JP2004076987A - 蒸気加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】切替手段としての複数のバルブを不要にして、構造が簡単な蒸気加熱装置を得ること。
【解決手段】負圧正圧切換弁22を介在して反応釜20のジャケット部25と、正圧流体圧送手段36及びエゼクタ式真空ポンプ24を接続する。負圧正圧切換弁22は、流体入口2と負圧流体出口4と正圧流体出口5を有する。
流体入口2から負圧流体が流入してくると負圧流体出口4からエゼクタ式真空ポンプ24へ排出する。一方、流体入口2から正圧流体が流入してくると正圧流体出口5から正圧流体圧送手段36へ排出する。
【選択図】 図1
【解決手段】負圧正圧切換弁22を介在して反応釜20のジャケット部25と、正圧流体圧送手段36及びエゼクタ式真空ポンプ24を接続する。負圧正圧切換弁22は、流体入口2と負圧流体出口4と正圧流体出口5を有する。
流体入口2から負圧流体が流入してくると負圧流体出口4からエゼクタ式真空ポンプ24へ排出する。一方、流体入口2から正圧流体が流入してくると正圧流体出口5から正圧流体圧送手段36へ排出する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大気圧又は大気圧以上の正圧蒸気で被加熱物を加熱したり、あるいは、大気圧以下の負圧蒸気で加熱する蒸気加熱装置に関し、特に、加熱装置の出口側で、正圧蒸気の場合には正圧流体圧送手段へと切り換え、一方、負圧蒸気の場合にはエゼクタ式真空ポンプへと切り換えるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の蒸気加熱装置としては、例えば特許第2589602号公報に示されているものが用いられてきた。これは、熱交換器の二次側すなわち出口側に切替手段を介在して、エゼクタ式真空ポンプとスチームトラップを設けたもので、複数のバルブで構成する切替手段によって、真空ポンプとスチームトラップとを切り換えて使用するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の蒸気加熱装置では、切替手段として複数のバルブを用いて切り換える必要があり、加熱装置が複雑化してしまう問題があった。
【0004】
従って本発明の課題は、切替手段としての複数のバルブを不要にして、構造がシンプルな蒸気加熱装置を得ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための手段は、熱交換器の入口側へ圧力調整弁を介して加熱用の蒸気供給管を接続し、熱交換器の出口側に切換手段を介してエゼクタ式真空ポンプと大気圧又は大気圧以上の正圧排出管とを接続したものにおいて、切換手段を、弁ケーシングに流体入口と弁室と負圧流体出口と正圧流体出口を有し、流体入口から負圧流体が流入してくると負圧流体出口から排出し、一方、流体入口から正圧流体が流入してくると正圧流体出口から排出する負圧正圧切換弁とすると共に、所定量溜め置いた正圧流体を高圧流体によって圧送する圧送手段と上記正圧排出管とを接続したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
切換手段を負圧正圧切換弁としたことによって、流体入口から負圧流体が流入してくると負圧流体出口からエゼクタ式真空ポンプへ自動的に排出され、一方、流体入口から正圧流体が流入してくると正圧流体出口から正圧流体圧送手段へ自動的に排出される。
【0007】
【実施例】
本実施例においては、熱交換器として反応釜20を用いた例を示す。図1において、反応釜20と、加熱用蒸気供給管21と、負圧正圧切換弁22と、正圧流体圧送手段36、及び、エゼクタ式真空ポンプ24とで蒸気加熱装置を構成する。
【0008】
反応釜20のほぼ全周にジャケット部25を取り付けて、このジャケット部25へ蒸気供給管21を接続する。蒸気供給管21には供給する蒸気の圧力すなわち温度を任意に制御するための圧力調整弁26を介在する。反応釜20の内部に収容した図示しない被加熱物をジャケット部25へ供給する蒸気によって加熱するものである。
【0009】
ジャケット部25下端に連通管27を接続して負圧正圧切換弁22の流体入口2と連通すると共に、負圧正圧切換弁22の負圧流体出口4とエゼクタ式真空ポンプ24を連通管28で連通し、正圧流体出口5に正圧排出管23を介して正圧流体圧送手段36と接続する。
【0010】
負圧正圧切換弁22は図2に示すように、弁ケーシング1に流体入口2と弁室3と負圧流体出口4と正圧流体出口5を設けて、弁室3内に一体に形成した正圧弁体6と負圧弁体7とで構成する。
