JP2003223533A - 本人認証システム - Google Patents

本人認証システム

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JP2003223533A
JP2003223533A JP2002023171A JP2002023171A JP2003223533A JP 2003223533 A JP2003223533 A JP 2003223533A JP 2002023171 A JP2002023171 A JP 2002023171A JP 2002023171 A JP2002023171 A JP 2002023171A JP 2003223533 A JP2003223533 A JP 2003223533A
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JP2002023171A
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Yoshihiro Hase
良裕 長谷
Hiroshi Ishihara
弘 石原
Kuniharu Eguchi
邦治 江口
Norio Ohashi
教生 大橋
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Yozan Inc
Communications Research Laboratory
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Yozan Inc
Communications Research Laboratory
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Abstract

(57)【要約】 【課題】書類申請者が申請する所定の書類を発行する発
行者が、その発行者が発行した前記書類申請者の個人情
報を格納したカード型記憶媒体を所有する書類申請者に
対し所定の発行所において前記書類を発行するに際して
容易な方法で本人認証を確実且つ簡便に行うことがで
き、しかも応用範囲の広い本人認証システムを提供す
る。 【解決手段】発行者側が使用する発行者側情報処理装置
Sと、カード型記憶媒体Cへの読み書き機能及びディス
プレイを備え発行者側情報処理装置Sからページャの電
波を介して情報を受信する当該書類申請者が使用する受
信端末Qと、発行所において使用され前記カード型記憶
媒体Cに格納された情報を読み取り可能かつ発行者側情
報処理装置Sと双方向通信可能な発行所端末Pとを利用
し、発行者が輪状芳書理想値Sにおいて、発行申請を受
け付けた受付情報の受信端末Qへの送信の際と、カード
型記憶媒体Cに格納された受付情報に基づいて発行所端
末Pから送信された発行要求情報の受信の際に、本人認
証を自動的に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、証明書等の書類を
発行する際に用いられる本人認証システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】また、電子政府の実現に向けて我が国で
既に交付されている住民基本台帳法では、各市町村が住
民基本台帳カード(住基カード)と呼ばれるICカード
を、申請する全住民に発行することが義務付けられてお
り、近々、住民基本台帳ネットワークの構築と住基カー
ドの交付とが予定されている。それに伴い、各自治体で
の住民へのサービス向上を兼ねた各種サービスの提供が
期待されている。一例として、課税証明書等の本人に限
り有効な各種証明書類の発行を、役所の窓口だけでなく
郵便局や近年各地に増加しているコンビニエンスストア
でも行い得るようになることが考えられる。この場
合、、住基カードのICチップ内に暗号鍵情報を記憶さ
せて前記証明書類の発行を受ける者の本人認証の確実性
と利便性を高めておき、当該カードを持ち歩けば、近所
のコンビニエンスストアで証明書類を受け取ることがで
きるようになることが予測される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
住基カードを利用するシステムにおいて、本人認証を当
該住基カードを持参したという事実だけに頼っている
と、いわゆる「なりすまし」によって本人に無断で他人
が住基カードを利用した場合、これを防止する手だてが
なく、前記本人に関するプライバシー情報が流出してし
まう虞がある。
【0004】「なりすまし」を防止する手段としては、
例えばパスポート等の本人に限り有効な書類を発行する
ために本人認証を行うシステムが挙げられる。この場合
には、従来より、パスポート申請時に当該申請者本人に
対して発行申請書とともに住民登録した住所を記載した
ハガキを旅券事務所等に提出させて、そのハガキを旅券
事務所からハガキに記載された住所へ郵送し、そのハガ
キを持参した申請者本人に当該ハガキと引き替えにパス
ポートを発行するというシステムによって、本人認証の
確実性を期している。
【0005】したがって、このパスポート発行システム
のような安全性の高い本人認証システムを電子情報によ
り行いたいという要望がある。パスポート発行の際のハ
ガキに相当するものとしては前記住基カードが考えられ
るが、この場合、ハガキを郵送することに代わる好適な
電子的手段が問題となる。
【0006】そこで本発明は、以上のような問題に鑑み
て、普及が容易な方法で本人認証を確実且つ簡便に行う
ことができ、しかも応用範囲の広い本人認証システムを
実現することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の本人
認証システムは、書類申請者が申請する所定の書類を発
行する発行者が、その発行者が発行した前記書類申請者
の個人情報を格納した固有のカード型記憶媒体を所有す
る書類申請者に対し所定の発行所において前記書類を発
行するに際して用いられるものであり、発行者側が使用
する発行者側情報処理装置と、前記カード型記憶媒体へ
の読み書き機能及びディスプレイを備え前記発行者側情
報処理装置からページャの電波を介して情報を受信する
当該書類申請者が使用する受信端末と、前記発行所にお
いて使用され前記カード型記憶媒体に格納された情報を
読み取り可能かつ前記発行者側情報処理装置と双方向通
信可能な発行所端末とから構成される。
【0008】発行者側情報処理装置は、前記カード型記
憶媒体に格納された各書類申請者の個人情報と当該書類
申請者の受信端末に固有の受信端末識別子とを含む申請
者情報を管理するとともに、各発行所端末の識別情報を
含む発行所情報を管理しており、各書類申請者から受け
付けた所定の書類の発行を申請する旨の発行申請情報に
基づいて生成された当該発行申請情報を受け付けた旨の
文字データを含む受付情報を当該書類申請者の申請者情
報に関連付けて記憶し、その記憶した受付情報を対応す
る受信端末識別子に該当する受信端末へページャの電波
を介して配信するために出力する。その一方、各受信端
末は、ページャの電波を介して前記受付情報を受信し、
その受信した受付情報を蓄積する。そして、その蓄積し
た受付情報に含まれる文字データに基づく文字をディス
プレイに表示するとともに、当該受付情報を前記カード
型記憶媒体に格納する。
【0009】更に、発行所端末は、前記カード型記憶媒
体に格納された受付情報及び個人情報を読み取って、受
付情報及び個人情報に基づく前記発行要求情報を前記発
行者側情報処理装置に送信する。発行者側情報処理装置
は、前記発行所端末から送信された所定の書類の発行要
求情報を受信し、その受信した発行要求情報と前記受付
情報記憶手段で記憶した受付情報とを照合し、それら発
行要求情報と受付情報とが同一の発行申請情報に基づく
ものである場合に前記書類の発行を許可する旨の許可情
報を当該発行所端末識別情報に対応する発行所端末に送
信する。そして、発行所端末は、許可情報を受信する
と、その受信した許可情報に基づいて前記書類を出力す
る。
【0010】このような本人認証システムであれば、ま
ず、書類申請者から受け付けた証明書類等の書類の発行
