JPH088234Y2 - サン・ルームなどの日よけスクリーン - Google Patents

サン・ルームなどの日よけスクリーン

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JPH088234Y2
JPH088234Y2 JP3798489U JP3798489U JPH088234Y2 JP H088234 Y2 JPH088234 Y2 JP H088234Y2 JP 3798489 U JP3798489 U JP 3798489U JP 3798489 U JP3798489 U JP 3798489U JP H088234 Y2 JPH088234 Y2 JP H088234Y2
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roller
pulley
winding
wire
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智士 大関
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株式会社協和興業
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上に利用分野 本考案は、サン・ルームなどの日よけスクリーンに関
するものである。
従来の技術 最近、店舗や一般住宅などの一部の部屋の天井部を、
例えば、アルミニウム製などの枠にガラス板などの透明
板を嵌め込むことにより構成された屋根により被覆し、
サン・ルームを構成することが多く行われ、これによ
り、太陽光線がガラス板などを透過してサン・ルーム内
に直接に到達するようにすることが広く行われている。
これに伴い、光線量を調節するために種々の方式の日
よけスクリーンを、屋根を構成しているガラス板などの
上部に設置することが一般的に行われるようになってい
る。
このような日よけスクリーンの一つの形式として、既
に、本願出願人は、「サン・ルームの日よけスクリー
ン」を提案している(実開昭62−75139号公報参
照))。
この既提案のサンルームの日よけスクリーンは、第4
図および第5図に示されているように、 「布状のスクリーン本体23と、 布状のスクリーン本体23の奥行方向の基端縁をつか
み、布状のスクリーン本体23を巻き取る巻き取りローラ
24と、 布状のスクリーン本体23の奥行方向の先端縁をつか
み、巻き取りローラ24と平行な先端部材25と、 先端部材25の間口方向の両端部にそれぞれ間口方向に
スライド可能に取り付けられた中空のスライド部材34
と、 布状のスクリーン本体23の両側縁で奥行方向をなして
設けられ、スライド部材34の奥行方向の移動の案内をす
る一対のガイドレール26と、 巻き取りローラ24の左右両側に取り付けられたワイヤ
巻き取りプーリ27にそれぞれ一端が連結され、布状のス
クリーン本体23の巻き取りローラ24の上における巻き取
り方向と逆向きに巻き取られた後、ガイドレール26の先
端近傍に取り付けたプーリ38に巻回され、その後に、ス
ライド部材34の内部に先端が導かれてガイドレール26と
平行するワイヤ28と、 スライド部材34の内部に間口方向に伸縮可能に収容さ
れ、一端はライド部材34内で方向を間口方向に変えて導
かれたワイヤ28の端部に連結されたスプリング29と、 巻き取りローラ24にプーリ27と一体的に組み付けら
れ、巻き取りローラ24及びプーリ27を回転駆動するため
のモータ30と」 から構成されることを特徴としている。
そして、この既提案の日よけスクリーンは、その構成
から分かるきょうに、巻き取りローラ24及びプーリ27を
モータ30により一体的に回転駆動させると、巻き取りロ
ーラ24へのスクリーン本体23の巻回方向とプーリ27への
ワイヤ28の巻回方向とが相互に逆方向となっているの
で、スクリーン本体23を送り出せば必然的にワイヤ28が
巻き取られ、また、スクリーン本体23を巻き取れば必然
的にワイヤ28が送り出され、更に、このワイヤ28にはス
プリング29により、常時、張力が加えられているので、
布製などであるスクリーン本体23を緊張状態の下に置
き、スクリーン本体にたるみなどの生ずることなく、巻
き取りローラ24から繰り出しおよび巻取ができるもので
ある。
このような既提案のサン・ルームの日よけスクリーン
