JPH0876235A - 撮像装置並びに画像再生装置、及び撮像・再生装置 - Google Patents

撮像装置並びに画像再生装置、及び撮像・再生装置

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JPH0876235A
JPH0876235A JP6230299A JP23029994A JPH0876235A JP H0876235 A JPH0876235 A JP H0876235A JP 6230299 A JP6230299 A JP 6230299A JP 23029994 A JP23029994 A JP 23029994A JP H0876235 A JPH0876235 A JP H0876235A
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JP
Japan
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image
recorded
optical
photosensitive recording
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JP6230299A
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English (en)
Inventor
Masaharu Shiotani
雅治 塩谷
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コマに対して一定位置のマークを記録するこ
とのできる撮像装置等を提供する。 【構成】 感光記録媒体8は、供給ロール6に巻装され
て収納ロール7側に搬送される。搬送中に光学シャッタ
10を開閉することにより、面結像光学系9により投影
された被撮像画像を、順次静止画像として感光記録媒体
8のコマ19内に記録する。また、光学シャッタ10の
動作に同期して、光学ヘッド26を動作させることによ
り、各コマ19毎に対応するコマ位置基準マーク27を
感光記録媒体8に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外界の動画像を撮像記
録する撮像装置、並びにこの撮像記録された動画像を画
像信号に変換して出力する画像再生装置、及びこれら撮
像装置と画像再生装置との機能を併有する撮像・再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的なカメラに用いられるフィ
ルムにあっては、撮影によって静止画が記録されるであ
ろうコマの位置を予測して、この予測したコマの位置毎
に製造時にマークが記録されている。したがって、フィ
ルムを適正に装填して撮影を行うと、マークと記録され
た静止画像毎のコマとが完全に一致する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
は、フィルムをカメラに装填した際の引き出し量の相違
により、撮影後のコマとフィルム製造時に記録されたマ
ークとが、一致しない場合が大半である。したがって、
8ミリカメラ等の連続して静止画を撮像する撮像装置用
のフィルムに、その製造時に前記マークを記録して、こ
のマークを画像再生時の制御に用いようとしても、マー
クとコマとの位置関係が必ずしも一定の位置関係となら
ない結果、前記制御は不可能となる。
【0004】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、コマに対して一定の位置にマーク
を記録することのできる撮像装置、撮像装置による記録
結果を再生する像再生装置、及びこれら撮像装置と画像
装置の機能を併有する撮像・再生装置を提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にかかる撮像装置にあっては、感光記録媒体の
一部分に被撮像画像を投影する光学系と、この光学系の
投影時間を制御して、前記感光記録媒体に前記被撮像画
像を静止画像として順次記録させる光学シャッタと、前
記静止画像が前記感光記録媒体の隣接するコマ内に記録
されるように、前記感光記録媒体を搬送する搬送手段
と、前記光学シャッタ又は搬送手段の動作に同期して、
前記各記録媒体上に前記コマに対応するマークを記録す
