JPH0877437A - 自動販売機の外扉ヒンジ機構 - Google Patents

自動販売機の外扉ヒンジ機構

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Publication number
JPH0877437A
JPH0877437A JP6215446A JP21544694A JPH0877437A JP H0877437 A JPH0877437 A JP H0877437A JP 6215446 A JP6215446 A JP 6215446A JP 21544694 A JP21544694 A JP 21544694A JP H0877437 A JPH0877437 A JP H0877437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door hinge
door
hinge
vending machine
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP6215446A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kida
明 喜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP6215446A priority Critical patent/JPH0877437A/ja
Publication of JPH0877437A publication Critical patent/JPH0877437A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】扉ヒンジ軸の位置を移動可能にして、併設され
た自動販売機に干渉することなく、外扉を90度以上開
けられる自動販売機の外扉ヒンジ機構を提供する。 【構成】扉ヒンジ3を扉ヒンジ受け5の中空の角柱形状
をなす摺動部に差し込み、その摺動部に沿って移動方向
11の方向に移動可能にする。その移動範囲は扉ヒンジ
3に開けられた長穴8と扉ヒンジ受け5に取り付けられ
た前面ストッパ6と後面ストッパ7により制限される。
扉ヒンジ3の先端に嵌め込まれた扉ヒンジ軸4には自動
販売機の外扉2が開閉可能に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動販売機の外扉の
開閉に使用される外扉ヒンジ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来例の自動販売機を2台併設し
一方を扉開状態とし且つ他方を扉閉状態とした併設図を
示す。この図6において、1は自動販売機の外箱を、2
はその外扉を、3はその外扉を開閉する場合の支点にな
る扉ヒンジ軸4と外箱1とを連結する扉ヒンジである。
【0003】外扉2はその内部に商品見本(図示されて
いない)と制御器具(図示されていない)が収納されて
いるのでその商品見本と制御器具の厚さとその許容空間
を含んだ厚さになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自動販売機の外扉には
その内部に商品見本と制御器具が収納されており、商品
見本を交換する場合や制御器具を補修する場合には、9
0度以上開状態にして(通常開度は135度まで可能に
している)外扉により自動販売機の前方を遮る距離を少
なくする必要があるが、従来の自動販売機ではその扉ヒ
ンジ軸の位置が固定されているために、自動販売機を併
設する場合は外扉の開角度を大きく(135度近く開け
る)するためには隣り合う自動販売機間に隙間をあけて
設置する問題がある。
【0005】又、隙間を開けて併設する場合には、外観
上の美観を保ために隙間を塞ぐ部品を取り付ける問題が
ある。この発明の目的は、扉ヒンジ軸の位置を移動可能
にして、併設された自動販売機に干渉することなく、外
扉を90度以上開けられる自動販売機の外扉ヒンジ機構
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、自動
販売機の本体を収納する外箱と、その外箱に取り付けら
れた扉ヒンジと、その扉ヒンジの先端に嵌合された扉ヒ
ンジ軸と、その扉ヒンジ軸を支点軸として開閉可能に取
り付けられた外扉とを備えた自動販売機において、前記