【0011】
流体入口2は連通路8によって弁室3と連通する。横長円筒状の弁室3内に断面略ロ字状の弁座部材9を変位しないように取り付ける。弁座部材9の左端部に円環状の負圧弁座10を、反対の右端部には同じく円環状の正圧弁座11を取り付ける。弁座部材9の中心部に、正圧弁体6と負圧弁体7を一体に連結する連結棒12を、左右方向摺動自在に配置する。弁座部材9の左右壁面に複数の貫通孔13,14を設ける。
【0012】
負圧弁座10に対向して円板状の負圧弁体7を、同じく、正圧弁座11に対向して円板状の正圧弁体6を、連結棒12を介して一体に形成する。弁室3内の負圧流体出口4側端部にはリブ状の負圧弁体7用着座部15,16を設ける。着座部15,16はリブ状であるために、その周囲に流体の通過できる図示しないスペースを有する。
【0013】
正圧弁体6の正圧流体出口5側に、弾性部材としての引っ張り状態のコイルバネ17を取り付ける。図2に示す状態は、正圧流体出口5側の流体圧力によって引っ張りコイルバネ17が更に伸長して正圧弁体6が弁座11上に着座している状態を示す。
【0014】
流体入口2から大気圧以下の負圧流体が弁室3内へ流入してくると、図2に示すように、正圧弁体6が正圧流体出口5側の正圧と弁室3内の負圧との圧力差に基づいて閉弁することによって、一体に連結した負圧弁体7が弁座10から離座して開弁し、流入した負圧流体は貫通孔13とリブ状着座部15,16の外周を通って負圧流体出口4から図1に示すエゼクタ式真空ポンプ24へと排出される。
【0015】
一方、流体入口2から大気圧以上の正圧流体が流入してくると、コイルバネ17の引っ張り弾性力によって正圧弁体6が弁座11から離座して開弁すると共に一体に連結された負圧弁体7が弁座10へ着座して閉弁することにより、流入した正圧流体は貫通孔14を通って正圧流体出口5と正圧排出管23から図1に示す正圧流体圧送手段36へと排出される。
【0016】
図1の正圧排出管23には、蒸気が熱を奪われて凝縮した復水だけを自動的に出口側へ排出するスチームトラップ29と、トラップ29をバイパスするバイパス弁30を接続する。
【0017】
正圧流体圧送手段36は、流体流入口37と流体流出口38、及び、高圧流体導入口39と排出口40を有し、流体流入口37に逆止弁41を介して正圧排出管23と接続し、流体流出口38に同じく逆止弁42を介して圧送管43を接続すると共に、高圧流体導入口39に高圧蒸気や高圧圧縮空気を供給する高圧流体管44を接続する。一方、排出口40は大気と連通させる。
【0018】
正圧流体圧送手段36は、内部に配置した図示しないフロートが下方部に位置する場合に、高圧操作流体の導入口39を閉口し、一方、排出口40を開口して、正圧排出管23の正圧流体を逆止弁41と流入口37を通って正圧流体圧送手段36の本体内に流下させる。そして、本体内に正圧流体としての復水が溜まってフロートが所定上方部に位置すると、排出口40を閉口し、一方、高圧操作流体の導入口39を開口して、高圧流体管44から高圧圧送流体を本体内に流入させることにより、内部に溜まった復水を流出口38と逆止弁42と圧送管43を経て所定箇所へ圧送する。
【0019】
正圧流体としての復水が回収されて本体内の液位が低下すると、再度、高圧操作流体の導入口39を閉口し、排出口40を開口することにより、流入口37から復水を本体内へ流下させる。このような作動サイクルを繰り返すことにより、正圧流体圧送手段36は正圧排出管23からの正圧流体を圧送する。
【0020】
エゼクタ式真空ポンプ24は、エゼクタ31とタンク32と循環ポンプ33で構成し、タンク32には冷却流体補給管34を接続し、循環ポンプ33とエゼクタ31の間に余剰流体排除管35を接続する。
【0021】
蒸気供給管21と圧力調整弁26から大気圧以上の正圧蒸気をジャケット部25へ供給して反応釜20を加熱する場合、加熱によって生じた復水と蒸気の混合流体は、連通管27から負圧正圧切換弁22へ至り、この負圧正圧切換弁22の自動切り換えによって正圧排出管23側へ流下して、スチームトラップ29を介して復水だけが正圧流体圧送手段36へ流下する。
【0022】
一方、圧力調整弁26から大気圧以下の負圧蒸気をジャケット部25へ供給して加熱する場合は、負圧正圧切換弁22が自動的に切り換わることによって、ジャケット部25で発生した負圧復水と一部の負圧蒸気の混合流体はエゼクタ式真空ポンプ24のエゼクタ31に吸引される。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、正圧蒸気と負圧蒸気の切替手段としての複数のバルブを不要にして、構造が簡単な蒸気加熱装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蒸気加熱装置の実施例を示す構成図。
