JPH08104370A - 調理食品包装容器 - Google Patents

調理食品包装容器

Info

Publication number
JPH08104370A
JPH08104370A JP6240234A JP24023494A JPH08104370A JP H08104370 A JPH08104370 A JP H08104370A JP 6240234 A JP6240234 A JP 6240234A JP 24023494 A JP24023494 A JP 24023494A JP H08104370 A JPH08104370 A JP H08104370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
resin
container
zeolite
hydrophobic zeolite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6240234A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshibumi Tanahashi
俊文 棚橋
Toshio Goryoda
俊雄 五領田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP6240234A priority Critical patent/JPH08104370A/ja
Publication of JPH08104370A publication Critical patent/JPH08104370A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Package Specialized In Special Use (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内容物の保存性のみならず、フレーバー保持
性にも優れた調理食品包装容器、特に容器内で殺菌と同
時に内容物を調理するのに適した調理食品包装容器を提
供すると共に、喫食に際しては、異味、異臭の発生なし
に、容器毎内容物を電子レンジ等による加熱で調理でき
る、香味保持性に優れたマイクロ波加熱可能な調理食品
包装容器を提供するにある。 【構成】 調理食品収容部の少なくとも一部に、SiO
2 /Al2 3 のモル比が10以上の疎水性ゼオライト
を樹脂中に分散させた層を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内容物のフレーバー保
持性に優れた調理食品包装容器、特に食品の酸化劣敗防
止と香味保持性との組み合わせに優れたプラスチック製
調理食品包装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来包装容器としては、金属缶、ガラス
ビン、各種プラスチック容器等が使用されているが、軽
量性や耐衝撃性、更にはコストの点からプラスチック容
器が各種の用途に使用されている。
【0003】しかしながら、金属缶やガラスビンでは容
器壁を通しての酸素透過がゼロであるのに対して、プラ
スチック容器の場合には器壁を通しての酸素透過が無視
し得ないオーダーで生じ、内容品の保存性の点で問題と
なっている。
【0004】これを防止するために、プラスチック容器
では容器壁を多層構造とし、その内の少なくとも一層と
して、エチレン−ビニルアルコール共重合体等の耐酸素
透過性を有する樹脂を用いることが行われている。
【0005】エチレン−ビニルアルコール共重合体等の
酸素バリヤー性樹脂は湿度に対して敏感であり、吸湿に
より酸素透過性が増大する傾向があり、これを防止する
ために、特開昭57−170748号公報には、多層プ
ラスチック容器において、エチレン−ビニルアルコール
共重合体層に近接して吸湿剤を含有させた樹脂層を設け
ることが記載され、また特開昭61−11339号公報
には、このガスバリヤー性樹脂層と耐湿性樹脂層との間
に、熱可塑性樹脂媒質中に高吸水性樹脂粒子を分散させ
たものを介在させることが記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これらの先行技術は、
容器壁を通しての酸素の透過を抑制し、内容物の酸化劣
敗を防止し、これにより内用物の保存性を向上させよう
とするものであるが、内容物の酸化劣敗が防止されてい
る環境下においても、尚容器内容物の香味保持性が低下
する場合があることが分かった。この傾向は、味付けの
行われていない米飯類等において、特に顕著である。
【0007】また、この容器を、内容物が充填された状
態で、電子レンジ等で加熱した場合には、異味、異臭の
発生が顕著であり、未だ問題のあることも分かった。
【0008】本発明者らは、プラスチック多層容器のガ
スバリアー性樹脂中間層よりも内側に、特定の疎水性ゼ
オライトを含有する樹脂層を設けることにより、内容物
の香味保持性を顕著に向上させ得ることを見いだした。
【0009】即ち、本発明の目的は、内容物の保存性の
みならず、フレーバー保持性にも優れた調理食品包装容
器、特に容器内で殺菌と同時に内容物を調理するのに適
した調理食品包装容器を提供するにある。
【0010】本発明の他の目的は、容器内容物をフレー
バー保持性に優れた状態に維持することができると共
に、喫食に際しては、異味、異臭の発生なしに、容器毎
内容物を電子レンジ等による加熱で調理できる、香味保
持性に優れたマイクロ波加熱可能な調理食品包装容器を
提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、調理食
品収容部の少なくとも一部がSiO2 /Al2 3 のモ
ル比が10以上の疎水性ゼオライトを樹脂中に分散させ
た層から形成されていることを特徴とする調理食品包装
容器が提供される。
