JPH0877676A - ディスクオートチェンジャーのローダー部の配置構造 - Google Patents

ディスクオートチェンジャーのローダー部の配置構造

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JPH0877676A
JPH0877676A JP21541694A JP21541694A JPH0877676A JP H0877676 A JPH0877676 A JP H0877676A JP 21541694 A JP21541694 A JP 21541694A JP 21541694 A JP21541694 A JP 21541694A JP H0877676 A JPH0877676 A JP H0877676A
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disc
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JP21541694A
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Inventor
Takeshi Tsuchida
武史 土田
Kazutomo Shima
一朋 志摩
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローダー部に対するディスクカートリッジの
挿入作業を、ディスクカートリッジの後部の側を把持す
る状態で行うことができ、しかも簡略な機器構成をなす
ディスクオートチェンジャーのローダー部の配置構造を
提供する。 【構成】 一側が外部に向けて開口するとともに、他側
が収納棚に向けて開口し、ディスクオートチェンジャー
の内外にわたってディスクカートリッジを出し入れする
ローダー部800を、搬入出部700に伴って上下動可
能に設けた。ローダー部800を何れの収納区にも対向
しない上限の待機位置に保持する可動ストッパーを設
け、ローダー部800を搬入出用の収納区に対応する下
限のロード位置に保持する固定ストッパーを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスクを内包
する複数のディスクカートリッジを内蔵し、ディスクド
ライブ装置に挿入するディスクカートリッジを任意のも
のに交換するディスクオートチェンジャーに係り、内蔵
するディスクカートリッジの装置内外への搬入出を行う
ローダー部の配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は、従来のディスクオートチェン
ジャーの構成を示す概念図である。ディスクオートチェ
ンジャーはパーソナルコンピュータに接続して使用する
ものであり、パーソナルコンピュータに搭載した制御プ
ログラムによって動作を制御する。
【0003】図16において、ディスクオートチェンジ
ャー1は、収納棚2と、ローダー部3と、ディスクドラ
イブ装置4と、メディア搬送部5からなる。収納棚2は
複数の収納区2aを有しており、収納区2aはディスク
カートリッジ6を収納する空間を形成している。ディス
クカートリッジ6は、図17に示すように、前部6aに
シャッター7を有し、後部6bの両側部に切欠部8を設
けており、切欠部8は搬入出時におけるハンドリング用
係合溝をなしている。ローダー部3は収納棚2の最上部
に位置し、一側がディスクオートチェンジャー1の外部
に向けて開口し、他側が内部に向けて開口しており、デ
ィスクカートリッジ6の出し入れを行うものである。デ
ィスクドライブ装置4は収納棚2の最下部に位置し、デ
ィスクカートリッジ6の光磁気ディスクに対するデータ
の書き込みおよび読み出しを行うものである。メディア
搬送部5は、昇降塔9と昇降塔9に沿って上下動する搬
入出部10とを有しており、搬入出部10はローダー部
3、収納区2a、ディスクドライブ装置4に対してディ
スクカートリッジ6の搬入出を行うものである。
【0004】この構成において、ディスクカートリッジ
6の搬入時には、メディア搬送部5の搬入出部10がロ
ーダー部3に対応する位置に移動した状態で、ローダー
部3が一側の開口から挿入したディスクカートリッジ6
を他側の開口から搬入出部10に送り出す。ディスクカ
