JPH0877261A - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JPH0877261A
JPH0877261A JP21587694A JP21587694A JPH0877261A JP H0877261 A JPH0877261 A JP H0877261A JP 21587694 A JP21587694 A JP 21587694A JP 21587694 A JP21587694 A JP 21587694A JP H0877261 A JPH0877261 A JP H0877261A
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JP
Japan
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examination
test
school
center system
customer
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JP21587694A
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Masayuki Yajima
昌幸 矢島
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は自動取引装置に関し、自動取引装置
の操作により、短時間で、かつ手間をかけずに受験手続
きができるようにすることを目的とする。 【構成】 学校センタシステム11Aと金融機関センタ
システム4と自動取引装置1とをオンライン化し、自動
機1には、顧客の入力した受験情報に基づき、金融機関
センタシステム4を介して学校センタシステム11Aと
通信を行うことで学校への受験申込み処理を行う受験申
込み処理手段と、受験料払い込み処理手段と、学校への
受験申込みの結果、学校センタシステムから受験が許可
され、顧客から受験料が払い込まれた際に、受験明細書
を発行する受験明細書発行手段を備えた。また、自動機
1で発行された受験明細書を基に受験明細書の情報を読
み取って受験票を発行する受験票発行部3を自動取引装
置1に付設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金融機関等の店舗に設
置され、顧客による操作で、現金の支払い、現金の振
込、現金の預け入れ等の取引を行うための自動取引装置
(以下、単に「自動機」と記す)に関し、特に、大学等
の学校の受験手続きが行えるようにした自動取引装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば大学の受験手続きを行うに
は、願書に所定の事項を記入し、希望する大学に提出し
て受験の申込みを行い、受験料を収めて受験票をもらう
ことが必要であった。
【0003】この場合、受験票を発行してもらうには、
受験希望者が希望大学より願書を取り寄せて必要事項を
記入後、写真を同封し大学に送付する。数日後、正式の
受験票(写真が貼付されている)が受験者の元へ送付さ
れる。
【0004】その他に、受験希望者が直接大学へ出向
き、受験手続きを行って受験票を発行してもらう場合も
ある。このように、従来の受験の申込み手続きは、人手
により行っていた。
【0005】なお、従来の自動機には、前記の受験手続
きを行う機能を備えたものは存在しない。自動機は現在
金融機関などの店舗に設置されており、顧客の操作によ
り預金口座からの引き落とし、振込、現金の預け入れな
ど様々な取引を可能としている。
【0006】自動機における振込取引には、その都度、
振込先を入力するものもある。また、振込先が登録され
た振込カードを使用するものや、予め振込先を登録して
おいて、登録番号の入力をすることで振込先入力処理を
簡潔にし、取引時間の短縮を図っているものもある。
【0007】更に、公共料金の用紙を挿入することで、
公共料金の支払いが可能となり、控えを発行する機能を
そなえた自動機も存在する。しかし、学校の受験手続き
ができる自動機は存在していない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1) :例えば、大学受験を行う場合、願書の受付締切り
2、3日前に郵送などで願書を送付すると、郵便局等の
関係から、締切り後に届く場合もあり、希望した大学に
受験できないというケースがでてくる。それに、郵送の
際に、願書や、受験票が紛失するというケースもないと
はいえない。
【0009】(2) :大学の受験手続きを行う場合、受験
者が直接希望する大学に出向くにも、近県であればまだ
しも、例えば、関東在住の受験者が北海道の大学を希望
している場合には、旅費が余計にかかると同時に、時間
も何日か費やしてしまう。
【0010】(3) :受験料を払い込む場合、郵便局や銀
行などに出向き、所定の用紙で受験料を払い込まなけれ
ばならず、自動機で取扱不可能であるため、窓口で処理
しなければならない。従って、受験手続きが不便であ
る。
【0011】本発明は、このような従来の課題を解決
し、金融機関等の店舗に設置された自動取引装置におい
て、受験申込み手続きと、振込取引を応用した受験料の
払い込み処理ができるようにすると共に、受験票発行の
ための受験明細書を作成し、その明細書を基に、受験票
発行部で受験票を発行できるようにすることで、短時間
で、かつ手間をかけずに受験手続きができるようにする
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明は前記の目的を達成するため、自動機
(自動取引装置)1に、顧客が受験情報を入力するため
の受験情報入力手段と、前記受験情報入力手段で入力し
た受験情報を基に、顧客の希望する受験校を確認して受
験校への受験申込み処理を行う受験申込み処理手段と、
受験校への受験料の払い込み処理を行う受験料払い込み
処理手段を設けた。
【0013】また、前記自動機1には、前記受験申込み
処理手段による受験校への受験申込みの結果、受験が許
可され、顧客から受験料が払い込まれた際に、受験明細
書を発行する受験明細書発行手段を設けた。更に、前記
自動機1では、次のように構成した。
