JPH0885538A - 低臭性液体用紙容器 - Google Patents
低臭性液体用紙容器Info
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- JPH0885538A JPH0885538A JP6223387A JP22338794A JPH0885538A JP H0885538 A JPH0885538 A JP H0885538A JP 6223387 A JP6223387 A JP 6223387A JP 22338794 A JP22338794 A JP 22338794A JP H0885538 A JPH0885538 A JP H0885538A
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- layer
- paper container
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Abstract
(57)【要約】
【目的】液体用紙容器に充填された内容物への、容器自
体の臭気による影響を防いだ低臭性液体用紙容器を提供
する。 【構成】中間層の板紙層を基材とする積層材料より形成
される液体用紙容器において、積層材料の最外層と最内
層との間の構成層中に、疎水性のモレキュラーシーブを
含む熱可塑性樹脂層を、一層又は複数層設ける。
体の臭気による影響を防いだ低臭性液体用紙容器を提供
する。 【構成】中間層の板紙層を基材とする積層材料より形成
される液体用紙容器において、積層材料の最外層と最内
層との間の構成層中に、疎水性のモレキュラーシーブを
含む熱可塑性樹脂層を、一層又は複数層設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、チルド流通タイプや常
温流通タイプの液体状食品に使用される液体用紙容器に
関するものであり、詳しくは、容器自体の臭気を除去し
た低臭性液体用紙容器に関するものである。
温流通タイプの液体状食品に使用される液体用紙容器に
関するものであり、詳しくは、容器自体の臭気を除去し
た低臭性液体用紙容器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】最近では、例えば、図５に示すような頂
部（１２）が切妻屋根形で胴部（１１）が四角な液体用
紙容器（１０）が、牛乳、乳酸菌飲料、液体スープなど
のチルド流通タイプの液体状食品や、清酒、果汁飲料、
めんつゆなどの長期保存を必要とする常温タイプの液体
状食品などに、広範囲にわたって使用されている。これ
らの液体用紙容器には、チルド流通タイプでは比較的に
簡単な、例えば、〔外側〕ポリエチレン層／板紙層／ポ
リエチレン層〔内側〕構成などの積層材料が用いられ、
常温流通タイプでは、比較的に複雑な、例えば、〔外
側〕ポリエチレン層／板紙層／ポリエチレン層／アルミ
ニウム箔層／ポリエチレンテレフタレート層／ポリエチ
レン層〔内側〕構成などの積層材料が用いられていた。
部（１２）が切妻屋根形で胴部（１１）が四角な液体用
紙容器（１０）が、牛乳、乳酸菌飲料、液体スープなど
のチルド流通タイプの液体状食品や、清酒、果汁飲料、
めんつゆなどの長期保存を必要とする常温タイプの液体
状食品などに、広範囲にわたって使用されている。これ
らの液体用紙容器には、チルド流通タイプでは比較的に
簡単な、例えば、〔外側〕ポリエチレン層／板紙層／ポ
リエチレン層〔内側〕構成などの積層材料が用いられ、
常温流通タイプでは、比較的に複雑な、例えば、〔外
側〕ポリエチレン層／板紙層／ポリエチレン層／アルミ
ニウム箔層／ポリエチレンテレフタレート層／ポリエチ
レン層〔内側〕構成などの積層材料が用いられていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、液体用
紙容器を形成する積層材料は、板紙を基材層として、プ
ラスチック層、金属箔層、蒸着薄膜層などが、各種のラ
ミネート加工法により積層されているものであるが、そ
れぞれの積層構成層の組成物、添加剤、残留モノマー、
残留溶剤などにより臭気が積層材料自体に残る場合があ
り、液体用紙容器に充填された内容物に、積層材料自体
の臭気が移行して、問題を発生することがあった。
紙容器を形成する積層材料は、板紙を基材層として、プ
ラスチック層、金属箔層、蒸着薄膜層などが、各種のラ
ミネート加工法により積層されているものであるが、そ
れぞれの積層構成層の組成物、添加剤、残留モノマー、
残留溶剤などにより臭気が積層材料自体に残る場合があ
り、液体用紙容器に充填された内容物に、積層材料自体
