JPH0884799A - ゴルフ手袋 - Google Patents
ゴルフ手袋Info
- Publication number
- JPH0884799A JPH0884799A JP25151194A JP25151194A JPH0884799A JP H0884799 A JPH0884799 A JP H0884799A JP 25151194 A JP25151194 A JP 25151194A JP 25151194 A JP25151194 A JP 25151194A JP H0884799 A JPH0884799 A JP H0884799A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric
- palm
- glove
- thumb
- cloth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Gloves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 縫目による違和感を解消して、快適にフィッ
トする状態でクラブのグリップを強く握れるようにす
る。強靱にする。生地を有効に利用すると共に、縫製工
程を能率化して製造コストを低減する。 【構成】 ゴルフ手袋は、手袋の指の側縁に縫着される
マチ生地と、2枚に裁断された掌生地5と甲生地6とを
備える。掌生地5は、親指掌部生地5Aおよび親指甲部
生地5Bを、手袋掌部生地5Dおよび人差指生地5Cと
一体とすると共に、親指掌部生地5Aおよび親指甲部生
地5Bを人差指生地5Cの下方に位置させ、かつ人差指
生地5Cとの間には裁断線7を設けている。甲生地6
は、親指と人差指との間に位置する境界部生地6Aを手
袋甲部生地6Bと一体としている。
トする状態でクラブのグリップを強く握れるようにす
る。強靱にする。生地を有効に利用すると共に、縫製工
程を能率化して製造コストを低減する。 【構成】 ゴルフ手袋は、手袋の指の側縁に縫着される
マチ生地と、2枚に裁断された掌生地5と甲生地6とを
備える。掌生地5は、親指掌部生地5Aおよび親指甲部
生地5Bを、手袋掌部生地5Dおよび人差指生地5Cと
一体とすると共に、親指掌部生地5Aおよび親指甲部生
地5Bを人差指生地5Cの下方に位置させ、かつ人差指
生地5Cとの間には裁断線7を設けている。甲生地6
は、親指と人差指との間に位置する境界部生地6Aを手
袋甲部生地6Bと一体としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴルフ用に使用される手
袋に関する。
袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のゴルフ手袋は、図1に示す形状に
生地を裁断し、指の部分は細長いマチ生地(図示せず)
を介して縫製して製造されていた。これ等の図に示す裁
断形状は、2枚の生地とマチ生地を縫製してゴルフ手袋
を製造している。1枚の生地は、手袋掌部生地1と手袋
甲部生地2となり、もう一枚の生地は親指となる親指生
地3である。親指生地3は、手袋掌部生地1に開口され
ている指孔4の周縁に縫着される。
生地を裁断し、指の部分は細長いマチ生地(図示せず)
を介して縫製して製造されていた。これ等の図に示す裁
断形状は、2枚の生地とマチ生地を縫製してゴルフ手袋
を製造している。1枚の生地は、手袋掌部生地1と手袋
甲部生地2となり、もう一枚の生地は親指となる親指生
地3である。親指生地3は、手袋掌部生地1に開口され
ている指孔4の周縁に縫着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1に示すように生地
を裁断して製造される従来のゴルフ手袋は、図2に示す
ように、掌部に親指生地3と手袋掌部生地1とを縫着す
る縫目Aができる。ゴルフ手袋の掌部は、グリップの握
りの面となる。ゴルフ手袋は、左手に着用してクラブの
グリップを強く握るのに使用される。グリップの握り面
に縫目のあるゴルフ手袋は、縫目によってできる段差に
よって違和感があり、快適にフィットする状態でグリッ
プを握ることができない。
を裁断して製造される従来のゴルフ手袋は、図2に示す
ように、掌部に親指生地3と手袋掌部生地1とを縫着す
る縫目Aができる。ゴルフ手袋の掌部は、グリップの握
りの面となる。ゴルフ手袋は、左手に着用してクラブの
グリップを強く握るのに使用される。グリップの握り面