は、従来、この種の日よけスクリーンにおいて、ワイヤ
28に張力を与えるためのスプリングが外部に露出してい
るため、スクリーンの外観を損じたり、スプリングを腐
食させるなどの欠点があったのを、スプリングを先端部
材25の内部に位置させ、先端部材の開放端部にスライド
可能に配置した、各スライド部材34の中に収容すること
により解決したものである。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、この既提案の日よけスクリーンにあっ
ては、一対のスプリングを使用しているため構造がやや
複雑である外に、両方のスプリングの付勢により各ワイ
ヤに加えた張力に差が生じる場合に、スクリーン本体の
左右の縁に与える張力に差が生じ、そのため、スクリー
ン本体の開閉操作の際にスクリーンの片寄りなどの不具
合を生ずることが発見された。
そこで、本考案は、既提案の日よけスクリーンにおけ
るこのような欠点を除去し、スクリーン本体の引き出し
や巻取に際し、スクリーン本体にたるみが生じることな
く、かつ左右の縁に張力の差が生じない、改良されたサ
ン・ルームなどの日よけスクリーンを得ることを目的と
するものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案は、スクリーン本
体と、このスクリーン本体の基端縁が固着されている巻
き取りローラと、この巻き取りローラと平行に配置さ
れ、スクリーン本体の先端縁が固着されている中空箱状
の先端部材と、この先端部材を案内するために先端部材
および巻き取りローラの両側に配置された1対の平行な
ガイドレールとから成るサン・ルームなどの日よけスク
リーンにおいて、巻き取りローラの一端部には、テンシ
ョン・プーリ・ユニットを介して、巻き取りプーリを取
り付け、この巻き取りプーリにワイヤの一端をスクリー
ン本体の巻回方向と逆方向に巻回して固着し、また、巻
き取りローラの他端部には、この巻き取りローラを回動
するためのモータと、このモータにより回動される巻き
取りプーリを設け、この巻き取りプーリにワイヤの他端
をスクリーン本体の巻回方向と逆方向に巻回して固着
し、このワイヤに前記テンション・プーリ・ユニットに
より常時巻取方向の張力を加えるとともに、このワイヤ
を、一方のガイドレールの先端近傍に取り付けた転向プ
ーリに巻回し、前記先端部材の両端部案内ローラを経て
他方のガイドレールの先端近傍に取り付けた転向プーリ
に巻回したものである。
作用 本考案は、巻き取りローラの一端部には、テンション
・プーリ・ユニットを介して、巻き取りプーリを取り付
け、この巻き取りプーリにワイヤの一端をスクリーン本
体の巻回方向と逆方向に巻回して固着し、また、巻き取
りローラの他端部には、この巻き取りローラを回動する
ためのモータと、このモータにより回動される巻き取り
プーリを設け、この巻き取りプーリにワイヤの他端をス
クリーン本体の巻回方向と逆方向に巻回して固着し、こ
のワイヤに前記テンション・プーリ・ユニットにより常
時巻取方向の張力を加えるとともに、このワイヤを、一
方のガイドレールの先端近傍に取り付けた転向プーリに
巻回し、前記先端部材の両端部案内ローラを経て他方の
ガイドレールの先端近傍に取り付けた転向プーリに巻回
したので、常時付勢されているただ一本のワイヤを使用
して、左右均等の張力でスクリーン本体を引き出し、巻
き取るので、スクリーン本体にたるみが生じないばかり
でなく、左右の縁に張力の不均衡に原因する不都合の生
じることもない。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1〜3図にしめされたサ
ン・ルームなどの日よけスクリーンに基づいて詳細に説
明する。
前述したように、本考案は、本願出願人が既に提案し
たサン・ルームなどの日よけスクリーンに関するもの
で、その基本構成はその日よけスクリーンと実質的に同
一である。
そこで、本考案と既提案の日よけスクリーンとの比較
を容易とするために、両者の間における同一ないしは類
似の構成要素については、可能である限り既提案のもの
と同一の参照数字及び名称を使用して説明する。
まず、第1図は、本考案の一実施例を示す分解斜視図
である。同図に示すように、この日よけスクリーン20
は、長方形状を有する布製のスクリーン本体23と、その
スクリーン本体の短い辺の一つを形成している上端縁、
