JPH0883631A - 圧接コネクタ - Google Patents
圧接コネクタInfo
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- JPH0883631A JPH0883631A JP6220300A JP22030094A JPH0883631A JP H0883631 A JPH0883631 A JP H0883631A JP 6220300 A JP6220300 A JP 6220300A JP 22030094 A JP22030094 A JP 22030094A JP H0883631 A JPH0883631 A JP H0883631A
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- Japan
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- pressure contact
- press
- housing
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- terminal
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/58—Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable
- H01R13/582—Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable the cable being clamped between assembled parts of the housing
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
- H01R13/4361—Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/502—Bases; Cases composed of different pieces
- H01R13/506—Bases; Cases composed of different pieces assembled by snap action of the parts
Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一部材からなるカバーによって、端子収容室
の電線移動を規制し、製造コストの低減及び組付け作業
性の向上を図る。 【構成】 圧接端子25を収容する端子収容室33が、
隔壁31に区画されてハウジング23に並設された圧接
コネクタ21において、圧接された電線の上端より深く
切り欠かれた切欠部を、電線の長手方向に直交する方向
で対向した圧接部の両側板に形成する。圧接端子25を
端子収容室33に装着した際に、切欠部と一致する凹部
41を、隔壁31に形成する。側面が挿入口47となっ
て開口するカバー27をハウジング23の横方向から被
着自在に設けるとともに、挿入時に切欠部及び凹部41
に挿入されて、圧接された電線の上端に配置されるレー
ル状突起49a、49bをカバー27の内面に突設す
る。
の電線移動を規制し、製造コストの低減及び組付け作業
性の向上を図る。 【構成】 圧接端子25を収容する端子収容室33が、
隔壁31に区画されてハウジング23に並設された圧接
コネクタ21において、圧接された電線の上端より深く
切り欠かれた切欠部を、電線の長手方向に直交する方向
で対向した圧接部の両側板に形成する。圧接端子25を
端子収容室33に装着した際に、切欠部と一致する凹部
41を、隔壁31に形成する。側面が挿入口47となっ
て開口するカバー27をハウジング23の横方向から被
着自在に設けるとともに、挿入時に切欠部及び凹部41
に挿入されて、圧接された電線の上端に配置されるレー
ル状突起49a、49bをカバー27の内面に突設す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧接刃に電線を圧入し
て芯線と圧接刃の導通を図る圧接コネクタに関し、詳し
くは、圧接部における電線の保持性を向上させるための
カバー部材、ハウジング、圧接端子構造の改良に関す
る。
て芯線と圧接刃の導通を図る圧接コネクタに関し、詳し
くは、圧接部における電線の保持性を向上させるための
カバー部材、ハウジング、圧接端子構造の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】圧接刃に被覆電線を圧入することで被覆
を切り芯線に圧接刃を圧接して導通を図る圧接コネクタ
では、量産性に優れる長所を有する反面、振動等に対す
