シーケンスを自動生成することが
できる呼処理シーケンス自動生成方式に関する。
〔従来の技術〕
従来の交換機に対する負荷試験方式としては、人手に
よって交換機に負荷をかける方法や、擬似呼を発生する
特定の端末(擬似呼発生装置)を交換機の外部に接続し
て、一定の呼処理シーケンスによって交換機に負荷をか
ける方法が用いられている。
しかしながら人手によって負荷をかける方法は多くの
工数と専門の知識を必要とし、時間と費用の負担が大き
い。また特定の端末によって負荷をかける方法では、上
述のように発生できる呼処理シーケンスが一定のものに
限られ、従って多様な呼処理シーケンスによって、各種
の呼種を負荷して試験を行うという目的には、適してい
ないという問題点がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
交換機に対しては、負荷制御機能等によって高負荷時
においても安定して稼働する設計がなされるが、システ
ム動作の安定性を確認するためには交換機の高負荷をか
ける負荷試験が必要となる。この場合の擬似呼種はでき
るだけ多様であることが望ましい。本発明の目的はこの
ような場合に適用して、多様に擬似呼シーケンスを自動
生成することができ、交換機の試験を効率化する、呼処
理シーケンス自動生成方式を提供することにある。
第1図は本発明の呼処理シーケンス自動生成方式の原
理的ブロック構成図を示す。第1図において、交換機の
ネットワーク100を制御し、交換接続を行なう中央制御
装置110には、擬似呼シーケンス発生機構101を内蔵し、
ある状態から次に行い得る複数の動作に対応して各動作
を起動するタイミングを決定する複数のサービスタイマ
102を設けてある。各サービスタイマ102の時間長の組み
合せによって呼の制御上次に行うべき動作を決定するこ
とによって、回線に対する多様な信号シーケンスを自動
的に生成するようにしたものである。この場合における
呼の制御は、各タイミングにより呼制御用メモリブロッ
ク103の状態遷移によって行われる。
従って、本発明の構成は以下に示す通りである。即
ち、本発明は、呼の情報を蓄えてその呼の状態を示す呼
制御メモリ(27)を備え該呼制御メモリの状態遷移を利
用して擬似呼制御を行う擬似呼シーケンス発生機構を内
蔵する交換機において、 擬似呼シーケンスのイベント内容を示すイベント(2
2)を生成するイベント発生手段(21)と、 前記イベントと、任意のタイムアウト時刻を設定した
前記イベントに対応した複数個のタイムアウトイベント
(23)とを登録する処理要求待ち行列手段(24)と、 前記処理待ち行列手段から登録したイベントを順次取
り出し、当該イベントに対応する前記呼制御メモリにお
ける呼の状態と前記取り出されたイベントの内容から必
要なイベント処理を行う呼制御手段(25)と、 各イベントに対応した呼制御メモリに設定されたタイ
ムアウト時刻をカウントし、イベントの起動するまでの
タイミングを決定する複数のサービスタイマと、を設
け、 前記呼制御手段は、前記複数のサービスタイマによる
各イベントに対応する複数個のタイムアウトイベントの
タイムアウト時刻の時間長の組み合わせによって次に行
うべきイベントを決定することを特徴とする呼処理シー
ケンス自動生成方式としての構成を有する。
〔作用〕
本発明の呼処理シーケンス自動生成方式では、例えば
第4図にその作用の概要を示すように交換機内部におけ
る状態Aから状態Bまたは状態Cへ遷移する場合に、状
態Aのとき2個のタイマt1,t2を任意の値にセットし、
タイマt1が先にタイムアウトしたときは、タイマt2を停
止するとともにパターンaのように状態Bに遷移し、タ
イマt2が先にタイムアウトしたときは、タイマt1を停止
するとともにパターンbのように状態Cに遷移するよう
にし、状態遷移を変化させることによって交換機に対し
て多様な擬似呼シーケンスを発生する。
タイマが3つ以上であっても、2つの場合の自然な拡
張として次のように動作する。交換機内部における状態
Aからn個の異なる状態B1〜Bnの内のいずれか1つに遷
移する場合に、状態Aのときn個のタイマt1〜tnをせっ
とし、タイマtiが最も早くタイムアウトしたならば他の
全てのタイマtjを停止するとともに状態Biに遷移する。
〔実施例〕