すなわち、サン・ルームなどの屋根の上部で、その奥行
方向すなわち長手方向の端縁が固着されている、その開
口方向すなわち幅方向に配置された、スクリーン本体23
を巻き取るための巻き取りローラ24とからなっている。
また、スクリーン本体23の他の短い辺を形成している下
端縁には、巻き取りローラ24と平行に配置された先端部
材25が固着されている。この先端部材25の両端部には、
各一対のランナ34dが回転自在に取り付けられている。
これら先端部材25と巻き取りローラ24の両側には、サン
・ルームなどの屋根の上で、その奥行方向に向かって開
口方向に対して平行に間隔を置いた、横断面がほぼ中空
長方形状をした一対のガイドレール261,262が設置され
ている。この一対のガイドレール(261,262)の対向す
る側壁内部に予め開けられた開口部に、上記各一対のラ
ンナ34dが差し込まれ、各ライナ34dの根本部に形成され
た係合溝34cを、ガイドレール261,262の開口部の下縁
を形成しているレール部26aに係合させることにより、
先端部材25は、ガイドレール261,262に沿って、その長
手方向すなわち奥行方向に移動自在である。
また、巻き取りローラ24の各端部には、それぞれ、各
端部から突出するように同軸にワイヤ巻き取りプーリ27
1,モータ30が配置されており、巻き取りプーリ271はそ
こから同軸に突出して設けられたピボット270を介して
回動可能にガイドレール261の固定部材260に支承され、
モータ30はそのスタータである軸の延長部がピボット27
0として、ガイドレール262の固定部材260に固定され、
巻き取りローラ24とそれと一体の巻き取りプーリ272
そのロータで支持しているが、その詳細については後に
説明をする。
更に、これらの巻き取りプーリ271,272の内の一方の
巻き取りプーリ271の周辺には、一本のワイヤ28の一端
が、巻き取りローラ24に巻き取られるスクリーン本体の
巻回方向とは反対の巻回方向となるように固着されてい
る。このワイヤ28は、巻き取りプーリ271側のガイドレ
ール261あるいは固定部材260に、適宜な手段により回転
自在に取り付けた誘導プーリ50を経て、ガイドレール26
1の中空内部を案内され、ガイドレールの下端近傍に回
転自在に取り付けた転向プーリ381によりその方向を180
°転向した後、中空箱状の先端部材25の一端部近くにお
いて、一端部に垂直軸回りに回転自在に取り付けた案内
プーリ511によりその方向を90°転向されてその内部に
案内され、先端部材25の他端部近くまで導かれ、他端部
に同様に配置された他の案内プーリ512によりその方向
を90°転向され、その後、他側のガイドレール262の下
端近傍に、一方のガイドレール261に取り付けた転向プ
ーリ381と対向して取り付けられた他の転向プーリ382
より、方向を再び180°転向された後、この他のガイド
レール262の中空内部を案内され、巻き取りローラ24の
方へ導かれる。そして、巻き取りローラの他端部に固定
された巻き取りプーリ272に、このワイヤ28の他端が、
巻き取りローラ24にスクリーン本体の巻回方向とは反対
の巻回方向となるように巻回、固着されている。
このように、ただ一本のワイヤ28が、一方の巻き取り
プーリ271から、先端部材25の両端部の案内ローラ511
よび512を介してその中空内部を通り、他方の巻き取り
プーリ272まで導かれている。なお、第1図において、
参照数字30は、巻き取りローラ24を回転駆動するための
モータを示しており、このモータ30は、巻き取りローラ
24の内部に巻き取りプーリ272側から差し込まれると共
に、その回転子(ロータ)が巻き取りローラ24および巻
き取りプーリ272に固着され、その固定子(ステータ)
が固定部材260に固定されている。
ここまでは、本考案の一実施例の概略を説明をして来
たが、次に、本考案の特徴とする巻き取りローラ24の詳
細を、第2図に基づいて説明する。
以上の説明においては、巻き取りローラ24の各端部に
巻き取りプーリ271及び272が、それぞれ直接的に取り付
けられているとして説明をしたが、実際には、第2図に
示されるように、一方の巻き取りプーリ271は、巻き取
りローラ24の内部の一端に差し込まれ、この巻き取りロ
ーラ24に固着されているテンション・プーリ・ユニット
60のテンション軸61の端部に取り付けられている。テン
