JPH0876394A - 電子写真用感光体 - Google Patents

電子写真用感光体

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JPH0876394A
JPH0876394A JP3650595A JP3650595A JPH0876394A JP H0876394 A JPH0876394 A JP H0876394A JP 3650595 A JP3650595 A JP 3650595A JP 3650595 A JP3650595 A JP 3650595A JP H0876394 A JPH0876394 A JP H0876394A
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JP
Japan
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group
hydrogen atom
optionally substituted
alkyl group
represented
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Application number
JP3650595A
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English (en)
Inventor
Ikuo Takagi
郁夫 高木
Osamu Nabeta
修 鍋田
Masami Kuroda
昌美 黒田
Masayo Amano
雅世 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】感度に優れる電子写真用感光体を得る。 【構成】一般式(I)または(II)で示されるビスアゾ
化合物のうちの少なくとも一種を感光層に含ませる。 【化28】 (一般式(I)または(II)の中、Aはカップラ−残
基、Bは酸素原子または硫黄原子、R1 またはR2 はそ
れぞれ水素原子,ハロゲン原子,アルキル基またはアリ
ール基、Ar1 またはAr2 はそれぞれ置換もしくは無
置換のアリール基または芳香族複素環基を表す。nは1
または2の整数を表す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真用感光体に係
り、特に感光層に用いられる電荷発生物質、電荷輸送物
質、樹脂結着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザービームプリンターや複写
機用として、有機感光体(以下感光体と称す)が広く用
いられるようになりその感光材料として、有機光導電性
物質の研究が広く進められている。有機光導電性物質を
用いた感光材料は、従来主として用いられているセレン
などの無機光導電性物質を用いた場合に比して、可撓
性、熱安定性、膜形成性、透明性、価格など利点が多い
が、暗抵抗、光感度の点で劣っている欠点がある。そこ
で膜形成が容易である利点を生かして、感光体の感光層
を主として電荷発生に寄与する層と暗所での表面電荷の
保持および光受容時の電荷輸送に寄与する層とに機能分
離した積層構造が考案され、それぞれ各層の機能に適し
た材料の選択により全体として電子写真特性の向上をは
かる構成のものが現在主流になっている。
【0003】この種の積層型感光体は、通常導電性基体
上に有機電荷発生物質を含む電荷発生層と有機電荷輸送
物質を含む電荷輸送層を形成した構造が採用されてい
る。この電荷発生層は、レーザービームプリンター用に
は、赤外光領域に吸収ピークを有するフタロシアニン化
合物などを、複写機用には可視光領域に吸収ピークを有
するアゾ化合物等を電荷発生物質として、ポリエステ
ル,アクリルなどの樹脂結着剤中に分散させた塗液によ
り塗布形成している。一方、電荷輸送層はヒドラゾンや
ピラゾリン等の低分子化合物を電荷輸送物質として、ポ
リカーボネートなどの樹脂結着剤と混合させた塗液によ
り塗布形成している。
【0004】この積層型感光体を用いた実際の画像形成
に際してはカールソン方式が適用される。具体的には、
暗所での感光体へのコロナ放電による帯電、帯電された
感光体表面への露光による原稿の文字や絵などの静電潜
像の形成、形成された静電潜像のトナーによる現像、現
像されたトナー像の紙などの支持体への転写定着により
行われ、トナー像転写後の除電、残留トナーの除去、光
除電などを行った後、再使用に供される。かかる積層型
感光体は電荷発生層と電荷輸送層を機能分離しているの