【0012】本発明によればまた、耐湿性熱可塑性樹脂
から成る内層及び外層と、前記内層及び外層の間にサン
ドイッチされたガスバリアー性中間層とを備えたプラス
チック多層容器であって、前記ガスバリアー性中間層よ
りも内側の少なくとも一層が、SiO2 /Al2 3
モル比が10以上の疎水性ゼオライトを樹脂中に分散さ
せた層から成ることを特徴とするフレーバー保持性に優
れたプラスチック製調理食品包装容器が提供される。
【0013】前記疎水性ゼオライトは、樹脂100重量
部当たり0.5乃至40重量部、特に1乃至20重量部
の量で層中に分散されているのが好ましい。
【0014】前記疎水性ゼオライト分散樹脂層は1乃至
300μm、特に5乃至100μmの厚みで設けられて
いるのがよい。
【0015】
【作用】吸着性の脱臭剤としてゼオライトは周知のもの
であるが、本発明では、ゼオライトの内でもSiO2
Al2 3 のモル比が10以上の疎水性ゼオライトを選
択し、且つ樹脂中に分散した層として用いることが顕著
な特徴である。
【0016】ゼオライト結晶の基本構造は、SiO4
その置換体のAlO4 それぞれの四面体で、それらがお
互いに頂点の酸素原子を共有し、3次元方向に発達した
結晶構造を形成している。その結果、ゼオライト結晶は
他の鉱物にみられないような非常に大きな空洞や孔路を
有している。これらの細孔の入口径はゼオライトによっ
てことなるが、通常3〜9オングストロームであり、種
々の分子を細孔内部に捕捉することができる。また、結
晶内部にはAlO4 の負電荷を補うために陽イオンが存
在している。この陽イオンによって形成された静電場の
影響により極性分子や分極性分子を選択的に吸着する。
汎用の吸着剤として一般的に使用されているA型ゼオラ
イト、X型ゼオライト等のSiO2 /AI23 モル比
は2〜5と低く、これらのゼオライトは有機化合物より
も水を選択的に吸着する。したがって、風味阻害成分の
浄化用吸着剤としては適当ではない。
【0017】ゼオライトはSiO2 /AI23 モル比
10以上で親水性を失い、次第に疎水性を示すようにな
る。このように疎水性を示すゼオライトは、風味阻害成
分の疎水性吸着剤として有用である。特に、水分が共存
する系でも有機の風味阻害成分に対する吸着容量の低下
が小さく一定の吸着性能を示すため、高湿度条件下にあ
る密封調理食品包装容器内でもその性能が低下すること
はない。
【0018】米飯等の内容物に、異味、異臭等が着臭す
る原因としては、容器に起因するものと、内容物食品の
変質によるものとの二つの原因が考えられ、前者の原因
として、所謂プラスチックに特有のポリ臭や、プラスチ
ック、特にオレフィン樹脂が種々の臭いを吸着しやすい
こと、また後者の原因として、蒸れ臭(n−ヘキサナー
ル)の発生等があるが、これらの異味、異臭成分はそれ
らの除去が極めて難しいものである。
【0019】本発明者らは、種々のゼオライトについて
異味、異臭成分の吸着性について測定を行った(表3参
照)。その結果、これまでの知見では予測できなかった
ことであるが、SiO2 /Al2 3 のモル比が10以
上の疎水性ゼオライトのみが特異的に高い異味、異臭成
分の吸着特性を示すことがわかった。
【0020】有機化合物の疎水性ゼオライトにおける吸
着サイトは、結晶内の細孔であるが、その表面は結晶構
造に関係なく酸素原子で形成されている。従って、この
疎水性ゼオライトに対する異味、異臭成分の特異的な吸
着はその特殊な細孔構造によるものではないかと推定さ
れる。
【0021】吸着性消臭剤を使用する場合、事前に臭い
を吸収し、包装体の状態では臭いの吸着に余り寄与しな
いという事態をしばしば生じやすいが、本発明の容器で
は、疎水性ゼオライトは樹脂中に分散されて含有されて
いるため、疎水性ゼオライトの吸着活性が安定に持続さ
れ、包装体の状態での消臭作用が持続して安定に行われ
る。
【0022】また、疎水性ゼオライト含有樹脂組成物を
成形する際、樹脂の成形温度に加熱されるため、吸着性
が活性化されるという利点もある。更に、この疎水性ゼ
オライトは、文言通り疎水性であるので、樹脂中への配
合及び分散が容易であるという利点も与える。
【0023】包装容器では、内容物保存性の点で、耐湿
性熱可塑性樹脂から成る内層及び外層と、ガスバリアー
性中間層とを備えているのが好ましいが、このガスバリ
アー性中間層よりも内側に、疎水性ゼオライトを含有す
る層を設けることがよく、これにより、米飯等の内容物
に、異味、異臭等が着臭するのを防止して、優れたフレ
ーバー保持性及び保存性が得られる。特に、容器内で密
封後の加熱殺菌と調理とを同時に行う場合に着臭傾向が
著しいが、本発明ではこの着臭防止に著効がある。
【0024】即ち、上記プラスチック多層容器では、ガ
スバリアー性中間層が、前述した臭いの透過をも遮断す
るため、内容品の着臭の程度が著しくなるものとなる。
これに対して、本発明の多層容器では、ガスバリアー性
中間層の内側に、吸着性消臭剤の層が設けられており、
一方耐湿性熱可塑性樹脂の内層は臭い等に対して透過性
を有するので、容器に起因する臭いも、内容物に起因す
る臭いも、疎水性ゼオライトに有効に吸着され、内容物
に対する異味、異臭の着臭が防止される。更に、疎水性
ゼオライトは吸着力が強いため電子レンジ等による再加
熱処理を行っても、一度吸着した異味、異臭成分を放出
しない効果を有しているため、内容品の風味向上に役立
つ。
【0025】また、疎水性ゼオライトの樹脂に対する配
合量は、樹脂100重量部当たり0.5乃至40重量
部、特に1乃至20重量部の範囲にあるのが適当であ
り、上記範囲よりも少ないと異味異臭成分の捕捉の点で
十分でなく、上記範囲よりも多いと、成形性や容器の強
度の点で不満足となる。
【0026】
【発明の好適態様】
[容器構造]本発明の容器の構造の一例を示す図1にお
いて、この容器壁1は、耐湿性熱可塑性樹脂の外層2、
接着剤樹脂層3a、ガスバリヤー性中間層4、接着剤樹
