JPH0882226A - 空気冷却器 - Google Patents

空気冷却器

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Publication number
JPH0882226A
JPH0882226A JP21862394A JP21862394A JPH0882226A JP H0882226 A JPH0882226 A JP H0882226A JP 21862394 A JP21862394 A JP 21862394A JP 21862394 A JP21862394 A JP 21862394A JP H0882226 A JPH0882226 A JP H0882226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
trap
air cooler
tank
air
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP21862394A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Ogasawara
憲雄 小笠原
Hirotsugu Yashiro
裕嗣 八代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP21862394A priority Critical patent/JPH0882226A/ja
Publication of JPH0882226A publication Critical patent/JPH0882226A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドレントラップの作動頻度が減少してドレン
トラップの損耗が防止されるとともにドレンタンク内に
おける保有水の波動が防止されて水位が変動しなくなる
ことなどを目的とする。 【構成】 ドレンの排出口から圧力差により開閉するド
レントラップを介して内部に生ずるドレンを排出する空
気冷却器におけるドレンの排出口とドレントラップとの
間にドレンタンクを介装するとともにドレンの排出口と
ドレンタンクとの間に仕切板を設けてドレンの排出口を
所定の大きさを残して塞ぐように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばガスタービンの
空気圧縮機などに適用される空気冷却器に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は例えばガスタービンの空気圧縮機
などに使用されている従来の空気冷却器の説明図であ
る。図において、ガスタービンの空気圧縮機が吸入する
大気中の空気には僅かながら水蒸気が含まれており、空
気圧縮機の圧力比を上げるために予め吸込む空気を冷却
する場合、或いは圧縮過程で昇温した空気を冷却する場
合などには空気冷却器1を用いて空気を冷却している。
水蒸気を含む空気が冷却されると水蒸気が凝縮してドレ
ンが発生し、空気冷却器1の底部に溜まる。このため、
空気冷却器1にはドレンの排出口10が設けられてお
り、この排出口10にドレン管7を接続して起動時や停
止時などのようにドレンの発生量が少ない場合には、図
2(a)に示すようにこのドレン管7の先端に圧力差L
により図示しない弁体が開いてドレンを排出させるドレ
ントラップ21を設けてドレンを自動的に排出するよう
にしている。また、常時ドレンが発生する場合には、同
図(b)に示すようにこのドレン管7の先端にドレンの
水位調節計22を取付け、空気冷却器1内のドレンの量
が規定水位を越えた場合に、水位制御弁23を開いてド
レンを排出するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
空気冷却器においては空気冷却器内で凝縮するドレンの
排出をドレントラップ21、或いはドレンの水位制御弁
23により行っているが、ドレントラップ21による場
合は使用頻度が多くなると圧力差Lでドレンを排出する
構造のためにドレントラップ21の損耗が激しく、耐用
寿命が短く信頼性にも欠ける。また、ドレンの水位制御
弁23による場合は制御系統が複雑化する欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る空気冷却器
は上記課題の解決を目的にしており、ドレンの排出口か
ら圧力差により開閉するドレントラップを介して内部に
生ずるドレンを排出する空気冷却器において、上記ドレ
ンの排出口と上記ドレントラップとの間にドレンタンク
を介装した構成を特徴とする。
【0005】また、本発明に係る空気冷却器は、ドレン
の排出口から圧力差により開閉するドレントラップを介
して内部に生ずるドレンを排出する空気冷却器におい
て、上記ドレンの排出口と上記ドレントラップとの間に
ドレンタンクを介装するとともに上記ドレンの排出口と
上記ドレンタンクとの間に上記ドレンの排出口を所定の
大きさを残して塞ぐ仕切板を設けた構成を特徴とする。
【0006】
【作用】即ち、本発明に係る空気冷却器においては、ド
レンの排出口から圧力差により開閉するドレントラップ
を介して内部に生ずるドレンを排出する空気冷却器にお
けるドレンの排出口とドレントラップとの間にドレンタ
ンクが介装されており、ドレンタンクが発生したドレン
をドレンタンクの容量分だけ保有することによりドレン
タンクの容量分だけ排出時間が延びてドレントラップの
作動頻度が減少する。
【0007】また、本発明に係る空気冷却器において
は、ドレンの排出口から圧力差により開閉するドレント
ラップを介して内部に生ずるドレンを排出する空気冷却
器におけるドレンの排出口とドレントラップとの間にド
レンタンクが介装されるとともにドレンの排出口とドレ
ンタンクとの間に仕切板が設けられドレンの排出口を所
定の大きさを残して塞ぐようになっており、ドレンタン
クが発生したドレンをドレンタンクの容量分だけ保有す
ることによりドレンタンクの容量分だけ排出時間が延び
ドレントラップの作動頻度が減少する。また、ドレンの
排出口が仕切板によって所定の大きさを残して塞がれる
ことによりドレンタンク内における空気の流れによる保
