JPH087736Y2 - ファクシミリ通信装置 - Google Patents

ファクシミリ通信装置

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JPH087736Y2
JPH087736Y2 JP8958789U JP8958789U JPH087736Y2 JP H087736 Y2 JPH087736 Y2 JP H087736Y2 JP 8958789 U JP8958789 U JP 8958789U JP 8958789 U JP8958789 U JP 8958789U JP H087736 Y2 JPH087736 Y2 JP H087736Y2
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博誌 小寺
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Brother Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、読取装置により読み取った書画情報をメモ
リに記憶させた後にそのメモリより読み出しを行ない、
変調して通信回線を介して受信側に送信するファクシミ
リ通信装置に関するものである。
[従来技術] ファクシミリ装置は周知のように、送信側において読
取装置が送信原画を走査により画素に分解し、これを電
気的信号に変換して伝送し、受信側において記憶装置が
送信原画と同様な受信画を再生記録する。
また、ファクシミリ装置においては、現在伝送方式、
伝送速度等に各種の方式が存在し、また同一機種におい
ても多種の通信機能(変調方式、伝送速度、綿密度等)
を有するため、ファクシミリ通信に先立ち送受両装置間
でお互いの所有する機能を確認し合い、どの方式で通信
を行なうか決定しなければならない。このため、ファク
シミリ通信には定められた伝送手順が必須の条件であ
り、この伝送手順は普通A〜Eの5つのフエーズに分か
れている。
各フエーズの名称はA=呼設定、B=メッセージ前手
順、C=メッセージ手順、D=メッセージ後手順、E=
呼復旧と名づけられている。更に各フエーズは、その中
であるまとまった意味を表わす信号単位に分かれてい
る。
第6図は、各種の手順中最も標準的だと思われるCCIT
Tが勧告しているGIII規格の手順の一例を示す。各信号
の意味は以下の通りである。
GI:受信機が自分の所属するグループを送信機に示
す。
CED:被呼局が非音声端末であることを示す。
DIS:受信機の標準CCITT能力であることを示す。
DCS:DIS信号で識別される標準機能に応答するディジ
タル設定命令。
TCF:トレーニングチェック,トレーニングを確かめこ
の伝送速度で回線が使用できるか否かをチェックする。
CFR:受信準備確認信号,受信機が、送信機に対して受
信準備が完了したことを示す。
MESSAGE:伝送すべき原稿の画信号を作製及び伝送。
EOP:原稿1ページの終了ならびに、連送のないことを
示す。
MCF:受信機よりメッセージ受信の完了したことを示
す。
DCN:切断コマンド,フェーズEの開始を示す。
[考案が解決しようとする課題] 読取装置による画像の読取及びファクシミリ画信号の
作製は、フェーズCより開始されるのが一般的であっ
た。しかし、フェーズCにおける画信号の作製及び伝送
の処理量が多いため送信に時間がかかり、通信コストも
高くなる問題があった。そこで、フェーズBにおける通
信モードが決まり次第、読取りを始めるという先読み方
式が開発されたが、この方式でもフェーズBの時間は短
かいので、先読みされる量も少なく、更にフェーズBに
おいては検出すべき信号も多くCPU等のその処理量が多
くなり、高速化が望めなかった。
本考案は、上述した問題点を解決するためになされた
ものであり、読取装置による読取りをフェーズAとフェ
ーズCの2回に分けて行なうので、CPU等の処理負荷を
分散することができるため高速伝送を可能にするファク
シミリ通信装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために、本考案によれば、第
1図に示されるようにファクシミリ通信装置が起動して
から、前記通信回線を介して前記受信側との間で通信が
結合される迄の間に、前記読取装置Rによる読取動作を
スタートさせて読み取った書画情報を前記メモリMに記
憶させる先読手段Aと、前記通信が結合されてから前記
通信回線を介して前記通信側へ書画情報を伝送可能にな
る迄の間に前記読取装置Rによる読取動作を停止させる
読取停止手段Bと、前記通信回線を介して前記受信側へ
書画情報を伝送可能になると、前記読取装置Rによる読
取動作を再開する読取再開手段Cとを備えた。
[作用] 上記の構成を有するファクシミリ通信装置によれば、
