JPH0876242A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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Publication number
JPH0876242A
JPH0876242A JP6230297A JP23029794A JPH0876242A JP H0876242 A JPH0876242 A JP H0876242A JP 6230297 A JP6230297 A JP 6230297A JP 23029794 A JP23029794 A JP 23029794A JP H0876242 A JPH0876242 A JP H0876242A
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JP
Japan
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image
recording medium
developing
photosensitive
photosensitive recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP6230297A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Shiotani
雅治 塩谷
Eiichi Takeuchi
榮一 竹内
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光記録媒体の特性や現像定着液の特性に応
じて、安定した現像定着結果を得ることのできる撮像装
置を提供する。 【構成】 撮像時には、感光記録媒体8を送り方向Fに
駆動し、光学シャッタ10の動作により、連続的な静止
画像を感光記録媒体8に感光させる。この連続的な静止
画像が感光した感光記媒体を現像定着処理する際には、
送り方向Fとは逆な戻り方向Rに感光記録媒体8を搬送
する。すると、現像定着ユニット20により現像定着液
が塗布されて、感光記録媒体8が現像定着処理される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外界の動画像を撮像記
録する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の撮像装置としては、所謂8ミリカ
メラが知られている。この8ミリカメラは、光学系によ
り結像された被撮像画像をコマ送りされるフィルム上に
投影し、静止画像を連続的に感光させる。そして、この
連続的な静止画像を感光してなるフィルムを、現像所に
て現像処理及び定着処理することにより、静止画像を連
続的に記録する。また、この記録した画像を視認するに
際しては、暗所に配置した映写機に記録済みのフィルム
を装填し、コマ送りしつつ静止画像を連続的にスクリー
ン上に投影することにより、動画として再生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、8ミリ
カメラにあっては、撮像後のフィルムを現像所に提出し
て、現像及び定着処理しなければならないことから、撮
像後に迅速に画像を視認することができない。そこで、
カメラ内に現像定着ユニットを配設して、静止画像を感
光したフィルムをコマ送りしつつ、順次現像定着液を塗
布することも考えられる。しかし、このように、コマ送
りされるフィルムに現像定着液を塗布すると、現像定着
液の塗布量が必然的にコマ送りの速度によって一義的に
定まる。このため、感光記録媒体の特性や現像定着液の
特性によっては、現像定着液の塗布量が過剰となった
り、逆に塗布量が過少となる場合が生ずる。その結果、
過剰な塗布量により記録画像の濃淡が必要以上に強調さ
れたり、過少な塗布量により記録画像が不鮮明になる場
合が発生し、安定した現像定着結果を得ることができな
い。
【0004】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、感光記録媒体の特性や現像定着液
の特性に応じて、安定した現像定着結果を得ることので
きる撮像装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にかかる撮像装置あっては、感光記録媒体の一
部分に被撮像画像を投影する光学系と、この光学系の投
影時間を制御しつつ、前記感光記録媒体を所定の方向に
搬送し、前記被撮像画像の静止画像を前記感光記録媒体
の異なる領域に順次感光記録させる画像記録手段と、こ
の画像記録手段により前記静止画像が感光記録された前
記感光記録媒体を、前記方向とは逆方向に搬送しつつ、
現像及び定着処理する現像定着処理手段とを有すること
を要旨としている。
【0006】
【作用】前記構成において、感光記録媒体は、画像記録
手段により所定の方向に搬送されながら、光学系により
投影された被撮像画像を静止画像として、順次感光記録
する。そして、このように静止画像が連続的に感光記録
された感光記録媒体は、現像定着手段により、前記所定
の方向とは逆方向に感光記録媒体を搬送されつつ、現像
定着処理される。つまり、現像定着処理する際には感光
記録する際とは異なる方向に感光記録媒体を搬送するこ
とから、両者の搬送速度は相互に依存性はない。よっ
て、感光記録媒体の現像定着時の搬送速度は、撮像時と
は無関係に、感光記録媒体の特性や現像定着手段の特性
に応じて、適量の現像定着液を塗布可能な速度であって
よいこととなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図にしたがって説
明する。図1は、一実施例を適用した撮像・再生装置6
1を示すブロック構成図である。この撮像・再生装置6
1は、仮想線で示した撮像ユニット1と、再生ユニット
31とを一体的に有してなる。撮像ユニット1は、主コ
ントローラ2と、この主コントローラ2により制御され
る画像記録ブロック3、媒体搬送ブロック4、媒体現像
ブロック5及び操作ブロック25で構成されている。
【0008】画像記録ブロック3には、図2に示すよう
に、供給ロール6に巻装されて収納ロール7側に巻き取
られるカラー感光記録媒体(以下、単に感光記録媒体と
いう)8、この感光記録媒体8に被撮像画像を結像させ
る面結像光学系9、及びこの面結像光学系9と感光記録
媒体8との間に介挿された光学シャッタ10が設けられ
ている。前記感光記録媒体8は、図3(A)に示すよう
に、薄膜透明樹脂からなるベース11上に、R感光層1
2、G感光層13及びB感光層14を順次積層してな
る。これらR,G,B各感光層12〜14は、可視光の
Red成分、Green成分、Blue成分に対しての
み各々感光し、現像過程を経ることにより、各々R,
G,Bに対応する波長λ1、λ2、λ3(λ3≠λ1か
つλ3≠λ2)を中心としたスペクトルにおける吸光度
の変化を引き起こす特性を有している。
【0009】この感光記録媒体8は、厚さtが10μm
であり、同図(B)に示す幅wは25mmであるととも
に、有効長さは270mであり、よって、供給ロール6
のコア直径を10mmとすると、巻直径は最大60mm
である。また、感光記録媒体8において、1枚の静止画
