JPH0881082A - 媒体分離給紙機構 - Google Patents

媒体分離給紙機構

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JPH0881082A
JPH0881082A JP22058994A JP22058994A JPH0881082A JP H0881082 A JPH0881082 A JP H0881082A JP 22058994 A JP22058994 A JP 22058994A JP 22058994 A JP22058994 A JP 22058994A JP H0881082 A JPH0881082 A JP H0881082A
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JP
Japan
Prior art keywords
medium
roller
gate roller
gate
guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP22058994A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimichi Osawa
利通 大澤
Sadao Sone
貞雄 曽根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Information Systems Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Information Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd, Oki Information Systems Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH0881082A publication Critical patent/JPH0881082A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カールした媒体の先端がゲートローラに接触
時に傷や破れ等を付けないように媒体の先端を保護する
ことを目的とする。 【構成】 ピックアップローラ2で送りだされた複数の
媒体1をゲートローラ5が分離して、ピックアップロー
ラ2側の媒体1を1枚ずつ順に繰り出して給紙を行う媒
体分離給紙機構において、ゲートローラ5の給入側にゲ
ートローラガイド7を設け、媒体1の先端がゲートロー
ラ5側にカールしている場合に、ピックアップローラ2
に送りだされた媒体1の先端がゲートローラガイド7に
ぶつかり、このゲートローラガイド7面を滑りながら移
動するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、航空券、コピー紙、紙
幣等の媒体を券カセット等の所定の場所から一枚ずつ分
離給紙して発券する媒体分離給紙機構に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に図面を参照して従来の媒体分離給
紙機構を説明する。図5は概略構成図、図6はA−A矢
視図である。図において、1は航空券,コピー紙,紙幣
等の媒体であり図示しない券カセットに集積して収納し
てある。2はピックアップローラであり、媒体1を摩擦
力によりピックアップしてシートガイド3に沿って繰り
出すために、矢印のように反時計方向に回転する。
【0003】なお、媒体1は、図示しない押しつけ機構
によりピックアップローラ2側に押しつけるようにして
ある。4はフィードローラであり、媒体1を表面の摩擦
力により図中媒体繰り出し方向Xへ向けて繰り出すため
のもので、矢印のように反時計方向に回転する。前記シ
ートガイド3はフィードローラ4の外側に位置してあ
る。
【0004】5はゲートローラで、前記フィードローラ
4と互い違いの位置に互いにオーバーラップするように
配置してある。このゲートローラ5は、時計方向には回
転しないように固定してあり、分離給紙時の反力(反
動)で反時計方向に少し回転することにより、前記ピッ
クアップローラ2で送りだされた複数の媒体を分離する
ように動作する。
【0005】6はアッパガイドであり、図6に示すよう
に、ゲートローラ5の外側に配置し、媒体1を前記シー
トガイド3といっしょになってフィードローラ4側に案
内するためのものである。次に、媒体1の繰り出し動作
を説明する。この場合、図示しない上位装置により媒体
1の分離、給紙命令が出るものとし、この分離、給紙命
令によりフィードローラ4とピックアップローラ2が回
転を始めるが、その説明は省略する。
【0006】媒体1はピックアップローラ2により繰り
出され、シートガイド3およびアッパガイド6に沿って
フィードローラ4に案内される。この時、ゲートローラ
5が複数の媒体1を分離して1枚ずつ順にフィードロー
ラ4により繰り出すようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の媒体分
離給紙機構では、カールのない正常な媒体を繰り出す時
には、媒体をアッパガイドに沿ってフィードローラに案
内している。しかし、券カセット内に収納された媒体の
保存環境やカセットへの収納状態、また、カセットへ収
納した後の環境によって、媒体の真ん中が持ち上がるよ
うにカールが発生した場合には、次のような問題が起き
やすくなる。
【0008】すなわち、カールした媒体の先端が、図7
に示すように、ゲートローラ5の表面にぶつかる。例え
ば、航空券等のように硬い媒体1が、大きい突入角θで
ゲートローラ5へ接触した場合には、媒体1先端がゲー
トローラ5に引っ掛かったままピックアップローラ2に
よってフィードローラ4に送りだされる。この場合、ゲ
ートローラ5は時計方向には回転しないので、カールし
た媒体1の先端を巻き込んむようになるため、媒体1の
