JPH0877439A - 物品搬送部構造 - Google Patents
物品搬送部構造Info
- Publication number
- JPH0877439A JPH0877439A JP21227194A JP21227194A JPH0877439A JP H0877439 A JPH0877439 A JP H0877439A JP 21227194 A JP21227194 A JP 21227194A JP 21227194 A JP21227194 A JP 21227194A JP H0877439 A JPH0877439 A JP H0877439A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- article
- shutter
- roller
- rail
- stick
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アクチュエータ等を使用しないで所定の位置
にくると、シャッタが自動的に開閉されるようにした自
動販売機の物品搬送部構造を実現する。 【構成】 物品搬送台11のスティック12と反対側に
開閉可能にシャッタ13を設ける。シャッタ13の下部
にローラ16を設ける。ローラ16の移動は傾斜部15
aを終端部に有するレール15によって案内される。物
品搬送台11は駆動源としてモータ17を有する。モー
タ17の軸17aにピニオン18を固定し、ラック19
上を左右動させる。レバー16を回動可能に設け、ロー
ラ14がレール15の傾斜部15aを昇って水平部に出
る時にのみレバー16を開くように構成する。
にくると、シャッタが自動的に開閉されるようにした自
動販売機の物品搬送部構造を実現する。 【構成】 物品搬送台11のスティック12と反対側に
開閉可能にシャッタ13を設ける。シャッタ13の下部
にローラ16を設ける。ローラ16の移動は傾斜部15
aを終端部に有するレール15によって案内される。物
品搬送台11は駆動源としてモータ17を有する。モー
タ17の軸17aにピニオン18を固定し、ラック19
上を左右動させる。レバー16を回動可能に設け、ロー
ラ14がレール15の傾斜部15aを昇って水平部に出
る時にのみレバー16を開くように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多種物品特にビデオ
等の偏平容器収納物品の自動販売が可能な自動販売機の
物品搬送部構造に関する。
等の偏平容器収納物品の自動販売が可能な自動販売機の
物品搬送部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の物品搬送部構造としては
図3に示される構成例のものがある。同図は物品搬送部
の要部側面図を示したもので、主体となる物品搬送台1
はガイド棒G(一点鎖線で示す)にガイドされて左右に
摺動でき、その右方にはスティック2が延設され、図4
に示される物品受け皿10に収納されている物品をその
切欠き10aにおいて突き上げて取り出す。また、3は
物品搬送台1の左端部の支点1aにおいて回動自在なシ
ャッタで、スティック2の移動方向に設けられている傾
斜した物品収納部から取り出した物品を受けて停止さ
せ、所要時には、開かれて物品を排出する。4はシャッ
タ3を開くためのソレノイド、5は物品搬送台1に固定
されたモータで、6はモータ5の軸に連結されたピニオ
ン、7は物品搬送部本体に固定されたラックでピニオン
6がこれと噛み合って物品搬送台1が移動する。
図3に示される構成例のものがある。同図は物品搬送部
の要部側面図を示したもので、主体となる物品搬送台1
はガイド棒G(一点鎖線で示す)にガイドされて左右に
摺動でき、その右方にはスティック2が延設され、図4
に示される物品受け皿10に収納されている物品をその
切欠き10aにおいて突き上げて取り出す。また、3は
物品搬送台1の左端部の支点1aにおいて回動自在なシ
ャッタで、スティック2の移動方向に設けられている傾
斜した物品収納部から取り出した物品を受けて停止さ
せ、所要時には、開かれて物品を排出する。4はシャッ
タ3を開くためのソレノイド、5は物品搬送台1に固定
されたモータで、6はモータ5の軸に連結されたピニオ
ン、7は物品搬送部本体に固定されたラックでピニオン
6がこれと噛み合って物品搬送台1が移動する。
【0003】本発明は上記のように構成されているか
ら、物品を物品収納部から取り出すには、まず、物品搬
送部1をモータ5,ピニオン6及びラック7によって右
方向に移動させ、物品受け皿の切欠き10aにおいてス
ティック2を導入させる。スティック2の先端にはテー
パ2aがつけられているから、これによって物品は突き
上げられ、滑り落ちて物品搬送台1に取り出され、閉止
状態のシャッタ3により停止保持される。物品搬送部1
をX−Y移動して物品取出口まで搬送し、ソレノイド4
を付勢すればシャッタ3が開いて物品が排出される。
ら、物品を物品収納部から取り出すには、まず、物品搬
送部1をモータ5,ピニオン6及びラック7によって右
方向に移動させ、物品受け皿の切欠き10aにおいてス
ティック2を導入させる。スティック2の先端にはテー
パ2aがつけられているから、これによって物品は突き
上げられ、滑り落ちて物品搬送台1に取り出され、閉止
状態のシャッタ3により停止保持される。物品搬送部1
をX−Y移動して物品取出口まで搬送し、ソレノイド4
を付勢すればシャッタ3が開いて物品が排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成で