申請を、発行者側で管理している書類申請者の個人情報
に照らして本人認証を行ったうえで受け付け、受け付け
た旨の情報を申請した書類申請者本人へ通知することが
できる。
【0011】特に本システムでは、受付情報を書類申請
者へ通知するに際して、ページャの電波を利用して受信
端末へ送信している。ページャは、280MHz帯を使
用し送信出力が大きいものであり、電波の到達性が極め
て高いという利点を有している。したがって、受信端末
の電源を投入している限り、ほぼ確実に情報を受信する
ことが可能となる。そのため、受付情報を書類申請者本
人へ確実に通知しなければならないという条件を容易に
クリアすることができる。すなわち、ページャを利用し
て受付情報を送信することは、上述の従来のパスポート
発行システムにおいてハガキを郵送することに相当す
る。なお、ページャは、ポケットベル(商標名)と言わ
れていたが、近年の携帯電話やパソコン等を用いた電子
メールの普及により、最近ではあまり利用されなくなっ
てきている。したがって、余乗しているページャインフ
ラを有効利用して本システムの情報配信に適用すること
で、ローコストでのシステム構築ができるようになる。
また、ページャは情報量の少ない文字情報を送受信する
のに適しているため、本システムのように定型的な情報
を送信する場合に好都合である。
【0012】また、受付情報は受信端末においてカード
型記憶媒体に格納されるが、書類申請者本人が発行所へ
そのカード型記憶媒体を持っていくと、発行所端末にお
いてカード型記憶媒体から読み取られた受付情報等が発
行者側情報処理装置で発行申請情報と照合された上で、
その照合結果が正しければ発行所において申請された書
類が出力されることになる。従って、この段階でもカー
ド型記憶媒体を通じた本人認証を行うことができる。す
なわち、受付情報が格納されたカード型記憶媒体を利用
することは、上述のパスポート発行システムにおいて旅
券事務所へハガキが持参された際に、そのハガキによっ
て本人認証を行うことに相当する。以上により、本発明
の本人認証システムは、いわゆる「なりすまし」を防止
し極めて安全性の高いものとなる。また、カード型記憶
媒体がICカードである場合には、受信端末に当該IC
カードを着脱可能に装着し得るカード用インタフェース
を設けるとよい。
【0013】ここで、カード型記憶媒体としては、IC
メモリを搭載したICカードを例に挙げることができ
る。ICカードは偽造が困難なものであり、クレジット
カード等に適用されており、また電子政府システムにお
いても住民基本台帳カードとして導入が予定されている
ため、ほぼ全ての住民が本人のみに有効な固有の住基カ
ードを所持するようになると予想されるので、これを利
用すれば本システムの普及が容易となる。
【0014】システムの簡易化のためには、発行者側情
報処理装置において受け付けた前記発行申請情報に基づ
く文字データを含む受付情報を自動的に生成し、それを
記憶するようにすればよく、特に書類申請者自身が扱う
申請者端末から発行申請情報を送信してくる場合には、
その発行申請情報を受信して受付情報を自動生成すると
よい。
【0015】また、書類発行に際して手数料が必要な場
合には、受付情報に、当該書類を発行するのに要する手
数料に関する課金情報を含ませておき、前記発行所端末
において、前記課金情報に基づいて書類申請者から徴収
した手数料の取り扱いに係る処理を行うようにすること
が好ましい。
【0016】このような本人認証システムは、前記発行
者が公共団体又は行政団体であり、前記書類が当該発行
者が書類申請者に発行する証明書類である場合に好適に
適用することができる。
【0017】ページャを利用して受付情報が文字データ
として送信されてくる場合には、受信端末において、文
字データに対応する文字を表示するための文字表示領域
がそれぞれ設定された所定の複数の画像に対応する画像
データを蓄積しておき、その蓄積した受付情報に含まれ
る文字データをディスプレイに表示した所定の画像デー
タに基づく画像と共に当該画像における文字情報表示領
域に表示するようにすれば、受信端末の簡易化を容易に
することができる。
【0018】また、受信端末を書類申請者の家庭等で目
に付きやすい場所に容易に配置しておくには、受信端末
のディスプレイを設けていない面にマグネットを設けて
おけばよく、そうすることで例えば家庭の冷蔵庫等に受
信端末を貼り付けておくことができる。
【0019】発行所において、現実的に、申請された書
類を出力して書類申請者に渡すには、発行所端末に書類
の印刷機能を付与すればよい。
【0020】また、発行所で書類を発行すれば、カード
型記憶媒体に格納されている受付情報は不要となるの
で、所定の書類が発行された場合には、発行所端末にお
いて、カード型記憶媒体から格納されている受付情報を
消去するようにすればよい。このようにすれば、一回の
書類発行申請で当該書類を二重に発行するという不具合
を容易に解消することができる。
【0021】なお、前記カード型記憶媒体に替えて、他
の記憶媒体を利用することも可能である。例えば書類申
請者自身しか所持しておらず、本人認証が可能な記憶媒
体としては、近年急速に普及している携帯電話等を挙げ
ることができるまた本発明は、受付情報の送信に際し
て、ページャ以外にも他の帯域の電波を利用することを
妨げるものではない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面を参照して説明する。
【0023】図1は、この実施形態に係る本人認証シス
テムの全体構成を概略的に示すものである。本システム
は、情報の発行者である市役所等の自治体(以下、「市
役所」)が、書類申請者である住民に対して課税証明書
等の各種証明書類(以下、「書類」)を発行するための
ものであって、各住民は当該市役所が発行したその住民
に固有の住民基本台帳カード(以下、「住基カード」)
Cを所有しているものとする。この住基カードCは、当
該住民の個人情報をICメモリに格納したカード型記憶
媒体たるいわゆるICカードである。また、市役所が発
行する書類は、当該市役所の窓口のみならず、市役所が
認可したコンビニエンスストアのレジカウンターや郵便
局の窓口等(以下、「発行所」)であれば全国どこでで
も、発行を依頼した住民が簡便に受け取ることができる
ようになっている。
【0024】図1において、符号Sは、市役所等に設置
された発行者側情報処理装置たる住民基本台帳データサ
ーバを含むシステムサーバ(以下、「サーバ」)であっ
て、一又は複数のコンピュータから構成される。サーバ
Sは、適宜の経路制御装置を介してインターネット等の
双方向通信可能な通信回線(以下、インターネット)N
ETに接続されており、また専用線を介してページャ送
信所におけるページャ送信機Tの通信制御装置に接続さ
れている。そしてこのサーバSは、図2に示すように、
CPU101、内部メモリ102、HD等の記憶装置1
03、キーボードやマウス等の入力デバイス104、デ
ィスプレイ105、データベース装置106、通信イン
タフェース107等を備えている。
【0025】また、符号Pは、前記発行所に設置された
パーソナルコンピュータなどからなる発行所端末であ
り、発行所の従事者であるコンビニエンスストアのレジ
担当者や郵便局又は市役所の窓口担当者等のオペレータ
が主として使用する。また、それら発行所に赴いた住民
自身が発行所端末Pを直接操作できるようにすることも
可能である。この発行所端末Pは、サーバSとインター
ネットNETを介して接続されている。この発行所端末
Pの内部機器構成は特に図示しないが、CPU、メモ
リ、入力デバイス、記憶装置、ディスプレイ、通信イン
タフェース等を備えた一般的なものである。さらに発行
所端末Pには、前記パーソナルコンピュータに接続され
た、住基カードCのICメモリの記憶内容を読み書き可
能なICカード読み書き装置Paと、前記書類を印刷可
能なプリンタPbとを含むものである。また、各発行所
端末Pは、それぞれ固有の識別子によってサーバSで管
理されている。
【0026】また、符号Qは、前記各住民の家庭におい
て使用され、前記サーバSから配信された情報をページ
ャの電波を介して受信する受信端末である。この受信端