【図2】本発明の蒸気加熱装置に用いる負圧正圧切換弁の断面図。
【符号の説明】
1 弁ケーシング
2 流体入口
4 負圧流体出口
5 正圧流体出口
20 反応釜
21 蒸気供給管
22 負圧正圧切換弁
23 正圧排出管
24 エゼクタ式真空ポンプ
25 ジャケット部
26 圧力調整弁
36 正圧流体圧送手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、大気圧又は大気圧以上の正圧蒸気で被加熱物を加熱したり、あるいは、大気圧以下の負圧蒸気で加熱する蒸気加熱装置に関し、特に、加熱装置の出口側で、正圧蒸気の場合には正圧流体圧送手段へと切り換え、一方、負圧蒸気の場合にはエゼクタ式真空ポンプへと切り換えるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の蒸気加熱装置としては、例えば特許第2589602号公報に示されているものが用いられてきた。これは、熱交換器の二次側すなわち出口側に切替手段を介在して、エゼクタ式真空ポンプとスチームトラップを設けたもので、複数のバルブで構成する切替手段によって、真空ポンプとスチームトラップとを切り換えて使用するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の蒸気加熱装置では、切替手段として複数のバルブを用いて切り換える必要があり、加熱装置が複雑化してしまう問題があった。
【0004】
従って本発明の課題は、切替手段としての複数のバルブを不要にして、構造がシンプルな蒸気加熱装置を得ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための手段は、熱交換器の入口側へ圧力調整弁を介して加熱用の蒸気供給管を接続し、熱交換器の出口側に切換手段を介してエゼクタ式真空ポンプと大気圧又は大気圧以上の正圧排出管とを接続したものにおいて、切換手段を、弁ケーシングに流体入口と弁室と負圧流体出口と正圧流体出口を有し、流体入口から負圧流体が流入してくると負圧流体出口から排出し、一方、流体入口から正圧流体が流入してくると正圧流体出口から排出する負圧正圧切換弁とすると共に、所定量溜め置いた正圧流体を高圧流体によって圧送する圧送手段と上記正圧排出管とを接続したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
切換手段を負圧正圧切換弁としたことによって、流体入口から負圧流体が流入してくると負圧流体出口からエゼクタ式真空ポンプへ自動的に排出され、一方、流体入口から正圧流体が流入してくると正圧流体出口から正圧流体圧送手段へ自動的に排出される。
【0007】
【実施例】
本実施例においては、熱交換器として反応釜20を用いた例を示す。図1において、反応釜20と、加熱用蒸気供給管21と、負圧正圧切換弁22と、正圧流体圧送手段36、及び、エゼクタ式真空ポンプ24とで蒸気加熱装置を構成する。
【0008】
反応釜20のほぼ全周にジャケット部25を取り付けて、このジャケット部25へ蒸気供給管21を接続する。蒸気供給管21には供給する蒸気の圧力すなわち温度を任意に制御するための圧力調整弁26を介在する。反応釜20の内部に収容した図示しない被加熱物をジャケット部25へ供給する蒸気によって加熱するものである。
【0009】
ジャケット部25下端に連通管27を接続して負圧正圧切換弁22の流体入口2と連通すると共に、負圧正圧切換弁22の負圧流体出口4とエゼクタ式真空ポンプ24を連通管28で連通し、正圧流体出口5に正圧排出管23を介して正圧流体圧送手段36と接続する。
【0010】
負圧正圧切換弁22は図2に示すように、弁ケーシング1に流体入口2と弁室3と負圧流体出口4と正圧流体出口5を設けて、弁室3内に一体に形成した正圧弁体6と負圧弁体7とで構成する。
【0011】
流体入口2は連通路8によって弁室3と連通する。横長円筒状の弁室3内に断面略ロ字状の弁座部材9を変位しないように取り付ける。弁座部材9の左端部に円環状の負圧弁座10を、反対の右端部には同じく円環状の正圧弁座11を取り付ける。弁座部材9の中心部に、正圧弁体6と負圧弁体7を一体に連結する連結棒12を、左右方向摺動自在に配置する。弁座部材9の左右壁面に複数の貫通孔13,14を設ける。
【0012】
負圧弁座10に対向して円板状の負圧弁体7を、同じく、正圧弁座11に対向して円板状の正圧弁体6を、連結棒12を介して一体に形成する。弁室3内の負圧流体出口4側端部にはリブ状の負圧弁体7用着座部15,16を設ける。着座部15,16はリブ状であるために、その周囲に流体の通過できる図示しないスペースを有する。
