JP3237226U - 運転モード切替機能付き移動式空調機 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷房運転モード及び除湿運転モードを切り替えることができる、運転モード切替機能付き移動式空調機を提供する。【解決手段】冷房運転モード及び除湿運転モードを備えた運転モード切替機能付き移動式空調機であって、内部空間を有するカバー組立体と、カバー組立体の内部空間内に設置される冷媒循環システム及び気流案内システム22を含む機器本体20とを備え、気流案内システムは、組み立てられている蒸発器側ファン、凝縮器側ファン、気流切替え装置23を含み、蒸発器側ファン及び凝縮器側ファンは気流切替え装置に取り付けられ、気流切替え装置は蒸発器側ファンと凝縮器側ファンとを連通する空気流路を選択的に開閉することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本考案は空調設備であり、特に、冷房機能と除湿機能を兼ね備えた運転モード切替機能付き移動式空調機に関するものである。
従来の空調設備、特に冷房設備は、除湿機能を併せ持つ。冷房設備の除湿原理は、内蔵ファンを介して室内の空気を機体内に導入し、機体内の低温の冷媒管を通過させて、空気中の水分を水滴として冷媒管に付着させ、その後、排出管を通じて外部に排出し、水分を取ったあとの乾燥した冷たい空気を、また室内に戻して除湿効果を得るものである。
冷房設備は、除湿機能を併せ持つが、除湿機能は、事実上、弱冷房で運転して湿度を下げている。室内の空気の湿度を確実に下げるためには、冷房設定温度を、室温よりも4℃以上低く設定する必要がある。しかし、冷房設定温度を室温よりかなり低く設定すると、電力消費が多くなる。また、寒い季節に冷房設備を利用して除湿を行うと、室内温度がさらに低くなってしまい、人に不快感を感じさせることがある。それを避けるためには、除湿機を別途用意しなければならないが、設備費用がかかるだけでなく、置き場所の問題も出てくるので、従来の冷房設備には改良する余地があった。
本考案は、前記従来技術の欠点に鑑みてなされたものであり、蒸発端と凝縮端の間に気流切替え装置が設置され、冷房運転モード及び除湿運転モードを切り替えることができる、運転モード切替機能付き移動式空調機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本考案は、冷房運転モード及び除湿運転モードを備えた運転モード切替機能付き移動式空調機であって、カバー組立体と、機器本体とを含み、
前記カバー組立体は、内部空間を有し、該内部空間に連通すると共に該カバー組立体を貫通するように形成される蒸発器側空気取入口と、冷却風排出口と、凝縮器側空気取入口と、熱気排出口とを含み、
前記機器本体は、前記カバー組立体の内部空間内に設置される冷媒循環システム及び気流案内システムを含み、該冷媒循環システムは、互いに連通する蒸発器と、凝縮器と、圧縮機と、膨張機構を含み、そのうち蒸発器は、前記蒸発器側空気取入口に隣接して配置され、該凝縮器は、前記凝縮器側空気取入口に隣接するように配置され、該気流案内システムは、組み立てられている蒸発器側ファン、凝縮器側ファン、気流切替え装置を含み、該蒸発器側ファンは、前記蒸発器、蒸発器側空気取入口及び冷却風排出口に隣接するように該気流切替え装置上に取り付けられ、該凝縮器側ファンは、前記凝縮器、凝縮器側空気取入口及び熱気排出口に隣接するように該気流切替え装置上に取り付けられ、該気流切替え装置は、該蒸発器側ファンと凝縮器側ファンとを連通する空気流路を選択的に開閉することを特徴とする。
上述した技術特徴によれば、本考案に係る運転モード切替機能付き移動式空調機は、冷房運転モード及び除湿運転モードを備えており、冷房運転モードに切り替えると、気流切替え装置が、蒸発器側ファンと凝縮器側ファンとの間の空気流路を閉鎖し、除湿運転モードに切り替えると、気流切替え装置が、蒸発器側ファンと凝縮器側ファンとの間の空気流路を開放することを特徴とする。
前記気流切替え装置は、ハウジングと、切替弁と、駆動装置と、導流カバーを含み、
前記蒸発器側ファン及び凝縮器側ファンは、前記ハウジング上に取り付けられ、