末Qの機器構成は、例えば次のようなものである。すな
わち、受信端末Qは、CPUや最小限の内蔵ROM/R
AM等からなる制御部201、ページャの電波を受信す
るアンテナ(ループアンテナ)202、ページャ受信部
203、着脱可能なリムーバブルメディアであるフラッ
シュメモリに対して読み書き可能な装着部たるフラッシ
ュメモリインタフェース204、表面側に配置されるデ
ィスプレイ205、及び住基カードCを装着してそのI
Cメモリの記憶内容を読み書きするためのICカードス
ロットインタフェース206を少なくとも備えている。
さらに、この受信端末Qには、受信した情報が緊急情報
である場合に警報を発するブザー207を設けている。
ディスプレイ205は、画像及び文字が表示できるもの
であるが、その表示品質は、使用者の見やすさを考慮し
ている。このようなディスプレイ205としては、例え
ば標準的な大きさの小型液晶画面に、一画面あたり30
文字x60行の合計1800文字の表示ができるような
ものが挙げられる。このディスプレイ205の近傍(図
示例では右側)には、表示画面を切り替えるための数個
の切替ボタンQb〜Qf(図9〜図12参照)を設けて
いる。フラッシュメモリインタフェース204に装着さ
れるフラッシュメモリには、随時保守交換できるよう
に、例えばCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))
カードを採用している。また図示しないが、この受信端
末Qは家庭用コンセントからACアダプタを通じて電源
供給するようになっており、その電源のON/OFFを
電源スイッチQa(図9参照)により切り替えられるよ
うにしている。また、非常用電源として小容量乾電池等
の電池を内蔵した構成とすることもある。その他、受信
端末Qの裏面には、永久磁石からなるマグネットシート
(図示省略)が設けられており、例えば各家庭にある冷
蔵庫R(図1)に貼り付けられるようにしている。な
お、受信端末Q全体の大きさ及び重量は、例えばA5用
紙のサイズ程度、厚さ約10mm、重量約500g程度
とすることが好ましい。更に、各受信端末Qにはそれぞ
れ固有の受信端末識別情報であるID番号が割り振られ
ており、このID番号をサーバSで管理するようにして
いる。
【0027】次に、本システムを構成する機器の機能構
成について説明する。
【0028】まず、サーバSは、その記憶装置103等
に記憶させたプログラム等によってCPU101や周辺
機器を作動させ、図4に示すように、住民情報管理手段
1、発行所情報管理手段2、発行申請情報受信手段3、
受付情報生成手段4、受付情報記憶手段5、情報出力手
段6、発行要求情報受信手段7、照合手段8、許可情報
送信手段9、課金処理手段10等としての機能を発揮す
る。また、本システムは、市役所から住民へ配布される
市公報や災害などの緊急情報等の情報を電子情報として
配信する情報配信システムを兼ねており、そのためにサ
ーバSは、配信される情報(配信情報)を管理する配信
情報管理手段0としての機能も有している。なお、前記
プログラムは、例えばCD−ROMのようなコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に記録しておいたり、インタ
ーネットNETを通じて配信を受けてダウンロードする
ことなどにより、サーバSにインストールするようにし
ている。
【0029】一方、受信端末Qは、フラッシュメモリイ
ンタフェース204に装着されたCFカードに記憶させ
たプログラム等によって制御部201等を作動させ、図
4に示すように、情報配信システムを兼ねた機能とし
て、画像データ蓄積手段11、情報受信手段12、情報
蓄積手段13、表示手段14、表示データ切替手段1
5、受信通知手段16、受付情報格納手段17等として
の機能を発揮する。なお、前記プログラムは、CFカー
ドに予め記憶させてあり、必要に応じてその記憶内容を
更新することができる。
【0030】また、発行所端末Pは、その記憶装置等に
記憶させたプログラム等によってCPUや周辺機器(I
Cカード読み書き装置Pa及びプリンタPbを含む)を
作動させ、図4に示すように、読み取り手段21、発行
要求情報送信手段22、許可情報受信手段23、書類出
力手段24、受付情報消去手段25、料金徴収処理手段
26としての機能を発揮する。
【0031】以下、各機能について説明する。
【0032】サーバSにおいて、住民情報管理手段1
は、当該市に住民登録している住民の個人情報を住民基
本台帳データベースDB1として蓄積し管理するもので
ある。具体的に住民基本台帳データベースDB1は、例
えば図5に示すように、当該住民の氏名、住所、本籍、
年齢、性別、及びその住民の家庭に配布されている受信
端末の識別子たる受信端末ID番号、住基カードCのカ
ード番号等が蓄積している。これらの情報は、各住民が
所有する住基カードCのICメモリにも格納されてい
る。
【0033】発行所情報管理手段2は、前記書類を発行
する発行所に係る情報と、当該発行所に設置された発行
所端末Pの識別情報(発行所端末ID番号)等を発行所
データベースDB2として蓄積し管理している。
【0034】発行申請情報受信手段3は、例えば住民が
書類の発行を申請する旨の発行申請情報を、当該住民が
使用するパーソナルコンピュータや携帯電話等の情報処
理装置(図1、図4における符号Z)からインターネッ
トNET等を通じて送信してきた場合に、その発行申請
情報を受信するものである。ここで、発行申請情報に
は、当該住民が発行を申請する書類の種別、必要枚数、
住基カードCのカード番号等の情報が含まれる。
【0035】受付情報生成手段4は、前記発行申請情報
受信手段3で受信した発行申請情報に基づいて、当該発
行申請情報を受け付けた旨の受付情報を生成するもので
ある。この受付情報には、発行申請情報を受け付けた旨
を示す既定の文言、申請された書類の種類、枚数、住民
が書類を受け取るまでの有効期限、発行手数料に係る課
金情報等の情報が含まれる。さらに受付情報には、後述
する配信情報と同様に、その情報の内容に係る属性を示
す内容属性値をも含まれる。
【0036】受付情報記憶手段5は、前記生成された受
付情報を記憶するものである。なお、住民が書類の発行
を申請する旨を市役所に伝える手段としては、インター
ネットNETに接続された情報処理装置を利用する手段
以外に、電話やファクシミリ等の手段を利用してもよ
く、その場合は、市役所のオペレータ等が市役所に設置
されサーバSに接続されたコンピュータを利用して受付
情報を生成し、サーバSに記憶させることになる。
【0037】情報出力手段6は、前記受付情報記憶手段
5で記憶した受付情報と、その受付情報に係る書類の発
行を申請した前記住民基本台帳データベースDB1に格
納されている当該住民の住民基本台帳データに含まれる
受信端末ID番号に基づいて、受付情報をそのID番号
に該当する受信端末Qへ送信するために、前記専用線を
介してページャ送信所におけるページャ送信機Tの通信
制御装置に送信するべく出力するものである。なお、こ
の情報出力手段6は、後述する配信情報管理手段10で
管理される配信情報を、その配信情報を受けるべき住民
の受信端末Qへ配信するために、前記専用線を介してペ
ージャ送信機Tの通信制御装置に送信するべく出力する
機能も担っている。ここで、送信される受付情報及び配
信情報は、受信端末Qのディスプレイ205に表示され
る文字に係る文字データから主として構成され、受信端
末Qの動作を制御するための文字データを含む場合もあ
る。
【0038】発行要求情報受信手段7は、前記受付情報
を格納した住基カードCを当該住民が発行所へ持参した
場合、その発行所端末Pで住基カードCから読み取った
受付情報に基づいて当該発行所端末Pから送信された書
類の発行要求情報をインターネットNETを通じて受信
するものである。
【0039】照合手段8は、前記受信した発行要求情報
を、前記受付情報記憶手段5で記憶している受付情報と
照合するものである。そして、それらが同一の発行申請
情報に基づいている場合には申請された書類の発行を許
可する旨及び当該書類に記載される事項を含む許可情報
を生成する。また、この照合手段8では、発行所端末P
