JPH0882589A - 低湿用環境試験装置 - Google Patents
低湿用環境試験装置Info
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- JPH0882589A JPH0882589A JP33027194A JP33027194A JPH0882589A JP H0882589 A JPH0882589 A JP H0882589A JP 33027194 A JP33027194 A JP 33027194A JP 33027194 A JP33027194 A JP 33027194A JP H0882589 A JPH0882589 A JP H0882589A
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Abstract
に運転して、連続運転可能なコンパクトな低湿用環境試
験装置を提供する。 【構成】 内部を左右または前後に試験室1と温湿度調
節室2に仕切る上下に開口4、5を有する仕切り板3
と,前記温湿度調節室2に、中段を上下に遮断し、交互
に運転して空気を交互に上方へ流出させる二つのクーラ
ー6a、6bと,水平に移行して前記二つのクーラーの
上方開口を選択して交互に開閉するスライド板102
と,前記二つのクーラーの上方を上下に遮断して空気を
上方へ流通させるヒーター8と,前記仕切り板3の上方
または下方の開口に対向するファン9とを設け,前記ス
ライド板102を水平移行させ、前記クーラーの二つの
開口を交互に開閉させる駆動装置を設け,前記二つのク
ーラーの切り換えのための電磁弁と、該電磁弁の作動と
前記蓋の駆動装置を作動させるためのタイマーとを設け
る。
Description
体の試験装置に関するものである。
すように、試験槽20と除湿機21をパイプ22で連結
してなり、試験槽20は、断熱層23により囲まれた内
部を仕切り板24により仕切って試験室25とその隣を
温湿度調節室26とし、該温湿度調節室26にヒーター
27を備え、その下方に1台のクーラー28を設置し、
外部の除湿機21と試験室25の底部と、除湿機21と
クーラー28の下方の温湿度調節室26の側部とをパイ
プ22、22で連結し、試験室25と温湿度調節室26
間の仕切り板24の上方に空気吹出し口29を設け、仕
切り板24の下方の、試験室25と温湿度調節室26の
クーラー28下方の空間との間の仕切り板24に空気吸
込み口30を設け、温湿度調節室26内で空気吹出し口
29に対向してファン31を設け、クーラー28の下方
の空間底部に加湿機32を設けている。除湿機21に
は、排熱用のダクト33を取付け、そのダクト33の配
管を施工する。
であり、ファン31と除湿機21を作動させて、試験室
25内の空気の一部をパイプ22を通じて除湿機21に
導き、除湿してパイプ22を通じてクーラー28の下方
に送り、空気吸込み口30からも試験室25内の空気を
クーラー28の下方へ送り、空気は、クーラー28を通
って除湿され、ヒーター27により温度を上昇され、フ
ァン31により空気吹出し口29より再び試験室25内
へ送られる。
除湿機採用のため次の問題がある。 除湿機は相応の能力を要するヒーターと冷凍機を備
えているため消費電力が大きくなる。 設置スペースが過大となる。 重量増加で取扱にくくなり、耐荷重の床が要求され
る。 試験機との組合せ、調整など制作作業工数がかか
る。 排熱用のダクトの取付け、配管の施工を必要とす
る。 コストが非常に高くなる。 また、クーラー28が一台であるため、除湿機21を使
用しても、クーラー28に水分が霜として付着し、機能
が低下すると、クーラー28を止めて試験を中止し、霜
取りをしなければならない問題がある。
転できるコンパクトな低湿用環境試験装置を提供するこ
とを目的とする。
する仕切り板で左右または前後に試験室と温湿度調節室
に仕切る。前記温湿度調節室に、中段を上下に遮断し、
交互に運転して空気を交互に上方へ流出させる二つのク
ーラーと,水平に移行して前記二つのクーラーの上方開
口を選択して交互に開閉する密封板と,前記二つのクー
ラーの上方を上下に遮断して空気を上方へ流通させるヒ
ーターと,前記仕切り板の上方または下方の開口に対向
するファンとを設ける。前記密封板を水平移行させ、前
記二つのクーラーの上方の開口を交互に開閉させ、二つ
のクーラーを交互に運転させる駆動装置を設ける。前記
二つのクーラーの切り換えのための電磁弁と、該電磁弁
の作動と前記密封板の駆動装置を作動させるためのタイ
マーとを設ける。
室へ送るか、または、仕切り板の下方開口から温湿度調
整室へ吸い込むことにより、空気を試験室と温湿度調節
室とを循環させる。二つのクーラーは、交互に運転し
て、運転中の一方クーラーの下方から空気を通過させて
除湿し、休止中のクーラーは、休止中に霜取りをする。
クーラーの上方開口のための密封板は、駆動装置により
水平移動して、二つのクーラーのうちのいずれか一方の
上方開口を閉じ、他方の上方開口を開いて、一方のクー
ラーを通じてのみ空気を除湿して通過させ、密封板で上
方開口を閉じた方のクーラーは運転を休止し、その間に
除霜可能とする。二つのクーラーは、交互に運転、休止
を繰り返し、交互に除湿および除霜して、連続試験を可
能とする。
る。試験槽Tは、断熱材で覆われ、上方に空気吹出し口
4、下方に空気吸込み口5を有する仕切り板3で、前後
または横に試験室1と温湿度調節室2とに区切る。
ラー6aと6bを前後または横に並べて設置し、クーラ