前記切替弁は、前記ハウジング上に取り付けられ、前記蒸発器側ファンと凝縮器側ファンとの間の前記空気流路を切り替えるために用いられ、
前記駆動装置は、前記ハウジング上に取り付けられると共に、前記切替弁と駆動連結され、
前記導流カバーは、前記ハウジング上に取り付けられると共に、該ハウジングとの間に上分割流路が形成され、該上分割流路は、前記蒸発器側ファンの受入空間及び前記凝縮器側ファンの受入空間と選択的に連通し、
前記冷房運転モードでは、前記上分割流路が前記切替弁により遮蔽され、前記除湿運転モードでは、該上分割流路が該切替弁により開放されることを特徴とする。
前記ハウジングは、該ハウジングの片側に凹むように形成される凝縮器側空間と、一端が該凝縮器側空間に連通し、他端が前記熱気排出口に連通する熱風流路を有し、
前記凝縮器側ファンは、該凝縮器側空間内に配置され、前記凝縮器は、該凝縮器側空間の外側に配置され、前記凝縮器側空気取入口は、該凝縮器の外側に配置されることを特徴とする。
前記ハウジングは、前記凝縮器側空間が形成される側と反対する側に形成される蒸発器側空間と、該ハウジングの上方側に形成されると共に、該蒸発器側空間に連通する切替開口と、前記冷却風排出口、蒸発器側空間及び切替開口に連通する共通流路を有し、
前記蒸発器側ファンは、該蒸発器側空間内に配置され、前記蒸発器は、該蒸発器側空間の外側に配置され、前記蒸発器側空気取入口は、該蒸発器の外側に配置されることを特徴とする。
前記切替弁は板状部材であって、その一端に枢軸を有し、該枢軸を介して、前記ハウジングにおける前記切替開口の形成位置に枢設され、該切替開口を選択的に開閉し、該枢軸の一端に従動歯車が設置され、前記駆動装置の一端に、該従動歯車と噛み合う駆動歯車が設置されることを特徴とす。
前記カバー組立体は、前記冷却風排出口に隣接するように配置される遮蔽カバーをさらに含み、該遮蔽カバーは、該カバー組立体の縦方向に沿って移動可能に設置され、該冷却風排出口を開閉するために用いられることを特徴とする。
前記切替弁は軟質シート状部材であって、シート本体と、該シート本体の頂面の片側に設置されると共に前記駆動装置と駆動可能に連結されるガイド部と、該シート本体の両側縁に沿って設置される複数の案内部材とを含み、
前記ハウジングにおける前記共通流路の形成位置に二つのガイドレールが設けられ、前記各案内部材は、対応する該ガイドレール内に摺動可能に取り付けられることを特徴とする。
前記ガイド部はラックであり、
前記駆動装置は、駆動歯車と、該駆動歯車と駆動連結される従動歯車を備え、該ガイド部は、該従動歯車と駆動可能に連結されることを特徴とする。
本考案の優れた点は、除湿運転モードに切り替えると、蒸発器側ファンが、乾燥した冷たい空気を高温の凝縮器に導いて温め、その後、乾燥した暖かい空気を熱気排出口から放出することである。これにより、従来の冷房設備が除湿機能を発揮するために、冷房設定温度を室温温度よりも低く設定しなければならないという問題は解消された。従って、本考案は、冷房機能と除湿機能を兼ね備えると共に、除湿運転モードに切り替えても、暖かい空気を放出することができるので、寒い季節でも人に不快感を与えることなく除湿を行うことができる。
本発明の第1の好適な実施例の斜視図である。 本発明の第1の好適な実施例を別の角度から見た斜視図である。 本発明の第1の好適な実施例における分解斜視図である。 本発明の第1の好適な実施例における気流案内システムの分解斜視図である。 本考案の第1の好適な実施例における冷房運転モード時の機器本体の蒸発器側を示す側面図である。 本考案の第1の好適な実施例における除湿運転モード時の機器本体の蒸発器側を示す側面図である。 本考案の第1の好適な実施例における除湿運転モード時の機器本体を示す上面視断面図である。 本考案の第1の好適な実施例における冷房運転モード時の機器本体の凝縮器側を示す側面図である。 本考案の第1の好適な実施例における除湿運転モード時の機器本体の蒸発器側から見た空気の流れを示す模式図である。 本考案の第1の好適な実施例における除湿運転モード時の機器本体の凝縮器側から見た空気の流れを示す模式図である。 本考案の第2の好適な実施例における冷房運転モード時の機器本体の蒸発器側を示す側面図である。 本考案の第2の好適な実施例における除湿運転モード時の機器本体の蒸発器側から見た空気の流れを示す模式図である。 本考案の第3の好適な実施例における冷房運転モード時の機器本体の蒸発器側を示す側面図である。 本考案の第3の好適な実施例における除湿運転モード時の機器本体の蒸発器側を示す側面図である。 本考案の第3の好適な実施例においての切替弁を示す上面図である。
