JPH0876234A - 撮像装置並びに画像再生装置、及び撮像・再生装置 - Google Patents
撮像装置並びに画像再生装置、及び撮像・再生装置Info
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- JPH0876234A JPH0876234A JP23025094A JP23025094A JPH0876234A JP H0876234 A JPH0876234 A JP H0876234A JP 23025094 A JP23025094 A JP 23025094A JP 23025094 A JP23025094 A JP 23025094A JP H0876234 A JPH0876234 A JP H0876234A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録したコマに関する情報が得られる撮像装
置等を提供する。 【構成】 センサ24は、感光記録媒体の下部に記録さ
れたマークを検出する。演算回路25は内部にカウンタ
を有しており、センサ24からの信号入力に応答してカ
ウンタをインクリメント及びデクリメントする。したが
って、演算回路25は、カウンタの現在値に基づき、記
録開始位置からの感光記録媒体の使用量は、記録開始位
置からの撮像コマ数を演算することが可能であって、そ
の演算結果は、コントローラ26に送られる。コントロ
ーラ26には、キー入力部27、表示装置28及びメモ
リ29が接続さている。コントローラ26は、キー入力
部27で索引記録指示キーが操作された時点で、演算回
路25から入力された記録開始位置からのコマ数に対応
させて、文字キーの操作により入力されたタイトル、コ
メント等のデータをメモリ29に記録する。
置等を提供する。 【構成】 センサ24は、感光記録媒体の下部に記録さ
れたマークを検出する。演算回路25は内部にカウンタ
を有しており、センサ24からの信号入力に応答してカ
ウンタをインクリメント及びデクリメントする。したが
って、演算回路25は、カウンタの現在値に基づき、記
録開始位置からの感光記録媒体の使用量は、記録開始位
置からの撮像コマ数を演算することが可能であって、そ
の演算結果は、コントローラ26に送られる。コントロ
ーラ26には、キー入力部27、表示装置28及びメモ
リ29が接続さている。コントローラ26は、キー入力
部27で索引記録指示キーが操作された時点で、演算回
路25から入力された記録開始位置からのコマ数に対応
させて、文字キーの操作により入力されたタイトル、コ
メント等のデータをメモリ29に記録する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外界の動画像を撮像記
録する撮像装置、並びにこの撮像記録された動画像を画
像信号に変換して出力する画像再生装置、及びこれら撮
像装置と画像再生装置との機能を併有する撮像・再生装
置に関する。
録する撮像装置、並びにこの撮像記録された動画像を画
像信号に変換して出力する画像再生装置、及びこれら撮
像装置と画像再生装置との機能を併有する撮像・再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の撮像装置としては、所謂8ミリカ
メラが知られている。この8ミリカメラは、光学系によ
り結像された被撮像画像をコマ送りされるフィルム上に
投影し、静止画像を連続的に記録する。また、この記録
した画像を視認するに際しては、暗所に配置した映写機
に記録済みのフィルムを装填し、コマ送りしつつ静止画
像を連続的にスクリーン上に投影することにより、動画
として再生する。
メラが知られている。この8ミリカメラは、光学系によ
り結像された被撮像画像をコマ送りされるフィルム上に
投影し、静止画像を連続的に記録する。また、この記録
した画像を視認するに際しては、暗所に配置した映写機
に記録済みのフィルムを装填し、コマ送りしつつ静止画
像を連続的にスクリーン上に投影することにより、動画
として再生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、8ミリ
カメラにあっては、長尺状のフィルムに単に静止画像を
連続して記録する動作を行うに過ぎないものである。し
たがって、撮影した各コマに関するデータが存在せず、
このデータに基づく表示や、再生時の制御等を行い得る
ものではなかった。
カメラにあっては、長尺状のフィルムに単に静止画像を
連続して記録する動作を行うに過ぎないものである。し
たがって、撮影した各コマに関するデータが存在せず、
このデータに基づく表示や、再生時の制御等を行い得る
ものではなかった。
【0004】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、記録したコマに関する情報が得ら
れる撮像装置を提供するとともに、この撮像装置による
撮像結果を再生する画像再生装置、及びこれら撮像装置
と画像装置の機能を併有する撮像・再生装置を提供する
ことを目的とするものである。
なされたものであり、記録したコマに関する情報が得ら
れる撮像装置を提供するとともに、この撮像装置による
撮像結果を再生する画像再生装置、及びこれら撮像装置
と画像装置の機能を併有する撮像・再生装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にかかる撮像装置にあっては、感光記録媒体の
一部分に被撮像画像を投影する光学系と、この光学系の
投影時間を制御して、前記感光記録媒体に前記被撮像画
像を静止画像として順次記録させる光学シャッタと、前
記静止画像が前記感光記録媒体の隣接するコマ内に記録
されるように、前記感光記録媒体を搬送する搬送手段
と、内部又は外部からの指示に応答して、前記コマに関
するデータをメモリに記録し、このデータの蓄積からな
る索引情報を形成する索引情報形成手段とを有してい
る。
に本発明にかかる撮像装置にあっては、感光記録媒体の
一部分に被撮像画像を投影する光学系と、この光学系の
投影時間を制御して、前記感光記録媒体に前記被撮像画
像を静止画像として順次記録させる光学シャッタと、前
記静止画像が前記感光記録媒体の隣接するコマ内に記録
されるように、前記感光記録媒体を搬送する搬送手段
と、内部又は外部からの指示に応答して、前記コマに関
するデータをメモリに記録し、このデータの蓄積からな
る索引情報を形成する索引情報形成手段とを有してい
る。
【0006】また、本発明にかかる画像再生装置にあっ
ては、撮像装置を収納する収納手段と、この収納手段に
収納された撮像装置が有している、前記静止画像が記録
された記録済み感光記録媒体を、搬送する搬送手段と、
この搬送手段により搬送される記録済み感光記録媒体に
記録されている前記静止画像を順次読み取って、電気信
号に変換する読取手段と、この読取手段により変換され
た電気信号に基づき、所定の出力装置に応じた画像信号
を生成する画像信号生成手段と、前記索引情報形成手段
により形成された索引情報に基づき、前記記録済み感光
記録媒体を搬送する搬送手段を制御する制御手段とを有
している。
ては、撮像装置を収納する収納手段と、この収納手段に
収納された撮像装置が有している、前記静止画像が記録
された記録済み感光記録媒体を、搬送する搬送手段と、
この搬送手段により搬送される記録済み感光記録媒体に
記録されている前記静止画像を順次読み取って、電気信
号に変換する読取手段と、この読取手段により変換され
た電気信号に基づき、所定の出力装置に応じた画像信号
を生成する画像信号生成手段と、前記索引情報形成手段
により形成された索引情報に基づき、前記記録済み感光
記録媒体を搬送する搬送手段を制御する制御手段とを有
している。
【0007】さらに、本発明にかかる撮像・再生装置に
あっては、感光記録媒体の一部分に被撮像画像を投影す
る光学系と、この光学系の投影時間を制御して、前記感
光記録媒体に前記被撮像画像を静止画像として順次記録
させる光学シャッタと、前記静止画像が前記感光記録媒
体の隣接するコマ内に記録されるように、前記感光記録
媒体を搬送する第1の搬送手段と、内部又は外部からの
指示に応答して、前記コマに関するデータをメモリに記
録し、このデータの蓄積からなる索引情報を形成する索
引情報形成手段と、前記静止画像が記録された記録済み
感光記録媒体を、搬送する第2の搬送手段と、この第2
搬送手段により搬送される記録済み感光記録媒体に記録
されている前記静止画像を順次読み取って、電気信号に
変換する読取手段と、この読取手段により変換された電
気信号に基づき、所定の出力装置に応じた画像信号を生
成する画像信号生成手段と、前記索引情報形成手段によ