とサーバSとの間で本人確認ができない場合や発行期限
が既に経過している場合には、許可情報を生成せずにそ
の旨の情報を発行所端末Pへ返信する。
【0040】許可情報送信手段9は、前記生成された許
可情報を、発行所データベースDB2を参照して発行要
求情報を送信してきた発行所端末PへインターネットN
ETを通じて送信するものである。
【0041】課金処理手段10は、発行所において所定
の書類を住民に発行した際に、当該発行所が書類の発行
手数料を徴収した場合、発行所端末Pにおける料金徴収
処理手段27から料金徴収の旨を示す課金情報を受信し
て、所定の処理方法により当該料金を市の歳入へ繰り入
れる処理を行うものである。なお、発行所端末Pから料
金徴収に関する情報を受信するのは、一回の書類の発行
ごとに行ってもよいし、日、週又は月一回ごとにまとめ
て行うなど、適宜に設定することができる。
【0042】また、情報配信システムにおいて用いられ
る配信情報管理手段0は、電子化された市の公報等の配
信情報を、配信を受けるべき住民の受信端末ID番号に
関連付けて記憶するものである。ここで、例えば配信情
報が市内の所定地域ごとに異なる場合には、該当する地
域の住民の受信端末Qにのみ配信するように、その該当
する受信端末ID番号と関連付けられている。また、配
信情報は、その内容の種別ごとに設定された所定の内容
属性値を含んでいる。
【0043】一方、受信端末Qにおいて、画像データ蓄
積手段11は、前記受付情報又は前記配信情報の内容属
性値ごとに対応してディスプレイ205に表示する画像
データを予め蓄積するものである。本実施形態では後述
するように、ディスプレイ205に受付情報及び4種類
の配信情報に対応する画面とメイン画面とを表示するた
めに、合計6種類の画面に対応する画像データを蓄積し
ている。この画像データは、CFカードの記録内容を更
新することで変更が可能である。具体的に本システムで
は、メイン画面、市からの連絡、自治体からの連絡、天
気予報、各種証明書、休日診療医院画面の6種類の画面
に対応する画像データが蓄積されているが、各画面にお
いて受付情報又は配信情報に含まれる文字データを表示
するための文字表示欄(文字データ表示領域)は、デフ
ォルトでは空欄になっている。なお、画像データには、
対応する画像に予め「画像」として処理されている文字
も含まれる。
【0044】情報受信手段12は、ページャ送信機Tか
ら送信された受付情報又は配信情報を、アンテナ202
を通じてページャ受信部203で受信するものである。
情報蓄積手段13は、前記受信した受付情報又は配信情
報をCFカードのメモリにて蓄積するものである。な
お、同一の内容属性値を含む配信情報を受信した場合
は、既に蓄積されている配信情報を新たに受信した配信
情報で上書きするようにすることができる。すなわち、
これら情報受信手段12及び情報蓄積手段13は、受付
情報を受信する機能及び蓄積する機能をそれぞれ担って
いる。
【0045】表示手段14は、受信し蓄積した受付情報
又は配信情報に含まれる文字データに対応する文字と、
当該受付情報又は配信情報の内容属性値と同一の画像デ
ータに対応する画像とを、ディスプレイ205に表示す
る。その際、当該文字は、画像の前記文字表示欄に挿入
した状態で表示されるようにしている。すなわちこの表
示手段14は、受付情報をディスプレイ205に表示す
る役割も担っている。
【0046】表示データ切替手段15は、切替ボタンQ
b〜Qfを押すことによって、ディスプレイ205に表
示すべき画像及び文字を切り替える機能を有している。
【0047】受信通知手段16は、受付情報を受信した
場合に、その受付情報に基づいて、受信端末Qのメイン
画面の一部に、市役所が発行申請情報を受け付けた旨を
住民に通知する受付通知用の文字を表示するものであ
る。また、受信通知手段16には、配信情報をページャ
の電波を介して受信した際に、当該配信情報が情報提供
者からの「緊急連絡事項」に対応する内容属性値を含ん
でいる場合、ブザー207を強制起動して所定の警告音
を発するような機能も付与している。また、その配信情
報をディスプレイ205に優先的に表示するように画面
を強制的に切り替える機能を付与することもできる。さ
らにこの受信通知手段16は、受信した配信情報のうち
未読のものがある場合に、後述するメイン画面に表示さ
れる配信情報の種別の表記を太文字或いは既読のものと
は異なる色で表示して、配信情報を受信した旨を通知す
る機能を有するものとすることもできる。
【0048】受付情報格納手段17は、受信した受付情
報を、住基カードCのICメモリに書き込んで格納する
ものである。
【0049】また、発行所端末Pにおいて、読み取り手
段21は、受付情報を格納した住基カードCを住民が発
行所に持参した場合、ICカード読み書き装置Paにて
住基カードCの記録内容のうち、受付情報と当該住民の
個人情報のうち必要なもの(例えばカード番号)とを読
み取るものである。
【0050】発行要求情報送信手段22は、その読み取
った受付情報及びカード番号等に基づく所定の書類の発
行を要求する発行要求情報を、インターネットNETを
通じてサーバSへ送信するものである。
【0051】許可情報受信手段23は、サーバSにおい
て送信された許可情報を、インターネットNETを通じ
て受信するものである。
【0052】書類出力手段24は、受信した許可情報に
基づいて、当該住民が発行を申請した書類を出力するも
のである。具体的にはその書類を必要枚数分、前記プリ
ンタPbから印刷する。
【0053】受付情報消去手段25は、所定の書類の出
力が終了した場合、ICカード読み書き装置Paを通じ
て住基カードCに格納されている受付情報を消去するも
のである。これにより、同一の受付情報に基づいて当該
住民が二重にその書類を受け取ることを防止することが
できる。
【0054】料金徴収処理手段26は、ICカード読み
書き装置Paで読み取った受付情報に含まれる課金情報
に基づく発行手数料を発行所において受け取った場合、
その旨の情報を記録したり、サーバSの課金処理手段1
0へ送信するものである。
【0055】次に、本実施形態に係る情報配信システム
の利用方法について説明する。なお、以下の説明では、
住民が市役所に対して課税証明書の発行を要求している
ものとし、その要求の際にはインターネットNETに接
続されたパソコンZを利用しているものとする。以下
に、本システムの具体的な利用方法の一例を、サーバ
S、受信端末Q、及び発行所端末Pの動作を示すフロー
チャート及び受信端末Qのディスプレイに表示される画
面を参照して説明する。
【0056】まず、住民がパソコンZを用いてインター
ネットNETを通じてサーバSにアクセスすると、サー
バSはそのアクセスを受け付ける(図6、スタート)。
そしてサーバSは、一般的なパソコンZのブラウザソフ
ト上の画面で表示及び編集可能な証明書類発行申請用の
入力用画面を送信する(ステップS1)。住民がパソコ
ンPのブラウザ画面上における所定の入力欄(図示省
略)に、申請する書類の種別(本例では「課税証明
書」)と必要枚数(例えば1枚)、氏名、及び自己の住
基カードCのカード番号を入力して送信操作を行うと、
その情報をサーバSでは発行申請情報として受信する
(ステップS2)。サーバSは、その発行申請情報に含
まれるカード番号に基づいて住民基本台帳データベース
DB1を検索し、当該カード番号に対応する住民の受信
端末ID番号を抽出する(ステップS3)。更に、発行
申請情報に基づいて受付情報を生成する(ステップS
4)とともに、その受付情報を記憶する(ステップS
5)。そしてサーバSは、受付情報を、前記ステップS
3において抽出した受信端末ID番号に基づいて、当該
番号を有する受信端末Qへ送信するべく専用回線を通じ
てページャ送信機Tの通信制御装置へ(ステップS
6)。ページャ送信機Tの通信制御装置では、受信した
配信情報をページャの電波を通じて発信する。ここで、
課税証明書の発行を申請した住民が、当該住基カードC
を有する本人であれば、その本人の受信端末Qに受付情
報が間違いなく送信される。このことにより、第1段階
の本人認証が行われる。
【0057】一方、電源がONになっている受信端末Q