【0014】(1) :自動機1は、金融機関のセンタ業務
を行う金融機関センタシステム4を介して、学校の入学
試験業務を行う学校センタシステム11Aとオンライン
接続して運用する装置として構成した。
【0015】(2) :自動機1には、顧客待ち画面に、学
校の受験手続きを開始するための受験キーを備えた。 (3) :前記受験申込み手段は、顧客の入力した受験校情
報を基に、装置内部に保持している情報から受験日、及
び受験料を抽出する機能を備えた。
【0016】(4) :自動機1で発行された受験明細書を
基に、該受験明細書の情報を読み取って受験票を発行す
る受験票発行部3を、前記自動取引装置に付設した。こ
の場合、受験票発行部3に、顧客の挿入した証明写真を
受験票に貼付する証明写真貼付手段と、受験票に受験印
を捺印する受験印捺印手段を備えた。
【0017】
【作用】前記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づ
いて説明する。図1に示したシステムでは、顧客は、自
動機1側の操作で受験手続きを行う。
【0018】この受験手続きでは、先ず、顧客は、顧客
待ち画面に設けた受験キーを押下することにより受験手
続きを開始し、その後、画面の指示に従って受験情報を
入力する。
【0019】自動機1では、前記顧客の入力した受験情
報を基に、顧客の希望する受験校を確認して受験校への
受験申込み処理を行うと共に、受験校への受験料の払い
込み処理を行う。この場合、自動機1では、顧客の入力
した受験校情報を基に、装置内部に保持している情報か
ら受験日、及び受験料を抽出して処理を行う。
【0020】前記受験申込み処理を行う場合、自動機1
では、顧客の希望する受験校を確認した後、金融機関セ
ンタシステム4を介して学校センタシステム11Aと通
信を行うことにより、受験の申込みと受験料の払い込み
処理を行う。そして、自動機1では、学校センタシステ
ム11Aから受験許可が得られた場合は、受験明細書を
発行する。
【0021】その後、前記自動機1で発行された受験明
細書と、証明写真とを受験票発行部3に挿入することに
より、受験票を発行する。このような受験手続きを行う
際、自動機1、金融機関センタシステム4、及び学校セ
ンタシステム11Aの間では、オンライン化した通信回
線を利用し、次のように電文を送受信して処理を行う。
【0022】先ず、自動機1から金融機関センタシステ
ム4へ受験要求電文を送信する。これにより、受験者情
報、受験情報を金融機関センタシステム4へ送信する。
次に、金融機関センタシステム4から学校センタシステ
ム11Aへ受験番号取得要求電文を送信する。これによ
り、受験者情報、受験情報を学校センタシステム11A
へ送信する。
【0023】前記電文を受信した学校センタシステム1
1Aでは、受験者情報、受験情報を学校センタシステム
11Aにデータ登録する。その後、学校センタシステム
11Aでは、受験者情報より受験番号を取得する(登録
データと受験番号をリンクさせる)。その後、学校セン
タシステム11Aから金融機関センタシステム4に受験
者番号受付電文を送信する。
【0024】次に、金融機関センタシステム4から自動
機1に受験応答電文(受験許可の場合は受験許可電文)
を送信する。この受験応答電文を受信した自動機1で
は、受験が許可され、受験料の支払いが済んだ場合、受
験明細書を発行する。そして、この受験明細書を基に、
受験票発行部3において受験票を発行する。
【0025】以上のようにして、金融機関等の店舗に設
置された自動機において、受験申込み手続きと、受験料
の払い込み処理ができる。また、自動機1では、受験票
発行のための受験明細書を作成し、その明細書を基に、
受験票発行部3で受験票を発行することができる。従っ
て、顧客は、自動機1側の操作により、短時間でかつ手
間をかけずに受験手続きができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2〜図24は、本発明の実施例を示した図であ
り、図2〜図24中、1は自動取引装置(以下、単に
「自動機」と記す)、3は受験票発行部、4は金融機関
センタシステム、5は端末制御装置、6は分岐装置、1
0は中継アダプタ、11は大学センタシステム、13は
制御部、14は電文作成制御部、15は電文解析制御
部、16は受験票発行制御部、17はカード読み取り制
御部、18は受験明細書プリント制御部、19は現金鑑
別制御部、20は現金収納/計数制御部、21はタッチ
パネル、22はメモリ、24は制御部、25は受験票発
行要求識別制御部、26は受験明細書読み取り制御部、
27は受験票プリント制御部、28は証明写真貼付制御
部、29は受験印捺印制御部、31は制御部、32は電
文解析/作成制御部、33は通知電文制御部/応答電文
解析制御部、34は元帳参照制御部、35は元帳更新制
御部、37は制御部、38は電文解析制御部、39は電
文作成制御部、40は受験番号取得制御部、41は受験
者登録制御部、45は証明写真、46は糊付け装置、4
8は搬送路、49は受験印捺印装置、50は受験票を示
す。
【0027】§1:システム構成の説明・・・図2参照 図2は実施例のシステム構成図である。このシステム
は、自動機(自動取引装置)を利用して大学への受験手
続きを自動的に行うためのシステム例である。
【0028】図2において、大学集中センタは、例え
ば、国/公立大学の入試センタであり、入学試験業務を
行うための大学センタシステム(コンピュータシステ
ム)11が設置されている。A大学センタは、A大学
(例えば、A私立大学)の入試センタであり、入学試験
業務を行うための大学センタシステム(コンピュータシ
ステム)11が設置されている。
【0029】B金融機関ホストは、B金融機関のホスト
側のシステムであり、金融機関センタシステム4、端末
制御装置5、分岐装置6等が設置されている。この場
合、金融機関センタシステム4は、金融機関のセンタ業
務を行うシステム(コンピュータシステム)であり、元
帳管理等の業務を行っている。
【0030】また、端末制御装置5は、各店舗に設置さ
れた自動機等の端末を制御する装置であり、分岐装置6
は各端末への通信回線の分岐を行う装置である。図示の
店舗は、例えば、銀行等の金融機関の店舗であり、この