第5図は本発明の呼処理シーケンス自動生成方式が適
用される交換機負荷試験方式のシステム構成を示したも
のである。第5図において、1はネットワーク(NW)、
2は情報受信分配装置(SRD)、3は中央制御装置(C
C)、4はメインメモリ(MM)、5は信号分配装置(S
D)、6はトランク走査装置(TSCN)、7は擬似呼指定
出トランク(OGT)、8は擬似呼指定入トランク(IC
T)、9は擬似呼指定出トランク7と折り返し0で接続
された入トランク(ICT)、10は擬似呼指定入トランク
8と折り返し1で接続された出トランク(OGT)であ
る。またメインメモリ(MM)4において、11は擬似呼発
生処理プログラム、12は発信側呼制御メモリ、13は着信
側呼制御メモリ、14は発信側擬似プログラム、15は着信
擬似プログラム、16は既存の交換処理プログラムであ
る。
第5図において、擬似呼発生処理プログラム11は周期
的に駆動されて、で示すように発信側の呼制御メモリ
12の内容を作成するとともに、発呼イベントの発生を行
って呼を発生させる。ここでイベントとは、交換処理の
ある状態から他の状態への遷移を指示する外部的信号を
指すものである。
発信擬似プログラム14は発信側呼制御メモリ12との間
でで示すように呼処理データの送受を行って、擬似呼
の発生における発信側の端末の動作、例えばオンフッ
ク,数字送出等を擬似する機能を行う。中央制御装置
(CC)3は発信擬似プログラム14の指令に基づいて、情
報受信分配装置(SRD)2を介してネットワーク(NW)
1における通話路制御を行うとともに、図中太実線で
示す発信制御を行って、擬似呼指定出トランク(OGT)
7をネットワーク(NW)1に接続する。トランク走査装
置(TSCN)6は図中太実線で示すように擬似呼指定ト
ランク(OGT)7からの応答を検出して、情報受信分配
装置(SRD)2,中央制御装置(CC)3を経て発信擬似プ
ログラム14に伝達する。
着信擬似プログラム15は着信側呼制御メモリ13との間
でで示すように呼処理データの送受を行って、擬似呼
の発生における着信側の端末の動作、例えばオンフッ
ク,オフフック等を擬似する。
中央制御装置(CC)3は着信擬似プログラム15の指令
に基づいて、情報受信分配装置(SRD)2を介してネッ
トワーク(NW)1における通話路制御を行うとともに、
図中太実線で示すように擬似呼指定入トランク(IC
T)8に対する応答制御を行う。トランク走査装置(TSC
N)6は図中太実線で示すように擬似呼指定入トラン
ク(ICT)8からの着信検出を行って、情報受信分配装
置(SRD)2,中央制御装置(CC)3を経て着信擬似プロ
グラム15に伝達する。着信側呼制御メモリ13の内容は擬
似呼発生処理の過程において作成される。
第2図は本発明の一実施例としての呼処理シーケンス
自動生成方式のブロックの構成図を示したものであっ
て、タイマによるイベント発生の構成を説明したもので
ある。
第2図において、21は既存のイベント発生部を示し、
22はイベント発生部21において発生した既存のイベント
であって、第2図の例ではオフフックイベントである。
イベントにはその呼に対して割り当てられている呼制御
メモリ番号(CCBNo.)が付加されている。また23は設定
したタイマのタイムアウトイベントであって、第2図の
例では呼制御メモリ番号n(CCBn)のタイマ番号t2のタ
イムアウトイベントを発生している。24は処理要求待ち
行列であって、上述のように発生したイベントはすべて
処理要求待ち行列24に登録される。
オフフックイベント22とタイムアウトイベント23との
間には時間関係はない。先にイベントが発生した方が先
に処理要求待ち行列24に登録され、オフフックイベント
22とタイムアウトイベント23は処理要求待ち行列24から
取り出された時点で処理される。なお、この処理要求待
ち行列24はFIFOで処理を実行する。
25は呼処理制御部であって、処理制御部26,呼制御メ
モリ27,イベント処理部28を含んでいる。処理制御部26
は処理要求待ち行列24から順次イベントを取り出してこ
のイベントに対応する呼制御メモリ27における呼の状態
と取り出されたイベントの内容とから、イベント処理部
28における必要な処理へ分岐する。呼制御メモリ27は、
呼における各種情報や呼の状態を蓄えるメモリであっ