に縫目のあるゴルフ手袋は、縫目によってできる段差に
よって違和感があり、快適にフィットする状態でグリッ
プを握ることができない。
【0004】さらに、掌部に縫目のある従来のゴルフ手
袋は、クラブを強く握ってスイングするときに、掌部の
縫目が手の掌とクラブのグリップとの間にあって、強い
衝撃を受けるので非常に破損しやすい欠点がある。とく
に、ゴルフ手袋は、フィット感を向上するために薄い皮
革を使用して製造されるので、強靱な皮革を使用するこ
とが難しく、極めて破損しやすい欠点がある。
袋は、クラブを強く握ってスイングするときに、掌部の
縫目が手の掌とクラブのグリップとの間にあって、強い
衝撃を受けるので非常に破損しやすい欠点がある。とく
に、ゴルフ手袋は、フィット感を向上するために薄い皮
革を使用して製造されるので、強靱な皮革を使用するこ
とが難しく、極めて破損しやすい欠点がある。
【0005】さらにまた、図1に示すように生地を裁断
して製造される従来のゴルフ手袋は、手袋の掌部生地と
甲部生地となる部分に、親指を縫着するための指孔を開
口する必要がある。ここに指孔の開口部となって裁断さ
れる生地は、小さい切れ端となって有効利用できず、こ
の部分の生地が無駄になる。このため、生地の使用効率
を悪化させて、材料コストを高くする欠点がある。
して製造される従来のゴルフ手袋は、手袋の掌部生地と
甲部生地となる部分に、親指を縫着するための指孔を開
口する必要がある。ここに指孔の開口部となって裁断さ
れる生地は、小さい切れ端となって有効利用できず、こ
の部分の生地が無駄になる。このため、生地の使用効率
を悪化させて、材料コストを高くする欠点がある。
【0006】さらにまた、従来の甲部生地は、親指を構
成する生地を、手袋の甲部生地と掌部生地から切り離し
て、これを縫製するために、親指生地を正確な位置に縫
製することが難しい欠点がある。さらに、親指生地の全
周を手袋生地に縫着するので、縫製部分の全長が長く、
製造コストが高くなる欠点がある。
成する生地を、手袋の甲部生地と掌部生地から切り離し
て、これを縫製するために、親指生地を正確な位置に縫
製することが難しい欠点がある。さらに、親指生地の全
周を手袋生地に縫着するので、縫製部分の全長が長く、
製造コストが高くなる欠点がある。
【0007】本発明は、従来のゴルフ手袋が有するこれ
等の欠点を解決することを目的に開発されたもので、本
発明の重要な目的は、ゴルフクラブのグリップを縫目に
よる違和感を解消して快適にフィットする状態で強く握
ることができると共に、強靱にして破損するのを少なく
でき、さらに、生地を有効に利用すると共に、縫製工程
を能率化して製造コストを低減できるゴルフ手袋を提供
することにある。
等の欠点を解決することを目的に開発されたもので、本
発明の重要な目的は、ゴルフクラブのグリップを縫目に
よる違和感を解消して快適にフィットする状態で強く握
ることができると共に、強靱にして破損するのを少なく
でき、さらに、生地を有効に利用すると共に、縫製工程
を能率化して製造コストを低減できるゴルフ手袋を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のゴルフ手袋は、
前述の目的を達成するために下記の構成を備える。本発
明のゴルフ手袋は、手袋の指の側縁に縫着されるマチ生
地10と、2枚に裁断された掌生地5と甲生地6とを縫
製して製造される。掌生地5は、親指掌部生地5Aおよ
び親指甲部生地5Bを、手袋掌部生地1および人差指生
地5Cと一体とすると共に、親指掌部生地5Aおよび親
指甲部生地5Bを人差指生地5Cの下方に位置させ、か
つ人差指生地5Cとの間には裁断線7を設けている。マ
チ生地10と掌生地5とに縫着される甲生地6は、親指
と人差指との間に位置する境界部生地6Aを手袋甲部生
地6Bと一体としている。ただし、本明細書において、
上下方向は図面に基づいて決定する。
前述の目的を達成するために下記の構成を備える。本発
明のゴルフ手袋は、手袋の指の側縁に縫着されるマチ生
地10と、2枚に裁断された掌生地5と甲生地6とを縫
製して製造される。掌生地5は、親指掌部生地5Aおよ
び親指甲部生地5Bを、手袋掌部生地1および人差指生
地5Cと一体とすると共に、親指掌部生地5Aおよび親
指甲部生地5Bを人差指生地5Cの下方に位置させ、か
つ人差指生地5Cとの間には裁断線7を設けている。マ
チ生地10と掌生地5とに縫着される甲生地6は、親指
と人差指との間に位置する境界部生地6Aを手袋甲部生
地6Bと一体としている。ただし、本明細書において、