先読手段Aはファクシミリ通信装置が起動してから前記
通信回線を介して前記受信側との間で通信が結合される
までの間に前記読取装置Rによる書画情報の読取動作を
スタートさせて読み取った情報を前記メモリMに記憶さ
せる。次に読取停止手段Bは、前記通信が結合されてか
ら前記通信回線を介して前記受信側へ書画情報を伝送可
能になる迄の間の前記読取装置Rによる書画情報の読取
動作を停止させる。読取再開手段Cは前記通信回線を介
して前記受信側へ書画情報を伝送可能になると前記読取
装置Rによる書画情報の読取動作を再開する。
従って、本装置は読取装置Rによる原稿の読取りをフ
ェーズAとフェーズCの2回に分けて行なうので、CPU
等の処理負荷を分散することができる。
[実施例] 以下、本考案を具体化した実施例を参照して説明を行
なう。
このファクシミリ通信装置の中央上方には第3図に示
されるように、種々のキー等を備える操作パネル32が配
設され、その操作パネル32の手前の装置10の上方には原
稿を載置する原稿装置部34が形成されている。また、そ
の装置の上方における走査パネル32・原稿載置部34の左
方には、電話機のハンドセット36が配置されている。
操作パネル32上におけるその左方側には、電話番号等
を入力するための12個の入力キー38が3行4列に配設さ
れており、その入力キー38の右方側にはスタートキーの
他、その他各種モード等を設定するための種々の操作キ
ー30が5個配設されており、その操作キー30の上方に
は、装置30の各種モード状態及び電話番号を表示するた
めの液晶表示部42が配設されている。
その操作パネル32の下方には、第2図に示されるよう
に、複数の操作キーに電気的に接続される電子部品(図
示せず)を備える基板2が配設されている。
その操作パネル32の右端端部の位置には、操作パネル
32を上方へ回動させるために、本体装置の上方に取り付
けられた軸3が配設されており、本体装置に対して操作
パネル32は、軸3を回転中心として回転する。その操作
パネル32の中央下方には、読取装置を構成する密着型イ
メージセンサ11に向かって押圧する押え部材4が配設さ
れている。
その押え部材4は、その押え部材を囲む支持部材1aに
保持されながら支持部材1aと押え部材4との間に挾着さ
れるバネ5により、下方へ押圧されている。
その押え部材4に対向する密着型イメージセンサ11は
装置本体に固定支持される支持部材12に取り付けられる
L字型取付部材13を介して螺着される。
密着型イメージセンサ11の内部は、一般的な密着型イ
メージセンサ同様に発光素子21と受光素子23とセルフォ
クレンズ22とを内蔵している。密着型イメージセンサは
紙面の手前側から奥に向かって原稿幅(例えばA4サイ
ズ)の長さを有する。そのセンサ11の近傍には、その原
稿幅の方向に直行する方向に原稿が搬送されるように送
りローラ14,15がセンサ11と平行に配設されている。そ
して操作パネル1におけるその送りローラ14,15に対向
する位置にはそれぞれ送りローラ16,17が配設されてい
る。
原稿が左方より搬送されると、原稿送りローラ14らよ
り密着型イメージセンサ11へ搬送される。原稿押え部材
4と密着イメージセンサ11との間に挿入された原稿上の
画像は密着型イメージセンサ11により読取られる。画像
が読み取られると、原稿送りローラ14,16により更に原
稿が送られ、順次、次のラインの読取りが行なわれる。
そして、原稿が更に原稿排出ローラ15に当接し、原稿は
原稿排出ローラ15,17により送られる。原稿上の画像の
読取りが終了すると、原稿排出ローラ15,17により原稿
は排出される。
次に、本実施例の電気的構成を示すと、第4図ファク
シミリは、マイクロコンピュータ(以下CPUとも称す)4
0、ROM44、RAM42を備える制御部を備え、ファクシミリ
用モデム50、記録装置46、読取装置48、操作部54、電話
部56はCPU40に接続されている。更に、ファクシミリ用
モデム50はNCU52を介して通信回線に接続されている。
ファクシミリモデム(以下、単にモデム)50は電話回
線から受信した信号を復調し、また送信信号を変調す
る。読取装置48においては密着イメージセンサ11は画像
を読み取り、画像信号を比較器等により二値化してCPU4
0へ送出する。
プリンタ46は例えばサーマルプリンタからなるプリン
タである。ROM44はCCITT勧告に従う予め定めた送信受信
手順に従って送信、受信を行なうべく制御を行なうプロ
グラムの他、読取装置の動作を制御するプログラム等を
記憶している。RAM42は送信のときに読取装置48が読取
って2値化した画像情報を記憶し、また受信のときに受
信し復調された画像情報を記憶する。
送信のときはRAM42に記憶させた記憶画像情報を読み
出してデータ圧縮のうえモデム50によって変調し、受信
