JPH0878131A - 導線接続方法と導線接続端部構造 - Google Patents

導線接続方法と導線接続端部構造

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JPH0878131A
JPH0878131A JP7160919A JP16091995A JPH0878131A JP H0878131 A JPH0878131 A JP H0878131A JP 7160919 A JP7160919 A JP 7160919A JP 16091995 A JP16091995 A JP 16091995A JP H0878131 A JPH0878131 A JP H0878131A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 絶縁被覆を有したまま金属スリーブに多数の
導線を挿入し、各導線の絶縁被覆を確実に破壊し、確実
な導線の電気的導通と固着を得られる導線接続方法を提
供する。 【構成】 金属スリーブ1の少なくとも一端部に絶縁被
覆を有する導線2の束を挿入し、この金属スリーブ1の
端部を、前記金属スリーブ1と比較して小径で加熱可能
な圧入尖端3を有する一対の圧縮動作を行う電極4,6
間に配置し、圧入尖端3を加熱しながら圧縮させて金属
スリーブ1の壁体の一部を導線2の束の内部に陥没さ
せ、電極の圧入先端3の熱と両電極4,6間の圧縮力と
両電極4,6間に流れる電流の抵抗熱とによって金属ス
リーブ1と導線2を電気的に導通させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導線を挿入可能な筒状
の導線挿入部を有する接続金具を介して、導線の束同士
を電気的に接続する導線の接続方法、導線の接続端部構
造および接続金具に係り、特に接続金具の筒状部分に絶
縁被覆を有する導線の束をそのまま挿入し、一対の電極
によって熱と圧力と電流を加え、接続金具と導線とを導
通・固着させる導線の接続方法、導線の接続端部構造お
よび接続金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、絶縁被覆を除去することな
く、導線の接続端部に金属スリーブを被せ、この金属ス
リーブを3極式抵抗溶接機の電極間に挟み、電極を加熱
しながら圧縮し、電極の熱と圧力と電極間の電流による
抵抗熱とによって絶縁被覆を破壊し、導線と金属スリー
ブを電気的に導通させる導線の接続方法が提案されてい
る(特開平5−300688号公報参照)。
【0003】図11は上記従来の導線接続方法の一工程
を示している。円筒形の金属スリーブ31の内部に絶縁
被覆を有したままの導線32が挿入されており、この金
属スリーブ31は、圧縮動作を行うことができる正電極
棒33と凹部を有する負電極棒34の間に配置されてい
る。上記正電極棒33には、加熱用の電極35が接続さ
れており、正電極棒33と加熱用電極35の間に電流を
流すことによって、正電極棒33が発熱するように構成
されている。
【0004】従来の導線接続方法では、正電極棒33と
負電極棒34の間に電圧を印加しながら金属スリーブ3
1を圧縮する。このような圧縮の初期段階では、導線3
2の絶縁被覆によって電流が正電極棒33から加熱用電
極35へ流れて、正電極棒33が発熱し、導線32には
電流が流れない。しかし、時間の経過とともに、正電極
棒33の熱と圧縮力によって導線32の絶縁被覆が軟化
し、ついには電流が導線32を介して正電極棒33から
負電極棒34へ流れる。この場合、正電極棒33の熱と
圧縮力に導線の抵抗熱が加わり、これによって絶縁被覆
が排除され、金属スリーブ31と導線32が完全に電気
的に導通状態になって接続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の導線接続方法では、多数の導線からなる導線の束を
金属スリーブ接続する場合、熱の伝播が不均一になり、
大きな圧縮力を必要とするという問題があった。
【0006】すなわち、導線の束が全体として大きな径
