JPH088138B2 - ピン立て方法 - Google Patents

ピン立て方法

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JPH088138B2
JPH088138B2 JP61016303A JP1630386A JPH088138B2 JP H088138 B2 JPH088138 B2 JP H088138B2 JP 61016303 A JP61016303 A JP 61016303A JP 1630386 A JP1630386 A JP 1630386A JP H088138 B2 JPH088138 B2 JP H088138B2
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英二 堀越
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は、セラミック回路基板に、非常に多数の接点
ピンを接合する方法に関するものである。
〔産業上の利用分野〕
セラミック回路基板、特に多層化された基板において
は、実装の高密度化に伴いこの基板をマザーボードと呼
ぶプリント基板と接続するための接点ピン(以下、単に
ピンと記す)の数が非常に増加している。今後、このピ
ン数は更に多くなる傾向に有り、数千ピンになるものと
予測されている。
〔従来の技術と問題点〕
この様に、非常に多くのピンを基板に接合する際、通
常、第3図に示す様に所定のピッチで孔を明けた治具5
を用いてピン4を半田或いは鑞付けする。そして、この
治具5にはストレート孔6が明けられている。所が、数
千本のピン4を一括して接合する際、ストレート孔形状
では、接合後、ピンが治具から抜けない。
第3図に於いて、1は多層セラミック等の回路基板、
2は回路基板にマトリックス状に形成されたピン取付用
のパット、3は鑞材である。第3図(a)の状態でピン
4を治具5に整列させ、治具5と、多層セラミック等の
回路基板1とを位置決めし、加熱して一括ピン付けを行
う。第3図(b)はピンが正常に鑞付けされた場合で、
ピン4と治具5のストレート孔6との間に其程大きな摩
擦力が生じない場合であり、第3図(c)は多少ピンが
位置ずれして鑞付け取り付けられた場合であり、ピン4
と治具5のストレート孔6との間に非常に大きな摩擦力
を生じ、ピン4が治具5から抜けなくなる例を示す。こ
れは、ピン4と治具5の孔内壁との間の摩擦力が、数千
本のピン全部を合計すると、非常に大きくなるためであ
る。
本発明は、この問題を解決するため、孔の内壁にネジ
を切ることによって、摩擦力を低減する方法を提供する
ものである。
[問題点を解決するための手段] 表面に複数の接点ピン取付用パッド2が形成されたセ
ラミック回路基板1と、該複数の接点ピン取付用パッド
2対応個所各々に接点ピン整列用の孔が設けられた治具
5の複数の該孔内に鍔を有する接点ピン4を各々整列し
た該治具5とを位置合わせし、該接点ピン4と該パッド
2を対向せしめ、加熱して該接点ピン4と該パッド2間
に設けられた半田或いは鑞材3を介して複数の該接点ピ
ン4を該セラミック回路基板1の複数の該パッド2に一
括接合した後、該治具5よりセラミック回路基板1の複
数の該パッド2に接合された複数の該接点ピンを抜き取
るピン立て方法において、上記接点ピン4が鍔を有する
ストレートピンであり、上記治具5として該接点ピン4
に対し部分的接触支持をなす内壁にネジを切った孔を設
けた治具を用いるピン立て方法により達成される。
〔作用〕 ピンと治具の孔内壁との間の摩擦力を減らすために
は、これらの間の接触部を減らせば良い。其処で、従来
のストレート孔に変、接点ピンに対し部分的接触支持を
なす孔の構造とする。孔の内壁にネジを切れば、ネジの
山の部分のみがピと接触することになり、接触部の減
少、延いては摩擦力の低減を可能にする。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明を説明する。
第1図は上記第3図と対応し、同じ物については同一
符号で示す。第3図との相違点は治具5にネジを切った
孔7が設けられていることである。
第1図(a)でネジを切った孔7を有する治具5上に
ピン4をマトリックス状に配置し、治具5と多層セラミ
ック等の基板1とを位置合わせし、治具5上のピン4と
の基板1に形成されたパッド2とを対向せしめ、加熱し
て、ピン4を基板1のパッド2にに鑞材(或いは半田)