て、それぞれの呼ごとに作成されるものである。イベン
ト処理部28では、それぞれのイベントに応じた処理を行
う。タイムアウト処理に対しては、呼の状態に応じた呼
処理シーケンスを設定しておくことによって、タイマの
時間長の違いによって呼シーケンスを多様化している。
呼制御メモリ27は呼状態の他に発加入者情報、ダイア
ルされた数字、その他処理に必要な情報を蓄えている
が、これは本発明とは関係がないので詳細な説明は省略
する。
呼制御メモリ27の呼状態を受けて呼処理制御部26で
は、イベントの内容と、呼の状態の組み合わせ毎に次に
行う処理がプログラムロジックで組み込まれているの
で、そのロジックに従って次の処理を選択し、実行する
という処理を行う。言い換えれば、呼処理制御部26は、
処理要求待ち行列24から取り出された処理要求に示され
た、イベント種別(通常イベント番号により示される)
と、該処理要求が指し示す呼制御メモリ27に示されてい
る呼状態(通常状態番号により示される)の2つを読み
出し、このイベント種別と呼状態の組み合わせによって
イベント処理部28の中の決められた処理に制御を分岐さ
せる。
イベント処理部28は交換機の呼処理を実行する。具体
例でいうと応答待ち状態の呼に対し、被呼者応答のイベ
ントが発生したならば、発加入者の端子と着加入者の端
子を接続する命令をハードウェアに対して送出し、両端
子を接続し、応答時刻を記録し、通話時間を計測するタ
イマを起動し、発加入者、着加入者それぞれからの終話
イベント発生を待ち状態に遷移する。この部分は呼処理
の通常のプログラム処理であり、本発明では、擬似呼に
対しては通常の呼処理とは別のプログラムを実行させ
て、タイマキャンセル部29及びタイマ設定部30をサブル
ーチンコールし、タイマタイムアウトイベント待ち状態
に遷移させている。従って、タイマキャンセル部29及び
タイマ設定部30はサブルーチンコールされて起動され
る。
29はタイマキャンセル部であって、タイマブロック31
において設定したタイマが不必要になったとき、これを
クリアする。30はタイマ設定部であって、イベント処理
部28において分岐した各処理部からタイマ設定の要求を
受けたとき、タイマブロック31における空きタイマを選
んでこれに、タイマの時間長、そのタイマを使用してい
る呼制御メモリ番号(CCBNo.)、およびタイマ番号(タ
イマNo.)を登録する。32はタイマ駆動部であって、タ
イマブロック31における各タイマを周期的に係数する。
33はタイムアウト処理部であって、23に示すようにタイ
ムアウトしたタイマのイベントを作成し発行する。31は
このようにして作成され管理されるタイマブロックの内
容を例示したものであって、空/塞表示は、そのタイマ
が空(不使用)状態であるか、塞(使用)状態であるか
を表示している。
タイマによるイベントの発生は、言い換えるとある時
点からある時間経過した時点でタイムアウトという内容
のイベントを発生させることである。そのためにここで
は右上で示すような表を用意する。この表の各行はそれ
ぞれ1つのタイマに対応し、それぞれタイマNo.により
区別される。このタイマを設定する主体は、CCBなるメ
モリブロックであり、CCBNo.CCBmのCCBがタイマtnを起
動するとは、この表の中のタイマNo.tnの行に何秒後に
タイマをタイムアウトさせるかの時間長を書き込み、か
つこのタイマが既に使われており、他のCCBからこの行
の内容を書き替えられないようにするため、空/塞表示
を塞に書き替えておくことを意味する。なお、そのタイ
マtnがCCBmにより使われていることを示すため、表の同
じ行にはCCBNo.も記入される。CCBは以上のような表の
書き替えをタイマ設定部30の処理を起動し、該タイマ設
定部30は表を管理するタイマブロック31の処理を起動し
て以上の処理を実行する。
この表の全ての行のタイマ時間長の値は、周期的に起
動されるタイマ駆動部32の処理がタイマブロック31を制
御して周期的に、即ち毎秒、1ずつ減数し、その残数を
カウントする。その結果、最初にタイマを設定してか
ら、タイマ時間長で示される時間(秒)が経過すると、
該タイマ時間長の値は0となり、これがタイマ駆動部32
で検出されると、制御がタイムアウト処理部33に渡さ