外扉の支点軸を移動可能にする自動販売機の外扉ヒンジ
機構とする。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載の外扉ヒ
ンジ機構において、外扉の支点軸を移動可能にする機構
が、中空の角柱形状をなす摺動部を有するヒンジ受け
と、長穴を有しそのヒンジ受けの摺動部に差し込まれた
扉ヒンジと、その扉ヒンジに明けられた長穴を貫通する
ように前記ヒンジ受けの摺動部に設けられたピン状前面
ストッパ及び後面ストッパと、前記扉ヒンジの先端に嵌
合された扉ヒンジ軸とで構成される自動販売機の外扉ヒ
ンジ機構とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項1記載の外扉ヒ
ンジ機構において、扉ヒンジの一端を外箱に固定取り付
けし、扉ヒンジの残りの一端に軸受けと軸を介してリン
クを取り付けそのリンクの先端に扉ヒンジ軸を取り付け
て、その扉ヒンジ軸に外扉が開閉可能に取り付けられる
自動販売機の外扉ヒンジ機構とする。請求項4の発明
は、請求項1記載の外扉ヒンジ機構において、扉ヒンジ
の一端に扉ヒンジ軸を設けて、その一端を外箱に取り付
けられたヒンジ受けに回転可能に取り付けられた軸受け
に嵌め込み、他端に扉ヒンジ軸を嵌合しその扉ヒンジ軸
を外扉に回転可能に取り付けられた軸受けに嵌め込み取
り付けした自動販売機の外扉ヒンジ機構とする。
【0009】
【作用】外扉を全開しようとする自動販売機の扉ヒンジ
軸を自動販売機の外箱から離れる方向に移動させること
により前記外扉を全開にする空間が得られるので、併設
された自動販売機と干渉しないで、前記自動販売機の外
扉を全開できる。
【0010】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の自動販売機の外
扉ヒンジ機構の構成図を示す。従来例の図6と同一符号
を付けた部材はおおよそ同一機能を有するのでその説明
は省略する。この図1において、3は扉ヒンジを、4は
扉ヒンジ軸を、5はヒンジ受けを、6はピン状前面スト
ッパを、7はピン状後面ストッパを、8は長穴を示す。
【0011】この構成で、扉ヒンジ3はヒンジ受け5の
中空の角柱形状をなす摺動部に差し込まれており、その
摺動部に沿って移動方向11の方向に移動可能である。
その移動範囲は扉ヒンジ3に開けられた長穴8とヒンジ
受け5に取り付けられた前面ストッパ6と後面ストッパ
7により制限される。すなわち、前面ストッパ6及び後
面ストッパ7は長穴8を貫通するように扉ヒンジ受け5
の角柱形状中空部に取り付けられており、扉ヒンジ3を
引き出すと後面ストッパ7に長穴8の後端が当接してそ
れ以上の引出しが阻止され、一方扉ヒンジ3を押し込め
ると前面ストッパ6に長穴8の前端が当接してそれ以上
の押し込みが阻止される。
【0012】扉ヒンジ3の先端に嵌め込まれた扉ヒンジ
軸4には自動販売機の外扉2が開閉可能に取り付けられ
る。図2はその外扉ヒンジ機構9を装着した扉開状態の
自動販売機と扉閉状態の自動販売機との併設図を示す。
この図2において、1は自動販売機の外箱を、2はその
外箱に外扉ヒンジ機構9を介して開閉可能に取り付けら
れた外扉を示す。この図2において、扉開状態の自動販
売機の外扉2は、その外扉ヒンジ機構9の扉ヒンジ3を
自動販売機の前面方向に移動させて全開状態(135度
開状態)にしているので、扉閉状態の自動販売機を併設
してもその扉閉状態の自動販売機の外扉21とは干渉し
ない。
【0013】図3はこの発明の別の実施例の構成図を示
す。この図3の外扉ヒンジ機構900において、扉ヒン
ジ30aはその先端に支点軸12を介して回転可能に取
り付けられたリンク30bとそのリンク30bの先端に
取り付けられた扉ヒンジ軸4とを持つ。リンク30bの
先端に取り付けられた扉ヒンジ軸4は支点軸12を支点
にして回転できる。
【0014】図4はこの外扉ヒンジ機構900を装着し
た扉開状態の自動販売機と扉閉状態の自動販売機との併
設図を示す。この図4において、扉ヒンジ30aはその
支点軸側の反対側の端部で自動販売機の外箱1に固定さ
れている。この図4が図2と異なる点は扉ヒンジ軸4を
前方に直線的に移動させる代わりにリンク30bの回転
を利用して扉ヒンジ軸4を自動販売機の前方に移動させ
その自動販売機の外扉全開時に併設された自動販売機と
の干渉をさけるようにした点である。
【0015】又、図5はこの発明の別の実施例の構成図