は、シャッタ3を開閉するためにソレノイドを使用して
いるので、その駆動回路及び取付空間が必要になるた
め、物品搬送部自体と共に、自動販売機本体が大形とな
るといった問題点があり、これに伴って、自動販売機が
歩道へはみ出すという環境上の問題点も発生している。
は、シャッタ3を開閉するためにソレノイドを使用して
いるので、その駆動回路及び取付空間が必要になるた
め、物品搬送部自体と共に、自動販売機本体が大形とな
るといった問題点があり、これに伴って、自動販売機が
歩道へはみ出すという環境上の問題点も発生している。
【0005】本発明は、このような従来の技術の有して
いた問題点を解決するため、ソレノイド等のアクチュエ
ータが不要なシャッタ開閉機構を有する自動販売機の物
品搬送部構造を提供することを目的とする。
いた問題点を解決するため、ソレノイド等のアクチュエ
ータが不要なシャッタ開閉機構を有する自動販売機の物
品搬送部構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、物品搬送台の物品収納部側に物品突上げ
用スティックを延設するとともに、反対側にはシャッタ
を設け、このシャッタに装着したローラを傾斜部のある
レール上を駆動させ、前記傾斜部でシャッタを開くよう
にしたものである。
に、本発明は、物品搬送台の物品収納部側に物品突上げ
用スティックを延設するとともに、反対側にはシャッタ
を設け、このシャッタに装着したローラを傾斜部のある
レール上を駆動させ、前記傾斜部でシャッタを開くよう
にしたものである。
【0007】
【作用】本発明は、以上のように構成されているので、
ローラがレールの直線部を転動する間は、物品搬送部の
シャッタは閉状態を持続する。また、レールの傾斜部で
は、ローラが左方向に移動するときはレバー上を転動す
るから、シャッタには何の影響も及ぼさないが、レバー
の終端部を過ぎると、ローラは落下して傾斜部に当接し
て停止する。このため、ローラと一体のシャッタはスプ
リングの張力に抗して開かれ、物品が物品搬送部から排
出される。排出後シャッタはスプリングの復旧力により
引張られてローラはレールの傾斜部に沿って上昇し、レ
バーを突き上げて直線部上に戻り、シャッタは閉じる。
ローラがレールの直線部を転動する間は、物品搬送部の
シャッタは閉状態を持続する。また、レールの傾斜部で
は、ローラが左方向に移動するときはレバー上を転動す
るから、シャッタには何の影響も及ぼさないが、レバー
の終端部を過ぎると、ローラは落下して傾斜部に当接し
て停止する。このため、ローラと一体のシャッタはスプ
リングの張力に抗して開かれ、物品が物品搬送部から排
出される。排出後シャッタはスプリングの復旧力により
引張られてローラはレールの傾斜部に沿って上昇し、レ
バーを突き上げて直線部上に戻り、シャッタは閉じる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例を示す要部側面図
である。同図において、11は物品搬送台で断面逆U字
形をなし、側板に設けられた軸受11a,11bが図示
しないが従来と同様に案内軸と嵌合して左右に移動可能
に設けられている。12は物品搬送台11の右側に延設
されている物品突き上げ用スティックで、先端部にはテ
ーパ12aがあり、図示していないが、自動販売機本体
内部後方においてスティック12の傾斜軸方向に設けら
れている複数段のうちの任意の物品収納部から物品を突
き上げて取り出す。13はスティック12とは反対側に
物品搬送台11に設けられたシャッタで、シャッタ本体
13の両側アーム13a,13bが物品搬送台11に回
動可能に軸支されている。また、14はローラでシャッ
タ13のアーム13aに軸支されており、レール15上
を案内される。16はレール15の傾斜部15aを補足
するように軸16aとの間に架橋され、軸16aにおい
て回動自由なレバーである。なお、17は物品搬送台1
1に固定されたモータで、18はモータ軸17aに嵌着
されたピニオンでラック19と噛み合って左右に移動で
きる。
て説明する。図1は本発明の一実施例を示す要部側面図
である。同図において、11は物品搬送台で断面逆U字
形をなし、側板に設けられた軸受11a,11bが図示
しないが従来と同様に案内軸と嵌合して左右に移動可能
に設けられている。12は物品搬送台11の右側に延設
されている物品突き上げ用スティックで、先端部にはテ
ーパ12aがあり、図示していないが、自動販売機本体
内部後方においてスティック12の傾斜軸方向に設けら
れている複数段のうちの任意の物品収納部から物品を突
き上げて取り出す。13はスティック12とは反対側に
物品搬送台11に設けられたシャッタで、シャッタ本体
13の両側アーム13a,13bが物品搬送台11に回
動可能に軸支されている。また、14はローラでシャッ
タ13のアーム13aに軸支されており、レール15上
を案内される。16はレール15の傾斜部15aを補足
するように軸16aとの間に架橋され、軸16aにおい
て回動自由なレバーである。なお、17は物品搬送台1
1に固定されたモータで、18はモータ軸17aに嵌着
されたピニオンでラック19と噛み合って左右に移動で
きる。
【0009】次に、本発明に係る自動販売機の物品搬送
部の動作について図1,2を用いて説明する。まず、物
品を物品収納部から取り出すには、モータ17を付勢し
てピニオン18,ラック19を介して物品搬送台11を
A方向に移動させ(このとき、ローラ14はa位置にあ