像が投影記録される領域である1コマのサイズは、横
(a)×縦(b)=9×16mmであり、コマ配置のピ
ッチpは10mmである。
【0010】なお、この実施例においては、NTSC規
格の30フレーム/secに従って、撮像レート=30
コマ/secであり、有効長さ270mである本実施例
において、撮像時間は15分である。また、光学シャッ
タ10は、主コントローラ2からの指示に従って30回
/secの頻度で開動作するとともに、そのときの開動
作時間は1/50〜1/1000秒程度である。
【0011】前記媒体搬送ブロック4には、図4に示す
ように、前記供給ロール6と収納ロール7とが、間隔を
おいて回転自在に配置されている。各ロール6,7の近
傍には、各々一対ずつピンチローラ15,16が配置さ
れており、各一対のピンチローラ15,16間に感光記
録媒体8が挟圧されている。また、この両ピンチローラ
15,16の内側近傍には、第1経路長調整機構17
と、第2経路長調整機構18とが各々設けられている。
そして、この両経路長調整機構17,18間に延在する
感光記録媒体8の間欠移動部8aに、前記面結像光学系
9による画像が結像されるように構成されている。
【0012】各経路長調整機構17,18は、感光記録
媒体8のベース11側(図3(A)参照)に接触する一
対の固定ローラ17a,17b,18a,18bと、こ
の固定ローラ17a,17b,18a,18b間の延長
線上において、感光記録媒体8と直交する方向に移動自
在な可動ローラ17c,18cとを有し、可動ローラ1
7c,18cは、感光記録媒体8のR感光層12側に圧
接している。この可動ローラ17c,18cは、図示し
ないアクチュエータにより前記方向に往復駆動され、ま
た、供給ロール6と収納ロール7及びピンチローラ1
5,16は図示しないモータや減速機構を介して、正逆
回転駆動される。これより、感光記録媒体8は、供給ロ
ール6側から収納ロール7側への送り方向Fと、収納ロ
ール7側から供給ロール6側への戻り方向Rとに搬送さ
れるように構成されている。
【0013】前記媒体現像ブロック5には、図2に示し
た現像定着ユニット20が設けられている。この現像定
着ユニット20は、感光記録媒体8のほぼ全幅に亙る上
下長を有するタンク21を備えており、このタンク21
の感光記録媒体8と対向する面側には、開口部とこの開
口部を撮像時には開放し、非撮像時には閉鎖する蓋体
(共に図示せず)が設けられている。また、タンク21
内には、所謂インスタント写真の一部に用いられている
現像定着液と、この現像定着液を含浸したスポンジ等か
らなる塗布用部材とが収容されている。この塗布用部材
は、前記蓋体が開作動することにより、感光記録媒体8
の表面に接触するように構成され、蓋体は、主コントロ
ーラ2の指示に従って動作するアクチュエータ(図示せ
ず)によって、開閉駆動される。この現像定着ユニット
20は、供給ロール6とピンチローラ15との間に配置
されている。
【0014】操作ブロック25には、撮像スイッチや現
像指示スイッチが設けられている。また、主コントロー
ラ2は、マイクロコンピュータからなりタイマーを内蔵
しているととも、後述するように収納ロール7の回転数
をカウントするカウンタを有している。
【0015】一方、再生ユニット31は、図1に示すよ
うに、主コントローラ2と、この主コントローラ2によ
って制御される媒体搬送ブロック、画像データ化ブロッ
ク33、データ変換ブロック35、及び操作ブロック2
5で構成されている。つまり、再生ユニット31は、主
コントローラ2と媒体搬送ブロック4、及び操作ブロッ
ク25を撮像ユニット1と共有して構成されている。
【0016】画像データ化ブロック33には、図5に示
すように、光源36が設けられている。この光源36
は、供給ロール6に巻装されて収納ロール7側に巻き取
られる記録済み記録媒体38の一面側であって、後述す
る間欠移動部38a内のコマ19に対向する位置に配置
されている。ここで、記録済み記録媒体38は、前述の
撮像ユニット1により、撮像及び現像定着処理された感
光記録媒体8であって、各コマ19毎に被撮像画像の静
止画像が記録されている。また、この光源36は、前記
R感光層12、G感光層13及びB感光層14に対応す
る波長λ1、λ2、λ3の全てのスペクトル成分をコマ
19の全域に放射するものであって、その点滅タイミン
グは主コントローラ2によって制御される。
【0017】さらに、画像データ化ブロック33には、
記録済み記録媒体38の他面側であって、光源36と対
向する位置に、結像光学系37が配設され、この結像光
学系37の光軸延長線上にはカラーエリアセンサ39が
配設されている。このカラーエリアセンサ39は、光−
電気変換体の画素を2次マトリックス配置し、このパタ
ーン上に任意の配列のカラーフィルタアレイを配置した
ものであって、CCDディバイス及びMOSディバイス
等の公知のディバイスを使用できる。また、カラーフィ
ルタアレイ配置としては、ベイヤ方式、インタライン、
ストライプ、色差順次などの公知の手法が適用される。
なお、結像光学系37におけるコサイン4乗則に従う周
辺露光量の分布を補正するために、光源36には、コマ
19内に記録されている画像の中央部を周辺部に対して
暗く照明する、フィルターを設けることが望ましい。
【0018】データ変換ブロック35には、図6に示す
ように、センサドライバ40が設けられている。このセ
ンサドライバ40は、主コントローラ2により指示され
た光電変換の開始タイミングと光電変換時間とに基づい
て、カラーエリアセンサ39を駆動し、さらに光電変換
の結果生成した電荷を順次カラーエリアセンサ39から
転送出力させる。前処理回路41は、このカラーエリア
センサ39からの転送出力信号を前処理するものであっ
て、センサ出力に含まれるリセットパルスの除去、及び
信号レベルの調整を行う。
【0019】ローパスフィルタ42は、前処理回路41
を介して転送されたカラーエリアセンサ39の出力信号
に含まれる、カラーフィルタアレイの繰り返し周期に対
応して色信号成分を除去し、輝度信号Yを生成する。輝
度信号処理回路43は、この輝度信号Yに対して、ガン
マ補正、レベル調整、同期信号用ブランキング形成、輪
郭補正処理を行い、さらに若干の遅延処理を行う公知の
回路である。
【0020】色信号分離回路44は、カラーフィルタア
レイのパターンで定まる各色成分が混合した状態の、前
処理回路41を介したカラーエリアセンサ39の出力信
号を、R,G,Bの各色成分のみの信号に分離する。こ
の処理は、1水平期間遅延、1水平走査期間(1H)遅
延、サンプルホールド、加算処理の組み合わせによって
行われる。実際の加算処理の組み合わせは、カラーフィ
ルタアレイの配列によって定まるが、これらは公知の色
信号分離手法が適用されるので詳細は省略する。
【0021】色信号処理回路45は、入力されるR,
G,B各色信号の処理回路であって、ホワイトバラン
ス、ガンマ補正、レベル調整、同期信号用ブランキング
形成を行い、さらに色差信号R−Y及びB−Yに変換し
た後、LPF(Low Pass Filter)によって帯域制限する
公知の回路である。ここでの、ガンマ、ホワイトバラン
ス補正は、カラーエリアセンサ39のガンマ、ホワイト
バランスのみならず、記録済み記録媒体38の露光−現