を有する場合、加熱された電極近傍の導線は必要以上に
加熱される一方、導線の束の底部では温度が上昇せず、
この結果、全部の導線が良好な電気的導通を得られない
問題があった。
【0007】これに対して導線の束の周辺部まで十分高
温となるように電極を加熱すれば、その熱によって金属
スリーブの外側の非溶接部の導線の絶縁被覆が溶融され
ることがあり、接続部以外で電気的漏洩を生じて好まし
くない。
【0008】また、上記従来の導線接続方法では、金属
スリーブを同径あるいはより大径な電極棒で圧縮するの
で、大きな圧縮力を必要とし、圧縮力の不足による導線
の抜けや、過大な圧縮力による金属スリーブの破裂が生
じることがあった。
【0009】そこで、本発明の目的は、上記従来の導線
接続方法の課題を解決し、絶縁被覆を有したまま金属ス
リーブ等に挿入された多数の導線の絶縁被覆を確実に破
壊し、導線の電気的導通と固着を得る導線の接続方法を
提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、多数の導線の束を接
続金具の筒状部分の内部に確実に固定する導線接続端部
構造を提供することにある。
【0011】本発明のさらに他の目的は、ステータの導
線の接続端部が上記導線接続端部構造を有し、他の導線
と容易に接続することができるブラシレスモータを提供
することにある。
【0012】また、本発明の他の目的は、上記導線の接
続方法および導線の接続端部構造に好適な接続金具を提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明による導線の接続方法は、筒状に形成した導線
挿入部を有する接続金具を介して導線同士を電気的に導
通させる導線の接続方法において、前記接続金具の導線
挿入部に絶縁被覆を有する導線の束を挿入し、この導線
挿入部を、導線挿入部の外径と比較して小径で加熱可能
な圧入尖端を有する一対の圧縮動作を行う電極間に配置
し、前記電極の圧入尖端を加熱しながら圧縮させて前記
導線挿入部の筒状の壁体の一部を前記導線の束の内部に
陥没させ、前記電極の圧入先端の熱と両電極間の圧縮力
と両電極間に流れる電流の抵抗熱とによって筒状金具と
導線を電気的に導通させることを特徴とするものであ
る。
【0014】本発明による導線の接続端部構造は、複数
の導線からなる導線の束の接続端部に筒状金具を嵌挿
し、前記筒状金具の壁体の一部に、導線の束の内部に陥
没する前記筒状金具に比して小径な第一陥没部を設け、
この第一陥没部の反対側の筒状金具壁体に、筒状金具の
周方向の細長い第二陥没部を設け、前記第一陥没部と第
二陥没部によって絶縁被覆を排除した状態で導線を挟持
し、導線を挿入した反対側の筒状金具の端部は他の導線
を受け入れ可能に開放されていることを特徴とするもの
である。
【0015】本発明によるブラシレスモータは、ステー
タの導線の接続端部に上記の導線接続端部構造を有して
いることを特徴とするものである。
【0016】
【作用】本発明の導線接続方法によれば、電極の圧入尖
端が導線の束の中心部に圧入され、発熱してまわりの導
線を加熱する。これにより、熱は導線の中心部から周辺
に向かって拡散され、導線の束の周辺部熱までの伝播距
離が短くなることから、適当な加熱によって接続端部の
導線の絶縁被覆を溶融させ、かつ金属スリーブ外側の非
溶接部の導線の絶縁被覆に悪影響を与えることを防止す
ることができる。
【0017】また、本発明の導線の接続方法によれば、
大径の導線の束に対して圧入尖端のみを圧入するので、
小さな圧縮力で足り、かつ、前記圧入尖端の圧入ストロ
ークを制御することにより、確実に導線を固定でき、抜
けを防止することができる。
【0018】本発明の導線接続端部構造では、導線の束
の内部に陥没する小径な第一陥没部と筒状金具の周方向
の細長い第二陥没部が、筒状金具中に幅の狭いのど部を
形成し、導線を効果的に係止することができる。また、
筒状金具の他端は、他の導線を受け入れ可能に開口して
いるので、この筒状金具の端部に他の導線の束を挿入し