で、それぞれ最適の設計ができ特性面で有利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように有機材料
は無機材料にない多くの利点を持つ。しかしながら、感
光体として要求される電子写真特性(帯電特性、暗減衰
特性、光減衰特性、繰り返し特性、光疲労特性、分光特
性、応答特性、画像特性等)のすべてを同時にかつ十分
に満足するものは現在のところ得られていない。
【0006】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であって、感光層に電荷発生物質として今まで用いられ
たことのない新しい有機材料を用いるとともに電荷輸送
物質や結着剤との組み合わせを最適にして、高感度で繰
り返し特性に優れた複写機用およびプリンタ用の電子写
真用感光体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的は第一の発明
によれば下記一般式(I)または(II)で示されるビス
アゾ化合物のうちの少なくとも一種を含む感光層を有す
るとすることにより達成される。
【0008】
【化7】
【0009】(一般式(I)または(II)の中、Aはカ
ップラ−残基、Bは酸素原子または硫黄原子、R1 また
はR2 はそれぞれ水素原子,ハロゲン原子,アルキル基
またはアリール基、Ar1 またはAr2 はそれぞれ置換
もしくは無置換のアリール基または芳香族複素環基を表
す。nは1または2の整数を表す。) 上述の発明において、一般式(I)または(II)に示さ
れるカップラー残基Aは一般式(III )ないし(VIII)
で示される残基であるとすることが有効である。
【0010】
【化8】
【0011】〔一般式(III )ないし(VIII)において
Zはベンゼン環と縮合して芳香族環あるいは芳香族複素
環を形成する残基、X1 は水素原子,COOR3 または
CONR4 5 (R3 、R4 またはR5 は、それぞれ水
素原子,置換されてもよいアルキル基,アリール基,ま
たは複素環基を表す)、X2 またはX5 はそれぞれ置換
されてもよいアルキル基,アリール基または複素環基、
3 またはX6 はそれぞれ水素原子,シアノ基,カルバ
モイル基,カルボキシル基,エステル基またはアシル
基、X4 またはX11はそれぞれ水素原子,置換されても
よいアルキル基,シクロアルキル基,アルケニル基,ア
ラルキル基,アリール基または複素環基、X7 またはX
8 はそれぞれ水素原子,ハロゲン原子,ニトロ基,置換
されてもよいアルキル基またはアルコキシ基、X9 は置
換されてもよいアルキル基,アリール基,カルボキシル
基,エステル基、X10は置換されてもよいアリール基ま
たは複素環基、Yは芳香族複素環を形成する残基を表
す。〕 また感光層は一般式(IX)ないし(XI)で示されるジス
チリル誘導体,ベンジジン誘導体またはヒドラゾン誘導
体のうち少なくとも一種を電荷輸送物質として含有する
とすることが有効である。
【0012】
【化9】
【0013】〔一般式(IX)ないし(XI)の中 、R6
ないしR20はそれぞれ水素原子,アルキル基またはアル
コキシ基、Ar3 ないしAr6 はそれぞれアルキル基,
置換もしくは無置換のアリール基または芳香族複素環基
を表す。nはゼロまたは1を表す。〕 さらに電荷輸送物質としてジスチリル誘導体,ベンジジ
ン誘導体またはヒドラゾン誘導体のうち少なくとも一種
を含有する場合において、感光層が樹脂結着剤として、
ビスフェノールA型−ビフェニル共重合ポリカーボネー
トを含むとすることが有効である。
【0014】また第二の発明によれば下記一般式(I
A)または(IIA)で示されるビスアゾ化合物のうちの
少なくとも一種を含むとすることにより達成される。
【0015】
【化10】
【0016】(一般式(IA)または(IIA)の中、A
はカップラ−残基、Bは酸素原子または硫黄原子、R21
またはR32はそれぞれ水素原子,ハロゲン原子,アルキ
ル基またはアリール基を表す。) 上述の発明において、一般式(IA)または(IIA)に
示されるカップラー残基Aが一般式(III )ないし(VI
II)で示される残基であるとすることが有効である。
【0017】
【化11】
【0018】〔一般式(III )ないし(VIII)において
Zはベンゼン環と縮合して芳香族環あるいは芳香族複素
環を形成する残基、X1 は水素原子,COOR3 または
CONR4 5 (R3 、R4 またはR5 は、それぞれ水
素原子,置換されてもよいアルキル基,アリール基,ま
たは複素環基を表す)、X2 またはX5 はそれぞれ置換
されてもよいアルキル基,アリール基または複素環基、