像濃度特性、空間周波数−現像濃度特性、分光特性をも
補正するものである。カラーエンコーダ46は、輝度信
号処理回路43からの輝度信号Yと、色信号処理回路4
5からの色差信号R−Y及びB−Yによりビデオ信号を
生成し、外部のテレビ受像機やビデオプリンタに出力す
るものである。
【0022】以上の構成にかかる本実施例において、以
上の構成にかかる本実施例において、撮像を開始するに
際しては、未撮像状態の感光記録媒体8を図7(A)に
示すように、セットする。このとき、両可動ローラ17
c,18cは、同図に示すように、固定ローラ17a,
17b,18a,18bから各々所定距離後退した、同
一の中立位置Nで停止している。
【0023】そして、操作ブロック25に設けられてい
る撮像スイッチをオン状態にして撮像を開始すると、主
コントローラ2からの指示に従ってモータが起動するこ
とにより、ピンチローラ15,16と収納ロール7とが
同一の線速度での回転を開始し、感光記録媒体8を前記
送り方向Fに駆動する。すると、ピンチローラ15,1
6と収納ロール7の回転開始と同時にアクチュエータが
動作して、図7(B)に示すように、第1経路長調整機
構17の可動ローラ17cにあっては、感光記録媒体8
から離間する後退方向へ、第2経路長調整機構18の可
動ローラ18cにあっては、感光記録媒体8に近接する
方前進方向へ、各々中立位置Nから等距離L1ずつ同時
移動する。
【0024】したがって、その間、一方のピンチローラ
15の回転に伴って供給ロール6から引き出された感光
記録媒体8は、可動ローラ17bの後退移動により、そ
の経路長が長大化して、引き出し分が吸収される。ま
た、可動ローラ18cが前進移動すると、第2経路長調
整機構18側において、感光記録媒体8の経路長が短小
化し、これにより生ずる余剰分は、ピンチローラ16と
収納ロール7との回転に伴って、収納ロール7に巻き取
られる。よって、この間、感光記録媒体8の間欠移動部
8aは移動することなく、停止している。
【0025】そして、このようにピンチローラ15,1
6と、収納ロール7が同一線速度で回転と継続している
状態において、1/30秒が経過すると、前述とは逆方
向にアクチュエータが動作し、同図(C)に示すよう
に、第1経路長調整機構17の可動ローラ17cにあっ
ては、感光記録媒体8に近接する前進方向へ、第2経路
長調整機構18の可動ローラ18cにあっては、感光記
録媒体8から離間する後退方向へ、各々等距離L2ずつ
同時に移動する。
【0026】したがって、第1経路長調整機構17側に
おいて、感光記録媒体8の経路長が短小化すると同時
に、第2経路長調整機構18側において、感光記録媒体
8の経路長がが長大化する。このため、経路長の短小化
により生じた第1経路長調整機構17側の余剰分が、隣
接する両固定ローラ17b,18aに到来するととも
に、同図(B)時点で固定ローラ17b,18a間に介
在していた間欠移動部8aが、第2経路長調整機構18
側に吸収される。
【0027】以上の図7(B)(C)に示す動作を、1
/30秒間隔で繰り返すことにより、感光記録媒体8は
供給ロール6から定速で引き出されて、収納ロール7に
同一速度で巻き取られつつ、間欠移動部8aは順次1/
30秒間隔で、両固定ローラ17b,18a間に静止す
る。したがって、図8(A)に示すように、間欠移動部
8aが静止したタイミングで、主コントローラ2からの
指示に従って、光学シャッタ10が開き、同図(B)に
示すように、光学シャッタ10が閉じたタイミングで間
欠移動部8aを移動させることにより、被撮像画像の1
/30秒毎の静止画像を順次各コマ19・・・に感光さ
せることができる。
【0028】そして、撮像スイッチをオフにすると、モ
ータ等が停止することにより、感光記録媒体8も送り方
向Fへの移動を停止する。次に、操作ブロック25に設
けられている現像指示スイッチを操作すると、主コント
ローラ2からの指示により、タンク21の蓋体が開駆動
され、現像定着液を含浸してなる塗布用部材がタンク2
1外に露出する。引き続き、主コントローラ2はモータ
に指示して、両経路長調整機構18を動作させずに、供
給ロール6を前述の撮像時よりも高速で、逆転させる。
これにより、静止画像を連続的に感光してなる感光記録
媒体8が、前記塗布用部材に接触しつつ、戻り方向Rに
搬送される。よって、感光記録媒体8のR,G,B各感
光層12〜14に現像定着液が浸透し、各感光層12〜
14は被写体画像のR,G,Bに応じて、各々異なる波
長λ1、λ2、λ3をピークとする吸光スペクトルを発
現する。
【0029】このとき、図9(B)に示すように、感光
記録媒体8の戻し方向Rへの搬送速度VRは、同図
(A)に示した撮像時の送り方向Fの搬送速度VFとは
無関係に設定し得る。したがって、各感光層12〜14
やタンク21内の現像定着液の特性に応じて、適量が塗
布されるような、戻し方向Rの搬送速度VR予め設定し
ておくことにより、これらの特性に応じた適量の現像定
着液を塗布することができる。したがって、現像定着液
の塗布量が過剰及び過少となることがなく、被撮像画像
をR感光層12、G感光層13及びB感光層14を鮮明
に現像定着処理することができる。
【0030】他方、図10(A)に示すように撮像を行
い、撮像スイッチをオフにした後、現像指示スイッチを
操作することなく放置しておくと、主コントローラ2内
のタイマーは、撮像スイッチをオフにした後の時間を計
時して行く。そして、所定の時間が経過すると主コント
ローラ2は、同図(B)に示すように、前述の現像指示
スイッチを操作した場合と同様に、感光記録媒体8を戻
し方向Rに駆動して、現像定着処理を行う。このとき、
主コントローラ2は、カウンタにより、収納ロール7の
回転数をカウントして記憶する。
【0031】そして、現像定着処理が完了したならば、
同図(C)に示すように、収納ロール7を回転駆動し
て、再度感光記録媒体8を送り方向Fに搬送し、カウン
タの値が“0”に戻った時点で送り方向Fへの搬送を停
止する。これにより、感光記録媒体8は、従前の撮像を
停止した位置に戻り、よって、精度よく未感光部分から
撮像を再開することができる。
【0032】また、連続的に撮像を行うことにより、供
給ロール6側に感光記録媒体8の残存量が無くなると、
送り方向Fの搬送が不可能となって、媒体搬送ブロック
4に定常時以上の負荷がかかる。すると、この媒体搬送
ブロック4を制御している主コントローラ2がこれを検
知して、前述の現像指示スイッチ25を操作した場合と
同様に、感光記録媒体8を戻り方向Rに搬送しつつ現像
定着を行う。これにより、現像記録媒体8の有効領域の
全てに静止画像を感光記録させたと同時に、遅滞なく現
像定着処理を行うことができる。
【0033】そして、撮像した結果を再生を開始するに
際しては、記録済み記録媒体38を、供給ロール6側に
巻き戻す。この巻き戻しは、両経路長調整記録17,1
8の両可動ローラ17c,18cを中立位置N(図7
(A))に停止させたまま、供給ロール6を逆回転させ
ることにより行う。無論、既に現像定着処理時に、記録
済み記録媒体38の始端まで、既に巻き戻しが行われて
いる場合には、巻き戻しの必要はない。
【0034】そして、巻き戻し後、再生を開始すると、
図7(A)(B)(C)をもって説明した撮像時と同様
に、ピンチローラ15,16、収納ロール7第1及び第