る圧接部の電線保持性が低い短所がある。このような短
所を解消した圧接コネクタで、圧接部において電線当接
手段を設けたものの一例を、図5〜図7に基づき説明す
る。図5は従来の圧接コネクタの分解斜視図、図6は組
付け後の端子収容室部分の断面図、図7は電線の圧接状
態を表す正面図である。上面及び下面に複数の端子収容
室1の開口部が開口されたハウジング3は、上下方向か
ら一対のカバー5a、5bにより挟まれて組付けられ
る。カバー5a、5bの内壁には端子収容室1に対応し
て複数の電線当接部7が突設され、電線当接部7はカバ
ー5a、5bがハウジング3に組付けられた状態で、図
6に示すように、端子収容室1に収容された圧接端子9
の圧接刃9a、9b間に配置され、圧接刃9a、9bに
よって被覆11(図7参照)が切られて芯線13が導通
状態となった電線15に当接する。これにより、振動等
から生じる電線15の上下方向(図7中、矢印a方向)
の移動が規制され、電線15の保持性が高められ、圧接
部における電気的接触の信頼性を向上させることができ
た。
を切り芯線に圧接刃を圧接して導通を図る圧接コネクタ
では、量産性に優れる長所を有する反面、振動等に対す
る圧接部の電線保持性が低い短所がある。このような短
所を解消した圧接コネクタで、圧接部において電線当接
手段を設けたものの一例を、図5〜図7に基づき説明す
る。図5は従来の圧接コネクタの分解斜視図、図6は組
付け後の端子収容室部分の断面図、図7は電線の圧接状
態を表す正面図である。上面及び下面に複数の端子収容
室1の開口部が開口されたハウジング3は、上下方向か
ら一対のカバー5a、5bにより挟まれて組付けられ
る。カバー5a、5bの内壁には端子収容室1に対応し
て複数の電線当接部7が突設され、電線当接部7はカバ
ー5a、5bがハウジング3に組付けられた状態で、図
6に示すように、端子収容室1に収容された圧接端子9
の圧接刃9a、9b間に配置され、圧接刃9a、9bに
よって被覆11(図7参照)が切られて芯線13が導通
状態となった電線15に当接する。これにより、振動等
から生じる電線15の上下方向(図7中、矢印a方向)
の移動が規制され、電線15の保持性が高められ、圧接
部における電気的接触の信頼性を向上させることができ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
圧接コネクタでは、上下一対のカバー5a、5bに電線
当接部7をそれぞれ設け、該カバー5a、5bを組付け
ることによって端子収容室1に収容された圧接端子9の
圧接刃9a、9b間に配置させる構造としていたため、
カバー部材が二部品となり、部品点数が増えることから
製造コストが増大するとともに、部品管理が煩雑となる
欠点があった。また、カバー組付け時においては、カバ
ー部材が2部品であることから、上下多数の端子収容室
1から引き出された電線15をカバー5a、5bによっ
て挟み込まないように電線挿通部17(図5参照)に整
列配置させなければならず、作業性が著しく悪いもので
あった。本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、一
部材からなるカバーによって、上下端子収容室の電線移
動が規制できるとともに電線の挟み込みも防止できる圧
接コネクタを提供し、もって、製造コストの低減及び組
付け作業性の向上を図ることを目的とする。
圧接コネクタでは、上下一対のカバー5a、5bに電線
当接部7をそれぞれ設け、該カバー5a、5bを組付け
ることによって端子収容室1に収容された圧接端子9の
圧接刃9a、9b間に配置させる構造としていたため、
カバー部材が二部品となり、部品点数が増えることから
製造コストが増大するとともに、部品管理が煩雑となる
欠点があった。また、カバー組付け時においては、カバ
ー部材が2部品であることから、上下多数の端子収容室
1から引き出された電線15をカバー5a、5bによっ
て挟み込まないように電線挿通部17(図5参照)に整
列配置させなければならず、作業性が著しく悪いもので
あった。本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、一
部材からなるカバーによって、上下端子収容室の電線移
動が規制できるとともに電線の挟み込みも防止できる圧
接コネクタを提供し、もって、製造コストの低減及び組
付け作業性の向上を図ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る圧接コネクタの構成は、上方から電線を
圧接する圧接部が圧接端子に設けられ、この圧接端子を
収容する端子収容室が隔壁に区画されてハウジングの横
方向に並設された圧接コネクタにおいて、圧接部に圧接
された電線の上端より深く切り欠かれた切欠部が電線の
