JPH0878972A - 電圧ホロワ形電力増幅段 - Google Patents

電圧ホロワ形電力増幅段

Info

Publication number
JPH0878972A
JPH0878972A JP7213643A JP21364395A JPH0878972A JP H0878972 A JPH0878972 A JP H0878972A JP 7213643 A JP7213643 A JP 7213643A JP 21364395 A JP21364395 A JP 21364395A JP H0878972 A JPH0878972 A JP H0878972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
amplifier
voltage
current
transistors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7213643A
Other languages
English (en)
Inventor
Gilbert Gloaguen
グローグエン ギルベール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Philips Electronics NV filed Critical Philips Electronics NV
Publication of JPH0878972A publication Critical patent/JPH0878972A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/32Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion
    • H03F1/3217Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion in single ended push-pull amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/30Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor
    • H03F3/3001Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor with field-effect transistors
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F2203/00Indexing scheme relating to amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements covered by H03F3/00
    • H03F2203/30Indexing scheme relating to single-ended push-pull [SEPP]; Phase-splitters therefor
    • H03F2203/30045Indexing scheme relating to single-ended push-pull [SEPP]; Phase-splitters therefor the SEPP power transistors comprising measuring push or pull transistors to produce a controlling signal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気モータ供給用の電力増幅段を改善する。 【解決手段】 この増幅段はその出力に2つのMOS電
力トランジスタ(M1,M2)を正の供給ライン(2)
とアース(1)との間に直列に具え、それら各々のゲー
トはそれぞれの増幅器(A1,A2)で制御され、入力
信号(Vi )はこれら増幅器の入力へ増幅段の出力信号
(Vo )と比較されるように印加されている。本発明に
よれば、増幅器(A1,A2)は各々禁止入力(20,
22)を備え、それによって対応する電力トランジスタ
(M2,M1)のゲートをアースに接続する。さらに増
幅段はスイッチ(SW1,SW2)として作用する2つ
のトランジスタを備え、禁止入力(20,22)の一方
または他方をアースに接続し、電力トランジスタ(M
1,M2)が同時に導通するのを排除している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力電圧信号を
受信し出力信号を供給する電圧ホロワ形電力増幅段であ
って、かつ、ドレインが正の供給ラインに連結される第
2のMOS電力トランジスタと直列で、ソースが共通モ
ードラインに連結される第1のMOS電力トランジスタ
をその出力に具え、さらに、第1のMOS電力トランジ
スタのゲートに印加される第1の制御信号を供給する第
1の増幅器と、第2のMOS電力トランジスタのゲート
に印加される第2の制御信号を供給する第2の増幅器と
を具え、2つの前記MOS電力トランジスタは同じ導電
形でそれらの共通接合点がこの増幅段の前記出力信号を
供給し、前記第1のおよび第2の増幅器は各々それぞれ
の第1の入力で入力信号を受信し、この信号とそれぞれ
の第2の入力へ印加されるこの増幅段の出力信号とが比
較される電圧ホロワ形電力増幅段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電圧利得が1に等しい電力増幅段は文献
EP−A−0492374号から公知で、直面する適用
は音声信号の再生である。
【0003】複数のMOS電力トランジスタはまたモー
タ制御用に特に設計された応用の電力増幅段の出力を形
成するのに全く適しており、それはこれらが誘導電荷の
存在に対し堅牢であるからである。しかしながら、この