の臭気が移行して、問題を発生することがあった。
【０００４】特に、製箱工程中に、積層材料が、シート
状で積み重ねられたり、ロール状に巻き取られたとき
に、最外層表面の印刷インキ層と最内層とが接触して、
印刷インキの臭気が、最内層に移行して、この臭気が、
さらに、液体用紙容器に充填された内容物に移行して、
問題を発生することがあった。
状で積み重ねられたり、ロール状に巻き取られたとき
に、最外層表面の印刷インキ層と最内層とが接触して、
印刷インキの臭気が、最内層に移行して、この臭気が、
さらに、液体用紙容器に充填された内容物に移行して、
問題を発生することがあった。
【０００５】本発明は、上述の積層材料の構成層自体の
臭気や製箱時の印刷インキ層から移行した最内層の臭気
を除去して、液体用紙容器に充填された内容物への、容
器自体の臭気による影響を防いだ低臭性液体用紙容器を
提供するものである。
臭気や製箱時の印刷インキ層から移行した最内層の臭気
を除去して、液体用紙容器に充填された内容物への、容
器自体の臭気による影響を防いだ低臭性液体用紙容器を
提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】第１の発明は、図１に示
すように、中間層の板紙層（１２２）を基材とする積層
材料（１００）より形成される液体用紙容器において、
積層材料（１００）の最外層（１１０）と最内層（１３
０）との間の構成層中に、疎水性のモレキュラーシーブ
を含む熱可塑性樹脂層（１２１）を、一層又は複数層有
することを特徴とする低臭性液体用紙容器である。
すように、中間層の板紙層（１２２）を基材とする積層
材料（１００）より形成される液体用紙容器において、
積層材料（１００）の最外層（１１０）と最内層（１３
０）との間の構成層中に、疎水性のモレキュラーシーブ
を含む熱可塑性樹脂層（１２１）を、一層又は複数層有
することを特徴とする低臭性液体用紙容器である。
【０００７】第２の発明は、図１に示すように、中間層
の板紙層（１２２）を基材とする積層材料（１００）よ
り形成される液体用紙容器において、積層材料（１０
０）の板紙層（１２２）と最外層（１１０）との間の構
成層中に、疎水性のモレキュラーシーブを含む熱可塑性
樹脂層（１２１）を、一層又は複数層有することを特徴
とする低臭性液体用紙容器である。
の板紙層（１２２）を基材とする積層材料（１００）よ
り形成される液体用紙容器において、積層材料（１０
０）の板紙層（１２２）と最外層（１１０）との間の構
成層中に、疎水性のモレキュラーシーブを含む熱可塑性
樹脂層（１２１）を、一層又は複数層有することを特徴
とする低臭性液体用紙容器である。
【０００８】第３の発明は、図２に示すように、中間層
の板紙層（１２２）を基材とする積層材料（１００）よ
り形成される液体用紙容器において、積層材料（１０
０）の板紙層（１２２）と最内層（１３０）との間の構
成層中に、疎水性のモレキュラーシーブを含む熱可塑性
樹脂層（１２１）を、一層又は複数層有することを特徴
とする低臭性液体用紙容器である。
の板紙層（１２２）を基材とする積層材料（１００）よ
り形成される液体用紙容器において、積層材料（１０
０）の板紙層（１２２）と最内層（１３０）との間の構
成層中に、疎水性のモレキュラーシーブを含む熱可塑性
樹脂層（１２１）を、一層又は複数層有することを特徴
とする低臭性液体用紙容器である。
【０００９】第４の発明は、図３に示すように、中間層
の板紙層（１２２）を基材とする積層材料（１００）よ
り形成される液体用紙容器において、積層材料（１０
０）の板紙層（１２２）と最外層（１１０）との間及び
板紙層（１２２）と最内層（１３０）との間の構成層中
に、それぞれ、疎水性のモレキュラーシーブを含む熱可
塑性樹脂層（１２１）を、一層又は複数層有することを
特徴とする低臭性液体用紙容器である。
の板紙層（１２２）を基材とする積層材料（１００）よ
り形成される液体用紙容器において、積層材料（１０
０）の板紙層（１２２）と最外層（１１０）との間及び
板紙層（１２２）と最内層（１３０）との間の構成層中
に、それぞれ、疎水性のモレキュラーシーブを含む熱可
塑性樹脂層（１２１）を、一層又は複数層有することを
特徴とする低臭性液体用紙容器である。
【００１０】上述の疎水性のモレキュラーシーブは、ア
ルミノ珪酸塩で、蜂の巣状の内部空洞をもつ無機物の結
晶物質であり、熱可塑性樹脂へ練り込まれる添加量は、
吸臭効果を示す２重量％以上が好ましい。
ルミノ珪酸塩で、蜂の巣状の内部空洞をもつ無機物の結
晶物質であり、熱可塑性樹脂へ練り込まれる添加量は、
吸臭効果を示す２重量％以上が好ましい。
【００１１】また、積層材料の最外層表面には、通常、