て、本発明の導線接続方法等によって接続することが可
能であり、少ない工程で導線の接続を行える導線接続端
部を得ることができる。
【0019】本発明のブラシレスモータによれば、ステ
ータの導線の接続端部に上記した導線接続端部構造を有
しているので、従来はブラシレスモータ取付後に、ステ
ータ導線の接続端部を薬剤等によって溶融させ、外部の
導線と接続させていた工程を大幅に短縮でき、取付の容
易なブラシレスモータを得ることができる。
【0020】
【実施例】以下に本発明の実施例について添付の図面を
用いて説明する。
【0021】本発明の導線接続方法では、最初に絶縁被
覆を有する導線の束の接続すべき端部を接続金具の筒状
の導線挿入部に挿入し、次にこの導線挿入部を、一方の
電極が筒状部分と比較して小径で加熱可能な圧入尖端を
有する一対の圧縮動作を行う電極間に配置する。
【0022】上記接続金具は、筒状の導線挿入部を有し
ていれば良く、たとえば筒状に曲げ加工した金属金具で
も良く、以下の説明ではもっとも簡単な形状の金属スリ
ーブを用いて説明する。
【0023】図1は、金属スリーブの一端部に導線の束
の接続端を挿入し、上記電極間に配置したところを示し
ている。図1において、金属スリーブ1の一方の端部に
は多数の導線2が挿入されており、この金属スリーブ1
は小径で加熱可能な圧入尖端3を有する正電極4と、金
属スリーブ1を支承する受け部5を有する負電極6の間
に配置されている。
【0024】負電極6は、油圧シリンダー7によって上
下動可能に構成され、加圧装置8によって金属スリーブ
1に対して圧縮力Pを加えられるように構成されてい
る。
【0025】正電極4と負電極6の間には電源9が接続
されており、正電極4の圧入尖端3には電源9の負電位
側に接続された加熱用電極10が接続されている。圧入
尖端3は、電気抵抗が大きく、高温で強度を有する材料
によって形成され、電圧を印加されたときに高温になる
ように構成されている。
【0026】図2は、図1の矢視方向X−X’の断面を
示している。図2に示すように、金属スリーブ1の内部
には多数の導線2が挿入されており、この金属スリーブ
1は、負電極6の受け部5上に配置されている。図に示
すように、正電極4の圧入尖端3は導線2の束に対して
小さな外径を有している。
【0027】図3は負電極6の受け部5を拡大して示し
ている。受け部5には、金属スリーブ1の外周面と嵌合
する凹面5aと、配置される金属スリーブ1の周方向に
陥没部を形成する突起5bが設けられている。突起5b
の幅を圧入尖端3の幅よりも狭くするとともに、突起5
bを半円形状にすることにより、圧入尖端3から熱を効
率的に伝えると同時に適切に加圧することができる。
【0028】次に、金属スリーブ1と導線2とを電気的
に導通させ、かつ、導線2を金属スリーブ1によって挟
着する工程について説明する。
【0029】正電極4の圧入尖端3と負電極6の受け部
5の間に金属スリーブ1の導線を挿入した部分を配置し
た後に、図1のスイッチ11を閉じて電流を投入する。
これと同時に加圧装置8を作動させ、図4に示すよう
に、圧入尖端3を金属スリーブ1の周壁の一部に没入さ
せる。
【0030】圧入尖端3の圧入は、金属スリーブ1の周
壁を突き抜けることなく、尖端が導線2の中心部に達す
るまで継続して行う。この圧入過程の間あるいは圧入完
了後の所定時間の間、圧入尖端3には電源9の電流を断
続的に投入するようにする。
【0031】図5は、圧入尖端3に加える圧力と電流の
時系列的な関係を示している。図5に示すように、圧入
尖端3を圧入する圧縮力(図5において加圧圧力とい
う)は一定の値で継続的に加えられる。一方、圧入尖端
3に通電される電流(一般的な溶接とは異なるが、便宜
上溶接電流という)は、最初に比較的短時間の第一溶接
工程W1を行い、続いて所定の冷却時間Cをあけて所定
時間の第二溶接工程W2を行うように周期的に投入され
る。図において、符号SQ,UP1,UP2,DNは、
圧入尖端3を圧入する時間、第一溶接工程W1における
電流の昇圧時間、第二溶接工程W2における電流の昇圧
時間、電流の降圧時間をそれぞれ示している。
