JPH088214A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH088214A
JPH088214A JP16260294A JP16260294A JPH088214A JP H088214 A JPH088214 A JP H088214A JP 16260294 A JP16260294 A JP 16260294A JP 16260294 A JP16260294 A JP 16260294A JP H088214 A JPH088214 A JP H088214A
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JP
Japan
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target mark
semiconductor device
film
dicing
alignment
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Pending
Application number
JP16260294A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Chishima
健治 千島
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH088214A publication Critical patent/JPH088214A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Dicing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイシングのためのアライメントに際してタ
ーゲットマークからの光の反射率を高めて、ダイシング
時のアライメント精度を高める。 【構成】 オーバコート膜13及び反射防止膜14のう
ちで、ダイシング時におけるアライメント用のターゲッ
トマーク12の少なくとも一部分上の部分を、パッド上
の部分と同時に除去して、開口15を形成する。このた
め、ターゲットマーク12とターゲットマーク12以外
の部分との間におけるコントラストが高く、CCDイメ
ージセンサによる二値化検出の精度が高くて、アライメ
ント精度が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願の発明は、ダイシング時にお
けるアライメント用のターゲットマークを有している半
導体装置及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェハに形成された多数の半導体
チップを個々に分離するためのダイシングに際しては、
アライメントが必要である。このため、図2に示す様に
4個の四角いパターンのAl膜11を十字型に配置した
ターゲットマーク12を、図3に示す様にオーバコート
膜13の下に設け、半導体ウェハに照射した可視光の反
射光をCCDイメージセンサで二値化して、位置の検出
を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、半導体装置
を微細化するために露光装置の解像度を高めるに連れ
て、焦点深度が浅くなってきている。また、配線の多層
化に伴って段差が大きくなることによっても、焦点深度
が実質的に浅くなってきている。この様な状態におい
て、リソグラフィ工程の露光時に、下地からの反射光に
よるハレーションや定在波効果等が生じると、パターン
の制御性が大幅に低下する。このため、Al膜11上に
反射防止膜14(図1)が設けられる様になってきてい
るが、そのためにターゲットマーク12の反射率が低下
してきている。
【0004】また、半導体装置を微細化してもオーバコ
ート膜13の段差被覆性が低下して耐湿性が低下しない
様に、多層構造のオーバコート膜13(図1)を用い
て、オーバコート膜13の表面を平滑化する様になって
きている。このため、多層構造のオーバコート膜13中
の層同士の界面で光が反射して、オーバコート膜13の
透過率が低下してきている。
【0005】これらのために、ダイシングのためのアラ
イメントに際して、CCDイメージセンサによる二値化
検出の精度が低下してきており、アライメント精度が低
下して、ダイシングの歩留りが低下してきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】請求項1の半導体装置
は、ダイシング時におけるアライメント用のターゲット
マーク12の少なくとも一部分が被覆膜13、14に覆
われていないことを特徴としている。
【0007】請求項2の半導体装置は、請求項1の半導
体装置において、前記ターゲットマーク12のうちで端
縁部を除く部分が前記被覆膜13、14に覆われていな
いことを特徴としている。
【0008】請求項3の半導体装置は、請求項1の半導
体装置において、前記ターゲットマーク12の全体が前
記被覆膜13、14に覆われていないことを特徴として
いる。
【0009】請求項4の半導体装置の製造方法は、請求
項1〜3の何れかの半導体装置を製造するに際して、前
記被覆膜13、14のうちでパッド上の部分と前記少な
くとも一部分上の部分とを同時に除去することを特徴と
している。
【0010】
【作用】請求項1の半導体装置では、ダイシングのため
のアライメントに際して、ターゲットマーク12からの
光の反射率が高くて、ターゲットマーク12とターゲッ
トマーク12以外の部分との間におけるコントラストが
高いので、ダイシング時のアライメント精度が高い。
【0011】請求項2の半導体装置では、ターゲットマ
ーク12のうちで端縁部は被覆膜13、14に覆われて