長手方向に直交する方向で対向した圧接部の両側板に形
成され、圧接端子を端子収容室に装着した際にこの切欠
部と一致する凹部が隔壁に形成され、側面が挿入口とな
って開口するコ字状のカバーがハウジングの横方向から
被着自在に設けられるとともに、挿入時に一致した切欠
部及び凹部に挿入されて圧接部に圧接された電線の上端
に配置されるレール状突起がカバーの内面に突設されて
いることを特徴とするものである。
の本発明に係る圧接コネクタの構成は、上方から電線を
圧接する圧接部が圧接端子に設けられ、この圧接端子を
収容する端子収容室が隔壁に区画されてハウジングの横
方向に並設された圧接コネクタにおいて、圧接部に圧接
された電線の上端より深く切り欠かれた切欠部が電線の
長手方向に直交する方向で対向した圧接部の両側板に形
成され、圧接端子を端子収容室に装着した際にこの切欠
部と一致する凹部が隔壁に形成され、側面が挿入口とな
って開口するコ字状のカバーがハウジングの横方向から
被着自在に設けられるとともに、挿入時に一致した切欠
部及び凹部に挿入されて圧接部に圧接された電線の上端
に配置されるレール状突起がカバーの内面に突設されて
いることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】ハウジングの端子収容室に、圧接端子が装着さ
れると、隔壁の凹部と圧接端子の切欠部が一致してハウ
ジングの横方向に凹溝が形成される。ハウジングにカバ
ーが挿入されると、カバーのレール状突起が凹溝に挿入
され、端子収容室に保持された圧接端子の切欠部内に配
置される。切欠部に配置されたレール状突起が、圧接刃
に圧接状態の電線の上部に当接され、電線の上下移動が
阻止される。
れると、隔壁の凹部と圧接端子の切欠部が一致してハウ
ジングの横方向に凹溝が形成される。ハウジングにカバ
ーが挿入されると、カバーのレール状突起が凹溝に挿入
され、端子収容室に保持された圧接端子の切欠部内に配
置される。切欠部に配置されたレール状突起が、圧接刃
に圧接状態の電線の上部に当接され、電線の上下移動が
阻止される。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る圧接コネクタの好適な実
施例を図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施例
による圧接コネクタの分解斜視図、図2は本実施例の圧
接コネクタに用いられる圧接端子の斜視図、図3は本実
施例による圧接コネクタの要部断面図である。本実施例
による圧接コネクタ21は、ハウジング23と、このハ
ウジング23に収容される圧接端子25と、ハウジング
23の外周に被着されるカバー27とに構成が大別され
る。ハウジング23は、中央に設けられた水平仕切板2
9により上下二段に区分される。水平仕切板29の上
面、下面には垂直な隔壁31が複数並設され、隔壁31
同士の間隙は端子収容室33を区画形成している。つま
り、ハウジング23には、横並びの複数の端子収容室3
3が、上下二段に設けられている。
施例を図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施例
による圧接コネクタの分解斜視図、図2は本実施例の圧
接コネクタに用いられる圧接端子の斜視図、図3は本実
施例による圧接コネクタの要部断面図である。本実施例
による圧接コネクタ21は、ハウジング23と、このハ
ウジング23に収容される圧接端子25と、ハウジング
23の外周に被着されるカバー27とに構成が大別され
る。ハウジング23は、中央に設けられた水平仕切板2
9により上下二段に区分される。水平仕切板29の上
面、下面には垂直な隔壁31が複数並設され、隔壁31
同士の間隙は端子収容室33を区画形成している。つま
り、ハウジング23には、横並びの複数の端子収容室3
3が、上下二段に設けられている。
【0007】ハウジング先端側の上下面には塞ぎ板35
が隔壁31同士の間に渡って架設され、塞ぎ板35は端
子収容室33の上下面開口を塞いで、圧接端子25の先
端部が挿入される挿入部を形成している。ハウジング2
3の先端面にはそれぞれの端子収容室33と連通する端
子接続用窓37が開口され、端子接続用窓37は接続相
手となる相手方コネクタの電気接続部を挿入させる。塞
ぎ板35には係止突起39が突設され、係止突起39は
カバー27を固定する固定手段となる。上下段のそれぞ
れの隔壁31には縁部を切り欠いた凹部41が形成さ
れ、凹部41はハウジング側面23aに直交する直線上
に配設されている。
が隔壁31同士の間に渡って架設され、塞ぎ板35は端
子収容室33の上下面開口を塞いで、圧接端子25の先
端部が挿入される挿入部を形成している。ハウジング2
3の先端面にはそれぞれの端子収容室33と連通する端
子接続用窓37が開口され、端子接続用窓37は接続相