店舗内には、自動機1と受験票発行部3が併設されてい
る。この場合、自動機1は、例えば、現金自動支払い預
金機等の自動取引装置であり、受験票発行部3は、受験
票を自動的に発行する装置である(詳細は後述する)。
なお、中継アダプタ10は、通信回線の中継制御を行う
ためのアダプタである。
【0031】このシステムでは、金融機関センタシステ
ム4と各大学の大学センタシステム11の間を、中継ア
ダプタ10を介して公衆回線(例えば、ISDN回線)
で接続し、オンライン化している。また、金融機関セン
タシステム4と各店舗に設置した自動機1の間は、専用
回線により接続し、オンライン化している。
【0032】そして、各自動機1は、金融機関センタシ
ステム4を介して各大学センタシステム11と通信を行
うことにより、各自動機1側で受験手続きができるよう
にしている。
【0033】§2:図2に示したシステムの詳細な構成
の説明・・・図3参照 図3は図2の一部詳細図である。前記図2に示したシス
テムは、更に図3に示したような構成となっている。
【0034】(1) :自動機の構成 自動機1には、制御部13、カード読み取り制御部1
7、受験明細書プリント制御部18、現金鑑別制御部1
9、現金収納/計数制御部20、タッチパネル21が設
けてある。また、前記制御部13には、電文作成制御部
14、電文解析制御部15、受験票発行制御部16、メ
モリ22が設けてある。前記各部の機能は次の通りであ
る。
【0035】a:制御部13は、自動機内の各種制御を
行うものである。 b:電文作成制御部14は、金融機関センタシステム4
へ送信する電文を作成するものである。
【0036】c:電文解析制御部15は、受信した電文
の解析を行うものである。 d:受験票発行制御部16は、受験票発行時に受験票発
行部3に対し受験票発行要求を行うものである。なお、
前記受験票発行要求は、自動機1から受験票発行部3を
制御するための信号である。
【0037】e:カード読み取り制御部17は、顧客の
挿入した取引に使用するカードの情報(例えば、磁気ス
トライプの情報)を読み取る際の制御を行うものであ
る。 f:受験明細書プリント制御部18は、受験明細書に所
定事項を印字する際の制御を行うものである。
【0038】g:現金鑑別制御部19は、自動機内の現
金の鑑別制御を行うものである。 h:現金収納/計数制御部20は、顧客の挿入した現金
を内部のスタッカ等へ収納したり、或いは取引に必要な
現金の計数を行うものである。
【0039】i:タッチパネル21は、顧客操作部に設
けたものであり、表示部とキーボードを一緒にしたパネ
ルである。従って、このタッチパネル21で画面を表示
し、その表示画面上でキーの操作等を行うものである。
【0040】j:メモリ22は制御部13がアクセスす
るメモリである。このメモリ22には、大学情報テーブ
ル、入力データ保持エリア、指定確認データ保持エリ
ア、受験日、受験料情報テーブル等が設けてある(これ
らのデータの処理は後述する)。この場合、受験日、受
験料情報テーブルには、予め、各大学別、学部別、学科
別等に分けて、必要な情報を格納しておく。
【0041】なお、本実施例では、このタッチパネル
に、「受験」キーを新設し、このキー操作により受験の
手続きが開始できるようにしてある。 (2) :受験票発行部の構成 受験票発行部3には、制御部24、受験明細書読み取り
制御部26、受験票プリント制御部27、証明写真貼付
制御部28、受験印捺印制御部29を設けてある。ま
た、前記制御部24には、受験票発行要求識別制御部2
5が設けてある。前記各部の機能は次の通りである。
【0042】a:制御部24は、受験票発行部3の各種
制御を行うものである。 b:受験票発行要求識別制御部25は、自動機1の受験
票発行制御部16から送られた受験票発行要求を受け取
り、その内容を識別するものである。
【0043】c:受験明細書読み取り制御部26は、外
部から顧客が挿入した受験明細書の情報を読み取る際の
制御を行うものである。 d:受験票プリント制御部27は、受験票に所定事項を
プリント(印字)する際の制御を行うものである。
【0044】e:証明写真貼付制御部28は、受験票に
証明写真を貼付する際の制御を行うものである。 f:受験印捺印制御部29は、受験票に受験印を捺印す
る際の制御を行うものである。
【0045】なお、自動機1の受験票発行制御部16
と、受験票発行部3の受験票発行要求識別制御部25
は、自動機1と受験票発行部3を連動させた場合(自動
機1から受験票発行部3を制御する場合)の構成であ
り、受験票発行部3が完全なオフライン稼働の装置なら
ば、前記受験票発行制御部16と、受験票発行要求識別
制御部25は不要である。
【0046】(3) :金融機関センタシステムの構成 金融機関センタシステム4には、制御部31、元帳参照
制御部34、元帳更新制御部35を設けてある。また、
前記制御部31には、電文解析/作成制御部32、通知
電文制御部/応答電文解析制御部33が設けてある。前
記各部の機能は次の通りである。
【0047】a:制御部31は、金融機関センタシステ
ム4の各種制御を行うものである。 b:電文解析/作成制御部32は、受信した電文の内容
を解析したり、或いは送出する電文を作成したりするも
のである。
【0048】c:通知電文制御部/応答電文解析制御部
33は、他のシステムへ通知する電文の制御をしたり、
或いは他のシステムに対する応答電文の制御を行うもの
である。
【0049】d:元帳参照制御部34は、ホストの元帳
を参照する際の制御を行うものである。 e:元帳更新制御部35は、ホストの元帳データを更新
する際の制御を行うものである。
【0050】(4) :大学センタシステムの構成 大学センタシステム11には、制御部37、受験番号取
得制御部40、受験者登録制御部41が設けてある。ま
た、前記制御部37には、電文解析制御部38、電文作
成制御部39、メモリ42、受験校ファイル43が設け
てある。前記各部の機能は次の通りである。
【0051】a:制御部37は、大学センタシステム1
1の各種制御を行うものである。 b:電文解析制御部38は、受信した電文の内容を解析
するものである。 c:電文作成制御部39は、他のシステムへ通知する電
文を作成するものである。
【0052】d:受験番号取得制御部40は、大学セン