2経路長調整機構17,18等が動作する。これによ
り、記録済み記録媒体38は供給ロール6から定速で引
き出されて、収納ロール7に同一速度で巻き取られつ
つ、間欠移動部38aは1/30秒間隔で、両固定ロー
ラ17b,18a間に静止する。したがって、主コント
ローラ2からの指示に従って、間欠移動部38aが静止
したタイミングで光源36を点灯し、光源36が消灯し
たタイミングで間欠移動部8aを移動させることによ
り、被撮像画像の各コマ19・・・に記録されている静
止画像が1/30秒毎に、結像光学系37によってカラ
ーエリアセンサ39上に結像される。
【0035】一方、センサドライバ40は、主コントロ
ーラ2により指示されたタイミング、つまり光源36を
点灯させる1/30秒毎のタイミングで、カラーエリア
センサ39を駆動し、カラーエリアセンサ39の光電変
換の結果生成した電荷を、前記タイミングで前処理回路
41に転送出力させる。この転送出力信号は、前処理回
路41により、リセットパルスの除去、及び信号レベル
の調整が行われた後、ローパスフィルタ42により、色
信号成分が除去されて輝度信号Yに生成され、この輝度
信号Yは輝度信号処理回路43により、前述したガンマ
補正等されてカラーエンコーダ46に入力される。
【0036】他方、前処理回路41から色信号分離回路
44に転送された、カラーエリアセンサ39からの転送
出力信号は、この色信号分離回路44により、R,G,
Bの各色成分のみの信号に分離された後、色信号処理回
路45により、ホワイトバランス、ガンマ補正等される
とともに、色差信号R−Y及びB−Yに変換される。そ
して、この色差信号R−Y及びB−Yと、輝度信号Yと
が入力されると、カラーエンコーダ46はこれらに基づ
き、NTSC規格に従ったビデオ信号を生成して出力す
る。よって、この出力されたビデオ信号に基づき、テレ
ビ受動機が動作するにより、各コマ19に記録された静
止画像の連続によるカラー動画を視認することができ、
また、ビデオプリンタにより、各静止画像をプリントア
ウトすることもできる。
【0037】つまり、この撮像・再生装置61を用いる
ことにより、図11に示すように、「1.撮影」→
「2.自動現像」→「3.再生」の全てを行うことがで
きる。これにより、被撮像画像Fの動画fをテレビ受像
機65で再生したり、被撮像画像Fの静止画像f′をビ
デオプリンタ66で印刷する等を、迅速かつ円滑に行う
ことができる。なお、以上の実施例においては、撮像ユ
ニット1と再生ユニット31とを一体に組み組み込んだ
撮像・再生装置を示したが、両ユニット1,31を別体
として、撮像を終了した撮像ユニット1全体を、再生ユ
ニット31内に収容する構成としてよいし、また、両ユ
ニット1,31を各々別個の撮像装置、画像再生装置と
してもよい。
【0038】図12は、本発明の第2実施例にかかる撮
像ユニット1を示すものである。すなわち、この撮像装
置に用いられる感光記録媒体8には、コマ19・・・に
対応する各静止画像の記録領域の外部に、コマ位置基準
マーク52が付されている。このコマ位置基準マーク5
2は、予め記録された光学的なパターンであって、各コ
マ19・・・に対応する位置に記録されている。また、
この撮像装置には、コマ位置基準マーク52を検出して
信号を発生するマークセンサ53が設けられており、こ
のマークセンサ53からの信号は、前記主コントローラ
2(図1参照)に入力される。したがって、主コントロ
ーラ2が、この入力信号をカウントすることにより、感
光記録媒体8の現在位置を常に把握することができる。
よって、撮像スイッチをオフにした時点のカウンタ値を
記憶しておけば、現像定着処理後の感光記録媒体8を元
の撮像継続位置に正確に戻すことができるとともに、未
現像部分であって静止画像が感光されている領域のみ
を、精度よく現像定着処理することができる。
【0039】図13は、本発明の第3実施例を示すもの
であり、撮像・再生装置61の撮像ユニット1には、加
速度を検出する加速度センサ26が設けられており、こ
の加速度センサ26の検出信号は主コントローラ2に入
力される。すると、主コントローラ2は、加速度センサ
26の検出信号が最後に入力された時点からの時間をタ
イマーにより計時し、この時間が所定値以上となったな
らば、前述の現像指示スイッチが操作された場合と同様
に現像定着処理を実行する。したがって、この実施例に
おいては、静止画像を感光記憶媒体8に感光記憶された
後、撮像・再生装置1を放置しておいても、所定時間が
経過すれば、感光記録されて部分が自動的に現像定着さ
れる。よって、感光後の感光記録媒体8が長期に亙って
放置されることがなく、感光記録媒体8の潜像が劣化す
る不都合を未然に防止することができる。
【0040】図14は、前記データ変換ブロック35の
他の構成例を示すものである。すなわち、センサドライ
バ40、前処理回路41が設けられている点は、図11
をもって説明した構成と同様である。しかし、この前処
理回路41により処理されたカラーエリアセンサ39か
らの転送出力信号は、A/Dコンバータ47によりデジ
タル化される。このデジタル化された画像データは、メ
モリコントローラ48によりデータの入出力を制御され
るメモリ49に格納される。
【0041】演算マトリックス50は、このメモリ49
から出力されたR,G,Bのデジタルデータより輝度デ
ータYと、色差データR−Y及びB−Yを算出し、この
ときガンマ補正、輪郭補正、ホワイトバランスの各処理
をも考慮した演算を実行する。ここでのガンマ、ホワイ
トバランス補正は、カラーエリアセンサ39のガンマ、
ホワイトバランスのみならず、前記記録済み記録媒体3
8の露光−現像濃度特性、空間周波数−現像濃度特性、
分光特性をも補正するものであり、ブランキングに相当
するデータも付与される。また、演算マトリックス50
からの輝度データY、色差データR−Y及びB−Yは、
D/Aコンバータ51によりアナログ化され、カラーエ
ンコーダ46はこのアナログ化された輝度信号Yと色差
信号R−Y及びB−Yによりビデオ信号を生成して出力
する。
【0042】このように、本構成においては、A/Dコ
ンバータ47によりカラーエリアセンサ39からの信号
をデジタル化し、このデジタルした画像データをメモリ
49に格納することから、メモリコントローラ48によ
り読み出し速度を変化させる等により、多様な再生形態
が可能となる。
【0043】図15は、本発明の他の実施例にかかる撮
像・再生装置91を示すブロック構成図である。この撮
像・再生装置91は、第1実施例として前述した撮像・
再生装置31(図1)に対して、撮像ユニット1側にさ
らに音声記録ブロック72を加え、再生ユニット31側
に音声生成ブロック82を加えて構成されている。この
音声記録ブロック72は、図16に示すように、マイク
ロフォン73とこのマイクロフォン73からの出力信号
を処理する信号処理回路74、及びこの信号処理回路7
4からの信号により動作する光学記録ヘッド75で構成
されている。信号処理回路74は、図17示すように、
補正回路76とバイアス付加回路77とで構成されてい
る。補正回路76は、光学記録ヘッド75の電気入力−
光学出力特性と、感光記録媒体8の露光−現像濃淡特性
とに基づいて、マイクロフォン73からの電気信号の強
度変換を行う。また、バイアス付加回路77は、強度変
