JP2584975Y2 - 電池ホルダー - Google Patents

電池ホルダー

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JP2584975Y2
JP2584975Y2 JP1991062708U JP6270891U JP2584975Y2 JP 2584975 Y2 JP2584975 Y2 JP 2584975Y2 JP 1991062708 U JP1991062708 U JP 1991062708U JP 6270891 U JP6270891 U JP 6270891U JP 2584975 Y2 JP2584975 Y2 JP 2584975Y2
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JP
Japan
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battery
holder
diode
connector pin
connection terminal
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JP1991062708U
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JPH056676U (ja
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兼一 澤田
章 岸田
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Hitachi Maxell Energy Ltd
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Hitachi Maxell Energy Ltd
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    • Y02E60/12

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、コンピュータのメモ
リバックアップ用の補助電源として使用される電池を収
容するための電池ホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電池ホルダーとして、例えば実開
平2−14764号公報が公知である。これは、ボタン
形電池用のホルダーであって、上面が開口する円形の開
放ケースに、正極および負極の接続端子板を組み込んだ
ものである。
【0003】メモリバックアップ用の電池を収容する電
池ホルダーは、メモリー回路に対して並列に接続する
が、必要時に限って電池から電流を供給するため、つま
り主電源による電池の充電を避けるために、ダイオード
を介して接続されている。このダイオードは、コンピュ
ータ側の回路基板に既に組み込まれており、停電等によ
り電源回路からメモリ回路への電流供給が途絶えた場合
にのみ、電池による電流供給を許し、データのバックア
ップを可能としている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記のように、メモリ
バックアップに適用される電池は、停電やコンピュータ
の移設等の際に電流供給を行うだけであり、自己放電に
よって使用不能となって初めて交換されることが多く、
交換間隔は数年にも及ぶ。このように長期にわたって待
機状態を維持し続ける電池にあっては、その信頼性の高
いことが必要とされる。
【0005】ところが、電池以外の部材の電気的トラブ
ルで電池の機能が損なわれ、必要時に正常に機能を発揮
できずに、メモリ回路のデータが消失してしまう事故を
生じている。極く希なケースではあるが、電池の出力を
制御するダイオードが正負逆に接続されていたことか
ら、供用開始と同時に電池に充電電流が供給され、早期
に劣化したことがある。さらに、コンピュータ側の回路
点検の際に、電池ホルダーの給電端子が工具でショート
され、電池が劣化したこともある。
【0006】この考案の目的は、電池以外の部材に電気
的トラブルが生じた場合にでも、電池を保護し、その長
期にわたる信頼性を保証できるようにした電池ホルダー
を得ることにある。この考案の他の目的は、電池ホルダ
ーを密閉ケース状に構成して、ホルダー内部へのほこり
の堆積を防止できるようにし、長期にわたって適正な状
態で電池等を保存し、その信頼性を向上することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案の電池ホルダー
は、電池1を収容するホルダー本体2と、ホルダー本体
2の出入口を開閉する蓋3とを備えており、ホルダー本
体2の内部に、電池1の正極および負極に対応して一対
の接続端子板4・5が設けられていること、ホルダー本
体2の外部に給電用のコネクタピン6・7が設けられて
いること、電池1に対する入出力電流を制御するダイオ
ード8と保護抵抗9の少なくともいずれか一方が、正極
側の接続端子板4とコネクタピン6との間に設けられ、
ホルダー本体2の内部に収容してあることを要件とす
る。
【0008】
【作用】電池ホルダーの側にダイオード8あるいは保護
抵抗9を設けておけば、コンピュータの側のダイオード
が間違えて接続されていた場合や、電池ホルダーの給電
端子が工具でショートされた場合にでも、ホルダー内部
に収容した電池を保護して、その機能を正常に発揮させ
ることができる。蓋3はホルダー本体2の電池1用の出
入口を閉止して、ほこりがホルダー内へ入り込むことを
防ぐ。
【0009】
【考案の効果】以上のようにこの考案の電池ホルダーで
は、ホルダー内部にダイオード8あるいは保護抵抗9を
設けて、電池ホルダー単独で電池1を保護できるように
した。これにより、電池1以外の部材の電気的なトラブ
ルによって、逆電流や過大電流が電池1に作用し得る状
態に陥った場合にでも、電池1を確実に保護して、その
バックアップ機能を正常に維持でき、所定の交換時期が
到来するまでの間、電池性能を保証できることとなっ
た。さらに、電池1の出入口を蓋3で閉止するホルダー