れ、該タイマ処理部33はそのタイマを起動していたCCB
にタイムアウトという内容を書き込んで、処理待ち行列
につなげる。
以上のようにしてタイムアウトイベントを発生させ
る。
この表において、CCB1〜CCBnはCCBなるメモリブロッ
クを1〜nまでのn個使用していることを示す。言い換
えれば、交換機が同時にn個の呼を処理していることを
示している。これは並列多重処理を行う電子交換機にお
いては通常のことである。また、CCB1が2個、CCBnが3
個のように、同一記号で複数個存在するのは、同一呼処
理において複数のタイマを設定するためである。例え
ば、CCB1に対応する呼を接続させる処理において、被呼
者が終話するまでの時間と、発呼者が終話するまでの時
間の2つのタイマを設定し、いずれかがタイムアウトす
るのを待っている状態等がこれに当たる。
イベントの内容とタイマとの対応は、上記のように、
被呼者終話に対してタイマ1、発呼者終話に対してタイ
マ2のように対応させるが、これはプログラムロジック
で行い、図中の表では明示されない。
第3図は本発明の呼処理シーケンス自動生成方式にお
ける状態遷移の例を示したものである。
第3図は通信処理の仕様を記述する標準的記述方法で
あるSDLを使って記述している。
例えば はタイマt1がタイムアウトしたことを示すタイムアウト
イベントの発生を表し、 はタイマt2を停止させることを表す。
(1)数字送出状態で“数字送出終了”のイベントを受
けたときは既定の処理を行い、“呼び出し中途中放棄”
タイマ(t1),“被呼者不応答”タイマ(t2)を第2図
におけるタイマ設定部30をサブルーチンコールにより設
定した後、制御をイベント処理部に戻して、状態を“呼
び出し中”にする。これによって、タイマ設定部30,タ
イマ駆動部32,タイムアウト処理部33が駆動される。
(2)呼び出し中においては、次のような各種のイベン
トを受ける。
(a)イベントがタイマt2の“t2タイムアウト”であ
ったときは、タイマキャンセル部29をサブルーチンコー
ルにより駆動してタイマタイマt1を止めたのち、制御を
イベント処理部に戻し、既定の処理(リリース、リリー
スパス)を行ったのち、サービスを終了する。この場合
の呼処理シーケンスは、“被呼者不応答”のときのルー
トを通る。
(b)イベントがタイマt1の“t1タイムアウト”であ
ったときは、同様にしてタイマt2を止めて既定の処理
(リリース、リリースパス)ののち、サービスを終了す
る。この場合の呼処理シーケンスは、“発呼者呼び出し
中途中放棄”のときのルートを通る。
(c)イベントが“被呼者オフフック”であったとき
は、タイマt1,t2を止めたのち、タイマt2に“発呼者先
掛けタイマ”をセットして、状態を“通話中”とする。
このように本発明の呼処理シーケンス自動生成方式で
は、設定されたタイマからのタイムアウトのイベントを
受けることによって状態遷移を行うことができ、状態の
判定を行って遷移を決定する判定処理を必要としない。
なお、タイマt3以上の場合については、前述の第4図
に関する記載において述べたものと同様である。
また、本発明の呼処理シーケンス自動生成方式では、
タイムアウトのイベントも通常のイベントと同様に処理
待ち行列に登録するので、処理制御部26にとっては、タ
イムアウトのイベントも通常のイベントと同等とみなす
ことができる。
さらに本発明の呼処理シーケンス自動生成方式では、
呼の状態に応じて各タイムアウト処理に呼シーケンスを
設定して、さらにそれぞれのタイマの時間長を呼ごとに
適当に設定しておくことによって、呼種に変化を与える
ことができる。この場合のタイマの時間長の定め方とし
ては、起動すべき動作に応じて固定的に定めてもよく、
または平均値を入力して指数分布で定めるようにしても
よい。
これは、第2図における表内のタイマの時間長をどの
ように設定すべきかを示すものである。言い換えれば、
呼処理プログラムの同一の箇所で該タイマの時間長を設
定する場合、常に同一の値を設定してもよいし、毎回同
一プログラムの同一箇所から異なる値のタイマ時間長を
設定してもよいことを示す。そして毎回異なる値を設定
する際にその設定値の分布をある一定の平均値を持つ指
数分布に従うようにするのが現実の呼処理を擬似するの