換された補正回路76からの信号に一定の直流成分オフ
セットを与えて、光学記録ヘッド75に送る。
【0044】光学記録ヘッド75は、LED,レーザー
等の半導体光源であって、感光記録媒体8にスポット光
を照射する。このスポット光の照射位置は、図18に示
すように、画像記録領域(コマ19・・・)の外部であ
って、定着現像ユニット20の下流側であり、かつ、図
17に示すように、第2経路長調整機構18とピンチロ
ーラ16間等の、感光記録媒体8が定速移動する部位で
ある。
【0045】一方、音声再生ブロック82は、図19に
示すように、光源83、結像光学系84、光電変換セン
サ85、及び信号復調回路86で構成されている。光源
83は、図16に示した撮像ユニットで得られた記録済
み記録媒体38の一面側であって、第2経路長調整機構
18とピンチローラ16間の定速移動する部位にて、音
声トラック79に、光を照射し得るように配置されてい
る。また、結像光学系84と光電変換センサ85とは、
記録済み記録媒体78の他面側であって、光源83の光
軸上に配置されている。
【0046】光電変換センサ85は、音声トラック79
の記録信号を光学的に検出するものであり、その出力信
号は信号復調回路86に与えられる。この信号復調回路
86は、図20に示すように、バイアス除去回路87と
補正回路88とで構成され、バイアス除去回路87は、
前記オフセットの直流成分を除去する回路である。ま
た、補正回路88は、光電変換センサ85の光学入力−
電気出力特性に基づいて、信号の強度変換を行い、必要
に応じて記録済み記録媒体78の露光−現像濃淡特性及
び空間周波数−現像濃度特性に基づいて補正を行う回路
である。
【0047】以上の構成にかかる本実施例において、撮
像を開始すると、第1実施例で説明したように、1/3
0秒間隔で被撮像画像の静止画が各コマ19・・・に連
続的に感光されるとともに、感光記録媒体8は一定速度
で収納ロール7に巻き取られて行く。このとき、周囲環
境の音声はマイクロフォン73により検出されて電気信
号に変換され、この電気信号は、補正回路76によって
強度補正され、直流バイアスを付加された後、光学記録
ヘッド75により光量変調された感光記録媒体8の前記
部位に照射される。これにより、音声トラック79が感
光形成され、この感光形成された音声トラック79は、
各コマ19毎に感光記録された静止画像とともに、現像
定着ユニット20において同時に現像定着処理される。
したがって、この実施例においては、被撮像画像の連続
的な静止画像のみならず、周囲環境の音声も記録するこ
とができ、撮像と同時に、画像及び音声の双方を再生可
能な記録済み記録媒体を得ることができる。
【0048】また、再生を開始すると、前述のように、
各コマ19・・・に記録されている静止画像が1/30
秒毎に、カラーエリアセンサ39上に結像されて、カラ
ーエンコーダ46から画像信号が出力されるとともに、
記録済み記録媒体78は一定速度で収納ロール7に巻き
取られていく。このとき、光源83は、再生の開始と同
時に点灯し、これにより発生した光は音声トラック79
に照射される。したがって、音声トラック79の記録信
号は結像光学系84を介して、光電変換センサ85に結
像され、光線変換センサ85はこれを光学的に検出して
電気信号を出力する。
【0049】この電気信号は、バイアス除去回路87に
よってオフセットの直流成分を除去された後、補正回路
88により前記強度変換及び補正されて、音声信号とし
て出力される。したがって、この実施例によれば、ビデ
オ信号とともに予め記録した周囲環境の音声信号が出力
され、これら信号に基づく再生により、被撮像画像の動
画を視認しつつ音声を受聴することが可能となる。また
前述の2次記録ブロック201で画像のみならず音声
をも2次記録できるとともに、両者を再生することも可
能となる。
【0050】図21は、音声記録ブロック72の他の構
成を示すのもである。この音声記録ブロック72におい
ては、マイクロフォン73a,73b、信号処理回路7
4a,74b,及び光学記録ヘッド75が各々一対ずつ
設けられている。かかる構成によれば、各マイクロフォ
ン73a,73bにより検出した周囲環境の音声を独立
して、各音声トラック79a,79bに記録することが
できる。なお、この構成では、マイクロフォン73a,
73b及び信号処理回路74a,74bを各々一対ずつ
個設けるようにしたが、k個のマイクロフォンからの信
号をn個(n≧k)の信号に分割する信号分割回路を設
けて、n個の音声トラックを記録するようにしてもよ
い。この場合、信号分割回路は、周波数帯域の違いによ
り信号を分割するものを用いることができる。
【0051】図22は、音声再生ブロック82をの他の
構成示すものである。この音声再生ブロック82におい
ては、光源83のみ単一であって、結像光学系84a,
84b、光電変換センサ85a,85b、及び信号復調
回路86a,86bは、各々音声トラック79a,79
bの数に応じて一対ずつ設けられている。したがって、
この実施例によれば、各音声トラック79a,79bに
記録されている音声信号毎に音声を再生することがで
き、これにより臨場感等を高めることができる。図22
は、画像記録ブロック3の他の構成を示すものであり、
供給ロール6に巻装されて収納ロール7側に巻き取られ
るモノクロの感光記録媒体8、被撮像画像を結像させる
面結像光学系9、この面結像光学系9の光軸上に配置さ
れた光学シャッタ10と色分解光学系311が設けられ
ている。前記感光記録媒体8は、図24(A)に示すよ
うに、薄膜樹透明脂からなるベース11上に、Vis全
域感光層313を積層してなる。このVis全域感光層
313は、同図(B)に示すように、可視光の全てのス
ペクトルに対して感光し、現像処理によって、同図
(C)に示すように、特定波長λ1を中心としたスペク
トルにおける吸光度の変化を引き起こす特性を有してい
る。この感光記録媒体8は、厚さtが10μmであり、
同図(D)に示す幅wは25mmであるとともに、有効
長さは270mであり、よって、供給ロール6のコア直
径を10mmとすると、巻直径は最大60mmである。
【0052】前記色分解光学系311には、図25に示
すように、シャッタ10を介して入射される面結像光学
系9の光軸上に、該光軸方向及びこれと直交する方向と
に分光可能な角度に第1ハーフミラー111が配置され
ている。この第1ハーフミラー111の側方には、これ
と同一角度に第2ハーフミラー112が配置されている
ともに、この第2ハーフミラー112を透過した光を、
面結像光学系9の光軸と平行な方向に偏光する第1プリ
ズム113が配置されている。また、第1ハーフミラー
111の前方には、この第1ハーフミラー111を透過
した光をこれと直交する方向に偏光する第2プリズム1
14が配置されている。
【0053】この第2プリズム114の一側部側であっ
て、第2ハーフミラー112の前方には、この第2ハー
フミラー112からの光を第2プリズム114に反射す
るフルミラー116が配置され、このフルミラー116
を反射した光は第2プリズム114によって、前記面結
像光学系9の光軸と平行な方向に偏光される。また、第
2プリズム114の他側部側には、第3プリズム115
が配置され、この第3プリズム115は、第2プリズム
