JPH0877310A - 顧客サービス情報の表示記録システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】顧客サービス情報が目視可能、書換え可能、か
つ高付加価値にカードに記録される表示記録システムの
提供。 【構成】目視印字情報の書換え可能な表示部と目視印字
情報に対応する機械読み取り可能な情報の記録部を有す
るカードのリーダー・ライターと、リーダー・ライター
装置を制御しカードの情報を読取り新たな情報を生成し
企画内容を進行さカードへの記録と顧客データの蓄積を
行うコンピュータ装置と、から成る顧客サービス情報の
表示記録システム。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、熱、光、磁気、電気等
のエネルギーを与えることにより、目視情報の記録や消
去が行える書換え可能な目視情報表示機能と、磁気記録
方式による磁気的な情報記憶部、もしくはＩＣカード用
ＩＣモジュールのような電気的な情報記憶部等の機械読
み取り可能な情報記録機能とを備えたカードを用いて顧
客へサービス情報を提供するシステムに関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】顧客に対するサービス情報の使用形態と
しては、所謂ポイントカードシステムが知られており、
例えば特公平２−３４０７９号公報が挙げられる。同公
報には磁気カードによる取引点数精算システムに関する
技術が開示されており、顧客が買い物をした際の金額高
に応じて、予め定められたサービス点を磁気カードに書
き込み、また、既に書き込まれたサービス点から顧客が
受納したサービス点を減点消去する等の管理を、磁気カ
ード用のリーダー・ライター装置を介してホストコンピ
ュータで行うシステムについての記載が見られる。

【０００３】顧客に対するサービス情報を顧客に分かる
ように表示する技術に関しては、例えば、特開昭６１−
２７３６６３号公報が挙げられる。同公報にはレシート
上への累計ポイント表示システムに関する技術が開示さ
れている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の技
術は、顧客に対するサービス情報をコンピュータを用い
て管理することが記載されており、販売店側の管理機能
の向上あるいは業務の効率化を改善するという効果はみ
られるが、特公平２−３４０７９号公報に開示されるよ
うな磁気カードでは、顧客がリーダー・ライター装置の
備えてある店舗に行かないと、磁気カードそのものから
のみではサービス情報を知ることができないという課題
がある。

【０００５】また、特開昭６１−２７３６６３号公報に
開示されるようなレシート上に累計ポイント等のサービ
ス情報を記録することで、顧客はそのレシートを見れば
一応はサービス情報を知ることができるが、レシート自
体は単なる印刷物であり、一旦印刷された情報を書き換
えることはできず、顧客は当該レシートを貯めておく等
の必要性が生ずるという課題がある。さらに、従来の技
術では、顧客が受ける情報としては単なるサービス点数
に関する情報に止まり、顧客がサービス情報を通して受
ける付加価値に欠けているという課題がある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、文
字、図柄等の目視印字情報の書換え可能な表示部、及
び、少なくとも前記目視印字情報に対応する機械読み取
り可能な情報の記録部を有するカードの前記表示部への
印字機能と印字された情報の書換え機能、及び前記記録
部への情報の記録及び前記記録部からの情報の読み出し
機能を有するリーダー・ライター装置と、前記印字情報
と機械読取り可能な情報の生成管理及び前記リーダー・
ライター装置の制御を行うコンピュータ装置とからなる
システムであって、該コンピュータ装置により前記カー
ドに表示するための顧客サービス情報としての目視印字
情報ならびに前記カードに記録するための機械読取り可
能な情報を生成し、前記リーダー・ライター装置を介し
てカードへの目視印字情報の印字ならびに機械読取り可
能な情報の記録を行う、また、既に目視印字情報の印字
ならびに機械読取り可能な情報の記録がされたカードに
対しては、前記リーダー・ライター装置を介してカード
の機械読み取り可能な情報記録部より情報を読取り、読
み取った情報に基づいてコンピュータにより新たな目視
印字情報ならびに機械読み取り可能な情報を生成し、前
記リーダー・ライター装置を介して、カードへ新たな目
視印字情報の印字ならびに機械読取り可能な情報の記録
を行うことを特徴とするカード用顧客サービス情報の表
示記録システムにより上記の課題を解決した。

【０００７】さらにまた、本発明は、前記顧客サービス
情報がゲーム情報であり、少なくとも当該ゲームの進行
状態をカードへ目視印字情報として印字すると共に機械
読取り可能な情報として記録するシステムであって、顧
客のカードの使用状況に応じてコンピュータにより当該
ゲームを進行させて、進行したゲーム情報を新たな目視
印字情報ならびに機械読み取り可能な情報としてリーダ
ー・ライター装置を介してカードに印字または記録する
カード用顧客サービス情報の表示記録システムとするこ
とができる。