手となる相手方コネクタの電気接続部を挿入させる。塞
ぎ板35には係止突起39が突設され、係止突起39は
カバー27を固定する固定手段となる。上下段のそれぞ
れの隔壁31には縁部を切り欠いた凹部41が形成さ
れ、凹部41はハウジング側面23aに直交する直線上
に配設されている。
【0008】一方、端子収容室33に収容される圧接端
子25は、図2に示すように、先端部に形成された電気
接触部25aと、中央部に形成された圧接部25bと、
後端に形成された電線挟持部25cと、これらを連結す
る基板25dから構成されている。圧接部25bは、基
板25dの両側凸片を起立した平行な両側板25eと、
側板25eの前縁及び後縁を更に内側に折り曲げた圧接
刃25fを有している。それぞれの側板25eの上縁に
は切欠部25hが形成され、切欠部25hは図3に示す
ように、圧接刃25fに圧接された電線の上端より深く
なる位置まで切り欠かれている。端子収容室33内には
図示しない弾性係止手段が設けられ、弾性係止手段は電
気接触部25aの後部に係止することで、圧接端子25
を抜脱不能に端子収容室33内に保持する。このように
して所定の位置で保持された圧接端子25は、上述の切
欠部25hが隔壁31の凹部41と一致するようになっ
ている。
子25は、図2に示すように、先端部に形成された電気
接触部25aと、中央部に形成された圧接部25bと、
後端に形成された電線挟持部25cと、これらを連結す
る基板25dから構成されている。圧接部25bは、基
板25dの両側凸片を起立した平行な両側板25eと、
側板25eの前縁及び後縁を更に内側に折り曲げた圧接
刃25fを有している。それぞれの側板25eの上縁に
は切欠部25hが形成され、切欠部25hは図3に示す
ように、圧接刃25fに圧接された電線の上端より深く
なる位置まで切り欠かれている。端子収容室33内には
図示しない弾性係止手段が設けられ、弾性係止手段は電
気接触部25aの後部に係止することで、圧接端子25
を抜脱不能に端子収容室33内に保持する。このように
して所定の位置で保持された圧接端子25は、上述の切
欠部25hが隔壁31の凹部41と一致するようになっ
ている。
【0009】ところで、図1に示すように、ハウジング
23の外周には、カバー27がハウジング側壁方向から
挿入されるようになっている。カバー27は、上下板4
3a、43bと、この上下板43a、43bを連結する
一方の側壁45により一部品で形成され、後方からの目
視形状がコ字状となっている。カバー27は、挿入口4
7となる他方の側壁側を、ハウジング23に対して横方
向から挿入して装着される。上下板43a、43bの内
側には側壁45に直交する方向に延びるレール状突起4
9a、49bが突設され、レール状突起49a、49b
はカバー27をハウジング23へ挿入する際、前述の如
く一致状態となった凹部41及び切欠部25hに挿入さ
れるようになっている。また、上下板43a、43bに
は係止孔51が穿設され、係止孔51はカバー27が被
着完了した際、塞ぎ板35の係止突起39と係合し、カ
バー27をハウジング23へ固着する。
23の外周には、カバー27がハウジング側壁方向から
挿入されるようになっている。カバー27は、上下板4
3a、43bと、この上下板43a、43bを連結する
一方の側壁45により一部品で形成され、後方からの目
視形状がコ字状となっている。カバー27は、挿入口4
7となる他方の側壁側を、ハウジング23に対して横方
向から挿入して装着される。上下板43a、43bの内
側には側壁45に直交する方向に延びるレール状突起4
9a、49bが突設され、レール状突起49a、49b
はカバー27をハウジング23へ挿入する際、前述の如
く一致状態となった凹部41及び切欠部25hに挿入さ
れるようになっている。また、上下板43a、43bに
は係止孔51が穿設され、係止孔51はカバー27が被
着完了した際、塞ぎ板35の係止突起39と係合し、カ
バー27をハウジング23へ固着する。
【0010】このように構成された圧接コネクタ21の
作用を説明する。ハウジング23の端子収容室33内
に、圧接端子25が所定位置で装着されると、隔壁31
の凹部41と圧接端子25の切欠部25hが一致し、ハ
ウジング側面23aに直交する直線方向に凹溝が形成さ
れる。端子収容室33に装着された圧接端子25には電
線53が圧接され、電線53は図3に示すように、凹溝
の下部を横断する。ハウジング23にカバー27が挿入
されると、カバー27のレール状突起49a、49bが
凹溝に挿入され、端子収容室33内に保持された圧接端
子25の切欠部25h内に配置される。
作用を説明する。ハウジング23の端子収容室33内
に、圧接端子25が所定位置で装着されると、隔壁31
の凹部41と圧接端子25の切欠部25hが一致し、ハ