3 またはX6 はそれぞれ水素原子,シアノ基,カルバ
モイル基,カルボキシル基,エステル基またはアシル
基、X4 またはX11はそれぞれ水素原子,置換されても
よいアルキル基,シクロアルキル基,アルケニル基,ア
ラルキル基,アリール基または複素環基、X7 またはX
8 はそれぞれ水素原子,ハロゲン原子,ニトロ基,置換
されてもよいアルキル基またはアルコキシ基、X9 は置
換されてもよいアルキル基,アリール基,カルボキシル
基,エステル基、X10は置換されてもよいアリール基ま
たは複素環基、Yは芳香族複素環を形成する残基を表
す。〕 さらに感光層は一般式(IXA)ないし(XIA)で示され
るジスチリル誘導体,ベンジジン誘導体またはヒドラゾ
ン誘導体のうち少なくとも一種を電荷輸送物質として含
有するとすることが有効である。
【0019】
【化12】
【0020】〔一般式(IXA)ないし(XIA)の中 、
33ないしR47はそれぞれ水素原子,アルキル基または
アルコキシ基、Ar3 ないしAr6 はそれぞれアルキル
基,置換もしくは無置換のアリール基または芳香族複素
環基を表す。nはゼロまたは1を表す。〕
【0021】
【作用】感光層中に前記一般式(I)もしくは(II)で
示されるビスアゾ化合物のうち少なくとも一種を電荷発
生物質として含有しまたは一般式(IA)もしくは(II
A)で示されるビスアゾ化合物のうち少なくとも一種を
電荷発生物質として含有し、さらには前記一般式(I
X)ないし(XI)、または一般式(IXA)ないし
(XIA)で示されるジスチリル誘導体、ベンジジン誘
導体、およびヒドラゾン誘導体のうち少なくとも一種を
電荷輸送物質として用いた例は知られていない。発明者
は、前述の目的を達成するために各種有機材料について
鋭意検討を進める中で、これら化合物について数多くの
実験を行った結果、その技術的解明はまだ充分なされて
いないが、前記一般式(I)もしくは(II)で示され
るビスアゾ化合物のうち少なくとも一種を電荷発生物質
として含有し、または一般式(IA)もしくは(II
A)で示されるビスアゾ化合物のうち少なくとも一種を
電荷発生物質として含有することが電子写真特性の向上
に極めて有効であることを見出し、高感度で繰り返し特
性の優れた感光体を得るに至ったのである。
【0022】さらに前記電荷輸送物質の使用に際しては
樹脂結着剤としてビスフェノールA型−ビフェニル共重
合ポリカーボネートが有効であることも見いだした。
【0023】
【実施例】前記一般式(I)および(II)で示される
ビスアゾ化合物は、下記一般式(XII)および(XI
II)で示されるアミノ化合物を常法によりジアゾ化
し、それぞれ対応するカップラ−と、アルカリ存在下適
当な溶媒(例えばN,Nジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシド等)中でカップリング反応させることに
より、容易に合成することができる。
【0024】
【化13】
【0025】(一般式(XII)および(XIII)
中、Bは酸素原子または硫黄原子、R 1 またはR2 はそ
れぞれ水素原子,ハロゲン原子,アルキル基またはアリ
ール基、Ar1 または Ar2 は置換もしくは無置換の
アリール基または芳香族複素環基を表す。またnは1ま
たは2の整数を表す。) 前記一般式(IA)および(IIA)で示されるビスア
ゾ化合物は、下記一般式(XIIA)および(XIII
A)を用いて同様にして調製される。
【0026】
【化14】
【0027】(一般式(XIIA)および(XIII
A)中、Bは酸素原子または硫黄原子、R21またはR32
はそれぞれ水素原子,ハロゲン原子,アルキル基または
アリール基を表す。) この発明に用いられる前記一般式(III)ないし(V
III)で示されるカップラー残基の具体例が化学式
(III−a),化学式(IIIIII −b),化学式
(III−c),化学式(III−d),化学式(IV
−a),化学式(V−a),化学式(VI−a),化学
式(VI −b),化学式(VII−a),化学式(V
III−a)に示される。
【0028】
【化15】
【0029】この発明に用いられる前記一般式(I)ま
たは(II)で示される化合物の具体例が化学式(I−
1)ないし化学式(I−24)、化学式(II−1)な
いし化学式(II−24)に示される。
【0030】
【化16】
【0031】
【化17】
【0032】
【化18】
【0033】
【化19】
【0034】この発明に用いられる前記一般式(IA)
または(IIA)で示される化合物の具体例が化学式