タシステム内で受験番号を取得する際の制御を行うもの
である。 e:受験者登録制御部41は、大学センタシステムに受
験者を登録する際の制御を行うものである。
【0053】f:メモリ42は制御部37がアクセスす
るメモリであり、ワーク用として使用する。このメモリ
42には、例えば、受験者と受験番号を対にした一次デ
ータ(詳細は後述する)等を格納するものである。
【0054】g:受験校ファイル43は、制御部37が
アクセスするファイルであり、例えば、受験校の情報を
格納するファイルである(詳細は後述する)。 §3:電文送受信と、電文の説明、及び各部の処理概要
説明・・・図4、図5参照 図4は電文送受信説明図、図5は電文例の説明図であ
る。大学への受験手続きを行う際は、先ず、自動機1に
より大学への受験の申込みと、受験料の払い込みを行
い、その時発行される受験明細書を基に、受験票発行部
3により受験票を発行する。
【0055】この処理を行う場合、自動機1、金融機関
センタシステム4、大学センタシステム11は、図5の
電文を使用し、図4の(a) →(b) →(c) →(d) →(e) →
(f)の手順で電文の送受信を行う。
【0056】(a) :先ず、自動機1から金融機関センタ
システム4へ、図5のの受験要求電文を送信する。こ
れにより、受験者情報(受験者名、電話番号など)、受
験情報(大学名、学部名、学科名)を金融機関センタシ
ステム4へ送信する。
【0057】(b) :次に、金融機関センタシステム4か
ら大学センタシステム11へ、図5のの受験番号取得
要求電文を送信する。これにより、受験者情報(受験者
名、電話番号など)、受験情報(大学名、学部名、学科
名)を大学センタシステム11へ送信する。
【0058】(c) :前記電文を受信した大学センタシス
テム11では、受験者情報(受験者名、電話番号な
ど)、受験情報(大学名、学部名、学科名)を大学セン
タシステム11にデータ登録する。
【0059】(d) :大学センタシステム11では、受験
者情報より受験番号を取得する(登録データと受験番号
をリンクさせる)。 (e) :大学センタシステム11から金融機関センタシス
テム4に、図5のの受験番号受付電文を送信する。
【0060】(f) :金融機関センタシステム4から自動
機1に、図5のの受験応答電文(受験許可の場合は受
験許可電文)を送信する。この受験応答電文を受信した
自動機1では、受験が許可され、受験料の支払いが済ん
だ場合、受験明細書を発行する。そして、この受験明細
書を基に、受験票発行部3において、受験票を発行す
る。
【0061】§4:受験明細書の説明・・・図6参照 図6は受験明細書印字例である。前記自動機1で発行さ
れる受験明細書は、例えば、図6に示したようなもので
ある。この受験明細書は、受験票発行のための最大のメ
ディアであるから、受験に必要な情報を洩れなく記載し
なければならない。すなわち、受験明細書は、表面に
は、受験校情報をプリント(印字)して目視できるよう
にし、裏面には、振込カードと同様に、MS(マグネテ
ィック・ストライプ)があり、受験校情報をコード化し
て書き込むようになっている。
【0062】図6の例は、受験明細書の表面の例であ
り、受験校1、受験校2、受験校3の項目があり、各項
目には、受験校情報が記載されている。また、受験者の
氏名、電話番号等の情報も記載されている(印字された
情報)。なお、受験明細書の裏面に書き込んだ受験情報
は、受験票発行のための母データ扱いとする。
【0063】§5:受験票と受験票発行処理の説明・・
・図7参照 図7は受験票と受験票発行処理説明図である。受験票の
発行は自動機1で発行した受験明細書と、証明写真を受
験票発行部3に挿入することにより、受験票発行部3が
自動的に行う。なお、前記受験票発行部3はオフライン
構成の装置である。
【0064】この場合、図7のA図に示したように、顧
客が受験明細書を挿入すると、受験明細書読み取り制御
部26が、受験明細書の裏面のMSに書き込まれた受験
情報のコードを読み取る。
【0065】そして、前記読み取った情報を基に、受験
票プリント制御部27が、B図に示したように、受験票
に受験情報(受験番号、受験校、受験者等)をプリント
(印字)する。
【0066】その後、顧客が証明写真を挿入すると、証
明写真貼付制御部28の制御により、受験票に前記証明
写真を貼付する。その後、受験印捺印制御部29は、前
記受験票に受験印の捺印を行い、受験票と、受験明細書
を顧客へ返却する(証明写真貼付機構部についての詳細
な説明は後述する)。
【0067】なお、前記受験票発行部3は、オフライン
でも稼働できるので、オフラインとした場合には、金融
機関センタシステム4との送受信による時間が削減で
き、処理としてはさほど難しいものにはならない。ま
た、受験票発行部3は、自動機内に搭載して一連の取引
としても良い。
【0068】§6:受験明細書発行時の処理説明・・・
図8〜図17参照 図8は受験明細書発行処理フローチャート1、図9は受
験明細書発行処理フローチャート2、図10は受験明細
書発行処理フローチャート3である。
【0069】また、図11は実施例の処理説明図1、図
12は実施例の処理説明図2、図13は実施例の処理説
明図3、図14は実施例の処理説明図4、図15は実施
例の処理説明図5、図16は実施例の処理説明図6、図
17は実施例の処理説明図7である。
【0070】以下、図11〜図17を参照しながら、図
8〜図10のフローチャートに基づいて、自動機1が行
う受験明細書発行時の処理を説明する。なお、S1〜S
46は各処理ステップを示す。また、図11〜図17は
自動機1のタッチパネルの表示画面例である。
【0071】更に、以下に説明する大学情報テーブル、
入力データ保持エリア、指定確認データ保持エリア、受
験日、受験料テーブルは、それぞれ、制御部13内のメ
モリ22に設けたものである(図3の説明参照)。
【0072】自動機1では、以下の処理により、受験の
申込みと受験料の払い込みの処理を行い、受験明細書を
作成して出力する(受験明細書の発行)。先ず、図11
のの顧客待ち画面を表示して客待ち状態とする(S
1)。この状態で顧客が「受験」キーを押下すると(S
2)、図11のに示したカード払いか現金払いかを選
択する選択画面が表示される(S3)。なお、この場