ウジング側面23aに直交する直線方向に凹溝が形成さ
れる。端子収容室33に装着された圧接端子25には電
線53が圧接され、電線53は図3に示すように、凹溝
の下部を横断する。ハウジング23にカバー27が挿入
されると、カバー27のレール状突起49a、49bが
凹溝に挿入され、端子収容室33内に保持された圧接端
子25の切欠部25h内に配置される。
【0011】切欠部25h内に配置されたレール状突起
49a、49bは、圧接刃25fに圧接状態の電線53
の上部に当接し、電線53の上下移動を阻止する。この
状態で、ハウジング23の係止突起39とカバー27の
係止孔51が係合し、カバー27がレール状突起49
a、49bを介して電線53の上下動を阻止した状態
で、ハウジング23の外周に被着されるのである。
49a、49bは、圧接刃25fに圧接状態の電線53
の上部に当接し、電線53の上下移動を阻止する。この
状態で、ハウジング23の係止突起39とカバー27の
係止孔51が係合し、カバー27がレール状突起49
a、49bを介して電線53の上下動を阻止した状態
で、ハウジング23の外周に被着されるのである。
【0012】なお、本実施例によるレール状突起49
a、49bは、図4(a)に示すように、断面形状が三
角形に形成されている。従って、このような断面形状と
することで、当接時、既述したように電線53の上下動
を阻止するに加え、絶縁被覆を切断しない程度で先端を
電線53に食い込ませ、電線51の長さ方向の移動も抑
止するように作用させることができる。また、レール状
突起49a、49bは、図4(b)に示すように、先端
を平坦な断面凸形状として形成してもよい。この場合、
電線53への当接面積を大きく確保でき、電線53を確
実に押さえ付けることができる。
a、49bは、図4(a)に示すように、断面形状が三
角形に形成されている。従って、このような断面形状と
することで、当接時、既述したように電線53の上下動
を阻止するに加え、絶縁被覆を切断しない程度で先端を
電線53に食い込ませ、電線51の長さ方向の移動も抑
止するように作用させることができる。また、レール状
突起49a、49bは、図4(b)に示すように、先端
を平坦な断面凸形状として形成してもよい。この場合、
電線53への当接面積を大きく確保でき、電線53を確
実に押さえ付けることができる。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る圧接コネクタによれば、ハウジングに一部品からなる
カバーを被着自在に設け、カバー挿入時に隔壁の凹部と
圧接端子の切欠部とに挿入されるレール状突起をカバー
の内面に突設したので、カバーが被着されると、レール
状突起が圧接状態の電線の上部に当接し、電線の上下移
動を阻止する。この結果、一部材からなるカバーによっ
て振動等による電線の移動を防止することができ、製造
コストの低減及び組付け作業性を著しく向上させること
ができる。
る圧接コネクタによれば、ハウジングに一部品からなる
カバーを被着自在に設け、カバー挿入時に隔壁の凹部と
圧接端子の切欠部とに挿入されるレール状突起をカバー
の内面に突設したので、カバーが被着されると、レール
状突起が圧接状態の電線の上部に当接し、電線の上下移
動を阻止する。この結果、一部材からなるカバーによっ
て振動等による電線の移動を防止することができ、製造
コストの低減及び組付け作業性を著しく向上させること
ができる。
【図1】本実施例による圧接コネクタの分解斜視図であ
る。
る。
【図2】本実施例の圧接コネクタに用いられる圧接端子
の斜視図である。
の斜視図である。
【図3】本実施例による圧接コネクタの要部断面図であ
る。
る。
【図4】レール状突起の形状変形例を説明する断面図で
ある。
ある。
【図5】従来の圧接コネクタの分解斜視図である。
【図6】組付け後の端子収容室部分の断面図である。
【図7】電線の圧接状態を表す正面図である。
21 圧接コネクタ 23 ハウジング 25 圧接端子 25b 圧接部 25e 側板 25h 切欠部 27 カバー 31 隔壁 33 端子収容室 41 凹部 47 挿入口 49a、49b レール状突起 53 電線
Claims (2)
- 【請求項1】 上方から電線を圧接する圧接部が圧接端
子に設けられ、該圧接端子を収容する端子収容室が隔壁
に区画されてハウジングの横方向に並設された圧接コネ
クタにおいて、 前記圧接部に圧接された電線の上端より深く切り欠かれ
た切欠部が電線の長手方向に直交する方向で対向した前
記圧接部の両側板に形成され、前記圧接端子を端子収容
室に装着した際に該切欠部と一致する凹部が前記隔壁に
形成され、側面が挿入口となって開口するコ字状のカバ
ーが前記ハウジングの横方向から被着自在に設けられる
とともに、該挿入時に前記一致した切欠部及び凹部に挿