り形成された索引情報に基づき、前記第2の搬送手段を
制御する制御手段とを有している。
あっては、感光記録媒体の一部分に被撮像画像を投影す
る光学系と、この光学系の投影時間を制御して、前記感
光記録媒体に前記被撮像画像を静止画像として順次記録
させる光学シャッタと、前記静止画像が前記感光記録媒
体の隣接するコマ内に記録されるように、前記感光記録
媒体を搬送する第1の搬送手段と、内部又は外部からの
指示に応答して、前記コマに関するデータをメモリに記
録し、このデータの蓄積からなる索引情報を形成する索
引情報形成手段と、前記静止画像が記録された記録済み
感光記録媒体を、搬送する第2の搬送手段と、この第2
搬送手段により搬送される記録済み感光記録媒体に記録
されている前記静止画像を順次読み取って、電気信号に
変換する読取手段と、この読取手段により変換された電
気信号に基づき、所定の出力装置に応じた画像信号を生
成する画像信号生成手段と、前記索引情報形成手段によ
り形成された索引情報に基づき、前記第2の搬送手段を
制御する制御手段とを有している。
【0008】
【作用】前記構成からなる撮像装置において、搬送手段
により搬送される感光記録媒体には、光学系により投影
された被撮像画像が、光学シャッタの動作に伴って静止
画像として、順次コマ内感光記録される。このとき、索
引情報形成手段は、内部又は外部からの指示があると、
その都度コマに関するデータをメモリに記録し、これに
より、コマに関するデータの蓄積からなる索引情報を形
成する。
により搬送される感光記録媒体には、光学系により投影
された被撮像画像が、光学シャッタの動作に伴って静止
画像として、順次コマ内感光記録される。このとき、索
引情報形成手段は、内部又は外部からの指示があると、
その都度コマに関するデータをメモリに記録し、これに
より、コマに関するデータの蓄積からなる索引情報を形
成する。
【0009】また、画像再生装置においては、前記撮像
装置を収納手段に収容して、静止画像が各コマ毎に記録
された記録済み感光記録媒体を、搬送手段により搬送す
る。そして、この搬送される記録済み記録媒体から、読
取手段により、静止画像を順次読み取って、電気信号に
変換した後、画像信号生成手段により、出力装置に応じ
た画像信号を生成する。さらに、この再生時において
は、前記索引情報に基づき、記録済み記録媒体を搬送し
ている搬送手段を制御し、これによって、例えば索引情
報が示すコマから再生を開始する、所謂頭出し等が可能
となる。
装置を収納手段に収容して、静止画像が各コマ毎に記録
された記録済み感光記録媒体を、搬送手段により搬送す
る。そして、この搬送される記録済み記録媒体から、読
取手段により、静止画像を順次読み取って、電気信号に
変換した後、画像信号生成手段により、出力装置に応じ
た画像信号を生成する。さらに、この再生時において
は、前記索引情報に基づき、記録済み記録媒体を搬送し
ている搬送手段を制御し、これによって、例えば索引情
報が示すコマから再生を開始する、所謂頭出し等が可能
となる。
【0010】また、本発明にかかる撮像・再生装置にあ
っては、前述の撮像装置と画像再生装置の機能を併有
し、よって、撮像時には索引情報を形成し、再生時には
この索引情報を用いて、記録済み記録媒体の搬送制御が
可能となる。
っては、前述の撮像装置と画像再生装置の機能を併有
し、よって、撮像時には索引情報を形成し、再生時には
この索引情報を用いて、記録済み記録媒体の搬送制御が
可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に従って説明す
る。図1は、第1実施例にかかる撮像・再生装置61を
示すブロック構成図である。この撮像・再生装置61
は、仮想線で示した撮像ユニット1と、再生ユニット3
1とを一体的に有してなる。撮像ユニット1は、主コン
トローラ2と、この主コントローラ2により制御される
画像記録ブロック3、媒体搬送ブロック4、媒体現像ブ
ロック5、及び索引形成ブロック22で構成されてい
る。
る。図1は、第1実施例にかかる撮像・再生装置61を
示すブロック構成図である。この撮像・再生装置61
は、仮想線で示した撮像ユニット1と、再生ユニット3
1とを一体的に有してなる。撮像ユニット1は、主コン
トローラ2と、この主コントローラ2により制御される
画像記録ブロック3、媒体搬送ブロック4、媒体現像ブ
ロック5、及び索引形成ブロック22で構成されてい
る。
【0012】画像記録ブロック3には、図2に示すよう
に、供給ロール6に巻装されて収納ロール7側に巻き取
られるカラー感光記録媒体(以下、単に感光記録媒体と
いう)8、この感光記録媒体8に被撮像画像を結像させ
る面結像光学系9、及びこの面結像光学系9と感光記録
媒体8との間に介挿された光学シャッタ10が設けられ
ている。前記感光記録媒体8は、図3に示すように、薄
膜透明樹脂からなるベース11上に、R感光層12、G
感光層13及びB感光層14を順次積層してなる。これ
らR,G,B各感光層12〜14は、可視光のRed成
分、Green成分、Blue成分に対してのみ各々感
光し、現像過程を経ることにより、各々R,G,Bに対
応する波長λ1、λ2、λ3(λ3≠λ1かつλ3≠λ
2)を中心としたスペクトルにおける吸光度の変化を引
き起こす特性を有している。
に、供給ロール6に巻装されて収納ロール7側に巻き取
られるカラー感光記録媒体(以下、単に感光記録媒体と
いう)8、この感光記録媒体8に被撮像画像を結像させ
る面結像光学系9、及びこの面結像光学系9と感光記録
媒体8との間に介挿された光学シャッタ10が設けられ
ている。前記感光記録媒体8は、図3に示すように、薄
膜透明樹脂からなるベース11上に、R感光層12、G
感光層13及びB感光層14を順次積層してなる。これ
らR,G,B各感光層12〜14は、可視光のRed成
分、Green成分、Blue成分に対してのみ各々感
光し、現像過程を経ることにより、各々R,G,Bに対
応する波長λ1、λ2、λ3(λ3≠λ1かつλ3≠λ
2)を中心としたスペクトルにおける吸光度の変化を引
き起こす特性を有している。
【0013】なお、この実施例においては、NTSC規
格の30フレーム/secに従って、撮像レートは30
コマ/secである。また、光学シャッタ10は、主コ
ントローラ2からの指示に従って30回/secの頻度
で開動作するとともに、そのときの開動作時間は1/5
0〜1/1000秒程度である。
格の30フレーム/secに従って、撮像レートは30
コマ/secである。また、光学シャッタ10は、主コ
ントローラ2からの指示に従って30回/secの頻度
で開動作するとともに、そのときの開動作時間は1/5
0〜1/1000秒程度である。
【0014】前記媒体搬送ブロック4には、図4に示す
ように、前記供給ロール6と収納ロール7とが、間隔を
おいて回転自在に配置されている。各ロール6,7の近
傍には、各々一対ずつピンチローラ15,16が配置さ
れており、各一対のピンチローラ15,16間に感光記
録媒体8が挟圧されている。また、この両ピンチローラ
15,16の内側近傍には、第1経路長調整機構17
と、第2経路長調整機構18とが各々設けられている。
そして、この両経路長調整機構17,18間に延在する
感光記録媒体8の間欠移動部8aに、前記面結像光学系
9による画像が結像されるように構成されている。
ように、前記供給ロール6と収納ロール7とが、間隔を
おいて回転自在に配置されている。各ロール6,7の近
傍には、各々一対ずつピンチローラ15,16が配置さ
れており、各一対のピンチローラ15,16間に感光記
録媒体8が挟圧されている。また、この両ピンチローラ
15,16の内側近傍には、第1経路長調整機構17
と、第2経路長調整機構18とが各々設けられている。
そして、この両経路長調整機構17,18間に延在する
感光記録媒体8の間欠移動部8aに、前記面結像光学系
9による画像が結像されるように構成されている。
【0015】各経路長調整機構17,18は、感光記録
媒体8のベース11側(図3参照)に接触する一対の固
定ローラ17a,17b,18a,18bと、この固定
ローラ17a,17b,18a,18b間の延長線上に
おいて、感光記録媒体8と直交する方向に移動自在な可
動ローラ17c,18cとを有し、可動ローラ17c,
18cは、感光記録媒体8のR感光層12側に圧接して
いる。この可動ローラ17c,18cは、図示しないア
クチュエータにより前記方向に往復駆動され、また、ピ
ンチローラ15,16と収納ロール7とは、図示しない
モータや減速機構を介して同一の線速度で回転駆動され
る。そして、これらアクチュエータ及びモータの動作が
