JPH0877893A - 真空電磁接触器 - Google Patents

真空電磁接触器

Info

Publication number
JPH0877893A
JPH0877893A JP20953294A JP20953294A JPH0877893A JP H0877893 A JPH0877893 A JP H0877893A JP 20953294 A JP20953294 A JP 20953294A JP 20953294 A JP20953294 A JP 20953294A JP H0877893 A JPH0877893 A JP H0877893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armature
spring
electromagnetic contactor
open circuit
vacuum electromagnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20953294A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisatomi Sawada
久富 沢田
Takamitsu Kubota
久保田  貴光
Eizo Kishii
英三 岸井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba FA Systems Engineering Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP20953294A priority Critical patent/JPH0877893A/ja
Publication of JPH0877893A publication Critical patent/JPH0877893A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立作業性が改善され、コンパクトな真空電
磁接触器を得る。 【構成】 真空バルブ23の可動電極24を操作する操
作レバー26が連結された回転シャフト28の一端にア
ーマチュア29を連結させる。アーマチュア29の先端
部には傾斜部31を形成させたU溝部30を設け、この
傾斜部31でストッパボルト34に係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真空電磁接触器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】クラッパ電磁石方式の接触器の操作機構
を図5に示す。同図において、電磁コイルの起磁力によ
り回転シャフト4と一体連結されたアーマチュア5が電
磁コイル内の固定鉄心12に吸着されることによって、
回転シャフト4が既定の回転角だけ回動して回転シャフ
ト4に連結された操作レバー3が動作する。このため、
真空バルブ1の可動電極2が押し上げられ、固定電極に
接触して通電状態となる。
【0003】また、電磁コイルの励磁が解かれると、開
路ばね9の操作力によってアーマチュア5が上述と逆方
向に回転し、ストッパ7の位置まで戻される。この時、
回転シャフト4も上述と逆方向に回動し、回転シャフト
4に連結された操作レバー3により真空バルブ1の可動
電極2を下方に押し下げ、固定電極と開離し遮断状態と
なる。
【0004】このように、一般的には、接触器は頻繁な
動作をすることから、前述のような電磁石部のアーマチ
ュアの回転運動を直接真空バルブの可動軸の往復運動と
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
真空電磁接触器は、アーマチュア5、ストッパー7、開
路ばね9が各々分離して取付けられていた。すなわち、
開路ばね9をばねガイド8に挿入し、ヨーク10に取付
けた後、ストッパー7を位置調整し取付けていた。また
組立後、必要なばね力をも調整作業をする必要がある。
【0006】このため、部品の分離取付けによる取付ス
ペースの確保、調整を必要とすることによるスペース確
保が必要となり、真空電磁接触器の小形化、組立の簡素
化を妨げる要因になっていた。本発明の目的は、組立作
業性が改善され、コンパクトな真空電磁接触器を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために本発明は、動作回転角に相当する傾斜部が
周辺部に形成された溝が中央先端部に施されたアーマチ
ュアと、両端がばねガイドで押さえられた開路ばねと、
開路ばねが固定されるようにばねガイド間に設けられ、
先端部とばねガイド間にアーマチュアの傾斜部が係合す
るストッパボルトとを備えたので、開路ばねの支持とア
ーマチュアのストッパーをストッパボルトに集積するこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の真空電磁接触器の一実施例を
図面を参照して説明する。図1は本発明の真空電磁接触
器の一実施例を示す構造図、図2は図1の主接点遮断状
態における要部拡大断面図、図3は図1の主接点通電状
態における要部拡大断面図、図4は本発明の真空電磁接
触器の一実施例を示す正面図である。
【0009】これらの図において電源端子21に対し懸
垂に取付けた真空バルブ23の可動電極24が、絶縁フ
ランジ25を介して回転シャフト28に連結された操作
レバー26に貫通し、ナット27により操作レバー26
と連結される。
【0010】回転シャフト28に連結された操作レバー
26と反対側の取付面に略L形のアーマチュア29を連
結させる。アーマチュア29の先端部にはU溝部30を
設け、U溝部30はアーマチュア29の回転角と同一の
角度にて傾斜部31が付けられている。
【0011】一方、開路ばね32は、両端が凸形ばねガ
イド33で押さえられ、ストッパボルト34に固定され
る。アーマチュアU溝の傾斜部31をストッパボルト3
4の頭部35側にして凸形ばねガイド33との間に当接
させ、U溝部30をストッパボルト34に貫通係合させ
る。主接点開路時、凸形ばねガイド33は、開路ばね3
2の反力により常時アーマチュア29に当接される。
【0012】ストッパボルト34は、ヨーク36の中央
部に固定する。ヨーク36上には、固定鉄心37がアー
マチュア29と対向して固定され、ヨーク36はベース
38に固定される。
【0013】次に、本実施例の真空電磁接触器の作用を
説明する。電磁石の励磁制御により励磁されると、回転
シャフト28に連結されたアーマチュア29は矢印X方
向に回転し、開路ばね32を圧縮しながら固定鉄心37
に吸着される。同時に、回転シャフト28に連結された
操作レバー26も矢印Y方向に回転し、係合した絶縁フ
ランジ25を介して真空バルブ23の可動電極24を押
し上げ、固定電極22に当接して通電状態になる。
【0014】電磁石の励磁が解かれると、開路ばね32
の反力によりアーマチュア29が矢印Z方向へ回転し、
アーマチュア29のU溝傾斜部31がストッパボルト頭
部35に当接される。同時に、回転シャフト28に連結
した操作レバー26が絶縁フランジ25のナット27を
真空バルブ23の固定電極22と逆方向に作動すること
で真空バルブ可動電極24を固定電極22から開離す
る。
【0015】アーマチュアU溝傾斜部31は、アーマチ
ュア回転角と同一角度にしているため、主接点開極時ア
ーマチュア29はストッパボルト頭部35に密着当接す
る。これにより、ストッパボルト34への変位力をなく
すことができる。
【0016】アーマチュア29に作用する開路ばね32
の取付時の荷重を決める取付寸法をアーマチュア動作ス
トローク長と同一にし、組立時にストッパボルト34の
取付長を予め設定しておくことにより、動作ストローク
設定、ばね長の設定も可能となる。
【0017】このように、本実施例によれば、従来分離
して取付けられていた開路ばねガイド機能とアーマチュ
アストッパ機能をストッパボルトに集積でき、取付スペ
ースを縮少調整によるスペース確保が不要になる。
【0018】また、所定の開路力となる開路ばねの取付
長をストッパボルトの所定長さに合わせて取付けること
で、ばね長さ調整、ストッパ取付位置調整及びストロー
ク調整も不要となる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、動作回転
角に相当する傾斜部が周辺部に形成された溝が中央先端
部に施されたアーマチュアと、両端がばねガイドで押さ
えられた開路ばねと、開路ばねが固定されるようにばね
ガイド間に設けられ、先端部とばねガイド間にアーマチ
ュアの傾斜部が係合するストッパボルトとを備えたの
で、組立作業性が改善され、コンパクトな真空電磁接触
器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の真空電磁接触器の一実施例を示す構造
図。
【図2】[図1]の主接点遮断状態における要部拡大断
面図。
【図3】[図1]の主接点通電状態における要部拡大断
面図。
【図4】本発明の真空電磁接触器の一実施例を示す正面
図。
【図5】従来の真空電磁接触器の構造図。
【符号の説明】
29…アーマチュア、31…傾斜部、32…開路ばね、
33…凸形ばねガイド、34…ストッパボルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 貴光 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝エフエーシステムエンジニアリング株式 会社内 (72)発明者 岸井 英三 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作回転角に相当する傾斜部が周辺部に
    形成された溝が中央先端部に施されたアーマチュアと、
    両端がばねガイドで押さえられた開路ばねと、この開路
    ばねが固定されるように前記ばねガイド間に設けられ、
    先端部とばねガイド間に前記アーマチュアの傾斜部が係
    合するストッパボルトとを有する真空電磁接触器。
  2. 【請求項2】 前記開路ばねの取付寸法を前記アーマチ
    ュアの動作ストローク長としたことを特徴とする請求項
    1記載の真空電磁接触器。
JP20953294A 1994-09-02 1994-09-02 真空電磁接触器 Pending JPH0877893A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20953294A JPH0877893A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 真空電磁接触器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20953294A JPH0877893A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 真空電磁接触器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0877893A true JPH0877893A (ja) 1996-03-22