は、図9に示すようなメイン画面D1をディスプレイ2
05に表示している(図7、ステップS11)。本実施
形態において、メイン画面D1には、その日の年月日及
び時刻を最上段に表示しており、その下に、前記内容属
性値に基づく配信情報の種別の表記として、「市からの
連絡」、「自治体からの連絡」、「天気予報」、「各種
証明書類」、「休日診療医院」という表示をしており、
各表記の横(図示例では右側)に、表示替えのための切
替ボタンQb〜Qfが配置されるようにしている。ま
た、前記年月日及び時刻の表示は、受信端末Qに時計機
能を持たせて独自に表示するようにしておいてもよい
が、本実施形態では例えばサーバSから配信情報の一種
として標準時(日本標準時)に対応する情報を一日数回
程度、各受信端末Qに配信することによって時刻補正を
行い、ディスプレイ205に表示させるようにしてい
る。
【0058】さらに、受信端末Qは、受付情報をページ
ャの電波を通じて受信し(ステップS12)、蓄積する
(ステップS13)。この場合、受信端末Qは、受付情
報に基づいて、メイン画面D1の時刻表示部分の近傍で
ある上端部に、図9に示すように、受付通知用の文字と
して「証明書発行を受け付けました」という表示を行う
(ステップS14)。また、未読の受付情報や配信情報
がある場合に前記メイン画面の表記を太文字にしたり色
変更したりする機能を受信通知手段16が有している場
合には、前記表記を太文字或いは異なる色で表示するよ
うにしてもよい。そこで、当該住民が、メイン画面D1
における「各種証明書」の表記に対応するボタンQfを
押すと、受信端末Qは、メイン画面D1から画面表示を
切り替えて、図10に示すような「証明書申請受付のお
知らせ」画面D2を表示する(ステップS15)。この
画面D2では、前記受付情報に基づいて、受付日時、証
明書種別、特記事項、有効期限、発行期限などの内容が
文字で表示される。但し同画面D2において、受付情報
の具体的内容以外の部分は、受信端末Qにおいて画像デ
ータとして蓄積しておくことができるし、全ての文字が
受付情報に含まれているようにすることもできる。また
受信端末Qでは、ICカードスロットインタフェース2
06に装着された住基カードCのICメモリに、受付情
報を記載して格納する(ステップS16)。
【0059】そして、当該住民が課税証明書を受け取る
ために発行所へ前記住基カードCを持参した際には、ま
ず、発行所端末PのICカード読み書き装置Paにて住
基カードCの記録内容を読み取る(図8(a)、ステッ
プS21)。さらに発行所端末Pは、その読み取った記
録内容に基づいて、発行要求情報をサーバSへ送信する
(ステップS22)。
【0060】サーバSは、この発行要求情報を受信する
と(図8(b)、ステップS31)、当該発行要求情報
と受付情報とを照合し(ステップS32)、それらが同
一の発行申請情報に基づくものである場合(ステップS
33;Y)、さらに発行要求情報の受信が有効期限内で
ある場合(ステップS34;Y)に、許可情報を送信す
る(ステップS35)。なお、発行供給情報と受付情報
とが同一の発行申請情報に基づくものでない場合(ステ
ップS33;N)、及び、有効期限内でない場合(ステ
ップS34;N)には、課税証明書の発行は不可とな
る。このようにして、第2段階の本人証明が行われる。
【0061】一方、発行所端末Pが許可情報を受信する
と(図8(c)、ステップS41)、その許可情報をプ
リンタPbへ出力し、専用用紙等に当該住民が申請した
課税証明書を申請枚数分印刷することで(ステップS4
2)、課税証明書の発行が完了する。なお、発行所にお
いて、課税証明書を受け取った住民から発行所が所定の
手数料を受け取ると、発行所端末Pの料金徴収処理手段
26とサーバSにおける課金処理手段10とが稼働し
て、手数料の納付手続が完了する。
【0062】また、本実施形態において本人認証システ
ムに含まれる情報配信システムでは、サーバSからペー
ジャの電波を通じて所定の受信端末に所定の配信情報が
随時配信されている。例えば受信端末Qが、休日診療医
院に関する配信情報を受け取った場合、例えば図9に示
すメイン画面D1が表示されている状態で住民が切替ボ
タンQfを押すと、図11に示すような「休日診療医
院」画面D3が表示される。この画面D3では、画像部
分は予め配信情報の内容属性値ごとに受信端末Qに蓄積
されており、その画面内の文字表示領域に、受信した配
信情報に含まれる文字データ(内容及び内容属性値を含
む)に基づく文字が表示される。配信情報に基づいてメ
イン画面D1から切替可能な他の画面についても同様で
ある。
【0063】また、配信情報が、例えば市からの避難勧
告等の緊急情報である場合、配信情報にはそのことを示
す内容属性情報が文字データの一部として含まれてい
る。そして、メイン画面D1を表示している受信端末Q
がこの緊急情報である配信情報を受信すると、受信端末
Qはその配信情報を蓄積するとともに、受信した配信情
報に含まれる緊急情報であることを示す内容属性値を自
動的に識別し、ブザー207を起動させて警告音を発生
させる。この場合、メイン画面D1において、「市から
の連絡」の表記に対応する切替ボタンQeが押される
と、図12に示すような緊急連絡画面D4を表示するよ
うにしてもよいし、警告音を発するとともにこの配信情
報を優先的に画面表示するために、強制的に画面表示を
切り替えて、当該配信情報に対応する緊急連絡画面D4
をディスプレイ205に表示するようにしてもよい。ま
た、避難時には停電になったり、この受信端末Qを持っ
て外へ避難する必要があるため、電池等の非常用電源に
よって受信端末Qを作動させるようにするとよい。
【0064】本実施形態の本人認証システムは、上述し
たとおりであるが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。例えば、受信端末がページャの電波を双方向に送
受信可能なものである場合には、受信端末から書類の申
請希望情報をサーバへ送信してもよい。さらに、書類の
申請が電話やファクシミリを用いてなされる場合、オペ
レータが申請希望の内容をサーバに入力してもよいが、
電話やファクシミリを通じて音声処理又は画像処理によ
り申請希望情報を自動的に受信できるようにすることが
できる。また、このシステムを応用することで、従来は
ハガキによる本人認証を行っていたパスポート発行時に
おける確実性の高い本人認証システム、市役所等からの
住民票や印鑑証明書等の証明書類の発行時における本人
認証システム等を構築することができる。また、その他
にも、選挙の投票所入場券の配布にも適用することも可
能である。すなわち、投票所入場券は、これまで各自治
体が各家庭にハガキで入場券を配布していたが、本発明
を適用することにより入場券に係る情報を選挙人各人の
住基カードに基づいて配信し、選挙人本人が自分の住基
カードを持って投票所へ赴き、選挙人名簿のデータベー
スと接続され当該投票所に設置されたカードリーダで本
人確認を行うようにするとよい。さらに、住基カード以
外に、病院の診察カードをICカード化することで、診
断書発行時の本人認証システムとしたり、クレジットカ
ード等をICカード化することで、コンサートチケット
や飛行機の搭乗券の発行時における本人認証システムと
するなど、本発明を種々の本人認証システムに適用する
ことができる。
【0065】その他、各部の具体的構成についても上記
実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で種々変形が可能である。
【0066】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明の本人認
証システムによれば、書類の発行に際して当該書類の申
請者本人を確認するに際して、極めて容易な方法で確実
に認証を行うことができ、安全で簡便なシステムを構築
することが可能である。特に、申請を受け付けた旨を申
請者に通知するに際して、ページャインフラを適用する
ことで、通知の確実性を極めて高いものとすることがで
き、通知もれを解消するとともに、通信の安全性も向上
することができる。また、書類の発行をコンビニエンス