主コントローラ2によって制御されることにより、隣接
する固定ローラ17b,18a間に延在する感光記録媒
体8の間欠移動部8aが、後述するように間欠的に駆動
される。
媒体8のベース11側(図3参照)に接触する一対の固
定ローラ17a,17b,18a,18bと、この固定
ローラ17a,17b,18a,18b間の延長線上に
おいて、感光記録媒体8と直交する方向に移動自在な可
動ローラ17c,18cとを有し、可動ローラ17c,
18cは、感光記録媒体8のR感光層12側に圧接して
いる。この可動ローラ17c,18cは、図示しないア
クチュエータにより前記方向に往復駆動され、また、ピ
ンチローラ15,16と収納ロール7とは、図示しない
モータや減速機構を介して同一の線速度で回転駆動され
る。そして、これらアクチュエータ及びモータの動作が
主コントローラ2によって制御されることにより、隣接
する固定ローラ17b,18a間に延在する感光記録媒
体8の間欠移動部8aが、後述するように間欠的に駆動
される。
【0016】前記媒体現像ブロック5には、図2に示し
た現像定着ユニット20が設けられている。この現像定
着ユニット20は、感光記録媒体8のほぼ全幅に亙る上
下長を有するタンク21を備えており、このタンク21
の感光記録媒体8と対向する面側には、開口部とこの開
口部を撮像時には開放し、非撮像時には閉鎖する蓋体
(共に図示せず)が設けられている。また、タンク21
内には、所謂インスタント写真の一部に用いられている
現像定着液と、この現像定着液を含浸したスポンジ等か
らなる塗布用部材とが収容されている。この塗布用部材
は、前記蓋体が開作動することにより、感光記録媒体8
の表面に接触するように構成され、蓋体は、主コントロ
ーラ2の指示に従って動作するアクチュエータ(図示せ
ず)によって、開閉駆動される。なお、この現像定着ユ
ニット20は、収納ロール7の近傍であって、感光記録
媒体8が定速移動する部位、例えば図4に示したピンチ
ローラ16と収納ロール7間に配置されている。
た現像定着ユニット20が設けられている。この現像定
着ユニット20は、感光記録媒体8のほぼ全幅に亙る上
下長を有するタンク21を備えており、このタンク21
の感光記録媒体8と対向する面側には、開口部とこの開
口部を撮像時には開放し、非撮像時には閉鎖する蓋体
(共に図示せず)が設けられている。また、タンク21
内には、所謂インスタント写真の一部に用いられている
現像定着液と、この現像定着液を含浸したスポンジ等か
らなる塗布用部材とが収容されている。この塗布用部材
は、前記蓋体が開作動することにより、感光記録媒体8
の表面に接触するように構成され、蓋体は、主コントロ
ーラ2の指示に従って動作するアクチュエータ(図示せ
ず)によって、開閉駆動される。なお、この現像定着ユ
ニット20は、収納ロール7の近傍であって、感光記録
媒体8が定速移動する部位、例えば図4に示したピンチ
ローラ16と収納ロール7間に配置されている。
【0017】また、前記索引形成ブロック22には、図
5に示すように、感光記録媒体8の下部に記録されたマ
ーク23を、感光記録媒体8が定速移動する部位で検出
し、信号を発生するセンサ24が設けられている。この
マーク23は、長方形状等の適宜のパターンからなり、
一定の間隔をもって各コマ19に対応するように、予め
記録されている。さらに、索引形成ブロック22には、
図6に示すように、演算回路25が設けられている。こ
の演算回路25には、センサ24から信号が入力される
とともに、主コントローラ2からコントローラ26を介
して、感光記録媒体8を順方向Fと逆方向R(図5参
照)とのいずれの方向に搬送しているを示す情報が入力
される。
5に示すように、感光記録媒体8の下部に記録されたマ
ーク23を、感光記録媒体8が定速移動する部位で検出
し、信号を発生するセンサ24が設けられている。この
マーク23は、長方形状等の適宜のパターンからなり、
一定の間隔をもって各コマ19に対応するように、予め
記録されている。さらに、索引形成ブロック22には、
図6に示すように、演算回路25が設けられている。こ
の演算回路25には、センサ24から信号が入力される
とともに、主コントローラ2からコントローラ26を介
して、感光記録媒体8を順方向Fと逆方向R(図5参
照)とのいずれの方向に搬送しているを示す情報が入力
される。
【0018】また、演算回路25は内部にカウンタを有
しており、感光記録媒体8が順方向Fに搬送されている
場合には、センサ24からの信号入力に応答してカウン
タをインクリメントし、逆方向Rに移動した場合にはデ
クリメントする。したがって、演算回路25は、カウン
タの現在値に基づき、記録開始位置からの感光記録媒体
8の使用量、感光記録媒体8の残量、記録開始位置から
の撮像コマ数、記録開始位置からの経過時間、記録可能
な残り時間、全記録時間を演算することが可能であっ
て、その演算結果は、コントローラ26に送られる。
しており、感光記録媒体8が順方向Fに搬送されている
場合には、センサ24からの信号入力に応答してカウン
タをインクリメントし、逆方向Rに移動した場合にはデ
クリメントする。したがって、演算回路25は、カウン
タの現在値に基づき、記録開始位置からの感光記録媒体
8の使用量、感光記録媒体8の残量、記録開始位置から
の撮像コマ数、記録開始位置からの経過時間、記録可能
な残り時間、全記録時間を演算することが可能であっ
て、その演算結果は、コントローラ26に送られる。
【0019】このコントローラ26には、キー入力部2
7、表示装置28及びメモリ29が接続されており、こ
のメモリ29は書き換え可能な半導体メモリからなる。
キー入力部27は、索引記録指示キー、表示指示キー、
頭出しキー、文字キー、カーソルキー等の各種キーが設
けられている。そして、コントローラ26は、キー入力
部27で索引記録指示キーが操作されると、その時点で
演算回路25から入力されたコマ数に対応させて、文字
キーの操作により入力されたタイトル、コメント等のデ
ータをメモリ29に記録する。したがって、索引記録指
示キーと文字キーとが操作される都度、コマ数とコメン
ト等の付加データとからなる索引データがメモリ29に
記録されて、蓄積される。また、コントローラ26は、
キー入力部27で表示指示キーの操作に応答して、メモ
リ29内に蓄積されている索引データを読み出して、表
示装置28に表示する。
7、表示装置28及びメモリ29が接続されており、こ
のメモリ29は書き換え可能な半導体メモリからなる。
キー入力部27は、索引記録指示キー、表示指示キー、
頭出しキー、文字キー、カーソルキー等の各種キーが設
けられている。そして、コントローラ26は、キー入力
部27で索引記録指示キーが操作されると、その時点で
演算回路25から入力されたコマ数に対応させて、文字
キーの操作により入力されたタイトル、コメント等のデ
ータをメモリ29に記録する。したがって、索引記録指
示キーと文字キーとが操作される都度、コマ数とコメン
ト等の付加データとからなる索引データがメモリ29に
記録されて、蓄積される。また、コントローラ26は、
キー入力部27で表示指示キーの操作に応答して、メモ
リ29内に蓄積されている索引データを読み出して、表
示装置28に表示する。
【0020】一方、再生ユニット31は、図1に示すよ
うに、主コントローラ2と、この主コントローラ2によ
って制御される媒体搬送ブロック、画像データ化ブロッ
ク33、データ変換ブロック35、索引形成ブロック2
2で構成されている。つまり、再生ユニット31は、主
コントローラ2と媒体搬送ブロック4及び索引形成ブロ
ック22を、撮像ユニット1と共有して構成されてい
る。
うに、主コントローラ2と、この主コントローラ2によ
って制御される媒体搬送ブロック、画像データ化ブロッ
ク33、データ変換ブロック35、索引形成ブロック2
2で構成されている。つまり、再生ユニット31は、主
コントローラ2と媒体搬送ブロック4及び索引形成ブロ
ック22を、撮像ユニット1と共有して構成されてい
る。
【0021】画像データ化ブロック33には、図7に示
すように、光源36が設けられている。この光源36
は、供給ロール6に巻装されて収納ロール7側に巻き取
られる記録済み記録媒体38の一面側であって、後述す
る間欠移動部38a内のコマ19に対向する位置に配置
されている。ここで、記録済み記録媒体38は、前述の
撮像ユニット1により、撮像及び現像定着処理された感
光記録媒体8であって、各コマ19毎に被撮像画像の静
止画像が記録されている。また、この光源36は、前記
R感光層12、G感光層13及びB感光層14に対応す
る波長λ1、λ2、λ3の全てのスペクトル成分をコマ
19の全域に放射するものであって、その点滅タイミン