【0032】上記第一溶接工程W1と初めの所定回数の
第二溶接工程W2では、金属スリーブ1中の導線2が絶
縁被覆を有しているので、電流は導線2を流れず、正電
極4から主に加熱用電極10へ流れる。この電流によっ
て、圧入尖端3は発熱し、圧入部周辺の導線2を加熱し
てゆく。導線2が所定の温度に達したとき、導線2の絶
縁被覆が溶融し、導線2の束を通じて正電極4から負電
極6へ電流が流れる。この状態では、導線2の抵抗熱が
加わって導線2と金属スリーブ1が完全に電気的に導通
状態になる。
【0033】第二溶接工程W2を繰り返す回数は、挿入
した導線2の数によって異なるので、予め金属スリーブ
1の外側に導線の絶縁被覆が溶融する温度で変色する指
示ペイントを圧入尖端3が接するスリーブの周りに塗布
することにより、導線2の絶縁被覆が溶融する温度に達
したことを視覚的に確認でき、必要以上に前記電極の圧
入尖端の昇降温をすることなく、適切な処理を行うこと
ができる。
【0034】また、溶接の完了を検出する方法として、
導線2と負電極6の間の電流抵抗値を計測しながら上記
圧縮・溶接の作業を行い、電気抵抗値が導線2の導通に
よって低下するまで前記電極の圧入端子の圧縮と加熱あ
るいは昇降温を継続することもできる。
【0035】上記のように、指示ペイントや電流抵抗値
を監視しながら金属スリーブ1の導線接続部の加圧と加
熱を継続することにより、導線を適切に接続でき、さら
に、接続完了後にまだ高温の金属スリーブ1の導線接続
部に熱収縮性の絶縁チューブを装着すれば、絶縁チュー
ブが熱によって収縮し、金属スリーブ1の外周に密着し
て外部から絶縁し、簡単に安全な導線接続部を得ること
ができる。
【0036】次に、本実施例の導線接続方法の作用・効
果を説明する。
【0037】本実施例では、以上に説明したように、正
電極4の圧入尖端3を導線2の束の中心部に圧入し、圧
入過程あるいは圧入完了後の所定時間は圧入尖端3を周
期的に昇降温させる。これによって圧入尖端3が導線2
の束の中心部で発熱し、導線2の束の周辺部への熱の伝
達が容易となるため、多数の導線2からなる導線の束の
絶縁被覆を溶融させるのに好都合となる。
【0038】なお、上記導線の接続方法を下記の条件で
加圧と加熱をバランスさせて実施したところ、良好な接
続を得ることができた。
【0039】 金属スリーブの材質: 燐青銅の地金に錫メッキを施し
たもの 導線の材質 : 銅線 絶縁被覆 : ポリアミドイミド 導線の外径 : 0.8mm 導線の本数 : 20本ないし60本 加熱温度 : 350゜C以上 また、本実施例の導線接続方法では、圧入尖端3が周期
的な昇降温を繰り返すので、その冷却時間C中に圧入尖
端3によって与えられた熱が導線2の束の全体に伝達さ
れ、導線2の接続部を均一に加熱し、同時に金属スリー
ブ1外側の非溶接部の導線を冷却することができる。す
なわち、圧入尖端3の昇温(前記溶接工程W1,W2)
の時間と、冷却時間Cを調整することにより、金属スリ
ーブ1の内部では完全な電気的導通を得て、金属スリー
ブ1の外側では導線2の絶縁被覆を焦げさせない好適な
導線を接続方法を得ることができる。
【0040】また、本実施例では、導線2の束に対して
小径な圧入尖端3を圧入するので、小さな圧縮力で導線
を接続でき、かつ、圧入尖端3によって形成された金属
スリーブ1の陥没部と負電極6の受け部の突起5bによ
って形成された陥没部の間で導線2を挟持でき、導線2
の抜けが少ない導線接続方法を得ることができる。
【0041】図6は上記導線接続方法によって金属スリ
ーブの一端部に導線接続端部を形成したものを示してい
る。
【0042】所定の電気製品、たとえばブラシレスモー
タのステータの導線の端部を上記導線接続方法によって
金属スリーブの一端部接続し、この金属スリーブの他端
を開放しておいたものは、その他端に外部の電源の導線
を挿着することにより導線を接続でき、少ない工程で導
線を接続できるブラシレスモータを得ることができる。
【0043】図6において、金属スリーブ20は中央部
に導線挿入時の導線係止用の陥没部21を有し、この導