により一括鑞付けして取り付ける。第1図(b)はピン
4が孔7のほぼ中央に正常に取り付けられた場合、第1
図(c)はピン4が多少位置ずれして孔7に対し偏心し
て取り付けられた場合を示す。本実施例において治具5
にはネジを切った孔7が設けられており、たとえピン4
が多少位置ずれしてパッド2に鑞付け取り付けられて
も、ピン4と孔間の摩擦力が低く、容易にピン立てを行
った基板1を治具5から抜き取ることが出来る。
本発明は、通常の機械加工が可能なガラスセラミック
材料であるマコール(コーニング社)を治具材料として
用いた。150mm角、厚さ3mmのマコール基板に、直径0.4m
mの孔を、2.54mmピッチで55×55=3025個明けた。次
に、この孔に0.5mmのネジを切った。
セラミック回路基板としては150mm角、厚さ1mmのアル
ミナ基板を用い、この表面に、2.54mmピッチで直径1.5m
mのパッドをAu−Pd厚膜で形成した。ピンは長さ5mm、直
径0.5mmのりん青銅ピンで、頭部には直径1.2mmの鍔があ
る。このピンには、Ni下地のAuめっきを施してある。
これらを用いて、半田として通常使用されるAu−20%
Sn合金によって、ピン立て実験を行った。比較のため、
直径0.5mmのストレート孔を有する治具を用いる実験も
行った。この結果、ネジを切った治具では、ピンを立て
たアルミナ基板を抜き取ることが出来たが、ストレート
孔の治具では、抜き取ることが出来なかった。この様
に、本発明の治具は有効であることが分かった。
上記実施例においては多層セラミック基板1の下面に
ピンを形成する例を上げたが、第2図に示す如くピン立
て溝部9を有する基板10にピン立てを行う際も同様に本
発明の治具を用いることが出来ることは云うまでもな
い。
本発明に用いる治具の材料としては、ピン立てを行う
基板と熱膨張係数が同程度のもので、ピンの鑞付け温度
(例えばAu80%−Sn20%の鑞材を用いる場合にはピン立
ては鑞材の融点280℃以上に加熱される)300〜350℃程
度の耐熱性を有する無機材料であることが好ましい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、非常に多数のピン立てを行うことが
出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図、第2図は本発明実施例を説明する断面図、第3
図は従来例を示す断面図である。 1,10:基板、2:パッド、3:ろう材、4:ピン、5:治具、6:
ストレート孔、7:ネジを切った孔、9:ピン立て溝部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に複数の接点ピン取付用パッド2が形
    成されたセラミック回路基板1と、該複数の接点ピン取
    付用パッド2対応個所各々に接点ピン整列用の孔が設け
    られた治具5の複数の該孔内に鍔を有する接点ピン4を
    各々整列した該治具5とを位置合わせし、該接点ピン4
    と該パッド2を対向せしめ、加熱して該接点ピン4と該
    パッド2間に設けられた半田或いは鑞材3を介して複数
    の該接点ピン4を該セラミック回路基板1の複数の該パ
    ッド2に一括接合した後、該治具5よりセラミック回路
    基板1の複数の該パッド2に接合された複数の該接点ピ
    ンを抜き取るピン立て方法において、上記接点ピン4が
    鍔を有するストレートピンであり、上記治具5として該
    接点ピン4に対し部分的接触支持をなす内壁にネジを切
    った孔を設けた治具を用いることを特徴とするピン立て
    方法。
  2. 【請求項2】上記接点ピンが頭部に鍔を有するりん青銅
    のストレートピンである特許請求の範囲第1項記載のピ
    ン立て方法。
  3. 【請求項3】上記接点ピンがNi下地のAuメッキを施した
    りん青銅のストレートピンである特許請求の範囲第2項
    記載のピン立て方法。
  4. 【請求項4】上記治具が機械加工可能なガラスセラミッ
    ク材料よりなり、ストレート孔をあけた後、ネジ切り加
    工を施して形成した治具である特許請求の範囲第1項記
    載のピン立て方法。
  5. 【請求項5】上記パッド2がマトリックス状に形成さ
    れ、数千本の上記接点ピンを一括接合する特許請求の範
    囲第1項記載のピン立て方法。
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