グは主コントローラ2によって制御される。
すように、光源36が設けられている。この光源36
は、供給ロール6に巻装されて収納ロール7側に巻き取
られる記録済み記録媒体38の一面側であって、後述す
る間欠移動部38a内のコマ19に対向する位置に配置
されている。ここで、記録済み記録媒体38は、前述の
撮像ユニット1により、撮像及び現像定着処理された感
光記録媒体8であって、各コマ19毎に被撮像画像の静
止画像が記録されている。また、この光源36は、前記
R感光層12、G感光層13及びB感光層14に対応す
る波長λ1、λ2、λ3の全てのスペクトル成分をコマ
19の全域に放射するものであって、その点滅タイミン
グは主コントローラ2によって制御される。
【0022】さらに、画像データ化ブロック33には、
記録済み記録媒体38の他面側であって、光源36と対
向する位置に、結像光学系37が配設され、この結像光
学系37の光軸延長線上にはカラーエリアセンサ39が
配設されている。このカラーエリアセンサ39は、光−
電気変換体の画素を2次マトリックス配置し、このパタ
ーン上に任意の配列のカラーフィルタアレイを配置した
ものであって、CCDディバイス及びMOSディバイス
等の公知のディバイスを使用できる。また、カラーフィ
ルタアレイ配置としては、ベイヤ方式、インタライン、
ストライプ、色差順次などの公知の手法が適用される。
なお、結像光学系37におけるコサイン4乗則に従う周
辺露光量の分布を補正するために、光源36には、コマ
19内に記録されている画像の中央部を周辺部に対して
暗く照明する、フィルターを設けることが望ましい。
記録済み記録媒体38の他面側であって、光源36と対
向する位置に、結像光学系37が配設され、この結像光
学系37の光軸延長線上にはカラーエリアセンサ39が
配設されている。このカラーエリアセンサ39は、光−
電気変換体の画素を2次マトリックス配置し、このパタ
ーン上に任意の配列のカラーフィルタアレイを配置した
ものであって、CCDディバイス及びMOSディバイス
等の公知のディバイスを使用できる。また、カラーフィ
ルタアレイ配置としては、ベイヤ方式、インタライン、
ストライプ、色差順次などの公知の手法が適用される。
なお、結像光学系37におけるコサイン4乗則に従う周
辺露光量の分布を補正するために、光源36には、コマ
19内に記録されている画像の中央部を周辺部に対して
暗く照明する、フィルターを設けることが望ましい。
【0023】データ変換ブロック35には、図8に示す
ように、センサドライバ40が設けられている。このセ
ンサドライバ40は、主コントローラ2により指示され
た光電変換の開始タイミングと光電変換時間とに基づい
て、カラーエリアセンサ39を駆動し、さらに光電変換
の結果生成した電荷を順次カラーエリアセンサ39から
転送出力させる。前処理回路41は、このカラーエリア
センサ39からの転送出力信号を前処理するものであっ
て、センサ出力に含まれるリセットパルスの除去、及び
信号レベルの調整を行う。
ように、センサドライバ40が設けられている。このセ
ンサドライバ40は、主コントローラ2により指示され
た光電変換の開始タイミングと光電変換時間とに基づい
て、カラーエリアセンサ39を駆動し、さらに光電変換
の結果生成した電荷を順次カラーエリアセンサ39から
転送出力させる。前処理回路41は、このカラーエリア
センサ39からの転送出力信号を前処理するものであっ
て、センサ出力に含まれるリセットパルスの除去、及び
信号レベルの調整を行う。
【0024】ローパスフィルタ42は、前処理回路41
を介して転送されたカラーエリアセンサ39の出力信号
に含まれる、カラーフィルタアレイの繰り返し周期に対
応して色信号成分を除去し、輝度信号Yを生成する。輝
度信号処理回路43は、この輝度信号Yに対して、ガン
マ補正、レベル調整、同期信号用ブランキング形成、輪
郭補正処理を行い、さらに若干の遅延処理を行う公知の
回路である。
を介して転送されたカラーエリアセンサ39の出力信号
に含まれる、カラーフィルタアレイの繰り返し周期に対
応して色信号成分を除去し、輝度信号Yを生成する。輝
度信号処理回路43は、この輝度信号Yに対して、ガン
マ補正、レベル調整、同期信号用ブランキング形成、輪
郭補正処理を行い、さらに若干の遅延処理を行う公知の
回路である。
【0025】色信号分離回路44は、カラーフィルタア
レイのパターンで定まる各色成分が混合した状態の、前
処理回路41を介したカラーエリアセンサ39の出力信
号を、R,G,Bの各色成分のみの信号に分離する。こ
の処理は、1水平期間遅延、1水平走査期間(1H)遅
延、サンプルホールド、加算処理の組み合わせによって
行われる。実際の加算処理の組み合わせは、カラーフィ
ルタアレイの配列によって定まるが、これらは公知の色
信号分離手法が適用されるので詳細は省略する。
レイのパターンで定まる各色成分が混合した状態の、前
処理回路41を介したカラーエリアセンサ39の出力信
号を、R,G,Bの各色成分のみの信号に分離する。こ
の処理は、1水平期間遅延、1水平走査期間(1H)遅
延、サンプルホールド、加算処理の組み合わせによって
行われる。実際の加算処理の組み合わせは、カラーフィ
ルタアレイの配列によって定まるが、これらは公知の色
信号分離手法が適用されるので詳細は省略する。
【0026】色信号処理回路45は、入力されるR,
G,B各色信号の処理回路であって、ホワイトバラン
ス、ガンマ補正、レベル調整、同期信号用ブランキング
形成を行い、さらに色差信号R−Y及びB−Yに変換し
た後、LPF(Low Pass Filter)によって帯域制限する
公知の回路である。ここでの、ガンマ、ホワイトバラン
ス補正は、カラーエリアセンサ39のガンマ、ホワイト
バランスのみならず、記録済み記録媒体38の露光−現
像濃度特性、空間周波数−現像濃度特性、分光特性をも
補正するものである。カラーエンコーダ46は、輝度信
号処理回路43からの輝度信号Yと、色信号処理回路4
5からの色差信号R−Y及びB−Yによりビデオ信号を
生成し、外部のテレビ受像機やビデオプリンタに出力す
るものである。
G,B各色信号の処理回路であって、ホワイトバラン
ス、ガンマ補正、レベル調整、同期信号用ブランキング
形成を行い、さらに色差信号R−Y及びB−Yに変換し
た後、LPF(Low Pass Filter)によって帯域制限する
公知の回路である。ここでの、ガンマ、ホワイトバラン
ス補正は、カラーエリアセンサ39のガンマ、ホワイト
バランスのみならず、記録済み記録媒体38の露光−現
像濃度特性、空間周波数−現像濃度特性、分光特性をも
補正するものである。カラーエンコーダ46は、輝度信
号処理回路43からの輝度信号Yと、色信号処理回路4
5からの色差信号R−Y及びB−Yによりビデオ信号を
生成し、外部のテレビ受像機やビデオプリンタに出力す
るものである。
【0027】以上の構成にかかる本実施例において、撮
像を開始するに際しては、未撮像状態の感光記録媒体8
を図9(A)に示すように、セットする。このとき、両
可動ローラ17c,18cは、同図に示すように、固定
ローラ17a,17b,18a,18bから各々所定距
離後退した、同一の中立位置Nで停止している。
像を開始するに際しては、未撮像状態の感光記録媒体8
を図9(A)に示すように、セットする。このとき、両
可動ローラ17c,18cは、同図に示すように、固定
ローラ17a,17b,18a,18bから各々所定距
離後退した、同一の中立位置Nで停止している。
【0028】そして、撮像を開始すると、主コントロー
ラ2からの指示に従ってモータが起動することにより、
ピンチローラ15,16と収納ロール7とが同一の線速
度での回転を開始し、これにより感光記録媒体8は前記
順方向Fに送られる。すると、ピンチローラ15,16
と収納ロール7の回転開始と同時にアクチュエータが動
作して、図9(B)に示すように、第1経路長調整機構
17の可動ローラ17cにあっては、感光記録媒体8か
ら離間する後退方向へ、第2経路長調整機構18の可動
ローラ18cにあっては、感光記録媒体8に近接する方
前進方向へ、各々中立位置Nから等距離L1ずつ同時移
動する。
ラ2からの指示に従ってモータが起動することにより、
ピンチローラ15,16と収納ロール7とが同一の線速
度での回転を開始し、これにより感光記録媒体8は前記
順方向Fに送られる。すると、ピンチローラ15,16
と収納ロール7の回転開始と同時にアクチュエータが動
作して、図9(B)に示すように、第1経路長調整機構
17の可動ローラ17cにあっては、感光記録媒体8か
ら離間する後退方向へ、第2経路長調整機構18の可動
ローラ18cにあっては、感光記録媒体8に近接する方