線陥没部21の一方の側の端部には多数の導線22が挿
入されており、この導線挿入部の金属スリーブ20の壁
体の一部には、導線22の束の内部に没入する小径の第
一陥没部23が形成される。第1陥没部の形状は、底辺
が四角形状で入り口部は丸形状になっているので、圧入
尖端3をスリーブに加圧した時に、圧入尖端3がスリー
ブから離れ易い構造になっている。この第一陥没部23
の反対側の金属スリーブ20壁体には周方向の細長い第
二陥没部24が形成されている。金属スリーブ20の他
端は、電源側の導線を挿入する開口部20aを有してい
る。金属スリーブ20と導線22の接続部は、たとえば
本発明の導線接続方法によって絶縁被覆が除去されてい
る。
【0044】この導線接続端部構造によれば、電気製品
を電源等の導線に接続するときに、導線の端部の絶縁被
覆を取り除き、結線し、接合部を保護する等の処理を行
うことなく、金属スリーブ20の開口部20aに他の導
線を挿入し、たとえば本発明の導線接続方法によって容
易に導線の接続を完了することができる。
【0045】この導線接続端部構造によれば、第一陥没
部23と第二陥没部24が金属スリーブ20内でのど部
を形成し、こののど部の間の狭い間隙によって導線2を
適度に分散挟持でき、円形の束として導線を挟持する場
合と比べて、中心部の導線の抜けを防止でき、導線の脱
落が少ない導線の接続端部構造を得ることができる。
【0046】なお、本発明に使用する接続金具は、上記
金属スリーブに限られず、完全に接合していないが筒状
に丸めた金属金具でも良い。この場合、電極の圧入尖端
を小さな曲率の凹面とし、圧入時にこの圧入尖端を上記
筒状金属金具の継ぎ目にまたがるように当接させて圧入
すると、接合していない筒状金具の割れやいびつな変形
を防止することができる。
【0047】また、伝熱の効果や圧縮力の軽減のため
に、図7のように接続金具25の内面に筒状部分の軸線
に平行な多数の溝26を設けることも可能である。ここ
で、図7(a) は、接続金具25の全体を示しており、図
7(b) は接続金具25の壁体の一部と挿入される導線
(仮想線で示す)を拡大した断面図である。
【0048】ここで注目すべきは、図7(b) に示すよう
に、溝26の幅は、好ましくは挿入される導線の外径よ
り小さいことである。また、溝26の角部は、好ましく
は図7(b) に示すように、導線に対してシャープなエッ
ジ形状に形成されている。
【0049】この溝26は、圧縮力を軽減するととも
に、接続金具25を圧縮するときに、その角部のエッジ
が導線の被覆に食い込むように作用し、より速く導線の
被覆を破壊し、導線を電気的に導通させることができ
る。
【0050】また、上記加熱・圧着工程の途中で電極の
熱等によって導線の被覆材が溶融するが、上記溝26
は、溶融した導線の被覆材を接続金具25の外部に導出
するように作用する。これにより、被覆材が接続金具2
5の内部に残留するのを防止し、接続後の残留被覆材に
よる接続不良の発生を減少させることができる。
【0051】また、図8(a) に示すように、接続金具2
7の電極の圧入尖端の圧入部分28の両側に、好ましく
は筒状部分の周方向に、圧入尖端の圧縮力を軽減する切
り込み29を設けることができる。
【0052】上記接続金具27において、図8(b) に示
すように、切り込み29の内側角部は、好ましくはエッ
ジ形状に形成されている。この場合、電極の圧入尖端を
圧入するときに、切り込み29の角部のエッジは、導線
(図8(b) に仮想線で示す)の被覆に食い込み、速く導
線を電気的に導通させ、導線の電気抵抗熱によって接続
を完了することができる。
【0053】また、本発明の導線接続方法において、図
9に示したように、接続金具の導線挿入部50に挿入し
た導線51の内部に表面に多数の溝52を有する金属板
53を配置することにより、伝熱効果を向上させるがで
きる。この金属板53の材質は好ましくは、接続金具と
同様に、燐青銅とする。
【0054】上記金属板53の溝52は、上記図7の溝
26や図8の切り込み29の角部と同様に、エッジ状の