上下方向は図面に基づいて決定する。
【0009】
【作用】本発明のゴルフ手袋は、親指掌部生地5Aと親
指甲部生地5Bとを、手袋掌部生地1と一枚シートの掌
生地5で構成する。この形状の生地を縫製して製造され
る本発明のゴルフ手袋は、図4の鎖線Aで示すように、
従来の手袋にできる、掌部の縫目Aを省略できる。親指
掌部生地5Aと手袋掌部生地5Dと1枚の掌生地5で構
成するからである。本発明のゴルフ手袋も、図4のBで
示すように親指と人差指との間に縫目Bができる。しか
しながら、ここにできる縫目Bは、グリップを握るとき
に邪魔になることはない。それは、グリップを握ると、
図5に示すように、人差指の部分に位置するからであ
る。したがって、本発明のゴルフ手袋は、掌部の縫目に
起因する違和感を解消できる。さらに、親指を手袋掌部
生地5Dと一体としているので、親指を位置ずれなく縫
製できる。また、手袋掌部生地に指孔を開口しないの
で、生地を有効に利用できる特長がある。
指甲部生地5Bとを、手袋掌部生地1と一枚シートの掌
生地5で構成する。この形状の生地を縫製して製造され
る本発明のゴルフ手袋は、図4の鎖線Aで示すように、
従来の手袋にできる、掌部の縫目Aを省略できる。親指
掌部生地5Aと手袋掌部生地5Dと1枚の掌生地5で構
成するからである。本発明のゴルフ手袋も、図4のBで
示すように親指と人差指との間に縫目Bができる。しか
しながら、ここにできる縫目Bは、グリップを握るとき
に邪魔になることはない。それは、グリップを握ると、
図5に示すように、人差指の部分に位置するからであ
る。したがって、本発明のゴルフ手袋は、掌部の縫目に
起因する違和感を解消できる。さらに、親指を手袋掌部
生地5Dと一体としているので、親指を位置ずれなく縫
製できる。また、手袋掌部生地に指孔を開口しないの
で、生地を有効に利用できる特長がある。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するためのゴルフ手袋を例示するものであっ
て、本発明はゴルフ手袋を下記のものに特定しない。
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するためのゴルフ手袋を例示するものであっ
て、本発明はゴルフ手袋を下記のものに特定しない。
【0011】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「作用の欄」、および
「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付
記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、
実施例の部材に特定するものでは決してない。
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「作用の欄」、および
「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付
記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、
実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0012】図4に示すゴルフ手袋は、マチ生地10と
掌生地5と甲生地6とを縫製し製造される。掌生地5と
甲生地6は、図3に示す形状に生地を裁断し、これとマ
チ生地とを縫製してゴルフ手袋とする。生地には、従来
のゴルフ手袋にすでに使用され、あるいはこれからゴル
フ手袋に使用される柔軟なシート材、たとえば、天然あ
るいは合成の皮革、布地、合成樹脂シート、あるいはこ
れ等のシート材を積層した可撓性のシートが使用され
る。
掌生地5と甲生地6とを縫製し製造される。掌生地5と
甲生地6は、図3に示す形状に生地を裁断し、これとマ
チ生地とを縫製してゴルフ手袋とする。生地には、従来
のゴルフ手袋にすでに使用され、あるいはこれからゴル
フ手袋に使用される柔軟なシート材、たとえば、天然あ
るいは合成の皮革、布地、合成樹脂シート、あるいはこ
れ等のシート材を積層した可撓性のシートが使用され
る。
【0013】図4のゴルフ手袋は、2枚に裁断した掌生
地5と甲生地6と、指部に縫製されるマチ生地とを縫製
して製造される。マチ生地は、指先に向かって細くなる
テーパー状に裁断された生地である。マチ生地は、図3
の○で示す指の側縁に縫着される。すなわち、人差指の