形のトランジスタは高いゲート容量、一般的には数百p
Fオーダの容量を有し、それでこれらトランジスタの制
御には、設計された仕様と折り合いのよい時間でこのゲ
ートを充電および放電できる増幅器を使用することが必
要とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】MOS出力トランジス
タの導通状態はかなり顕著な方法で制御されるべきであ
り、すなわち電流通過の抵抗はできるだけ低く、例えば
1オーム以下のオン抵抗であるべきことがこれと同様な
応用分野では等しく望まれる。
【0005】これらの状況のもとに、これら2つの電力
トランジスタの導通および非導通状態の厳格な時間的管
理が、これらトランジスタの破壊の危険を避けるよう確
実になされねばならず、もし2つの電力トランジスタが
たとえほんの短い瞬時でも同時に導通すると前記破壊が
発生するだろう。
【0006】さらに、電圧ホロワ形電力増幅段はまた、
該増幅段が役にたたない時、すなわち入力電圧が増幅段
の出力電圧に等しい時は、できるだけ低くなければなら
ぬという電流消費要求に応ずるべきである。これに対
し、増幅段が非平衡である遷移状態ではその出力で、1
00または200mVの小さな入力/出力非平衡に応じ
ておよび応用分野の要求に応じねばならぬ応答時間で、
大部分の電流の通過が可能でなければならない。
【0007】公知の増幅段は交差歪を避けるため特別に
設計されてはきたが、むだな電流消費を最小にするため
の設計はなされてきていないから、これらの要求の1部
にしか応じられない。公知の増幅段では、事実、入力電
圧の変化に応答する出力における急速な対応能力は役に
立たない電流の値に直接関係している。従って、この役
に立たない電流を所望の低い値に選択することは不可能
であった。
【0008】そこで本発明の目的の1つは、モータ供給
への応用の観点から公知の回路の欠点がかなり排除され
た電力増幅段を提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明に係る冒頭に記載した形の電圧ホロワ形電力
増幅段は、2つのMOS電力トランジスタが同時に導通
するのを避けるため、2つの増幅器の各々が、禁止入力
を備え、該禁止入力が、同じ共通モード電圧にされた
時、この共通モード電圧に等しいゲート制御信号を供給
するように配置されるとともに、この増幅段が共通モー
ドラインへ連結されるソースを各々が有するMOS電界
効果形の2つのスイッチングトランジスタを具え、その
第1のスイッチングトランジスタが第1のMOS電力ト
ランジスタのゲートに連結されるゲートと、第2の増幅
器の禁止入力へ接続されるドレインとを有し、その第2
のスイッチングトランジスタがそのゲートで第2のMO
S電力トランジスタのゲート電圧から導出される信号を
受信し、そのドレインで第1の増幅器の禁止入力に接続
されることを特徴とするものである。
【0010】かくて、2つのMOS電力トランジスタの
一方または他方が高い導通状態にある時、スイッチング
トランジスタの一方の効果により他方のトランジスタは
阻止されるだろう。同時導通、それがたとえ短い遷移周
期であっても、それで複数の電力トランジスタが破壊さ
れてしまう可能性はかくて回避される。本発明に係る増
幅段は、入力信号の電圧が変化しなくともまたわずかに
変化してもこの電圧への非常に正確な追従がその出力で
可能である。
【0011】もう一方のMOS電力トランジスタの状態
の切り換えを含み入力信号を急速に変化させる時には、
スイッチングトランジスタにより制御されるこの切り換
えが実現されるとともに、2つのMOS電力トランジス
タのうちの一方のトランジスタをスイッチ−オフさせる
時間に等しい他方のトランジスタの導通状態の開始の遅
れを確実にする。
【0012】この遅延はモータ供給の場合に、不利には
ならない程十分に低い値、例えば1μsのオーダの遅延
に実際上は固定させることができる。好適には、第1お
よび第2の増幅器は各々、コレクタ同志が相互接続され
ている1対の相補形バイポーラトランジスタによりゲー
ト信号を供給する。これらバイポーラトランジスタの構
成はMOS電力トランジスタのゲートを確実に効果的に
充電したり放電したりするのに信頼性が十分高いもので
ある。
【0013】共通モードラインに接続された第1のMO
S電力トランジスタが、零電圧(アース)からトランジ
スタを確実に導通させるゲート・ソース電圧までの電圧
変化を調整するゲートを有することは以後の説明で容易
に明らかになるであろう。しかしながら、第2のMOS
電力トランジスタについては、そのゲートは第2のMO
S電力トランジスタがホロワ装置に載置されてきている
ので広い限度内で変化する電圧に遭遇するかもしれな
い。第2のスイッチングトランジスタのソースが共通モ
ードラインに接続されているので、そのゲートは第2の
MOS電力トランジスタのゲートに直接接続されてよ
く、このことは前記第2のスイッチングトランジスタの
能力を維持する電圧に特定の要求を課するだろう。
【0014】にもかかわらず、本発明の好適な実施態様
は、第2の増幅器の一対の相補形バイポーラ出力トラン
ジスタのうち、エミッタに正の電圧が供給されるトラン
ジスタがカスコード段を介してその一対の他のトランジ
スタのコレクタに接続されるコレクタを有し、この他の
トランジスタのコレクタとカスコード段との間の接続点
が第2の増幅器の禁止入力を形成することを特徴とする
ものである。
【0015】このカスコード段は好適にはMOSトラン
ジスタで実現される。第2の増幅器の前記禁止入力はあ
たかもこの禁止入力がこのトランジスタ自身のゲートに
接続されていたと同じように第2のMOS電力トランジ
スタのゲートを事実アースすることを可能ならしめる。
間挿したカスコード段の利点は、禁止入力が第2のMO
S電力トランジスタのゲート電圧よりより低い小さな電
圧あそびを有することにあり、このことは好適な実施態
様において、この禁止入力がまた第2のスイッチングト