角部に形成することができる。この場合、溝52は、エ
ッジ状角部が導線51の被覆を破壊し、かつ、溶融した
被覆材を外部に導出することを上述した通りである。
【0055】さらに、金属板53を挿入することによ
り、上記伝熱・被覆破壊等の効果により、多数の導線を
接続する場合に接続不良を生じ易い導線の束の中心部の
接続の確実性を改善する。また、加熱・圧着工程に至る
前までは、金属板53の挿入は、導線51と導線挿入部
50の空隙を埋め、導線51の抜け等を防止する効果を
有する。
【0056】また、本発明の接続金具は、筒状のもので
ある必要がなく、一部に筒状に形成した導線挿入部を有
していれば良い。また、この導線挿入部は、二つに限ら
れず、たとえば、図10に示すように、複数の導線挿入
部55を有する接続金具56としても良い。
【0057】なお、上記実施例では、図1の正電極4、
負電極6、加熱用電極10からなる3極の電極を用いて
説明したが、図1において、加熱用電極10を削除した
2極の電極でも実施可能である。この場合には、正電極
4がスリーブに接触すると両電極自身の抵抗によって両
電極に抵抗熱が発生し、それと同時に両電極間に流れる
電流による抵抗熱が発生し、スリーブと導線が加熱され
る。そして、加圧することによりスリーブと導線が電気
的に導通されることになる。また、図1の負電極6にも
加熱用電極を配置した4極の電極による導線接続も可能
である。この場合、両電極間を流れる電流による抵抗熱
以外に両加熱用電極から正電極4と負電極6へ熱を供給
し、素早くスリーブと導線を加熱することができる。
【0058】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明の
導線接続方法によれば、導線を挿入した金属スリーブ
を、小径で加熱可能な圧入尖端を有する一対の圧縮動作
を行う電極間に配置し、圧入尖端を加熱しながら圧縮さ
せて金属スリーブの壁体の一部を導線の束の内部に陥没
させ、電極の圧入先端の熱と両電極間の圧縮力と両電極
間に流れる電流の抵抗熱とによって導線の絶縁被覆を破
壊して金属スリーブと導線を電気的に導通させるので、
導線の絶縁被覆を取り除くことなく、簡便に導線の接続
を行うことができる。特に、多数の導線の束を接続の場
合に対して、圧入尖端が導線の中心部に没入して発熱す
るので、周辺部の導線にも熱を伝達し易く、確実な接続
を行うことができる。また、圧縮する部分が小径の圧入
尖端であるので、圧縮力も小さい。
【0059】さらに、前記圧入尖端の加熱を周期的な昇
降温とすることにより、接続部以外の導線を冷却しなが
ら熱を導線の接続部全体に均一に行き渡らせることがで
きるので、接続部以外の導線を熱によって損傷させるこ
となく、かつ多数の導線の束を確実に接続する導線の接
続方法を得ることができる。
【0060】このような導線接続方法によって形成され
た導線の接続端部構造によれば、導線と金属スリーブの
接続が確実であり、かつ、金属スリーブの他方の端部に
他の導線を挿入し、同様の方法によって簡単に導線の接
続を行うことができる。特に、この導線接続端部構造を
有するブラシレスモータは、本体を装置に取り付けた後
に導線の末端を裸線にし、他の導線と結線する一連の作
業を省略でき、作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】導線を挿入した金属スリーブを電極間に配置し
たところの本発明による導線接続方法の一工程を示した
図。
【図2】図1の矢視X−X’方向の圧縮前の電極と金属
スリーブの位置関係を示した断面図。
【図3】負電極の受け部を拡大して示した斜視図。
【図4】圧入過程の電極と導線と金属スリーブの位置関
係を示した断面図。
【図5】圧入尖端に加える圧縮力と溶接電流の時系列的
な関係を示したグラフ。
【図6】本発明の導線接続端部構造を示した斜視図。
【図7】本発明の接続金具の一例を示した斜視図。
【図8】本発明の接続金具の他の一例を示した斜視図。
【図9】本発明の接続金具の導線挿入部の一例を示した
断面図。
【図10】本発明の接続金具の一例を示した斜視図。