る光学的マーキング手段とを有している。
【0006】また、本発明にかかる画像再生装置にあっ
ては、連続するコマ内に静止画像を記録しているととも
に、各コマに対応してマークとを記録してなる記録済み
記録媒体を、搬送する搬送手段と、この搬送手段により
搬送される記録済み感光記録媒体から、前記静止画像を
順次読み取る読取手段と、前記搬送手段により搬送され
る記録済み感光記録媒体から、前記マークを検出する検
出手段と、この検出手段のマーク検出に基づき、前記読
取手段の動作を制御する制御手段とを有している。
【0007】さらに本発明にかかる撮像・再生装置にあ
っては、感光記録媒体の一部分に被撮像画像を投影する
光学系と、この光学系の投影時間を制御して、前記感光
記録媒体に前記被撮像画像を静止画像として順次記録さ
せる光学シャッタと、前記静止画像が前記感光記録媒体
の隣接するコマ内に記録されるように、前記感光記録媒
体を搬送する第1の搬送手段と、前記光学シャッタ又は
搬送手段の動作に同期して、前記各記録媒体上に前記コ
マに対応するマークを記録する光学的マーキング手段
と、前記静止画像と前記マークとが記録された記録済み
記録媒体を、搬送する第2の搬送手段と、この第2の搬
送手段により搬送される記録済み感光記録媒体から、前
記静止画像を順次読み取る読取手段と、前記搬送手段に
より搬送される記録済み感光記録媒体から、前記マーク
を検出する検出手段と、この検出手段のマーク検出に基
づき、前記読取手段の動作を制御する制御手段とを有し
ている。
【0008】
【作用】前記構成からなる撮像装置において、搬送手段
により搬送される感光記録媒体には、光学系により投影
された被撮像画像が、光学シャッタの動作に伴って静止
画像として、順次コマ内感光記録される。このとき、光
学的マーキング手段は、光学シャッタ又は搬送手段の動
作に同期して、感光記録媒体にコマと対応するマークを
記録する。したがって、光学シャッタや搬送手段の動作
によって定まるコマの位置と、この光学シャッタや搬送
手段と同期して動作した光学的マーキング手段により記
録されたマークとは、常に一定の位置関係を維持する。
【0009】そして、再生装置においては、コマと一定
の位置関係で記録されているマークを検出手段により検
出し、これに基づき制御手段が読取手段の動作を制御す
る。その結果、読取手段は、撮像時のタイミングと同じ
タイミングで連続するコマ内の静止画像を順次読み取る
ことが可能となる。
【0010】また、本発明にかかる撮像・再生装置にあ
っては、前述の撮像装置と画像再生装置の機能を併有
し、よって、マークを各コマに対し一定位置に記録し、
かつ、撮像時と同じタイミングでコマ内の静止画像を読
み取ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図にしたがって説
明する。図1は、本発明の一実施例にかかる撮像・再生
装置61を示すブロック構成図である。この撮像・再生
装置61は、仮想線で示したように撮像ユニット1と再
生ユニット31とを一体に有してなる。撮像ユニット1
は、主コントローラ2と、この主コントローラ2により
制御される画像記録ブロック3、媒体搬送ブロック4、
媒体現像ブロック5及びマーキングブロック25で構成
されている。
【0012】画像記録ブロック3には、図2に示すよう
に、供給ロール6に巻装されて収納ロール7側に巻き取
られるカラー感光記録媒体(以下、単に感光記録媒体と
いう)8、この感光記録媒体8に被撮像画像を結像させ
る面結像光学系9、及びこの面結像光学系9と感光記録
媒体8との間に介挿された光学シャッタ10が設けられ
ている。前記感光記録媒体8は、図3(A)に示すよう
に、薄膜透明樹脂からなるベース11上に、R感光層1
2、G感光層13及びB感光層14を順次積層してな
る。これらR,G,B各感光層12〜14は、可視光の
Red成分、Green成分、Blue成分に対しての
み各々感光し、現像過程を経ることにより、各々R,
G,Bに対応する波長λ1、λ2、λ3(λ3≠λ1か
つλ3≠λ2)を中心としたスペクトルにおける吸光度
の変化を引き起こす特性を有している。
【0013】この感光記録媒体8は、厚さtが10μm
であり、同図(B)に示す幅wは25mmであるととも
に、有効長さは270mであり、よって、供給ロール6
のコア直径を10mmとすると、巻直径は最大60mm
である。また、感光記録媒体8において、1枚の静止画