片側、中指の両側、薬指の両側、小指の片側に縫着され
る。
地5と甲生地6と、指部に縫製されるマチ生地とを縫製
して製造される。マチ生地は、指先に向かって細くなる
テーパー状に裁断された生地である。マチ生地は、図3
の○で示す指の側縁に縫着される。すなわち、人差指の
片側、中指の両側、薬指の両側、小指の片側に縫着され
る。
【0014】図3に示す掌生地5は、親指掌部生地5A
および親指甲部生地5Bを、手袋掌部生地5Dおよび人
差指生地5Cとを一体、すなわち一枚の生地で構成して
いる。親指掌部生地5Aと親指甲部生地5Bとは人差指
生地5Cの下方に位置し、人差指生地5Cとの間に裁断
線7を設けている。裁断線7は、図において右下の端部
で下方に折曲する形状に切断されている。親指と人差指
との間に、甲生地6の一部を縫着して、親指を自由に動
かせることができるようにするためである。掌生地5
は、人差指の掌部と甲部、中指の掌部、薬指の掌部、小
指の掌部とが一体となっている。
および親指甲部生地5Bを、手袋掌部生地5Dおよび人
差指生地5Cとを一体、すなわち一枚の生地で構成して
いる。親指掌部生地5Aと親指甲部生地5Bとは人差指
生地5Cの下方に位置し、人差指生地5Cとの間に裁断
線7を設けている。裁断線7は、図において右下の端部
で下方に折曲する形状に切断されている。親指と人差指
との間に、甲生地6の一部を縫着して、親指を自由に動
かせることができるようにするためである。掌生地5
は、人差指の掌部と甲部、中指の掌部、薬指の掌部、小
指の掌部とが一体となっている。
【0015】甲生地6は、手袋甲部生地6Bに、親指と
人差指との間に位置する境界部生地6Aを一体とする形
状としている。この生地は、中指の甲部、薬指の甲部、
小指の甲部を一体としている。境界部生地6Aは、掌生
地5の親指と人差指の間に縫着される部分で、手袋甲部
生地6Bから突出して設けられている。
人差指との間に位置する境界部生地6Aを一体とする形
状としている。この生地は、中指の甲部、薬指の甲部、
小指の甲部を一体としている。境界部生地6Aは、掌生
地5の親指と人差指の間に縫着される部分で、手袋甲部
生地6Bから突出して設けられている。
【0016】境界部生地6Aの周縁に設けられるa、
b、c、d、eの各辺は、掌生地5のa、b、c、d、
eの各辺に縫着される。掌生地5の小指側の側縁fは、
甲生地6の小指側の側縁fに縫着される。掌生地5の親
指掌部生地5Aおよび甲部生地の側縁gも互いに縫着さ
れる。掌生地5の人差指生地5Cの側縁hはマチ生地を
介して縫着される。さらに、掌生地5と甲生地6とは、
中指両側iとj、薬指両側kとl、小指の片側mを、マ
チ生地を介して縫着される。人差指生地5Cの片側縁
h’は他の片側縁hよりも多少短い。この部分の縫着状
態を図6に示す。人差指生地5Cの短い側縁h’はマチ
生地に縫着され、人差指生地5Cの側縁h’から下方に
突出するマチ生地の下部は、境界部生地6Aの側縁nに
縫着される。
b、c、d、eの各辺は、掌生地5のa、b、c、d、
eの各辺に縫着される。掌生地5の小指側の側縁fは、
甲生地6の小指側の側縁fに縫着される。掌生地5の親
指掌部生地5Aおよび甲部生地の側縁gも互いに縫着さ
れる。掌生地5の人差指生地5Cの側縁hはマチ生地を
介して縫着される。さらに、掌生地5と甲生地6とは、
中指両側iとj、薬指両側kとl、小指の片側mを、マ
チ生地を介して縫着される。人差指生地5Cの片側縁
h’は他の片側縁hよりも多少短い。この部分の縫着状
態を図6に示す。人差指生地5Cの短い側縁h’はマチ
生地に縫着され、人差指生地5Cの側縁h’から下方に
突出するマチ生地の下部は、境界部生地6Aの側縁nに
縫着される。
【0017】甲生地6は縦に延長してスリット8を設け
ている。スリット8の片側には脱着片9を設け、脱着片
9はマジックテープ(登録商標)を介して、スリット8
の反対側の甲生地6の表面に連結される。脱着片9のあ
るゴルフ手袋は、手に着用した状態で、脱着片で甲生地
6を締め付けることができる。さらに、図示しないが、
図4に示すゴルフ手袋は、履き口の周縁にゴムを縫着
し、また、甲生地6のスリットの上方に横に延長してゴ
ムを縫着することもできる。
ている。スリット8の片側には脱着片9を設け、脱着片
9はマジックテープ(登録商標)を介して、スリット8
の反対側の甲生地6の表面に連結される。脱着片9のあ
るゴルフ手袋は、手に着用した状態で、脱着片で甲生地
6を締め付けることができる。さらに、図示しないが、