脂層3b、及び疎水性ゼオライトを配合した耐湿性熱可
塑性樹脂組成物から成る内層5からなっている。
【0027】本発明の容器の構造の例を示す図1におい
て、この容器壁1は、耐湿性熱可塑性樹脂の外層2、接
着剤樹脂層3a、ガスバリヤー性の第一の中間層4、接
着剤樹脂層3b、疎水性ゼオライトを配合した樹脂組成
物から成る第二の中間層6及び耐湿性熱可塑性樹脂の内
層7からなっている。
【0028】これらの何れの場合にも、疎水性ゼオライ
トが配合された樹脂層は、ガスバリアー性中間層4より
も内側に設けられていることが留意されるべきである。
【0029】[疎水性ゼオライト]本発明で用いる疎水
性ゼオライトは、SiO2 /AI23 のモル比が10
以上、特に30以上、最も好適には100乃至5000
の範囲にあるのがよい。この疎水性ゼオライトは、ZS
M−5型ゼオライト、シリカライト等として入手しう
る。更に効果は若干劣るが、スチーミング処理によりア
ルミナ分を低減させたY型ゼオライトを用いることもで
きる。疎水性ゼオライトは、上記シリカ分及びアルミナ
分に加えて、ナトリウム等のアルカリ金属分を含有して
いてもよく、またアルカリ金属分が水素に置換された水
素型ゼオライトであってもよい。
【0030】ZSM−5型ゼオライト等の疎水性ゼオラ
イトのBET法比表面積は、一般に200乃至700m
2 /gの範囲にあり、一方細孔容積は、0.18〜0.
6cc/gの範囲にあることが望ましい。また、その平
均粒子径は、一般に1乃至10μmの範囲内にある。
【0031】ZSM−5型ゼオライト等の疎水性ゼオラ
イトは、それ自体公知の方法、例えば、シリカ源、アル
ミナ源、アルカリ金属成分及び水を、塩基性有機窒素化
合物をテンプレートとして水熱処理する方法や、テンプ
レートを用いることなく、水性コロイドシリカゾル、ア
ルミン酸アルカリ、及び水酸化アルカリを水熱処理する
方法等により得られる。
【0032】[樹脂]疎水性ゼオライトを配合する樹脂
としては、成形可能な任意の熱可塑性樹脂が使用され
る。容器の内側に設ける場合、耐湿性樹脂(低吸水性樹
脂)であることが好ましく、ASTM D 570で測定した
吸水率が0.5 %以下、特に0.1 %以下の熱可塑性樹脂が
好ましい。例として、低−、中−或いは高−密度のポリ
エチレン、アイソタクテイツクポリプロピレン、エチレ
ン−プロピレン共重合体、ポリブテン−1、エチレン−
ブテン−1共重合体、プロピレン−ブテン−1共重合
体、エチレン−プロピレン−ブテン−1共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、イオン架橋オレフィン共重
合体(アイオノマー)或いはこれらのブレンド物等のオ
レフイン系樹脂を挙げることができ、更にポリスチレ
ン、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプ
レン共重合体、ABS樹脂等のスチレン系樹脂や、ポリ
エチレンフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレー
ト等の熱可塑性ポリエステルやポリカーボネートを用い
ることもできる。
【0033】これらの内でも、衛生性の点では、オレフ
ィン系樹脂が好適であり、耐熱性の点では、プロピレン
系樹脂が好適である。
【0034】疎水性ゼオライトは、樹脂当り0.5乃至
40重量%、特に1乃至20重量%の濃度で用いるのが
よい。疎水性ゼオライトの含有量が上記範囲よりも低い
と、この配合量が上記範囲内にある場合に比して、香味
保持性が低下し、上記範囲よりも多いと、香味保持性の
点では格別の利点がなく、やはり成形作業性や価格の点
ではかえって不利となる。
【0035】疎水性ゼオライト含有樹脂層は、単層で包
装容器として使用できることは勿論であるが、機能及び
価格の点で他の層と組み合わせて多層容器として用いる
のがよい。後者の場合、疎水性ゼオライト含有樹脂層は
多層容器の最内層とするのが異臭成分の吸着性の点で望
ましいが、異臭成分を透過しうる樹脂の最内層を設ける
ことは許容できる。疎水性ゼオライト含有樹脂層は、容
器内に許容される臭気や容器形状によっても相違する
が、一般に1乃至300μm、特に5乃至100μmの
厚みを有することが望ましい。
【0036】多層容器の場合、容器の外層或いは疎水性
ゼオライト含有樹脂層よりも内側に設ける最内層として
は、前述した耐湿性樹脂を何れも使用することができ
る。
【0037】また、ガスバリヤー性中間層としては、各
種ガスバリヤー性樹脂や金属箔を用いることができる。
ガスバリヤー性樹脂の最も適当な例としては、エチレン
−ビニルアルコール共重合体を挙げることができ、例え
ば、エチレン含有量が20乃至60モル%、特に25乃
至50モル%であるエチレン−酢酸ビニル共重合体を、
ケン化度が96モル%以上、特に99モル%以上となる
ようにケン化して得られる共重合体ケン化物が使用され
る。このエチレン−ビニルアルコール共重合体ケン化物
は、フイルムを形成し得るに足る分子量を有するべきで
あり、一般に、フェノール:水の重量比で85:15の
混合溶媒中30℃で測定して0.01dl/g以上、特
に0.05dl/g以上の粘度を有することが望まし
い。
【0038】ガスバリヤー性樹脂の他の例としては、炭
素数100個当りのアミド基の数が5乃至50個、特に
6乃至20個の範囲にあるポリアミド類;例えばナイロ
ン6、ナイロン6,6、ナイロン6/6,6共重合体、
メタキシリレンアジパミド、ナイロン6,10、ナイロ
ン11、ナイロン12、ナイロン13等が使用される。
これらのポリアミドもフイルムを形成するに足る分子量
を有するべきであり、濃硫酸中1.0g/dlの濃度で
且つ30℃の温度で測定した相対粘度(ηrel)が
1.1以上、 特に1.5以上であることが望ましい。
【0039】ガスバリアー性樹脂層の厚みは、一般に5