文字や絵柄が印刷されるものである。
文字や絵柄が印刷されるものである。
【００１２】
【作用】本発明の低臭性液体用紙容器を形成する積層材
料は、最外層と最内層との間の構成層中に、一層又は複
数層の疎水性のモレキュラーシーブを含む熱可塑性樹脂
層を有している。この疎水性のモレキュラーシーブは、
アルミノ珪酸塩であり、蜂の巣状の内部空洞をもち、吸
着性の強い無機物の結晶物質であるため、積層材料の各
構成層から発生する臭気を吸収する。
料は、最外層と最内層との間の構成層中に、一層又は複
数層の疎水性のモレキュラーシーブを含む熱可塑性樹脂
層を有している。この疎水性のモレキュラーシーブは、
アルミノ珪酸塩であり、蜂の巣状の内部空洞をもち、吸
着性の強い無機物の結晶物質であるため、積層材料の各
構成層から発生する臭気を吸収する。
【００１３】また、製箱工程中に、図４に示すように、
最外層（１１０）の表面に印刷インキ層（１４０）を形
成された積層材料（１００）を積み重ねても、印刷イン
キ層（１４０）の臭気（１４１）は、上方に積み重ねら
れた積層材料（１００）の最内層（１３０）に、吸収さ
れ、さらに、この臭気（１４１）は、最内層（１３０）
自体の臭気とともに、疎水性のモレキュラーシーブを含
む熱可塑性樹脂層（１２１）まで浸透し、これらの臭気
は、疎水性のモレキュラーシーブに吸着吸収される。
最外層（１１０）の表面に印刷インキ層（１４０）を形
成された積層材料（１００）を積み重ねても、印刷イン
キ層（１４０）の臭気（１４１）は、上方に積み重ねら
れた積層材料（１００）の最内層（１３０）に、吸収さ
れ、さらに、この臭気（１４１）は、最内層（１３０）
自体の臭気とともに、疎水性のモレキュラーシーブを含
む熱可塑性樹脂層（１２１）まで浸透し、これらの臭気
は、疎水性のモレキュラーシーブに吸着吸収される。
【００１４】
＜実施例１＞まず、図１に示す〔外側〕１６μｍ厚ポリ
エチレン層（１１０）／３１５ｇ/m 2 の板紙層（１２
２）／３８μｍ厚ポリエチレン層（１２３）／１６μｍ
厚疎水性モレキュラーシーブ３重量％含有ポリエチレン
層（１２１）／２４μｍ厚ポリエチレン層（１３０）
〔内側〕構成の積層材料を作製し、この積層材料を用い
て、通常の製箱工程と充填工程により、図５に示す切妻
屋根形頂部に口栓を有する胴部が四角なミネラルウォー
ターを充填、密封した本実施例の低臭性液体用紙容器を
作製した。なお、最外層の表面には、文字と絵柄を印刷
した。これとは別個に、比較のため、〔外側〕１６μｍ
厚ポリエチレン層／３１５ｇ/m2 板紙層／３８μｍ厚ポ
リエチレン層〔内側〕構成の積層材料を作製し、本実施
例と同様に、印刷、製箱、充填、密封して、ミネラルウ
ォーターを充填した比較例１の液体用紙容器を作製し
た。
エチレン層（１１０）／３１５ｇ/m 2 の板紙層（１２
２）／３８μｍ厚ポリエチレン層（１２３）／１６μｍ
厚疎水性モレキュラーシーブ３重量％含有ポリエチレン
層（１２１）／２４μｍ厚ポリエチレン層（１３０）
〔内側〕構成の積層材料を作製し、この積層材料を用い
て、通常の製箱工程と充填工程により、図５に示す切妻
屋根形頂部に口栓を有する胴部が四角なミネラルウォー
ターを充填、密封した本実施例の低臭性液体用紙容器を
作製した。なお、最外層の表面には、文字と絵柄を印刷
した。これとは別個に、比較のため、〔外側〕１６μｍ
厚ポリエチレン層／３１５ｇ/m2 板紙層／３８μｍ厚ポ
リエチレン層〔内側〕構成の積層材料を作製し、本実施
例と同様に、印刷、製箱、充填、密封して、ミネラルウ
ォーターを充填した比較例１の液体用紙容器を作製し
た。
【００１５】次に、上述の本実施例の低臭性液体用紙容
器と比較例の液体用紙容器とを、冷蔵庫で一週間保存し
たのち、内容物の容器自体の臭気による変化について、
１０人のパネラーによる官能検査を、３点識別法、３点
嗜好法で実施した。なお、テスト回数は１０人×３回＝
３０回であった。この結果を、表１に示す。
器と比較例の液体用紙容器とを、冷蔵庫で一週間保存し
たのち、内容物の容器自体の臭気による変化について、
１０人のパネラーによる官能検査を、３点識別法、３点
嗜好法で実施した。なお、テスト回数は１０人×３回＝
３０回であった。この結果を、表１に示す。
【００１６】
【表１】
【００１７】官能検査の結果では、表１に示すように、
明らかに本実施例の低臭性液体用紙容器の方が、比較例
１の液体用紙容器より、容器自体の臭気による内容物の
味覚や匂いへの影響が少なかった。
明らかに本実施例の低臭性液体用紙容器の方が、比較例
１の液体用紙容器より、容器自体の臭気による内容物の
味覚や匂いへの影響が少なかった。
【００１８】＜実施例２＞まず、図２に示す〔外側〕１