114を反射した光を面結像光学系9の光軸と平行な方
向に偏光する。
【0054】さらに、第1〜第3プリズム113〜11
6の前方には、R光透過フィルター11R、G光透過フ
ィルター11G、B光透過フィルター11Bが配置され
ている。そして、R光透過フィルター11Rにあって
は、図26に示すように、上限波長を430〜480μ
mとして、380μmから上限波長までの波長を透過さ
せる特性である。また、G光透過フィルター11Gにあ
っては、430〜480μmを下限波長、560〜59
0μmを上限波長として、この上限波長と下限波長の間
の帯域を透過させる特性であり、B光透過フィルター1
19にあっては、560〜590μmを下限波長とし
て、この下限波長と770μm間の帯域を透過させる特
性である。したがって、面結像光学系9により結像され
た被撮像画像は、図27に示すように、各々各フィルタ
ー11R,11G,11Bにより、各成分毎のR光学像
19R、G光学像19G、B光学像19Bに分解され
て、感光記録媒体8の後述する間欠移動部8aにて、コ
マ19内に投影される。つまり、この1つの静止画像を
R,G,Bに分解して投影したR光学像19R、G光学
像19G、B光学像19Bの各記録領域により、1コマ
が構成される。
【0055】なお、この実施例においては、各光学像1
9R,19G,19Bを、感光記録媒体8の移動方向に
沿った水平方向に分離させるものであって、各光学像1
9R,19G,19Bが投影される領域は、図24
(D)に示すように、横(a)×縦(b)=9×16m
mであり、コマ19配置のピッチpは30mmである。
また、この実施例においては、NTSC規格の30フレ
ーム/secに従って、撮像レート=30コマ/sec
であり、有効長さ270mである本実施例において、撮
像時間は5分である。また、光学シャッタ10は、主コ
ントローラ2からの指示に従って30回/secの頻度
で開動作するとともに、そのときの開動作時間は1/5
0〜1/1000秒程度である。なお、図28に示すよ
うに、媒体搬送ブロック4の構成は、図28に示すよう
に、前述した実施例と同様であり、供給ロール6と収納
ロール7、ピンチローラ15,16、両経路長調整機構
6,7等で構成されている。
【0056】以上の構成において、撮像を開始すると、
前述の図7(B)(C)に示す動作を、1/30秒間隔
で繰り返すことにより、感光記録媒体8は供給ロール6
から定速で引き出されて、収納ロール7に同一速度で巻
き取られつつ、間欠移動部8aは順次1/30秒間隔
で、両固定ローラ17b,18a間に静止する。したが
って、図29(A)に示したように、間欠移動部8aが
静止したタイミングで、主コントローラ2からの指示に
従って、光学シャッタ10が開き、同図(B)に示した
ように、光学シャッタ10が閉じたタイミングで間欠移
動部8aを移動させることにより、被撮像画像の1/3
0秒毎の静止画像であって、R,G,B各成分毎のR光
学像19R、G光学像19G、B光学像19Bを順次各
コマ19・・・に感光させることができる。
【0057】また、図9及び図10をもって前述した動
作が行われることにより、感光記録媒体8のVis全域
感光層313に現像定着液が浸透し、Vis全域感光層
313は、波長λ1をピークとする吸光スペクトルを発
現する。このように感光記録媒体8には、面結像光学系
9により結像されて色分解光学系311を介して投影さ
れた被撮像画像が、電気信号への変換等の処理を介在さ
せることなく、直接的に記録されることから、各コマ1
9に記録された光学像19R,19G,19Bからなる
静止画像の、被撮像画像に対する忠実性を確保すること
ができる。しかも、静止画像を感光した感光記録媒体8
の各コマ19は、現像定着ユニット20により順次によ
り現像及び定着処理されることから、撮像の終了と同時
に、再生可能な記録媒体を得ることができることとな
る。
【0058】図30は、色分解光学系311の他の構成
を示すものである。すなわち、シャッタ10を介して入
射される面結像光学系9の光軸上には、B光を透過させ
光軸と直交する方向にR光及びG光を反射する第1ダイ
クロックミラー面326が設けられている。この第1ダ
イクロイックミラー面326の側方には、全ての入射光
を前記光軸と平行な方向に反射する第1全反射ミラー面
327が設けられ、この第1全反射ミラー面327の前
方には、R光を透過させて、G光を前記光軸と直交する
方向に反射する第2ダイクロイックミラー面328が設
けられている。また、第1ダイクロイックミラー面32
6の前方であって、第2ダイクロイックミラー面328
の側方には、第2全反射ミラー面329が設けられ、こ
の第2全反射ミラー面329の他側部側には、全ての入
射光を前記光軸と平行な方向へ反射させる第3全反射ミ
ラー面330が設けられている。したがって、かかる構
成によれば、プリズムを用いることなく、ミラーのみに
より、面結像光学系9からの被撮像画像をR,G,B光
成分に分解することができ、色分解光学系311の構成
を簡略なものにすることができる。
【0059】図31は、撮像ユニット1の他の構成を示
すものであり、その全体構成は図28に示した撮像ユニ
ット1と同様である。しかし、本例にあっては、色分解
光学系311が感光記録媒体8の搬送方向と直交する垂
直方向に配置されており、よって、各光学像19R,1
9G,19Bは垂直方向に投影される。また、各投影領
域の大きさは、図32に示すように、横(a)×縦
(b)=9×16mmであり、各領域の上下間隔dは1
mmである。コマ19配置のピッチpは、第1実施例の
1/3である10mmに設定され、また、この実施例に
おいても、NTSC規格の30フレーム/secに従っ
て、撮像レート=30コマ/secである。かかる撮像
ユニットにおいても、前述した図7(B)(C)に示す
動作を、1/30秒間隔で繰り返すとともに、図33
(A)に示すように、間欠移動部8aが静止したタイミ
ングで、光学シャッタ10を開き、同図(B)に示すよ
うに、光学シャッタ10が閉じたタイミングで間欠移動
部8aを移動させる。これにより、被撮像画像の1/3
0秒毎の静止画像であって、垂直方向に投影されたR,
G,B各成分毎のR光学像19R、G光学像19G、B
光学像19Bを1コマとして、順次コマ19・・・に感
光させることができる。このとき、コマ19は、第1実
施例に対し、1/3の長さである10mmのピッチで移
動することから、第1実施例と同じ有効長さ270mの
感光記録媒体8を用いた場合、撮像時間は第1実施例に
対し3倍の15分となる。
【0060】図34は、画像データ化ブロック33の他
の構成を示すものである。すなわち、この画像データ化
ブロック33には、光源36が設けられている。この光
源36は、供給ロール6に巻装されて収納ロール7側に
巻き取られる記録済み記録媒体38の一面側であって、
後述する間欠移動部38a内のコマ19に対向する位置
に配置されている。ここで、記録済み記録媒体38は、
前述の図31に示した構成を有する撮像ユニットによ
り、撮像及び現像定着処理された感光記録媒体8であっ
て、各コマ19毎に、静止画像のR光学像19R、G光
学像19G、B光学像19Bが垂直方向に記録されてい
る。また、この光源36は、少なくともλ1のスペクト
ル成分をコマ19の全域に放射するものであって、その
