JPH088152Y2 - 筆記具 - Google Patents

筆記具

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JPH088152Y2
JPH088152Y2 JP436490U JP436490U JPH088152Y2 JP H088152 Y2 JPH088152 Y2 JP H088152Y2 JP 436490 U JP436490 U JP 436490U JP 436490 U JP436490 U JP 436490U JP H088152 Y2 JPH088152 Y2 JP H088152Y2
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JP
Japan
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ink
inner cylinder
chamber
passage
cylinder
Prior art date
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Application number
JP436490U
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English (en)
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JPH0395284U (ja
Inventor
啓明 神尾
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Tombow Pencil Co Ltd
Original Assignee
Tombow Pencil Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、水性ボールペン、フェルトペン等の筆記
具に関する。
(従来の技術) 従来、インク筒内にインクの消費につれて前進する栓
体が配置されて、前方にインク室が形成され、このイン
ク室内にバルブ栓が配置されて該インク室が主インク室
と副インク室とに区画され、インク消費時の負圧により
バルブ栓が開きペン芯にインクを供給するものが提案さ
れている(特開昭63-41197号)。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記従来の筆記具では筆記時にインクの
自重全体がバルブ栓とバルブ栓を介してペン芯にかかる
のでインクもれ、インクの出すぎ特にアンダーラインを
引く場合においては筆跡終端の過剰塗布が残る欠点があ
る。
そこで、この考案は上記従来のものの欠点を改良する
ものであって、簡単な構成により、インクの漏出、出す
ぎを阻止しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) この考案は筆記時インクの消費につれて内筒に摺動自
在とした塞栓が内筒内を後進しインク室後端よりスリッ
ト状のインク通路を経てペン芯にインクを供給するよう
構成したものである。
(作用) 上記構成をもつので、筆記時においてペン芯にかかる
インクの自重はスリット状のインク通路部分の極少量と
なりインク通路のインクは、通路をスリット状にするこ
とにより毛細管作用により保持されて、インクもれ、イ
ンクの出すぎを防止し、他方、インクの消費につれ、内
筒後方に形成されるインク室は減圧され、その内部のイ
ンクは、内筒の前方において外部に通じる栓体の大気圧
による押上げとともにインク室後端より毛細管状インク
通路に供給され、インク量の調整弁を必要とせずに円滑
に筆記を行うことができる。
(実施例) この考案を図面に示す実施例により更に説明する。
第1図、第2図はこの考案の第1実施例を示し(1)
は外筒であり、この外筒(1)内には外筒(1)の先端
開口部(11)より内筒(2)が圧入嵌合されている。こ
の内筒(2)内後方には大容量例えば約3cc容量を有す
るインク室(21)が後記する塞栓(3)により区画形成
され、このインク室(21)には水性インクが収容され
る。このインク室(21)内にはシリコンゴム、グリース
等の弾性材料からなる塞栓(3)が摺動自在設けられイ
ンクの消費や膨張、収縮に対応してこの塞栓(3)が前
後に摺動して調整できるように構成されている。
内筒(2)の先端部にはペン芯保持部(22)が形成さ
れ、これにペン芯(4)が取付けられ、また、内筒
(2)の外周には外筒(1)内面との間に毛細管状のイ
ンク通路(23)が形成されて後端のスリット(24)によ
りインク室(21)と連通している。毛細管状のインク通
路先端部(25)はインク通路(26)によりペン芯保持部
(22)と連通している。
この外筒(1)と内筒(2)にはそれぞれ空気通路孔
(12).(27)が形成され、内筒(2)の塞栓(3)に
より区画される前方部分の空気室(28)に上記空気通路
孔(12)(27)が連通する。インク室(21)、内筒後端
のスリット(24)、内筒外周のスリット状のインク通路
(23)、内筒のインク通路(26)ペン芯(4)の順でイ
ンクが流通し、インクの消費に伴いインク室(21)内の
塞栓(3)が空気室(28)内への外気の流入とともに後
進する。
第1図、第2図においてはインク通路(23)は後端の
スリット(24)よりインク通路(26)までのらせん状に
形成されるが、第3図、第4図に示す第2実施例におい
ては内筒後端の複数のスリット(24)に始まる縦溝(2
3)であり、第5図、第6図の第3実施例においては、
一部に縦溝部分を含むらせん状通路に形成され、第7
図、第8図の第4実施例では、縦溝の細溝により交叉し
て設けられるものである。なお、第9図、第10図に示す
ものは一体の毛細管状溝によりインク室とペン芯とを連
絡しているが、いずれも、外筒と内筒の間隙に設けられ
る毛細管状インク通路であることは共通しているもので
あり、インク室内のインクの重量により筆記時にインク
の過度の流出がないものである。
(考案の効果) 以上のとおり、この考案の筆記具はペン芯にかかるイ
ンク自重が極少量になるため、インクもれ、インクの出
すぎが極めて少なくなり、アンダーラインを引く場合に
おいては筆跡終端の過剰塗布インクの流出を阻止するこ
とができる等、簡単な構成により優れた効果を挙げるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこの考案の第1実施例を示し、第1図
は縦断面図、。第2図は内筒の斜視図である。第3図、
第4図は第2実施例、第3図は縦断面図、第4図はその
内筒の斜視図である。第5図、第6図は第3実施例であ
り、第5図は縦断面図、第6図はその内筒の斜視図、第
7図、第8図は第4実施例であり、第7図は縦断面図、
第8図はその斜視図を示す。第9図、第10図は第5実施
例で第9図は縦断面図、第10図a〜dはそれぞれ、第9
図のI〜I,II〜II,III〜III,IV〜IVにおける横断面であ
る。 1……外筒、2……内筒、3……塞栓、4……ペン芯、
11……先端開口部、12,27……空気流通孔、21……イン
ク室、23……インク流路、24……スリット、25……イン
ク流路先端部、26……インク通路、28……空気室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外筒内に、内部に移動自在に塞栓が配置さ
    れて後方にインキ室が構成される内筒を嵌合し、外筒の
    内面と内筒の外周との間に後部において内筒のインキ室
    と連通する毛細管状スリットのインク流通路を形成し、
    該インク流通路よりペン先にインクを供給し、内筒の塞
    栓より前方を外部に連通してなる筆記具。
JP436490U 1990-01-23 1990-01-23 筆記具 Expired - Lifetime JPH088152Y2 (ja)

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JP436490U JPH088152Y2 (ja) 1990-01-23 1990-01-23 筆記具

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JP436490U JPH088152Y2 (ja) 1990-01-23 1990-01-23 筆記具

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Publication Number Publication Date
JPH0395284U JPH0395284U (ja) 1991-09-27
JPH088152Y2 true JPH088152Y2 (ja) 1996-03-06

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ID=31508113

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