(IA−1)ないし化学式(IA−20)、化学式(I
IA−1)ないし化学式(IIA−20)に示される。
【0035】
【化20】
【0036】
【化21】
【0037】
【化22】
【0038】
【化23】
【0039】この発明に用いられる前記一般式(IX)
ないし(XI)または一般式(IXA)ないし(XI
A)に示されるジスチリル誘導体、ベンジジン誘導体、
またはヒドラゾン誘導体の具体例が以下に示される。
【0040】
【化24】
【0041】なお前記感光体を使用する際に使用上障害
となるオゾン劣化などを防止する目的で感光層にアミン
系,フェノール系,硫黄系,亜リン酸エステル系,リン
系,ベンゾピナコール系などの各種酸化防止剤を使用す
る。化学式(XIV−1)ないし化学式(XIV−3
3)にこれら酸化防止剤を例示する。
【0042】
【化25】
【0043】
【化26】
【0044】
【化27】
【0045】この発明の感光体は前述のような化合物を
感光層中に含有させたものであり、以下にこの発明の実
施例について図面に基づいて説明する。図1はこの発明
の実施例にかかる単層型感光体を示す断面図、図2はこ
の発明の実施例にかかる負帯電の積層型感光体を示す断
面図、図3はこの発明の実施例にかかる正帯電の積層型
感光体を示す断面図である。1は導電性基体、20、2
1、22は感光層、3は電荷発生物質、4は電荷発生
層、5は電荷輸送物質、6は電荷輸送層、7は被覆層で
ある。
【0046】図1は導電性基体1上に電荷発生物質3と
電荷輸送物質5を樹脂結着剤に分散した感光層20(通
常単層型感光体と称せられる構成)が設けられたもので
ある。図2は導電性基体1上に電荷発生物質3を主体と
する電荷発生層4と、電荷発生物質5である化合物を含
有する電荷輸送層6との積層からなる感光層21(通常
積層型感光体と称せられる構成)が設けられたものであ
る。
【0047】図3は、図2の逆の層構成のものである。
この場合には電荷発生層4を保護するため、さらに被覆
層7を設けるのが一般的である。図2および図3に示す
二種類の層構成とする理由は、負帯電方式として通常用
いられる図2の層構成を正帯電方式で用いようとして
も、これに適合する電荷輸送物質がまだ見つかっておら
ず、従って正帯電方式の感光体として現段階では図3に
示した層構成とすることが必要なためである。
【0048】図1の感光体は、電荷発生物質3を電荷輸
送物質5および樹脂結着剤を溶解した溶液中に分散さ
せ、この分散液を導電性基体1上に塗布することによっ
て作製できる。図2の感光体は、導電性基体1上に電荷
発生物質3を真空蒸着するか、あるいは電荷発生物質3
の粒子を溶剤および樹脂結着剤中に分散して得た、分散
液を塗布、乾燥しその上に電荷輸送物質5および樹脂結
着剤を溶解した溶液を塗布、乾燥することにより作製で
きる。
【0049】図3の感光体は、電荷輸送物質5および樹
脂結着剤を溶解した溶液を、導電性基体1上に塗布、乾
燥しその上に電荷発生物質3を真空蒸着するか、あるい
は電荷発生物質3の粒子を溶剤および樹脂結着剤中に分
散して得た分散液を塗布、乾燥しさらに被覆層7を形成
することにより作製できる。導電性基体1は感光体の電
極としての役目と同時に他の各層の支持体となってお
り、円筒状、板状、フィルム状のいずれでも良く、材質
的にはアルミニウム,ステンレス鋼.ニッケルなどの金
属、あるいはガラス,樹脂などの上に導電処理をほどこ
したものでも良い。
【0050】電荷発生層4は前述したように電荷発生物
質3の粒子を樹脂結着剤中に分散させた材料を塗布する
か、あるいは真空蒸着などの方法により形成され、光を
受容し電荷を発生する。またその電荷発生効率が高いこ
とと同時に発生した電荷の電荷輸送層6および被覆層7
への注入性が重要で、電場依存性が少なく低電場でも注
入の良いことが望ましい。電荷発生物質3としては前記
一般式(I)または(II)などで示されるビスアゾ化合
物が用いられ、画像形成に使用される露光光源の光波長
領域に応じて適切なカップラーを選択することが出来
る。電荷発生層4は電荷発生機能を有すればよいので、
その膜厚は電荷発生物質3の光吸収係数により決まり一
般的には5μm以下であり、好適には1μm以下であ
る。電荷発生層4は電荷発生物質3を主体としてこれに
電荷輸送性物質5などを添加して使用することも可能で
ある。樹脂結着剤としては、ポリカーボネート,ポリエ
ステル,エポキシ,シリコン樹脂,メタクリル酸エステ
ルの重合体および共重合体などを適宜組み合わせて使用
することが可能である。
【0051】電荷輸送層6は、樹脂結着剤中に電荷輸送
物質5として、前記一般式(IX)ないし(XI)また
