JP2006032039A - リサイクル対応電池パック - Google Patents
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Abstract
【課題】寿命となった電池を安全で簡単に交換でき、不要な電池は再利用することが可能な電池パックを提供する。
【解決手段】電池本体を含む電池部と、電池本体の過充電及び過電流を防止する安全制御部とを備える電池パックであって、電池部と安全制御部は、それぞれ機械的に異なるユニットとして構成され、両ユニットは、機械的及び電気的に結合及び分離が可能である。
【選択図】図1
【解決手段】電池本体を含む電池部と、電池本体の過充電及び過電流を防止する安全制御部とを備える電池パックであって、電池部と安全制御部は、それぞれ機械的に異なるユニットとして構成され、両ユニットは、機械的及び電気的に結合及び分離が可能である。
【選択図】図1
Description
本発明は、電子機器等に装着して用いる電池パックに関するものである。
従来、電子機器に使用する電池パックとして、過電流検出回路や過充電検出回路等を内蔵し機器の安全性を高めたもので、一体化した状態で動作するような構成であるものが知られている。
図12、図13はこのような従来の電池バック100の概要図および概略ブロック図である。電池パック100内には、電池本体101と、過電流検出部や過充電検出部や電池温度検出部等を有する安全制御部102が、モールド樹脂により一体封止されている。安全制御部102は過電流や過充電を防止するための安全制御を行うためのものである。
この電池パックによれば、電池の持つ高エネルギーを安全に制御することができ、電子機器本体103を安全に使用することができる。
しかしながら、既存の電池パックは、電池本体と安全制御部を一体化しているため、電池が寿命になった場合に電池パックそのものを交換することになり十分に使用できる安全制御部も含めてリサイクルとして回収されてしまうため、安全制御部を容易に再利用することができないという問題があった。さらに電池パックに含まれる電池本体以外の部品点数が多いため、電池本体だけを取り出す作業における効率が低いことが問題であった。
本発明は、電池パックの電池ユニットと安全制御部を分離可能な状態にし、電池が寿命と判断した場合は電池ユニットを切り離して新しいものと交換することで、安全制御部を廃棄することなく最低限の保守交換部品で電池性能を回復できるリサイクル対応型電池パックを提供することを目的とするものである。
本発明の電池パックは、電池本体を含む電池部と、前記電池本体の過充電及び過電流を防止する安全制御部とを備え、電池部と安全制御部は、それぞれ機械的に異なるユニットとして構成され、前記両ユニットは、機械的及び電気的に結合及び分離が可能である。
この構成により、電池が寿命と判断した場合は電池部(電池ユニット)を取り出して交換し再装着することにより電池本来の性能を有する動作が可能となり過電流防止機能や過充電防止機能を有する安全制御部(安全制御ユニット)をそのまま流用した状態で半永久に運用をすることが可能である。
また、電池部は、電池本体の出力制御を行う出力制御部を含み、安全制御部は、電池部との結合を検出する結合検出部を含み、結合検出部は、電池部の結合を検出した場合に、電池本体から外部への電力供給を許可する制御信号を、出力制御部に対して出力する構成としてもよい。
さらに、出力制御部は、互いに並列接続されたスイッチング素子と電流制限素子を含む出力制限部を含み、出力制御部は、電池本体から外部への電力供給路に直列接続され、スイッチング素子は、両ユニットの分離時にはオフとなり、両ユニットの結合時には結合検出部からの制御信号によってオンとなる構成としてもよい
上述の電池部は、未装着の状態において電池本体の端子部と電池部の外部端子の間が高インピーダンス状態になっているため、安全に保管および運用をすることができる。
結合検出部は、両ユニットの結合時に、出力制御部を介した電力供給路に接続されるオペアンプを含み、オペアンプの出力を制御信号として出力制御部に出力する構成としてもよい。また、安全制御部を構成するユニットは、電池部を構成するユニットが装着される開口を有する構成としてもよい。
本発明は、電池性能の保護としての過充電防止や過電流防止機能等を有する安全制御部と電池部を脱着する機構を備えたリサイクル対応型電池パックであり、さらに電池部を安全に保存かつ電子機器に装着することが可能である。
本発明は 電池部が電池本体とその他の部品に容易に分離回収することができる最小限の部品点数で構成されているため、回収分解処理の大幅な工数削減が可能である。