ー6aと6bとの間にも仕切り板7を設けて、後述する
空気の循環において、空気がクーラー6a、6bのいず
れかを選択して、必ずそのクーラーを通って上方へ空気
が流れるようにする。クーラー6a、6bには、除湿能
力のある冷凍機の冷媒配管がされている。その図を省略
した。
流切替装置100のベース板101が密接しており、そ
の開口101a、101bを密封板であるスライド板1
02により選択して開閉することにより、クーラー6a
と6bの上方開口を交互に密封する。
設置し、クーラー6a、6bの上方開口のいずれかより
上方へ出た空気を、必ずヒーター8を通して温めて上方
へ流出させるようにする。ヒーター8には温度調節機能
を有している。
の空気吹出し口4に対向してファン9を設け、モーター
10で回転させ、ヒーター8を通った空気を試験室1内
へ送る。温湿度調節室2の内部下方で、仕切り板3の空
気吸込み口5に対向してファン9を設け、試験室1から
空気を温湿度調節室2の内部下方へ空気を吸い込み、空
気を循環させてもよい。
る。この加湿器11は、試験室1の設定湿度によって
は、クーラー6aおよび6bの除湿能力が大きいとき
に、加湿調節するためのものである。
至図4で説明する。クーラー6a、6bの上縁に、温湿
度調節室2を上下に仕切るベース板101を密接させ
る。ベース板101には、クーラー6aの上方開口上に
開口101a、クーラー6bの上方開口上に開口101
bを設け、クーラー6aと6bの前後に縁に対応するベ
ース板101の前後縁に、クーラー一台の上部を覆う広
さのスライド板102の案内枠101c、101cを設
ける。二つの案内枠101c、101cの対向する面に
は溝を設け、その溝にスライド板102の前後縁がスラ
イド可能に嵌挿されている。二つの案内枠101c、1
01cの溝を省略することができる。
面に板バネ103を取付けた複数の板バネ取付板104
を設け、スライド板102が水平にスライドして開口1
01aまたは101bを選択して停止したときに、スラ
イド板102をベース板101に押して、開口101a
または101bから空気が洩れるのを防止する。
設け、それに駆動手段としてのロッド105を取り付け
る。ロッド105は溶接してもよく、または、スライド
板102の耳部102aにネジ孔を設け、ロッド105
の先端にネジ切りして、前記ネジ孔にロッド105の先
端のネジ部105aを螺入してナット106を用いて固
定してもよい。
スライド板102の水平移行のための駆動装置を示す。
試験槽Tの温湿度調節室2の外壁Taにパイプ107を
貫通させ、スライド板102の耳部102aに取付けた
ロッド105を軸受108を用いてパイプ107の貫通
孔に挿入し、その先端部を外壁Ta外に突出させる。
れ防止のための、オイルシールであり、110はオイル
シールホルダーである。
させたガイド部材111を固定し、外壁Taに直角に、
すなわち、水平に、ガイド部材111が水平に摺動しう
る横溝を有するガイド113を、ブラケット113aを
用いて固定し、ロッド105の突出部分とガイド部材1
11をその横溝に挿入させる。ガイド113はロッド1
05が直線状に動くようにするためのものである。
に、ブラケット114を用いてダンパーモーター115
を取り付ける。
にはアーム116の基部を固定し、アーム116の先端
部には長孔116aを設け、ガイド部材111のピン1
12を長孔116aに挿入し、アーム116とロッド1
05とを連繋する。
は、角度Θだけ正逆回転でき、それによりアーム116
を角度Θだけ正逆回転させ、ロッド105およびスライ
ド板102をベース板101の開口101aまたは10
1bの上へ水平往復移行させる。
ー10、ダンパーモーター115を配線により外部電源
に接続可能とする。クーラー6aと6bの選択切替えは
タイマーと電磁弁を設けて行い、空気流切替装置100
の作動指示はタイマーで行う。これら部材および配線は
図示省略した。
動する。運転スタート時において、クーラー6aを使用
すると、スライド板102はクーラー6bの上方の開口
101bを塞ぎ、クーラー6aの上方の開口101aは
開いており、ファン9の回転により、空気は、空気吹出
し口4から試験室1内へ入り空気吸込み口5からクーラ
ー6aを通り、ヒーター8を通って温湿度調節室2の上
部に出て、再び空気吹出し口4から試験室1内へ送られ
る。空気は上記の循環を繰り返す。
より除湿され、ヒーター8により温度を上昇させる。温
度は0℃以上とする。
始め、その霜の成長により除湿能力が低下して来て、試
験室内の低湿精度が保てなくなる。そこで、予め設定し
た時間が経過するとタイマーにより電磁弁が働き、クー
ラー6aの運転が停止し、クーラー6bの運転が開始さ
れる。それと同時に空気流切替装置100が作動し、ダ
ンパーモーター115の駆動軸115aの回動で、アー
ム116が角度Θ回動(図において左方向へ)し、ピン
112を図において左方向へ押すので、ロッド105は
図において左に移行し、スライド板102はクーラー6
aの上方のベース板101の開口101aへ移行し、開
口101aを閉じ、開口101bを開く。
れた空気はクーラー6bを通って上方へ流れる。クーラ
ー6bが所定時間運転されると、上記の方法で、クーラ
ー6bの運転が停止されてクーラー6aの運転に切り換
えられ、アーム116aが前回とは反対方向、図におい
ては右方向に角度Θ回動し、スライド板102が図にお
いて右方に移行してベース板101の開口101aを用