【０００８】

【作用】文字、図柄等の目視印字情報の書換え可能な表
示部、及び、少なくとも前記目視印字情報に対応する機
械読み取り可能な情報の記録部を有するカードにより、
カードの前記記録部に記録されている情報に対応する文
字、図柄等の目視情報を表示することができる。これに
より、リーダー・ライター装置介してコンピュータにカ
ードの機械読み取り可能な情報を伝達し、伝達された情
報に基づきコンピュータ側で情報処理して得られた新た
な情報の内、機械読み取り可能な情報についてはリーダ
ー・ライター装置を介してカードの記録部に書き込みを
行う。この時、元の情報を残しておくか消去して新たな
情報のみを記録部に書込むかは任意である。また、前記
新たな情報の内、書換え可能な表示部に表示するための
文字、図柄等の目視情報については、リーダー・ライタ
ー装置を介して、カードの書換え可能な表示部に印字記
録する。この時、元の情報を残して上書きするか、ま
た、元の情報を一旦消去して新たな情報のみを書換え可
能な表示部に印字記録するかは任意である。このように
してカードへの情報の更新が行える。

【０００９】さらにまた、前記顧客サービス情報がゲー
ム情報であるカード用顧客サービス情報の表示記録シス
テムによれば、少なくとも当該ゲームの進行状況をカー
ドへ目視印字情報として印字すると共に機械読取り可能
な情報として記録するシステムであるから、顧客のカー
ドの使用状況に応じてコンピュータにより当該ゲームを
進行させて、進行したゲーム情報を新たな目視印字情報
ならびに機械読み取り可能な情報としてリーダー・ライ
ター装置を介してカードに印字または記録することがで
きる。

【００１０】

【実施例】図１は本発明の顧客サービス情報の表示記録
システムの装置構成を示す図である。図において１は文
字、図柄等の目視印字情報の書換え可能な表示部、及
び、少なくともその目視印字情報に対応する機械読み取
り可能な情報の記録部を有するリライトカード、２はリ
ライトカード１のリーダー・ライター、３はキャッシュ
レジスター、４はデータの読取り、生成、書込み等を行
うパーソナルコンピュータ、５は顧客データベースシス
テム、６（６ａ〜６ｃ）は各店舗のパーソナルコンピュ
ータ３と事務局の顧客データベースシステム４との間で
互いにデータの転送を行うための通信回線である。

【００１１】店舗Ａにはパーソナルコンピュータ４にイ
ンタフェースによって接続されたリーダー・ライター
２、キャッシュレジスター３が設置されている。インタ
ーフェースは、例えばＲＳ２３２Ｃ、ＲＳ４２２Ａ等を
使用することができる。リライトカード１をリーダー・
ライター２に挿入するとリーダー・ライター２によって
リライトカード１の機械読み取り可能な情報の記録部の
情報から、少なくともＩＤ番号が読み取られ、その情報
はパーソナルコンピュータ３に転送される。機械読み取
り可能な情報の記録部としてはＩＣメモリ、磁気記録媒
体、光記録媒体等である。また、客が商品を購入してキ
ャッシュレジスター３を使用すると、その購入情報はパ
ーソナルコンピュータ４に転送され、パーソナルコンピ
ュータ４において、リーダー・ライター２からの情報と
キャッシュレジスター３からの情報とが結び付けられ
る。

【００１２】リーダー・ライター２からの情報、キャッ
シュレジスター３からの情報、パーソナルコンピュータ
４において入力される情報、パーソナルコンピュータ４
により顧客データベースがアクセスされ収集された情報
等によって、プログラムされた所定のデータ処理が行わ
れる。データ処理によって新たな情報が生成され、リラ
イトカード１の消去再書込みすべき情報はパーソナルコ
ンピュータ４よりリーダー・ライター２に転送され、リ
ーダー・ライター２によってリライトカード１へ消去再
書込みが行われる。この消去再書込みは目視印字情報の
書換え可能な表示部と目視印字情報に対応する機械読取
り可能な情報の記録部の両方に対して行われる。また顧
客データベースに蓄積すべき情報は通信回線６を介して
事務局の顧客データベースシステム５へ適宜転送され、
顧客データベースに蓄積される。図１に示すように、店
舗Ａだけでなく、店舗Ｂ、店舗Ｃ等の複数の店舗が事務
局の顧客データベースシステム５と通信回線６ａ〜６ｃ
によって接続されており、このような情報処理が各店舗
と事務局との間で行われる。