乃至100μm、特に10乃至50μmの厚みを有する
ことが好ましい。
【0040】ガスバリアー性中間層としての金属箔とし
ては、表面処理鋼箔やアルミ等の軽金属箔が使用され
る。表面処理鋼箔としては各種のもの、例えば亜鉛メッ
キ、錫メッキ、ニッケルメッキ、電解クロム酸処理、燐
酸処理、クロム酸処理等の表面処理の一種または二種以
上行った鋼箔が使用される。また軽金属箔としては、純
アルミやアルミ合金が使用される。この金属箔の厚さは
5乃至100μm、特に30乃至80μmの範囲にある
ことが望ましい。
【0041】用いるガスバリヤー性中間層と熱可塑性樹
脂層との間には、積層に際して十分な接着性が得られな
い場合があるが、この場合には両者の間に接着剤樹脂層
を介在させる。
【0042】このような接着剤樹脂としては、カルボン
酸、カルボン酸無水物、カルボン酸塩、カルボン酸アミ
ド、カルボン酸エステル等に基づくカルボニル を主鎖又は側鎖に、1乃至700ミリイクイバレント
(meq)/100g樹脂、特に10乃至500meq
/100g樹脂の濃度で含有する熱可塑性樹脂が挙げら
れる。接着剤樹脂の適当な例は、エチレン−アクリル酸
共重合体、イオン架橋オレフイン共重合体、無水マレイ
ン酸グラフトポリエチレン、無水マレイン酸グラフトポ
リプロピレン、アクリル酸グラフトポリオレフイン、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、共重合ポリエステル、共
重合ポリアミド等の1種又は2種以上の組合せである。
これらの樹脂は、同時押出或いはサンドイッチラミネー
ション等による積層に有用である。また、予じめ形成さ
れたガスバリヤー性樹脂フイルムや金属箔と耐湿性樹脂
フイルムとの接着積層には、イソシアネート系或いはエ
ポキシ系等の熱硬化型接着剤樹脂も使用される。
【0043】[製造法]疎水性ゼオライトを熱可塑性樹
脂に配合するには、一般にマスターバッチ法が採用され
る。即ち、疎水性ゼオライトを高濃度、例えば20乃至
70重量%で含有するマスターバッチを調製し、このマ
スターバッチを熱可塑性樹脂にブレンドして成形し、疎
水性ゼオライト配合樹脂層とする。
【0044】本発明の容器は、前述した層構成とする点
を除けば、それ自体公知の積層方法で製造が可能であ
る。
【0045】例えば、多層同時押出により積層体を製造
でき、各樹脂層に対応する押出機で溶融混練した後、T
−ダイ、サーキュラーダイ等の多層多重ダイスを通して
所定の形状に押出す。また、各樹脂層に対応する射出機
で溶融混練した後、射出金型中に共射出又は遂次射出し
て、多層容器又は容器用のプリフォームを製造する。更
にドライラミネーション、サンドイッチラミネーショ
ン、押出コート等の積層方式も採用し得る。
【0046】積層体は、フイルム、シート、ボトル乃至
チューブ形成用パリソン乃至はパイプ、ボトル乃至チュ
ーブ成形用プリフォーム等の形をとり得る。パリソン、
パイプ或いはプリフォームからのボトルの形成は、押出
物を一対の割型でピンチオフし、その内部に流体を吹込
むことにより容易に行われる。また、パイプ乃至はプリ
フォームを冷却した後、延伸温度に加熱し、軸方向に延
伸すると共に、流体圧によって周方向にブロー延伸する
ことにより、延伸ブローボトル等が得られる。
【0047】また、フイルム乃至シートを、真空成形、
圧空成形、張出成形、プラグアシスト成形、プレス成
形、絞り成形等の手段に付することにより、カップ状、
トレイ状等の包装容器が得られる。
【0048】更に、多層フイルムにあっては、これを袋
状に重ね合せ或いは折畳み、周囲をヒートシールして袋
状容器とすることもできる。
【0049】[用途]本発明の調理食品包装容器は、内
容物を湯殺菌、熱間充填、レトルト殺菌等で加熱する密
封包装容器、特に米飯類を室温で保存するための密封包
装体として有用であり、また密封された内容物を開封
後、電子レンジ等でマイクロ波加熱し、調理する包装容
器として有用である。
【0050】
【実施例】本発明を次の例より更に説明する。
【0051】実施例1 骨格SiO2 /Al23のモル比が1800、Na2
/Al23のモル比が0.19のZSM−5型ゼオライ
トで平均粒径5μの疎水性ゼオライトを、MI=7の低
密度ポリエチレン(LDPE)にブレンドして、40重
量%のマスターバッチをつくり、さらに、MI=2のブ
ロックポリプロピレンをブレンド、そのゼオライトの量
が10%となるようにした後、多層シート成形機を用い
て、ゼオライト層含有ポリプロピレン(PP)が最内
層、エチレンビニールアルコール共重合体(EVOH)
が中間層、外層がポリプロピレン(PP)、各層の接着
層として、無水マレイン酸変性PPを用いて押し出し、
厚さ0.5mm(内層100μm/5μm/20μm/
5μm/370μm外層)にシート押し出した後、深さ
3cm、内容積300ccの楕円形トレイを成形した。
【0052】生米を洗い、3時間放置後、トレイ中に入
れ、米の水分と加えた水が全体の64%になるように調
整後、12μmポリエステル/15μmナイロン/15
μmサラン/50μmポリプロピレンからなる蓋材をヒ
ートシールした。次に100℃で25分間のレトルト処
理を行った。
【0053】レトルト処理により炊飯が終了した米飯を
トレイより1g取り出し、そのフレーバーの分析をガス
クロマトグラフ(GC)で行った。分析はパージ&トラ
ップ装置(PTC)の試料管中に米飯1gを入れ、90
℃12分加熱、発生したガスをクライオフォーカスで濃
縮してGC(島津製作所 GC−17A)で揮発成分量
を測定、GC−MS(質量分析計)で各ピークを同定し
た。米飯フレーバー成分量(全揮発成分より包装材料由
来のものと考えられるものをのぞいたもの)及び蒸れ臭
成分(n−ヘキサナール)を表1に示す。
【0054】通常、生米がトレー中に密封されレトルト
炊飯中に多くの蒸れ臭成分が発生するため、アセプティ