のときは受信画像情報はモデム50によって復調され、上
記の如くRAM42に記憶され、更に復号化した情報はRAM42
に記憶される。そしてCPU40は一行分の記憶データ毎にR
AM42から読み出されて、プリンタ46に供給して記憶して
いく。
次にこの装置の読取装置48の読取動作を第5図に従っ
て説明する。
スタートキーが押下されると(ステップS1)。CPU40
は送りローラ14,15,16,17を回転させて原稿を送り一ラ
イン単位で密着イメージセンサ11に対して読取を行なわ
せる。(ステップS2)。CPU40がフェーズBか否かを検
出する(ステップS3)。
フェーズBの検出は、例えばGIIIモード手順の場合DI
S(デジタル識別信号)信号の受信に基づき行なわれ
る。
NOの場合ステップS2を続行し、YESの場合読取りを停
止する(ステップS4)。CPUがフェーズCか否かを検出
する(ステップS5)。この場合フェーズの検出は、GIII
モード手順の場合CFR(受信準備信号)信号の受信に基
づき行なわれるCPU40は読取を再開する(ステップS
6)。CPU40はフェーズDか否かを検出し(ステップS
7)、この場合、フェーズDの検出は、GIIIモード手順
の場合、EOM(メッセージ終了信号)信号、又はMPS(マ
ルチページシングナル)信号又はEOP(手順終了信号)
の信号に基づいて行なわれる。
NOの場合は、ステップS6を続行し、YESの場合は読取
を終了させる(ステップS7)。そしてCPU40はフェーズ
Dの信号に基づいて次に続く動作を決定する(ステップ
S8)。即ち、EOM信号の場合のフェーズBを検出するス
テップS3に進み、MPS信号の場合はフェーズCを検出す
るステップS5に進み、EOP信号の場合はフェーズEに進
む。尚、ステップS1,S2,S3が先読手段を構成し、ステッ
プS4,S5が読取停止手段を構成し、ステップS6,S7が読取
再開手段を構成する。以上のように本実施例の場合CPU4
0はフェーズA,Cの2回に分かれて読取を行ない、受信側
との信号のやりとりが多いフェーズBにおいては読取を
停止することによりCPU40の処理負荷が分散される。
従って本実施例はフェーズBにおいて読取が行なわれ
た場合に比べてフェーズBに要する時間が短くなり高速
伝送が可能となる。
[考案の効果] 以上本考案によればCPUの処理負荷が分散され高速伝
送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図までは本考案を具体化した実施例を示
すもので、第1図は本考案のクレーム対応図、第2図は
本実施例の断面図、第3図は本実施例の斜視図、第4図
は本実施例のブロック図、第5図は本実施例のフローチ
ャート、第6図は一般的な通信手順を示す図である。 図中、Aは先読手段、Bは読取停止手段Cは読取再開手
段、M,40はCPU、42はメモリ、R,48は読取装置である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】読取装置により読み取った書画情報をメモ
    リに記憶させた後に、そのメモリより読み出しを行ない
    変調して通信回線を介して受信側に送信するファクシミ
    リ通信装置において、 ファクシミリ通信装置が起動してから前記通信回線を介
    して前記受信側との間で通信が結合される迄の間に、前
    記読取装置による読取動作をスタートさせて読み取った
    書画情報を前記メモリに記憶させる先読手段と、 前記通信が結合されてから前記通信回線を介して前記受
    信が書画情報を伝送可能になる迄の間に前記読取装置に
    よる読取動作を停止させる読取停止手段と、 前記通信回線を介して前記受信側へ書画情報を伝送可能
    になると、前記読取装置による読取動作を再開する読取
    再開手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ通信
    装置。
JP8958789U 1989-07-29 1989-07-29 ファクシミリ通信装置 Expired - Lifetime JPH087736Y2 (ja)

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US07/865,655 US5221972A (en) 1989-07-29 1992-04-07 Memory-equipped facsimile machine

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JPH0328872U JPH0328872U (ja) 1991-03-22
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