合、「受験」キーを顧客待ち画面に設定せずに、通常の
取引で使用する振込や振替取引などに盛り込むことも可
能である。
【0073】この画面で、顧客が払い込みを選択した場
合(S4)、制御部13では、カード払いか現金払いか
を判断する(S5)。その結果、顧客がカード払いを選
択したら、顧客にカードを挿入させ、該カードの情報を
読み取る処理を行う(S6)。その後、顧客に暗証番号
の入力を行わせ、そのチェックを行う(S7)。しか
し、前記選択画面で、現金払いが選択されると、前記S
6、S7の処理は行わない。
【0074】前記のようにして、カード払いで暗証番号
入力が完了するか、現金払いが選択されると、図12に
示した大学選択画面を表示する(S8)。この大学選択
画面は、入試希望の大学、学部、学科の順序で選択させ
るための画面であり、最初に受験大学を選択する。
【0075】例えば、図12の画面で、顧客が「ふ」を
押下すると、制御部13では、五十音順に構成されてい
る大学情報テーブル(メモリ22内のテーブル)より、
最初から8校分のデータを抽出してタッチパネル21に
表示する。この処理により8校分の大学名が表示され
る。
【0076】次に、前記大学名が表示された画面で、受
験大学を選択すると(S9)、図13の図のように学
部選択画面を表示する(S10)。この学部選択画面で
希望する学部を選択すると、図13のに示した学科選
択画面を表示する(S12)。次にこの学科選択画面で
学科を選択する(S13)。
【0077】前記のようにして、大学、学部、学科の順
に選択すると、制御部13ではメモリ22の入力データ
保持エリアに、選択大学名、選択学部名、選択学科名の
データを保持する。
【0078】前記大学、学部、学科の入力が完了する
と、制御部13では、前記入力データ保持エリアに保持
されているデータを基に、メモリ22内の受験日、受験
料情報テーブルから受験日、及び受験料を抽出する。な
お、受験日や受験料の情報は、予めメモリ22の受験
日、受験料情報テーブルに、大学別、学部別、学科別に
保持されている。
【0079】前記のようにして、受験日、及び受験料の
抽出が完了すると、制御部13は、受験日が重複してい
るか否かを判断し(S15)、重複していない場合は、
図14のの受験入力確認画面を表示する(S17)。
そして、この画面により、入力された大学、学部、学科
の確認を行うと共に、継続して入力するか否かの選択処
理を行う(S18)。
【0080】前記受験入力確認画面で、「確認」キーが
押下されると、指定されたデータを確認済データとして
扱う(S19)。この場合は、入力データ保持エリアの
データを、メモリ22の指定確認データ保持エリアに保
持させ、入力データ保持エリアのデータを消去する。
【0081】また、「継続」キーが押下された場合は、
指定されたデータを確認済データとして扱うと共に、引
き続き入力希望と見なし、前記制御部13内の入力デー
タ保持エリアのデータを消去する(S20)。その後、
再び、前記S8に戻って処理を行う。
【0082】更に、前記受験入力確認画面で、「訂正」
キーが押下された場合は、入試希望の大学、学部、学科
の選択を順次促す処理であるから、このことを認識した
制御部13は、前記入力データ保持エリアのデータを、
同じメモリの指定確認データ保持エリアに保持し(S2
1)、入力データ保持エリアのデータを消去する(S2
2)。その後、再び、前記S8に戻って処理を行う。
【0083】また、前記S15の処理で、受験日が重複
していた場合には、図16のに示した受験日重複画面
を表示し(S16)、前記S20から処理を行うことに
より、再度受験校の入力を促す。以上の処理で、希望す
る大学、学部、学科を1つに限定せずに、複数入力可能
とする。
【0084】前記の処理が完了すると、現金払いの場合
に限り(S23)、図14のに示した受験者名入力画
面を表示し(S24)、受験者名の入力を促す。前記の
受験者名入力画面で顧客が受験者名を入力すると(S2
5)、次に図15のに示した電話番号入力画面を表示
し(S26)、電話番号の入力を促す。その後、顧客は
前記電話番号入力画面で電話番号を入力する(S2
7)。
【0085】なお、この例では、受験者情報の入力は、
氏名と電話番号のみとなっているが、この他に、例え
ば、出身校、年齢などの入力を促しても良い。以上の処
理が完了すると、自動機1の制御部13は、図5のに
示した受験要求電文を作成し、この受験要求電文を金融
機関センタシステム4へ送信する。現金払いの場合(S
30)、前記受験要求電文の送信処理と並行して、図1
5のに示した現金挿入画面を表示し(S31)、受験
料の払い込みを促す(S32)。
【0086】この時、顧客が現金を挿入すると、自動機
1では、現金の鑑別、確認を行い、現金の受け取りを行
う。なお、複数入力の場合は、受験料の合計額の払い込
みとする。前記現金払いで受験料の入力が完了した場
合、及びカード払いの場合は、図16のに示した手続
中1画面を表示する(S23)。
【0087】その後、自動機1が金融機関センタシステ
ム4からの受験要求応答電文(受験許可電文)を受信す
ると、その応答電文データを抽出してメモリ22に保持
しておく(S36)。この時、図17のに示した受験
校確認画面を表示する(S34)。
【0088】この時表示されたデータは、前記指定確認
データ保持エリアの大学、学部、学科、受験料、受験日
の各データ、及び前記受験要求応答電文(受験許可電
文)から抽出した受験番号、受験者名、電話番号の各デ
ータである。また、現金払いの場合は、前記各データ
に、顧客が挿入した現金額のデータである。
【0089】前記受験校確認画面で「確認」キーが押下
されると(S35)、図17のに示した手続中2画面
を表示する(S37)。そして、自動機1では、図6に
示した受験明細書をセットして(S38)、該受験明細
書に、受験に関わる必要事項をそれぞれプリント(印
字)する(S39)。
【0090】前記の処理が完了すると、制御部13で
は、現金払いが否かを判断し(S40)、現金払いの場
合は、お釣りがあれば(S41)、お釣り額を計数する
(S42)。そして、受験明細書と現金受け取り済の表
示を行い(S43)、受験明細書と、お釣りがある場合
はお釣りを放出する(S44)。この処理で放出された
受験明細書とお釣りを顧客が受け取り、処理を終了す