先端がゲートローラ5の表面を引っ掻くことになる。
【0009】このため、媒体の先端に傷や破れ等を生じ
やすくする問題がある。ここで、突入角θとは、媒体が
ゲートローラに接触した時の接触点のゲートローラの接
線と、カールした媒体の先端の突入方向からみた媒体の
接線とがなす角である。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、ゲート
ローラの給入側にゲートローラガイドを設け、媒体の先
端がゲートローラ側にカールしている場合に、ピックア
ップローラに送りだされた媒体の先端がゲートローラガ
イドにぶつかり、このゲートローラガイド面を滑りなが
ら移動するようにした。
【0011】
【作用】このような構成によると、カールした媒体の先
端がゲートローラの表面にぶつかる前にゲートローラガ
イドにぶつかり、このゲートローラガイド上を滑って移
動することにしたので、カールした媒体の先端がゲート
ローラ表面を引っ掻くことがなくなり、媒体の先端に傷
や破れ等が生じないようになる。このため、媒体の先端
のみならずゲートローラの表面も保護することができる
ようになる。
【0012】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は本発明の媒体分離給紙機構図、図2はB
−B矢視図、図3は媒体分離給紙動作を停止中の様子を
説明する概略構成図、図4はカールした媒体の繰り出し
を説明する概略構成図である。
【0013】図において、1は航空券,コピー紙,紙幣
等の媒体であり図示しない券カセットに集積して収納し
てある。2はピックアップローラであり、媒体1を摩擦
力によりピックアップしてシートガイド3に沿って繰り
出すために、矢印のように反時計方向に回転する。な
お、媒体1は、図示しない押しつけ機構によりピックア
ップローラ2側に押しつけるようにしてある。
【0014】4はフィードローラであり、媒体1を表面
の摩擦力により図中媒体繰り出し方向Xへ向けて繰り出
すためのもので、矢印のように反時計方向に回転する。
前記シートガイド3はフィードローラ4の外側に位置し
てある。5はゲートローラで、前記フィードローラ4と
互い違いの位置に互いにオーバーラップするように配置
してある。このゲートローラ5は、時計方向には回転し
ないように固定してあり、分離給紙時の反力(反動)で
反時計方向に少し回転することにより、前記ピックアッ
プローラ2で送りだされた複数の媒体を分離するように
動作する。
【0015】6はアッパガイドであり、図2に示すよう
に、ゲートローラ5の外側に配置し、媒体1を前記シー
トガイド3といっしょになってフィードローラ4側に案
内するためのものである。7はゲートローラガイドであ
り、プラスチックフィルム等のフレキシブルな材質を使
用し、ゲートローラ5の給入側の先端を自由端として片
持ちにして取り付けてある。
【0016】このゲートローラガイド7は、媒体分離給
紙機構が作動していないときには、図3に示すように、
ゲートローラ5に接しない状態で安定し、媒体分離給紙
機構が作動して正常な媒体1を分離給紙を行っていると
きには、その先端が媒体1によって押されることにより
撓み、その撓みによる弾性力によって媒体1の先端を押
してカール癖を戻すようにしてフィードローラ4に積極
的に案内するようにしてある。
【0017】このようにピックアップローラ2に送りだ
された媒体1の先端がゲートローラガイド7にぶつか
り、このゲートローラガイド7面を滑りながら移動する
ので媒体1の先端を保護する。なお、図2に示すよう
に、ゲートローラ5の中心線kよりも下側に位置する長
さに、すなわち、ゲートローラ5が分離動作を行うこと
ができるような長さにしてある。この場合、耐磨耗性が
よいもの好ましい。
【0018】また、ゲートローラガイド7を板金等の材
質とし、ゲートローラ5の給入側の周面にゲートローラ
ガイド7を折り曲げて設けてもよい。このような材質で
も上記のように取り付けると、媒体1の先端がゲートロ
ーラ5側に反るようにカールしている場合に、ピックア
ップローラ2に送りだされた媒体1の先端がゲートロー
ラガイド7にぶつかり、このゲートローラガイド7面を
滑りながら移動するようにして媒体1の先端を傷等から
保護することができるからである。
【0019】次に、媒体1の繰り出し動作を説明する。
この場合、図示しない上位装置により媒体1の分離、給
紙命令が出るものとし、この分離、給紙命令によりフィ
ードローラ4とピックアップローラ2が回転を始める
が、その説明は省略する。まず、カールのない正常な媒
体の場合を説明する。媒体1はピックアップローラ2に
より送りだされ、シートガイド3に沿って、かつ、アッ
パガイド6およびゲートローラガイド7面を滑ってい
き、図1に示すように、複数の媒体1の先端を前記ゲー
トローラ5が制動させ、ピックアップローラ2側の媒体
1を1枚ずつ順にフィードローラ4が繰り出すことで分
離して給紙を行う。
【0020】次に、カールのある媒体の場合を説明す
る。図4に示すように、カールした媒体1の先端が、正
常な場合の動作と同様にしてゲートローラガイド7に接
触する。すると、ゲートローラガイド7の先端が媒体1
に押されてゲートローラ5の給入側に撓む。この撓んだ
ゲートローラガイド7面を媒体1の先端が滑りながら移
動してゲートローラガイド7の端でゲートローラ5の表
面と接触する。
【0021】この時には、突入角θが小さくなるので、
ゲートローラ5が時計方向に回転しないために起きる媒
体1の引っ掛かりの可能性が少なく、媒体1の先端に傷
や破れ等ができないようにゲートローラ5面を滑りなが
ら移動することになる。なお、上記実施例のように、搬
送部の途中に摩擦抵抗の大きい部品がある場合にも、そ
の部品を覆うようにフレキシブルな材質のゲートローラ
ガイド7のようなガイドを取り付けた場合にも、媒体を
保護することができる。
【0022】また、上記実施例において、ゲートローラ
ガイド7をフレキシブルな材質であるとして説明した