構造としたので、次の電池交換を行うまでの間に、ほこ
りがホルダー内部へ入り込むことを確実に防止でき、ほ
こりによるショートや、次回交換時のほこりの挟み込み
による接続不良を防止して、ホルダー内部に収容した電
池1の信頼性を向上できる。
【0010】
【実施例】図1において、電池ホルダーは筒形の電池1
を収容するホルダー本体2および蓋3と、ホルダー本体
2の内部に装着された一対の接続端子板4・5と、電池
1の電流を外部回路へ供給するためのコネクタピン6・
7と、電池1と共にホルダー本体2に収容されるダイオ
ード8および保護抵抗9などからなる。
【0011】ホルダー本体2は左右に長い角箱状のプラ
スチック成形品であり、その上面に電池1用の出入口が
開口してある。ホルダー本体2の長手方向へ対向する壁
面の内部に一対の接続端子板4・5を配置し、さらに内
底壁に帯状の端子板10を配置する。一対の接続端子板
4・5は銅板を素材とするプレス成形品であり、逆U字
状に折り曲げられた接触腕4a・5aと、これの下端か
ら水平に折れ曲がるベース部4b・5bとを一体に形成
する。図1および図3に示すように、両接続端子板4・
5は、それぞれのベース部4b・5bが溶着突起11で
かしめ固定されて、ホルダー本体2と一体化されてい
る。帯状の端子板10も同様に溶着突起11でかしめ固
定されている。
【0012】正極側のコネクタピン6は1個だけ設ける
が、負極側のコネクタピン7は2個設ける。このように
負極側のコネクタピン7を2個設けるのは、ホルダー本
体2が外部回路に対して正負逆に接続されることを避け
るためであり、さらには基板への装着状態におけるホル
ダー本体2の取付強度を向上するためである。これらコ
ネクタピン6・7は、それぞれ帯状の端子板10および
負極側の接続端子板5に対して予めかしめ固定されてお
り、端子板10および接続端子板5をホルダー本体2に
固定することによって、その底壁に設けた通口2aを介
してホルダー下方へ突出する。図2および図3に示すよ
うに、各端子板4・5・10は、電池1と干渉すること
のないように、底壁内面の浅い凹部に収められる。
【0013】蓋3は、平板状のプラスチック成形品であ
り、ホルダー本体2に対してスライド自在に支持され
て、電池1用の出入口を開閉する。そのために、ホルダ
ー本体2の開口縁の長辺部に沿ってガイド溝13を凹み
形成し、さらに蓋3の長辺部下側に沿って、ガイド溝1
3に嵌まり込むリブ14を設けている。
【0014】図1において、電池保護のために、いずれ
も正極側の接続端子板4とコネクタピン6との間に、ダ
イオード8と保護抵抗9を設けている。詳しくは、ダイ
オード8と保護抵抗9を直列に接続し、ダイオード8の
側をコネクタピン6と導通する端子板10に接続し、保
護抵抗9の側を接続端子板4のベース部4bに接続す
る。各部の接続は半田付けによって行う。
【0015】図4に示すように、電池ホルダーは、正負
のコネクタピン6・7を介して電池1をメモリ回路16
の電圧印加点17とアース18に対して並列に接続す
る。メモリ回路16には電源部19から5Vの直流電流
が供給されている。つまり電圧印加点17には電池1の
出力電圧3.6Vより高い電圧が常時印加されており、そ
のため、ダイオード20は逆バイアス電圧が印加されて
オフ状態となり、電池ホルダーの側からの電流出力を強
制的に阻止している。このダイオード20が正負逆に接
続されていた場合、あるいは何等かの理由でダイオード
20が破損したような場合、電池に逆電流が流れようと
するが、ホルダー内部に設けたダイオード8が前記ダイ
オードと同様に機能して逆電流を阻止する。停電等によ
り、電圧印加点17への電流供給が途絶えると、ダイオ
ード20およびホルダー側のダイオード8に順方向電圧
が印加されるので、電池1からメモリ回路16への電流
が供給され、データのバックアップを行う。
【0016】例えばコネクタピン6・7がショートした
場合には、ダイオード8に過大電流が流れようとする
が、ダイオード8と直列に設けた保護抵抗9が電流値を
制限するので、過大電流によってダイオード8が破壊さ
れることを防止できる。さらに、ダイオード8が何等か
の理由で破壊され、ショート状態となった場合にも、電
源部19から流れ込む逆電流の電流値を制限して電池1
が劣化することを防止する。
【0017】以上のように構成した電池ホルダーは、ホ
ルダー本体3を図外のソケットを介して回路基板に装填
し、蓋3でホルダー内部を閉止した状態で使用する。従
って、長期間放置したような場合でも、ほこりがホルダ
ー内部に入り混むことを防止でき、ホルダー内部を長期
にわたって適正な状態に維持できる。
【0018】ホルダー本体2に収容される電池1の個数
は複数であってもよい。蓋3のホルダー本体2への装着
形態としては、蓋3を上下あるいは水平揺動開閉自在に
支持し、あるいはキャップ状の蓋3をホルダー本体2に
対して取り外し可能に圧嵌装着することもできる。コン
ピュータによっては、バックアップ機能を強化するため
に、電池印加点17とコネクタピン6との間の回路に多
重にダイオード20や保護抵抗を設け、あるいは保護回
路を設けることがある。こうした場合には、ダイオード
8と保護抵抗9のいずれか一方のみをホルダー内部に設
けることがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】電池ホルダーの蓋を分離した状態の平面図であ
る。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】図1におけるB−B線断面図である。
【図4】電池ホルダーとメモリ回路の接続状態を示す電
気回路図である。
【符号の説明】
1 電池 2 ホルダー本体 3 蓋 4・5 接続端子板 6・7 コネクタピン 8 ダイオード 9 保護抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−72458(JP,A) 特開 昭55−117867(JP,A) 実開 昭61−48563(JP,U) 実開 平2−17940(JP,U) 実開 昭58−68663(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01M 2/10 G06F 1/26