【００１３】図２は本発明の顧客サービス情報の表示記
録システムの運用の流れを示すフロー図である。次に図
２によって運用の流れを説明する。一定の金額以上購入
した顧客に対して、カード申込み書を発行する（Ｓ
１）。客がカード申込み書に顧客情報を記入して店舗に
提出する（Ｓ２）。店舗においてカード申込み書にＩＤ
番号を記載し、同じＩＤ番号が記載されたリライトカー
ドを客に提供する。リライトカードには繰り返し来店す
ることで楽しみながら進行し完結する企画内容（ゲーム
等）が目視印字情報の書換え可能な表示部に印字されて
いる。またそれに対応する情報が機械読み取り可能な情
報の記録部に記録される（Ｓ３）。またカード申込み書
に記載された顧客情報は事務局の顧客データベースシス
テム５によって顧客データベースに登録される（Ｓ
４）。

【００１４】リライトカード発行後、顧客が来店して一
定金額を購入すると、顧客が持参したリライトカードは
店員によってリーダー・ライター２に挿入される。リー
ダー・ライター２によってそのリライトカードの記録部
の情報が読み取られ、パーソナルコンピュータ４に転送
される。また、キャッシュレジスターからの情報もパー
ソナルコンピュータ４に転送される。パーソナルコンピ
ュータ４によってその情報に基づいて企画内容が進行さ
せられる。パーソナルコンピュータ４は必要に応じて、
ディスプレイに表示を行い企画内容の進行を顧客にモニ
ターさせる。また必要に応じて、顧客にキーボード、マ
ウス等から入力を要求して、入力情報に応じて企画内容
の進行して、新たな情報を生成する。新たに生成された
情報に基づいて、リライトカードの表示部と記録部に記
録された情報は書換えられる（Ｓ５）。また新たに生成
された情報に基づいて顧客データベースに、少なくとも
購入金額を含む購入情報が蓄積される（Ｓ６）。

【００１５】１つの企画内容が完結すると、顧客にプレ
ゼントが贈呈される。そしてリライトカードの表示部と
記録部には別の企画内容の情報が記録され、再び企画内
容がスタートする。そして企画内容がクリアされる度に
プレゼントが贈呈され企画内容とリライトカードへの記
録内容の更新が行われる（Ｓ７）。そしてその度に顧客
データベースに購入データが蓄積される（Ｓ８）。数種
ある企画内容の内の所定の企画内容をクリアした顧客
は、優良顧客としてステイタスとなるプラスチックカー
ド、例えば優待カードを発行し、その優待カードを持参
する客に対しては優良顧客として待遇し、各種サービス
を行う（Ｓ９）。また、顧客データベースに優良顧客と
して登録される（Ｓ１０）。

【００１６】図３は企画内容に応じて記録されたリライ
トカードの表示部を示す図である。図３（Ａ）は「ビン
ゴ」、図３（Ｂ）は「すごろく」、図３（Ｃ）は「ポー
カー」を企画内容とした場合の表示部の表示である。図
３において、７は表示部に記録された企画内容、８はカ
ード名、９はＩＤ番号、１０は顧客名である。図３
（Ａ）の「ビンゴ」は次のように企画内容が進行され
る。１回目に１６の枠内に数字が記録され、一つだけ○
で囲まれる。２回目以降も１つずつ○でかこまれるが、
その日の日付と同じ番号があれば優先して○で囲む。
縦、横、斜めの何れか一列に○が全て付けばビンゴ、続
けたければ何列でビンゴとなるよう続けることができ、
ビンゴとなった列数に応じて賞品が変わる。また、顧客
の希望により一つでもビンゴとなれば、企画内容をクリ
アしたことにする。

【００１７】図３（Ｂ）の「すごろく」は次のように企
画内容が進行される。毎回サイコロの目が変わり、最初
はＳ（スタート）から出発して、サイコロの目の数だけ
進んで行く。進む数は累積され繰り返すことによってＧ
（ゴール）に近づくが、進んだ所が×（落とし穴）の場
合はＳに戻され、同時にその×は消され同じ×は１回だ
け使われる。ゴールに着けば、企画内容をクリアしたこ
とにする。図３（Ｃ）の「ポーカー」は次のように企画
内容が進行される。毎回１、一枚ずつカードを引く。全
部で２０枚引くことができる。役ができると、当該カー
ドに＊マークを付ける。ツーペア以上で企画内容をクリ
アしたことにするが、顧客の希望により高い役を狙って
最高２０枚まで続けることができ、役によって賞品が変
わる。