ートリッジ6を受け取った搬入出部10は、制御プログ
ラムが指定する収納区2aに対応する位置に移動して後
に、ディスクカートリッジ6を収納区2aに挿入する。
【0005】ディスクドライブ装置4に装着したディス
クカートリッジ6の交換時には、搬入出部10がディス
クドライブ装置4に対応する位置に移動し、ディスクド
ライブ装置4から排出するディスクカートリッジ6を受
け取った後に、制御プログラムが指定する空室の収納区
2aにまで移動し、ディスクカートリッジ6を挿入す
る。その後、制御プログラムが指定する別の収納区2a
に移動し、この収納区2aから新たなディスクカートリ
ッジ6を受け取って後に、ディスクドライブ装置4に対
応する位置に移動し、新たなディスクカートリッジ6を
ディスクドライブ装置4に挿入する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の構成に
おいては、機器構造の簡略化を図るために、収納棚2の
一側にメディア搬送部5を配するとともに、収納棚2の
他側からローダー部3に対してディスクカートリッジ6
の出し入れを行っている。
【0007】このため、ローダー部3にディスクカート
リッジ6を挿入するに際しては、ディスクカートリッジ
6の前部6aを把持して後部6bの側からローダー部3
に挿入する必要があるが、ディスクカートリッジ6の前
部はシャッター7が存在し、本来把持すべき部位ではな
い。このため、ディスクカートリッジ6の取り扱いが不
便であるとともに、通常の取り扱いを行わないことによ
りディスクカートリッジ6の損傷を招く問題があった。
【0008】メディア搬送部5を配置した側からローダ
ー部3に対してディスクカートリッジ6の出し入れを行
う場合には、ローダー部3を搬入出部10の移動経路上
に配置する必要があり、ローダー部3を搬入出部10と
ともに移動可能に構成せねばならず、メディア搬送部5
における機器構成が複雑化する問題があった。
【0009】本発明は、上記した課題を解決するもの
で、ローダー部に対するディスクカートリッジの挿入作
業を、ディスクカートリッジの後部の側を把持する状態
で行うことができ、しかも簡略な機器構成をなすディス
クオートチェンジャーのローダー部の配置構造を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のディスクオートチェンジャーのローダー部
の配置構造は、上下方向に沿って複数の収納区を形成し
た収納棚と、収納棚の最下部に位置するディスクドライ
ブ装置と、各収納区およびディスクドライブ装置に対し
てディスクカートリッジを搬入出する搬入出部と、搬入
出部を各収納区およびディスクドライブ装置に対応する
位置に移動させるメディア搬送部とを備えたディスクオ
ートチェンジャーにおいて、一側が外部に向けて開口す
るとともに、他側が収納棚に向けて開口し、ディスクオ
ートチェンジャーの内外にわたってディスクカートリッ
ジを出し入れするローダー部を、搬入出部に伴って上下
動可能に設け、ローダー部を何れの収納区にも対向しな
い上限の待機位置に保持する可動ストッパーを設け、ロ
ーダー部を搬入出用の収納区に対応する下限のロード位
置に保持する固定ストッパーを設けた構成としたもので
ある。
【0011】また、ローダー部に、本体ケーシングに形
成した搬入出口を開閉するシャッターを設け、シャッタ
ーがローダー部のロード位置において前記搬入出口を開
放し、待機位置において前記搬入出口を閉塞するように
構成したものである。
【0012】
【作用】上記した構成により、ディスクオートチェンジ
ャーに対して新たなディスクカートリッジを搭載すると
きには、メディア搬送部の搬入出部を上昇駆動し、待機
位置にあるローダー部を搬入出部によって持ち上げ、可
動ストッパーを解除する。その後、搬入出部を下降駆動
してローダー部をロード位置にまで降下させ、固定スト
ッパーによってローダー部を搬入出用の収納区に対向す
る位置に支持する。
【0013】この状態で、ローダー部を駆動し、ローダ
ー部の外側に向いた開口から新たなディスクカートリッ
ジを挿入し、ローダー部を通して収納棚に向いた開口か
ら排出するディスクカートリッジを収納区に挿入する。
このとき、ローダー部は搬入出部と共に収納棚の一側に
