JPH0883011A - 定着ロール - Google Patents

定着ロール

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Publication number
JPH0883011A
JPH0883011A JP22032594A JP22032594A JPH0883011A JP H0883011 A JPH0883011 A JP H0883011A JP 22032594 A JP22032594 A JP 22032594A JP 22032594 A JP22032594 A JP 22032594A JP H0883011 A JPH0883011 A JP H0883011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
parts
shaft
roller part
roller portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP22032594A
Other languages
English (en)
Inventor
Ritsuo Tajima
律雄 田島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AKOU KOGYOSHO KK
Original Assignee
AKOU KOGYOSHO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by AKOU KOGYOSHO KK filed Critical AKOU KOGYOSHO KK
Priority to JP22032594A priority Critical patent/JPH0883011A/ja
Publication of JPH0883011A publication Critical patent/JPH0883011A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローラ部と軸部との結合を強固にするととも
に、その製作加工をきわめて簡易になし得る 【構成】 円筒状のローラ部2に対し、その両端面の内
径部位に該ローラ部2とは別体に形成された軸部3,3
を嵌着するとともに、該嵌着部位を前記端面側から溶接
により固着せしめたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等に用いられる
定着ロールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の定着ロールにあっては、
例えば、電子複写機においてその複写工程の際に熱可塑
性粉末(トナーと称する)を転写紙等に転写した画像を
熱等により定着させることに使用されものであり、主
に、ローラ部と軸部とを絞り加工により一体成形した構
造のもの、さらに、ローラ部と軸部とを別体に成形し、
該ローラ部の端面に対して軸部を摩擦圧接方式により一
体的に接合する構造のもの、またローラ部に対して軸部
を一体的に鋳ぐるむ構造のものなどが案出されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た構造のもの、すなわち、ローラ部と軸部とを絞り加工
により一体成形した定着ロールは、使用状態においてそ
の軸部がローラ部に発生する熱等に対し精度的に満足す
るものではなく、そして、ローラ部と軸部とを別体に成
形し、該ローラ部の端面に対して軸部を摩擦圧接方式に
より一体的に接合する定着ロールは、ローラ部と軸部と
を異種の材料を用いることが可能となって上記した問題
点を解決し得るものの、その製作加工上、ローラ部と軸
部との位置決めが安定しない等の別の問題点が生起し、
また、ローラ部に対して軸部を一体的に鋳ぐるんだ定着
ロールは、上記した各問題点を解消できるものの、その
製作加工が面倒である等の問題点が新たに発生してい
た。そこで、本発明は上記した従来の問題点に鑑み、製
作加工をきわめて簡易になし得る定着ロールを提供する
ことを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、円筒状のローラ部に対し、その両端
面の内径部位に該ローラ部とは別体に形成された軸部を
嵌着するとともに、該嵌着部位を前記端面側から溶接に
より固着せしめたことを要旨とするものである。また、
前記ローラ部に対する軸部の嵌着部位は圧入嵌合の構造
とすることが好ましい。さらに、前記ローラ部に対する
軸部の嵌着部位に異種の性質を有する部材を介装せしめ
ることが好ましい。
【0005】
【作用】上記した構成によれば、軸部をローラ部とは別
体に形成するとともに、円筒状のローラ部の両端面にお
ける内径部位に嵌着し、この状態で該嵌着部位に対して
前記ローラ部の端面側から溶接により固着せしたことに
より、簡単な構成及び手間で両者の結合状態を強固にな
し得るとともに、軸部をローラ部の材質とは異なる、例
えば、熱伝導率の低い材料を選択することが可能とな
り、該軸部からの熱の拡散を可及的に減少してローラ部
における熱効率を向上することができるものである。ま
た、軸部の嵌着部位は圧入嵌合の構造とすることによ
り、その結合状態をさらに確実なものとし得る。さらに
は、ローラ部に対する軸部の嵌着部位に異種の性質を有
する部材を介装せしめたことにより、該異種の性質を有
する部材を例えば、熱伝導率の低い材料とすることによ
って、軸部からの熱の拡散を可及的に減少してローラ部
における熱効率の向上をさらに図ることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図にしたがって説
明する。図において、1は本例の例えば、複写機(図示
しない)等おけるトナーの熱定着用に使用される定着ロ
ールの全体を示し、該定着ロール1は所定の長さのロー
ラ部2と、このローラ部2とは別体に形成されるととも
に、該ローラ部2の両端の内径部位に固着される軸部
3,3とから構成されている。
【0007】前記ローラ部2はアルミ製或いはアルミ合
金製の材料から円筒状に形成されていて、その両端面に
は軸方向に沿って所定の深さの嵌合孔4,4がその円筒
状の内径より大径に形成されている。なお、嵌合孔4,
4は後述する軸部3,3の嵌着に際してその嵌合を円滑
にするために高精度の仕上面となしている。
【0008】前記軸部3,3はそれぞれ前記ローラ部2
とは異質の材料、例えば、熱伝導率の小さいステンレス
製の材料から円筒状に形成されていて、その外周は複数
段の軸部となし、一方の大径部は前記ローラ部2の嵌合
孔4,4に嵌着されるべく寸法に設定された嵌合軸部
5,5となし、また、他方の小径部は複写機(図示しな
い)等への装着部位となる軸受部材(図示しない)が装
着される寸法に設定された受承軸部6,6となしてい
る。なお、嵌合軸部5,5及び受承軸部6,6は前記嵌
合孔4,4と同様に高精度の仕上面となしている。
【0009】そして、前記ローラ部2と軸部3,3は、
該軸部3,3と該ローラ部2との軸心を整合した状態に
おいて、軸部3,3の嵌合軸部5,5をローラ部2の嵌