前進方向へ、各々中立位置Nから等距離L1ずつ同時移
動する。
【0029】したがって、その間、一方のピンチローラ
15の回転に伴って供給ロール6から引き出された感光
記録媒体8は、可動ローラ17bの後退移動により、そ
の経路長が長大化して、引き出し分が吸収される。ま
た、可動ローラ18cが前進移動すると、第2経路長調
整機構18側において、感光記録媒体8の経路長が短小
化し、これにより生ずる余剰分は、ピンチローラ16と
収納ロール7との回転に伴って、収納ロール7に巻き取
られる。よって、この間、感光記録媒体8の間欠移動部
8aは移動することなく、停止している。
15の回転に伴って供給ロール6から引き出された感光
記録媒体8は、可動ローラ17bの後退移動により、そ
の経路長が長大化して、引き出し分が吸収される。ま
た、可動ローラ18cが前進移動すると、第2経路長調
整機構18側において、感光記録媒体8の経路長が短小
化し、これにより生ずる余剰分は、ピンチローラ16と
収納ロール7との回転に伴って、収納ロール7に巻き取
られる。よって、この間、感光記録媒体8の間欠移動部
8aは移動することなく、停止している。
【0030】そして、このようにピンチローラ15,1
6と、収納ロール7が同一線速度で回転と継続している
状態において、1/30秒が経過すると、前述とは逆方
向にアクチュエータが動作し、図9(C)に示すよう
に、第1経路長調整機構17の可動ローラ17cにあっ
ては、感光記録媒体8に近接する前進方向へ、第2経路
長調整機構18の可動ローラ18cにあっては、感光記
録媒体8から離間する後退方向へ、各々等距離L2ずつ
同時に移動する。
6と、収納ロール7が同一線速度で回転と継続している
状態において、1/30秒が経過すると、前述とは逆方
向にアクチュエータが動作し、図9(C)に示すよう
に、第1経路長調整機構17の可動ローラ17cにあっ
ては、感光記録媒体8に近接する前進方向へ、第2経路
長調整機構18の可動ローラ18cにあっては、感光記
録媒体8から離間する後退方向へ、各々等距離L2ずつ
同時に移動する。
【0031】したがって、第1経路長調整機構17側に
おいて、感光記録媒体8の経路長が短小化すると同時
に、第2経路長調整機構18側において、感光記録媒体
8の経路長がが長大化する。このため、経路長の短小化
により生じた第1経路長調整機構17側の余剰分が、隣
接する両固定ローラ17b,18aに到来するととも
に、同図(B)時点で固定ローラ17b,18a間に介
在していた間欠移動部8aが、第2経路長調整機構18
側に吸収される。
おいて、感光記録媒体8の経路長が短小化すると同時
に、第2経路長調整機構18側において、感光記録媒体
8の経路長がが長大化する。このため、経路長の短小化
により生じた第1経路長調整機構17側の余剰分が、隣
接する両固定ローラ17b,18aに到来するととも
に、同図(B)時点で固定ローラ17b,18a間に介
在していた間欠移動部8aが、第2経路長調整機構18
側に吸収される。
【0032】以上の図9(B)(C)に示す動作を、1
/30秒間隔で繰り返すことにより、感光記録媒体8は
供給ロール6から定速で引き出されて、収納ロール7に
同一速度で巻き取られつつ、間欠移動部8aは順次1/
30秒間隔で、両固定ローラ17b,18a間に静止す
る。したがって、図10(A)に示すように、間欠移動
部8aが静止したタイミングで、主コントローラ2から
の指示に従って、光学シャッタ10が開き、同図(B)
に示すように、光学シャッタ10が閉じたタイミングで
間欠移動部8aを移動させることにより、被撮像画像の
1/30秒毎の静止画像を順次各コマ19・・・に感光
させることができる。
/30秒間隔で繰り返すことにより、感光記録媒体8は
供給ロール6から定速で引き出されて、収納ロール7に
同一速度で巻き取られつつ、間欠移動部8aは順次1/
30秒間隔で、両固定ローラ17b,18a間に静止す
る。したがって、図10(A)に示すように、間欠移動
部8aが静止したタイミングで、主コントローラ2から
の指示に従って、光学シャッタ10が開き、同図(B)
に示すように、光学シャッタ10が閉じたタイミングで
間欠移動部8aを移動させることにより、被撮像画像の
1/30秒毎の静止画像を順次各コマ19・・・に感光
させることができる。
【0033】他方、前記現像定着ユニット20において
は、撮像の開始と同時に発せられた主コントローラ2か
らの指示により、タンク21の蓋体が開駆動される。こ
れにより、現像定着液を含浸してなる塗布用部材がタン
ク21外に露出して、各コマ19内に被写体画像の静止
画像を感光した感光記録媒体8に接触する。よって、感
光記録媒体8のR,G,B各感光層12〜14に現像定
着液が浸透し、各感光層12〜14は被写体画像のR,
G,Bに応じて、各々異なる波長λ1、λ2、λ3をピ
ークとする吸光スペクトルを発現する。
は、撮像の開始と同時に発せられた主コントローラ2か
らの指示により、タンク21の蓋体が開駆動される。こ
れにより、現像定着液を含浸してなる塗布用部材がタン
ク21外に露出して、各コマ19内に被写体画像の静止
画像を感光した感光記録媒体8に接触する。よって、感
光記録媒体8のR,G,B各感光層12〜14に現像定
着液が浸透し、各感光層12〜14は被写体画像のR,
G,Bに応じて、各々異なる波長λ1、λ2、λ3をピ
ークとする吸光スペクトルを発現する。
【0034】このように各コマ19毎に静止画像が記録
されている撮像中において、は、感光記録媒体8は前述
したように順方向Fに搬送される。すると、演算回路2
5は、順方向Fへの搬送時には、センサ24がマーク2
7を検出したタイミングで、内部のカウンタをインクリ
メントする。しかる後、演算回路25は、カウンタの値
に基づき、記録開始位置からのコマ数や残量等を演算
し、コントローラ26に送る。すると、主コントローラ
2は、これらの演算結果を表示するとともに、残量が
“0”となった場合には、画像記録ブロック3、媒体搬
送ブロック4、媒体現像ブロック5の動作を全て停止さ
せて、撮像を停止させる。このとき、コントローラ26
は、この感光記録媒体8の全記録時間データをメモリ2
9に記録させる。
されている撮像中において、は、感光記録媒体8は前述
したように順方向Fに搬送される。すると、演算回路2
5は、順方向Fへの搬送時には、センサ24がマーク2
7を検出したタイミングで、内部のカウンタをインクリ
メントする。しかる後、演算回路25は、カウンタの値
に基づき、記録開始位置からのコマ数や残量等を演算
し、コントローラ26に送る。すると、主コントローラ
2は、これらの演算結果を表示するとともに、残量が
“0”となった場合には、画像記録ブロック3、媒体搬
送ブロック4、媒体現像ブロック5の動作を全て停止さ
せて、撮像を停止させる。このとき、コントローラ26
は、この感光記録媒体8の全記録時間データをメモリ2
9に記録させる。
【0035】また、撮像中に後で検索したいコマがあっ
たときには、その時点でキー入力部27で索引記録指示
キーを操作する。すると、コントローラ26は、索引記
録指示キーの操作に応答して、演算回路25から入力さ
れたコマ数をメモリ29に記録させる。引き続き、キー
入力部27で文字キーを操作してタイトルやコメントを
入力すると、コマ数とともにタイトルやコメントがメモ
リ29に記録される。なお、このタイトルやコメントの
入力は、検察記録指示キーの操作に引き続いて行う必要
はなく、撮像中において後で検索したいコマがあったと
きに、索引記録指示キーのみを操作すればよい。この場
合には、索引記録指示キーが操作される都度、その時点
のコマ数がメモリ29に記録されて、蓄積される。
たときには、その時点でキー入力部27で索引記録指示
キーを操作する。すると、コントローラ26は、索引記
録指示キーの操作に応答して、演算回路25から入力さ
れたコマ数をメモリ29に記録させる。引き続き、キー
入力部27で文字キーを操作してタイトルやコメントを
入力すると、コマ数とともにタイトルやコメントがメモ
リ29に記録される。なお、このタイトルやコメントの
入力は、検察記録指示キーの操作に引き続いて行う必要
はなく、撮像中において後で検索したいコマがあったと
きに、索引記録指示キーのみを操作すればよい。この場
合には、索引記録指示キーが操作される都度、その時点
のコマ数がメモリ29に記録されて、蓄積される。
【0036】そして、撮像終了後に、キー入力部27で
表示指示キーを操作すると、メモリ29に記録されてい
る索引記録が読み出されて、表示装置28に表示され
る。この状態で、カーソルキーや文字キーを操作して、
表示されているコマ数に対応して、記録時の時刻、年月
日データ、タイトルやコメントを入力し、しかる後に索