位置し、収納区に対するディスクカートリッジの挿入方
向がローダー部と搬入出部において同方向となるので、
ディスクカートリッジをローダー部に挿入するに際し、
操作者はディスクカートリッジの後部を把持し、ディス
クカートリッジを前部からローダー部に差し込むことが
でき、ディスクカートリッジの取り扱いが容易である。
【0014】搭載作業が終了した時点で、搬入出部を上
昇駆動してローダー部を上限位置に持ち上げ、可動スト
ッパーをセットしてローダー部を待機位置に支持する。
その後に搬入出部を、新たなディスクカートリッジを挿
入した搬入出用の収納区に移動させ、ディスクカートリ
ッジを収納区から抜出して搬入出部に保持する。その
後、搬入出部の下降駆動によりディスクカートリッジを
他の収納区またはディスクドライブ装置に対向する位置
に搬送し、搬入出部から収納区またはディスクドライブ
装置にディスクカートリッジを挿入する。ディスクオー
トチェンジャーからディスクカートリッジを取り出す場
合には、上述の動作を逆の手順で行う。
【0015】したがって、外部に対してディスクカート
リッジの搬入出を行う場合にのみ、搬入出部によってロ
ーダー部をロード位置に配置し、その他の状態において
は搬入出部が単独で昇降駆動することができ、しかもロ
ーダー部の昇降駆動のために別途に駆動手段を設ける必
要がないので、ローダー部およびメディア搬送部の構造
を簡略なものとすることができる。
【0016】また、ローダー部の昇降動作に伴って、シ
ャッターが本体ケーシングの搬入出口を自動的に開閉
し、ローダー部が待機位置にある状態で、シャッターが
搬入出口を閉塞するので、新たなディスクカートリッジ
を誤って挿入することがない。しかも、シャッターの駆
動源を別途に設ける必要がなく、メディア搬送部の駆動
力を利用してシャッターの開閉を行うことができ、シャ
ッターに係る構造が簡略なものとなる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明のディスクオートチェンジャーの
概略を示す概略構成図である。図1において、ディスク
オートチェンジャー100は、複数のディスクカートリ
ッジ200を収納する収納棚300と、収納棚300の
最下部に位置し、ディスクカートリッジ200に内包し
た光磁気ディスクに対する情報の書き込みおよび読み出
しを行うディスクドライブ装置400と、ディスクドラ
イブ装置400の前面側に対向して配置した押込装置5
00と、収納棚300の前面側に位置するメディア搬送
部600と、メディア搬送部600によって昇降駆動す
る搬入出部700と、搬入出部700の移動経路上に位
置するローダー部800とを本体ケーシング900の内
部に配置している。
【0018】以下に詳細に説明する。図2はディスクオ
ートチェンジャー100の外観を示すものであり、図3
〜図5はディスクオートチェンジャー100の内部を示
すものである。図2〜図5において、本体ケーシング9
00はカバーケーシング901とベースプレート902
からなり、カバーケーシング901の前面には表示装置
903と、ディスクカートリッジ200の搬入出口90
4を設けている。
【0019】ベースプレート902上に配置した収納棚
300には、ディスクカートリッジ200を支持するた
めのスライド支持板301を適当間隔で設けており、上
下に隣接するスライド支持板301の間がディスクカー
トリッジ200を格納するための収納区302を形成し
ている。また、収納棚300にはディスクカートリッジ
200の収納区302からの位置ずれを検出するカート
リッジ検出センサー投光部303と、カートリッジ検出
センサー受光部304を設けている。
【0020】押込装置500は、図6〜図8に詳細に示
すように、ディスクドライブ装置400の挿入口に差し
込んだ状態にあるディスクカートリッジ200をロード
状態に押し込むための押込アーム501と、押込アーム
501を駆動する押込用モータ502とを備えており、
押込アーム501はディスクカートリッジ200をディ
スクドライブ装置400に押し込んだ状態で停止可能で
ある。また、押込装置500は、押込アーム501のロ
ック状態を検出するロックセンサー503と、ロックセ
ンサー503に対応する位置で押込アーム501に設け
たセンサーフラッグ504を備えている。