ランジスタのゲートに印加されるべき信号用出力を形成
することを意味する。この第2スイッチングトランジス
タのゲートはかくて第2のMOS電力トランジスタのゲ
ート電圧からクリッピング(clipping) によって導出さ
れる信号を受信し、このことはそのゲート上での電圧変
化が制限されて残る標準形の第2のスイッチングトラン
ジスタを使用することを可能とする。
【0016】電流制御よりもむしろ電圧によって増幅器
の切り換えを確保するため、第1の増幅器の禁止入力が
導出される電流が低いこの増幅器の入力近くに設けられ
る。かくて好適な実施態様によれば、第1の増幅器が入
力にバイポーラトランジスタの差動対を具え、その差動
対の合体したエミッタの接続点には正の供給ラインから
定電流が供給され、それらベースが前記第1の増幅器の
それぞれの入力へ連結される電力増幅段は、本発明によ
って、前記差動対のトランジスタの1つのコレクタがそ
の入力で第1の増幅器用禁止入力を形成することを特徴
とされる。問題とするコレクタは電流ミラーの入力ダイ
オードであってよい負荷を介して共通モードライン(ア
ース)に連結される。問題とするコレクタは、一方では
この差動対に供給する定電流にほとんど等しい低電流を
通過させ、他方では第1の増幅器に特に有利な禁止入力
をこの電極が形成するよう低い電圧変化を有する。
【0017】好適には、本発明に係る電力増幅段は、前
述の供給電圧よりも高い付加された正の供給電圧を備え
るために電圧二重形の発生器を具え、その付加された電
圧が第2の増幅器の供給用に使用される。
【0018】電力増幅段はかくてその変化が共通モード
電圧から正規の正の供給電圧まで実際上は範囲を有する
出力電圧を提供することができる。付加された正の供給
による過剰の電圧は次に第2のMOS電力トランジスタ
のゲートの適切な分極を可能ならしめる。
【0019】付加された正の供給電圧により伝達される
電流レベルを制限することはこの場合重要である。本発
明に係る電力増幅段は、好適にはその第2の増幅器に付
加された正の供給電圧で消費される電流用制限手段を具
え、その手段は基準電流源により供給される電流値の何
倍かに前記消費される電流を制限するように配置され、
その倍率は電流ミラーのエミッタの表面積の比で決定さ
れ、一方電流制限手段が2つの別の電流ミラーにより完
成されている。
【0020】本発明に係る増幅段は好適には他の同じ段
と関連して使用され、そのアセンブリはブリッジ形のモ
ータ供給ユニットを形成するよう接続されている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照し、それには
限定されない実施例により、本発明がどのように構成さ
れどのように実現されるかを詳細に説明する。
【0022】図1は高度に線図化された電力増幅段を示
し、その増幅段は電圧ホロワ形で、入力信号Vi を受信
し出力信号Vo を伝達し、特にモータMへの供給用であ
る。この増幅段は第1の制御信号V1を第1のMOS電
力トランジスタM1のゲートへ供給する第1の増幅器A
1を具えている。増幅段はまた第2の制御信号V2を第
2のMOS電力トランジスタM2のゲートへ供給する第
2の増幅器A2を具えている。トランジスタM1とM2
は電圧Ve 有する共通モードライン1(アース)と電圧
c を有する正の供給ライン2との間に直列に配列され
ている。2つのトランジスタM1とM2は同じNチャネ
ル形で、トランジスタM1のソースは共通モードライン
1に連結され、トランジスタM1のドレインはトランジ
スタM2のソースへ連結され、この接続部は端子11で
出力信号Vo を供給する増幅段の出力を形成し、トラン
ジスタM2のドレインは正の供給ラインへ連結されてい
る。入力信号Vi は第2の増幅器A2の第1の入力17
と同様に第1の増幅器A1の第1の入力15へ連結され
る入力端子13へ印加される。これら2つの増幅器は、
第1の増幅器では入力18第2の増幅器では入力19そ
れぞれである第2の入力で、入力信号Vi が比較される
出力信号Vo を受信する。本発明によれば2つのMOS
電力トランジスタM1とM2の同時導通は、MOS電界
効果形でソースが各々共通モードライン1へ接続される
2つのスイッチングトランジスタSW1とSW2により
回避される。
【0023】第1のスイッチングトランジスタSW1
は、トランジスタM1のゲートに接続されるゲートを有
し、そのドレインは第2の増幅器A2の禁止入力20へ
接続されている。増幅器A2は、その禁止入力20が電
圧Ve (アース)にされると、この増幅器A2が電圧V
e かそれに非常に近いゲート制御信号V2を供給し、す
なわちトランジスタM2を非導通状態に駆動するように
配置されている。
【0024】同様な機構が第2のスイッチングトランジ
スタSW2により達成され、トランジスタSW2のゲー
トはトランジスタM2のゲートか以下にさらに説明する
ようにこのゲート電圧から導出される電圧に連結され、
同じくSW2のドレインは増幅器A1の禁止入力22へ
連結されている。同様に、禁止入力22が電圧Ve (ア
ース)にされると、増幅器A1は再びほぼ電圧Ve に等
しい制御信号V1を供給し、それでトランジスタM1は
非導通になる。
【0025】この配置の故に、2つのMOS電力トラン
ジスタのうちの1つのみ、M1かM2がある与えられた
瞬時に導通し、その時それのゲート制御電圧は0とは異
なり、これに対しもう一方の他の増幅器の出力の制御電
圧を禁止(零に)する。かくて正の供給ライン2と共通
モードライン1間短絡回路の危険は回避されるが、回路
が短絡すると電力増幅段に取り返しのつかないダメージ
を与え、特にこの増幅段の出力トランジスタのどれかを
破壊する。
【0026】図2は図1の増幅器のような増幅器の1実
施例の回路線図を示している。第1のMOS電力トラン
ジスタM1と出力電圧Vo を運ぶ増幅段の出力端子11
とはまたこの図に示されている。
【0027】増幅器の入力15は電圧Vi を運ぶ。この
