JPH088030B2 - 押釦スイッチのインターロック装置 - Google Patents

押釦スイッチのインターロック装置

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JPH088030B2
JPH088030B2 JP24466991A JP24466991A JPH088030B2 JP H088030 B2 JPH088030 B2 JP H088030B2 JP 24466991 A JP24466991 A JP 24466991A JP 24466991 A JP24466991 A JP 24466991A JP H088030 B2 JPH088030 B2 JP H088030B2
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Inventor
肇 伊藤
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株式会社新晃イーアールディ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小形で、かつ機械的に
簡単な構造で、確実なインターロックを広い範囲で行え
るようにした押釦スイッチのインターロック装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】押釦スイッチにおいて、両押釦の同時操
作による機器の破損防止を図るため、2つの押釦を同時
に押し下げできないようにインターロック装置が設けら
れている。このインターロック装置として、汎用されて
いるものとして、実公昭32−551号公報、実公昭3
9−28139号公報に開示されたものがある。これら
は、対向する押釦間にインターロック用のロッドを横方
向に移動可能に配設し、いずれか一方の押釦を押し下げ
たとき、これによりインターロック用のロッドを他方の
押釦側へ移動させて他方の押釦のロックを行うようにし
たものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この公知の方式では、
構造が複雑で、使用部品数も多く、組立に手数を要すも
のとなっている。特に、押釦スイッチに多数のばねやボ
ールを用いる場合には、組立は困難となる。また、押釦
のストロークに対して、インターロックの範囲が約半分
となることから、この範囲に多段のスイッチ接点を配置
することは困難で、多段の押釦スイッチのインターロッ
ク方式としては適さない。
【0004】本発明は、従来の押釦スイッチのインター
ロック装置の有する問題点に鑑みてなしたもので、構造
が簡単で、かつ操作性が良く、広い範囲でインターロッ
クを行うことができる押釦スイッチのインターロック装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の押釦スイッチのインターロック装置は、本
体内に対向して設けた2つの押釦の基部にインターロッ
ク部を形成するとともに、インターロック部に傾斜面を
介してインターロック部より太径の押釦部を一体に形成
し、2つの押釦を挟んで2本のインターロック体を、イ
ンターロック部の径よりも大で、押釦部の径よりも小の
間隔をおいて延設し、かつインターロック体の長手方向
の中央部を支軸により本体に揺動自在に軸着したことを
特徴とする。この場合において、2つの押釦の基部に溝
を形成し、溝に2つの押釦間に配設した垂直面内で揺動
するインターロック用レバーを挿入してなる垂直方式の
インターロック機構を、上記水平方式のインターロック
機構に併設することができる。
【0006】
【作用】いずれか一方の押釦を押し下げると、2本イン
ターロック体は、この押釦の傾斜面及び押釦部に当接
し、押し広げられるようにして支軸を中心にして揺動す
る。これにより、2本インターロック体の支軸を挟んだ
他端側は、他方の押釦のインターロック部に当接又は接
近し、他方の押釦は押し下げ不可能な状態でロックされ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1〜図11は、本発明の押釦スイッチのインタ
ーロック装置の第1実施例を示す。図1及び図2に示す
ように、押釦スイッチの本体1内には、2つの押釦2
A,2Bを対向して嵌合するための押釦嵌合孔1a,1
aが設けられている。そして、2段操作以上の押釦スイ
ッチでは、この押釦嵌合孔1aの上部で外方側の内側面