像が投影記録される領域である1コマのサイズは、横
(a)×縦(b)=9×16mmであり、コマ配置のピ
ッチpは10mmである。
【0014】なお、この実施例においては、NTSC規
格の30フレーム/secに従って、撮像レート=30
コマ/secであり、有効長さ270mである本実施例
において、撮像時間は15分である。また、光学シャッ
タ10は、主コントローラ2からの指示に従って30回
/secの頻度で開動作するとともに、そのときの開動
作時間は1/50〜1/1000秒程度である。
【0015】前記媒体搬送ブロック4には、図4に示す
ように、前記供給ロール6と収納ロール7とが、間隔を
おいて回転自在に配置されている。各ロール6,7の近
傍には、各々一対ずつピンチローラ15,16が配置さ
れており、各一対のピンチローラ15,16間に感光記
録媒体8が挟圧されている。また、この両ピンチローラ
15,16の内側近傍には、第1経路長調整機構17
と、第2経路長調整機構18とが各々設けられている。
そして、この両経路長調整機構17,18間に延在する
感光記録媒体8の間欠移動部8aに、前記面結像光学系
9による画像が結像されるように構成されている。
【0016】各経路長調整機構17,18は、感光記録
媒体8のベース11側(図3(A)参照)に接触する一
対の固定ローラ17a,17b,18a,18bと、こ
の固定ローラ17a,17b,18a,18b間の延長
線上において、感光記録媒体8と直交する方向に移動自
在な可動ローラ17c,18cとを有し、可動ローラ1
7c,18cは、感光記録媒体8のR感光層12側に圧
接している。この可動ローラ17c,18cは、図示し
ないアクチュエータにより前記方向に往復駆動され、ま
た、ピンチローラ15,16と収納ロール7とは、図示
しないモータや減速機構を介して同一の線速度で回転駆
動される。そして、これらアクチュエータ及びモータの
動作が主コントローラ2によって制御されることによ
り、隣接する固定ローラ17b,18a間に延在する感
光記録媒体8の間欠移動部8aが、後述するように間欠
的に駆動される。
【0017】前記媒体現像ブロック5には、図2に示し
た現像定着ユニット20が設けられている。この現像定
着ユニット20は、感光記録媒体8のほぼ全幅に亙る上
下長を有するタンク21を備えており、このタンク21
の感光記録媒体8と対向する面側には、開口部とこの開
口部を撮像時には開放し、非撮像時には閉鎖する蓋体
(共に図示せず)が設けられている。また、タンク21
内には、所謂インスタント写真の一部に用いられている
現像定着液と、この現像定着液を含浸したスポンジ等か
らなる塗布用部材とが収容されている。この塗布用部材
は、前記蓋体が開作動することにより、感光記録媒体8
の表面に接触するように構成され、蓋体は、主コントロ
ーラ2の指示に従って動作するアクチュエータ(図示せ
ず)によって、開閉駆動される。なお、この現像定着ユ
ニット20は、収納ロール7の近傍であって、感光記録
媒体8が定速移動する部位、例えば図4に示したピンチ
ローラ16と収納ロール7間に配置されている。
【0018】また、前記マーキングブロック25には、
LED、レーザー等からなる光学ヘッド26が設けられ
ている。この光学ヘッド26は、主コントローラ2によ
って点滅を制御されるとともに、その感光記録媒体8上
の照射位置は、前記間欠移動部8a上であって、静止画
像の一区画であるコマ19の下部である。また、光学ヘ
ッド26の照射タイミングは、後述する光学シャッタ1
0及び両経路長調整機構17,18の動作と同期するよ
うに、主コントローラ2によって制御される。一方、再
生ユニット31は、図1に示すように、主コントローラ
2と、この主コントローラ2によって制御される媒体搬
送ブロック、画像データ化ブロック33、データ変換ブ
ロック35、及びマーク検出ブロック55で構成されて
いる。つまり、再生ユニット31は、主コントローラ2
と媒体搬送ブロック4とを、撮像ユニット1と共有して
構成されている。
【0019】画像データ化ブロック33には、図5に示
すように、光源36が設けられている。この光源36
は、供給ロール6に巻装されて収納ロール7側に巻き取
られる記録済み記録媒体38の一面側であって、後述す
る間欠移動部38a内のコマ19に対向する位置に配置
されている。ここで、記録済み記録媒体38は、前述の
撮像ユニット1により、撮像及び現像定着処理された感