ック方式(炊飯後、無菌条件下で充填シールされる)に
比較して揮発成分は多くなり、n−ヘキサナールの量も
多くなる。疎水性ゼオライトを使用することにより、ほ
ぼアセプティック方式と同様なレベルのフレーバーを持
った米飯ができることがわかった。
【0055】また同様にしてつくった米飯を用いて2分
間加熱後、開封したときの臭い及び米飯の味を対象とし
たフレーバーテストを実施した。パネル数は20人、炊
いたご飯を5点満点として評点をつけてもらい、その平
均値を求めた。その結果を表2に示した。
【0056】疎水性ゼオライトにより炊飯中に蒸れ臭が
減少し、更に、味も異味がなくなり通常の方法で炊いた
ご飯と差がなくなった。
【0057】
【表1】
【0058】
【表2】
【0059】比較例1 最内層樹脂中にゼオライトを全く添加しない以外は、実
施例1と同様にして包装容器を製造し、試験を行った。
【0060】比較例2 最内層樹脂中にSiO2 /Al23モル比が2.0のゼ
オライトを添加する以外は、実施例1と同様にして包装
容器を製造し、試験を行った。
【0061】実施例2 最内層樹脂中にSiO2 /Al23モル比が200のゼ
オライトを添加する以外は、実施例1と同様にして包装
容器を製造し、試験を行った。
【0062】実施例3 骨格SiO2 /Al23のモル比が50のZSM−5型
構造を持つゼオライトを20%、線状低密度ポリエチレ
ン(LLDPE)にブレンドし、マスターバッチを作製
した。このマスターバッチをLLDPEにブレンドし、
ゼオライト含有率が5%の厚さ70μmのフィルム1を
作製した。TiO2 含有70μmブロックエチレンプロ
ピレン共重合体フィルム4を75μmスチール箔にウレ
タン系接着剤3Bをもちいてラミネートし、反対側の面
に同様にウレタン系接着剤3Aで上記のゼオライト含有
LLDPEフィルムをラミネートした。この積層体を深
さ40mm、底直径53mm、フランジ直径78mm、
上部内径65mmの内容積105ccのカップに成形し
た。図2に容器の断面図を示した。
【0063】このカップ中にn−ヘキサナールを20p
pm含み、エタノール2%を含む水80ccを添加し
た。その後、12μmポリエステル/15μmナイロン
/9μmアルミ/70μmLLDPEの蓋材をヒートシ
ールした。その後100℃25分レトルト処理した。そ
の後、ガスクロマトグラフィによりカップ中の水溶液の
n−ヘキサナール濃度を定量したところ0ppmであっ
た。
【0064】同様に、各種ゼオライトを混ぜたフィルム
を製膜し、積層体を作成し、容器に成形した。この容器
を用い、同様の試験を行った。その結果を表3に示し
た。
【0065】比較例3 最内層樹脂中にゼオライトを全く添加しない以外は、実
施例3と同様にして包装容器を製造し、試験を行った。
【0066】比較例4 最内層樹脂中にSiO2 /Al23モル比が2.0のN
aA型ゼオライトを添加する以外は、実施例3と同様に
して包装容器を製造し、試験を行った。
【0067】比較例5 最内層樹脂中にSiO2 /Al23モル比が2.46の
X型ゼオライトを添加する以外は、実施例3と同様にし
て包装容器を製造し、試験を行った。
【0068】比較例6 最内層樹脂中にSiO2 /Al23モル比が4.8のN
aY型ゼオライトを添加する以外は、実施例3と同様に
して包装容器を製造し、試験を行った。
【0069】比較例7 最内層樹脂中にSiO2 /Al23モル比が5.5のN
aY型ゼオライトを添加する以外は、実施例3と同様に
して包装容器を製造し、試験を行った。
【0070】比較例8 最内層樹脂中にSiO2 /Al23モル比が5.5のH
Y型ゼオライトを添加する以外は、実施例3と同様にし
て包装容器を製造し、試験を行った。
【0071】比較例9 最内層樹脂中にSiO2 /Al23モル比が6のL型ゼ
オライトを添加する以外は、実施例3と同様にして包装
容器を製造し、試験を行った。
【0072】比較例10 最内層樹脂中にSiO2 /Al23モル比が16のH−
モルデナイトを添加する以外は、実施例3と同様にして
包装容器を製造し、試験を行った。
【0073】比較例11 最内層樹脂中にSiO2 /Al23モル比が18.4の
Na−モルデナイトを添加する以外は、実施例3と同様
にして包装容器を製造し、試験を行った。
【0074】比較例12 最内層樹脂中にSiO2 /Al23モル比が18.4の
フェレライト(Ferrerite)を添加する以外
は、実施例3と同様にして包装容器を製造し、試験を行
った。
【0075】実施例4 最内層樹脂中にSiO2 /Al23モル比が320のシ
リカライトを添加する以外は、実施例3と同様にして包
装容器を製造し、試験を行った。
【0076】実施例5 最内層樹脂中にSiO2 /Al23モル比が15のUS
Y(スチーミング処理Y型ゼオライト)を添加する以外
は、実施例3と同様にして包装容器を製造し、試験を行
った。
【0077】比較例13−15及び実施例6−9 フィルム中のゼオライト濃度を、0%、0.05%、
0.1%、1%、3%、6%及び10%と変えて、同様
の試験を行い、その結果を表4に示した。
【0078】
【表3】
【0079】
【表4】
【0080】実施例10及び比較例16 ZSU型ゼオライトで骨格SiO2 /Al2O3モル比が
150で、平均粒径が6μのものを10重量%、LLD
PE中にブレンドした70μmのフィルムを成膜した。
その後ウレタン系接着剤によりラミネートされた12μ
m2軸延伸ポリエチレンテレフタレートと9μmアルミ
の積層体のアルミ箔側にゼオライト含有70μmLLD
PEフィルムをウレタン系接着剤を用いてラミネートし
た。
【0081】この積層体をLLDPEフィルムが内面側
になるようにして3方をヒートシールすることにより1
2cm*15cmの長方形に製袋した。図3に容器の断
面図を示した、この中に水洗され、小分けされた50g
のブロッコリーをいれた後、残りの一方をヒートシール