は(IXA)ないし(XIA)のうちの少なくとも一種
を分散させた塗膜であり、暗所では絶縁体層として感光
体の電荷を保持し、光受容時に電荷発生層4から注入さ
れる電荷を輸送する機能を発揮する。樹脂結着剤として
はビスフェノールA型―ビフェニル共重合体ポリカーボ
ネートが用いられる。
【0052】なお、使用上障害となる感光層のオゾン劣
化などを防止する目的で電荷輸送層6にアミン系、フェ
ノール系、硫黄系、亜リン酸エステル系、リン系、ベン
ゾピナコール系などの各種酸化防止剤を使用することが
可能である。被覆層7は暗所ではコロナ放電の電荷を受
容して保持する機能を有しており、かつ電荷発生層4が
感応する光を透過する性能を有し、露光時に光を透過
し、電荷発生層4に到達させ、発生した電荷の注入を受
けて表面電荷を中和消滅させることが必要である。被覆
材料としては、ポリエステル,ポリアミドなどの有機絶
縁性皮膜形成材料に限定されることはなく、SiO2などの
無機材料さらには金属、金属酸化物などの電気抵抗を低
減せしめる材料を混合して用いることもできる。被覆材
料は前述の通り電荷発生物質3の光の吸収極大の波長領
域においてできるだけ透明であることが望ましい。
【0053】被覆層7自体の膜厚は被覆層7の組成にも
依存するが、繰り返し連続処理したとき残留電位が増大
するなどの悪影響が出ない範囲で任意に設定できる。以
下積層型感光体に適用した場合について説明する。 実施例1 導電性基体1(アルミニウム支持体)上に電荷発生物質
3として化合物No. (I−7)にしめすビスアゾ化合物
60重量部と塩化ビニル樹脂40重量部をメチルエチル
ケトン溶剤中に分散させた塗液を用いて電荷発生層4を
形成した。
【0054】その上に電荷輸送物質5として化合物No.
(IX−a)のジスチリル誘導体と化合物No. (X−
a)および(X−b)のベンジジン誘導体を8:1:1
に混合させたものを50重量部と、ビスフェノールA型
―ビフェニル共重合体ポリカーボネート(商品名BP−
PC:出光興産製)50重量部を、ジクロロメタン40
0重量部に溶解した塗液で電荷輸送層6を乾燥後の膜厚
が20μmとなるように形成し積層型感光体を作成し
た。 実施例2 実施例1において、化合物No.(I−7)で示されるビス
アゾ化合物に替えて化合物No.(I−8)で示されるビス
アゾ化合物を用いる以外は実施例1と同様にして積層型
感光体を作成した。 実施例3 実施例1において、化合物No.(I−7)で示されるビス
アゾ化合物に替えて化合物No.(II−7)で示されるビ
スアゾ化合物を用いる以外は実施例1と同様にして積層
型感光体を作成した。 実施例4 実施例1において、化合物No.(I−7)で示されるビス
アゾ化合物に替えて化合物No.(II−7)で示されるビ
スアゾ化合物を用い、さらに電荷輸送層に酸化防止剤と
して化合物No. (XIV−2)を1重量部添加する以外
は実施例1と同様にして積層型感光体を作成した。
【0055】このようにして得られた感光体の電子写真
特性を川口電機製静電記録試験装置「SP−428」を
用いて測定した。コロナ放電により感光体表面を−60
0Vに負帯電させた後、5秒後の暗中での帯電保持率を
K5(%)とした。また−600Vに帯電させ照度2
(lx)の白色光を照射し表面電位を−300Vになる
までの時間を求め、半減衰露光量E 1/2 (lx・ s)とし
た。測定結果を表1に示す。
【0056】
【表1】
【0057】表1から判るように、帯電保持率V
K5(%)と半減露光量E1/2 (lx・s)は、負帯電特
性において良好な結果を示しており、この発明の効果が
顕著に現れている。 実施例5 電荷輸送物質5として化合物No. (IX−a)のジスチ
リル誘導体と化合物No. (X−a)および(XI−a)
のベンジジン誘導体およびヒドラゾン誘導体を8:1:
1に混合させたものを50重量部とビスフェノールA型
─ビフェニル共重合体ポリカーボネート(商品名BP−
PC:出光興産製)50重量部を、ジクロロメタン40
0重量部に溶解した塗液を導電性基体1(アルミ蒸着ポ
リエチレンテレフタレートフィルム、Al−PET)上
にワイヤバー法にて塗布し、電荷輸送層6を乾燥後の膜
厚が15μmとなるように形成した。
【0058】その上に化合物No.(I−7)で示されるビ
スアゾ化合物50重量部、ポリエステル樹脂(バイロン
200:東洋紡製)100重量部をテトラヒドロフラン
(THF)溶剤中に分散させた塗液を用いて、電荷発生
層を乾燥後の膜厚が0.5μmとなるように形成し積層
型感光体を作成した。 実施例6 実施例5において、化合物No.(I−7)で示されるビス