光記録媒体8であって、各コマ19毎に被撮像画像の静
止画像が記録されている。また、この光源36は、前記
R感光層12、G感光層13及びB感光層14に対応す
る波長λ1、λ2、λ3の全てのスペクトル成分をコマ
19の全域に放射するものであって、その点滅タイミン
グは主コントローラ2によって制御される。
【0020】さらに、画像データ化ブロック33には、
記録済み記録媒体38の他面側であって、光源36と対
向する位置に、結像光学系37が配設され、この結像光
学系37の光軸延長線上にはカラーエリアセンサ39が
配設されている。このカラーエリアセンサ39は、光−
電気変換体の画素を2次マトリックス配置し、このパタ
ーン上に任意の配列のカラーフィルタアレイを配置した
ものであって、CCDディバイス及びMOSディバイス
等の公知のディバイスを使用できる。また、カラーフィ
ルタアレイ配置としては、ベイヤ方式、インタライン、
ストライプ、色差順次などの公知の手法が適用される。
なお、結像光学系37におけるコサイン4乗則に従う周
辺露光量の分布を補正するために、光源36には、コマ
19内に記録されている画像の中央部を周辺部に対して
暗く照明する、フィルターを設けることが望ましい。
【0021】データ変換ブロック35には、図6に示す
ように、センサドライバ40が設けられている。このセ
ンサドライバ40は、主コントローラ2により指示され
た光電変換の開始タイミングと光電変換時間とに基づい
て、カラーエリアセンサ39を駆動し、さらに光電変換
の結果生成した電荷を順次カラーエリアセンサ39から
転送出力させる。前処理回路41は、このカラーエリア
センサ39からの転送出力信号を前処理するものであっ
て、センサ出力に含まれるリセットパルスの除去、及び
信号レベルの調整を行う。
【0022】ローパスフィルタ42は、前処理回路41
を介して転送されたカラーエリアセンサ39の出力信号
に含まれる、カラーフィルタアレイの繰り返し周期に対
応して色信号成分を除去し、輝度信号Yを生成する。輝
度信号処理回路43は、この輝度信号Yに対して、ガン
マ補正、レベル調整、同期信号用ブランキング形成、輪
郭補正処理を行い、さらに若干の遅延処理を行う公知の
回路である。
【0023】色信号分離回路44は、カラーフィルタア
レイのパターンで定まる各色成分が混合した状態の、前
処理回路41を介したカラーエリアセンサ39の出力信
号を、R,G,Bの各色成分のみの信号に分離する。こ
の処理は、1水平期間遅延、1水平走査期間(1H)遅
延、サンプルホールド、加算処理の組み合わせによって
行われる。実際の加算処理の組み合わせは、カラーフィ
ルタアレイの配列によって定まるが、これらは公知の色
信号分離手法が適用されるので詳細は省略する。
【0024】色信号処理回路45は、入力されるR,
G,B各色信号の処理回路であって、ホワイトバラン
ス、ガンマ補正、レベル調整、同期信号用ブランキング
形成を行い、さらに色差信号R−Y及びB−Yに変換し
た後、LPF(Low Pass Filter)によって帯域制限する
公知の回路である。ここでの、ガンマ、ホワイトバラン
ス補正は、カラーエリアセンサ39のガンマ、ホワイト
バランスのみならず、記録済み記録媒体38の露光−現
像濃度特性、空間周波数−現像濃度特性、分光特性をも
補正するものである。カラーエンコーダ46は、輝度信
号処理回路43からの輝度信号Yと、色信号処理回路4
5からの色差信号R−Y及びB−Yによりビデオ信号を
生成し、外部のテレビ受像機やビデオプリンタに出力す
るものである。
【0025】マーク検出ブロック55には、図10に示
すように、記録済み記録媒体38に記録されているコマ
位置基準マーク27を、光学的に検出する光学センサ5
6が設けられている。光学センサ56は、両経路長調整
機構17,18との位置において、前記光学ヘッド26
と同一位置に配置されている。
【0026】以上の構成にかかる本実施例において、撮
像を開始するに際しては、未撮像状態の感光記録媒体8
を図8(A)に示すように、セットする。このとき、両
可動ローラ17c,18cは、同図に示すように、固定
ローラ17a,17b,18a,18bから各々所定距
離後退した、同一の中立位置Nで停止している。
【0027】そして、撮像を開始すると、主コントロー
ラ2からの指示に従ってモータが起動することにより、
ピンチローラ15,16と収納ロール7とが同一の線速