入力電圧はPNPトランジスタT1,T2の差動対によ
り出力電圧Vo と比較され、トランジスタT1,T2の
一体になったエミッタは正の供給電圧Vc からの電流I
1を伝達する電流源S1により供給される。トランジス
タT2はダイオードとして接続され、一方トランジスタ
T1はNPNトランジスタを備えた電流電流ミラーT
3,T4の入力分岐を介して共通モードライン1へ連結
されるコレクタを有する。この電流ミラーの入力トラン
ジスタT3はダイオードとして接続され、一方出力トラ
ンジスタT4はトランジスタT1により提供される電流
に等しい電流を提供し、その電流はダイオードとして接
続されるPNPトランジスタT5から引き出される。ト
ランジスタT5は2つの他のPNPトランジスタT6と
T7のベースに連結されるベースを有する。トランジス
タT5はエミッタ抵抗R1を介して正の供給ライン2へ
連結されるエミッタを有し、一方トランジスタT6とT
7は供給ライン2へ直接接続されるエミッタを有してい
る。
【0028】トランジスタT5,T6,T7の組は電流
増幅器を形成し、トランジスタT6とT7により伝達さ
れる電流はこれら2つのトランジスタが電流ミラーとし
て載置されているから相等しい。トランジスタT7のコ
レクタはエミッタが共通モードライン1に接続されるN
PNトランジスタT8のコレクタへ接続されている。こ
のトランジスタ対T7,T8は増幅器の出力を形成し、
MOS電力トランジスタM1のゲートへ制御電圧V1を
供給する。トランジスタT8のベースは一方では電流I
2を供給する電流源S2へ接続されている。他方ではト
ランジスタT8のベースはダイオードとして配置されP
NPトランジスタT6のコレクタに連結される2つのN
PNトランジスタT10,T11により形成される組の
一部をなすNPNトランジスタT9のコレクタに接続さ
れ、前述の組は共通モードライン1へトランジスタT9
のベースを接続する抵抗R2を付加的に具え、トランジ
スタT9のベースはまたトランジスタT11のエミッタ
に接続されている。
【0029】この組、特に抵抗R2の値は、電圧差(V
i −Vo )が増幅器の平衡状態を表す零に接近する時、
トランジスタT7とT8により供給される電流が等しく
なるように用意される。
【0030】もし入力信号の電圧Vi が出力電圧Vo
り瞬時的に高くなると、トランジスタT1により供給さ
れる電流は(その平衡状態にある時の)公称電流より低
められ、電流ミラーT3,T4の出力でのトランジスタ
T4により吸収される電流で同じことが保持される。こ
れらの条件もとでは、トランジスタT6とT7により供
給される電流は公称の値より低くなる。トランジスタT
9は現実にはトランジスタT10と同じく阻止される。
電流源S2からの全電流I2はかくてトランジスタT8
のベースに最大電流を供給する。
【0031】もし、他方、入力信号の電圧Vi が出力電
圧Vo より一時的にでも低くすると、対T1,T2の入
力トランジスタT1はその公称電流より高められ、抵抗
R1,トランジスタT5,T6,T7により形成される
組によって増幅され、それでトランジスタT6とT7両
者はエミッタ抵抗R1の電圧降下の故にほぼ増幅される
電流を供給する。トランジスタT6により供給される実
在の電流は、ダイオードとして配置されたトランジスタ
T11を介して、トランジスタT9のエミッタ/ベース
間電圧と比較して十分高い抵抗R2の電圧降下を引き起
し、それでこのトランジスタT9は導通し、電流源S2
により提供される電流I2の大部分を吸収する。かくて
トランジスタT8は出力トランジスタT7が導通する時
にはほとんど電流を伝達しない。
【0032】図2を参照して説明されてきたような主と
してバイポーラトランジスタで実現されている回路の利
点は、増幅器がその出力で、MOS電力トランジスタM
1のゲート容量の充電または放電の形態で、このトラン
ジスタM1のゲート用制御信号V1を提供することが可
能なことで、増幅器の短い非平衡の場合に比較的高い値
(数mA)を提供できる可能性がある。この増幅器がそ
の平衡状態にもどると、その時出力電圧Vo は入力電圧
i に非常に近く接近し、増幅器の出力でトランジスタ
T7により供給されおよびトランジスタT8により吸収
される等しい電流はかなり低く、例えば50μA以下の
値まで減少するかもしれない。
【0033】この増幅器A1に関して言えば、トランジ
スタM1のゲートに印加される制御電圧V1は零ボルト
とトランジスタM1を強く導通させるのに十分なゲート
・ソース電圧との間には比較的小さな変化を必要とする
のみということは注目されよう。これらの状況のもと
で、トランジスタM1のゲートに表れる制御電圧V1を
スイッチングトランジスタSW1(図2に図示されてい
ない)用のゲート電圧としてまた使用することは特に簡
単で、トランジスタM1の導通に追従するその同時導通
は、図1に示される第2の増幅器A2の動作を阻止させ
るであろう。
【0034】増幅器A1の禁止入力は、この入力がアー
スに接続される時は増幅器A1が電力トランジスタM1
を非導通にするように用意されねばならぬ。好都合に
も、図の参照番号22で明らかなかかる禁止入力は、ト
ランジスタT1のコレクタとミラーT3,T4のトラン
ジスタT3のコレクタ間接続点に接続されている。この
入力22がアースされる時は、トランジスタT1により
供給される電流は電流ミラーT3,T4を流れない、そ
れでトランジスタT4には電流がもはや通過せず、トラ
ンジスタT5,T6およびT7にも電流通過はない。上
述からわかるように、トランジスタT9にはほとんど電
流が流れず、それで電流源S2からの電流I2のすべて
はトランジスタT8用のベース電流として導入される。
この電流は電力トランジスタM1のゲートが充電されて
いる限りこのゲートに放電電流を供給し、一方トランジ
スタT8はトランジスタM1のゲートが完全に放電して
しまった時には飽和状態になる。
【0035】図3には、入力電圧Vi と出力電圧Vo
の電圧非平衡の関数としてのトランジスタT4を通過す
