JPH088475Y2 - アラーム付電子時計 - Google Patents

アラーム付電子時計

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JPH088475Y2
JPH088475Y2 JP1988135362U JP13536288U JPH088475Y2 JP H088475 Y2 JPH088475 Y2 JP H088475Y2 JP 1988135362 U JP1988135362 U JP 1988135362U JP 13536288 U JP13536288 U JP 13536288U JP H088475 Y2 JPH088475 Y2 JP H088475Y2
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JP
Japan
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piezoelectric buzzer
battery
alarm
circuit board
circuit
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Application number
JP1988135362U
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English (en)
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JPH0255193U (ja
Inventor
恵介 坂上
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 アラーム付電子時計に関する。
〔従来の技術〕
従来のアラーム付電子時計では、スペース上の制約あ
るいはコストを低減させるために電池と回路基板との導
通をとるための部材は、回路基板と1ケ所でばね接触に
より導通していて、回路基板の導通部からパターンでI
C,圧電ブザー用昇圧コイルへと接続していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
圧電ブザーに衝撃を加えるとサージ電圧が発生するこ
とは知られており、この電圧がIC回路に加わるとICの駆
動電圧より高い電圧の場合には回路が誤動作することが
ある。従来のアラーム回路で構成されているアラーム付
電子時計を不注意又は故意に落下させたりした時にも落
下の衝撃により圧電ブザーにサージ電圧が発生する。こ
の発生した電圧が流れる経路を第2図に従い説明する。
第2図において昇圧コイル4は、圧電ブザーに加えるア
ラーム信号電圧を高め、発生する音圧を大きくするため
にある。尚コイルの代りに抵抗を用いる回路でも同様で
ある。導通部10は第3図に示すように金属製の部材11の
一部の弾性部材を用い回路基板の接続パターンと弾性接
触させ導通をとっている。
圧電ブザー5だけに衝撃が加わった場合は発生したサ
ージ電圧は、導通部10,昇圧コイル4,圧電ブザー5から
なるループイを流れ放電するためIC3の電源端子には直
接加わらず誤動作することはない。ところが落下等の衝
撃では部材11にも衝撃が加わり導通部10が一瞬基板のパ
ターンから離れることが一緒におこりイのループは形成
されず、電池1,IC3,昇圧コイル4,圧電ブザー5からなる
ループウを電流が流れIC3の電源端子に電源電圧以上又
は以下の電圧が加わり誤動作をしたりする。もしくは回
路にパワーオンクリア回路が設けてある場合は、一旦離
れた導通部10が再び導通したときに電源投入時と同じ状
態となりIC3が初期設定の状態になるという問題があっ
た。
そこで本考案では、アラーム付電子時計に衝撃を加え
てもICが誤動作しない構造を供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のアラーム付電子時計は、電池と、 IC、圧電ブザー、前記圧電ブザーに並列に配置される
昇圧コイル又は抵抗、前記ICの出力信号により前記圧電
ブザーをオンオフさせるトランジスタ、前記圧電ブザー
と前記トランジスタのコレクタとの間に配置されるダイ
オードを含む電子部品間の導通を図る回路パターンが形
成される回路基板と、 前記電池と前記回路基板との導通を図る導通部材とを
有し、 前記導通部材は2箇所の弾性導通部が形成され、 前記回路パターンは前記電池のプラス電極と前記ICの
プラス端子とを導通させる第1の導通経路と、前記プラ
ス電極と前記昇圧コイル又は抵抗とを導通させる第2の
導通経路が分離して形成され、 前記弾性導通部の各々は前記第1及び第2の導通経路
上に配置されてなることを特徴とする。
〔実施例〕
第1図は、本考案の実施例を示す回路図である。部材
2は金属板で構成されており、電池1とIC3の一方(こ
の例では正端子側)の電源ラインに継がる回路基板上の
接続パターン及び昇圧コイル4の電源ラインに継がる回