度での回転を開始し、これにより感光記録媒体8は前記
順方向Fに送られる。すると、ピンチローラ15,16
と収納ロール7の回転開始と同時にアクチュエータが動
作して、図8(B)に示すように、第1経路長調整機構
17の可動ローラ17cにあっては、感光記録媒体8か
ら離間する後退方向へ、第2経路長調整機構18の可動
ローラ18cにあっては、感光記録媒体8に近接する方
前進方向へ、各々中立位置Nから等距離L1ずつ同時移
動する。
【0028】したがって、その間、一方のピンチローラ
15の回転に伴って供給ロール6から引き出された感光
記録媒体8は、可動ローラ17bの後退移動により、そ
の経路長が長大化して、引き出し分が吸収される。ま
た、可動ローラ18cが前進移動すると、第2経路長調
整機構18側において、感光記録媒体8の経路長が短小
化し、これにより生ずる余剰分は、ピンチローラ16と
収納ロール7との回転に伴って、収納ロール7に巻き取
られる。よって、この間、感光記録媒体8の間欠移動部
8aは移動することなく、停止している。
【0029】そして、このようにピンチローラ15,1
6と、収納ロール7が同一線速度で回転と継続している
状態において、1/30秒が経過すると、前述とは逆方
向にアクチュエータが動作し、図8(C)に示すよう
に、第1経路長調整機構17の可動ローラ17cにあっ
ては、感光記録媒体8に近接する前進方向へ、第2経路
長調整機構18の可動ローラ18cにあっては、感光記
録媒体8から離間する後退方向へ、各々等距離L2ずつ
同時に移動する。
【0030】したがって、第1経路長調整機構17側に
おいて、感光記録媒体8の経路長が短小化すると同時
に、第2経路長調整機構18側において、感光記録媒体
8の経路長がが長大化する。このため、経路長の短小化
により生じた第1経路長調整機構17側の余剰分が、隣
接する両固定ローラ17b,18aに到来するととも
に、同図(B)時点で固定ローラ17b,18a間に介
在していた間欠移動部8aが、第2経路長調整機構18
側に吸収される。
【0031】以上の図8(B)(C)に示す動作を、1
/30秒間隔で繰り返すことにより、感光記録媒体8は
供給ロール6から定速で引き出されて、収納ロール7に
同一速度で巻き取られつつ、間欠移動部8aは順次1/
30秒間隔で、両固定ローラ17b,18a間に静止す
る。したがって、図9(A)に示すように、間欠移動部
8aが静止したタイミングで、主コントローラ2からの
指示に従って、光学シャッタ10が開き、同図(B)に
示すように、光学シャッタ10が閉じたタイミングで間
欠移動部8aを移動させることにより、被撮像画像の1
/30秒毎の静止画像を順次各コマ19・・・に感光さ
せることができる。
【0032】また、光学ヘッド26は、両経路長調整機
構17,18の動作により間欠移動部8aが静止したタ
イミング、換言すれば図6(A)に示した光学シャッタ
10が開いたタイミングで、主コントローラ2からの指
示に従って、瞬間的に点灯する。すると、図2に示すよ
うに、光学ヘッド26からの光が、この時点で静止画像
が投影されるコマ19aに隣接するコマ19bの下部に
照射され、れによりコマ位置基準マーク27が感光す
る。このとき、両経路長調整機構17,18により感光
記録媒体8は一定長ずつ送られていることから、光学ヘ
ッド26が一定のタイミングで開動作する光学シャッタ
10と同期して点灯動作すれば、コマ位置基準マーク2
7は、常に対応するコマ19に対して一定の位置で感光
する。
【0033】他方、前記現像定着ユニット20において
は、撮像の開始と同時に発せられた主コントローラ2か
らの指示により、タンク21の蓋体が開駆動される。こ
れにより、現像定着液を含浸してなる塗布用部材がタン
ク21外に露出して、各コマ19内に被写体画像の静止
画像、及びコマ位置基準マーク27を感光した感光記録
媒体8に接触する。よって、感光記録媒体8のR,G,
B各感光層12〜14に現像定着液が浸透し、各感光層
12〜14は被写体画像のR,G,Bに応じて、各々異
なる波長λ1、λ2、λ3をピークとする吸光スペクト
ルを発現する。また、コマ位置基準マーク27の潜像も
現像定着液により、実像化して前記各コマ19毎に同一
位置に記録される。
【0034】このとき、感光記録媒体8には、図10に
も示すように、一定の速度(v)をもって移動している
定速移動部位で、現像定着ユニット20により現像定着