が、ゲートローラ5の表面に沿うように折り曲げた板金
等のフレキシブルな材質でないものを使用してもよく、
このような材質であっても媒体の先端を保護することが
できるのは明らかである。但し、上述したフレキシブル
な材質を使用した場合と同様の効果、すなわち、カール
した媒体を積極的にフィードローラ4に案内することが
できる効果を得るためには、板金製ガイドの形状や角度
等を媒体1の繰り出し力との関係から適宜設定する。
【0023】上記実施例では、媒体1の繰り出し方向X
を上にして説明したが、例えば、水平方向に繰り出すよ
うにしてもよく、その方向はどの向きであってもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明の媒体分離給
紙機構は、ゲートローラの給入側にゲートローラガイド
を設け、媒体の先端がゲートローラ側にカールしている
場合に、ピックアップローラに送りだされた媒体の先端
がゲートローラガイドにぶつかり、このゲートローラガ
イド面を滑りながら移動するようにした。
【0025】このため、カールした媒体の先端がゲート
ローラの表面にぶつかる前にゲートローラガイドにぶつ
かるようにして媒体の先端と更にゲートローラの表面を
も保護することができるようになり、傷や破れ等のない
安定した分離給紙動作が保障でき、高い信頼性のある媒
体分離給紙機構を提供することができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の媒体分離給紙機構図である。
【図2】図1のB−B矢視図である。
【図3】媒体分離給紙動作を停止中の様子を説明する概
略構成図である。
【図4】カールした媒体の繰り出しを説明する概略構成
図である。
【図5】従来の概略構成図である。
【図6】図5のA−A矢視図である。
【図7】突入角θの説明図である。
【符号の説明】
1 媒体 2 ピックアップローラ 3 シートガイド 4 フィードローラ 5 ゲートローラ 6 アッパガイド 7 ゲートローラガイド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重合して収納された媒体を繰り出すフィ
    ードローラと、 このフィードローラまで媒体を摩擦力で送り出すピック
    アップローラと、 前記フィードローラと互い違いの位置に互いにオーバー
    ラップするように配置し、フィードローラと同方向に回
    転するゲートローラとを有し、 前記ピックアップローラで送りだされた複数の媒体を前
    記ゲートローラが分離して、ピックアップローラ側の媒
    体を1枚ずつ順に繰り出して給紙を行う媒体分離給紙機
    構において、 ゲートローラの給入側にゲートローラガイドを設け、媒
    体の先端がゲートローラ側にカールしている場合に、ピ
    ックアップローラに送りだされた媒体の先端がゲートロ
    ーラガイドにぶつかり、このゲートローラガイド面を滑
    りながら移動するようにしたことを特徴とする媒体分離
    給紙機構。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ゲートローラガイド
    をフレキシブルな材質とし、ゲートローラの給入側に自
    由端が来るように片持ち構造とし、その自由端が媒体に
    よって押されることによりゲートローラに沿って撓み、
    その撓みの反力によりカールした媒体先端を給紙軌道上
    へ修正するようにしたことを特徴とする媒体分離給紙機
    構。
  3. 【請求項3】 請求項2において、ゲートローラガイド
    は、プラスチックフィルムであることを特徴とする媒体
    分離給紙機構。
JP22058994A 1994-09-14 1994-09-14 媒体分離給紙機構 Pending JPH0881082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22058994A JPH0881082A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 媒体分離給紙機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22058994A JPH0881082A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 媒体分離給紙機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0881082A true JPH0881082A (ja) 1996-03-26

Family

ID=16753349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22058994A Pending JPH0881082A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 媒体分離給紙機構

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JP (1) JPH0881082A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002302284A (ja) * 2001-04-09 2002-10-18 Nec Eng Ltd 給紙装置
WO2004074149A1 (ja) * 2003-02-19 2004-09-02 Riso Kagaku Corporation 給紙装置
JP2009051668A (ja) * 2007-07-30 2009-03-12 Kyocera Mita Corp 給紙装置および給紙装置を備えた画像形成装置

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