JPH0880728A - 車両用メータ - Google Patents

車両用メータ

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JPH0880728A
JPH0880728A JP6216359A JP21635994A JPH0880728A JP H0880728 A JPH0880728 A JP H0880728A JP 6216359 A JP6216359 A JP 6216359A JP 21635994 A JP21635994 A JP 21635994A JP H0880728 A JPH0880728 A JP H0880728A
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Japan
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meter
air
vehicle
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meter read
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JP6216359A
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Takashi Tanaka
尚 田中
Yuichi Shirota
雄一 城田
Kazufumi Yomo
四方  一史
Hikari Sugi
光 杉
Yasuhisa Yamashita
泰久 山下
Yoshito Ito
義人 伊藤
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両において、冷房運転時にメータの読み取
り面の表面が曇らないようにする。 【構成】 車両の乗員前方のメータ読み取り面(11)
の近傍から冷風を室内に向けて吹き出す(22)空調装
置を備えた車両において、車両用メータの読み取り面
(11)の表面に向けて冷風を吹きつける(23)構成
(13)とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用メータに関す
るものであり、特に冷房運転時にメータの読み取り面が
曇らないように工夫したものである。
【0002】
【従来の技術】近年、エネルギー効率向上のため、車両
用空調装置においても、極力小さい装置能力でもって乗
員の快適性を維持させるために、熱負荷に応じて冷風の
吹き付けを利用するドラフト空調が活用され始めてい
る。このドラフト空調には、乗員の前方に幅広い冷風吹
き出し口が必要であり、そのため運転席においては、メ
ータの近傍から空調風が流れ出る構造を取ることにな
る。これに適した構造のメータとして、運転者の視線の
方向にはメータの読み取り面としての反射鏡面のみを設
け、実際のメータ表示器自体は反射視線の先の位置に設
けて成る、いわゆるプロジェクトメータ(反射鏡に写っ
たメータ表示面の虚像を読む方式)が有力である。この
プロジェクトメータを用いると、メータ読み取り面の裏
側(ダッシュボードの内側)にはメータ本体が存在しな
いので、そこの空間を利用して空調ダクトを敷設したド
ラフト空調の設計が可能である。ただ、従来の直読タイ
プのメータであっても、メータ本体の裏面付近に空調ダ
クトを設けることができれば、ドラフト空調が設置可能
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このドラフ
ト空調を行うと、メータ読み取り面の裏側を冷風が流れ
てくるので、読み取り面を構成する板体が冷却されて温
度が下がり、その表面に接している車両客室内の暖かい
空気に含まれている水分がそこに結露して、メータ表示
が読み取りにくくなる。したがって、この発明は、メー
タ読み取り面に結露が生じないようにすることを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、車両の乗員
前方のメータ読み取り面の近傍から冷風を室内に向けて
吹き出す空調装置を備えた車両において、車両用メータ
の読み取り面の表面に低湿度の空気層を作る低湿空気層
形成手段を設けて構成するものである。
【0005】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明をプロジェ
クトメータにおいて実施した実施例について説明する。
【0006】図1および2に示すように、このメータ
は、メータ表示器10の表示をメータ読み取り面11に
映して読み取る方式のものである。メータ読み取り面1
1は、単に一枚の反射板であるので、図2および図3に
示すように、これ自体をダクト壁の一部に利用して空調
ダクト14が形成されていて、車両のインパネ部18に
取り付けられている。メータ読み取り面11には、客室
内用に空気吹き出し口12が設けられていて、そこから
白抜き矢印22のように冷房時には冷風が吹き出してい
る。この冷風は、運転者に対して利用効率のよいドラフ
ト空調式の冷房である。
【0007】メータ部には、読み取り面の表面に低湿度
の空気層を作る低湿空気層形成手段として、さらに左右
の側方に空気吹き出し口13が設けられていて、そこか
ら白抜き矢印23のように、冷房時にはダクト14を通
って来た室内冷房用の冷風の一部が吹き出してきて、メ
ータ読み取り面11の表面に向けて冷風を流す。これに
より、メータ読み取り面11の表面に沿って流れる低温
で低湿度の空気層を形成する。この実施例の場合は、こ
の空気吹き出し口13からの空調風は、独立に制御され
るものではなく、空気吹き出し口12からの乗員用に吹
き出す空調風が空調ダクト14内を流れてくるときに
は、同時に必ず吹き出すものである。
【0008】以上の原理でのメータ曇り防止策は、プロ
ジェクトメータに限らず、メータ内部または近傍を通っ
て空調風が配風される方式の空調において、曇り防止対
策として、空調風の一部をメータに当てるということで
実現できるものである。
【0009】
【発明の作用および効果】以上の構成により、メータ読
み取り面に低湿度の空気層を形成することができ、した
がって、その部分の空気中から水分が分離して出てくる
ことがなくなり、メータ読み取り面が曇ることがなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による車両用メータを車両に搭載し
た場合のメータ付近の正面図である。
【図2】 図1の2−2線による断面図である。
【図3】 この発明による車両用メータの要部を示す分
解斜視図である。
【符号の説明】
10…メータ表示器、11…メータ読み取り面、12…
空気吹き出し口、13…空気吹き出し口、14…空調ダ
クト、18…インパネ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉 光 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 山下 泰久 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 伊藤 義人 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の乗員前方のメータ読み取り面の近
    傍から冷風を室内に向けて吹き出す空調装置を備えた車
    両において、 メータ読み取り面の表面に低湿度の空気層を作る低湿空
    気層形成手段を設けて成ることを特徴とする車両用メー
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用メータであっ
    て、 該低湿空気層形成手段は該メータ読み取り面の表面に沿
    って空気の流れを生じさせる手段であることを特徴とす
    るもの。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の車両用メータであっ
    て、 該低湿空気層形成手段は該メータ読み取り面の表面の空
    気の湿度を低下させる手段であることを特徴とするも
    の。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の車両用
    メータであって、 該低湿空気層形成手段は該メータ読み取り面の表面に向
    けて冷風を吹き出す手段であることを特徴とするもの。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7097316B2 (en) * 2003-08-29 2006-08-29 Calsonic Kansei Corporation Display unit for vehicle
WO2017199655A1 (ja) * 2016-05-20 2017-11-23 株式会社デンソー 空気吹出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7097316B2 (en) * 2003-08-29 2006-08-29 Calsonic Kansei Corporation Display unit for vehicle
WO2017199655A1 (ja) * 2016-05-20 2017-11-23 株式会社デンソー 空気吹出装置
JPWO2017199655A1 (ja) * 2016-05-20 2018-10-18 株式会社デンソー 空気吹出装置

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