図4に示すゴルフ手袋は、履き口の周縁にゴムを縫着
し、また、甲生地6のスリットの上方に横に延長してゴ
ムを縫着することもできる。
【0018】
【発明の効果】本発明のゴルフ手袋は下記の優れた特長
がある。 極めて快適なフィット感でゴルフクラブのグリップ
を握ることができる。それは、本発明のゴルフ手袋が、
図4の鎖線Aで示す縫目を省略できるからである。従来
のゴルフ手袋は、親指生地を手袋生地に縫着するため
に、鎖線Aで示す縫目が掌部にできる。掌部の縫目は、
手の掌でゴルフクラブのグリップを強く握るときに、手
の掌とグリップの間に位置する。縫目は生地の部分より
も厚くなる。このため、線状にできる縫目がゴルフ手袋
のフィット感、とくに強く握ったときのフィット感を著
しく低下させた。これに対して、本発明のゴルフ手袋
は、手袋の掌部にできる縫目をなくすることができ、ゴ
ルフクラブのグリップを、縫目のない掌部で快適に好ま
しいフィット感で強く握って使用できる特長がある。
がある。 極めて快適なフィット感でゴルフクラブのグリップ
を握ることができる。それは、本発明のゴルフ手袋が、
図4の鎖線Aで示す縫目を省略できるからである。従来
のゴルフ手袋は、親指生地を手袋生地に縫着するため
に、鎖線Aで示す縫目が掌部にできる。掌部の縫目は、
手の掌でゴルフクラブのグリップを強く握るときに、手
の掌とグリップの間に位置する。縫目は生地の部分より
も厚くなる。このため、線状にできる縫目がゴルフ手袋
のフィット感、とくに強く握ったときのフィット感を著
しく低下させた。これに対して、本発明のゴルフ手袋
は、手袋の掌部にできる縫目をなくすることができ、ゴ
ルフクラブのグリップを、縫目のない掌部で快適に好ま
しいフィット感で強く握って使用できる特長がある。
【0019】 破損しやすい手袋掌部の強度を向上し
て耐久性を向上できる。とくに、薄くて破損しやすい生
地を使用して、掌部を強靱にできる。それは、本発明の
ゴルフ手袋が、手とグリップとの間にあって、スイング
したときに大きな衝撃を受けて破損しやすい掌部の縫目
をなくするからである。縫目は生地部分に比較すると破
損強度が弱くなる。縫い針で突いて生地の一部を損傷す
るからである。本発明のゴルフ手袋は、最も損傷しやす
い掌部の縫目をなくし、この部分を強靱にして手袋の耐
久性を著しく延長できる特長がある。
て耐久性を向上できる。とくに、薄くて破損しやすい生
地を使用して、掌部を強靱にできる。それは、本発明の
ゴルフ手袋が、手とグリップとの間にあって、スイング
したときに大きな衝撃を受けて破損しやすい掌部の縫目
をなくするからである。縫目は生地部分に比較すると破
損強度が弱くなる。縫い針で突いて生地の一部を損傷す
るからである。本発明のゴルフ手袋は、最も損傷しやす
い掌部の縫目をなくし、この部分を強靱にして手袋の耐
久性を著しく延長できる特長がある。
【0020】 さらに、本発明のゴルフ手袋は、生地
を有効に利用して材料コストを低減できる。それは、従
来の手袋のように、手袋掌部生地に指孔を開口して、指
孔部分の生地が有効には利用できない切れ端とならない
からである。本発明のゴルフ手袋は、人差指生地の下方
に親指掌部生地と親指甲部生地とを配設する形状に生地
を裁断する。親指掌部生地は裁断する工程で、手袋掌部
生地と一体構造となっており、この部分に指孔を開口す
る必要がない。
を有効に利用して材料コストを低減できる。それは、従
来の手袋のように、手袋掌部生地に指孔を開口して、指
孔部分の生地が有効には利用できない切れ端とならない
からである。本発明のゴルフ手袋は、人差指生地の下方
に親指掌部生地と親指甲部生地とを配設する形状に生地
を裁断する。親指掌部生地は裁断する工程で、手袋掌部
生地と一体構造となっており、この部分に指孔を開口す
る必要がない。
【0021】 親指生地と手袋生地とを簡単かつ容易
に、しかも正確に縫着できる。それは、本発明のゴルフ
手袋が、親指掌部生地および親指甲部生地を、手袋掌部
生地と一体として生地を裁断しているからである。手袋
生地と親指生地の一部を連結して、親指生地を手袋生地
に縫着して製造される手袋は、親指生地と手袋生地とが
位置ずれすることがない。さらに、本発明のゴルフ手袋
は、親指甲部生地を手袋掌部生地と一体構造とするため
に、縫目を短くして縫製コストを低減できる特長があ
る。
に、しかも正確に縫着できる。それは、本発明のゴルフ
手袋が、親指掌部生地および親指甲部生地を、手袋掌部
生地と一体として生地を裁断しているからである。手袋