【００１８】これらの企画内容は、第１ステージを「ビ
ンゴ」、第２ステージを「すごろく」、第３ステージを
「ポーカー」として、順番にクリアするようにし、全部
クリアした顧客を優良顧客として優待カードを発行する
ように構成することができる。また、顧客の希望する２
つの企画内容をクリアすれば優待カードを発行するよう
に構成することができる。

【００１９】次に本発明で使用される書換え表示可能な
リライトカードの表示部の構成方法について説明する。 （低分子複合樹脂）プラスチック基材の上に発熱体層を
設け、その上に高分子膜の中に有機低分子物質を粒状に
分散させた記録層を設け、さらに保護層でカバーした表
示媒体が提案されている（例えば特開昭６１─２５８８
５３号公報）。この複合樹脂からなる白濁状態の記録層
は中温度に加熱されると透明になり、室温の戻っても透
明性が維持されている。しかし、この状態のものを今度
は高温に加熱すると不透明な白濁状態となり、室温に戻
ってもその状態を維持し、可逆的な状態変化を示す。従
ってサーマルヘッドで中温加熱すれば透明な文字パター
ンが記録され、記録層のバックを黒にしておけば黒い文
字として可視化される。この文字を消去する場合は文字
部分を高温加熱するだけでよい。上記の樹脂の組合せの
代表的なものは塩酢ビ共重合体とアルキルアクリレー
ト、アルキル（メタ）アクリレートとフッ化ビニリデン
系樹脂、ビニルメチルケトンとフッ化ビニリデン系樹脂
等があり少なくとも上記組合わせの一方を低分子重合体
とすればよい。

【００２０】（ロイコ染料）ラクトン環を有するロイコ
染料に酸性物質が接触するとラクトン環が開環して発色
する。発色しているロイコ染料に塩基性物質が接触する
とラクトン環が閉鎖して無色のロイコ体に戻る。この可
逆反応は無色のロイコ染料に顕減色剤を混入したものを
温度制御することによって達成することができる。顕減
色剤として没食子酸と高級脂肪族アミンとの塩や、ジヒ
ドロキシ安息香酸と脂肪族アミンとの塩、ロイコ化合物
としてクリスタルバイオレットラクトン等が挙げられ
る。従って、ロイコ染料と顕減色剤を記録層に保持させ
ておけば、サーマルヘッドのような動的熱媒体によって
発色させることができ、熱ロール、熱印版のような静的
熱媒体で消色させることができる。

【００２１】（高分子液晶）側鎖型高分子液晶の配向状
態の変化を加熱／冷却によって可逆的に起こすことがで
きる。即ち、液晶層ガラス状態の白濁した側鎖型高分子
液晶を加熱急冷すると等方相ガラス状態の透明な液晶に
変わり、等方相ガラス状態の液晶を加熱除冷するともと
の液晶相ガラス状態に戻る。以上の高分子液晶を記録層
に用いることにより、サーマルヘッドによって感熱紙並
みの感度で記録ができ、消去は、ヒートローラー等を用
いて行うことができる。

【００２２】（液晶／高分子複合膜）導電性のある基材
に液晶／高分子複合膜を設け、加熱によって液晶分子の
配向に乱れを起こして白濁化させ、電界印加によりもと
の配向に戻して透明化させることができる。液晶物質と
して従来からあるスメクチック液晶がマイクロカプセル
に封入され、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネ
ート、ポリビニルアルコール等の高分子マトリックス中
に分散されるように使用される。これを用いた記録媒体
はサーマルヘッド等の加熱手段で書込みができ、電極や
コロナ放電を用いて電界を印加することによって消去す
ることができる。

【００２３】（磁性粉体）マイクロカプセル中に磁場に
感応するフレーク状の磁性粉とそれを浮遊させるビヒク
ルとを封入し、そのマイクロカプセルを黒い基板上にバ
インダーで固着させ表示部を形成した磁気表示媒体が提
案されている（例えば、特開平５─１６５７８号公
報）。この表示媒体の表示部は、基板に対する垂直磁場
の状態で、磁性粉が垂直配向し、基板により入射光が吸
収されて黒く見え、その状態が維持される。しかし、基
板に対して水平磁場を与えると、磁性粉は水平配向し
て、基板への入射光を遮断するので表示部は明るく見え
る。この明暗の差で文字が記録される。この表示部に対
するデータの書き込み、消去は磁気ヘッドによって行う
ことができる。前記のビヒクルは脂肪酸エステル、アル
コールエステル、オキシ酸エステル等の極性液体と低揮
発性の脂肪族、芳香族炭化水素の混合物である疎水性液
体にポリビニルブチラール、ポリメタクリル酸エステ
ル、エチルセルローズ等を溶解したものである。