Family

ID=16574359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20953294A Pending JPH0877893A (ja) 1994-09-02 1994-09-02 真空電磁接触器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0877893A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012221650A (ja) * 2011-04-06 2012-11-12 Toshiba Corp 真空遮断器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012221650A (ja) * 2011-04-06 2012-11-12 Toshiba Corp 真空遮断器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4644311A (en) Polarized electromagnet with symmetrical arrangement
US4755781A (en) Electrical switch for starters
US5677656A (en) Engaging relay for starter devices
US6486762B2 (en) Magnetic switch for starter motor
EP0581277B1 (en) Magnet switch
JP3137673B2 (ja) 電磁スイッチ
JPH0877893A (ja) 真空電磁接触器
JPH02250230A (ja) 電磁接触器
JP2002208338A (ja) 電磁継電器
US4801910A (en) Magnetic actuating mechanism
KR100624209B1 (ko) 스타터용 마그네틱 스위치
US4309683A (en) Electric control device
JPS5846816B2 (ja) 機械保持形電磁接触器
US5623239A (en) Electrical contactor spring
JP3335515B2 (ja) プランジャ型ソレノイド
US2834846A (en) Relay switch
JP3024497B2 (ja) 封止接点装置
JPH05325759A (ja) 電磁継電器
JPS6244413Y2 (ja)
JPH1092287A (ja) 電磁継電器
JPH0516646B2 (ja)
JP3299324B2 (ja) リモコンリレーの接点装置
JPH09213155A (ja) 断路器の操作装置
JPH09320440A (ja) 電磁継電器
JPH02257604A (ja) 電圧引外し装置