本考案の技術特徴及び実用的な効果を深く理解できるように、且つ考案の内容に従って実現できるように、図面に示す好適な実施形態によって、以下のとおり詳細に説明する。
図1から図3は、本考案に係る運転モード切替機能付き移動式空調機の第1の好適な実施例を示したものであり、当該運転モード切替機能付き移動式空調機は、カバー組立体10及び機器本体20を備える。
前記カバー組立体10は、熱気排出口111を有する天面カバー11と、冷却風排出口121及び遮蔽カバー122を有する前蓋12と、蒸発器側空気取入口131を有する蒸発器側カバー13と、凝縮器側空気取入口141を有する凝縮器側カバー14と、底側に複数の車輪151が取り付けられる底蓋15を備える。前記遮蔽カバー122は、前記カバー組立体10の縦方向に沿って移動可能に設置され、前記冷却風排出口121を開閉するために用いられるものであるが、ここでの遮蔽カバー122は従来技術であるので、その特徴や詳しい構造についての説明は省略する。前記カバー組立体10は、前記天面カバー11と前蓋12と蒸発器側カバー13と凝縮器側カバー14と底蓋15とに囲まれた内部空間を有し、前記蒸発器側空気取入口131、凝縮器側空気取入口141、熱気排出口111及び冷却風排出口121は、当該内部空間と連通する。尚、本実施例においての、蒸発器側空気取入口131、凝縮器側空気取入口141、熱気排出口111及び冷却風排出口121は柵状板であるが、これに限定されるものではない。
図3及び図4に示すように、前記機器本体20は、前記カバー組立体10の内部空間内に設置される冷媒循環システム21及び気流案内システム22を備え、該冷媒循環システム21は、互いに連通する蒸発器211と、凝縮器212と、圧縮機213と膨張機構214を含み、そのうち蒸発器211及び凝縮器212は、該機器本体20の相対する両側に取り付けられ、該圧縮機213及び膨張機構214は、該機器本体20の底側に取り付けられる。尚、ここでの冷媒循環システム21は従来技術であるので、その特徴や詳しい構造についての説明は省略する。
図3~図5及び図8に示すように、前記気流案内システム22は、気流切替え装置23と、蒸発器側ファン24と、凝縮器側ファン25を含む。前記気流切替え装置23は、ハウジング26と、切替弁27と、駆動装置28と、導流カバー29を備え、該ハウジング26は、前記カバー組立体10の内部空間に取り付けられると共に、蒸発器側空間261と、切替開口262と、共通流路263と、凝縮器側空間264と、熱風流路265を有し、該蒸発器側空間261は、該ハウジング26の片側に凹むように形成されており、該切替開口262は、該ハウジング26の上方側に形成されると共に、該蒸発器側空間261と連通しており、該共通流路263は、該蒸発器側空間261、冷却風排出口121及び切替開口262を連通する三方向通路であり、該凝縮器側空間264は、該ハウジング26における蒸発器側空間261が形成される側と反対する側に凹むように形成されており、該熱風流路265は、一端が該凝縮器側空間264と連通し、他端は前記熱気排出口111と連通している。
図4~図7に示すように、前記切替弁27は板状部材であって、片側で前記ハウジング26における切替開口262の形成位置に枢接されるものである。具体的に述べると、該切替弁27の一側に、一端に従動歯車272を有する枢軸271が設けられ、前記駆動装置28は、前記ハウジング26内に設置されるモータであって、その一端に前記従動歯車272と噛み合う駆動歯車281を有し、該駆動装置28からの駆動により、該駆動歯車281が該従動歯車272を駆動し、該切替弁27が該切替開口262を開閉する動作を行うが、これに限定されるものではなく、切替弁27の作動方法は必要に応じて任意に設計することができる。