【0013】
正圧弁体6の正圧流体出口5側に、弾性部材としての引っ張り状態のコイルバネ17を取り付ける。図2に示す状態は、正圧流体出口5側の流体圧力によって引っ張りコイルバネ17が更に伸長して正圧弁体6が弁座11上に着座している状態を示す。
【0014】
流体入口2から大気圧以下の負圧流体が弁室3内へ流入してくると、図2に示すように、正圧弁体6が正圧流体出口5側の正圧と弁室3内の負圧との圧力差に基づいて閉弁することによって、一体に連結した負圧弁体7が弁座10から離座して開弁し、流入した負圧流体は貫通孔13とリブ状着座部15,16の外周を通って負圧流体出口4から図1に示すエゼクタ式真空ポンプ24へと排出される。
【0015】
一方、流体入口2から大気圧以上の正圧流体が流入してくると、コイルバネ17の引っ張り弾性力によって正圧弁体6が弁座11から離座して開弁すると共に一体に連結された負圧弁体7が弁座10へ着座して閉弁することにより、流入した正圧流体は貫通孔14を通って正圧流体出口5と正圧排出管23から図1に示す正圧流体圧送手段36へと排出される。
【0016】
図1の正圧排出管23には、蒸気が熱を奪われて凝縮した復水だけを自動的に出口側へ排出するスチームトラップ29と、トラップ29をバイパスするバイパス弁30を接続する。
【0017】
正圧流体圧送手段36は、流体流入口37と流体流出口38、及び、高圧流体導入口39と排出口40を有し、流体流入口37に逆止弁41を介して正圧排出管23と接続し、流体流出口38に同じく逆止弁42を介して圧送管43を接続すると共に、高圧流体導入口39に高圧蒸気や高圧圧縮空気を供給する高圧流体管44を接続する。一方、排出口40は大気と連通させる。
【0018】
正圧流体圧送手段36は、内部に配置した図示しないフロートが下方部に位置する場合に、高圧操作流体の導入口39を閉口し、一方、排出口40を開口して、正圧排出管23の正圧流体を逆止弁41と流入口37を通って正圧流体圧送手段36の本体内に流下させる。そして、本体内に正圧流体としての復水が溜まってフロートが所定上方部に位置すると、排出口40を閉口し、一方、高圧操作流体の導入口39を開口して、高圧流体管44から高圧圧送流体を本体内に流入させることにより、内部に溜まった復水を流出口38と逆止弁42と圧送管43を経て所定箇所へ圧送する。
【0019】
正圧流体としての復水が回収されて本体内の液位が低下すると、再度、高圧操作流体の導入口39を閉口し、排出口40を開口することにより、流入口37から復水を本体内へ流下させる。このような作動サイクルを繰り返すことにより、正圧流体圧送手段36は正圧排出管23からの正圧流体を圧送する。
【0020】
エゼクタ式真空ポンプ24は、エゼクタ31とタンク32と循環ポンプ33で構成し、タンク32には冷却流体補給管34を接続し、循環ポンプ33とエゼクタ31の間に余剰流体排除管35を接続する。
【0021】
蒸気供給管21と圧力調整弁26から大気圧以上の正圧蒸気をジャケット部25へ供給して反応釜20を加熱する場合、加熱によって生じた復水と蒸気の混合流体は、連通管27から負圧正圧切換弁22へ至り、この負圧正圧切換弁22の自動切り換えによって正圧排出管23側へ流下して、スチームトラップ29を介して復水だけが正圧流体圧送手段36へ流下する。
【0022】
一方、圧力調整弁26から大気圧以下の負圧蒸気をジャケット部25へ供給して加熱する場合は、負圧正圧切換弁22が自動的に切り換わることによって、ジャケット部25で発生した負圧復水と一部の負圧蒸気の混合流体はエゼクタ式真空ポンプ24のエゼクタ31に吸引される。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、正圧蒸気と負圧蒸気の切替手段としての複数のバルブを不要にして、構造が簡単な蒸気加熱装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蒸気加熱装置の実施例を示す構成図。
【図2】本発明の蒸気加熱装置に用いる負圧正圧切換弁の断面図。
【符号の説明】
1 弁ケーシング
2 流体入口
4 負圧流体出口
5 正圧流体出口
20 反応釜
21 蒸気供給管
22 負圧正圧切換弁
23 正圧排出管
24 エゼクタ式真空ポンプ
25 ジャケット部
26 圧力調整弁
36 正圧流体圧送手段
Claims (1)