【図11】従来の導線接続方法の一工程を示した断面
図。
【符号の説明】
1 金属スリーブ 2 導線 3 圧入尖端 4 正電極 5b 受け部の突起 6 負電極 10 加熱用電極 20 金属スリーブ 22 導線 23 第一陥没部 24 第二陥没部 25 接続金具 26 溝 27 接続金具 29 切り込み 50 導線挿入部 52 溝 53 金属板 55 導線挿入部 56 接続金具

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状に形成した導線挿入部を有する接続金
    具を介して導線同士を電気的に導通させる導線の接続方
    法において、 前記接続金具の導線挿入部に絶縁被覆を有する導線の束
    を挿入し、この導線挿入部を、導線挿入部の外径と比較
    して小径で加熱可能な圧入尖端を有する一対の圧縮動作
    を行う電極間に配置し、前記電極の圧入尖端を加熱しな
    がら圧縮して前記導線挿入部の筒状の壁体の一部を前記
    導線の束の内部に陥没させ、前記電極の圧入先端の熱と
    両電極間の圧縮力と両電極間に流れる電流の抵抗熱とに
    よって接続金具と導線を電気的に導通させることを特徴
    とする導線接続方法。
  2. 【請求項2】筒状に形成した導線挿入部を有する接続金
    具を介して導線同士を電気的に導通させる導線の接続方
    法において、 前記接続金具の導線挿入部に絶縁被覆を有する導線の束
    を挿入し、この導線挿入部を、導線挿入部の外径と比較
    して小径な圧入尖端を有する一対の圧縮動作を行う両電
    極間に配置し、前記圧入尖端を他の加熱用電極によって
    加熱しながら圧縮して前記導線挿入部の筒状の壁体の一
    部を前記導線の束の内部に陥没させ、前記電極の圧入先
    端の熱と両電極間の圧縮力と両電極間に流れる電流の抵
    抗熱とによって接続金具と導線を電気的に導通させるこ
    とを特徴とする導線接続方法。
  3. 【請求項3】筒状に形成した導線挿入部を有する接続金
    具を介して導線同士を電気的に導通させる導線の接続方
    法において、 前記接続金具の導線挿入部に絶縁被覆を有する導線の束
    を挿入し、この導線挿入部を、導線挿入部の外径と比較
    して小径な圧入尖端を有する一対の圧縮動作を行う正負
    両電極間に配置し、前記正負両電極に電圧をかけてそれ
    らの抵抗熱によって発熱させながら、前記圧入尖端によ
    って前記導線挿入部の筒状の壁体の一部を前記導線の束
    の内部に圧入し、前記正負両電極の熱と両電極間の圧縮
    力と前記接続金具および導線の抵抗熱とによって、前記
    接続金具と導線とを電気的に導通させることを特徴とす
    る導線接続方法。
  4. 【請求項4】筒状に形成した導線挿入部を有する接続金
    具を介して導線同士を電気的に導通させる導線の接続方
    法において、 前記接続金具の導線挿入部に絶縁被覆を有する導線の束
    を挿入し、この導線挿入部を、導線挿入部の外径と比較
    して小径な圧入尖端を有する一対の圧縮動作を行う正負
    両電極間に配置し、前記両電極を一対の加熱用電極によ
    ってそれぞれ加熱しながら、前記圧入尖端によって前記
    導線挿入部の筒状の壁体の一部を前記導線の束の内部に
    圧入し、前記正負両電極の熱と両電極間の圧縮力と前記
    接続金具および導線の抵抗熱とによって、前記接続金具
    と導線とを電気的に導通させることを特徴とする導線接
    続方法。
  5. 【請求項5】前記導線挿入部の内面に、筒状部分の軸線
    にほぼ平行な多数の溝を設けたことを特徴とする請求項
    1ないし請求項4のいずれかに記載の導線接続方法。
  6. 【請求項6】前記導線挿入部に挿入した導線の束の内部
    に表面に多数の溝を有する金属板を挿入していることを
    特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の