【0021】メディア搬送部600は、搬入出装置70
0が収納棚300の前方に位置しており、搬入出装置7
00は上下に移動し、任意の収納区302に対応する。
メディア搬送部600は、図9〜図11に詳細に示すよ
うに、上下方向に延びる昇降塔601と、ベースプレー
ト902上に配置した昇降用モータ602と、昇降用モ
ータ602に設けた駆動プーリー603と、昇降塔60
1の上端部および下端部に配置した支持プーリー604
と、昇降塔601に上下に移動可能に設けた調整用プー
リー605と、駆動プーリー603と支持プーリー60
4と調整用プーリー605とに掛け渡して設けた上下タ
イミングベルト606と、昇降塔601に沿って設けた
リニアシャフト607およびリニアガイド608と、リ
ニアシャフト607上を上下に移動するウェイト609
と、リニアガイド608上を上下に移動する昇降フレー
ム610と、上下タイミングベルト606に噛合するエ
ンコーダプーリを取り付けたエンコーダ611とを備え
ている。ウェイト609と昇降フレーム610は上下タ
イミングベルト606に接続しており、上下タイミング
ベルト606の駆動によって昇降する。
【0022】搬入出装置700は、図10〜図12に詳
細に示すように、フリッパー部710とピッカー部73
0とからなる。フリッパー部710は、昇降フレーム6
10に回転自在に設けた回転軸711と、回転軸711
の一端に取り付けた回転ブロック712と、回転ブロッ
ク712の上下両側面に設けた一対の平行なホルダープ
レート713と、ホルダープレート713の側縁に設け
たガイド714と、回転軸711を境とする両側位置に
設けた左右一対のストッパープレート715と、昇降フ
レーム610において回転軸711を保持するボス部7
16に設けたストッパー717と、回転軸711の他端
に取り付けた回転タイミングプーリー718と、昇降フ
レーム610に取り付けた回転用モータ719と、回転
用モータ719に取り付けた回転駆動プーリー720
と、回転タイミングプーリー718と回転駆動プーリー
720に掛け渡して設けた回転タイミングベルト721
と、昇降フレーム610の回転軸711を介して左右対
象位置に設けた反転姿勢検出用センサー722と、反転
姿勢検出用センサー722に対応する位置で回転ブロッ
ク712に設けたセンサーフラッグ723とを備えてい
る。
【0023】ピッカー部730は、昇降フレーム610
にディスクカートリッジ200の出退方向に沿って設け
たガイドロッド731と、ガイドロッド731上を移動
する爪ブロック732と、ディスクカートリッジ200
の切欠部201に係合可能なコ字状をなして爪ブロック
732に開動自在に設けたピッカー爪733と、ガイド
ロッド731上を移動して収納棚300に向けて爪ブロ
ック732を押圧するプッシャーブロック734と、プ
ッシャーブロック734の後退時に爪ブロック732に
係合しプッシャーブロック734に固定したガイド73
5と、ピッカー爪733の一側片に係合しプッシャーブ
ロック734に植設したスプリングピン736と、昇降
フレーム610に回転自在に設けた出退タイミングプー
リー737と、昇降フレーム610に固定した出退用モ
ータ738と、出退用モータ738に取り付けた出退駆
動プーリー739と、出退タイミングプーリー737と
出退駆動プーリー739とに掛け渡して設けた出退タイ
ミングベルト740と、昇降フレーム610の前後位置
に設けた一対の出退位置検出用センサー741と、出退
位置検出用センサー741に対応する位置でプッシャー
ブロック734に設けたセンサーフラッグ742とを備
えている。そして、プッシャーブロック734を出退タ
イミングベルト740に連結しており、出退タイミング
ベルト740の駆動によりプッシャーブロック734が
出退駆動するように構成している。
【0024】ローダー部800は、図13〜図15に詳
細に示すように、昇降塔601のリニアガイド608上
を移動する支持フレーム801と、支持フレーム801
に固定した前ガイド受け材802および後ガイド受け材
803と、後ガイド受け材803と一体に形成してなり
カバーケーシング901の搬入出口904を開閉するシ
ャッター804と、前ガイド受け材802および後ガイ
ド受け材803の両側に設けたガイド805と、ディス