る電流I(T4)、トランジスタT7を通過する電流I
(T7)およびトランジスタT8を通過する電流I(T
8)のそれぞれの過渡形状が示されている。図の電流に
対する対数スケールは、MOS電力トランジスタM1の
ゲートの作用が入力電圧の非平衡の場合にはかなり強
く、一方働いていない状態では、増幅器は実際の例で、
トランジスタT7およびT8によるその出力では約40
μAを越える電流は供給しないことを示している。
【0036】図4は図1における増幅器A2実施例の回
路線図である。この図4では第2のMOS電力トランジ
スタM2が再度示され、それに図示される増幅段がゲー
ト制御信号V2を供給する。トランジスタM2を制御す
る増幅器A2は図2に示される増幅器A1と同じ原理で
主として構成されている。
【0037】この図で同一の機能を有する素子には図2
と同じ参照番号を付した。図4でNPNトランジスタT
18は図2のトランジスタT8とほぼ同じ機能をなし、
そのベースは電流I2を供給する電流源S2により給電
される。この実施例では、トランジスタT18のコレク
タはゲートが基準電圧Vref で分極されるMOSトラン
ジスタM18により実現されるカスコード段を介してP
NPトランジスタT17のコレクタへ連結されている。
トランジスタM2のゲート用制御電圧V2はかくてトラ
ンジスタT17のコレクタとトランジスタM18のドレ
インとの相互接続点から導出される。増幅段の出力電圧
o は電力トランジスタM2のソースへ接続されている
から、この出力電圧Vo は、ゲート制御電圧V2が正の
供給電圧Vc1を越えて上昇できれば、この正の電圧Vc1
のレベルに到達することができる。このことは増幅器A
2がVc1より高い電圧Vc2で正に給電されるものとして
示されている理由で、この電圧は電圧Vc1から出発する
古典的形の電圧二重発生回路16により発生される。
【0038】実施例において、電圧Vc1は12Vに等し
く一方電圧Vc2は18Vのオーダである。トランジスタ
T18のベース電流を制御するように設計されたトラン
ジスタT9,T10,T11および抵抗R2により形成
される組は、トランジスタT8のベース電流の制御との
関係で、図2を参照して前述してきた組と同じ機能をは
たしている。増幅器A2の入力端子17に印加される信
号Vi は2対のトランジスタにより出力信号Vo と比較
される。信号Vi とVo はそれぞれNPNトランジスタ
T12,T13の第1の対のエミッタに印加され、一方
これらトランジスタT12,T13の接合ベースは電流
I11を伝達する電流源S11により給電される。加う
るに、トランジスタT12はベースおよびコレクタ間を
接続されてダイオードとして接続されている。
【0039】PNP形のトランジスタT14,T16の
第2の対は前述の2つのトランジスタT12,T13と
対称に組まれて比較器を構成し、そこではトランジスタ
T16はダイオードとして接続され、電流I3を共通モ
ードライン1へ伝達する電流源S3により供給される。
最終的に、トランジスタT12,T13,T14,T1
6により形成される比較器は、入力電圧Vi が出力電圧
o より高い時には、トランジスタT13,T14を通
過する電流用の増幅器を形成し、トランジスタT13と
T14により通過される電流はともかくも互いに同じに
なる。
【0040】入力電圧Vi が出力電圧Vo より低い時に
は、トランジスタT13とT14は、これらトランジス
タがVo がVi に等しい時に得られる平衡状態での増幅
段の役に立たない電流よりかなり低い電流を供給する阻
止状態に近い状態に駆動される。トランジスタT14は
図2の線図のトランジスタT6と同じ役割りを果してい
る。T14の電流が公称の役に立たない電流以上に上昇
すると、トランジスタT18はトランジスタT9による
電流源S2からの電流の吸収を介して非導通に駆動され
る。同様に、トランジスタT13はトランジスタT17
と並列に連結されてダイオードとして載置されエミッタ
抵抗R11を有するトランジスタT15の組により増幅
される電流を通過し、トランジスタT17はトランジス
タT18とともに出力トランジスタの対を形成する。ト
ランジスタT13を通過する電流が明らかに上昇する時
は、トランジスタT17を通過する電流はより急速に上
昇する。トランジスタT17とT18により供給される
過渡電流は、前述の組のごとく比較的強く、例えば数m
Aのオーダで、一方これら2つのトランジスタの役に立
たない電流は、増幅器が平衡にある時(入力電圧が出力
電圧に等しい)、例えば40μAで制御される。
【0041】図4に示されるごとく、抵抗R5はトラン
ジスタT14とT16のエミッタ間に並列に配置されて
いる。この抵抗R5は選択的で、例えば50kΩの高い
値を有し、トランジスタT13のエミッタとトランジス
タT14のエミッタ間接続が増幅器の強い非平衡の時に
浮遊状態になるのを回避する働きをする。増幅器A2の
増幅特性は図2を参照して説明された増幅器A1のそれ
とほぼ等しい。
【0042】MOS電力トランジスタM2のゲート用制
御信号V2は幅広い限界間で、零電圧から実際上のトラ
ンジスタT17の飽和電圧のVc2まで変化する。電力ト
ランジスタM2のゲート接続はかくて、トランジスタM
2がアースに接続されたゲートにより阻止されるから、
この増幅器A2の禁止命令用入力端子と同様に第2のス
イッチングトランジスタSW2(図4に図示されず)を
制御する出力を形成する。図4に示される組では、しか
しながら、トランジスタM18のソースとトランジスタ
T18のコレクタ間接続は、端子21で示される好適な
出力を第2のスイッチングトランジスタSW2の制御用
に形成する。事実、端子21で得られる電圧は、カスコ
ードトランジスタM18によるクリップからはなれて実
現されるトランジスタM2のゲート電圧から導出され
る。それは基準電圧Vref からトランジスタM18の閾
値電圧をひいた電圧に等しい端子21の出力電圧用の最