前記導流カバー29は、内部に導流空間291を有するカバーケースであって、該導流空間291のある側において、前記ハウジング26の上方側を覆うように取り付けられ、これにより、該導流空間291とハウジング26との間に、一方側が切替開口262と連通し、他方側が凝縮器側空間264と連通する上分割流路292が設けられる。
図4、図5及び図8に示すように、前記蒸発器側ファン24は、前記蒸発器側空間261内に取り付けられ、前記蒸発器211は、該蒸発器側空間261の外側に配置され、前記蒸発器側カバー13は、該蒸発器211を覆うように該蒸発器211の外側に取り付けられ、該蒸発器側カバー13の蒸発器側空気取入口131は、該蒸発器211の外側に位置する。一方で、前記凝縮器側ファン25は、前記凝縮器側空間264内に取り付けられ、前記凝縮器212は、該凝縮器側空間264の外側に配置され、前記凝縮器側カバー14は、該凝縮器212を覆うように該凝縮器212の外側に取り付けられ、該凝縮器側カバー14の凝縮器側空気取入口141は、該凝縮器212の外側に位置する。前記気流切替え装置23は、前記蒸発器側ファン24と凝縮器側ファン25との間に設置され、該蒸発器側空間261と凝縮器側空間264との間に、前記共通流路263と上分割流路292とを連通する空気流路が形成される。
本考案に係る運転モード切替機能付き移動式空調機は、冷房運転モード及び除湿運転モードを有し、図5及び図8に示すように、本考案が冷房運転モードである場合、前記切替弁27は、前記切替開口262を開放する状態となって、前記上分割流路292は閉鎖状態となり、また、前記遮蔽カバー122は、前記冷却風排出口121を開放する。すると、前記蒸発器側ファン24により第1外気が、前記蒸発器側空気取入口131から導入されて、前記蒸発器211を通過し、乾燥した冷たい空気となって、前記冷却風排出口121から室内に戻される。一方、前記凝縮器側ファン25から導入された第2外気は、前記凝縮器側空気取入口141を通って、前記凝縮器212を通過し、暖かい空気となって、前記熱気排出口111から放出される。尚、ここでの熱気排出口111は、別途用意する配管(図示せず)に接続されることにより、熱気を室外に放出する。上述した内容からも分かるように、本考案が冷房運転モードでの場合、導入された第1外気、第2外気は、互いに連通しない経路を経由している。
図6、図7、図9及び図10に示すように、本考案が除湿運転モードである場合、前記切替弁27は前記切替開口262を開放する状態となり、前記上分割流路292は前記蒸発器側ファン24の受入空間及び前記凝縮器側ファン25の受入空間と連通するようになり、前記遮蔽カバー122は前記冷却風排出口121を閉鎖し、すると、該蒸発器側ファン24により導入された室内空気が、前記蒸発器側空気取入口131、蒸発器211、切替開口262、上分割流路292及び凝縮器212を順に通過し、乾燥した暖かい空気となり、前記熱気排出口111から再び室内に戻される。本考案に係る運転モード切替機能付き移動式空調機は、除湿運転モードに切り替える場合、蒸発器側ファン24が、乾燥した冷たい空気を高温の凝縮器212に導いて温め、その後、乾燥した暖かい空氣を熱気排出口111から放出することである。これにより、従来の冷房設備が除湿機能を発揮するために、冷房設定温度を室温温度よりも低く設定しなければならないという問題は解消された。従って、本考案は、冷房機能と除湿機能を兼ね備えると共に、除湿運転モードに切り替えても、暖かい空気を放出することができるので、寒い季節でも人に不快感を与えることなく除湿を行うことができる。
図11に示すように、本考案の第2の好適な実施例は、第1の好適な実施例とほぼ同じであるが、第2の好適な実施例においての機器本体20Aのハウジング26Aにおける共通流路263Aに隣接する開口の幅が狭くなった点において相違している。詳しく説明すると、本考案に係る運転モード切替機能付き移動式空調機が冷房運転モードである場合、前記切替弁27は、前記切替開口262Aを完全に閉鎖した状態となる。ここまでは第1の好適な実施例と同じであるが、さらに図12に示すように、本考案が除湿運転モードである場合、該切替弁27は前記冷却風排出口121を完全に閉鎖した状態となり、これにより、第1の好適な実施例と比べて、より多くの空気を前記上分割流路292に導入することができる。
