JPH0114079Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0114079Y2
JPH0114079Y2 JP1981177848U JP17784881U JPH0114079Y2 JP H0114079 Y2 JPH0114079 Y2 JP H0114079Y2 JP 1981177848 U JP1981177848 U JP 1981177848U JP 17784881 U JP17784881 U JP 17784881U JP H0114079 Y2 JPH0114079 Y2 JP H0114079Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric element
buzzer
circuit
circuit board
back cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981177848U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5881594U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17784881U priority Critical patent/JPS5881594U/ja
Publication of JPS5881594U publication Critical patent/JPS5881594U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0114079Y2 publication Critical patent/JPH0114079Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)
  • Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、圧電素子を発振体とするブザー付電
子時計に関わり、圧電素子とブザー駆動回路との
接続を行うのに、ある範囲の抵抗値を有する導電
ゴム部材より成るコネクタを用いることにより、
圧電素子とブザー駆動回路との接続構造を簡単に
し、組立及び市場におけるアフターサービス上で
の取扱いを容易にするとともに、時計を落下する
等の衝撃が圧電素子に加わつた際に発生する高電
圧による回路の損傷、或いは誤動作を排除しよう
とするものである。
圧電素子を発振体とするブザー(一般に圧電ブ
ザーと呼ばれる)の発音形態、駆動方法について
は周知のとおりであるので本文では詳しく説明し
ないが、本考案は、特に圧電素子とブザー駆動回
路(以下、駆動回路と呼ぶ)との間の接続に関す
るもので、以下に、従来例と本考案の実施例とを
比較し説明する。
第1図は、従来実施例を示す回路図の一部、第
2図は第1図による回路を搭載する時計の断面図
の一部、第3図本考案による実施例を示す断面図
の一部を示したものである。
第1図、第2図において、1は圧電素子、2は
ケース裏ブタ、3はブザーリード端子、4は回路
基板、5は駆動トランジスタ、6は抵抗、7は駆
動コイルである。圧電素子1の1a面、1b面両
面には薄膜電極が形成されており、1a面はケー
ス裏ブタ3に接続固着されており、回路からの駆
動パルスにより圧電素子1の振動にケース裏ブタ
2が共振し発音する。圧電素子と駆動回路との接
続には、コイルバネ状のブザー接続端子を圧電素
子1と回路基板4の導体パターン4aとの間に配
して、ケース裏ブタをケースに装着することによ
つて前記両接点部を圧接し接続する。導体パター
ン4a部は、圧電素子を発振させるための駆動ト
ランジスタ5のコレクタと接続している。抵抗6
は、圧電素子1と駆動トランジスタ間に電気的に
直列に接続されている。この抵抗は時計を落下す
るなどの衝撃が加えられた際に圧電素子自体にも
外力が加わり通常のブザー鳴鐘とは逆に圧電素子
からピエゾ効果によつて電圧を発生し、その電圧
が駆動トランジスタを経てLSIに加わりLSIを破
壊、若しくは誤動作を起こすのを防ぐ為に用いら
れている。通常、床上1m上方からの落下程度の
衝撃では圧電素子は概ね100V程度の電圧を発生
することがあり、LSIの耐圧を起えることもある
ので、直列に抵抗を負荷し電圧を降下させてい
る。抵抗値は、ブザー鳴鐘時のパワーダウンも考
慮し100Ω前後にしている。10は絶縁板、9は
回路ブロツクをサポートする回路ケースであり、
11は回路ブロツクを固定する回路押えである。
従来例は以上のとおりであつて、圧電素子を駆
動回路との接続にはコイルバネ状の端子を使用し
ており、圧電素子の電極が通常、銀の薄膜電極で
軟いために、金属のコイルバネによつて電極が削
りとられ導通不良となる。又、ケース裏ブタを取
り外した際にコイルバネが飛びだして紛失する等
の欠点を有し、更にケース裏ブタ装着時にコイル
バネが倒れ、導通不良を起こすなどの欠点もあつ
た。LSI保護のために用いられている抵抗チツプ
も、腕時計などの極く小型の機器においては、そ
のスペース確保も困難であつた。
本考案は、従来例の不具合、欠点を排除するも
ので、第3図にその実施例を示し説明する。
第3図は本考案の実施例のひとつで、ブザー接
続端子14は、回路基板15の導体パターン部1
5aとの接続部に鍔部14a部を有し、回路基板
15と回路ケース16との間に鍔部を挾持してい
る。圧電素子と駆動回路との接続はブザー接続端
子の先端部と鍔部によつて行なわれる。第3図に
おいてブザー接続端子の抵抗値は、圧電素子と駆
動回路との間に圧接された状態で30Ω〜130Ωの
範囲内に設定される。これは先述したように、ブ
ザー鳴鐘時における圧電素子へ供給する回路から
のパワーと、逆に圧電素子に発生し回路ブロツク
へ流れるパワーとのバランスから設定される。ケ