液が塗布される。無論、撮像を停止した場合には、前記
タンク21の蓋体が閉じることから、停止している感光
記録媒体8に過剰な現像定着液が塗布されることはな
い。したがって、感光記録媒体8には、全長に亙って均
一量をもって現像定着液が塗布され、これにより各コマ
19の現像定着効果を均一なものにすることができる。
【0035】また、このように感光記録媒体8には、面
結像光学系9により投影された被撮像画像が、電気信号
への変換等の処理を介在させることなく、直接的に記録
されることから、各コマ19に記録された静止画像の被
撮像画像に対する忠実性を確保することができる。しか
も、静止画像を感光した感光記録媒体8の各コマ19
は、現像定着ユニット20により順次により現像及び定
着処理されることから、撮像の終了と同時に、再生可能
な記録媒体を得ることができることとなる。
【0036】そして、撮像した結果を再生を開始するに
際しては、記録済み記録媒体38を、供給ロール6側に
巻き戻す。この巻き戻しは、両経路長調整記録17,1
8の両可動ローラ17c,18cを中立位置N(図8
(A))に停止させたまま、供給ロール6を逆回転させ
ることにより行う。
【0037】そして、巻き戻し後、再生を開始すると、
図8(A)(B)(C)をもって説明した撮像時と同様
に、ピンチローラ15,16、収納ロール7第1及び第
2経路長調整機構17,18等が動作する。これによ
り、記録済み記録媒体38は供給ロール6から定速で引
き出されて、収納ロール7に同一速度で巻き取られつ
つ、間欠移動部38aは1/30秒間隔で、両固定ロー
ラ17b,18a間に静止する。したがって、主コント
ローラ2からの指示に従って、間欠移動部38aが静止
したタイミングで光源36を点灯し、光源36が消灯し
たタイミングで間欠移動部8aを移動させることによ
り、被撮像画像の各コマ19・・・に記録されている静
止画像が1/30秒毎に、結像光学系37によってカラ
ーエリアセンサ39上に結像される。
【0038】また、間欠移動部38aが静止すると、そ
のタイミングでコマ位置基準マーク27が光学センサ5
6の軸線上に到来する。すると、光学センサ56はこれ
を検出して、主コントローラ32に信号を送り、この信
号を受けた主コントローラ32は、センサドライバ40
に、カラーエリアセンサ39の駆動を指示する。これに
より、センサドライバ40は、主コントローラ32によ
り指示されたタイミング、つまりは光源36を点灯させ
る1/30秒毎のタイミングで、カラーエリアセンサ3
9を駆動し、カラーエリアセンサ39の光電変換の結果
生成した電荷を、前記タイミングで前処理回路41に転
送出力させる。この転送出力信号は、前処理回路41に
より、リセットパルスの除去、及び信号レベルの調整が
行われた後、ローパスフィルタ42により、色信号成分
が除去されて輝度信号Yに生成され、この輝度信号Yは
輝度信号処理回路43により、前述したガンマ補正等さ
れてカラーエンコーダ46に入力される。
【0039】他方、前処理回路41から色信号分離回路
44に転送された、カラーエリアセンサ39からの転送
出力信号は、この色信号分離回路44により、R,G,
Bの各色成分のみの信号に分離された後、色信号処理回
路45により、ホワイトバランス、ガンマ補正等される
とともに、色差信号R−Y及びB−Yに変換される。そ
して、この色差信号R−Y及びB−Yと、輝度信号Yと
が入力されると、カラーエンコーダ46はこれらに基づ
き、NTSC規格に従ったビデオ信号を生成して出力す
る。よって、この出力されたビデオ信号に基づき、テレ
ビ受動機が動作するにより、各コマ19に記録された静
止画像の連続によるカラー動画を視認することができ、
また、ビデオプリンタにより、各静止画像をプリントア
ウトすることもがきる。また、マーキングブロック25
で前記コマ位置基準マーク27を記録し、この記録した
コマ位置基準マーク27をマーク検出ブロック55で検
出することにより、カラーエリアセンサ39の動作タイ
ミングを精度よく制御することができる。
【0040】すなわち、この撮像・再生装置61を用い
ることにより、図11に示すように、「1.撮影」→
「2.自動現像」→「3.再生」の全てを行うことがで
きる。これにより、被撮像画像Fの動画fをテレビ受像
機65で再生したり、被撮像画像Fの静止画像f′をビ
デオプリンタ66で印刷する等を、迅速かつ円滑に行う