ション・プーリ・ユニット60は、テンション軸61と、こ
のテンション軸61に一端が固着され、他端が巻き取りロ
ーラ24への固着部に固着されたコイルばね62とからなっ
ており、ねじり状態にあるコイルばね62によりテンショ
ン軸61は回動するように付勢されている。一方、巻き取
りプーリ271のピボット270は、固定部材260に設けた軸
受に回転可能に支承され、したがって、巻き取りプーリ
271は、テンション・プーリ・ユニット60のコイルばね6
2の付勢をうけながら巻き取りローラ24と一緒に回転す
ることとなる。なお、巻き取りローラ24を回転するため
のモータ30の固定子の延長であるピボット270の首部が
角軸であるので、必要のある場合には、この首部を工具
によりテンション軸61に対して回転させてから固定部材
260に支持させることにより、テンション・プーリ・ユ
ニット60のコイルばね62のねじり力を調整することが可
能である。これにより巻き取りプーリ271の巻き取り方
向への付勢力が調整され、ワイヤの張力、すなわちスク
リーン本体の張力を調整できる。
また、巻き取りプーリ272は、先に説明したように、
巻き取りローラ24の他端部から差し込まれ、モータ30の
回転子に固着された巻き取りローラ24にテンション・プ
ーリ・ユニット60を介して連結されている。したがっ
て、モータ30の筒状の回転子が回転すると、この回転子
に固着された巻き取りローラ24及び巻き取りプーリ272
が回転し、巻き取りローラに固着したテンション・プー
リ・ユニット60と、そしてこのテンション・プーリ・ユ
ニット60のコイルばね62により連結されたテンション軸
61に取り付けられた巻き取りプーリ271を一緒に回転さ
せる。
本考案の一実施例である、サン・ルームの日よけスク
リーンの作動を説明すると次のようになる。
先ず、スクリーン本体23が巻き取りローラ24の上に巻
き取られて、サン・ルームなどの屋根を開放している時
に、これを閉鎖したい場合には、モータ30を電源に接続
し、その回転子を回転させると、巻き取りローラ24とそ
れに取り付けられた巻き取りプーリ272が回転し、次い
で、コイルばね62を介して連結されている巻き取りプー
リ271が回転する。第3図に示されるように、ワイヤ28
が巻き取りプーリ271および272によって矢印Aの方向に
巻き取られると、スクリーン本体23は同時に巻き取りロ
ーラ24から繰り出される。これは、巻き取りローラ24へ
のスクリーン本体23の巻回方向と、巻き取りプーリ2
71,272へのワイヤ28の巻回方向とが相互に逆方向にな
っているので、巻き取りローラ24の回転によりスクリー
ン本体23が送り出されれば、巻き取りプーリ271,272
回転によりワイヤ28が巻き取られる関係にあるからであ
る。このワイヤ28の巻取は、テンション・プーリ・ユニ
ット60のコイルばね62の付勢下に行われるので、ワイヤ
28がゆるむことはなく、したがってスクリーン本体23の
たるむこともない。ところで、一端を巻き取りプーリ27
1に巻回したワイヤ28は、誘導プーリ50及び転向プーリ3
81を経て先端部材25の中空内部を、この先端部材内部に
設置された案内プーリ511,512により案内された後、他
の転向プーリ382を経て巻き取りローラ24の他端部を固
着された巻き取りプーリ272にその他端を巻回されてい
るので、ワイヤ28は巻き取りプーリ271,272にテンショ
ン・プーリ・ユニット60の付勢力下に巻き取られ、先端
部材25の各端部のランナ34dが、この巻き取りに伴って
ガイドレール261,262上を均等な力で案内され、巻き取
りローラ24から離れるように移動する。すなわち、巻き
取りローラ24からのスクリーン本体の送り出しにより、
スクリーン本体23は矢印Bの方向に屋根を閉鎖するよう
に移動する。ワイヤ28はただ一本であり、ただ一組のテ
ンション・プーリ・ユニット60により所定の張力の下に
保持されるので、スクリーン本体の移動中、スクリーン
本体23は、先端部材25を介して緊張状態に維持され、左
右への片寄りやたるみなどの生ずることは無い。
また、逆に、屋根を閉鎖しているスクリーン本体23を
開放するには、モータ30を矢印方向Aとは反対方向に回
転駆動すれば良い。この場合にも、ワイヤ28は、テンシ
ョン・プーリ・ユニット60により所定の張力を与えられ
ているので、巻き取りローラ24の回転により巻き取られ