クカートリッジ200の有無を検出する有無検出用セン
サー806と、支持フレーム801に設けた搬入出用モ
ータ807と、搬入出用モータ807に取り付けた駆動
ローラ808と、支持フレーム801に設けた従動ロー
ラ809および中継ローラ810と、駆動ローラ808
と従動ローラ809と中継ローラ810とに掛け渡して
設けたOリング811と、支持フレーム801に係合し
てローダー部800を搬入出用の収納区302に対応す
る下限のロード位置に保持する固定ストッパー812、
支持フレーム801に係合してローダー部を何れの収納
区302にも対向しない上限の待機位置に保持する可動
ストッパー813と、可動ストッパー813をスプリン
グ(図示せず)に抗して解除方向に付勢するソレノイド
814と、ローダー部800を上限位置において検出す
る昇降塔601に設けた上限検出用センサー815と、
上限検出用センサー815に対応する位置で支持フレー
ム801に設けたセンサーフラッグ816とを備えてい
る。
【0025】以下、上記構成における作用を説明する。
ディスクオートチェンジャー100に対して新たなディ
スクカートリッジ200を搭載するときには、メディア
搬送部600の昇降用モータ602により上下タイミン
グベルト606を駆動し、昇降フレーム610と一体な
搬入出部700をリニアガイド608に沿って上昇駆動
する。そして、可動ストッパー813によって待機位置
に保持するローダー部800を搬入出部700によって
持ち上げ、ソレノイド814により可動ストッパー81
3を解除する。その後、昇降用モータ602の逆転によ
り搬入出部700を下降駆動し、ローダー部800をロ
ード位置にまで降下させ、固定ストッパー812を支持
フレーム801に係合させ、ローダー部800を搬入出
用の収納区302に対向する位置に支持する。この状態
で、ローダー部800のシャッター804はカバーケー
シング901の搬入出口904を開放し、前記収納区3
02が搬入出口904に対向している。
【0026】次に、カバーケーシング901の搬入出口
904から新たなディスクカートリッジ200を挿入
し、有無検出用センサー806でディスクカートリッジ
200の存在を確認した後に、ローダー部800の搬入
出用モータ807を駆動し、駆動ローラ808と従動ロ
ーラ809と中継ローラ810に掛け渡したOリング8
11をディスクカートリッジ200に当接する状態で搬
入側に転動させる。このことにより、ディスクカートリ
ッジ200を前ガイド受け材802及び後ガイド受け材
803上において移動させ、ローダー部800を通して
収納区302に挿入する。
【0027】このとき、ローダー部800は搬入出部7
00と共に収納棚300の一側に位置し、収納区302
に対するディスクカートリッジ200の挿入方向がロー
ダー部800と搬入出部700において同方向となるの
で、ディスクカートリッジ200をローダー部800に
挿入するに際し、操作者はディスクカートリッジ200
の後部を把持し、ディスクカートリッジ200を前部か
らローダー部800に差し込むことができ、ディスクカ
ートリッジ200の取り扱いが容易である。
【0028】搭載作業が終了した時点で、搬入出部70
0を上昇駆動してローダー部800を上限位置に持ち上
げ、上限検出用センサー815がセンサーフラッグ81
6を検出した後に、可動ストッパー813をセットして
ローダー部800を待機位置に支持し、シャッター80
4で搬入出口904を閉塞する。
【0029】このように、ローダー部800は搬入出部
700の昇降駆動によって上下動させることができるの
で、ローダー部800の昇降駆動のために別途に駆動手
段を設ける必要がなく、構造が簡略である。また、シャ
ッター804がローダー部800の昇降に伴って自動的
に搬入出口904を開閉するので、ローダー部800が
ロード位置に存在しない状態で、誤ってディスクカート
リッジ200を搬入出口904に挿入することがない。
しかも、シャッター804の駆動源を別途に設ける必要
がなく、ローダー部800を昇降駆動するメディア搬送
部600の駆動力を利用してシャッター804の開閉を
行うことができ、構造の簡略化が図られる。
【0030】次に、搬入出部700を、新たなディスク
カートリッジ200を挿入した搬入出用の収納区302