本発明では、電池の安全制御部を半永久的に使用することが可能である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1及び図2に示すように、本発明の電池パック10は、互いに着脱可能な状態で電気的に接続された電池部(電池ユニット)3と安全制御部(安全制御ユニット)6より構成される。電池部3は、安全制御部6の開口6dから容易に着脱することができる構成となっている。さらに安全制御部6は、たとえ電池部3が寿命となっても、電池部3から切り離し後、そのまま継続して利用できるように構成されている。
「着脱可能」とは、電池部3と安全制御部6が、道具なしでまたは所定の道具を用いて互いに分離可能であり、安全制御部6がそのまま、又は多少の修理、調整後再使用可能であることをいう。電池部3はリサイクルのため回収される。従って、電池部3と安全制御部6は、機械的には異なるユニットとして構成されており、該両ユニットは、機械的及び電気的に結合及び分離が可能である。
本実施形態において、電池部3の開口6dへの固定は、通常の嵌め込み形式により行うことができ、使用時に電池部3が開口6dから容易に外れないものであればよい。嵌め込みの形式は特に限定されず、種々のものを用いることができる。
また、後述するように、電池部3は、プラス端子3a、制御端子3b、マイナス端子3cをその側面に有し、安全制御部6の開口6dへの嵌め込み時に、後述する安全制御部6の内部プラス端子6a1、内部制御端子6b1、内部マイナス端子6c1(図3)と各々接続される。そして、電池パック10の外面に露出し、内部プラス端子6a1、内部制御端子6b1、内部マイナス端子6c1と各々導通した外部プラス端子6a2、外部制御端子6b2、外部マイナス端子6c2が、電子機器本体9と直接電気的に接続、結合される。
電池部3は、それ自体直接電圧電流を発生する電池本体1と当該電池本体1に接続された出力制御部2とを有する。
電池本体1は、電池そのものであり、正極端子及び負極端子を有する。電池本体1は、直接電圧電流を発生する任意の種類の発電要素により構成されるが、その種類や最小単位ユニット数は限定されない。本例では、3.6Vの電圧のリチウムイオン電池を用いている(通常状態での電圧範囲は3〜4V)。
出力制御部2は、電池本体1の出力を制御する部分である。すなわち、電池本体1からの電池エネルギーを、プラス端子に出力するための電流制御回路に相当する部分と、後述する結合検出部5に電源バイアスをかけるための電流制限回路に相当する部分を含む回路の総称であり、種々のものを用いることができる。 本実施形態では、出力制御部2は電流制限素子(定電流素子)2aとスイッチング素子を構成する双方向FET(電界効果トランジスタ)スイッチ2bを少なくとも含む。電流制限素子2aと双方向FETスイッチ2bは互いに並列接続され、出力制限部2cを構成し、電池本体1から電池部3の電力供給路(プラス端子3aに相当)に直列接続されている。
電池部3が安全制御部6に装着された際、電池部3の制御端子3bが、後述する安全制御部6の結合検出部5からの信号を受け、電池本体1からの電圧が、プラス端子3aに印加される。
安全制御部6は、動作検出部4、当該動作検出部4に接続された結合検出部5、外部プラス端子6a2、外部制御端子6b2、マイナス制御端子6c2とを有し、電池本体1への過充電及び電池本体1から外部の電子機器本体9への過電流を防止する機能を有する。尚、本実施形態では、安全制御部6は動作検出部4、結合検出部5を樹脂にて一体に封止し、電池部3の受け入れ部を構成する開口6dを有して形成されているが、実施形態の形状には限られない。例えば、安全制御部6に開口6を設けず、単なるコネクタの様に、電池部3と安全制御部6を連結してもよい。
動作検出部4は、過電流検出部4a、過充電検出部4b、電池温度検出部4cを有する。過電流検出部4aは、電子機器本体9への過電流を検出し、検出された場合は、電池部3からの出力を停止させるものである。過充電検出部4bは、充電時の電池部3に対する過充電を検出し、検出された場合は充電を停止させるものである。また、電池温度検出部4cは充電時に必要なパラメーターとしての電池部3の温度を検出するものである。各部4a,4b,4cは既存の種々の回路を用いて構成することができ、その種類は制限されない。
結合検出部5は、電池部3が安全制御部6に正しく結合、接続されているかどうかを検出し、かつ電池部3の出力を制御するものである。すなわち、結合状態において、結合検出部5は、電池本体1から外部装置としての安全制御部6への電圧印加、電力供給を許容する制御信号を、出力制御部2に対し出力する。結合検出部5も種々の回路や素子等を用いることができる。本実施の形態では、オペアンプ(OP AMP)5aを用いている。
接続部7は、電気的には、電池部側のプラス端子3a、制御端子3b、マイナス端子3cと、安全制御部側の内部プラス端子6a1、内部制御端子6b1、内部マイナス端子6c1から構成される。機械的には、電池部3の側面と、安全制御部6の開口6より構成される。
次に、本実施形態における電池パックの動作を、図3から図5を用いて詳細に説明する。
図3は、本実施の形態における電池パックの概略ブロック図である。