ストアや郵便局の窓口等でも行い得るようにしておく
と、書類の受給者は全国どこででも申請した書類を受け
取ることができる極めて有用で簡便な書類発行のシステ
ムとすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る本人認証システムを
示す概観図。
【図2】同実施形態におけるサーバの概略的な内部機器
構成図。
【図3】同受信端末における概略的な内部機器構成図。
【図4】同システム全体の機能構成説明図。
【図5】同サーバにおいて管理される住民基本台帳デー
タの一例を示す説明図。
【図6】同サーバの概略的な動作手順の一例を示すフロ
ーチャート。
【図7】同受信端末の概略的な動作手順の一例を示すフ
ローチャート。
【図8】同サーバ及び発行所端末の動作手順の一例を示
すフローチャート。
【図9】同受信端末に表示される画面の一例を示す図。
【図10】同受信端末に表示される画面の一例を示す
図。
【図11】同受信端末に表示される画面の一例を示す
図。
【図12】同受信端末に表示される画面の一例を示す
図。
【符号の説明】
1…申請者情報管理手段(住民情報管理手段) 2…発行所情報管理手段 3…発行申請情報受信手段 4…受付情報生成手段 5…受付情報記憶手段 6…受付情報出力手段(情報出力手段) 7…発行要求情報受信手段 8…照合手段 9…許可情報送信手段 11…画像データ蓄積手段 12…受付情報受信手段(情報受信手段) 13…受付情報蓄積手段(情報蓄積手段) 14…表示手段 15…表示データ切替手段 16…受信通知手段 21…読み取り手段 22…発行要求情報送信手段 23…許可情報受信手段 24…書類出力手段 25…受付情報消去手段 26…料金徴収処理手段 P…発行所端末 S…発行者側情報処理装置(サーバ) Q…受信端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/16 H04B 7/26 109S 7/38 103L (72)発明者 長谷 良裕 東京都小金井市貫井北町4−2−1 独立 行政法人通信総合研究所内 (72)発明者 石原 弘 東京都豊島区東池袋三丁目1番3号 サン シャインシティ ワールドインポートマー トビル7階 株式会社マジックメール内 (72)発明者 江口 邦治 東京都豊島区東池袋三丁目1番3号 サン シャインシティ ワールドインポートマー トビル7階 株式会社マジックメール内 (72)発明者 大橋 教生 東京都豊島区東池袋三丁目1番3号 サン シャインシティ ワールドインポートマー トビル7階 株式会社マジックメール内 Fターム(参考) 5B058 CA01 KA02 KA04 KA08 KA31 YA20 5B085 AE12 BA06 BG02 5J104 AA07 KA01 KA06 PA03 5K067 BB21 DD17 DD53 EE02 EE10 FF23 HH23 HH24

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】書類申請者が申請する所定の書類を発行す
    る発行者が、その発行者が発行した前記書類申請者の個
    人情報を格納した固有のカード型記憶媒体を所有する書
    類申請者に対し所定の発行所において前記書類を発行す
    るに際して用いられ、前記発行者側が使用する発行者側
    情報処理装置と、前記カード型記憶媒体への読み書き機
    能及びディスプレイを備え前記発行者側情報処理装置か
    らページャの電波を介して情報を受信する当該書類申請
    者が使用する受信端末と、前記発行所において使用され
    前記カード型記憶媒体に格納された情報を読み取り可能
    かつ前記発行者側情報処理装置と双方向通信可能な発行
    所端末とを利用する本人認証システムであって、 発行者側情報処理装置が、前記カード型記憶媒体に格納
    された各書類申請者の個人情報と当該書類申請者の受信
    端末に固有の受信端末識別子とを含む申請者情報を管理
    する申請者情報管理手段と、各発行所端末の識別情報を
    含む発行所情報を管理する発行所情報管理手段と、各書
    類申請者から受け付けた所定の書類の発行を申請する旨
    の発行申請情報に基づいて生成された当該発行申請情報
    を受け付けた旨の文字データを含む受付情報を当該書類
    申請者の申請者情報に関連付けて記憶する受付情報記憶
    手段と、その記憶した受付情報を対応する受信端末識別
    子に該当する受信端末へページャの電波を介して配信す
    るために出力する受付情報出力手段と、前記発行所端末
    から所定の書類の発行要求情報を受信する発行要求情報
    受信手段と、その受信した発行要求情報と前記受付情報
    記憶手段で記憶した受付情報とを照合する照合手段と、
    照合手段においてそれら発行要求情報と受付情報とが同
    一の発行申請情報に基づくものである場合に前記書類の
    発行を許可する旨の許可情報を当該発行所端末識別情報
    に対応する発行所端末に送信する許可情報送信手段とを
    具備し、 各受信端末が、ページャの電波を介して前記受付情報を
    受信する受付情報受信手段と、その受信した受付情報を
    蓄積する受付情報蓄積手段と、その蓄積した受付情報に
    含まれる文字データに基づく文字をディスプレイに表示
    する受付情報表示手段と、当該受付情報を前記カード型
    記憶媒体に格納する受付情報格納手段とを具備し、 発行所端末が、前記カード型記憶媒体に格納された受付
    情報及び個人情報を読み取る読み取り手段と、その読み
    取った受付情報及び個人情報に基づく前記発行要求情報
    を前記発行者側情報処理装置に送信する発行要求情報送
    信手段と、前記発行者側情報処理装置から前記許可情報
    を受信する許可情報受信手段と、その受信した許可情報
    に基づいて前記書類を出力する書類出力手段とを具備す
    ることを特徴とする本人認証システム。
  2. 【請求項2】発行者側情報処理装置が、受け付けた前記
    発行申請情報に基づく文字データを含む受付情報を生成
    する受付情報生成手段をさらに具備し、受付情報記憶手
    段が、前記受付情報生成手段で生成された受付情報を記
    憶するものである請求項1記載の本人認証システム。
  3. 【請求項3】発行者側情報処理装置が、当該発行者側情
    報処理装置と双方向通信可能に接続された書類申請者が
    使用する申請者端末から送信された発行申請情報を受信
    する発行申請情報受信手段をさらに具備し、前記受付情
    報生成手段が、前記発行申請情報受信手段で受信した発
    行申請情報に基づいて受付情報を生成するものである請
    求項2記載の本人認証システム。
  4. 【請求項4】前記申請者端末が、各書類申請者が使用す
    る前記受信端末である請求項3記載の本人認証システ
    ム。
  5. 【請求項5】前記受付情報に、当該書類を発行するのに
    要する手数料に関する課金情報を含み、前記発行所端末
    が、前記課金情報に基づいて書類申請者から徴収した手
    数料の取り扱いに係る処理を行う料金徴収処理手段をさ
    らに具備している請求項1、2、3又は4記載の本人認
    証システム。
  6. 【請求項6】前記カード型記録媒体が、ICカードであ
    る請求項1、2、3、4又は5記載の本人認証システ
    ム。
  7. 【請求項7】前記発行者が公共団体又は行政団体であ
    り、前記書類が当該発行者が書類申請者に発行する証明
    書類である請求項1、2、3、4、5又は6記載の本人
    認証システム。
  8. 【請求項8】書類申請者が申請する所定の書類を発行す
    る発行者が、その発行者が発行した前記書類申請者の個
    人情報を格納した固有のカード型記憶媒体を所有する書
    類申請者に対し所定の発行所において前記書類を発行す
    るに際して用いられ、前記発行者側が使用する発行者側
    情報処理装置と、前記カード型記憶媒体への読み書き機
    能及びディスプレイを備え前記発行者側情報処理装置か