る。
【0091】また、前記S40の処理で、現金払いでな
いと判断した場合は、カードによる支払いであるから、
カード、及び受験明細書の受け取りを促す画面を表示し
(S45)、カードと受験明細書を放出する。この処理
で放出された受験明細書とカードを顧客が受け取り、処
理を終了する。
【0092】以上の処理により、自動機により、受験の
申込みと受験料の払い込みの処理を行い、受験明細書を
作成して出力する。 §7:受験票発行時の処理説明・・・図18参照 図18は受験票発行処理フローチャートである。以下、
図18に基づいて受験票発行処理を説明する。なお、S
61〜S69は各処理ステップを示す。
【0093】受験票の発行は、自動機1で受験情報が印
字された受験明細書を受験票発行部3に挿入することに
より、以下の処理を行って自動的に発行する。顧客が受
験明細書を挿入すると(S61)、受験票発行部3で
は、受験明細書の裏面にあるMS(磁気ストライプ)の
コードの読み取りを行う(S62)。この場合、MSの
読み取りでは、受験番号、受験大学、受験者名、電話番
号、受験学部、受験学科等の情報を読み取る。
【0094】前記処理が終了すると、受験票発行部3
は、内部に予め用意された受験用紙をプリント位置(印
字位置)まで吸引し(S63)、前記S62の処理で読
み取った受験情報を受験票の所定の位置へプリント(印
字)する(S64)。
【0095】受験情報のプリントが完了すると、受験票
に貼付する証明写真の挿入を促す。この場合、例えば、
受験票発行部3の写真挿入口に設けた表示板の裏面のラ
ンプを点灯させることにより証明写真の挿入を促す。そ
の後、顧客が証明写真を挿入すると(S65)、受験票
発行部3の内部で受験票の所定位置に証明写真を貼付し
(S66)、受験印の捺印を行う(S67)。
【0096】前記捺印が終了すると、受験明細書を内部
のリジェクトボックスへリジェクトする(S68)。そ
の後、受験票を放出し、顧客が抜き取りを行う(S6
9)。この場合、受験明細書は、再度利用されないよう
に、MS(マグネティック・ストライプ)部分を破壊し
て(破壊しなくても、再度利用できないように処理すれ
ば良い)、受験票発行部3の内部のリジェクトボックス
へリジェクトし、顧客へ返却しないようにする。
【0097】§8:証明写真貼付機構部の説明・・・図
19〜図21参照 図19は証明写真貼付機構部の説明図1、図20は証明
写真貼付機構部の説明図2、図21は証明写真貼付機構
部の説明図3である。以下、図19〜図21に基づい
て、図2に示した受験票発行部3の証明写真貼付機構部
について説明する。
【0098】この証明写真貼付機構部は、受験票に証明
写真を貼付する機構と、受験印を捺印する機構を備えて
おり、証明写真の貼付処理と、受験印の捺印処理を自動
的に行うものである。
【0099】(1) :証明写真の貼付処理 証明写真貼付機構部による証明写真の貼付処理は、図1
9、図20の〜の工程により次のようにして行う。
【0100】先ず、の工程により、受験票発行部3に
挿入された証明写真45を内部へ取り込み、糊付け装置
46の位置まで搬送する。この時、受験票50は搬送路
48上にある。その後、の工程により、糊付け装置4
6で証明写真45の所定位置に糊付けする。
【0101】次に、の工程により、証明写真45を証
明写真セット位置に固定すると共に、搬送路48上で受
験票50を搬送し、該受験票を証明写真の貼付位置へ移
動させる。そして、の工程により、貼付装置47によ
り、受験票50に証明写真45を貼付する。
【0102】このようにして、受験票50に証明写真4
5を貼付すると、の工程により、貼付装置47を元の
位置へ復帰させる。なお、証明写真の貼付状態は、図7
のB図に示した通りである。
【0103】(2) :受験印捺印処理 証明写真貼付機構部による受験印の捺印処理は、図21
の〜の工程により次のようにして行う。
【0104】前記証明写真貼付処理が完了した状態か
ら、の工程により、受験票50を、搬送路48上で受
験印捺印装置49の位置まで搬送する。次に、の工程
により、受験印捺印装置49で受験票50に受験印を捺
印する。その後、の工程により、受験印捺印装置49
を元の位置まで復帰させ処理を完了する。なお、受験印
捺印状態は、図7のB図に示した通りである。
【0105】§9:受験明細書発行時の自動機−金融機
関センタシステム−大学センタシステム間の処理説明・
・・図22〜図24参照 図22は自動機の処理フローチャート、図23は金融機
関センタシステムの処理フローチャート、図24は大学
センタシステムの処理フローチャートである。
【0106】受験の申込みと受験料の支払いを行い、受
験明細書を発行するまでの処理は、自動機と金融機関セ
ンタシステムと大学センタシステムの間で通信を行いな
がら行う。この場合の処理は次の通りである。なお、図
22〜図24に示したS101〜S315は各処理ステ
ップを示す。
【0107】(1) :自動機の処理・・・図22参照 自動機1の処理は、前記図8〜図10に示した処理と実
質的に同じなので、図22に基づいて簡単に説明する。
【0108】図22のS101〜S108の処理は、図
8に示したS1〜S13の処理と同じであり、図22の
S109〜S115の処理は、図9のS15〜S27の
処理と同じである。
【0109】そして、前記S115までの処理が終了し
たら、制御部13では、受験要求電文を作成し(S11
6)、その受験要求電文を金融機関センタシステム4へ
送信する(S117)。
【0110】その後、S118〜S130の処理を行う
が、これらの処理は、図10のS30〜S46の処理と
同じである。なお、図22のS120の処理で、金融機
関センタシステム4からの受験要求応答電文の受信を行
っているが、この処理は、図10のS36の処理に相当
する。
【0111】(2) :金融機関センタシステムの処理・・
・図23参照 金融機関センタシステムでは、次のように処理を行う。
先ず、自動機からの受験要求電文を受信すると(S20
1)、カード払いか否かを判断する(S202)。その
結果、カード払いならば、顧客の口座番号をチェックし
(S203)、チェック結果が不可(カード払い無効、
間違い等)ならば、取引拒否電文を作成し(S20
5)、取引拒否電文を自動機1へ送信する(S20