図13及び図15に示すように、本考案の第3の好適な実施例は、第1の好適な実施例とほぼ同じであるが、第3の好適な実施例においての機器本体20Bの構成要素が異なる点において相違する。また、当該機器本体20Bのハウジング26Bにおける共通流路263Bの形成位置に、二つのガイドレール266Bが対向するように設けられ、該各ガイドレール266は、前記切替開口262の形成位置から前記冷却風排出口121まで屈曲するように延在する。当該機器本体20Bの切替弁27Bは軟質シート状部材であって、シート本体273Bと、該シート本体273Bの頂面の片側に設置されると共に、前記駆動装置28と駆動連結されるガイド部274Bと、該シート本体273Bの両側縁に沿って設置される複数の案内部材275Bを含む。尚、ここでのガイド部274Bはラックであるが、これに限定されるものではない。また、前記各案内部材275Bは、対応する該ガイドレール266B内に摺動可能に装着されており、該ガイド部274Bは、前記従動歯車272と噛み合うように駆動連結されている。図13に示すように、本考案に係る運転モード切替機能付き移動式空調機が冷房運転モードである場合、前記切替弁27Bは、前記切替開口262Bを完全に閉鎖する状態であり、さらに図14に示すように、本考案が除湿運転モードの場合、該切替弁27Bは、前記従動歯車272の駆動により前記冷却風排出口121に移動し、該冷却風排出口121を完全に閉鎖した状態となる。
以上の説明は、本考案の好適な実施形態に過ぎず、本考案に対して何ら限定を行うものではない。本考案について、比較的好適な実施形態をもって上記のとおり開示したが、これは本考案を限定するものではなく、すべての当業者が、本考案の技術構想を逸脱しない範囲において、本考案の技術の本質に基づいて上記の実施形態に対して行ういかなる簡単な修正、変更及び修飾も、依然としてすべて本考案の技術構想の範囲内にある。
10 カバー組立体
11 天面カバー
111 熱気排出口
12 前蓋
121 冷却風排出口
122 遮蔽カバー
13 蒸発器側カバー
131 蒸発器側空気取入口
14 凝縮器側カバー
141 凝縮器側空気取入口
15 底蓋
151 車輪
20、20A、20B 機器本体
21 冷媒循環システム
211 蒸発器
212 凝縮器
213 圧縮機
214 膨張機構
22 気流案内システム
23 気流切替え装置
24 蒸発器側ファン
25 凝縮器側ファン
26、26A、26B ハウジング
261 蒸発器側空間
262、262A 切替開口
263、263A、263B 共通流路
264 凝縮器側空間
265 熱風流路
266B ガイドレール
27 切替弁
271 枢軸
272 従動歯車
273B シート本体
274B ガイド部
275B 案内部材
28 駆動装置
281 駆動歯車
29 導流カバー
291 導流空間
292 上分割流路

Claims (9)

  1. 冷房運転モード及び除湿運転モードを備えた、運転モード切替機能付き移動式空調機であって、カバー組立体と、機器本体とを含み、
    前記カバー組立体は、内部空間を有し、該内部空間に連通すると共に該カバー組立体を貫通するように形成される蒸発器側空気取入口と、冷却風排出口と、凝縮器側空気取入口と、熱気排出口とを含み、
    前記機器本体は、前記カバー組立体の内部空間内に設置される冷媒循環システム及び気流案内システムを含み、該冷媒循環システムは、互いに連通する蒸発器と、凝縮器と、圧縮機と、膨張機構を含み、そのうち蒸発器は、前記蒸発器側空気取入口に隣接して配置され、該凝縮器は、前記凝縮器側空気取入口に隣接するように配置され、該気流案内システムは、組み立てられている蒸発器側ファン、凝縮器側ファン、気流切替え装置を含み、該蒸発器側ファンは、前記蒸発器、蒸発器側空気取入口及び冷却風排出口に隣接するように該気流切替え装置上に取り付けられ、該凝縮器側ファンは、前記凝縮器、凝縮器側空気取入口及び熱気排出口に隣接するように該気流切替え装置上に取り付けられ、該気流切替え装置は、該蒸発器側ファンと凝縮器側ファンとを連通する空気流路を選択的に開閉することを特徴とする運転モード切替機能付き移動式空調機。