アゾ化合物に替えて化合物No.(II−7)で示されるビ
スアゾ化合物を用いる以外は実施例5と同様にして積層
型感光体を作成した。 実施例7 実施例5において、化合物No.(I−7)で示されるビス
アゾ化合物に替えて化合物No.(I−4)で示されるビス
アゾ化合物を用いる以外は実施例5と同様にして積層型
感光体を作成した。 実施例8 実施例5において、化合物No.(I−7)で示されるビス
アゾ化合物に替えて化合物No.(I−18)で示されるビ
スアゾ化合物を用いる以外は実施例5と同様にして積層
型感光体を作成した。 実施例9 実施例5において、化合物No.(I−7)で示されるビス
アゾ化合物に替えて化合物No. (II─7)にしめすビ
スアゾ化合物を用い、さらに電荷輸送層に酸化防止剤と
して化合物No. (XIV−2)を1重量部添加する以外
は実施例5と同様にして積層型感光体を作成した。この
ようにして得られた感光体の電子写真特性を川口電機製
静電記録試験装置「SP−428」を用いて測定した。
【0059】コロナ放電により感光体表面を+600V
に正帯電させた後、5秒後の暗中での帯電保持率をVK5
(%)とした。また+600Vに正帯電させ照度2(l
x)の白色光を照射し表面電位を+300Vになるまで
の時間を求め、半減衰露光量E1/2 (lx・ s)とした。測
定結果が表2に示される。
【0060】
【表2】
【0061】表2から判るように、帯電保持率V
K5(%)と半減露光量E1/2 (lx・s)は、正帯電特
性においても良好な結果を示しており、この発明の効果
が顕著に現れている。 実施例10 導電性基体1(アルミニウム支持体)上に電荷発生物質
3として化学式(IA−1)にしめすビスアゾ化合物6
0重量部と塩化ビニル樹脂40重量部をメチルエチルケ
トン溶剤中に分散させた塗液を用いて電荷発生層4を形
成した。
【0062】その上に電荷輸送物質5として化学式(I
X−a)のジスチリル誘導体と化学式(X−a)および
(X−b)のベンジジン誘導体を8:1:1に混合させ
たものを50重量部と、ビスフェノールA型―ビフェニ
ル共重合体ポリカーボネート(商品名BP−PC:出光
興産製)50重量部を、ジクロロメタン400重量部に
溶解した塗液で電荷輸送層6を乾燥後の膜厚が20μm
となるように形成し積層型感光体を作成した。 実施例11 実施例10において、化学式(IA−1)で示されるビ
スアゾ化合物に替えて化学式(IA−3)で示されるビ
スアゾ化合物を用いる以外は実施例10と同様にして積
層型感光体を作成した。 実施例12 実施例10において、化学式(IA−1)で示されるビ
スアゾ化合物に替えて化学式(IIA−1)で示される
ビスアゾ化合物を用いる以外は実施例10と同様にして
積層型感光体を作成した。 実施例13 実施例10において、化学式(IA−1)で示されるビ
スアゾ化合物に替えて化学式(IIA−4)で示される
ビスアゾ化合物を用い、さらに電荷輸送層に酸化防止剤
として化学式(XIV−2)を1重量部添加する以外は
実施例10と同様にして積層型感光体を作成した。
【0063】このようにして得られた感光体の電子写真
特性を川口電機製静電記録試験装置「SP−428」を
用いて測定した。コロナ放電により感光体表面を−60
0Vに負帯電させた後、5秒後の暗中での帯電保持率を
K5(%)とした。また−600Vに帯電させ照度2
(lx)の白色光を照射し表面電位を−300Vになる
までの時間を求め、半減衰露光量E 1/2 (lx・ s)とし
た。測定結果を表3に示す。
【0064】
【表3】
【0065】表3から判るように、帯電保持率V
K5(%)と半減露光量E1/2 (lx・s)は、負帯電特
性において良好な結果を示しており、この発明の効果が
顕著に現れている。 実施例14 電荷輸送物質5として化学式(IX−a)のジスチリル
誘導体と化学式(X−a)および(XI−a)のベンジ
ジン誘導体およびヒドラゾン誘導体を8:1:1に混合
させたものを50重量部とビスフェノールA型─ビフェ
ニル共重合体ポリカーボネート(商品名BP−PC:出
光興産製)50重量部を、ジクロロメタン400重量部
に溶解した塗液を導電性基体1(アルミ蒸着ポリエチレ
ンテレフタレートフィルム、Al−PET)上にワイヤ
バー法にて塗布し、電荷輸送層6を乾燥後の膜厚が15
μmとなるように形成した。
【0066】その上に化学式(IA−1)で示されるビ
スアゾ化合物50重量部、ポリエステル樹脂(バイロン
200:東洋紡製)100重量部をテトラヒドロフラン
(THF)溶剤中に分散させた塗液を用いて、電荷発生
層を乾燥後の膜厚が0.5μmとなるように形成し積層