るスクリーン本体23は、先端部材を介して緊張状態のま
ま左右の片寄りもなく、矢印方向Bとは反対方向に移動
し屋根を開放する。
なお、上記では、本考案による日よけスクリーンを、
サン・ルームなどに使用するものとし、しかも、スクリ
ーン本体23の巻き取りローラ24を、屋根の奥行方向の先
端部すなわち上端部に設置するものとして説明をした
が、これと反対に、巻き取りローラ24を屋根の下端部に
設置し、先端部材25を屋根の上端部材に向かって移動自
在とすることも可能である。
また、本考案による日よけスクリーンは、このような
サン・ルームに限定されることなく、ワイヤに常時加わ
っている張力によりスクリーン本体23が常時緊張状態に
あるので、風よけ用のスクリーンとしても、他の種々の
分野に使用されることのできることは、明らかなところ
である。
考案の効果 本考案は、一本のワイヤにテンション・プーリ・ユニ
ットを使用し、このテンション・プーリ・ユニットに一
方の巻き取りプーリを取り付け、この巻き取りプーリに
ワイヤの一端を固着すると共に、他方の巻き取りプーリ
にワイヤの他端を固着することにより、テンション・プ
ーリ・ユニットにより巻き取りプーリを巻き取り方向に
付勢して、一本のワイヤに常時一定の張力が加わるよう
にしたので、開閉操作の際、スクリーン本体に片寄りな
どの不具合を生ずることがない。
また、ただ一組のテンション・プーリ・ユニットとた
だ一本のワイヤとを使用しただけなので、日よけスクリ
ーンの構成を簡易化することができ、しかも、これをス
クリーン巻き取りローラの内部に設置することにより、
ワイヤの張力の調節が容易にできる。
また、ただ一組のテンション・プーリ・ユニットとた
だ一本のワイヤを使用しただけなので、何らの精密な調
整をも必要としないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す全体の分解配置斜視
図、 第2図は、そのスクリーン本体の巻き取りローラを断面
図により示した平面図、 第3図は、その作動を示す説明図、 第4図は、先考案による日よけスクリーンを示す第1図
と同様の分解斜視図、 第5図は、その先端部材の一部を示す拡大断面図であ
る。 20…日よけスクリーン、23…スクリーン本体、25…先端
部材、261,262…ガイドレール、271,272…巻き取りプ
ーリ、28…ワイヤ、30…モータ、381,382…転向プー
リ、50…誘導プーリ、511,512…案内プーリ、60…テン
ション・プーリ・ユニット、61…テンション軸、62…コ
イルばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリーン本体と、このスクリーン本体の
    基端縁が固着されている巻き取りローラと、この巻き取
    りローラと平行に配置され、スクリーン本体の先端縁が
    固着されている中空箱状の先端部材と、この先端部材を
    案内するために先端部材および巻き取りローラの両側に
    配置された1対の平行なガイドレールとから成るサン・
    ルームなどの日よけスクリーンにおいて、巻き取りロー
    ラの一端部には、テンション・プーリ・ユニットを介し
    て、巻き取りプーリを取り付け、この巻き取りプーリに
    ワイヤの一端をスクリーン本体の巻回方向と逆方向に巻
    回して固着し、また、巻き取りローラの他端部には、こ
    の巻き取りローラを回動するためのモータと、このモー
    タにより回動される巻き取りプーリを設け、この巻き取
    りプーリにワイヤの他端をスクリーン本体の巻回方向と
    逆方向に巻回して固着し、このワイヤに前記テンション
    ・プーリ・ユニットにより常時巻取方向の張力を加える
    とともに、このワイヤを、一方のガイドレールの先端近
    傍に取り付けた転向プーリに巻回し、前記先端部材の両
    端部案内ローラを経て他方のガイドレールの先端近傍に
    取り付けた転向プーリに巻回したことを特徴とするサン
    ・ルームなどの日よけスクリーン。
JP3798489U 1989-04-03 1989-04-03 サン・ルームなどの日よけスクリーン Expired - Lifetime JPH088234Y2 (ja)

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