図3に示されるように、電池部3は、電池本体1に加えて電流制限素子(定電流素子)2aを含む出力制御部2が設けられ、安全制御部6から着脱可能な構造となっており、安全制御部6に結合検出部5が設けられて電池部3の入出力を制御している。電流制限素子2aには通常の抵抗素子等、電流制限機能を有するものを任意に使用することができ、その種類は特に限定はされない。また、低電流ダイオードの如き定電流素子を用いることができ、必要に応じて温度安定化機能等を付与することもできる。
図4に示すように、電池を寿命と判断した場合は電池の交換を実施する(S1)。このとき、電池部3を電池パック10から分離すると(S2)、安全制御部6の結合検出部5の出力がOFFとなる(S3)。
分離した電池部3の制御端子3bはLレベルになるため、出力制御部2は機能しなくなる(S4)。このため電池部3のプラス端子3aにおいては、電池の電圧は検出可能であるが、大電流を流すことが不可能な状態となり、安全に保管することが可能である。
図5に示すように、この状態で新しい電池部3を安全制御部6に装着すると、電池部3のプラス端子3aから電圧供給がなされ、結合検出部5がオンとなる(S5)。これによって、電池本体1に装着された安全制御部6がオンとなり(S6)、この回路から大電流の供給が可能な状態になる(S7)。
電池部3のプラス端子3aから電圧が供給されない場合、もしくは出力制御部2が故障した場合は電池本体1からのエネルギーは供給されない。以上からわかるように、電池部3単体は安全に保守保管が可能である。
更に図3を用いてより具体的な動作を説明する。
電池パック10に電池部3が装着された場合、金属で構成される電池部3のプラス端子3a、制御端子3b、マイナス端子3cが各々安全制御部の内部プラス端子6a1、内部制御端子6b1、内部マイナス端子6c1と低い電気抵抗で接続される。
電池部3と安全制御部6が結合されると、電池部3の電池本体1から抵抗(電流制限素子2a)、プラス端子3a、内部プラス端子6a1を経由して、結合検出部5のオペアンプ(OP AMP)5aに電圧が印加される。オペアンプ5aの電源インピーダンスは出力制御部2の電流制限素子2aの抵抗値に対してかなり大きいため、電池本体1の電圧の値がそのままオペアンプの電源に印加される。
オペアンプ5aのマイナス入力端子を約2Vの基準電圧に設定しておくと、オペアンプ5aのプラス端子には、抵抗を通して電池本体1の電圧にほぼ等しい3〜4Vの電圧が印加される。オペアンプ5aのプラス端子とマイナス端子の電位差を比較するとプラス端子が高い電圧値になっているため、結果としてオペアンプ5aの出力から3V以上の電圧(信号)が出力されることとなる。この値は内部制御端子6b1、制御端子3bを通じて電池部3の出力制御部2のFETスイッチ2bのゲート端子に印加され、結果としてD部とE部間(FETスイッチ2bのソースとドレイン間)の電源インピーダンスが低くなり(FETスイッチがオンとなり)、プラス端子3aから電池本体1本来の性能を発揮するための大電流を電子機器本体9に供給することが可能となる。すなわち、オペアンプ5aの出力が、電池本体1から外部への電力供給を許可する制御信号として利用される。
また、出力制御部2は双方向のFETスイッチ2bを有するため、電子機器本体9経由での充電動作も可能である。
このように、本実施の形態における電池パックによれば、通常の運用と同様の性能を有し、電池の交換が必要な場合は最低限の部品点数で構成される電池部だけを交換することが可能となる。
また、電池部をリサイクルし再生する場合、従来に比較して部品点数が大幅に削減されているため、電池本体を容易に取り出すことができ、より低コストで電池の再生を実施することができる。
なお、本実施の形態では、結合検出部5にオペアンプ5aを使用した例をあげて説明しているが、単純に内部プラス端子6a1と内部制御端子6b1を抵抗で接続しても良い。このようにすれば、電池部3と安全制御部6を接続し、電池パック10として電子機器本体9に装着したとき、電池部3の出力制御部のゲート(FETスイッチ2bのゲート)に電圧が印加されるため、電池出力を低インピーダンスで電子機器に供給することができる。これにより、簡易な構成で結合検出部5を実現することができる。一方、オペアンプ5aを使用することにより、必要に応じて、その入力段に遅延回路やチャタリング防止回路を設けることができ、種々の機能を付与することが可能となる。
なお、本実施の形態では、リチウムイオン電池以外の高エネルギー電池が可能なあらゆる電源パックにも対応することができる。
図6は、本発明の電池部3のブロック図である。
図6に示すように 電池部3単体においては、出力制御部2をコントロールするゲート端子はLレベル状態であるため、双方向FETスイッチ2bのゲート端子にはプラス電荷が無い状態である。このため、単体においてFETスイッチ2bのD−E間(ソース−ドレイン間)の抵抗値が高く絶縁状態となっている(FETスイッチがオフである)。電池本体1からの電圧は端子部Aには出力されるが、この場合は電流経路Xを通じての電圧の印加であり、抵抗等の電流制限素子2aを通じて微弱な電流に制限された状態で供給されるため、単体で安全に保管可能である。