に移動させ、搬入出部700を操作してディスクカート
リッジ200を収納区302から抜出して保持する。
【0031】このとき、エンコーダ611によって搬入
出部700の移動量を検出することにより、搬入出部7
00を各収納区302に正確に位置決めする。また、搬
入出部700のピッカー部730は、出退用モータ73
8を駆動して出退タイミングベルト740を転動させ、
ガイドロッド731上において爪ブロック732および
プッシャーブロック734を出退させることにより、デ
ィスクカートリッジ200の押し引きを操作する。
【0032】この操作をさらに詳しく述べる。プッシャ
ーブロック734をガイドロッド731の前端側に移動
させ、プッシャーブロック734と爪ブロック732に
当接させると、スプリングピン736がピッカー爪73
3の一側を押圧し、ピッカー爪733が解除方向に回動
する。この状態で、さらにプッシャーブロック734を
爪ブロック732およびピッカー爪733と共にガイド
ロッド731の前端側に移動させ、前方の出退位置検出
用センサー741がセンサーフラッグ742を検出した
時点でプッシャーブロック734を停止し、ディスクカ
ートリッジ200の切欠部201にピッカー爪733を
対向させる。
【0033】次に、プッシャーブロック734を後退さ
せ、プッシャーブロック734を爪ブロック732から
離間させると、スプリングピン736がピッカー爪73
3の一側を引き戻し、ピッカー爪733がロック方向に
回動し、ピッカー爪733の他側がディスクカートリッ
ジ200の切欠部201に係合する。
【0034】この状態で、後方の出退位置検出用センサ
ー741がセンサーフラッグ742を検出するまでプッ
シャーブロック734を後退させ、プッシャーブロック
734と共に爪ブロック732、ピッカー爪733を後
退させてディスクカートリッジ200をフリッパー部7
10に引き込む。
【0035】その後、搬入出部700の下降駆動により
ディスクカートリッジ200を他の収納区302または
ディスクドライブ装置400に対向する位置に搬送し、
搬入出部700から収納区302またはディスクドライ
ブ装置400にディスクカートリッジ200を挿入す
る。挿入に際しては、上述の手順と逆の手順でピッカー
部730を操作する。このとき、カートリッジ検出セン
サー投光部303とカートリッジ検出センサー受光部3
04とにより、ディスクカートリッジ200が確実に収
納区302に格納されていることを確認する。
【0036】また、ディスクカートリッジ200のアク
セス面を代える必要がある場合には、フリッパー部71
0にディスクカートリッジ200を保持する状態で、回
転用モータ719を駆動し、回転駆動プーリー720、
回転タイミングベルト721、回転タイミングプーリー
718を介して回転ブロック712を回転させ、ホルダ
ープレート713間に保持するディスクカートリッジ2
00を180度反転させる。このとき、左右の何方か一
方のストッパープレート715がボルト等の突出部(図
示せず)においてボス部716のストッパー717の表
裏の一側面に当接し、回転位置を確実に位置決めする。
また、左右の何方か一方の反転姿勢検出用センサー72
2がセンサーフラッグ723を検出することにより、フ
リッパー部710つまりディスクカートリッジ200の
反転姿勢を判別する。
【0037】次に、ディスクドライブ装置400に挿入
したディスクカートリッジ200をロードする時には、
押込装置500の押込用モータ502を駆動して押込ア
ーム501を回転させ、押込アーム501によってディ
スクカートリッジ200をディスクドライブ装置400
に押し込む。このとき、押込アーム501がディスクカ
ートリッジ200を押し込んだ状態において、ロックセ
ンサー503がセンサーフラッグ504を検出すること
により押込アーム501が押込位置にあることを検知す
る。押込アーム501は、メディア搬送部600の搬入
出部700がディスクドライブ装置400の前方位置に
あるときは待避位置にあり、メディア搬送部600の搬
入出部700がディスクドライブ装置400の前方位置
から移動する場合には押込位置で停止する。
【0038】ディスクオートチェンジャー100からデ
ィスクカートリッジ200を取り出す場合には、上述の