引記録指示キーを操作すると、メモリ29には、コマ数
に対応してコメント等が記録される。したがって、予め
撮像時に索引記録指示キーを操作して記録しておいたコ
マ数に対応して、以上の操作を行うことにより、メモリ
28には、コマ数とこのコマ数に対応するコメント等の
付加データとからなる、索引データが蓄積される。
表示指示キーを操作すると、メモリ29に記録されてい
る索引記録が読み出されて、表示装置28に表示され
る。この状態で、カーソルキーや文字キーを操作して、
表示されているコマ数に対応して、記録時の時刻、年月
日データ、タイトルやコメントを入力し、しかる後に索
引記録指示キーを操作すると、メモリ29には、コマ数
に対応してコメント等が記録される。したがって、予め
撮像時に索引記録指示キーを操作して記録しておいたコ
マ数に対応して、以上の操作を行うことにより、メモリ
28には、コマ数とこのコマ数に対応するコメント等の
付加データとからなる、索引データが蓄積される。
【0037】そして、撮像した結果を再生を開始するに
際しては、記録済み記録媒体38を、供給ロール6側に
巻き戻す。この巻き戻しは、両経路長調整記録17,1
8の両可動ローラ17c,18cを中立位置N(図9
(A))に停止させたまま、供給ロール6を逆回転させ
ることにより行う。この巻き戻しにより、記録済み記録
媒体8を逆方向Rに移動すると、演算回路25は、セン
サ24がマーク27を検出したタイミングで発生する信
号に基づき、内部のカウンタをデクリメントする。した
がって、記録開始位置まで記録済み記録媒体38を巻き
戻すと、カウンタは初期値にリセットされる。
際しては、記録済み記録媒体38を、供給ロール6側に
巻き戻す。この巻き戻しは、両経路長調整記録17,1
8の両可動ローラ17c,18cを中立位置N(図9
(A))に停止させたまま、供給ロール6を逆回転させ
ることにより行う。この巻き戻しにより、記録済み記録
媒体8を逆方向Rに移動すると、演算回路25は、セン
サ24がマーク27を検出したタイミングで発生する信
号に基づき、内部のカウンタをデクリメントする。した
がって、記録開始位置まで記録済み記録媒体38を巻き
戻すと、カウンタは初期値にリセットされる。
【0038】また、巻き戻し後、再生を開始すると、図
9(A)(B)(C)をもって説明した撮像時と同様
に、ピンチローラ15,16、収納ロール7第1及び第
2経路長調整機構17,18等が動作する。これによ
り、記録済み記録媒体38は供給ロール6から定速で引
き出されて、収納ロール7に同一速度で巻き取られつ
つ、間欠移動部38aは1/30秒間隔で、両固定ロー
ラ17b,18a間に静止する。したがって、主コント
ローラ2からの指示に従って、間欠移動部38aが静止
したタイミングで光源36を点灯し、光源36が消灯し
たタイミングで間欠移動部8aを移動させることによ
り、被撮像画像の各コマ19・・・に記録されている静
止画像が1/30秒毎に、結像光学系37によってカラ
ーエリアセンサ39上に結像される。
9(A)(B)(C)をもって説明した撮像時と同様
に、ピンチローラ15,16、収納ロール7第1及び第
2経路長調整機構17,18等が動作する。これによ
り、記録済み記録媒体38は供給ロール6から定速で引
き出されて、収納ロール7に同一速度で巻き取られつ
つ、間欠移動部38aは1/30秒間隔で、両固定ロー
ラ17b,18a間に静止する。したがって、主コント
ローラ2からの指示に従って、間欠移動部38aが静止
したタイミングで光源36を点灯し、光源36が消灯し
たタイミングで間欠移動部8aを移動させることによ
り、被撮像画像の各コマ19・・・に記録されている静
止画像が1/30秒毎に、結像光学系37によってカラ
ーエリアセンサ39上に結像される。
【0039】一方、センサドライバ40は、主コントロ
ーラ2により指示されたタイミング、つまり光源36を
点灯させる1/30秒毎のタイミングで、カラーエリア
センサ39を駆動し、カラーエリアセンサ39の光電変
換の結果生成した電荷を、前記タイミングで前処理回路
41に転送出力させる。この転送出力信号は、前処理回
路41により、リセットパルスの除去、及び信号レベル
の調整が行われた後、ローパスフィルタ42により、色
信号成分が除去されて輝度信号Yに生成され、この輝度
信号Yは輝度信号処理回路43により、前述したガンマ
補正等されてカラーエンコーダ46に入力される。
ーラ2により指示されたタイミング、つまり光源36を
点灯させる1/30秒毎のタイミングで、カラーエリア
センサ39を駆動し、カラーエリアセンサ39の光電変
換の結果生成した電荷を、前記タイミングで前処理回路
41に転送出力させる。この転送出力信号は、前処理回
路41により、リセットパルスの除去、及び信号レベル
の調整が行われた後、ローパスフィルタ42により、色
信号成分が除去されて輝度信号Yに生成され、この輝度
信号Yは輝度信号処理回路43により、前述したガンマ
補正等されてカラーエンコーダ46に入力される。
【0040】他方、前処理回路41から色信号分離回路
44に転送された、カラーエリアセンサ39からの転送
出力信号は、この色信号分離回路44により、R,G,
Bの各色成分のみの信号に分離された後、色信号処理回
路45により、ホワイトバランス、ガンマ補正等される
とともに、色差信号R−Y及びB−Yに変換される。そ
して、この色差信号R−Y及びB−Yと、輝度信号Yと
が入力されると、カラーエンコーダ46はこれらに基づ
き、NTSC規格に従ったビデオ信号を生成して出力す
る。よって、この出力されたビデオ信号に基づき、テレ
ビ受動機が動作するにより、各コマ19に記録された静
止画像の連続によるカラー動画を視認することができ、
また、ビデオプリンタにより、各静止画像をプリントア
ウトすることもできる。
44に転送された、カラーエリアセンサ39からの転送
出力信号は、この色信号分離回路44により、R,G,
Bの各色成分のみの信号に分離された後、色信号処理回
路45により、ホワイトバランス、ガンマ補正等される
とともに、色差信号R−Y及びB−Yに変換される。そ
して、この色差信号R−Y及びB−Yと、輝度信号Yと
が入力されると、カラーエンコーダ46はこれらに基づ
き、NTSC規格に従ったビデオ信号を生成して出力す
る。よって、この出力されたビデオ信号に基づき、テレ
ビ受動機が動作するにより、各コマ19に記録された静
止画像の連続によるカラー動画を視認することができ、
また、ビデオプリンタにより、各静止画像をプリントア
ウトすることもできる。
【0041】したがって、この撮像・再生装置61を用
いることにより、図11に示すように、「1.撮影」→
「2.自動現像」→「3.再生」の全てを行うことがで
きる。これにより、被撮像画像Fの動画fをテレビ受像
機65で再生したり、被撮像画像Fの静止画像f′をビ
デオプリンタ66で印刷する等を、迅速かつ円滑に行う
ことができる。
いることにより、図11に示すように、「1.撮影」→
「2.自動現像」→「3.再生」の全てを行うことがで
きる。これにより、被撮像画像Fの動画fをテレビ受像
機65で再生したり、被撮像画像Fの静止画像f′をビ
デオプリンタ66で印刷する等を、迅速かつ円滑に行う
ことができる。
【0042】また、再生を開始するに際して、キー入力
部27の表示指示キーを操作すると、表示装置28には
メモリ29に蓄積されている索引データが表示される。
したがって、この索引データを視認することにより、こ
の記録済み記録媒体38にどのような内容の画像が記録
されているかを確認することができる。そして、この表
示された索引データの中に見たいシーンがある場合に
は、カーソルキーの操作により見たいシーンに対応する
索引データを選択した後、頭出しキーを操作して、早送
りや巻き戻しを行う。すると、コントローラ26は、演
算回路25から入力されるコマ数と、索引データが示す
コマ数とを比較し、両者が一致した時点で、主コントロ
ーラ2に信号を送出する。主コントローラ2は、これに
応じて、早送り又は巻き戻しを停止させた後、前述の再
生を開始し、これにより、見たいシーンからの頭出しが
可能となる。
部27の表示指示キーを操作すると、表示装置28には
メモリ29に蓄積されている索引データが表示される。
したがって、この索引データを視認することにより、こ
の記録済み記録媒体38にどのような内容の画像が記録
されているかを確認することができる。そして、この表
示された索引データの中に見たいシーンがある場合に
は、カーソルキーの操作により見たいシーンに対応する
索引データを選択した後、頭出しキーを操作して、早送
りや巻き戻しを行う。すると、コントローラ26は、演