- 熱交換器の入口側へ圧力調整弁を介して加熱用の蒸気供給管を接続し、熱交換器の出口側に切換手段を介してエゼクタ式真空ポンプと大気圧又は大気圧以上の正圧排出管とを接続したものにおいて、切換手段を、弁ケーシングに流体入口と弁室と負圧流体出口と正圧流体出口を有し、流体入口から負圧流体が流入してくると負圧流体出口から排出し、一方、流体入口から正圧流体が流入してくると正圧流体出口から排出する負圧正圧切換弁とすると共に、所定量溜め置いた正圧流体を高圧流体によって圧送する圧送手段と上記正圧排出管とを接続したことを特徴とする蒸気加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002235301A JP2004076987A (ja) | 2002-08-13 | 2002-08-13 | 蒸気加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002235301A JP2004076987A (ja) | 2002-08-13 | 2002-08-13 | 蒸気加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004076987A true JP2004076987A (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=32019815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002235301A Pending JP2004076987A (ja) | 2002-08-13 | 2002-08-13 | 蒸気加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004076987A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009068781A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | Tlv Co Ltd | 加熱冷却装置 |
JP2009066539A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | Tlv Co Ltd | 蒸気加熱装置 |
JP2009189982A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-08-27 | Tlv Co Ltd | 減圧蒸気加熱装置 |
JP2010249026A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Tlv Co Ltd | エゼクタ真空ポンプ |
JP2010249027A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Tlv Co Ltd | エゼクタ真空ポンプ |
JP2013155895A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Tlv Co Ltd | 蒸気加熱装置 |
JP2013155894A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Tlv Co Ltd | 蒸気加熱装置 |
-
2002
- 2002-08-13 JP JP2002235301A patent/JP2004076987A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009068781A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | Tlv Co Ltd | 加熱冷却装置 |
JP2009066539A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | Tlv Co Ltd | 蒸気加熱装置 |
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JP2010249027A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Tlv Co Ltd | エゼクタ真空ポンプ |
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JP2013155894A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Tlv Co Ltd | 蒸気加熱装置 |
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