合孔4,4に嵌合(嵌着)する。次いで、両者の嵌着部
位に対して該ローラ部の端面側から、例えば、電子ビー
ム溶接等の手段により溶接して、前記両者、すなわち、
ローラ部2と軸部3,3とを一体的に固着(結合)する
ものである。この場合、ローラ部2の嵌合孔4,4に対
する軸部3,3の嵌合軸部5,5の嵌合状態を圧入嵌合
とあるように互いの寸法公差に設定することにより、そ
の嵌合状態によって両者の固着(結合)がより一層確実
なものとなる。また、上記定着ロール1にあっては、そ
の軸部3,3及びローラ部2の中空孔(内径部)内に所
望の発熱体手段(図示しない)が組み込まれている。
【0010】このように構成された本実施例の定着ロー
ル1にあっては、その製作加工にあたって、ローラ部2
と軸部3,3との材質をそれぞれ異質なものを選択使用
でき、両者異質な材料であるにも拘らず、簡単な構成及
び手間で両者、すなわち、ローラ部2と軸部3,3との
結合状態を強固なものとして得ることができる。したが
って、軸部3,3が例えば、熱伝導率の小さいステンレ
ス製の材料からなるものであり、所望の発熱体手段(図
示しない)により温められたローラ部2の熱が軸部3,
3から拡散することを可及的に減少してその熱損失を最
小限にすることができるもので、複写機(図示しない)
等おけるトナーの熱定着用の定着ロールとしてその機能
を十分に発揮するものである。
【0011】また、上記した実施例とは別に、その嵌合
状態にあって、図3に示すように、ローラ部2の嵌合孔
4,4と軸部3,3の嵌合軸部5,5との嵌着部位に異
種の性質を有する部材を介装することも可能である。す
なわち、ローラ部2の嵌合孔4,4に対し、前記ローラ
部2とは異質の材料、例えば、熱伝導率の小さいステン
レス製の材料から形成したリング状のブッシュ部材6を
嵌着し、このブッシュ部材7に対して前記軸部3,3の
嵌合軸部5,5を嵌着し、そして、この三者を前述と同
様に例えば、電子ビーム溶接等の手段により溶接して固
着(結合)するものである。この場合、軸部3,3につ
いてはローラ部2と同様な材料或いは前述したように該
ローラ部2と異質な材料のいずれにも選択して形成する
ことができ、ローラ部2と異質な材料を選択した場合
は、上述した効果、すなわち、軸部3,3からの熱の拡
散をさらに減少してローラ部2における熱損失を最小限
にするものである。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明にあっては、軸部
をローラ部とは別体に形成するとともに、円筒状のロー
ラ部の両端面における内径部位に嵌着し、この状態で該
嵌着部位に対して前記ローラ部の端面側から溶接により
固着せしたことにより、ローラ部と軸部との材質をそれ
ぞれ異質なものに選択使用でき、両者異質な材料である
にも拘らず、簡単な構成及び手間でローラ部2と軸部
3,3とを強固に結合することができる。このことは、
例えば、軸部を熱伝導率の低い材料とすることによっ
て、該軸部からの熱の拡散を可及的に減少してその熱損
失を最小限にすることができ、複写機等おけるトナーの
熱定着用の定着ロールとしてその機能を十分に発揮する
ことができる。また、ローラ部の両端面における内径部
位に対する軸部の嵌着状態を圧入嵌合の構造とすること
により、その結合状態をさらに強固かつ確実にできる。
さらには、ローラ部に対する軸部の嵌着部位に異種の性
質を有する部材を介装せしめたことにより、該異種の性
質を有する部材を例えば、熱伝導率の低い材料を選択す
ることによって、軸部の材質と相まってローラ部におけ
る熱効率の向上をさらに助長することができるととも
に、ローラ部と軸部とを同一の材質に選択して成形する
ことができ、その製作加工の簡易化並びに製作価格の低
廉化をさらに助長することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す定着ロールの正断面図
である。
【図2】同じく、図1のA−A線断面図である。
【図3】ローラ部2の嵌合孔4,4と軸部3,3の嵌合
軸部5,5との嵌着状態の別例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 定着ロール 2 ローラ部 3 軸部 4 嵌合孔 5 嵌合軸部 7 ブッシュ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16C 13/00 Z 9026−3J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状のローラ部に対し、その両端面の
    内径部位に該ローラ部とは別体に形成された軸部を嵌着
    するとともに、該嵌着部位を前記端面側から溶接により
    固着せしめてなるを特徴とする定着ロール。
  2. 【請求項2】 前記ローラ部に対する軸部の嵌着部位を
    圧入嵌合となしたことを特徴とする前記請求項1記載の
    定着ロール。
  3. 【請求項3】 前記ローラ部に対する軸部の嵌着部位に
    異種の性質を有する部材を介装せしめてなるを特徴とす
    る前記請求項1記載の定着ロール。
JP22032594A 1994-09-14 1994-09-14 定着ロール Pending JPH0883011A (ja)

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JP22032594A JPH0883011A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 定着ロール

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JP22032594A JPH0883011A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 定着ロール

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JPH0883011A true JPH0883011A (ja) 1996-03-26

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ID=16749381

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JP (1) JPH0883011A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0864434A2 (en) * 1997-03-11 1998-09-16 Hewlett-Packard Company Printer drive roller with grit-blasted surface, and bearing mounting technique
JP2001074039A (ja) * 1999-07-30 2001-03-23 Xerox Corp ローラ、現像ローラ及び電子写真プリント装置

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