大電圧を固定する。端子21での電圧はトランジスタM
2のゲート電圧より小さい変化を示すから、この端子2
1は、トランジスタM2のゲートに表れる電圧と同程度
の高さの電圧保持能力を必要としない通常の形のもので
あってよい第2のスイッチングトランジスタSW2用の
好適な制御を形成する。
【0043】トランジスタT18のコレクタはまた増幅
器A2の禁止命令用入力端子20を形成する。事実、端
子20がアースに接続されると、カスコードトランジス
タM18はトランジスタT17により供給された電流が
アースにバイパスして流れるよう必然的に導通状態にな
る。トランジスタM2はそれにより阻止される。
【0044】増幅器A2が図4に示されているように、
回路の正規の供給電圧Vc1より高い正の供給電圧Vc2
給電されるとき、トランジスタT13とT15により供
給される電流と同様トランジスタT17を通過する電流
に制限を課すのは好適である。
【0045】この目的で、図5はかかる電流制限を可能
ならしめる修正を具えた増幅器A2の第2の実施例を示
す。この実施例によれば、トランジスタT18の制御に
関係する部分は図4図示と同じように存在し、一方回路
修正はトランジスタT17用制御部分に関係する。トラ
ンジスタT17とT15の電流の制限を可能ならしめる
手段は電流ミラーとして載置されるPNPトランジスタ
T20,T21の第1の対、電流ミラーとして載置され
るPNPトランジスタT24,T25の第2の対および
電流ミラーとして載置され、その入力および出力間でn
から1までの分割比を有するNPNトランジスタT2
2,T23の第3の対でほぼ形成されている。
【0046】トランジスタT12,T13の対に電流を
供給するため、共通モード電圧Ve用にセットされた基
準電流源S5は電流ミラーT20,T21に基準電流I
5を供給する。トランジスタT13のコレクタ電流は可
変で入力電圧Vi と出力電圧Vo 間非平衡の程度に依存
する。この電流は同図ではIy と記載されている。トラ
ンジスタT22,T23間の表面積比で決まるこの電流
y のIz と書かれた公知の分数は電流ミラーT24,
T25の入力で吸収される。同じ電流Iz は最後に電流
源S5へ供給される。電流ミラーT20,T21により
供給されるIxと書かれた電流は最終的に電流I5と電
流Iz 間差に等しくなる。トランジスタT13を通過す
る電流の、電流ミラーT22,T23の大きさの比故に
nIz に等しい部分は、図4を参照してすでに論じられ
てきた増幅器の組T15,T17の入力に印加される。
【0047】組T15,T17の入力で取られる電流n
z は容易に評価される:電流ミラーT22,T23の
電流Iy の分割により Iz =Iy /(n+1)でn・Iz =n・Iy /(n+1) (1) しかしながら、Iz は電流ミラーT20,T21の入力
でI5から減算され、それで: Ix =I5−Iz (2) 増幅器が全体として非平衡にある時には、全電流Ix
トランジスタT13のベースに導入され、それでその時
は: Iy =βIx (3) ここでβはNPNトランジスタの電流利得。式(1)と
(3)を組合わせることによって、Iz の限界値は: Iz =β・Ix /(n+1)=(βI5−βIz )/
(n+1) Iz =I5・β/(β+n+1) そしてT15のT23により吸収される電流nIz は最
大: nIz =I5・nβ/(β+n+1) 利得βがnに比べて大きい時には: nIz ≒n・I5 ここで例えばn=10,100の利得βおよび10μA
の基準電流I5を与えると、トランジスタT23により
取られる制限電流は90から100μA程度である。
【0048】エミッタ抵抗R11用に選択された値を考
慮して、増幅器A2のかなり強い非平衡の場合に、トラ
ンジスタT17を通過できる最大電流を精確に知ること
は可能である。
【0049】トランジスタM2のゲートがトランジスタ
T17により完全に充電されると、飽和状態になってそ
のコレクタはもはや電流を供給できない。非平衡に保持
された増幅器で消費される電流は、トランジスタ23に
より供給される電流、すなわち飽和状態ではなく遷移状
態にあるトランジスタT17の最大充電電流の約20分
の1の電流までにその時削減される。
【0050】図5を参照して説明されてきた電流制限回
路が特に有効であることは明らかである。付加された正
の供給電圧Vc2で消費される電流について限界を固定す
ることはでき、その限界はトランジスタの利得および温
度に関する利得の変化とはその時無関係であり、このこ
とは図4図示の場合にはあてはまらなかった。
【0051】図6は電圧(Vi −Vo )の遷移非平衡の
関数としてのトランジスタT12を通過する電流Ix
トランジスタT23を通過する電流n・Iz 、トランジ
スタT17を通過する電流I(T17)およびトランジ
スタT18を通過する電流I(T18)のグラフを示し
ている。対数電流スケールが使用されている。図6の曲
線は増幅器が非平衡の遷移状態にある時高い電流増幅率
を示している。
【0052】図7は永続操作の場合、特にトランジスタ
T17が飽和されている時、電圧差(Vi −Vo )の関
数としての付加正電圧供給Vc2から導出される全電流を
曲線IA で示している。比較のための破線曲線IB は図
6の曲線I(T17)と同じである。図5を参照して説
明した電流制限は、遷移操作の場合強い充電電流を可能
とするけれど、増幅器の静的な非平衡の場合特に効果的
であることが明らかである。
【0053】電力増幅段を実現するにあたり、本発明の
特許請求の範囲に記載された発明の要旨を離れることな
く、これまで説明してきた実施例に対しすこしの修正を
加えることが可能なことは当業者に自明であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る増幅段の全体の線図。
【図2】本発明一実施例の図1図示増幅段の部分電気回
路を示す。
【図3】図2図示部分回路に関係する電流曲線を示す。
【図4】図1増幅段の他の部分の一実施例回路線図。