した。その後100℃5分のレトルト処理をほどこし
た。
【0082】比較例16では、ゼオライトを入れないL
LDPEフィルムを実施例10と同様に製袋し、ブロッ
コリを充填殺菌した。
【0083】その後ブロッコリーを取り出してフレーバ
ーテストを行った。結果は表5に示した。ゼオライト入
りフィルムを用いたものは0.1%の危険率で有意差が
存在し、明らかに異臭が少なく、良好な味であった。ゼ
オライトフィルムを用いなかったものはメルカプタン系
化合物や硫化物、およびアルデヒド化合物の混合物によ
ると思われる臭気が激しかった。
【0084】
【表5】
【0085】実施例11 実施例10で内容品を白菜、キャベツ、カリフラワーを
それぞれ水洗後50gパックした以外は、同様に試験し
たところ異臭が発生せず、味も良好であった。
【0086】実施例12及び比較例17 シリカライト型ゼオライトで骨格SiO2 /Al23
ル比が1000で、平均粒径が2μmのものをランダム
エチレンプロピレン共重合体(MI=1)に3重量%ブ
レンドしてTダイにより70μmに製膜したところ、透
明なフィルムが得られた。このフィルムに15μm、2
軸延伸ナイロンフィルムをウレタン系接着剤によりラミ
ネートした積層体をつくり、ゼオライト含有ランダムエ
チレンプロピレン共重合体フィルムが内面側になるよう
に13cm×15cmの大きさの袋に製袋した。図4に
容器の断面図を示した、この中にpH5.5に調整後、
予め焼かれた、厚さ5mm、10cm×12cmの薄焼
き卵60gを入れヒートシールの後、113℃10分レ
トルト処理した。比較例17では、ゼオライトを含有し
ないランダムエチレンプロピレン共重合体フィルムを使
用した以外は実施例12と全く同様にサンプルをつく
り、官能試験を行った。その結果を表6に示した。比較
例17では硫化物系の臭いが激しく、味もわるかった。
【0087】
【表6】
【0088】実施例13 実施例13と同じ透明袋をつくり、たくあん漬け200
gをいれて、真空シールの後、95℃30分レトルト処
理したところ、糠臭の少ない良好なたくあんが得られ
た。
【0089】実施例14及び比較例18 実施例1で使用したと同じトレイをもちいて、炊飯した
ご飯200gを無菌充填した後、12μm2軸延伸PE
T/15μm2軸延伸EVOH/15μm2軸延伸ナイ
ロン6/70μmポリプロピレンからなるラミネート材
を蓋材としてヒートシールした。その後、30℃で3カ
月保存した。このサンプルの一部分を開封し、電子レン
ジで2分間加熱した。香りと味色について評価した。比
較例18として、ゼオライト含有層がポリプロピレンだ
けでゼオライトを含まないトレイを試作し実施例と同様
に試験した。その結果、実施例14は比較例18に比し
て味香りとも優れていたが、実施例1及び比較例1の場
合と比べると、その差は小さかった。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば、調理食品収容部の少な
くとも一部に、SiO2 /Al2 3のモル比が10以
上の疎水性ゼオライトを樹脂中に分散させた層を設ける
ことにより、特異的に高い異味、異臭成分の吸着特性が
得られることを特徴とする調理食品包装容器が提供され
る。
【0091】特に容器内で殺菌と同時に内容物を調理す
る場合には内容物への異臭成分の着臭傾向が大きいが、
本発明によればこの場合にも着臭傾向を有効に防止でき
る。本発明によれば、容器内容物をフレーバー保持性に
優れた状態に維持することができると共に、喫食に際し
ては、異味、異臭の発生なしに、容器内容物を電子レン
ジ等による加熱で調理できるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の容器の断面構造の一例を示す断面図で
ある。
【図2】本発明の容器の断面構造の他の例を示す断面図
である。
【図3】本発明の容器の断面構造の他の例を示す断面図
である。
【図4】本発明の容器の断面構造の他の例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 容器壁 2 耐湿性熱可塑性樹脂の外層 3a,3b 接着剤樹脂層 4 ガスバリヤー性中間層 5 疎水性ゼオライトを配合した樹脂組成物から成る内
層 6 疎水性ゼオライトを配合した樹脂組成物から成る中
間層。 7 耐湿性可塑性樹脂の内層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理食品収容部の少なくとも一部がSi
    2 /Al2 3 のモル比が10以上の疎水性ゼオライ
    トを樹脂中に分散させた層から形成されていることを特
    徴とする調理食品包装容器。
  2. 【請求項2】 前記疎水性ゼオライトが樹脂100重量
    部当たり0.5乃至40重量部の量で層中に分散されて
    いる請求項1記載の調理食品包装容器。
  3. 【請求項3】 前記疎水性ゼオライト分散樹脂層が1乃
    至300μmの厚みで設けられている請求項1記載の調
    理食品包装容器。
  4. 【請求項4】 耐湿性熱可塑性樹脂から成る内層及び外
    層と、前記内層及び外層の間にサンドイッチされたガス
    バリアー性中間層とを備えたプラスチック多層容器であ
    って、前記ガスバリアー性中間層よりも内側の少なくと
    も一層が、SiO2 /Al2 3 のモル比が10以上の
    疎水性ゼオライトを樹脂中に分散させた層から成ること
    を特徴とするフレーバー保持性に優れたプラスチック製
    調理食品包装容器。
