JPH088072Y2 - 渦巻状に巻装された連結釘の包装用トレー - Google Patents
渦巻状に巻装された連結釘の包装用トレーInfo
- Publication number
- JPH088072Y2 JPH088072Y2 JP12256090U JP12256090U JPH088072Y2 JP H088072 Y2 JPH088072 Y2 JP H088072Y2 JP 12256090 U JP12256090 U JP 12256090U JP 12256090 U JP12256090 U JP 12256090U JP H088072 Y2 JPH088072 Y2 JP H088072Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting nail
- fitting protrusion
- tray
- nail
- spirally wound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は渦巻状に巻装された連結釘の包装用トレー
に関する。
に関する。
（考案の目的） この考案は、自動釘打機に装填される渦巻状に巻装さ
れた、多数の連結釘を、嵩張らずに保管・運搬すること
の出来る包装用トレーを提供することを目的とするもの
である。
れた、多数の連結釘を、嵩張らずに保管・運搬すること
の出来る包装用トレーを提供することを目的とするもの
である。
（実施例） 以下にこの考案を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。
る。
まず、第１図に基づいて、収納物品である連結釘１に
ついて説明する。連結釘１は、多数の釘２を相互に平行
となるようにして、２本の連結針金３にスポット溶接等
の手段によって、取付けて帯状物とした後、中央部が高
く外側に行く程低くなるように、且つ中央部に中央空洞
部４を形成するようにして、渦巻状に巻装されたもので
ある。
ついて説明する。連結釘１は、多数の釘２を相互に平行
となるようにして、２本の連結針金３にスポット溶接等
の手段によって、取付けて帯状物とした後、中央部が高
く外側に行く程低くなるように、且つ中央部に中央空洞
部４を形成するようにして、渦巻状に巻装されたもので
ある。
前記連結釘１を収納する包装用トレー11は、合成樹脂
製の一体成形物によって構成されている。この包装用ト
レー11は、平面形状ほぼ円形の複数個の上面開放の連結
釘収納凹所12を有しており、これら連結釘収納凹所12
は、側周壁14と、底壁16とを有しており、この底壁16
が、連結釘１の中央空洞部４に嵌まる中央の嵌合突起17
と、この嵌合突起17の下端につながる、上面が凸で下面
が凹となるテーパー状部18とを有している。なお、前記
嵌合突起17も下側から見れば凹所となっている。また、
テーパー状部18は、嵌合突起17を下側に設定値以上の力
で押すと、第３図二点鎖線で示す如く、上面が凹で下面
が凸の状態となり、また、嵌合突起17を上側に設定値以
上の力で引くと元の状態に戻るようになされている。即
ち、包装用トレー11の全体高さが低くなったり、高くな
ったりするようになされているので、樹脂成形時におい
ては、包装用トレー11の全体高さが低い状態で成形を行
ない、硬化後、テーパー状部18を成形時と逆の状態とし
て使用することが出来るので、成形金型の全体高さを低
くして、金型材料を節約して低コストで成形金型を製造
することが出来る。
製の一体成形物によって構成されている。この包装用ト
レー11は、平面形状ほぼ円形の複数個の上面開放の連結
釘収納凹所12を有しており、これら連結釘収納凹所12
は、側周壁14と、底壁16とを有しており、この底壁16
が、連結釘１の中央空洞部４に嵌まる中央の嵌合突起17
と、この嵌合突起17の下端につながる、上面が凸で下面
が凹となるテーパー状部18とを有している。なお、前記
嵌合突起17も下側から見れば凹所となっている。また、
テーパー状部18は、嵌合突起17を下側に設定値以上の力
で押すと、第３図二点鎖線で示す如く、上面が凹で下面
が凸の状態となり、また、嵌合突起17を上側に設定値以
上の力で引くと元の状態に戻るようになされている。即
ち、包装用トレー11の全体高さが低くなったり、高くな
ったりするようになされているので、樹脂成形時におい
ては、包装用トレー11の全体高さが低い状態で成形を行
ない、硬化後、テーパー状部18を成形時と逆の状態とし
て使用することが出来るので、成形金型の全体高さを低
くして、金型材料を節約して低コストで成形金型を製造
することが出来る。
前記の如き構成によって、第４図に示す如く、連結釘
収納凹所12に連結釘１を収納した後、包装用トレー11を