    らページャの電波を介して情報を受信する当該書類申請
    者が使用する受信端末と、前記発行所において使用され
    前記カード型記憶媒体に格納された情報を読み取り可能
    かつ前記発行者側情報処理装置と双方向通信可能な発行
    所端末とを利用する本人認証システムを構成する前記発
    行者側情報処理装置であって、 前記カード型記憶媒体に格納された各書類申請者の個人
    情報と当該書類申請者の受信端末に固有の受信端末識別
    子とを含む申請者情報を管理する申請者情報管理手段
    と、各発行所端末の識別情報を含む発行所情報を管理す
    る発行所情報管理手段と、各書類申請者から受け付けた
    所定の書類の発行を申請する旨の発行申請情報に基づい
    て生成された当該発行申請情報を受け付けた旨の文字デ
    ータを含む受付情報を当該書類申請者の申請者情報に関
    連付けて記憶する受付情報記憶手段と、その記憶した受
    付情報を対応する受信端末識別子に該当する受信端末へ
    ページャの電波を介して配信するために出力する受付情
    報出力手段と、その出力した受付情報に基づき前記受信
    端末においてカード型記憶媒体に格納された受付情報及
    び前記個人情報を読み取った前記発行所端末から当該受
    付情報及び個人情報に基づく所定の書類の発行要求情報
    を受信する発行要求情報受信手段と、その受信した発行
    要求情報と前記受付情報記憶手段で記憶した受付情報と
    を照合する照合手段と、照合手段においてそれら発行要
    求情報と受付情報とが同一の発行申請情報に基づくもの
    である場合に前記書類の発行を許可する旨の許可情報を
    当該発行所端末識別情報に対応する発行所端末に送信す
    る許可情報送信手段とを具備していることを特徴とする
    発行者側情報処理装置。
  9. 【請求項9】受け付けた前記発行申請情報に基づく文字
    データを含む受付情報を生成する受付情報生成手段をさ
    らに具備し、受付情報記憶手段が、前記受付情報生成手
    段で生成された受付情報を記憶するものである請求項8
    記載の発行者側情報処理装置。
  10. 【請求項10】当該発行者側情報処理装置と双方向通信
    可能に接続された書類申請者が使用する申請者端末から
    送信された発行申請情報を受信する発行申請情報受信手
    段をさらに具備し、前記受付情報生成手段が、前記発行
    申請情報受信手段で受信した発行申請情報に基づいて受
    付情報を生成するものである請求項9記載の発行者側情
    報処理装置。
  11. 【請求項11】書類申請者が申請する所定の書類を発行
    する発行者が、その発行者が発行した前記書類申請者の
    個人情報を格納した固有のカード型記憶媒体を所有する
    書類申請者に対し所定の発行所において前記書類を発行
    するに際して用いられ、前記発行者側が使用する発行者
    側情報処理装置と、前記カード型記憶媒体への読み書き
    機能及びディスプレイを備え前記発行者側情報処理装置
    からページャの電波を介して情報を受信する当該書類申
    請者が使用する受信端末と、前記発行所において使用さ
    れ前記カード型記憶媒体に格納された情報を読み取り可
    能かつ前記発行者側情報処理装置と双方向通信可能な発
    行所端末とを利用する本人認証システムを構成する前記
    受信端末であって、 ページャの電波を介して前記受付情報を受信する受付情
    報受信手段と、その受信した受付情報を蓄積する受付情
    報蓄積手段と、その蓄積した受付情報に含まれる文字デ
    ータに基づく文字をディスプレイに表示する受付情報表
    示手段と、当該受付情報を前記カード型記憶媒体に格納
    する受付情報格納手段とを具備していることを特徴とす
    る受信端末。
  12. 【請求項12】カード型記憶媒体がICカードである場
    合、当該ICカードを着脱可能に装着し得るカード用イ
    ンタフェースを備え、前記受付情報格納手段が、カード
    用インタフェースに装着されたICカードに受付情報を
    記録し格納するものである請求項11記載の受信端末。
  13. 【請求項13】文字データに対応する文字を表示するた
    めの文字表示領域がそれぞれ設定された所定の複数の画
    像に対応する画像データを蓄積する画像データ蓄積手段
    を更に具備し、前記表示手段が、前記受付情報蓄積手段
    で蓄積した受付情報に含まれる文字データをディスプレ
    イに表示した前記画像データ蓄積手段で蓄積した所定の
    画像データに基づく画像と共に当該画像における文字情
    報表示領域に表示するものである請求項11又は12記
    載の受信端末。
  14. 【請求項14】ディスプレイを設けていない面にマグネ
    ットを設けている請求項11、12又は13記載の受信
    端末。
  15. 【請求項15】書類申請者が申請する所定の書類を発行
    する発行者が、その発行者が発行した前記書類申請者の
    個人情報を格納した固有のカード型記憶媒体を所有する
    書類申請者に対し所定の発行所において前記書類を発行
    するに際して用いられ、前記発行者側が使用する発行者
    側情報処理装置と、前記カード型記憶媒体への読み書き
    機能及びディスプレイを備え前記発行者側情報処理装置
    からページャの電波を介して情報を受信する当該書類申
    請者が使用する受信端末と、前記発行所において使用さ
    れ前記カード型記憶媒体に格納された情報を読み取り可
    能かつ前記発行者側情報処理装置と双方向通信可能な発
    行所端末とを利用する本人認証システムを構成する前記
    発行所端末であって、 書類申請者による所定の書類の発行申請情報に基づいて
    生成され前記発行者側情報処理装置からページャの電波
    を介して送信されて前記受信端末において前記カード型
    記憶媒体に格納された受付情報と前記個人情報とを読み
    取る読み取り手段と、その読み取った受付情報及び個人
    情報に基づく発行要求情報を前記発行者側情報処理装置
    に送信する発行要求情報送信手段と、その発行要求情報
    と受付情報とが同一の発行申請情報に基づくものである
    場合に前記発行者側情報処理装置から前記書類の発行を
    許可する旨の許可情報を許可情報を受信する許可情報受
    信手段と、その受信した許可情報に基づいて前記書類を
    出力する書類出力手段とを具備することを特徴とする発
    行所端末。
  16. 【請求項16】前記書類出力手段が、当該書類の印刷機
    能を有するものである請求項15記載の発行所端末。
  17. 【請求項17】前記書類出力手段によって所定の書類が
    発行された場合に、カード型記憶媒体から格納されてい
    る受付情報を消去する受付情報消去手段をさらに具備し
    ている請求項15又は16記載の発行所端末。
  18. 【請求項18】書類申請者が申請する所定の書類を発行
    する発行者が、その発行者が発行した前記書類申請者の
    個人情報を格納した固有の記憶媒体を所有する書類申請
    者に対し所定の発行所において前記書類を発行するに際
    して用いられ、前記発行者側が使用する発行者側情報処
    理装置と、前記記憶媒体への読み書き機能及びディスプ
    レイを備え前記発行者側情報処理装置からページャの電
    波を介して情報を受信する当該書類申請者が使用する受
    信端末と、前記発行所において使用され前記記憶媒体に
    格納された情報を読み取り可能かつ前記発行者側情報処
    理装置と双方向通信可能な発行所端末とを利用する本人
    認証システムであって、 発行者側情報処理装置が、前記記憶媒体に格納された各
    書類申請者の個人情報と当該書類申請者の受信端末に固
    有の受信端末識別子とを含む申請者情報を管理する申請
    者情報管理手段と、各発行所端末の識別情報を含む発行