ことができる。なお、以上の実施例においては、撮像ユ
ニット1と再生ユニット31とを一体に組み組み込んだ
撮像・再生装置を示したが、両ユニット1,31を別体
として、撮像を終了した撮像ユニット1全体を、再生ユ
ニット31内に収容する構成としてよいし、また、両ユ
ニット1,31を各々別個の撮像装置、画像再生装置と
してもよい。また、コマ19とコマ位置基準マーク27
との対応は、1対1に限ることなく、複数対1の対応、
1対複数の対応であってもよい。
【0041】図12は、前記データ変換ブロック35の
他の構成例を示すものである。すなわち、センサドライ
バ40、前処理回路41が設けられている点は、図11
をもって説明した構成と同様である。しかし、この前処
理回路41により処理されたカラーエリアセンサ39か
らの転送出力信号は、A/Dコンバータ47によりデジ
タル化される。このデジタル化された画像データは、メ
モリコントローラ48によりデータの入出力を制御され
るメモリ49に格納される。
【0042】演算マトリックス50は、このメモリ49
から出力されたR,G,Bのデジタルデータより輝度デ
ータYと、色差データR−Y及びB−Yを算出し、この
ときガンマ補正、輪郭補正、ホワイトバランスの各処理
をも考慮した演算を実行する。ここでのガンマ、ホワイ
トバランス補正は、カラーエリアセンサ39のガンマ、
ホワイトバランスのみならず、前記記録済み記録媒体3
8の露光−現像濃度特性、空間周波数−現像濃度特性、
分光特性をも補正するものであり、ブランキングに相当
するデータも付与される。また、演算マトリックス50
からの輝度データY、色差データR−Y及びB−Yは、
D/Aコンバータ51によりアナログ化され、カラーエ
ンコーダ46はこのアナログ化された輝度信号Yと色差
信号R−Y及びB−Yによりビデオ信号を生成して出力
する。
【0043】このように、本構成においては、A/Dコ
ンバータ47によりカラーエリアセンサ39からの信号
をデジタル化し、このデジタルした画像データをメモリ
49に格納することから、メモリコントローラ48によ
り読み出し速度を変化させる等により、多様な再生形態
が可能となる。
【0044】図14は、本発明の第3実施例にかかる撮
像・再生装置91を示すブロック構成図である。この撮
像・再生装置91は、第1実施例として前述した撮像・
再生装置31(図1)に対して、撮像ユニット1側にさ
らに音声記録ブロック72を加え、再生ユニット31側
に音声生成ブロック82を加えて構成されている。この
音声記録ブロック72は、図14に示すように、マイク
ロフォン73とこのマイクロフォン73からの出力信号
を処理する信号処理回路74、及びこの信号処理回路7
4からの信号により動作する光学記録ヘッド75で構成
されている。信号処理回路74は、図15示すように、
補正回路76とバイアス付加回路77とで構成されてい
る。補正回路76は、光学記録ヘッド75の電気入力−
光学出力特性と、感光記録媒体8の露光−現像濃淡特性
とに基づいて、マイクロフォン73からの電気信号の強
度変換を行う。また、バイアス付加回路77は、強度変
換された補正回路76からの信号に一定の直流成分オフ
セットを与えて、光学記録ヘッド75に送る。
【0045】光学記録ヘッド75は、LED,レーザー
等の半導体光源であって、感光記録媒体8にスポット光
を照射する。このスポット光の照射位置は、図14に示
すように、画像記録領域(コマ19・・・)の外部であ
って、現像定着ユニット20よりも上流側であり、か
つ、図16に示すように、第2経路長調整機構18とピ
ンチローラ16間等の、感光記録媒体8が定速移動する
部位である。
【0046】一方、音声再生ブロック82は、図17に
示すように、光源83、結像光学系84、光電変換セン
サ85、及び信号復調回路86で構成されている。光源
83は、図16に示した撮像ユニットで得られた記録済
み記録媒体38の一面側であって、第2経路長調整機構
18とピンチローラ16間の定速移動する部位にて、音
声トラック79に、光を照射し得るように配置されてい
る。また、結像光学系84と光電変換センサ85とは、
記録済み記録媒体78の他面側であって、光源83の光
軸上に配置されている。
【0047】光電変換センサ85は、音声トラック79
の記録信号を光学的に検出するものであり、その出力信
号は信号復調回路86に与えられる。この信号復調回路
86は、図18に示すように、バイアス除去回路87と