    導線接続方法。
  7. 【請求項7】前記導線挿入部の前記電極の圧入先端を圧
    入する部分の周辺部に、前記圧入先端の圧縮力を減少さ
    せる切り込みを設けたことを特徴とする請求項1ないし
    請求項6のいずれかに記載の導線接続方法。
  8. 【請求項8】前記接続金具が筒状金具からなり、 前記筒状金具の少なくとも一端部に絶縁被覆を有する導
    線の束を挿入し、この筒状金具の端部を、前記筒状金具
    に比して小径で加熱可能な圧入尖端を有する一対の圧縮
    動作を行う電極間に配置し、前記電極の圧入尖端を加熱
    しながら圧縮させて前記筒状金具の壁体の一部を前記導
    線の束の内部に陥没させ、前記電極の圧入先端の熱と両
    電極間の圧縮力と両電極間に流れる電流の抵抗熱とによ
    って筒状金具と導線を電気的に導通させることを特徴と
    する請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の導線接
    続方法。
  9. 【請求項9】前記電極の圧入尖端は、圧入過程あるいは
    圧入完了後の所定時間に、少なくとも電極の圧入尖端近
    傍の導線の絶縁被覆を溶融させる昇温と、圧入尖端によ
    る熱を導線の溶接部に行き渡らせるとともに非溶接部の
    導線を冷却する冷却時間とからなる周期的な昇降温を繰
    り返すことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいず
    れかに記載の導線接続方法。
  10. 【請求項10】前記接続金具の導線挿入部あるいは筒状
    金具の外周部に導線の絶縁被覆が溶融する温度を検出す
    る指示ペイントを塗布し、この指示ペイントが変色する
    まで前記電極の圧入尖端の圧縮と加熱あるいは昇降温を
    継続することを特徴とする請求項1ないし請求項9のい
    ずれかに記載の導線接続方法。
  11. 【請求項11】前記導線と負電極の間の電気抵抗値を計
    測しながら溶接を行い、前記電気抵抗値が低下するまで
    前記電極の圧入端子の圧縮と加熱あるいは昇降温を継続
    することを特徴とする請求項1ないし請求項10のいず
    れかに記載の導線接続方法。
  12. 【請求項12】前記圧入尖端を有する電極と対向する他
    方の電極に、前記接続金具の筒状部分の周方向に形成さ
    れた突起を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求
    項11のいずれかに記載の導線接続方法。
  13. 【請求項13】複数の導線からなる導線の束の接続端部
    に筒状金具を嵌挿し、前記筒状金具の壁体の一部に、導
    線の束の内部に陥没する前記筒状金具に比して小径な第
    一陥没部を設け、この第一陥没部の反対側の筒状金具壁
    体に、筒状金具の周方向の第二陥没部を設け、前記第一
    陥没部と第二陥没部によって絶縁被覆を排除した状態で
    導線を挟持したことを特徴とする導線接続端部構造。
  14. 【請求項14】導線を挿入した反対側の筒状金具の端部
    は他の導線を受け入れ可能に開放されていることを特徴
    とする請求項13に記載の導線接続端部構造。
  15. 【請求項15】ステータの導線の接続端部に請求項13
    に記載の導線接続端部構造を有していることを特徴とす
    るブラシレスモータ。
  16. 【請求項16】導線の束を挿入可能な筒状の導線挿入部
    を複数有し、前記導線挿入部の内面に、筒状部分の軸線
    にほぼ平行な多数の溝を設けたことを特徴とする導線の
    接続金具。
  17. 【請求項17】導線の束を挿入可能な筒状の導線挿入部
    を複数有し、前記導線挿入部の所定部分に、平行な一対
    の切り込みを設けたことを特徴とする導線の接続金具。
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