型感光体を作成した。 実施例15 実施例14において、化学式(IA−1)で示されるビ
スアゾ化合物に替えて化学式(IA−2)で示されるビ
スアゾ化合物を用いる以外は実施例14と同様にして積
層型感光体を作成した。 実施例16 実施例14において、化学式(IA−1)で示されるビ
スアゾ化合物に替えて化学式(IA−4)で示されるビ
スアゾ化合物を用いる以外は実施例14と同様にして積
層型感光体を作成した。 実施例17 実施例14において、化学式(IA−1)で示されるビ
スアゾ化合物に替えて化学式(IA−8)で示されるビ
スアゾ化合物を用いる以外は実施例14と同様にして積
層型感光体を作成した。 実施例18 実施例14において、化学式(IA−1)で示されるビ
スアゾ化合物に替えて化学式(IIA─3)にしめすビ
スアゾ化合物を用い、さらに電荷輸送層に酸化防止剤と
して化学式(XIV−2)を1重量部添加する以外は実
施例14と同様にして積層型感光体を作成した。このよ
うにして得られた感光体の電子写真特性を川口電機製静
電記録試験装置「SP−428」を用いて測定した。
【0067】コロナ放電により感光体表面を+600V
に正帯電させた後、5秒後の暗中での帯電保持率をVK5
(%)とした。また+600Vに正帯電させ照度2(l
x)の白色光を照射し表面電位を+300Vになるまで
の時間を求め、半減衰露光量E1/2 (lx・ s)とした。測
定結果が表4に示される。
【0068】
【表4】
【0069】表4から判るように、帯電保持率V
K5(%)と半減露光量E1/2 (lx・s)は、正帯電特
性においても良好な結果を示しており、この発明の効果
が顕著に現れている。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば導電性基体上に電荷発生
物質として前記一般式(I)もしくは(II)で示され
るビスアゾ化合物のうち少なくとも一種または一般式
(IA)もしくは(IIA)で示されるビスアゾ化合物
のうち少なくとも一種を用いることにより負帯電、正帯
電において高感度でしかも繰り返し特性の優れた感光体
を得ることができる。また前記一般式(I)または(I
I)で示されるビスアゾ化合物のうち少なくとも一種に
対しては一般式(IX)ないし(XI)に示される電荷
輸送物質が、さらに前記電荷輸送物質にはビスフェノー
ルA型―ビフェニル共重合ポリカーボネートで示される
樹脂結着剤が好適に用いられ特性の良好な感光体が得ら
れる。
【0071】また前記一般式(IA)または(IIA)
で示されるビスアゾ化合物のうち少なくとも一種に対し
ては一般式(IXA)ないし(XIA)に示される電荷
輸送物質が好適に用いられ特性の良好な感光体が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例にかかる単層型感光体を示す
断面図
【図2】この発明の実施例にかかる負帯電の積層型感光
体を示す断面図
【図3】この発明の実施例にかかる正帯電の積層型感光
体を示す断面図
【符号の説明】
1 導電性基体 3 電荷発生物質 4 電荷発生層 5 電荷輸送物質 6 電荷輸送層 7 被覆層 20 感光層 21 感光層 22 感光層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 5/05 101 (72)発明者 天野 雅世 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(I)または(II)で示される
    ビスアゾ化合物のうちの少なくとも一種を含む感光層を
    有することを特徴とする電子写真用感光体。 【化1】 (一般式(I)または(II)の中、Aはカップラ−残
    基、Bは酸素原子または硫黄原子、R1 またはR2 はそ
    れぞれ水素原子,ハロゲン原子,アルキル基またはアリ
    ール基、Ar1 またはAr2 はそれぞれ置換もしくは無
    置換のアリール基または芳香族複素環基を表す。nは1
    または2の整数を表す。)
  2. 【請求項2】請求項1に記載の感光体において、一般式
    (I)または(II)に示されるカップラー残基Aが一般
    式(III )ないし(VIII)で示される残基であることを
    特徴とする電子写真用感光体。 【化2】 〔一般式(III )ないし(VIII)においてZはベンゼン
    環と縮合して芳香族環あるいは芳香族複素環を形成する
    残基、X1 は水素原子,COOR3 またはCONR4
    5 (R3 、R4 またはR5 は、それぞれ水素原子,置換