路基板のパターン及び圧電素子5とそれぞればね接触に
より導通をとっている。
圧電素子5にだけ衝撃が加わりサージ電圧が発生した
場合には、ダイオード20とトランジスタ7があるために
アのループしか形成されずそのループを放電しIC3には
サージ電圧は加わらないため正常に動作し問題とはなら
ない。
しかし時計本体を落下させた場合、第4図(a),
(b)にあるように基板6上のパターンとの導通をとる
ための部材2のばね部8及び9にも同時に衝撃が加わ
り、基板6と部材2との導通も一瞬離れる。この場合、
衝撃により、回路基板6上のパターンと部材2のばね部
8だけが離れた場合は、閉じているループはアだけであ
り圧電素子5に発生した起電力はアのループで放電す
る。次に回路基板6上のパターンと部材2のばね部9だ
けが離れた場合には、当然のことながらIC3の正端子に
はサージ電圧はかからない。衝撃荷重がなくなり部材2
のばね部9が復帰し回路基板6上のパターンとの導通が
とれた時に再びアのループは閉じ起電力は放電する。更
に、衝撃により回路基板6のパターンと部材2のばね部
8,9とが両方共に離れた場合も同じくIC3の正端子にはか
からず、衝撃荷重がなくなった時に部材2のばね部9が
復帰し、アのループが閉じて起電力はアのループで放電
する。尚圧電ブザーを用いた回路で圧電ブザーと並列に
配した昇圧コイルの代りに抵抗でおきかえた回路にも本
考案は応用できる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、圧電ブザーとト
ランジスタのコレクタとの間に配置されるダイオードに
より、落下等の衝撃によって圧電ブザーに生じたサージ
電圧が、トランジスタのベースとコレクタを導通させう
るような場合でも、ICに高いサージ電圧が加わることを
防止できるものである。
さらに、回路パターンは電池のプラス電極とICのプラ
ス端子とを導通させる第1の導通経路と、電池のプラス
電極と昇圧コイル又は抵抗とを導通させる第2の導通経
路が分離して形成され、各々の弾性導通部は第1及び第
2の導通経路上に配置されてなることにより、落下等の
衝撃により両方もしくはどちらか一方の弾性導通部の接
点が一時的に離れても、圧電ブザーに生じたサージ電圧
による電流は、第2の導通経路に流れるのみであり、IC
にはサージ電圧が印加されない。
したがって、本願考案によれば、落下等の衝撃により
ICが誤動作することのない信頼性の高いアラーム付電子
時計を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す回路図。 第2図は従来例を示す回路図。 第3図(a)は従来の平面図。 第3図(b)は従来の断面図。 第4図(a)は本考案の平面図。 第4図(b)は本考案の断面図。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池と、 IC、圧電ブザー、前記圧電ブザーに並列に配置される昇
    圧コイル又は抵抗、前記ICの出力信号により前記圧電ブ
    ザーをオンオフさせるトランジスタ、前記圧電ブザーと
    前記トランジスタのコレクタとの間に配置されるダイオ
    ードを含む電子部品間の導通を図る回路パターンが形成
    される回路基板と、 前記電池と前記回路基板との導通を図る導通部材とを有
    し、 前記導通部材は2箇所の弾性導通部が形成され、 前記回路パターンは前記電池のプラス電極と前記ICのプ
    ラス端子とを導通させる第1の導通経路と、前記プラス
    電極と前記昇圧コイル又は抵抗とを導通させる第2の導
    通経路が分離して形成され、 前記弾性導通部の各々は前記第1及び第2の導通経路上
    に配置されてなることを特徴とするアラーム付電子時
    計。
JP1988135362U 1988-10-17 1988-10-17 アラーム付電子時計 Expired - Lifetime JPH088475Y2 (ja)

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JP1988135362U JPH088475Y2 (ja) 1988-10-17 1988-10-17 アラーム付電子時計

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JPH0255193U JPH0255193U (ja) 1990-04-20
JPH088475Y2 true JPH088475Y2 (ja) 1996-03-06

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ID=31394919

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JPH0255193U (ja) 1990-04-20

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