ース裏ブタ2、圧電振動子1、圧電素子の1a面
と1b面の薄膜電極、絶縁板10、回路押え11
は第1図と同様であり、説明は省略する。
本考案は上述のとおりで、ブザー接続端子を導
電性ゴムにすることにより圧電素子の薄膜電極の
削れによる導通不良、ケース裏ブタを取り外した
際にも、回路ケースと回路基板に挾み込まれてい
るために飛び出してしまうこともなくなつた。
又、ケース裏ブタ装着時においてもブザーリード
端子が倒れ込む様なこともない。更には、圧電素
子と駆動回路との接続と接続抵抗とがひとつの部
品で構成され、別にチツプ抵抗を使用することに
よるスペースも不要となり、腕時計のような小ス
ペース機器には特に効果が大きい。ブザー接続端
子がコイルバネである場合には、コイルバネ同士
のからみなど組立における取扱いの面倒さもあ
り、これが単純形状の導電性ゴムになることによ
つて取扱いも容易となり、工場における自動給材
等も容易となる。また導電ゴムは鍔部を回路基板
の導電パターンが配置された面と回路ケースとに
より挾持し導通と固定をなすので、組込時には回
路ケース上に部品を載置していくだけで導電ゴム
の組込みができ、しかも抜けのない構成が達成で
きる。
本考案は以上の点の如くの多くの利点を有し、
小型で信頼性の高い、しかも取扱い易いブザー付
電子時計を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来実施例の回路図の一部。第2図
は、第1図実施例の断面図の一部。第3図は、本
考案による実施例を示す断面図の一部。 1……圧電素子、2……ケース裏ブタ、3,
8,14……ブザー接続端子(実施例別)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも、圧電素子、駆動コイル及び、駆動
    トランジスタより構成されるブザー付電子時計に
    おいて、前記圧電素子を裏ブタ内面に固着すると
    ともに、前記圧電素子と前記駆動コイルのコレク
    タとの間に直列に接続される30Ω〜130Ωの抵抗
    を棒状の導電ゴム部材で形成し、且つ前記導電ゴ
    ム部材は1方の端部が前記圧電素子表面の電極に
    当接するとともに、他方の端部には鍔部が形成さ
    れ、該鍔部の回路基板の導電パターンが配置され
    た面と前記回路基板を案内する回路ケースとによ
    り挾持して、電気的接続と固定が同時になされる
    ことを特徴とするブザー付電子時計。
JP17784881U 1981-11-30 1981-11-30 ブザ−付電子時計 Granted JPS5881594U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17784881U JPS5881594U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 ブザ−付電子時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17784881U JPS5881594U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 ブザ−付電子時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5881594U JPS5881594U (ja) 1983-06-02
JPH0114079Y2 true JPH0114079Y2 (ja) 1989-04-25

Family

ID=29972103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17784881U Granted JPS5881594U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 ブザ−付電子時計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5881594U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS614949Y2 (ja) * 1979-10-17 1986-02-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5881594U (ja) 1983-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0114079Y2 (ja)
JPH05335878A (ja) 表面実装型弾性表面波素子
JPH0753301Y2 (ja) 圧電部品
JP2549911Y2 (ja) 超音波振動子
JPS6247107Y2 (ja)
JPS6042514Y2 (ja) 圧電振動子の保持装置
JP3189109B2 (ja) 圧電トランスの電極接続構造
JPS5924180Y2 (ja) 圧電振動子の保持装置
JPS5924237Y2 (ja) 圧電形変換器
JPS6244385Y2 (ja)
JPS5924236Y2 (ja) 小型携帯機器の圧電ブザ−
JPH0131640B2 (ja)
JPS58869Y2 (ja) 電子アラ−ム腕時計
JPS5842095A (ja) 電子時計
JPS6244584Y2 (ja)
JPS5930541Y2 (ja) 圧電トランス
JPS6312396Y2 (ja)
JPH087643Y2 (ja) 回路パターンの構造
JPS62142099U (ja)
KR930006685Y1 (ko) 압전부저
JPH0822286A (ja) 発音体
JPS6350197A (ja) 圧電発音装置
JPS6017949Y2 (ja) 音又形水晶振動子用ホルダ−
JPH09304559A (ja) モジュール構造
JPH0564520B2 (ja)