【００２４】（フォトクロミズムを示す物質）紫外線又
は短波長の可視光線によって無色あるいは淡黄色から
青、紫、などに変わり、暗所でもとの色に戻る一連の有
機化合物で、例えば、各種のヒドラゾン、オサゾン、フ
ルギドやスチルベン、またサリチルアルデヒド、スピロ
ピラン、ビイミダゾリルなどの誘導体があり、これらの
中には固体または溶液でサーモクロミズム（熱によって
起こるフォトクロミズムと同様な可逆的変色）を呈する
ものや、ピエゾクロミズム（加圧によって起きる可逆的
変色）を示すものがある。

【００２５】

【発明の効果】以上のように本発明の顧客サービス情報
の表示記録システムによれば、複雑な企画内容を進行さ
せることができ、従来の会員カードよりも顧客の訴求力
が向上する。従来のポイントカードシステムでは訴求力
が出せなかった低単価商品を扱う店舗においても継続来
店への意欲を高めることができる。また、「キカク内容
の進行」「何種類もの企画内容の書換え」ができる。即
ち、リライトカードの視覚化される情報量と反復性を利
用することで、従来のポイントカードよりも一層の来店
促進を図ることができる。また、顧客データを継続して
蓄積して最優良顧客を選別し、ステイタスカード、優待
カード等を発行することで他の顧客と差別化する等、最
優良顧客の育成、選別、差別化戦略を図ることができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の顧客サービス情報の表示記録システム
の装置構成を示す図である。

【図２】本発明の顧客サービス情報の表示記録システム
の運用の流れを示すフロー図である。

【図３】企画内容に応じて記録されたリライトカードの
表示部を示す図である。

【符号の説明】

１ リライトカード ２ リーダー・ライター ３ キャッシュレジスター ４ パーソナルコンピュータ ５ 顧客データベースシステム ６（６ａ〜６ｃ） 通信回線 ７ 企画内容 ８ カード名 ９ ＩＤ番号 １０ 顧客名

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】文字、図柄等の目視印字情報の書換え可能
   な表示部、及び、少なくとも前記目視印字情報に対応す
   る機械読み取り可能な情報の記録部を有するカードの前
   記表示部への印字機能と印字された情報の書換え機能、
   及び前記記録部への情報の記録及び前記記録部からの情
   報の読み出し機能を有するリーダー・ライター装置と、
   前記印字情報と機械読取り可能な情報の生成管理及び前
   記リーダー・ライター装置の制御を行うコンピュータ装
   置とからなるシステムであって、該コンピュータ装置に
   より前記カードに表示するための顧客サービス情報とし
   ての目視印字情報ならびに前記カードに記録するための
   機械読取り可能な情報を生成し、前記リーダー・ライタ
   ー装置を介してカードへの目視印字情報の印字ならびに
   機械読取り可能な情報の記録を行う、また、既に目視印
   字情報の印字ならびに機械読取り可能な情報の記録がさ
   れたカードに対しては、前記リーダー・ライター装置を
   介してカードの機械読み取り可能な情報記録部より情報
   を読取り、読み取った情報に基づいてコンピュータによ
   り新たな目視印字情報ならびに機械読み取り可能な情報
   を生成し、前記リーダー・ライター装置を介して、カー
   ドへ新たな目視印字情報の印字ならびに機械読取り可能
   な情報の記録を行うことを特徴とする顧客サービス情報
   の表示記録システム。
2. 【請求項２】前記顧客サービス情報がゲーム情報であ
   り、少なくとも当該ゲームの進行状態をカードへ目視印
   字情報として印字すると共に機械読取り可能な情報とし
   て記録するシステムであって、顧客のカードの使用状況
   に応じてコンピュータにより当該ゲームを進行させて、
   進行したゲーム情報を新たな目視印字情報ならびに機械
   読み取り可能な情報としてリーダー・ライター装置を介
   してカードに印字または記録する請求項１記載の顧客サ
   ービス情報の表示記録システム。