を示す。この図5において、外扉ヒンジ機構910は自
動販売機の外箱に取り付けられたヒンジ受け51と、そ
のヒンジ受け51に回転可能に取り付けられた扉ヒンジ
300と、その扉ヒンジ300の先端に取り付けられた
扉ヒンジ軸4とから構成されている。この図5が図2と
異なる点は扉ヒンジ軸4を前方に直線的に移動させる代
わりに扉ヒンジ300をヒンジ受け51の回転支点10
を支点として回転させて扉ヒンジ軸4を自動販売機の反
外扉ヒンジ機構側の斜め前方の移動方向11a方向に移
動させその自動販売機の外扉全開時に併設された自動販
売機との干渉をさけるようにした点である。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、外扉を全開(135
度)に開けられるので外扉内の制御器具を補修する場合
に自動販売機前面の補修空間を最小にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の自動販売機の外扉ヒンジ
機構の構成図
【図2】図1の外扉ヒンジ機構を装着した扉開状態の自
動販売機と扉閉状態の自動販売機との併設図
【図3】この発明の別の実施例の構成図
【図4】図3の外扉ヒンジ機構を装着した扉開状態の自
動販売機と扉閉状態の自動販売機との併設図
【図5】この発明の別の実施例の構成図
【図6】従来例の自動販売機の扉開状態と扉閉状態の併
設図
【符号の説明】
1…自動販売機の外箱、2、21…外扉、3、30a,
300,310…扉ヒンジ、4…扉ヒンジ軸、5、51
…ヒンジ受け、6…前面ストッパ、7…後面ストッパ、
8…長穴、9、91、900、901、910、911
…外扉ヒンジ機構、10…回転支点、11、11a,1
1b,11c…移動方向、12…支点軸。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動販売機の本体を収納する外箱と、その
    外箱に取り付けられた扉ヒンジと、その扉ヒンジの先端
    に嵌合された扉ヒンジ軸と、その扉ヒンジ軸を支点軸と
    して開閉可能に取り付けられた外扉とを備えた自動販売
    機において、前記外扉の支点軸を移動可能にすることを
    特徴とする自動販売機の外扉ヒンジ機構。
  2. 【請求項2】請求項1記載の外扉ヒンジ機構において、
    外扉の支点軸を移動可能にする機構が、中空の角柱形状
    をなす摺動部を有するヒンジ受けと、長穴を有しそのヒ
    ンジ受けの摺動部に差し込まれた扉ヒンジと、その扉ヒ
    ンジに明けられた長穴を貫通するように前記ヒンジ受け
    の摺動部に設けられたピン状前面ストッパ及び後面スト
    ッパと、前記扉ヒンジの先端に嵌合された扉ヒンジ軸と
    で構成されることをに特徴とする自動販売機の外扉ヒン
    ジ機構。
  3. 【請求項3】請求項1記載の外扉ヒンジ機構において、
    扉ヒンジの一端を外箱に固定取り付けし、扉ヒンジの残
    りの一端に軸受けと軸を介してリンクを取り付けそのリ
    ンクの先端に扉ヒンジ軸を取り付けて、その扉ヒンジ軸
    に外扉が開閉可能に取り付けられることを特徴とする自
    動販売機の外扉ヒンジ機構。
  4. 【請求項4】請求項1記載の外扉ヒンジ機構において、
    扉ヒンジの一端に扉ヒンジ軸を設けて、その一端を外箱
    に取り付けられたヒンジ受けに回転可能に取り付けられ
    た軸受けに嵌め込み、他端に扉ヒンジ軸を嵌合しその扉
    ヒンジ軸を外扉に回転可能に取り付けられた軸受けに嵌
    め込み取り付けしたことを特徴とする自動販売機の外扉
    ヒンジ機構。
JP6215446A 1994-09-09 1994-09-09 自動販売機の外扉ヒンジ機構 Pending JPH0877437A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111566300A (zh) * 2018-01-12 2020-08-21 海蒂诗-欧尼有限公司及两合公司 具有铰链的家具板和具有这种家具板的家具
CN113811130A (zh) * 2021-09-16 2021-12-17 浪潮商用机器有限公司 一种服务器机柜及其抽拉式铰链

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