段積みすると、その状態において、テーパー状部18の下
方に連結釘１の中央部の上方突出部が嵌まり込むので、
段積み状態の包装用トレー11の全体高さをテーパー状部
18がない場合に比較して、低くすることが出来る。ま
た、同様の理由によって段積み状態の包装用トレー11の
荷崩れも起こりにくい。更に、連結釘１の中央空洞部４
に嵌合突起17が嵌まり込むので、連結釘１の中央部から
巻装状態がほどけるということもない。
収納凹所12に連結釘１を収納した後、包装用トレー11を
段積みすると、その状態において、テーパー状部18の下
方に連結釘１の中央部の上方突出部が嵌まり込むので、
段積み状態の包装用トレー11の全体高さをテーパー状部
18がない場合に比較して、低くすることが出来る。ま
た、同様の理由によって段積み状態の包装用トレー11の
荷崩れも起こりにくい。更に、連結釘１の中央空洞部４
に嵌合突起17が嵌まり込むので、連結釘１の中央部から
巻装状態がほどけるということもない。
次に、第５図を参照しつつ、前記とは別の連結釘101
を収納する場合について説明する。連結釘101は、多数
の釘102を、それらが相互に平行となるようにして且つ
釘102の頭部が交互に段違いとなるようにして、２本の
連結針金103にスポット溶接等の手段によって取付けて
帯状物とした後、釘102の上端及び下端の包絡面がほぼ
水平状となるようして且つ中央部に中央空洞部104を形
成するようにして、渦巻状に巻装されたものである。連
結釘101の上下面がほぼ水平であるので、この連結釘101
を連結釘収納凹所12に収納する際には、嵌合突起17を下
側に設定値以上の力で押して、テーパー状部18を上面が
凹で下面が凸の状態として、連結釘101を連結釘収納凹
所12に収納することにより、連結釘101を連結釘収納凹
所12に嵩張ることなくうまく収納することが出来る。即
ち、包装用トレー11は収納する連結釘の形状に応じて変
形させることが出来る。
を収納する場合について説明する。連結釘101は、多数
の釘102を、それらが相互に平行となるようにして且つ
釘102の頭部が交互に段違いとなるようにして、２本の
連結針金103にスポット溶接等の手段によって取付けて
帯状物とした後、釘102の上端及び下端の包絡面がほぼ
水平状となるようして且つ中央部に中央空洞部104を形
成するようにして、渦巻状に巻装されたものである。連
結釘101の上下面がほぼ水平であるので、この連結釘101
を連結釘収納凹所12に収納する際には、嵌合突起17を下
側に設定値以上の力で押して、テーパー状部18を上面が
凹で下面が凸の状態として、連結釘101を連結釘収納凹
所12に収納することにより、連結釘101を連結釘収納凹
所12に嵩張ることなくうまく収納することが出来る。即
ち、包装用トレー11は収納する連結釘の形状に応じて変
形させることが出来る。
（考案の効果） この考案は、前記した如き構成によって、以下の如き
効果を奏するものである。
効果を奏するものである。
連結釘収納凹所の底壁中央部に、上面が凸で下面が凹
となるテーパー状部が形成されているので、連結釘収納
凹所に連結釘を収納した後、包装用トレーを段積みする
と、その状態において、テーパー状部の下方に連結釘の
中央部の上方突出部が嵌まり込むので、段積み状態の包
装用トレーの全体高さを上方膨出部がない場合に比較し
て、低くすることが出来る。また、同様の理由によって
段積み状態の包装用トレーの荷崩れも起こりにくい。
となるテーパー状部が形成されているので、連結釘収納
凹所に連結釘を収納した後、包装用トレーを段積みする
と、その状態において、テーパー状部の下方に連結釘の
中央部の上方突出部が嵌まり込むので、段積み状態の包
装用トレーの全体高さを上方膨出部がない場合に比較し
て、低くすることが出来る。また、同様の理由によって
段積み状態の包装用トレーの荷崩れも起こりにくい。
テーパー状部は、嵌合突起を下側に設定値以上の力で
押すと、上面が凹で下面が凸の状態となるようになさ
れ、また嵌合突起を上側に設定値以上の力で引くと元の
状態に戻るようになされているので、樹脂成形時におい
ては、包装用トレーの全体高さが低い状態で成形を行な
い、硬化後、テーパー状部を成形時と逆の状態として使
用することが出来るので、成形金型の全体高さを低くし
て、金型材料を節約して、低コストで成形金型を製造す
ることが出来る。
押すと、上面が凹で下面が凸の状態となるようになさ
れ、また嵌合突起を上側に設定値以上の力で引くと元の
状態に戻るようになされているので、樹脂成形時におい
ては、包装用トレーの全体高さが低い状態で成形を行な
い、硬化後、テーパー状部を成形時と逆の状態として使
用することが出来るので、成形金型の全体高さを低くし
て、金型材料を節約して、低コストで成形金型を製造す