【図5】正の供給ライン用電流制限手段を含む図4と同
じ部分の他の実施例の回路線図。
【図6】図5の回路と関係する電流曲線。
【図7】図5の回路と関係する電流曲線。
【符号の説明】
1 共通モードライン 2 正の供給ライン 11 端子 13 入力端子 15 A1の第1の入力 16 電圧二重発生回路 17 A2の第1の入力 18 A1の第2の入力 19 A2の第2の入力 20,22 増幅器の禁止入力 21 端子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電圧信号(Vi )を受信し出力信号
    (Vo )を供給する電圧ホロワ形電力増幅段であって、
    かつ、ドレインが正の供給ライン(2)に連結される第
    2のMOS電力トランジスタ(M2)と直列で、ソース
    が共通モードラインに連結される第1のMOS電力トラ
    ンジスタ(M1)をその出力に具え、さらに、第1のM
    OS電力トランジスタのゲートに印加される第1の制御
    信号(V1)を供給する第1の増幅器(A1)と、第2
    のMOS電力トランジスタのゲートに印加される第2の
    制御信号(V2)を供給する第2の増幅器とを具え、2
    つの前記MOS電力トランジスタは同じ導電形でそれら
    の共通接合点がこの増幅段の前記出力信号を供給し、前
    記第1のおよび第2の増幅器は各々それぞれの第1の入
    力で入力信号(Vi )を受信し、この信号とそれぞれの
    第2の入力へ印加されるこの増幅段の出力信号(Vo
    とが比較される電圧ホロワ形電力増幅段において、 2つのMOS電力トランジスタ(M1,M2)が同時に
    導通するのを避けるため、2つの増幅器(A1,A2)
    の各々が、禁止入力(22,20)を備え、該禁止入力
    が、同じ共通モード電圧にされた時、この共通モード電
    圧(Ve )に等しいゲート制御信号を供給するように配
    置されるとともに、この増幅段が共通モードライン
    (1)へ連結されるソースを各々が有するMOS電界効
    果形の2つのスイッチングトランジスタを具え、その第
    1のスイッチングトランジスタ(SW1)が第1のMO
    S電力トランジスタ(M1)のゲートに連結されるゲー
    トと、第2の増幅器(A2)の禁止入力へ接続されるド
    レインとを有し、その第2のスイッチングトランジスタ
    (SW2)がそのゲートで第2のMOS電力トランジス
    タ(M2)のゲート電圧から導出される信号を受信し、
    そのドレインで第1の増幅器(A1)の禁止入力に接続
    されることを特徴とする電圧ホロワ形電力増幅段。
  2. 【請求項2】 第1のおよび第2の増幅器の各々が、コ
    レクタ同志が相互接続される一対の相補形バイポーラト
    ランジスタ(T7,T8;T17,T18)によりゲー
    ト制御信号を供給することを特徴とする請求項1記載の
    電力増幅段。
  3. 【請求項3】 第2の増幅器(A2)の一対の相補形バ
    イポーラ出力トランジスタのうち、エミッタに正の電圧
    が給電されるトランジスタ(T17)がカスコード段
    (M18)を介してその一対の他のトランジスタ(T1
    8)のコレクタに接続されるコレクタを有し、この他の
    トランジスタのコレクタとカスコード段との間の接続点
    が第2の増幅器の禁止入力(20)を形成することを特
    徴とする請求項2記載の電力増幅段。
  4. 【請求項4】 第2の増幅器(A2)の禁止入力(2
    0)がまた第2のスイッチングトランジスタ(SW2)
    のゲートへ印加される信号用の出力を形成することを特
    徴とする請求項3記載の電力増幅段。
  5. 【請求項5】 第2のMOS電力トランジスタ(M2)
    のゲート接続が第2の増幅器(A2)の禁止入力を形成
    することを特徴とする請求項1から4いずれかに記載の
    電力増幅段。
  6. 【請求項6】 第1の増幅器(A1)が入力にバイポー
    ラトランジスタの差動対(T1,T2)を具え、その差
    動対の合体したエミッタの接続点には正の供給ラインか
    ら定電流(I1)が給電され、それらベースが前記第1
    の増幅器のそれぞれの入力へ連結される請求項1から5
    いずれかに記載の電力増幅段において、前記差動対のト
    ランジスタの1つ(T1)のコレクタがその入力で第1
    の増幅器用禁止入力(22)を形成することを特徴とす
    る電力増幅段。
  7. 【請求項7】 前述の供給電圧よりも高い付加された正
    の供給電圧(VC 2)を備えるために電圧二重形の発生
    器(16)を具え、その付加された電圧が第2の増幅器
    (A2)の供給用に使用されることを特徴とする請求項
    2から6いずれかに記載の電力増幅段。
  8. 【請求項8】 第2の増幅器(A2)が付加された正の
    供給(VC 2)で消費される電流用制限手段を具え、そ
    の制限手段が基準電流源(S5)により供給される電流
    値の何倍かに前記消費される電流を制限し、その倍率は
    電流ミラー(T22−T23)のエミッタ表面積の比で
    決定され、一方前記電流制限手段が2つの別の電流ミラ
    ー(T20−T21,T24−T25)により完成され
    ることを特徴とする請求項7記載の電力増幅段。
JP7213643A 1994-08-25 1995-08-22 電圧ホロワ形電力増幅段 Pending JPH0878972A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9410277A FR2724072A1 (fr) 1994-08-25 1994-08-25 Etage amplificateur de puissance, de type suiveur.