に2段又は3段操作用(アクション用)のガイド球3を
導くための縦方向のガイド溝1b,1bを設ける。
【0008】押釦2A,2Bは、押釦嵌合孔1a内に本
体1の上下方向にスライド自在に嵌挿し得る形状とし、
かつこの押釦2A,2Bの横方向に横孔2aを穿設し、
この横孔2a内にばね4を挟んで2個のガイド球3,3
を嵌挿し、このガイド球3はばね4の作用にて押釦2の
外側方向へ突出するようにし、これにより押釦2を本体
1の押釦嵌合孔1a内に挿入した時、ばね圧によりガイ
ド球3がガイド溝面1bに押圧されるようにする。この
押釦2A,2Bの底部中央には、ばね嵌合孔2bを一体
に形成し、この押釦2A,2Bを本体1に嵌挿したと
き、押釦2A,2Bを常に押し上げるようにばね嵌合孔
2bと本体1の押釦嵌合孔1aの底面間にばね5を介在
させる。なお、この場合、押釦2A,2Bがばね5の作
用により本体1より抜け出ないように押釦2A,2Bに
横水平方向に貫通する可動接点片S1,S2を配設す
る。この可動接点片S1,S2は、本体1側に固定され
た固定接点片T1,T2と接触離間するものである。
【0009】この押釦2Aと押釦2Bは同じ形状である
ため、以下押釦2Aについて説明する。この押釦2Aに
は、アクション用のガイド球3及び可動接点S1,S2
を備え、かつ本体1内に嵌挿される本体部21の上部に
細い柱状のインターロック部22を突設し、このインタ
ーロック部22の上部に傾斜面24を介してインターロ
ック部22より太径の押釦部23を一体に形成する。そ
して、押釦2Aがばね5にて押し上げられ、スイッチオ
フ状態にあるとき、インターロック部22は本体1の頂
面部と同じレベルに位置するように押釦2Aの形状を定
めるものとする。
【0010】また、本体1の頂面部には、2つの押釦2
A,2Bを挟むようにして2本のインターロック体6,
6を設ける。このインターロック体6,6は、押釦2
A,2Bのインターロック部22の径よりも大で、かつ
押釦部23の径よりも小の間隔をおいて延設し、さら
に、インターロック体6,6の長手方向の中央部を支軸
7により本体1に揺動自在に軸着して配設する。
【0011】この対向する2つのインターロック体6,
6を本体1に軸着する方法は、図10に示すように、2
本のインターロック体6,6を1本づつ支軸7にて本体
1に軸着することも、あるいは、図11に示すように、
2本のインターロック体6,6の中央部に突出部を形成
し、この突出部を重ね、1本の支軸7にて本体1に軸着
することもできる。
【0012】以下、本実施例の押釦スイッチの操作につ
いて説明する。いずれか一方の押釦、例えば、図6に示
すように、押釦2Aを押し下げ、1段又は2段以上の操
作を行うと、この押し下げ量に応じて、押釦2Aは降下
する。これにより、2本インターロック体6,6は、押
釦2Aの傾斜面24及び押釦部23に当接し、押し広げ
られるようにして支軸7を中心にして揺動する。そし
て、2本インターロック体6,6の支軸7を挟んだ他端
側は、他方の押釦2Bのインターロック部22に当接又
は接近し、他方の押釦2Bは押し下げ不可能な状態でロ
ックされる。このインターロック時の押釦2A,2Bと
インターロック体6,6との関係を図7に示す。
【0013】また、2つの押釦2A,2Bを同時に押し
下げようとした場合には、図8及び図9に示すように、
対向する2本のインターロック体6,6が同時に2つの
押釦2A,2Bの傾斜面24に当接し、2つの押釦2
A,2Bは押し下げ不可能な状態でロックされる。
【0014】図12〜図16は、本発明の押釦スイッチ
のインターロック装置の第2実施例を示す。本実施例
は、図17に示すように、2つの押釦2A,2Bが必要
以上の強い力で同時に押し下げられることにより、2本
のインターロック体6,6が変形することを防止するた
めのもので、2つの押釦間に配設した垂直面内で揺動す
るインターロック用レバーを併設することにより確実に
インターロックを行うことができるようにしたものであ
る。
【0015】すなわち、本実施例では、2本のインター
ロック体6,6を第1実施例と同様にして設けるととも
に、2つの押釦2A,2Bの基部に溝25を形成し、溝
25に2つの押釦2A,2B間に配設した垂直面内で揺
動するインターロック用レバー8の端部をそれぞれ挿入
したものである。
【0016】このインターロック用レバー8は、図14
に示すように、半円形状をしたもので、インターロック
用レバー8の上部中央両面に支点となる支軸片を突設