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒形の電池1と、 上面に電池1の出入口を開口してある角箱状のプラスチ
    ック製のホルダー本体2と、 ホルダー本体2の対向する内壁に配設されて、電池1の
    正極および負極に着脱可能に接触する一対の接続端子板
    4・5と、 電池1の電流を接続端子板4・5を介して外部回路へ供
    給するための正極側のコネクタピン6および負極側のコ
    ネクタピン7と、 ホルダー本体2の前記出入口を開閉する蓋3と、 正極側の接続端子板4とコネクタピン6との間に電気的
    に接続されて、電池1に対する入出力電流を制御するた
    めのダイオード8もしくは保護抵抗9と、 を備えており、 正極側および負極側の各コネクタピン6・7は、ホルダ
    ー本体2の底壁に設けた通口2aからホルダー本体2の
    下方へ突出しており、 正極側のコネクタピン6は1個設けているのに対し、負
    極側のコネクタピン7は2個設けて いる電池ホルダー。
JP1991062708U 1991-07-12 1991-07-12 電池ホルダー Expired - Lifetime JP2584975Y2 (ja)

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JPH056676U JPH056676U (ja) 1993-01-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4247603A (en) * 1979-01-17 1981-01-27 General Electric Company Plug-in rechargeable battery and socket therefor
JPS5868663U (ja) * 1981-10-31 1983-05-10 東芝電池株式会社 プリント回路基板用電池
JPS6148563U (ja) * 1984-08-30 1986-04-01
JPS6472458A (en) * 1987-09-14 1989-03-17 Fuji Electrochemical Co Ltd Packed cell
JPH0217940U (ja) * 1988-07-18 1990-02-06

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