JP6240234A 1994-10-04 1994-10-04 調理食品包装容器 Pending JPH08104370A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6240234A JPH08104370A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 調理食品包装容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6240234A JPH08104370A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 調理食品包装容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08104370A true JPH08104370A (ja) 1996-04-23

Family

ID=17056452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6240234A Pending JPH08104370A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 調理食品包装容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08104370A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006334819A (ja) * 2005-04-26 2006-12-14 Kyodo Printing Co Ltd ブリスター用フィルム及びブリスター用包装容器
JP2007106873A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Toppan Printing Co Ltd 酸素吸収能を有する樹脂組成物およびそれを用いた包装体
US7332025B2 (en) 2004-08-24 2008-02-19 The Nippon Synthetic Chemical Industry Co., Ltd. Resin composition and process for preparing multi-layer structure using the same
WO2008050714A1 (fr) * 2006-10-25 2008-05-02 Daiichi Sankyo Company, Limited Matériel de conditionnement
JP2009538971A (ja) * 2006-05-31 2009-11-12 ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド 熱可塑性ポリマー系を選択的に加熱するためにマイクロ波エネルギーを使用するための添加剤
US9074778B2 (en) 2009-11-04 2015-07-07 Ssw Holding Company, Inc. Cooking appliance surfaces having spill containment pattern
CN107848679A (zh) * 2015-07-09 2018-03-27 东洋制罐集团控股株式会社 内表面由烯烃系树脂层形成的容器
JP2018103386A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 大日本印刷株式会社 臭気吸着性能を有する積層体およびそれを用いた包装袋
JP2019177519A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 大日本印刷株式会社 加熱殺菌処理用消臭フィルム、及び加熱殺菌処理用消臭フィルムから作製された消臭包装材料及び消臭包装体
JP2019177520A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 大日本印刷株式会社 加熱殺菌処理用積層体、及び加熱殺菌処理用消臭包装材料、加熱殺菌処理用消臭包装体
JP2019177521A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 大日本印刷株式会社 加熱殺菌処理用積層体及び加熱殺菌処理用包装材料、加熱殺菌処理用包装体
JP2019177518A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 大日本印刷株式会社 加熱殺菌処理用積層体及び加熱殺菌処理用包装材料、加熱殺菌処理用包装体
CN114716758A (zh) * 2018-03-30 2022-07-08 大日本印刷株式会社 异味吸附成型品树脂组合物、异味吸附成型品以及包装材料

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7332025B2 (en) 2004-08-24 2008-02-19 The Nippon Synthetic Chemical Industry Co., Ltd. Resin composition and process for preparing multi-layer structure using the same
JP2006334819A (ja) * 2005-04-26 2006-12-14 Kyodo Printing Co Ltd ブリスター用フィルム及びブリスター用包装容器
JP4659523B2 (ja) * 2005-04-26 2011-03-30 共同印刷株式会社 ブリスター用フィルム及びブリスター用包装容器
JP2007106873A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Toppan Printing Co Ltd 酸素吸収能を有する樹脂組成物およびそれを用いた包装体
JP2009538971A (ja) * 2006-05-31 2009-11-12 ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド 熱可塑性ポリマー系を選択的に加熱するためにマイクロ波エネルギーを使用するための添加剤