6)。
【0112】また、前記S202の処理でカード払いで
ないと判断した場合、及び前記S204の処理でチェッ
ク結果が正常(OK)な場合は、受験番号取得要求電文
を作成し(S207)、前記受験番号取得要求電文を大
学センタシステム11へ送信する(S208)。
【0113】その後、大学センタシステム11から、前
記受験番号取得要求に対する応答電文を受信すると(S
209)、その電文を解析して、拒否電文か否かを判断
する(S210)。
【0114】その結果、拒否電文を受信した場合には取
引拒否電文を作成し(S211)、自動機1に対し取引
拒否電文を送信する(S212)。しかし、前記S21
0の判断で、拒否電文でないと判断した場合には、カー
ド払いか否かを判断する(S213)。
【0115】その結果、カード払いであれば、元帳残高
を確認し(S214)、残高不足か否かを判断する(S
215)。その結果、残高不足ならば、取引拒否電文を
作成し(S216)、自動機1へ取引拒否電文を送信す
る(S217)。またこの時、受信取消電文を作成し
(S218)、この受信取消電文を大学センタシステム
11へ送信する(S219)。
【0116】前記S215の処理で、残高不足でないと
判断した場合は、受験料を元帳から差し引き元帳を更新
する(S220)。また、前記S213の処理で、カー
ド払いでないと判断した場合、及び前記S220の処理
が完了した場合は、受験許可電文を作成し(S22
1)、この受験許可電文を自動機1へ送信する(S22
2)。
【0117】また、この時、受験確認電文を作成し(S
223)、この受験確認電文を大学センタシステム11
へ送信する(S224)。 (3) :大学センタシステムの処理・・・図24参照 大学センタシステム11では次のように処理を行う。先
ず、金融機関センタシステム4から受験番号取得要求電
文を受信すると(S301)、該当する受験校を抽出し
(S302)、受験者をチェックすることにより(S3
03)、受験者が受験を許可できる者か否かを判断する
(S304)。
【0118】その結果、受験者が受験を許可できる者で
ない場合は、受験拒否電文を作成し(S305)、その
受験拒否電文を金融機関センタシステム4へ送信する
(S306)。
【0119】しかし、前記S304の処理で、受験者が
受験を許可できる者であると判断した場合には、受験校
の受験番号を取得し(S307)、受験者と受験番号を
対として1次データを、メモリ42(図3参照)に保管
する(S308)。
【0120】その後、受験番号受付電文を作成し(S3
09)、その受験番号受付電文を金融機関センタシステ
ム4へ送信する(S310)。その後、金融機関センタ
システム4から、受験番号受付応答電文を受信すると
(S311)、受験を許可するか否かを判断する(S3
12)。
【0121】その結果、受験を許可する場合は、受験者
と受験番号を、受験校ファイル43(図3参照)にセー
ブする(S313)。また、前記S312の処理で、受
験を許可しないと判断した場合は、前記S308の処理
で、メモリに保管しておいた受験者と、受験番号(1次
保管のデータ)を削除し(S314)、受験校の受験番
号を取り消す(S315)。
【0122】(他の実施例)以上実施例について説明し
たが、本発明は次のようにしても実施可能である。 (1) :前記実施例で説明したシステムは、大学受験だけ
でなく、高校入試、中学入試など、各種の学校の受験手
続きに利用可能である。
【0123】(2) :前記実施例では、自動機により、受
験の申込みと受験料の払い込みの処理を行い、受験明細
書を作成して出力する処理を行っているが、このような
例に限らず、例えば、従来の自動機における「振込」取
引を利用して、振込先指定の際に「受験」という項目を
追加して前記実施例と同様な機能を持たせることも可能
である。
【0124】(3) :前記実施例では、受験票発行部3
を、自動機と別の装置として構成しているが、本発明
は、このような例に限定するものではなく、例えば、自
動機の内部に受験票発行部を搭載して一体化しても実施
可能である。
【0125】(4) :前記実施例では、受験票発行部をオ
フライン構成の装置としているが、オンライン構成の装
置とすることも可能である。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) :金融機関等の店舗に設置された自動機(自動取引
装置)において、受験申込み手続きと、振込取引を応用
した受験料の払い込み処理ができると共に、受験票発行
のための受験明細書を作成し、その明細書を基に、受験
票発行部で受験票を発行することができる。従って、顧
客は、短時間で、かつ手間をかけずに受験手続きができ
る効果がある。
【0127】(2) :受験票発行機能を備えた自動機、及
び受験票発行部を使用することにより、受験に追われて
いる、ほっと一息の息抜きとして、受験票を入手するこ
とが可能になる効果がある。
【0128】(3) :例えば、前記自動機と、受験票発行
部とを1組の装置として、各金融機関や書店等に設置す
れば、わずかな手間と時間で受験票を入手できると共
に、直接学校へ出向いた場合や、郵送を利用した場合に
感じる受験票を入手するまでの不安感を解消できる効果
がある。
【0129】(4) :前記自動機と、受験票発行部とを1
組の装置を、地域住民をメインとした金融機関等に設置
すれば、大学受験とは別に、高校入試、中学入試等にも
利用することができるから、非常に便利である。
【0130】前記の効果の外、各請求項に対応して、次
のような効果がある。 (5) :請求項1の構成によれば、近くの金融機関等の店
舗に設置された自動機(自動取引装置)を操作すること
により、遠隔地にある学校でも、簡単に受験手続きをす
ることができる効果がある。
【0131】(6) :請求項2の構成によれば、受験手続
きがオンライン処理できるので、処理が高速化できる効
果がある。 (7) :請求項3の構成によれば、顧客待ち画面に、学校
の受験手続きを開始するための受験キーを備えているの
で、顧客の操作が容易となる効果がある。
【0132】(8) :請求項4の構成によれば、顧客の入
力した受験校情報を基に、装置内部に保持している情報
から受験日、及び受験料を抽出するので、処理が簡単