    所情報を管理する発行所情報管理手段と、各書類申請者
    から受け付けた所定の書類の発行を申請する旨の発行申
    請情報に基づいて生成された当該発行申請情報を受け付
    けた旨の文字データを含む受付情報を当該書類申請者の
    申請者情報に関連付けて記憶する受付情報記憶手段と、
    その記憶した受付情報を対応する受信端末識別子に該当
    する受信端末へページャの電波を介して配信するために
    出力する受付情報出力手段と、前記発行所端末から所定
    の書類の発行要求情報を受信する発行要求情報受信手段
    と、その受信した発行要求情報と前記受付情報記憶手段
    で記憶した受付情報とを照合する照合手段と、照合手段
    においてそれら発行要求情報と受付情報とが同一の発行
    申請情報に基づくものである場合に前記書類の発行を許
    可する旨の許可情報を当該発行所端末識別情報に対応す
    る発行所端末に送信する許可情報送信手段とを具備し、 各受信端末が、ページャの電波を介して前記受付情報を
    受信する受付情報受信手段と、その受信した受付情報を
    蓄積する受付情報蓄積手段と、その蓄積した受付情報に
    含まれる文字データに基づく文字をディスプレイに表示
    する受付情報表示手段と、当該受付情報を前記記憶媒体
    に格納する受付情報格納手段とを具備し、 発行所端末が、前記記憶媒体に格納された受付情報及び
    個人情報を読み取る読み取り手段と、その読み取った受
    付情報及び個人情報に基づく前記発行要求情報を前記発
    行者側情報処理装置に送信する発行要求情報送信手段
    と、前記発行者側情報処理装置から前記許可情報を受信
    する許可情報受信手段と、その受信した許可情報に基づ
    いて前記書類を出力する書類出力手段とを具備すること
    を特徴とする本人認証システム。
  19. 【請求項19】書類申請者が申請する所定の書類を発行
    する発行者が、その発行者が発行した前記書類申請者の
    個人情報を格納した固有の記憶媒体を所有する書類申請
    者に対し所定の発行所において前記書類を発行するに際
    して用いられ、前記発行者側が使用する発行者側情報処
    理装置と、前記記憶媒体への読み書き機能及びディスプ
    レイを備え前記発行者側情報処理装置から情報を受信す
    る当該書類申請者が使用する受信端末と、前記発行所に
    おいて使用され前記記憶媒体に格納された情報を読み取
    り可能かつ前記発行者側情報処理装置と双方向通信可能
    な発行所端末とを利用する本人認証システムであって、 発行者側情報処理装置が、前記記憶媒体に格納された各
    書類申請者の個人情報と当該書類申請者の受信端末に固
    有の受信端末識別子とを含む申請者情報を管理する申請
    者情報管理手段と、各発行所端末の識別情報を含む発行
    所情報を管理する発行所情報管理手段と、各書類申請者
    から受け付けた所定の書類の発行を申請する旨の発行申
    請情報に基づいて生成された当該発行申請情報を受け付
    けた旨の文字データを含む受付情報を当該書類申請者の
    申請者情報に関連付けて記憶する受付情報記憶手段と、
    その記憶した受付情報を対応する受信端末識別子に該当
    する受信端末へ配信するために出力する受付情報出力手
    段と、前記発行所端末から所定の書類の発行要求情報を
    受信する発行要求情報受信手段と、その受信した発行要
    求情報と前記受付情報記憶手段で記憶した受付情報とを
    照合する照合手段と、照合手段においてそれら発行要求
    情報と受付情報とが同一の発行申請情報に基づくもので
    ある場合に前記書類の発行を許可する旨の許可情報を当
    該発行所端末識別情報に対応する発行所端末に送信する
    許可情報送信手段とを具備し、 各受信端末が、前記受付情報を受信する受付情報受信手
    段と、その受信した受付情報を蓄積する受付情報蓄積手
    段と、その蓄積した受付情報に含まれる文字データに基
    づく文字をディスプレイに表示する受付情報表示手段
    と、当該受付情報を前記記憶媒体に格納する受付情報格
    納手段とを具備し、 発行所端末が、前記記憶媒体に格納された受付情報及び
    個人情報を読み取る読み取り手段と、その読み取った受
    付情報及び個人情報に基づく前記発行要求情報を前記発
    行者側情報処理装置に送信する発行要求情報送信手段
    と、前記発行者側情報処理装置から前記許可情報を受信
    する許可情報受信手段と、その受信した許可情報に基づ
    いて前記書類を出力する書類出力手段とを具備すること
    を特徴とする本人認証システム。
  20. 【請求項20】書類申請者が申請する所定の書類を発行
    する発行者が、その発行者が発行した前記書類申請者の
    個人情報を格納した固有の記憶媒体を所有する書類申請
    者に対し所定の発行所において前記書類を発行するに際
    して用いられ、前記発行者側が使用する発行者側情報処
    理装置と、前記記憶媒体への読み書き機能及びディスプ
    レイを備え前記発行者側情報処理装置から情報を受信す
    る当該書類申請者が使用する受信端末と、前記発行所に
    おいて使用され前記記憶媒体に格納された情報を読み取
    り可能かつ前記発行者側情報処理装置と双方向通信可能
    な発行所端末とを利用する本人認証システムであって、 発行者側情報処理装置が、前記記憶媒体に格納された各
    書類申請者の個人情報と当該書類申請者の受信端末に固
    有の受信端末識別子とを含む申請者情報を管理する申請
    者情報管理手段と、各発行所端末の識別情報を含む発行
    所情報を管理する発行所情報管理手段と、各書類申請者
    から受け付けた所定の書類の発行を申請する旨の発行申
    請情報に基づいて生成された当該発行申請情報を受け付
    けた旨の文字データを含む受付情報をそれに対応する受
    信端末識別子に該当する受信端末へ配信するために出力
    する受付情報出力手段と、前記発行所端末から受信した
    所定の書類の発行要求情報と前記受付情報とを照合しそ
    れら発行要求情報と受付情報とが同一の発行申請情報に
    基づくものである場合に前記書類の発行を許可する旨の
    許可情報を当該発行所端末識別情報に対応する発行所端
    末に送信する許可情報送信手段とを具備し、 受信端末が、前記受付情報を受信する受付情報受信手段
    と、その受信した受付情報に含まれる文字データに基づ
    く文字をディスプレイに表示する受付情報表示手段と、
    当該受付情報を前記記憶媒体に格納する受付情報格納手
    段とを具備し、 発行所端末が、前記記憶媒体に格納された受付情報及び
    個人情報を読み取る読み取り手段と、その読み取った受
    付情報及び個人情報に基づく前記発行要求情報を前記発
    行者側情報処理装置に送信する発行要求情報送信手段
    と、前記発行者側情報処理装置から受信した前記許可情
    報に基づいて前記書類を出力する書類出力手段とを具備
    することを特徴とする本人認証システム。
JP2002023171A 2002-01-31 2002-01-31 本人認証システム Pending JP2003223533A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005115923A (ja) * 2003-09-18 2005-04-28 Ricoh Co Ltd 情報提供システム
JP2005333597A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Toshiba Corp 電子情報保証システム、業務端末
JP2021016957A (ja) * 2019-07-18 2021-02-15 独立行政法人 国立印刷局 証明書の作成方法及びそのシステム

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