点滅タイミングは主コントローラ32によって制御され
る。
【0061】さらに、画像データ化ブロック33には、
記録済み記録媒体38の他面側であって、各光学像19
R,19G,19Bに対応する位置に、結像光学系37
R,37G,37Bが配設され、この各結像光学系37
R,37G,37Bの光軸延長線上には、R用、G用、
B用各モノクロエリアセンサ39R,39G,39Bが
配設されている。なお、各結像光学系37R,37G,
37Bにおけるコサイン4乗則に従う周辺露光量の分布
を補正するために、光源36には、コマ19内に記録さ
れている各光学像19R,19G,19Bの中央部を周
辺部に対して暗く照明する、フィルターを設けることが
望ましい。
【0062】他方、データ変換ブロック35には、図3
5に示すように、R用、G用、B用各センサドライバ4
0R,40G,40Bが設けられている。この各センサ
ドライバ40R,40G,40Bは、主コントローラ3
2により指示された光電変換の開始タイミングと光電変
換時間とに基づいて、対応するモノクロエリアセンサ3
9R,39G,39Bを駆動し、さらに各モノクロエリ
アセンサ39R,39G,39Bの各画素に蓄積された
電荷を出力させる。R用、G用、B用各前処理回路41
R,41G,41Bは、対応するモノクロエリアセンサ
39R,39G,39Bからの出力信号を前処理するも
のであって、センサ出力に含まれるリセットパルスの除
去、及び信号レベルの調整を行う。加算回路42は、各
前処理回路41R,41G,41Bを介して転送された
モノクロエリアセンサ39R,39G,39Bの出力信
号を加算して、輝度信号Yを生成する。輝度信号処理回
路43は、この輝度信号Yに対して、ガンマ補正、レベ
ル調整、同期信号用ブランキング形成、輪郭補正処理を
行い、さらに若干の遅延処理を行う公知の回路である。
【0063】色信号処理回路44は、入力されるR,
G,B各色信号の処理回路であって、ホワイトバラン
ス、ガンマ補正、レベル調整、同期信号用ブランキング
形成を行い、さらに色差信号R−Y及びB−Yに変換し
た後、LPF(Low Pass Filter)によって帯域制限する
公知の回路である。ここでの、ガンマ、ホワイトバラン
ス補正は、カラーエリアセンサ39のガンマ、ホワイト
バランスのみならず、記録済み記録媒体38の露光−現
像濃度特性、空間周波数−現像濃度特性、分光特性をも
補正するものである。カラーエンコーダ45は、輝度信
号処理回路43からの輝度信号Yと、色信号処理回路4
5からの色差信号R−Y及びB−Yによりビデオ信号を
生成し、外部のテレビ受像機やビデオプリンタに出力す
るものである。
【0064】以上の構成において、再生を開始するに際
しては、前述の図31に示す構成の撮像ユニットで、被
撮像画像の連続的な静止画像の光学像19R,19G,
19Bを記録した記録済み記録媒体38を用いる。そし
て、主コントローラ32からの指示に従って、間欠移動
部38aが静止したタイミングで光源36を点灯し、光
源36が消灯したタイミングで間欠移動部8aを移動さ
せることにより、記録済み記録媒体38のコマ19内に
記録されている各光学像19R,19G,19Bが、1
/30秒毎に、各結像光学系37R,37G,37Bに
よって、対応するモノクロエリアセンサ39R,39
G,39B上に結像される。
【0065】一方、各センサドライバ40R,40G,
40Bは、主コントローラ32により指示されたタイミ
ング、つまり光源36を点灯させる1/30秒毎のタイ
ミングで、モノクロエリアセンサ39R,39G,39
Bを駆動し、各モノクロエリアセンサ39R,39G,
39Bが光電変換の結果生成した電荷を、前記タイミン
グで前処理回路41に転送出力させる。この転送出力信
号は、対応する前処理回路41R,41G,41Bによ
り、リセットパルスの除去、及び信号レベルの調整が行
われた後、加算回路42にて輝度信号Yに生成され、こ
の輝度信号Yは輝度信号処理回路43により、前述した
ガンマ補正等されてカラーエンコーダ45に入力され
る。
【0066】他方、各前処理回路41R,41G,41
Bから色信号処理回路44に転送された、各モノクロエ
リアセンサ39R,39G,39Bからの転送出力信号
は、ホワイトバランス、ガンマ補正等されるとともに、
色差信号R−Y及びB−Yに変換される。そして、この
色差信号R−Y及びB−Yと、輝度信号Yとが入力され
ると、カラーエンコーダ45はこれらに基づき、NTS
C規格に従ったビデオ信号を生成して出力する。よっ
て、この出力されたビデオ信号に基づき、テレビ受動機
が動作するにより、各コマ19に記録された静止画像の
連続によるカラー動画を視認することができ、また、ビ
デオプリンタにより、各静止画像をプリントアウトする
こともできる。
【0067】なお、図28に示したように各光学像19
R,19G,19Bが水平方向に記録された記録済み記
録媒体の再生を行う場合、その画像再生装置は、モノク
ロエリアセンサ39R,39G,39Bを、各光学像1
9R,19G,19Bに対応させて水平方向に配置する
構成とすればよい。
【0068】図36は、データ変換ブロック35の他の
構成を示すものである。すなわち、R,G,B各用セン
サドライバ40R,40G,40B、及び前処理回路4
1R,41G,41Bが設けられている構成は図35と
同様である。しかし、各前処理回路41R,41G,4
1Bにより処理された対応するモノクロエリアセンサ3
9R,39G,39Bからの転送出力信号は、各々対応
するA/Dコンバータ47R,47G,47Bによりデ
ジタル化される。このデジタル化された画像データは、
各々メモリコントローラ48R,48G,48Bにより
データの入出力を制御されるメモリ49R,49G,4
9Bに格納される。
【0069】演算マトリックス50は、各メモリ49
R,49G,49Bから出力されたR,G,Bのデジタ
ルデータより輝度データYと、色差データR−Y及びB
−Yを算出し、このときガンマ補正、輪郭補正、ホワイ
トバランスの各処理をも考慮した演算を実行する。ここ
でのガンマ、ホワイトバランス補正は、カラーエリアセ
ンサ39のガンマ、ホワイトバランスのみならず、前記
記録済み記録媒体38の露光−現像濃度特性、空間周波
数−現像濃度特性、分光特性をも補正するものであり、
ブランキングに相当するデータも付与される。また、演
算マトリックス50からの輝度データY、色差データR
−Y及びB−Yは、D/Aコンバータ51によりアナロ
グ化され、カラーエンコーダ45はこのアナログ化され
た輝度信号Yと色差信号R−Y及びB−Yによりビデオ
信号を生成して出力する。
【0070】このように、本実施例においては、各A/
Dコンバータ47R,47G,47Bにより対応するモ
ノクロエリアセンサ39R,39G,39Bからの信号
をデジタル化し、このデジタルした画像データを各メモ
リ49R,49G,49Bに格納することから、メモリ
コントローラ48R,48G,48Bにより読み出し速
度を変化させる等により、多様な再生形態が可能とな
る。
【0071】なお、静止画像を光学像19R,19G,
19Bに分解して記録及び再生する装置においても、前
述のカラー感光記録媒体を用いる撮像・再生装置と同様
に、図37に示すように、前述のカラー感光記録媒体を