有水の波動が防止されて水位が変動しなくなる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る空気冷却器の
説明図である。図において本実施例に係る空気冷却器は
例えばガスタービンの空気圧縮機などに使用されるもの
で、空気冷却器1内を流れる空気はノズル9aから入
り、冷却されてノズル9bから流出する。また、冷却水
はノズル9cから水室2内に入り、冷却管3を通って空
気を冷却した後に再び水室2内に戻り、ノズル9dから
流出するようになっている。図における符号4はドレン
のセパレータである。
【0009】空気圧縮機が吸入する大気中の空気には僅
かながら水蒸気が含まれており、空気圧縮機の圧力比を
上げるために予め吸込む空気を冷却する場合、或いは圧
縮過程で昇温した空気を冷却する場合などには空気冷却
器を用いて空気を冷却する。水蒸気を含む空気が冷却さ
れると水蒸気が凝縮してドレンが発生し、空気冷却器の
底部に溜まる。このため、本空気冷却器には図に示すよ
うにドレンの排出口10が設けられており、このドレン
の排出口10にはドレンタンク5が排出口10を所定の
大きさを残して塞ぐ仕切板6を介して設けられている。
ドレンタンク5にはドレン管7が取付けられ、ドレン管
7の先端にはドレントラップ8が取付けられている。こ
のドレントラップ8はドレンタンク5の水面とドレント
ラップ8との間の水頭Lがドレン排出水頭になるとドレ
ントラップ8内のフロートが作動してドレンを排出する
ようになっている。ドレンの排出中はフロートが開状態
になっているように機械的に、或いはセンサーにより一
定時間保持される。これによりドレンが完全に排出され
て水頭Lが下がるとフロートが閉じるようになってい
る。ドレントラップ8は自動的にこの作動を間欠的に繰
返えす。
【0010】このように、本空気冷却器においては空気
冷却器1のドレンの排出口10に仕切板6を介してドレ
ンタンク5を設け、このドレンタンク5にドレン管7を
装着してその先端に圧力差により開閉するドレントラッ
プ8を取付けており、ドレンタンク5が発生したドレン
量をドレンタンク5の容量分だけ保有することにより、
ドレントラップ8の排出量が従来と同一でもドレンタン
ク5の水面とドレントラップ8との間の水頭Lがドレン
排出水頭と同じになるまで排出されずにドレンタンク5
の容量分だけ排出時間を延ばすことができ、ドレントラ
ップ8の作動回数が少なくなる。また、空気冷却器1の
ドレンの排出口10に仕切板6を取付けたことにより、
ドレンタンク5内における空気の流れによる保有水の波
動が防止されて水位が変動しなくなる。
【0011】従来の空気冷却器においては空気冷却器内
で凝縮するドレンの排出をドレントラップ、或いはドレ
ンの水位制御弁により行っているが、ドレントラップに
よる場合は使用頻度が多くなると圧力差でドレンを排出
する構造のためにドレントラップの損耗が激しく、耐用
寿命が短く信頼性にも欠ける。また、ドレンの水位制御
弁による場合は制御系統が複雑化する欠点がある。これ
に対し、本空気冷却器においてはドレンの排出口10に
ドレンタンク5を仕切板6を介して設け、このドレンタ
ンク5にドレン管7を取付けるとともにドレン管7の先
端にドレントラップ8を取付けることにより常時発生す
るドレンを間欠的に排出するようになっており、空気冷
却器1のドレンの排出口10にドレンタンク5を介して
ドレントラップ8を取付けたことによりドレンタンク5
の容量分だけ排出時間を延ばすことができてドレントラ
ップ8の作動頻度が著しく減少し、ドレントラップ8の
損耗が低減されてトラップ8の耐用寿命が大幅に延びる
とともに信頼性も増す。また、ドレンが常時発生する場
合においてもドレンの水位制御による場合に比べて制御
系統の複雑さが解消されて単純化し低コストになる。
【0012】
【発明の効果】本発明に係る空気冷却器は前記のように
構成されており、ドレントラップの作動頻度が減少する
ので、ドレントラップの損耗が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る空気冷却器のフ
ロー系統図である。
【図2】図2(a)は従来の空気冷却器のフロー系統
図、同図(b)は他の従来の空気冷却器の制御系統図で
ある。
【符号の説明】
1 空気冷却器 2 水室 3 冷却管 4 ドレンのセパレータ 5 ドレンタンク 6 仕切板 7 ドレン管 8 ドレントラップ 9a ノズル 9b ノズル 9c ノズル 9d ノズル 10 ドレンの排出口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドレンの排出口から圧力差により開閉す
    るドレントラップを介して内部に生ずるドレンを排出す
    る空気冷却器において、上記ドレンの排出口と上記ドレ
    ントラップとの間にドレンタンクを介装したことを特徴
    とする空気冷却器。
  2. 【請求項2】 上記ドレンの排出口と上記ドレンタンク
    との間に上記ドレンの排出口を所定の大きさを残して塞
    ぐ仕切板を設けたことを特徴とする請求項1に記載の空
    気冷却器。
JP21862394A 1994-09-13 1994-09-13 空気冷却器 Withdrawn JPH0882226A (ja)

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JPH0882226A true JPH0882226A (ja) 1996-03-26

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JP21862394A Withdrawn JPH0882226A (ja) 1994-09-13 1994-09-13 空気冷却器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101231183B1 (ko) * 2009-02-05 2013-02-15 삼성에스디아이 주식회사 코팅액 저장탱크 및 이를 포함하는 마이크로 그라비아 코팅장치
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Effective date: 20011120