入されて前記圧接部に圧接された電線の上端に配置され
るレール状突起が該カバーの内面に突設されていること
を特徴とする圧接コネクタ。 - 【請求項2】 前記横方向に並設される端子収容室がハ
ウジングに上下二段で設けられ、上下の隔壁の凹部及び
上下の圧接端子の切欠部に挿入されるレール状突起が前
記カバーの内面に上下一対突設されていることを特徴と
する請求項1記載の圧接コネクタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6220300A JP2929420B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 圧接コネクタ |
US08/528,230 US5597330A (en) | 1994-09-14 | 1995-09-14 | Pressure-contact connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6220300A JP2929420B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 圧接コネクタ |
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---|---|
JPH0883631A true JPH0883631A (ja) | 1996-03-26 |
JP2929420B2 JP2929420B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=16749002
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP6220300A Expired - Fee Related JP2929420B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 圧接コネクタ |
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US (1) | US5597330A (ja) |
JP (1) | JP2929420B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2009096962A1 (en) * | 2008-01-30 | 2009-08-06 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Detection of improperly seated electronic component |
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DE102015203489A1 (de) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | Te Connectivity Germany Gmbh | Elektrischer Steckverbinder mit Kabelklemmeinrichtung |
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1994
- 1994-09-14 JP JP6220300A patent/JP2929420B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-09-14 US US08/528,230 patent/US5597330A/en not_active Expired - Fee Related
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US8460013B2 (en) | 2008-01-30 | 2013-06-11 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Detection of improperly seated electronic component |
DE112010004634T5 (de) | 2009-12-01 | 2012-11-29 | Yazaki Corporation | Draht-Halter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2929420B2 (ja) | 1999-08-03 |
US5597330A (en) | 1997-01-28 |
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