上述の様に、電池部3と安全制御部6が接続され、オペアンプ5aからの信号により端子部BがHレベルになると、双方向のFETスイッチ2bのゲート端子に印加されたプラス電荷が、双方向FETスイッチ2bをアクティブにして電流経路Yにて大電流を流すことが可能となる。この状態は電池パックに装着した場合に限定されるため、電池部の安全な運用が可能である。
尚、電池部3の構成については、種々の変形が可能である。図7の例では、マイナス端子の接続を優先させるため、電池部3の両端部に二つの凸部3dを設け、二つのマイナス端子3cを凸部3d上に露出させている。この構成により、マイナス端子3cが他の端子3a,3bより先に安全制御部6に接続されることとなり、安全性をより確保することができる。
図8の例では、二つのマイナス端子3cを電池部3の両端に設けるとともに、二つの制御端子3bをプラス端子3aとマイナス端子3c間に設けている。この構成により、接触不良の弊害をより低下させることができる。
図9の例では、プラス端子3a、制御端子3b、マイナス端子3cを電池部3の底面に設けている。
上述のような電池部側の変形にあわせて、安全制御部6の電池部3の受け入れ部分(図2(b)では開口6d)の形状を変形させればよい。
図10は、電池部3と安全制御部6を組み合わせた電池パック10を、電子機器本体9に組み込んだ状態を示す。本例では、電子機器は、携帯電話の如き携帯情報端末である。図11は、電池部3と安全制御部6と電子機器本体9を分解した状態を示す。安全制御部6の外形を従来の電池パックにあわせることで、電子機器本体9の電池パック10の受け入れ部である開口9aの形状を変形させる必要はなくなるため、たとえ従来の電池パックに代えて、本願の電池パック9を使用したとしても、電子機器本体9自体を新たに設計変更する必要はない。また、電子機器本体9の種類は特に限定されず、本発明は種々の電池を要する機器に使用可能である。
以上、本発明の各種実施形態を説明したが、本発明は前記実施形態において示された事項に限定されず、特許請求の範囲及び明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変更・応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
本発明の電池パックにおいては、電池部だけを容易に安全に着脱することができ、電子機器の電源部で使用される電池のリサイクル部分の有効利用、すなわち、リサイクルするための対象となる電池部の部品点数削減、電池パックから電池本体を取り出す作業工数の削減、電池部の小型化による運用の効率向上などに有用である。
1 電池本体
2 出力制御部
3 電池部 (電池ユニット)
4 動作検出部
5 結合検出部
6 安全制御部 (安全制御ユニット)
7 接続部
9 電子機器本体
10 電池パック
2 出力制御部
3 電池部 (電池ユニット)
4 動作検出部
5 結合検出部
6 安全制御部 (安全制御ユニット)
7 接続部
9 電子機器本体
10 電池パック
Claims (5)
- 電池本体を含む電池部と、前記電池本体の過充電及び過電流を防止する安全制御部とを備える電池パックであって、
前記電池部と前記安全制御部は、それぞれ機械的に異なるユニットとして構成され、
前記両ユニットは、機械的及び電気的に結合及び分離が可能である電池パック。 - 請求項1記載の電池パックであって、
前記電池部は、前記電池本体の出力制御を行う出力制御部を含み、
前記安全制御部は、前記電池部との結合を検出する結合検出部を含み、
前記結合検出部は、前記電池部の結合を検出した場合に、前記電池本体から外部への電力供給を許可する制御信号を、前記出力制御部に対して出力する電池パック。 - 請求項2記載の電池パックであって、
前記出力制御部は、互いに並列接続されたスイッチング素子と電流制限素子を含む出力制限部を含み、
前記出力制御部は、前記電池本体から外部への電力供給路に直列接続され、
前記スイッチング素子は、前記両ユニットの分離時にはオフとなり、前記両ユニットの結合時には前記結合検出部からの前記制御信号によってオンとなる電池パック。 - 請求項3記載の電池パックであって、
前記結合検出部は、前記両ユニットの結合時に、前記出力制御部を介した前記電力供給路に接続されるオペアンプを含み、前記オペアンプの出力を前記制御信号として前記出力制御部に出力する電池パック。 - 請求項1ないし4のいずれか1項記載の電池パックであって、
前記安全制御部を構成するユニットは、前記電池部を構成するユニットが装着される開口を有する電池パック。
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