    されてもよいアルキル基,アリール基,または複素環基
    を表す)、X2 またはX5 はそれぞれ置換されてもよい
    アルキル基,アリール基または複素環基、X3 またはX
    6 はそれぞれ水素原子,シアノ基,カルバモイル基,カ
    ルボキシル基,エステル基またはアシル基、X4 または
    11はそれぞれ水素原子,置換されてもよいアルキル
    基,シクロアルキル基,アルケニル基,アラルキル基,
    アリール基または複素環基、X7 またはX8 はそれぞれ
    水素原子,ハロゲン原子,ニトロ基,置換されてもよい
    アルキル基またはアルコキシ基、X9 は置換されてもよ
    いアルキル基,アリール基,カルボキシル基,エステル
    基、X10は置換されてもよいアリール基または複素環
    基、Yは芳香族複素環を形成する残基を表す。〕
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の感光体におい
    て、感光層は一般式(IX)ないし(XI)で示されるジス
    チリル誘導体,ベンジジン誘導体またはヒドラゾン誘導
    体のうち少なくとも一種を電荷輸送物質として含有する
    ことを特徴とする電子写真用感光体。 【化3】 〔一般式(IX)ないし(XI)の中 、R6 ないしR20
    それぞれ水素原子,アルキル基またはアルコキシ基、A
    3 ないしAr6 はそれぞれアルキル基,置換もしくは
    無置換のアリール基または芳香族複素環基を表す。nは
    ゼロまたは1を表す。〕
  4. 【請求項4】請求項3に記載の感光体において、感光層
    が樹脂結着剤として、ビスフェノールA型−ビフェニル
    共重合ポリカーボネートを含むことを特徴とする電子写
    真用感光体。
  5. 【請求項5】下記一般式(IA)または(IIA)で示さ
    れるビスアゾ化合物のうちの少なくとも一種を含む感光
    層を有することを特徴とする電子写真用感光体。 【化4】 (一般式(IA)または(IIA)の中、Aはカップラ−
    残基、Bは酸素原子または硫黄原子、R21またはR32
    それぞれ水素原子,ハロゲン原子,アルキル基またはア
    リール基を表す。)
  6. 【請求項6】請求項5に記載の感光体において、一般式
    (IA)または(IIA)に示されるカップラー残基Aが
    一般式(III )ないし(VIII)で示される残基であるこ
    とを特徴とする電子写真用感光体。 【化5】 〔一般式(III )ないし(VIII)においてZはベンゼン
    環と縮合して芳香族環あるいは芳香族複素環を形成する
    残基、X1 は水素原子,COOR3 またはCONR4
    5 (R3 、R4 またはR5 は、それぞれ水素原子,置換
    されてもよいアルキル基,アリール基,または複素環基
    を表す)、X2 またはX5 はそれぞれ置換されてもよい
    アルキル基,アリール基または複素環基、X3 またはX
    6 はそれぞれ水素原子,シアノ基,カルバモイル基,カ
    ルボキシル基,エステル基またはアシル基、X4 または
    11はそれぞれ水素原子,置換されてもよいアルキル
    基,シクロアルキル基,アルケニル基,アラルキル基,
    アリール基または複素環基、X7 またはX8 はそれぞれ
    水素原子,ハロゲン原子,ニトロ基,置換されてもよい
    アルキル基またはアルコキシ基、X9 は置換されてもよ
    いアルキル基,アリール基,カルボキシル基,エステル
    基、X10は置換されてもよいアリール基または複素環
    基、Yは芳香族複素環を形成する残基を表す。〕
  7. 【請求項7】請求項5または6に記載の感光体におい
    て、感光層は一般式(IXA)ないし(XIA)で示される
    ジスチリル誘導体,ベンジジン誘導体またはヒドラゾン
    誘導体のうち少なくとも一種を電荷輸送物質として含有
    することを特徴とする電子写真用感光体。 【化6】 〔一般式(IXA)ないし(XIA)の中 、R33ないしR
    47はそれぞれ水素原子,アルキル基またはアルコキシ
    基、Ar3 ないしAr6 はそれぞれアルキル基,置換も
    しくは無置換のアリール基または芳香族複素環基を表
    す。nはゼロまたは1を表す。〕
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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