６μｍ厚ポリエチレン層（１１０）／１０μｍ厚疎水性
モレキュラーシーブ３重量％含有ポリエチレン層（１２
１）／３１５ｇ/m 2 の板紙層（１２２）／３８μｍ厚ポ
リエチレン層（１３０）〔内側〕構成の積層材料を作製
し、この積層材料を用いて、実施例１と同様に、印刷、
製箱、充填、密封して、ミネラルウォーターを充填した
本実施例の低臭性液体用紙容器を作製した。
６μｍ厚ポリエチレン層（１１０）／１０μｍ厚疎水性
モレキュラーシーブ３重量％含有ポリエチレン層（１２
１）／３１５ｇ/m 2 の板紙層（１２２）／３８μｍ厚ポ
リエチレン層（１３０）〔内側〕構成の積層材料を作製
し、この積層材料を用いて、実施例１と同様に、印刷、
製箱、充填、密封して、ミネラルウォーターを充填した
本実施例の低臭性液体用紙容器を作製した。
【００１９】次に、上述の本実施例の低臭性液体用紙容
器について、実施例１と同様な官能試験を実施した。こ
の結果では、本実施例の低臭性液体用紙容器は、容器自
体の臭気による内容物の味覚や匂いへの影響が少なかっ
た。
器について、実施例１と同様な官能試験を実施した。こ
の結果では、本実施例の低臭性液体用紙容器は、容器自
体の臭気による内容物の味覚や匂いへの影響が少なかっ
た。
【００２０】＜実施例３＞まず、図３に示す〔外側〕９
μｍ厚ポリエチレン層（１１０）／１６μｍ厚疎水性モ
レキュラーシーブ３重量％含有ポリエチレン層（１２
１）／４００ｇ/m2板紙層（１２２）／２５μｍ厚エチ
レンメタクリル酸コポリマー層（１２４）／７μｍ厚ア
ルミニウム箔層（１２５）／１２μｍ厚二軸延伸ポリエ
チレンテレフタレートフィルム層（１２６）／３０μｍ
厚疎水性モレキュラーシーブ３重量％含有ポリエチレン
層（１２１）／３０μｍ厚ポリエチレン層（１３０）
〔内側〕構成の積層材料を作製し、この積層材料を用い
て、実施例１と同様に、印刷、製箱、充填、密封して、
ミネラルウォーターを充填した本実施例の低臭性液体用
紙容器を作製した。
μｍ厚ポリエチレン層（１１０）／１６μｍ厚疎水性モ
レキュラーシーブ３重量％含有ポリエチレン層（１２
１）／４００ｇ/m2板紙層（１２２）／２５μｍ厚エチ
レンメタクリル酸コポリマー層（１２４）／７μｍ厚ア
ルミニウム箔層（１２５）／１２μｍ厚二軸延伸ポリエ
チレンテレフタレートフィルム層（１２６）／３０μｍ
厚疎水性モレキュラーシーブ３重量％含有ポリエチレン
層（１２１）／３０μｍ厚ポリエチレン層（１３０）
〔内側〕構成の積層材料を作製し、この積層材料を用い
て、実施例１と同様に、印刷、製箱、充填、密封して、
ミネラルウォーターを充填した本実施例の低臭性液体用
紙容器を作製した。
【００２１】次に、上述の本実施例の低臭性液体用紙容
器について、実施例１と同様な官能試験を実施した。こ
の結果では、本実施例の低臭性液体用紙容器は、容器自
体の臭気による内容物の味覚や匂いへの影響が少なかっ
た。
器について、実施例１と同様な官能試験を実施した。こ
の結果では、本実施例の低臭性液体用紙容器は、容器自
体の臭気による内容物の味覚や匂いへの影響が少なかっ
た。
【００２２】
【発明の効果】本発明の低臭性液体用紙容器を使用する
と、容器に充填された内容物への、容器自体の臭気によ
る、匂いや味覚に対する影響が極めて少なくなる。
と、容器に充填された内容物への、容器自体の臭気によ
る、匂いや味覚に対する影響が極めて少なくなる。
【００２３】また、最内層に、熱融着性がポリエチレン
より劣る低臭性シーラントをわざわざ使用しなくとも、
ポリエチレンを最内層のシーラントとして使用できるの
で、製箱性が改善される。
より劣る低臭性シーラントをわざわざ使用しなくとも、
ポリエチレンを最内層のシーラントとして使用できるの
で、製箱性が改善される。
【図１】本発明の一例の実施例１の低臭性液体用紙容器
を形成する積層材料の断面図である。
を形成する積層材料の断面図である。
【図２】本発明の他の一例の実施例２の低臭性液体用紙
容器を形成する積層材料の断面図である。
容器を形成する積層材料の断面図である。
【図３】本発明の他の一例の実施例３の低臭性液体用紙
容器を形成する積層材料の断面図である。
容器を形成する積層材料の断面図である。
【図４】製箱工程時に、積層材料が積み重ねられた状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図５】液体用紙容器の斜視図である。
１０……液体用紙容器 １１……胴部 １２……頂部 １３……底部 １００……積層材料 １１０……最外層，ポリエチレン層 １２０……最外層と最内層を抜いた積層材料 １２１……モレキュラーシーブを含む熱可塑性樹脂層 １２２……板紙層 １２３……ポリエチレン層 １２４……エチレンメタクリル酸コポリマー層 １２５……アルミニウム箔層 １２６……二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィル
ム層 １３０……最内層，ポリエチレン層 １４０……印刷インキ層 １４１……印刷インキの臭気
ム層 １３０……最内層，ポリエチレン層 １４０……印刷インキ層 １４１……印刷インキの臭気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 規行 東京都台東区台東１丁目５番１号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 今井 隆之 東京都台東区台東１丁目５番１号 凸版印 刷株式会社内
Claims (4)
- 【請求項１】中間層の板紙層を基材とする積層材料より
形成される液体用紙容器において、積層材料の最外層と
最内層との間の構成層中に、疎水性のモレキュラーシー
ブを含む熱可塑性樹脂層を、一層又は複数層有すること
を特徴とする低臭性液体用紙容器。 - 【請求項２】中間層の板紙層を基材とする積層材料より
形成される液体用紙容器において、積層材料の板紙層と
最外層との間の構成層中に、疎水性のモレキュラーシー
ブを含む熱可塑性樹脂層を、一層又は複数層有すること
を特徴とする低臭性液体用紙容器。 - 【請求項３】中間層の板紙層を基材とする積層材料より
形成される液体用紙容器において、積層材料の板紙層と
最内層との間の構成層中に、疎水性のモレキュラーシー
ブを含む熱可塑性樹脂層を、一層又は複数層有すること
を特徴とする低臭性液体用紙容器。 - 【請求項４】中間層の板紙層を基材とする積層材料より
形成される液体用紙容器において、積層材料の板紙層と
最外層との間及び板紙層と最内層との間の構成層中に、
それぞれ、疎水性のモレキュラーシーブを含む熱可塑性
樹脂層を、一層又は複数層有することを特徴とする低臭
性液体用紙容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6223387A JPH0885538A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 低臭性液体用紙容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6223387A JPH0885538A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 低臭性液体用紙容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0885538A true JPH0885538A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16797356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6223387A Pending JPH0885538A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 低臭性液体用紙容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0885538A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998000341A1 (fr) * | 1996-07-01 | 1998-01-08 | Toyo Aluminium Foil Products Kabushiki Kaisha | Recipient en carton |
-
1994
- 1994-09-19 JP JP6223387A patent/JPH0885538A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998000341A1 (fr) * | 1996-07-01 | 1998-01-08 | Toyo Aluminium Foil Products Kabushiki Kaisha | Recipient en carton |
| US6093460A (en) * | 1996-07-01 | 2000-07-25 | Toyo Aluminum Foil Products Kabushiki Kaisha | Paper receptacle |
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