る)、スティック12によって物品収納部の物品受け皿
10(図4参照)の切欠き10aにおいて物品を突き上
げて落下させ、物品搬送台11上に取り出す。次いで、
物品搬送台11をB方向に移動すると、ローラ14はレ
バー16上の図2(a)に示されるb位置まで来る(こ
の状態を保持して物品搬送部は物品取出口まで搬送され
る)。物品を排出するため、さらにB方向に移動させる
と、ローラ14はレバー16とシャッタ13間の間隙か
らC方向に転落して、図2(b)に示されるように、レ
ール15の傾斜部15aのC位置に達する。このため、
シャッタ13はスプリング20に抗して開状態になる。
これにより、物品は自然に物品取出口に排出される。さ
らに、物品搬送部を定位置まで復旧させるためにD方向
に移動させると、ローラ14はd位置において、図2
(c)の如く、レバー16を押し上げてレール15の直
線部に復旧する。これによって、シャッタ13は図1の
ように閉状態に変位する。
部の動作について図1,2を用いて説明する。まず、物
品を物品収納部から取り出すには、モータ17を付勢し
てピニオン18,ラック19を介して物品搬送台11を
A方向に移動させ(このとき、ローラ14はa位置にあ
る)、スティック12によって物品収納部の物品受け皿
10(図4参照)の切欠き10aにおいて物品を突き上
げて落下させ、物品搬送台11上に取り出す。次いで、
物品搬送台11をB方向に移動すると、ローラ14はレ
バー16上の図2(a)に示されるb位置まで来る(こ
の状態を保持して物品搬送部は物品取出口まで搬送され
る)。物品を排出するため、さらにB方向に移動させる
と、ローラ14はレバー16とシャッタ13間の間隙か
らC方向に転落して、図2(b)に示されるように、レ
ール15の傾斜部15aのC位置に達する。このため、
シャッタ13はスプリング20に抗して開状態になる。
これにより、物品は自然に物品取出口に排出される。さ
らに、物品搬送部を定位置まで復旧させるためにD方向
に移動させると、ローラ14はd位置において、図2
(c)の如く、レバー16を押し上げてレール15の直
線部に復旧する。これによって、シャッタ13は図1の
ように閉状態に変位する。
【0010】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、以下に記載されるような効果を奏する。シャッタ
をレールの終端折曲部で自動的に開くように構成したの
で、シャッタオープンソレノイド及びソレノイド駆動回
路が不要となるため、コスト低減化が図れるほか、ソレ
ノイド等の占有空間がなくなるため、自動販売機の小形
化が実現される。このため、物品搬送部の機構の簡素化
が図られ、信頼性が向上する。
れば、以下に記載されるような効果を奏する。シャッタ
をレールの終端折曲部で自動的に開くように構成したの
で、シャッタオープンソレノイド及びソレノイド駆動回
路が不要となるため、コスト低減化が図れるほか、ソレ
ノイド等の占有空間がなくなるため、自動販売機の小形
化が実現される。このため、物品搬送部の機構の簡素化
が図られ、信頼性が向上する。
【図1】本発明の実施例を示す要部側面図である。
【図2】本発明のシャッタ開閉を示す状態図である。
【図3】従来例を示す要部側面図である。
【図4】物品受け皿を示す斜視図である。
11 物品搬送台 12 スティック 13 シャッタ 14 ローラ 15 レール 16 レバー 17 モータ 18 ピニオン 19 ラック
Claims (1)
- 【請求項1】 自動販売機の物品搬送部構造において、
物品搬送台と、この物品搬送台から物品収納部に向って
延びるスティックと、前記物品搬送台の前記スティック
と反対側に開閉自在に設けられたシャッタと、前記シャ
ッタの開閉を案内するレールと、このレールに沿って前
記物品搬送台を駆動する駆動手段とからなる自動販売機
における物品搬送部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21227194A JPH0877439A (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | 物品搬送部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21227194A JPH0877439A (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | 物品搬送部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0877439A true JPH0877439A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16619835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21227194A Pending JPH0877439A (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | 物品搬送部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0877439A (ja) |
-
1994
- 1994-09-06 JP JP21227194A patent/JPH0877439A/ja active Pending
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