し、これを本体1の頂面に設けた溝11に形成した支軸
挿入溝12に嵌合し、端部を押釦2A,2Bの基部の一
側面に形成した溝25内に挿入し、これにより、いずれ
か一方の押釦、例えば、押釦2Aを押し下げた時、イン
ターロック用レバー8を垂直面内でシーソー状に揺動さ
せ、他方の押釦2Bの溝25内に挿入したインターロッ
ク用レバー8の端部を上昇させることにより、他方の押
釦2Bを押し下げ不可能な状態にロックするものであ
る。
【0017】これにより、本実施例の押釦スイッチで
は、図15及び図16に示すように、インターロック体
6,6とインターロック用レバー8との協動作用により
インターロックが行われるため、2つの押釦2A,2B
に必要以上の押し下げ方向の強い力が作用しても、2つ
の押釦2A,2Bが同時に押し下げ操作されることを防
止することができる。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明の押釦スイッチのイ
ンターロック装置によれば、構造が簡単で押釦スイッチ
の組立が容易に行うことができるとともに、操作性が良
く、各段の押し下げストローク量の小さい多段式の押釦
スイッチにおいても、インターロックの作動を確実に行
うことができる。
【0019】また、請求項2記載の発明の押釦スイッチ
のインターロック装置によれば、水平方式のインターロ
ック機構と垂直方式のインターロック機構を設けること
により、構造を複雑化することなく、より確実なインタ
ーロックを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の押釦スイッチのインターロック装置の
第1実施例の外観斜視図である。
【図2】(a)同正面縦断面図である。(b)同側面縦
断面図である。
【図3】同側面図である。
【図4】押釦とインターロック体との関係を示す斜視図
である。
【図5】同断面図である。
【図6】一方の押釦を押し下げた状態を示す斜視図であ
る。
【図7】同断面図である。
【図8】両方の押釦を同時に押し下げた状態を示す斜視
図である。
【図9】同断面図である。
【図10】インターロック体の斜視図である。
【図11】インターロック体の他の実施例の斜視図であ
る。
【図12】本発明の押釦スイッチのインターロック装置
の第1実施例の外観斜視図である。
【図13】押釦とインターロック体との関係を示す斜視
図である。
【図14】同一部を破断した外観図である。
【図15】一方の押釦を押し下げた状態を示す斜視図で
ある。
【図16】一方の押釦をさらに押し下げた状態を示す斜
視図である。
【図17】両方の押釦を強い力で同時に押し下げた状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 2A 押釦 2B 押釦 22 インターロック部 23 押釦部 24 傾斜面 25 溝 6 インターロック体 7 支軸 8 インターロック用レバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(1)内に対向して設けた2つの押
    釦(2A,2B)の基部にインターロック部(22)を
    形成するとともに、該インターロック部(22)に傾斜
    面(24)を介してインターロック部(22)より太径
    の押釦部(23)を一体に形成し、前記2つの押釦(2
    A,2B)を挟んで2本のインターロック体(6,6)
    を、インターロック部(22)の径よりも大で、押釦部
    (23)の径よりも小の間隔をおいて延設し、かつ前記
    インターロック体(6,6)の長手方向の中央部を支軸
    (7)により本体(1)に揺動自在に軸着したことを特
    徴とする押釦スイッチのインターロック装置。
  2. 【請求項2】 2つの押釦(2A,2B)の基部に溝
    (25)を形成し、該溝(25)に2つの押釦(2A,
    2B)間に配設した垂直面内で揺動するインターロック
    用レバー(8)を挿入したことを特徴とする請求項1記
    載の押釦スイッチのインターロック装置。
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JP4657611B2 (ja) * 2004-02-09 2011-03-23 朝日電装株式会社 駆動方式切換装置
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