  2. 前記気流切替え装置は、ハウジングと、切替弁と、駆動装置と、導流カバーを含み、
    前記蒸発器側ファン及び凝縮器側ファンは、前記ハウジング上に取り付けられ、
    前記切替弁は、前記ハウジング上に取り付けられ、前記蒸発器側ファンと凝縮器側ファンとの間の前記空気流路を切り替えるために用いられ、
    前記駆動装置は、前記ハウジング上に取り付けられると共に、前記切替弁と駆動連結され、
    前記導流カバーは、前記ハウジング上に取り付けられると共に、該ハウジングとの間に上分割流路が形成され、該上分割流路は、前記蒸発器側ファンの受入空間及び前記凝縮器側ファンの受入空間と選択的に連通し、
    前記冷房運転モードでは、前記上分割流路が前記切替弁により遮蔽され、前記除湿運転モードでは、該上分割流路が該切替弁により開放されることを特徴とする請求項1に記載の運転モード切替機能付き移動式空調機。
  3. 前記ハウジングは、該ハウジングの片側に凹むように形成される凝縮器側空間と、一端が該凝縮器側空間に連通し、他端が前記熱気排出口に連通する熱風流路を有し、
    前記凝縮器側ファンは、該凝縮器側空間内に配置され、前記凝縮器は、該凝縮器側空間の外側に配置され、前記凝縮器側空気取入口は、該凝縮器の外側に配置されることを特徴とする請求項2に記載の運転モード切替機能付き移動式空調機。
  4. 前記ハウジングは、前記凝縮器側空間が形成される側と反対する側に形成される蒸発器側空間と、該ハウジングの上方側に形成されると共に、該蒸発器側空間に連通する切替開口と、前記冷却風排出口、蒸発器側空間及び切替開口に連通する共通流路を有し、
    前記蒸発器側ファンは、該蒸発器側空間内に配置され、前記蒸発器は、該蒸発器側空間の外側に配置され、前記蒸発器側空気取入口は、該蒸発器の外側に配置されることを特徴とする請求項3に記載の運転モード切替機能付き移動式空調機。
  5. 前記切替弁は板状部材であって、その一端に枢軸を有し、該枢軸を介して、前記ハウジングにおける前記切替開口の形成位置に枢設され、該切替開口を選択的に開閉し、該枢軸の一端に従動歯車が設置され、前記駆動装置の一端に、該従動歯車と噛み合う駆動歯車が設置されることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の運転モード切替機能付き移動式空調機。
  6. 前記カバー組立体は、前記冷却風排出口に隣接するように配置される遮蔽カバーをさらに含み、該遮蔽カバーは、該カバー組立体の縦方向に沿って移動可能に設置され、該冷却風排出口を開閉するために用いられることを特徴とする請求項5に記載の運転モード切替機能付き移動式空調機。
  7. 前記切替弁は軟質シート状部材であって、シート本体と、該シート本体の頂面の片側に設置されると共に前記駆動装置と駆動可能に連結されるガイド部と、該シート本体の両側縁に沿って設置される複数の案内部材とを含み、
    前記ハウジングにおける前記共通流路の形成位置に二つのガイドレールが設けられ、前記各案内部材は、対応する該ガイドレール内に摺動可能に取り付けられることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の運転モード切替機能付き移動式空調機。
  8. 前記ガイド部はラックであり、
    前記駆動装置は、駆動歯車と、該駆動歯車と駆動連結される従動歯車を備え、該ガイド部は、該従動歯車と駆動可能に連結されることを特徴とする請求項7に記載の運転モード切替機能付き移動式空調機。
  9. 前記カバー組立体は、前記冷却風排出口に隣接するように配置される遮蔽カバーをさらに含み、該遮蔽カバーは、該カバー組立体の縦方向に沿って移動可能に設置され、該冷却風排出口を開閉するために用いられることを特徴とする請求項8に記載の運転モード切替機能付き移動式空調機。
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