いて開口101bを閉じる。
たクーラーは自動的に霜取りがなされるので、試験槽T
は連続して使用できる。
板102の駆動装置は、上記の装置に限定するものでな
く、ギヤーやベルトまたはチェーン等を用いて移動させ
てもよく、また、上記駆動装置を省略して、ロッド10
5を手で押しまたは引いてスライド板102を移動させ
てもよい。また、二つのクーラーの切り換えや駆動装置
の作動をスイッチで行ってもよい。
二つのクーラーを交互に使用することができるので、除
霜のために装置の使用を中断する必要なく、連続して使
用できる。
ラーの切り換えによる空気流の変更のための密封板であ
るスライド板102を水平移行させると、上方のスペー
スを確保する必要がない。また、従来の除湿機は約10
0cm3 以上を必要とするが、本願のスライド板の駆動の
ための装置は、ガイド113が標準で約20cmでよく、
小形でよい。従って、本願装置はコンパクトにすること
ができる。上記の理由で、本願低湿用環境試験装置は、
従来の装置に比べて、次の効果がある。 消費電力が少なくてすむ。 設置スペースが狭くてよい。 重量が軽くなり、特に耐荷重の床を必要としない。 従来のような本体試験機と除湿機の取付け、調整の
ような制作作業工程を必要としない。 排熱用ダクトの取付け、配管の施工を必要としな
い。 コストが大幅に低減される。 本発明に係る装置と従来の装置を比較すると表1のとお
りである。
置の要部の斜視図である。
図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 内部を左右または前後に試験室と温湿度
調節室に仕切る上下に開口を有する仕切り板とを有し,
前記温湿度調節室に、中段を上下に遮断し、交互に運転
して空気を交互に上方へ流出させる二つのクーラーと,
水平に移行して前記二つのクーラーの上方開口を選択し
て交互に開閉する密封板と,前記二つのクーラーの上方
を上下に遮断して空気を上方へ流通させるヒーターと,
前記仕切り板の上方または下方の開口に対向するファ
ン,とを有し,前記二つのクーラーの上方開口の密封板
を交互に選択して移行し、前記開口を交互に開閉させる
駆動装置を備え,前記二つのクーラーの切り換えのため
の電磁弁と、該電磁弁の作動と前記密封板の駆動装置を
作動させるためのタイマーと,を備えたことを特徴とす
る低湿用環境試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33027194A JP3470922B2 (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 低湿用環境試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33027194A JP3470922B2 (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 低湿用環境試験装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP3470922B2 JP3470922B2 (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=18230787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33027194A Expired - Fee Related JP3470922B2 (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 低湿用環境試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3470922B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013170956A (ja) * | 2012-02-22 | 2013-09-02 | Espec Corp | 環境試験装置 |
WO2013190747A1 (ja) * | 2012-06-20 | 2013-12-27 | ナガノサイエンス株式会社 | 環境試験装置 |
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---|---|---|---|---|
CN114025519A (zh) * | 2021-08-08 | 2022-02-08 | 中国飞机强度研究所 | 一种极端环境下的测试系统防护装置 |
-
1994
- 1994-09-12 JP JP33027194A patent/JP3470922B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2013190747A1 (ja) * | 2012-06-20 | 2013-12-27 | ナガノサイエンス株式会社 | 環境試験装置 |
JP2014002118A (ja) * | 2012-06-20 | 2014-01-09 | Nagano Science Kk | 環境試験装置 |
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---|---|
JP3470922B2 (ja) | 2003-11-25 |
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