動作を逆の手順で行う。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、外部
に対してディスクカートリッジの搬入出を行う場合にの
み、搬入出部によってローダー部をロード位置に配置
し、その他の状態においては搬入出部が単独で昇降駆動
することができ、しかもローダー部の昇降駆動のために
別途に駆動手段を設ける必要がないので、ローダー部お
よびメディア搬送部の構造を簡略なものとすることがで
きる。また、ローダー部の昇降動作に伴って、シャッタ
ーが本体ケーシングの搬入出口を自動的に開閉し、ロー
ダー部が待機位置にある状態で、シャッターが搬入出口
を閉塞するので、新たなディスクカートリッジを誤って
挿入することがない。しかも、シャッターの駆動源を別
途に設ける必要がなく、メディア搬送部の駆動力を利用
してシャッターの開閉を行うことができ、シャッターに
係る構造が簡略なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるディスクオートチェ
ンジャーの全体を示す概念図である。
【図2】同実施例におけるディスクオートチェンジャー
の外観を示す正面図である。
【図3】同実施例におけるディスクオートチェンジャー
の全体側面図である。
【図4】同実施例におけるディスクオートチェンジャー
の全体正面図である。
【図5】同実施例におけるディスクオートチェンジャー
の全体平面図である。
【図6】同実施例における収納棚の平面図である。
【図7】同実施例における収納棚の正面図である。
【図8】同実施例における収納棚の側面図である。
【図9】同実施例におけるメディア搬送部の側面図であ
る。
【図10】同実施例における搬入出部の平面図である。
【図11】同実施例における搬入出部の側面図である。
【図12】同実施例におけるピッカー部の側面図であ
る。
【図13】同実施例におけるローダー部の側面図であ
る。
【図14】同実施例におけるローダー部の平面図であ
る。
【図15】同実施例におけるローダー部の要部拡大図で
ある。
【図16】従来のディスクオートチェンジャーの全体を
示す概念図である。
【図17】従来のディスクカートリッジの平面図であ
る。
【符号の説明】
100 ディスクオートチェンジャー 200 ディスクカートリッジ 300 収納棚 400 ディスクドライブ装置 500 押込装置 600 メディア搬送部 700 搬入出部 800 ローダー部 900 本体ケーシング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に沿って複数の収納区を形成し
    た収納棚と、収納棚の最下部に位置するディスクドライ
    ブ装置と、各収納区およびディスクドライブ装置に対し
    てディスクカートリッジを搬入出する搬入出部と、搬入
    出部を各収納区およびディスクドライブ装置に対応する
    位置に移動させるメディア搬送部とを備えたディスクオ
    ートチェンジャーにおいて、一側が外部に向けて開口す
    るとともに、他側が収納棚に向けて開口し、ディスクオ
    ートチェンジャーの内外にわたってディスクカートリッ
    ジを出し入れするローダー部を、搬入出部に伴って上下
    動可能に設け、ローダー部を何れの収納区にも対向しな
    い上限の待機位置に保持する可動ストッパーを設け、ロ
    ーダー部を搬入出用の収納区に対応する下限のロード位
    置に保持する固定ストッパーを設けた構成としたことを
    特徴とするディスクオートチェンジャーのローダー部の
    配置構造。
  2. 【請求項2】 ローダー部に、本体ケーシングに形成し
    た搬入出口を開閉するシャッターを設け、シャッターが
    ローダー部のロード位置において前記搬入出口を開放
    し、待機位置において前記搬入出口を閉塞するように構
    成したことを特徴とする請求項1に記載のディスクオー
    トチェンジャーのローダー部の配置構造。
JP21541694A 1994-09-09 1994-09-09 ディスクオートチェンジャーのローダー部の配置構造 Pending JPH0877676A (ja)

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