によい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の呼処理シーケンス自動生
成方式によれば、ある遷移状態から次に行い得る複数の
動作の対応して各動作を起動するタイミングを決定する
複数のサービスタイマを設けて、各サービスタイマの時
間長の組み合せによって次に行うべき動作を決定するよ
うにしたので、交換機に対する擬似呼を発生させる擬似
呼シーケンス発生機構を内蔵する交換機において、多様
な擬似呼信号シーケンスを自動生成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての呼処理シーケンス自
動生成方式の原理的ブロック構成図、 第2図は本発明の一実施例としての呼処理シーケンス自
動生成方式のブロック構成図、 第3図は本発明の呼処理シーケンス自動生成方式におけ
る状態遷移の例を示す図、 第4図は本発明の呼処理シーケンス自動生成方式の作用
を示す図、 第5図は本発明の呼処理シーケンス自動生成方式が適用
される交換機負荷試験方式のシステム構成を示す図であ
る。 1,100……ネットワーク(NW)、2……情報受信分配装
置(SRD)、3,110……中央制御装置(CC)、4……メイ
ンメモリ(MM)、5……信号分配装置(SD)、6……ト
ランク走査装置(TSCN)、7……擬似呼指定出トランク
(OGT)、8……擬似呼指定入トランク(ICT)、9……
OGT7と折り返し0で接続された入トランク(ICT)、10
……ICT8と折り返し1で接続された出トランク(OG
T)、11……擬似呼発生処理プログラム、12……発信側
呼制御メモリ、13……着信側呼制御メモリ、14……発信
擬似プログラム、15……着信擬似プログラム、16……既
存の交換処理プログラム、21……イベント発生部、22…
…イベント(オフフックイベント)、23……タイムアウ
トイベント、24……処理要求待ち行列、25……呼処理制
御部、26……処理制御部、27……呼制御メモリ、28……
イベント処理部、29……タイマキャンセル部、30……タ
イマ設定部、31……タイマブロック、32……タイマ駆動
部、33……タイムアウト処理部、101……擬似呼シーケ
ンス発生機構、102……サービスタイマ、103……呼制御
用メモリブロック
フロントページの続き (72)発明者 秋葉 直美 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 樋口 守 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−92043(JP,A) 特開 昭53−59314(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】呼の情報を蓄えてその呼の状態を示す呼制
    御メモリを備え該呼制御メモリの状態遷移を利用して擬
    似呼制御を行う擬似呼シーケンス発生機構を内蔵する交
    換機において、 擬似呼シーケンスのイベント内容を示すイベントを生成
    するイベント発生手段と、 前記イベントと、任意のタイムアウト時刻を設定した前
    記イベントに対応した複数個のタイムアウトイベントと
    を登録する処理要求待ち行列手段と、 前記処理待ち行列手段から登録したイベントを順次取り
    出し、当該イベントに対応する前記呼制御メモリにおけ
    る呼の状態と前記取り出されたイベントの内容から必要
    なイベント処理を行う呼制御手段と、 各イベントに対応した呼制御メモリに設定されたタイム
    アウト時刻をカウントし、イベントの起動するまでのタ
    イミングを決定する複数のサービスタイマと、を設け、 前記呼制御手段は、前記複数のサービスタイマによる各
    イベントに対応する複数個のタイムアウトイベントのタ
    イムアウト時刻の時間長の組み合わせによって次に行う
    べきイベントを決定することを特徴とする呼処理シーケ
    ンス自動生成方式。
JP60037200A 1985-02-26 1985-02-26 呼処理シ−ケンス自動生成方式 Expired - Lifetime JPH088607B2 (ja)

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