算回路25から入力されるコマ数と、索引データが示す
コマ数とを比較し、両者が一致した時点で、主コントロ
ーラ2に信号を送出する。主コントローラ2は、これに
応じて、早送り又は巻き戻しを停止させた後、前述の再
生を開始し、これにより、見たいシーンからの頭出しが
可能となる。
【0043】また、再生時に演算回路25は、カウンタ
の値に基づいて、前述と同様の演算処理を実行し、これ
により再生開始位置からの記録済み記録媒体38の再生
量、記録済み記録媒体38の残量、再生開始位置からの
経過時間、再生可能な残り時間を演算し、コントローラ
26に送る。すると、コントローラ26は、これらの演
算結果を表示装置28表示するとともに、残量が“0”
となった場合には、画像データ化ブロック33、媒体搬
送ブロック4、データ変換ブロック35の動作を全て停
止させて、再生を停止させる。
の値に基づいて、前述と同様の演算処理を実行し、これ
により再生開始位置からの記録済み記録媒体38の再生
量、記録済み記録媒体38の残量、再生開始位置からの
経過時間、再生可能な残り時間を演算し、コントローラ
26に送る。すると、コントローラ26は、これらの演
算結果を表示装置28表示するとともに、残量が“0”
となった場合には、画像データ化ブロック33、媒体搬
送ブロック4、データ変換ブロック35の動作を全て停
止させて、再生を停止させる。
【0044】なお、この実施例においては、単純な形状
のマーク23を用いた場合を示した。しかし、図14
(A)に示したバーコード23A、あるいは同図(B)
に示したデジタルマトリックス23Bであって、各位置
のマーク29毎に、感光記録媒体8の絶対的位置を示す
情報、例えば始端から当該位置までのコマ数が記録され
ているマークをもちいてもよい。これら、バーコード2
3Aやデジタルマトリックス23Bを用いれば、図15
に示すように、演算回路25(図6)を用いることな
く、コントローラ26が現時点のコマ数を検出すること
ができ、構成の簡易化を図ることができる。
のマーク23を用いた場合を示した。しかし、図14
(A)に示したバーコード23A、あるいは同図(B)
に示したデジタルマトリックス23Bであって、各位置
のマーク29毎に、感光記録媒体8の絶対的位置を示す
情報、例えば始端から当該位置までのコマ数が記録され
ているマークをもちいてもよい。これら、バーコード2
3Aやデジタルマトリックス23Bを用いれば、図15
に示すように、演算回路25(図6)を用いることな
く、コントローラ26が現時点のコマ数を検出すること
ができ、構成の簡易化を図ることができる。
【0045】また、以上の実施例においては、撮像ユニ
ット1と再生ユニット31とを一体に組み組み込んだ撮
像・再生装置を示したが、両ユニット1,31を別体と
して、撮像を終了した撮像ユニット1全体を、再生ユニ
ット31内に収容する構成としてよいし、また、両ユニ
ット1,31を各々別個の撮像装置、画像再生装置とし
てもよい。さらに、この実施例では、索引記録指示スイ
ッチの操作に応答して、メモリに索引データを記録する
ようにしたが、撮像の開始に応答して、コントローラ2
6を動作させて、記録時の時刻、年月日データを自動的
にメモリ29に記録するようにしてもよい。
ット1と再生ユニット31とを一体に組み組み込んだ撮
像・再生装置を示したが、両ユニット1,31を別体と
して、撮像を終了した撮像ユニット1全体を、再生ユニ
ット31内に収容する構成としてよいし、また、両ユニ
ット1,31を各々別個の撮像装置、画像再生装置とし
てもよい。さらに、この実施例では、索引記録指示スイ
ッチの操作に応答して、メモリに索引データを記録する
ようにしたが、撮像の開始に応答して、コントローラ2
6を動作させて、記録時の時刻、年月日データを自動的
にメモリ29に記録するようにしてもよい。
【0046】さらに、本発明は、図14及び図15に示
す撮像ユニット81と再生ユニット91を有する撮像・
再生装置にも適用することができる。すなわち、図14
に示す撮像ユニット81にあっては、光学シャッタ10
の後方に、色分解光学系82が配置されており、この色
分解光学系82は、被写体像をR,G,Bの各色成分に
分解して、モノクロ感光記録媒体83に投影する。した
がって、この撮像ユニット81においては、コマ19毎
に各R,G,B各光学像19R,19G,19Bが感光
記憶される。これ以外の他の構成は、前述した第1実施
例の撮像ユニット1と同様である。
す撮像ユニット81と再生ユニット91を有する撮像・
再生装置にも適用することができる。すなわち、図14
に示す撮像ユニット81にあっては、光学シャッタ10
の後方に、色分解光学系82が配置されており、この色
分解光学系82は、被写体像をR,G,Bの各色成分に
分解して、モノクロ感光記録媒体83に投影する。した
がって、この撮像ユニット81においては、コマ19毎
に各R,G,B各光学像19R,19G,19Bが感光
記憶される。これ以外の他の構成は、前述した第1実施
例の撮像ユニット1と同様である。
【0047】また、図15に示す再生ユニット91は、
前記撮像ユニット81により記録された記録済み記録媒
体93を用いものであって、コマ19毎の各光学像19
R,19G,19Bを読み取るモノクロエリアセンサ9
2が設けられている。そして、このモノクロエリアセン
サ92により読み取った光学像19R,19G,19B
を、データ変換回路94によりデジタルデータに変換し
て、メモリ95に記憶した後、ビデオ信号を生成する。
前記撮像ユニット81により記録された記録済み記録媒
体93を用いものであって、コマ19毎の各光学像19
R,19G,19Bを読み取るモノクロエリアセンサ9
2が設けられている。そして、このモノクロエリアセン
サ92により読み取った光学像19R,19G,19B
を、データ変換回路94によりデジタルデータに変換し
て、メモリ95に記憶した後、ビデオ信号を生成する。
【0048】これら、撮像ユニット81と再生ユニット
91とを有する撮像・再生装置においても、前述の各実
施例で説明した構成の索引形成ブロック22により、同
様に索引データの記録及び表示や索引データに基づく制
御等が可能となる。
91とを有する撮像・再生装置においても、前述の各実
施例で説明した構成の索引形成ブロック22により、同
様に索引データの記録及び表示や索引データに基づく制
御等が可能となる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかかる撮
像装置は、順次静止画像を記録したコマに関するデータ
をメモリに記録して、このデータの蓄積からなる索引情
報を形成する構成とした。よって、単に被撮像画像の記
録結果を得られるに止まらず、コマに関する情報も得ら
れ、これにより感光記録媒体を用いる撮像装置の有用性
を向上させることができる。また、索引情報を構成する
データが、特定の静止画像の記録位置に関するデータを
包含することにより、検索に有効となるとともに、索引
情報を構成するデータが、特定の静止画像の記録時の時
刻、年月日データ、感光記録媒体の全記録時間データ、
外部から設定されたデータの少なくとも一部を含むこと
により、ユーザーの多様な要求に応ずることができる。
さらに、索引情報を表示することにより、感光記録媒体
の再生を待つことなく、内容確認が可能となり、撮像の
開始に応答して、データをメモリに記録することによ
り、ユーザーの操作負担を伴うことなく、索引情報を形
成することができる。さらに、メモリとして、書き換え
可能な半導体メモリを用いることにより、索引情報の後
修正及び後編集が可能となる。
像装置は、順次静止画像を記録したコマに関するデータ
をメモリに記録して、このデータの蓄積からなる索引情
報を形成する構成とした。よって、単に被撮像画像の記
録結果を得られるに止まらず、コマに関する情報も得ら
れ、これにより感光記録媒体を用いる撮像装置の有用性
を向上させることができる。また、索引情報を構成する
データが、特定の静止画像の記録位置に関するデータを
包含することにより、検索に有効となるとともに、索引
情報を構成するデータが、特定の静止画像の記録時の時
刻、年月日データ、感光記録媒体の全記録時間データ、
外部から設定されたデータの少なくとも一部を含むこと
により、ユーザーの多様な要求に応ずることができる。
さらに、索引情報を表示することにより、感光記録媒体
の再生を待つことなく、内容確認が可能となり、撮像の
開始に応答して、データをメモリに記録することによ
り、ユーザーの操作負担を伴うことなく、索引情報を形
成することができる。さらに、メモリとして、書き換え
可能な半導体メモリを用いることにより、索引情報の後
修正及び後編集が可能となる。