生地と親指生地の一部を連結して、親指生地を手袋生地
に縫着して製造される手袋は、親指生地と手袋生地とが
位置ずれすることがない。さらに、本発明のゴルフ手袋
は、親指甲部生地を手袋掌部生地と一体構造とするため
に、縫目を短くして縫製コストを低減できる特長があ
る。
【図1】従来のゴルフ手袋に使用する生地の裁断形状を
示す展開図
示す展開図
【図2】図1に示す形状に裁断した生地を縫着したゴル
フ手袋の斜視図
フ手袋の斜視図
【図3】本発明のゴルフ手袋に使用する生地の裁断形状
を示す展開図
を示す展開図
【図4】図3に示す生地を使用して縫製した本発明の実
施例のゴルフ手袋の斜視図
施例のゴルフ手袋の斜視図
【図5】図4に示すゴルフ手袋がゴルフクラブのグリッ
プを握る状態を示す斜視図
プを握る状態を示す斜視図
【図6】図3に示すように裁断した生地を縫製して製造
されるゴルフ手袋の人差指の部分を示す斜視図
されるゴルフ手袋の人差指の部分を示す斜視図
1………手袋掌部生地 2………手袋甲部生地 3………親指生地 4………指孔 5………掌生地 5A………親指掌部生地 5
B………親指甲部生地 5C……人差指生地 5D………手袋掌部生地 6………甲生地 6A………境界部生地 6
B………手袋甲部生地 7………裁断線 8………スリット 9………脱着片 10……マチ生地
B………親指甲部生地 5C……人差指生地 5D………手袋掌部生地 6………甲生地 6A………境界部生地 6
B………手袋甲部生地 7………裁断線 8………スリット 9………脱着片 10……マチ生地
Claims (1)
- 【請求項1】 手袋の指の側縁に縫着されるマチ生地(1
0)と、2枚に裁断された掌生地(5)と甲生地(6)とを備
え、掌生地(5)は、親指掌部生地(5A)および親指甲部生
地(5B)を、手袋掌部生地(5D)および人差指生地(5C)と一
体とすると共に、親指掌部生地(5A)および親指甲部生地
(5B)を人差指生地(5C)の下方に位置させ、かつ人差指生
地(5C)との間には裁断線(7)を設けており、マチ生地(1
0)と掌生地(5)とに縫着される甲生地(6)は、親指と人差
指との間に位置する境界部生地(6A)を手袋甲部生地(6B)
と一体としてなるゴルフ手袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25151194A JPH0884799A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | ゴルフ手袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25151194A JPH0884799A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | ゴルフ手袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0884799A true JPH0884799A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=17223906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25151194A Pending JPH0884799A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | ゴルフ手袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0884799A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4981551A (ja) * | 1972-12-09 | 1974-08-06 | ||
JPS50119653A (ja) * | 1974-03-04 | 1975-09-19 |
-
1994
- 1994-09-19 JP JP25151194A patent/JPH0884799A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4981551A (ja) * | 1972-12-09 | 1974-08-06 | ||
JPS50119653A (ja) * | 1974-03-04 | 1975-09-19 |
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