に、かつ自動的にできる効果がある。
【0133】(9) :請求項5の構成によれば、受験校へ
の受験申込みの結果、受験が許可され、顧客から受験料
が払い込まれた際に受験明細書を発行するので、この受
験明細書により受験の申込みができたことを確認できる
効果がある。
【0134】(10):請求項6の構成によれば、受験票発
行部を自動機に付設したので、自動機で発行した受験明
細書を受験票発行部に挿入して受験票を発行する際、手
間がかからない効果がある。また、受験票発行部を製作
する際、自動機の付設装置(または、アダプタ)として
単独で製作できるから、その製作が容易となる効果があ
る。
【0135】(11):請求項7の構成によれば、受験票発
行部内に、証明写真貼付手段と、受験印捺印手段を備え
たので、証明写真の貼付処理と、受験印の捺印処理が自
動的に、かつ短時間でできる効果がある。
【0136】(12):請求項8の構成によれば、受験票発
行部をオフライン化構成の装置としたので、他のシステ
ムとの送受信が不要であり、その分、送受信にかかる時
間が短縮できる効果がある。
【0137】(13):請求項9の構成によれば、受験票発
行部を、自動機の内部に搭載したので、装置の設置面積
が減少し、コストダウンも可能になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施例のシステム構成図である。
【図3】図2の一部詳細図である。
【図4】実施例における電文送受信説明図である。
【図5】実施例における電文例の説明図である。
【図6】実施例における受験明細書印字例である。
【図7】実施例における受験票と受験票発行処理説明図
である。
【図8】実施例における受験明細書発行処理フローチャ
ート1である。
【図9】実施例における受験明細書発行処理フローチャ
ート2である。
【図10】実施例における受験明細書発行処理フローチ
ャート3である。
【図11】実施例の処理説明図1である。
【図12】実施例の処理説明図2である。
【図13】実施例の処理説明図3である。
【図14】実施例の処理説明図4である。
【図15】実施例の処理説明図5である。
【図16】実施例の処理説明図6である。
【図17】実施例の処理説明図7である。
【図18】実施例における受験票発行処理フローチャー
トである。
【図19】実施例における証明写真貼付機構部の説明図
1である。
【図20】実施例における証明写真貼付機構部の説明図
2である。
【図21】実施例における証明写真貼付機構部の説明図
3である。
【図22】実施例における自動機の処理フローチャート
である。
【図23】実施例における金融機関センタシステムの処
理フローチャートである。
【図24】実施例における大学センタシステムの処理フ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 自動取引装置 3 受験票発行部 4 金融機関センタシステム 11A 学校センタシステム

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客が受験情報を入力するための受験情
    報入力手段と、 前記受験情報入力手段で入力した受験情報を基に、顧客
    の希望する受験校を確認して受験校への受験申込み処理
    を行う受験申込み処理手段と、 受験校への受験料の払込み処理を行う受験料払込み処理
    手段を備えていることを特徴とした自動取引装置。
  2. 【請求項2】 前記自動取引装置は、金融機関のセンタ
    業務を行う金融機関センタシステムを介して、学校の入
    学試験業務を行う学校センタシステムとオンライン接続
    して運用する装置であることを特徴とした請求項1記載
    の自動取引装置。
  3. 【請求項3】 顧客待ち画面に、学校の受験手続きを開
    始するための受験キーを備えていることを特徴とした請
    求項1記載の自動取引装置。
  4. 【請求項4】 前記受験申込み手段は、顧客の入力した
    受験情報を基に、装置内部に保持している情報から受験
    日、及び受験料の情報を抽出する機能を備えていること
    を特徴とした請求項1記載の自動取引装置。
  5. 【請求項5】 前記受験申込み処理手段による受験校へ
    の受験申込みの結果、受験が許可され、顧客から受験料
    が払い込まれた際に、受験明細書を発行する受験明細書
    発行手段を備えていることを特徴とした請求項1記載の
    自動取引装置。
  6. 【請求項6】 前記受験明細書を基に、該受験明細書の
    情報を読み取って受験票を発行する受験票発行部を付設
    したことを特徴とする請求項5記載の自動取引装置。
  7. 【請求項7】 前記受験票発行部に、顧客の挿入した証
    明写真を受験票に貼付する証明写真貼付手段と、受験票
    に受験印を捺印する受験印捺印手段を備えたことを特徴
    とする請求項6記載の自動取引装置。
  8. 【請求項8】 前記受験票発行部を、オフライン化構成
    の装置としたことを特徴とする請求項6記載の自動取引
    装置。
  9. 【請求項9】 前記受験票発行部を、自動取引装置の内
    部に搭載したことを特徴とする請求項6記載の自動取引
    装置。
JP21587694A 1994-09-09 1994-09-09 自動取引装置 Withdrawn JPH0877261A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001095181A1 (fr) * 2000-06-02 2001-12-13 Kabushiki Kaisha Nihon Toukei Jim Center Procedure de candidature a un examen
JP2003044348A (ja) * 2001-07-30 2003-02-14 Ntt Communications Kk 試験関連の手続システムのサーバ装置
JP2022100433A (ja) * 2020-12-24 2022-07-06 株式会社サマデイ 入学試験管理システム

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