ることが出来る。
前記のごとく、テーパー状部は収納する連結釘の形状
に応じて変形させることが出来るので、極めて便利であ
る。
に応じて変形させることが出来るので、極めて便利であ
る。
連結釘の中央空洞部に嵌合突起が嵌まり込むので、連
結釘の中央部から巻装状態がほどけるということもな
い。
結釘の中央部から巻装状態がほどけるということもな
い。
図面はこの考案の実施例を示すものであって、第１図は
渦巻状に巻装された連結釘の斜視図、第２図は実施例の
平面図、第３図は第２図III-III線拡大断面図、第４図
は連結釘が収納されて段積みされた状態の包装用トレー
の要部縦断面図、第５図は別の連結釘が収納された状態
の包装用トレーの要部縦断面図である。 １……連結釘、２……釘、３……連結針金、４……中央
空洞部、11……包装用トレー、12……連結釘収納凹所、
16……底壁、17……嵌合突起、18……テーパー状部、10
1……連結釘、102……釘、103……連結針金、104……中
央空洞部
渦巻状に巻装された連結釘の斜視図、第２図は実施例の
平面図、第３図は第２図III-III線拡大断面図、第４図
は連結釘が収納されて段積みされた状態の包装用トレー
の要部縦断面図、第５図は別の連結釘が収納された状態
の包装用トレーの要部縦断面図である。 １……連結釘、２……釘、３……連結針金、４……中央
空洞部、11……包装用トレー、12……連結釘収納凹所、
16……底壁、17……嵌合突起、18……テーパー状部、10
1……連結釘、102……釘、103……連結針金、104……中
央空洞部
Claims (1)
- 【請求項１】複数個の上面開放の連結釘収納凹所を有し
ており、これら連結釘収納凹所の底壁が、連結釘の中央
空洞部に嵌まる中央の嵌合突起と、この嵌合突起の下端
につながる、上面が凸で下面が凹となるテーパー状部と
を有しており、前記テーパー状部は、嵌合突起を下側に
設定値以上の力で押すと、上面が凹で下面が凸の状態と
なるようになされ、また嵌合突起を上側に設定値以上の
力で引くと元の状態に戻るようになされている、一体成
形体からなる渦巻状に巻装された連結釘の包装用トレ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12256090U JPH088072Y2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 渦巻状に巻装された連結釘の包装用トレー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12256090U JPH088072Y2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 渦巻状に巻装された連結釘の包装用トレー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0479066U JPH0479066U (ja) | 1992-07-09 |
| JPH088072Y2 true JPH088072Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=31870329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12256090U Expired - Lifetime JPH088072Y2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 渦巻状に巻装された連結釘の包装用トレー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH088072Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011207485A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Japan Crown Cork Co Ltd | 連結機能付ヒンジ容器 |
| JP5751491B2 (ja) * | 2011-10-24 | 2015-07-22 | 日本電気硝子株式会社 | 反射鏡基体の収容トレイ、並びにこれを用いた集積物及びその梱包体 |
-
1990
- 1990-11-21 JP JP12256090U patent/JPH088072Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0479066U (ja) | 1992-07-09 |
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