JP2012233190A (ja) * 2006-05-31 2012-11-29 Dow Global Technologies Llc 熱可塑性ポリマー系を選択的に加熱するためにマイクロ波エネルギーを使用するための添加剤
WO2008050714A1 (fr) * 2006-10-25 2008-05-02 Daiichi Sankyo Company, Limited Matériel de conditionnement
JP5241503B2 (ja) * 2006-10-25 2013-07-17 第一三共株式会社 包装材
US9074778B2 (en) 2009-11-04 2015-07-07 Ssw Holding Company, Inc. Cooking appliance surfaces having spill containment pattern
CN107848679A (zh) * 2015-07-09 2018-03-27 东洋制罐集团控股株式会社 内表面由烯烃系树脂层形成的容器
US11820553B2 (en) 2015-07-09 2023-11-21 Toyo Seikan Group Holdings, Ltd. Container in which inner surface is formed from olefin resin layer
JP2018103386A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 大日本印刷株式会社 臭気吸着性能を有する積層体およびそれを用いた包装袋
JP2019177519A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 大日本印刷株式会社 加熱殺菌処理用消臭フィルム、及び加熱殺菌処理用消臭フィルムから作製された消臭包装材料及び消臭包装体
JP2019177520A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 大日本印刷株式会社 加熱殺菌処理用積層体、及び加熱殺菌処理用消臭包装材料、加熱殺菌処理用消臭包装体
JP2019177521A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 大日本印刷株式会社 加熱殺菌処理用積層体及び加熱殺菌処理用包装材料、加熱殺菌処理用包装体
JP2019177518A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 大日本印刷株式会社 加熱殺菌処理用積層体及び加熱殺菌処理用包装材料、加熱殺菌処理用包装体
CN114716758A (zh) * 2018-03-30 2022-07-08 大日本印刷株式会社 异味吸附成型品树脂组合物、异味吸附成型品以及包装材料

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3989953B2 (ja) 厚紙および紙をベースとする包装用積層物
JP2699814B2 (ja) フレーバー保持性に優れたプラスチック多層容器及び米飯包装体
EP3526037B1 (en) Polymer barrier laminate tube for container
JPH08104370A (ja) 調理食品包装容器
US11279116B2 (en) Film having an oxygen scavenger and a volatile organoleptic compound scavenger
JP7228329B2 (ja) 臭気吸着性能を有する積層体およびそれを用いた包装袋
JP3630706B2 (ja) 内容物保存性に優れたプラスチック多層容器
WO1996036667A1 (fr) Composition de resine et stratifie pour le stockage d'aliment liquide
JPH08132573A (ja) 酸素吸収積層体
JP3687720B2 (ja) 酸素吸収多層フィルム及び酸素吸収包装容器
CN111918932B (zh) 异味吸附成型品树脂组合物、异味吸附成型品以及包装材料
JP3700039B2 (ja) プラスチックフィルム製複室容器
JPH10114371A (ja) 保存性に優れた酸素吸収性多層プラスチック容器
JP2019177521A (ja) 加熱殺菌処理用積層体及び加熱殺菌処理用包装材料、加熱殺菌処理用包装体
JP7124408B2 (ja) 包装体及び包装食品
JPH06263172A (ja) 脱臭能を有する酸素バリアー性積層体
JP2002238521A (ja) 食品の保存方法
JP3376915B2 (ja) 脱酸素性多層体、これを用いた包装容器、及び食品又は医薬品の保存方法
JP2002052655A (ja) 酸素吸収性多層体及びこれを用いた低水分含有物品の保存方法
JP2019177518A (ja) 加熱殺菌処理用積層体及び加熱殺菌処理用包装材料、加熱殺菌処理用包装体
JP2006335446A (ja) シロップ入りフルーツ製品用包装材
JP2001058363A (ja) 酸素吸収性プラスチック容器
JPH10306218A (ja) 脱酸素性樹脂組成物、これよりなるシート又はフィルム及び包装容器
JP2000318091A (ja) 脱酸素性多層シート及び容器
JPH11320767A (ja) 酸素吸収性多層体、製造方法及び包装容器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040302

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040720