用いる撮像・再生装置と同様に、マイクロフォン73、
信号処理回路74、光学記録ヘッド75を設け、また、
図38に示すように、光源83、結像光学系84、光電
変換センサ85、及び信号復調回路86を設けるように
してもよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、感光記録
媒体を感光記録時とは逆方向に搬送しつつ、現像定着処
理するようにした。よって、現像及び定着処理時には、
感光記録時とは無関係な速度で、感光記録媒体を搬送し
得る。したがって、この現像定着処理時の搬送速度を適
宜設定することにより、感光記録媒体の特性や現像定着
液の特性に応じた適量の現像定着液を塗布することがで
き、その結果、安定した現像定着結果を得ることが可能
となる。
【0073】また、感光記録媒体の未感光残量が無くな
った時点で現像定着処理を行うことにより、現像記録媒
体の有効領域全てに静止画像を感光記録させたと同時
に、遅滞なく現像及び定着処理を行うことができるとと
もに、装置外部からの指示により現像定着処理を実行す
ることにより、必要に応じた時点で再生可能な記録媒体
を得ることができる。
【0074】さらに、現像定着処理した後、感光記録を
再開し得る位置まで、感光記録媒体を搬送することによ
り、遅滞なく引き続き撮像が可能となる。また、最後の
手動操作から所定時間経過した時点、あるいは、最後の
空間的移動から所定時間が経過した時点で、自動的に現
像定着処理することにより、感光後の感光記録媒体が長
期に亙って放置されることがなく、潜像の劣化を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図2】同実施例の撮像ユニットの基本構成を示す模式
図である。
【図3】(A)はカラー感光記録媒体の模式断面図、
(B)はNTSC規格に従った場合の感光記録媒体のサ
イズを示す説明図である。
【図4】画像記録ブロックの構成を示す模式図である。
【図5】画像データ化ブロックの構成を示す模式図であ
る。
【図6】データ変換ブロックの構成を示すブロック図で
ある。
【図7】経路長調整機構の動作を示す説明図である。
【図8】撮像動作を示す説明図である。
【図9】撮像及び現像定着動作を示す説明図である。
【図10】他の現像及び現像定着動作を示す説明図であ
る。
【図11】撮像から再生までの過程を示す説明図であ
る。
【図12】本発明の他の実施例を示す模式図である。
【図13】本発明の他の実施例を示す撮像ユニットのブ
ロック図である。
【図14】データ変換ブロックの他の構成を示すブロッ
ク図である。
【図15】本発明他の実施例にかかる撮像・再生ユニッ
トを示すブロック構成図である。
【図16】音声記録ブロックの構成を示す模式図であ
る。
【図17】信号変換回路の構成を示すブロック回路図で
ある。
【図18】光学記録ヘッドの照射位置を示す模式図であ
る。
【図19】音声再生ブロックの構成を示す模式図であ
る。
【図20】信号復調回路の構成を示すブロック回路図で
ある。
【図21】音声記録ブロックの他の構成を示す模式図で
ある。
【図22】音声再生ブロックの他の構成を示す模式図で
ある。
【図23】撮像ユニットの他の構成を示す模式図であ
る。
【図24】(A)はモノクロ感光記録媒体の模式断面
図、(B)は感度特性図、(C)は吸光度特性図、
(D)はNTSC規格に従った場合の感光記録媒体のサ
イズを示す説明図である。
【図25】色分解光学系の構成を示す模式図である。
【図26】色分解光学系の特性図である。
【図27】R,G,B各光学像の1コマ内への記憶状態
を示す図である。
【図28】撮像動作を示す説明図である。
【図29】現像及び定着動作を示す説明図である。
【図30】色分解光学系の他の構成を示す模式図であ
る。
【図31】撮像ユニットの他の構成を示す模式図であ
る。
【図32】同実施例におけるR,G,B各光学像の1コ
マ内への記憶状態を示す図である。
【図33】撮像動作を示す説明図である。
【図34】再生ユニットの他の構成を示す模式図であ
る。
【図35】図44に示しが再生ユニットにおけるデータ
変換ブロックの構成を示すブロック図である。
【図36】同再生ユニットにおける他のデータ変換ブロ
ックの構成を示すブロック図である。
【図37】音声記録ブロックの他の構成を示す模式図あ
る。
【図38】音声再生ブロックの他の構成を示す模式図で
ある。
【符号の説明】 1 撮像装置 6 供給ロール 7 収納ロール 8 感光記録媒体 9 面結像光学系 10 光学シャッタ 12 R感光層 13 G感光層 14 B感光層 17 第1経路長調整機構 18 第2経路長調整機構 19 コマ 20 現像定着ユニット 21 タンク 26 加速度センサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光記録媒体の一部分に被撮像画像を投
    影する光学系と、 この光学系の投影時間を制御しつつ、前記感光記録媒体
    を所定の方向に搬送し、前記被撮像画像の静止画像を前
    記感光記録媒体の異なる領域に順次感光記録させる画像
    記録手段と、 この画像記録手段により前記静止画像が感光記録された
    前記感光記録媒体を、前記方向とは逆方向に搬送しつ
    つ、現像及び定着処理する現像定着処理手段と、 を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記現像定着処理手段は、前記画像記録
    手段による静止画像の記録時とは異なる搬送速度で、前
    記逆方向へ搬送しつつ現像及び定着処理することを特徴
    とす請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記現像定着処理手段は、前記感光記録
    媒体の未感光残量が無くなったとき、前記現像及び定着
    処理を実行することを特徴とする請求項1記載の撮像装
    置。
  4. 【請求項4】 前記現像定着処理手段は、装置内部又は
    装置外部からの指示に応答して、前記現像及び定着処理
    を実行することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記現像定着処理手段は、前記感光記録
    媒体の前記感光記録された領域を現像及び定着処理した
    後、前記画像記録手段が未感光領域から感光記録を再開
    し得る位置まで、前記感光記録媒体を前記所定の方向に
    搬送することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 計時手段を更に設けるとともに、前記現
    像定着手段は、当該装置において最後の手動操作が為さ
    れた後、前記計時手段の値が所定時間となったとき、前
    記動作を実行することを特徴とする請求項5記載の撮像
    装置。
  7. 【請求項7】 当該装置の空間的移動を検出する検出手
    段を更に設けるとともに、前記現像定着手段は、この検
    出手段により検出された最後の空間的移動から所定時間
    が経過したとき、前記動作を実行することを特徴とする
    請求項6記載の撮像装置。
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