いるので、ターゲットマーク12上の被覆膜13、14
をエッチングで除去しても、ターゲットマーク12の下
地の層間絶縁膜はエッチングされていない。
【0012】請求項3の半導体装置では、ターゲットマ
ーク12の端縁も被覆膜13、14から露出しているの
で、ターゲットマーク12とターゲットマーク12以外
の部分との間におけるコントラストが更に高くて、ダイ
シング時のアライメント精度が更に高い。
【0013】請求項4の半導体装置の製造方法では、被
覆膜13、14のうちでパッド上の部分とターゲットマ
ーク12上の部分とを同時に除去しているので、ターゲ
ットマーク12上の被覆膜13、14を除去するために
製造工程が増加することはない。
【0014】
【実施例】以下、本願の発明の第1及び第2実施例を、
図1、2を参照しながら説明する。なお、図3に示した
一従来例と対応する構成部分には、同一の符号を付して
ある。
【0015】図1(a)が、第1実施例を示しており、
この第1実施例にも、図2に示したターゲットマーク1
2が設けられている。そして、この第1実施例では、タ
ーゲットマーク12や配線(図示せず)を形成している
Al膜11上に反射防止膜14が設けられており、且つ
3層構造のオーバコート膜13がAl膜11及び反射防
止膜14を覆っている。
【0016】しかし、この第1実施例では、ターゲット
マーク12のAl膜11と同一層のAl膜で形成されて
いるパッド(図示せず)に対する開口をオーバコート膜
13及び反射防止膜14に形成すると同時に、ターゲッ
トマーク12のAl膜11上にも開口15が形成されて
いる。
【0017】このため、ダイシングのためのアライメン
トに際して、ターゲットマーク12からの光の反射率が
高くて、ターゲットマーク12とターゲットマーク12
以外の部分との間におけるコントラストが高い。従っ
て、CCDイメージセンサによる二値化検出の精度が高
くて、ダイシングの歩留りが高い。
【0018】図1(b)が、第2実施例を示している。
この第2実施例も、ターゲットマーク12のAl膜11
を露出させるための開口15がAl膜11上のみならず
Al膜11の周辺にも広がっていることを除いて、図1
(a)に示した第1実施例と実質的に同様の構成を有し
ている。
【0019】この様な第2実施例では、Al膜11の端
縁が露出しているので、ターゲットマーク12とターゲ
ットマーク12以外の部分との間におけるコントラスト
が第1実施例よりも高い。従って、CCDイメージセン
サによる二値化検出の精度が更に高くて、ダイシングの
歩留りが更に高い。
【0020】但し、図1(b)からも明らかな様に、オ
ーバコート膜13のエッチングに際して、Al膜11の
周辺において、Al膜11の下地の層間絶縁膜も同時に
エッチングされる。従って、下地の層間絶縁膜のエッチ
ングによって耐湿性等の信頼性の低下が懸念される場合
は、第1実施例の方が好ましい。
【0021】
【発明の効果】請求項1の半導体装置では、ダイシング
時のアライメント精度が高いので、ダイシングの歩留り
が高い。
【0022】請求項2の半導体装置では、ターゲットマ
ークの下地の層間絶縁膜はエッチングされていないの
で、耐湿性等の信頼性が高い。
【0023】請求項3の半導体装置では、ダイシング時
のアライメント精度が更に高いので、ダイシングの歩留
りが更に高い。
【0024】請求項4の半導体装置の製造方法では、タ
ーゲットマーク上の被覆膜を除去するために製造工程が
増加することはないので、ダイシング時のアライメント
精度が高い半導体装置を、スループットを低下させるこ
となく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は本願の発明の夫々第1及び第2
実施例を示しており、図2のS−S線に沿う位置に対応
する拡大側断面図である。
【図2】ダイシング時におけるライメント用のターゲッ
トマークの平面図である。
【図3】本願の発明の一従来例を示しており、図2のS
−S線に沿う位置に対応する拡大側断面図である。
【符号の説明】
12 ターゲットマーク 13 オーバコート膜 14 反射防止膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイシング時におけるアライメント用の
    ターゲットマークの少なくとも一部分が被覆膜に覆われ
    ていないことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記ターゲットマークのうちで端縁部を
    除く部分が前記被覆膜に覆われていないことを特徴とす
    る請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記ターゲットマークの全体が前記被覆
    膜に覆われていないことを特徴とする請求項1記載の半
    導体装置。
  4. 【請求項4】 前記被覆膜のうちでパッド上の部分と前
    記少なくとも一部分上の部分とを同時に除去することを
    特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の半導体装
    置の製造方法。
JP16260294A 1994-06-21 1994-06-21 半導体装置及びその製造方法 Pending JPH088214A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010199625A (ja) * 2010-06-02 2010-09-09 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置及びその製造方法

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