FR9410277 1994-08-25

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0878972A true JPH0878972A (ja) 1996-03-22

Family

ID=9466483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7213643A Pending JPH0878972A (ja) 1994-08-25 1995-08-22 電圧ホロワ形電力増幅段

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5606281A (ja)
EP (1) EP0700151A1 (ja)
JP (1) JPH0878972A (ja)
KR (1) KR960009388A (ja)
CN (1) CN1126905A (ja)
FR (1) FR2724072A1 (ja)
TW (1) TW275165B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6268771B1 (en) 1999-03-29 2001-07-31 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Amplifying device

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5777496A (en) * 1996-03-27 1998-07-07 Aeg Schneider Automation, Inc. Circuit for preventing more than one transistor from conducting
JP3532365B2 (ja) * 1996-11-15 2004-05-31 株式会社ルネサステクノロジ 増幅回路
DE19706985B4 (de) * 1997-02-21 2004-03-18 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Eingangspufferschaltkreis
DE19736900B4 (de) * 1997-08-25 2006-02-16 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Leitungsempfängerschaltkreis mit großem Gleichtaktspannungsbereich für differentielle Eingangssignale
US5963067A (en) * 1998-01-23 1999-10-05 Maxim Integrated Products, Inc. Reverse current throttling of a MOS transistor
SE511827C2 (sv) * 1998-03-02 1999-12-06 Ericsson Telefon Ab L M Differentiell linjedrivenhet
US6329876B1 (en) 1999-01-04 2001-12-11 Tripath Technology, Inc. Noise reduction scheme for operational amplifiers
US6188284B1 (en) * 1999-04-23 2001-02-13 Lucent Technologies Inc. Distributed gain line driver amplifier including improved linearity
US6285256B1 (en) * 2000-04-20 2001-09-04 Pericom Semiconductor Corp. Low-power CMOS voltage follower using dual differential amplifiers driving high-current constant-voltage push-pull output buffer
KR100658922B1 (ko) * 2000-10-26 2006-12-15 매그나칩 반도체 유한회사 출력임피던스를 개선시킨 캐스코드 스테이지 및 그를사용한 캐스코드 증폭기
US6965265B2 (en) * 2004-03-31 2005-11-15 Himax Technologies, Inc. Driving apparatus in a liquid crystal display
US7474153B1 (en) * 2006-05-23 2009-01-06 Marvell International Ltd. Dual stage source/sink amplifier circuit with quiescent current determination
JP4921106B2 (ja) * 2006-10-20 2012-04-25 キヤノン株式会社 バッファ回路
US7812647B2 (en) * 2007-05-21 2010-10-12 Advanced Analogic Technologies, Inc. MOSFET gate drive with reduced power loss
JP2009111724A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Nec Electronics Corp 増幅器
JP2011142402A (ja) * 2010-01-05 2011-07-21 Toshiba Corp 出力回路
US9495982B2 (en) * 2014-05-01 2016-11-15 Texas Instruments Incorporated Current-limiting in an amplifier system

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4480230A (en) * 1983-07-05 1984-10-30 National Semiconductor Corporation Large swing CMOS power amplifier
US4988954A (en) * 1989-04-28 1991-01-29 Crystal Semiconductor Corporation Low power output stage circuitry in an amplifier
US5121011A (en) * 1990-05-31 1992-06-09 Fujitsu Limited Driver circuit for driving an analog device
IT1244210B (it) * 1990-12-20 1994-07-08 Sgs Thomson Microelectronics Stadio finale a guadagno unitario particolarmente per amplificatori di potenza integrabili monoliticamente
DE4131782A1 (de) * 1991-09-24 1993-03-25 Siemens Ag Verlustleistungsarmer treiberverstaerker fuer leistungsverstaerker hoher leistungsbandbreite
US5349243A (en) * 1993-06-30 1994-09-20 Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. Latch controlled output driver
US5481213A (en) * 1993-12-17 1996-01-02 National Semiconductor Corporation Cross-conduction prevention circuit for power amplifier output stage

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6268771B1 (en) 1999-03-29 2001-07-31 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Amplifying device

Also Published As

Publication number Publication date
US5606281A (en) 1997-02-25
EP0700151A1 (fr) 1996-03-06
KR960009388A (ko) 1996-03-22
CN1126905A (zh) 1996-07-17
TW275165B (ja) 1996-05-01
FR2724072A1 (fr) 1996-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0878972A (ja) 電圧ホロワ形電力増幅段
KR960706714A (ko) 고 차동 임피던스 및 저 일반 모드 임피던스를 갖는 차동 증폭기(differential amplifier with high differential and low common mode impedance)
US4371841A (en) Circuit arrangement for eliminating turn-on and turn-off clicks in an amplifier
US5250854A (en) Bitline pull-up circuit operable in a low-resistance test mode
US5436588A (en) Click/pop free bias circuit
US4347445A (en) Floating hybrid switch
US4581551A (en) Input/output circuit for use with various voltages
US4322634A (en) Device for protection in the case of d.c. supply-voltage drop
JPH06214666A (ja) パワートランジスタの制御電極ディセーブル回路
KR987001154A (ko) 증폭기
US3786200A (en) Amplifier for use in communication systems
JP3182607B2 (ja) 電流ソースセル装置
US4929883A (en) Circuit for sensing the transistor current waveform
US3979607A (en) Electrical circuit
JPH02153616A (ja) 駆動回路
US5315170A (en) Track and hold circuit
US5519357A (en) Biasing arrangement for a quasi-complementary output stage
JP3195877B2 (ja) アナログスイッチ回路
JPH02222014A (ja) 切り換えできる電流発生器を具えた集積回路
US4233528A (en) Sample-and-hold circuit with current gain
JP3292697B2 (ja) 過電流検出回路
JPS61144905A (ja) スプリアス信号低減化回路
JP2594531B2 (ja) 増幅器
US5999045A (en) Amplification circuit which includes an input-current compensation device
US10965264B2 (en) Bias circuit for supplying a bias current to an RF power amplifier