【0050】また、本発明に画像再生装置にあっては、
索引情報を用いて記録済み記録媒体の搬送を制御するこ
とから、見たいシーンからの再生が迅速に可能となる。
さらに、本発明の撮像・再生装置にあっては、撮像装置
の機能とともに再生機能とを併有することから、共通機
能部分を共用化して、構造の簡易化や一層の小型化軽量
化を可能にしつつ、前述した撮像装置と画像再生装置の
利点を確保することができる。
索引情報を用いて記録済み記録媒体の搬送を制御するこ
とから、見たいシーンからの再生が迅速に可能となる。
さらに、本発明の撮像・再生装置にあっては、撮像装置
の機能とともに再生機能とを併有することから、共通機
能部分を共用化して、構造の簡易化や一層の小型化軽量
化を可能にしつつ、前述した撮像装置と画像再生装置の
利点を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック構成図であ
る。
る。
【図2】撮像ユニットの基本構成を示す模式図である。
【図3】感光記録媒体の模式断面図である。
【図4】媒体搬送ブロック等の構成を示す模式図であ
る。
る。
【図5】マークの配置構成を示す斜視図である。
【図6】索引形成ブロックの構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図7】画像データ化ブロックの構成を示す模式図であ
る。
る。
【図8】データ変換ブロックの構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図9】経路長調整機構の動作を示す説明図である。
【図10】撮像動作を示す説明図である。
【図11】同実施例の撮影から再生に至る過程を示す説
明図である。
明図である。
【図12】(A)はマークに用いられるバーコードの一
例、(B)はデジタルマトリックスの一例を各々示す図
である。
例、(B)はデジタルマトリックスの一例を各々示す図
である。
【図13】本発明の第2実施例における索引形成ブロッ
クの一部の構成を示すブロック図である。
クの一部の構成を示すブロック図である。
【図14】本発明を適用可能な撮像・再生装置の撮像ユ
ニットを示す模式図である。
ニットを示す模式図である。
【図15】本発明を適用可能な撮像・再生装置の再生ユ
ニットを示す模式図である。
ニットを示す模式図である。
1 撮像ユニット 6 供給ロール 7 収納ロール 8 感光記録媒体 9 面結像光学系 10 光学シャッタ 22 索引形成ブロック 24 マーク 27 センサ 29 マーク 31 再生ユニット 61 撮像・再生装置
Claims (13)
- 【請求項1】 感光記録媒体の一部分に被撮像画像を投
影する光学系と、 この光学系の投影時間を制御して、前記感光記録媒体に
前記被撮像画像を静止画像として順次記録させる光学シ
ャッタと、 前記静止画像が前記感光記録媒体の隣接するコマ内に記
録されるように、前記感光記録媒体を搬送する搬送手段
と、 内部又は外部からの指示に応答して、前記コマに関する
データをメモリに記録し、このデータの蓄積からなる索
引情報を形成する索引情報形成手段と、 を有することを特徴とする撮像装置。 - 【請求項2】 前記索引情報を構成するデータが、特定
の静止画像の記録位置に関するデータを包含することを
特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 【請求項3】 前記索引情報を構成するデータが、 特定の静止画像の記録時の時刻、年月日データ、 感光記録媒体の全記録時間データ、 外部から設定されたデータ、 の少なくとも一部を含むことを特徴とする請求項1記載
の撮像装置。 - 【請求項4】 前記索引情報を表示する表示手段を、更
に有することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 【請求項5】 前記索引情報形成手段は、更に撮像の開
始に応答して、前記コマに関するデータをメモリに記録
することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 【請求項6】 前記メモリは、書き換え可能な半導体メ
モリからなることを特徴とする請求項1記載の撮像装
置。 - 【請求項7】 請求項1から6に記載されたいずれかの
撮像装置を収納する収納手段と、 この収納手段に収納された撮像装置が有している、前記
静止画像が記録された記録済み感光記録媒体を、搬送す
る搬送手段と、 この搬送手段により搬送される記録済み感光記録媒体に
記録されている前記静止画像を順次読み取って、電気信
号に変換する読取手段と、 この読取手段により変換された電気信号に基づき、所定
の出力装置に応じた画像信号を生成する画像信号生成手
段と、 前記索引情報形成手段により形成された索引情報に基づ
き、前記記録済み感光記録媒体を搬送する搬送手段を制
御する制御手段と、 を有することを特徴とする画像再生装置。 - 【請求項8】 感光記録媒体の一部分に被撮像画像を投
影する光学系と、 この光学系の投影時間を制御して、前記感光記録媒体に
前記被撮像画像を静止画像として順次記録させる光学シ
ャッタと、 前記静止画像が前記感光記録媒体の隣接するコマ内に記
録されるように、前記感光記録媒体を搬送する第1の搬
送手段と、 内部又は外部からの指示に応答して、前記コマに関する
データをメモリに記録し、このデータの蓄積からなる索
引情報を形成する索引情報形成手段と、 前記静止画像が記録された記録済み感光記録媒体を、搬
送する第2の搬送手段と、 この第2搬送手段により搬送される記録済み感光記録媒
体に記録されている前記静止画像を順次読み取って、電
気信号に変換する読取手段と、 この読取手段により変換された電気信号に基づき、所定
の出力装置に応じた画像信号を生成する画像信号生成手
段と、 前記索引情報形成手段により形成された索引情報に基づ
き、前記第2の搬送手段を制御する制御手段と、 を有することを特徴とする撮像・再生装置。 - 【請求項9】 前記索引情報を構成するデータが、特定
の静止画像の記録位置に関するデータを包含することを
特徴とする請求項8記載の撮像・再生装置。 - 【請求項10】 前記索引情報を構成するデータが、 特定の静止画像の記録時の時刻、年月日データ、 感光記録媒体の全記録時間データ、 外部から設定されたデータ、 の少なくとも一部を含むことを特徴とする請求項8記載
の撮像・再生装置。 - 【請求項11】 前記索引情報を表示する表示手段を、
更に有することを特徴とする請求項8記載の撮像・再生
装置。 - 【請求項12】 前記索引情報形成手段は、更に撮像の
開始に応答して、前記コマに関するデータをメモリに記
録することを特徴とする請求項8記載の撮像・再生装
置。 - 【請求項13】 前記メモリは、書き換え可能な半導体
メモリからなることを特徴とする請求項8記載の撮像・
再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23025094A JPH0876234A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 撮像装置並びに画像再生装置、及び撮像・再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23025094A JPH0876234A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 撮像装置並びに画像再生装置、及び撮像・再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0876234A true JPH0876234A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16904871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23025094A Pending JPH0876234A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 撮像装置並びに画像再生装置、及び撮像・再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0876234A (ja) |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP23025094A patent/JPH0876234A/ja active Pending
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