補正回路88とで構成され、バイアス除去回路87は、
前記オフセットの直流成分を除去する回路である。ま
た、補正回路88は、光電変換センサ85の光学入力−
電気出力特性に基づいて、信号の強度変換を行い、必要
に応じて記録済み記録媒体78の露光−現像濃淡特性及
び空間周波数−現像濃度特性に基づいて補正を行う回路
である。
【0048】以上の構成にかかる本実施例において、撮
像を開始すると、第1実施例で説明したように、1/3
0秒間隔で被撮像画像の静止画が各コマ19・・・に連
続的に感光されるとともに、感光記録媒体8は一定速度
で収納ロール7に巻き取られて行く。このとき、周囲環
境の音声はマイクロフォン73により検出されて電気信
号に変換され、この電気信号は、補正回路76によって
強度補正され、直流バイアスを付加された後、光学記録
ヘッド75により光量変調された感光記録媒体8の前記
部位に照射される。これにより、音声トラック79が感
光形成され、この感光形成された音声トラック79は、
各コマ19毎に感光記録された静止画像とともに、現像
定着ユニット20において同時に現像定着処理される。
したがって、この実施例においては、被撮像画像の連続
的な静止画像のみならず、周囲環境の音声も記録するこ
とができ、撮像と同時に、画像及び音声の双方を再生可
能な記録済み記録媒体を得ることができる。
【0049】また、再生を開始すると、前述のように、
各コマ19・・・に記録されている静止画像が1/30
秒毎に、カラーエリアセンサ39上に結像されて、カラ
ーエンコーダ46から画像信号が出力されるとともに、
記録済み記録媒体78は一定速度で収納ロール7に巻き
取られていく。このとき、光源83は、再生の開始と同
時に点灯し、これにより発生した光は音声トラック79
に照射される。したがって、音声トラック79の記録信
号は結像光学系84を介して、光電変換センサ85に結
像され、光線変換センサ85はこれを光学的に検出して
電気信号を出力する。
【0050】この電気信号は、バイアス除去回路87に
よってオフセットの直流成分を除去された後、補正回路
88により前記強度変換及び補正されて、音声信号とし
て出力される。したがって、この実施例によれば、ビデ
オ信号とともに予め記録した周囲環境の音声信号が出力
され、これら信号に基づく再生により、被撮像画像の動
画を視認しつつ音声を受聴することが可能となる。また
前述の2次記録ブロック201で画像のみならず音声
をも2次記録できるとともに、両者を再生することも可
能となる。
【0051】図19は、音声記録ブロック72の他の構
成を示すのもである。この音声記録ブロック72におい
ては、マイクロフォン73a,73b、信号処理回路7
4a,74b,及び光学記録ヘッド75が各々一対ずつ
設けられている。かかる構成によれば、各マイクロフォ
ン73a,73bにより検出した周囲環境の音声を独立
して、各音声トラック79a,79bに記録することが
できる。なお、この構成では、マイクロフォン73a,
73b及び信号処理回路74a,74bを各々一対ずつ
個設けるようにしたが、k個のマイクロフォンからの信
号をn個(n≧k)の信号に分割する信号分割回路を設
けて、n個の音声トラックを記録するようにしてもよ
い。この場合、信号分割回路は、周波数帯域の違いによ
り信号を分割するものを用いることができる。
【0052】図20は、音声再生ブロック82をの他の
構成示すものである。この音声再生ブロック82におい
ては、光源83のみ単一であって、結像光学系84a,
84b、光電変換センサ85a,85b、及び信号復調
回路86a,86bは、各々音声トラック79a,79
bの数に応じて一対ずつ設けられている。したがって、
この実施例によれば、各音声トラック79a,79bに
記録されている音声信号毎に音声を再生することがで
き、これにより臨場感等を高めることができる。図21
は、画像記録ブロック3の他の構成を示すものであり、
供給ロール6に巻装されて収納ロール7側に巻き取られ
るモノクロの感光記録媒体8、被撮像画像を結像させる
面結像光学系9、この面結像光学系9の光軸上に配置さ
れた光学シャッタ10と色分解光学系311が設けられ
ている。前記感光記録媒体8は、図22(A)に示すよ
うに、薄膜樹透明脂からなるベース11上に、Vis全
域感光層313を積層してなる。このVis全域感光層
313は、同図(B)に示すように、可視光の全てのス
ペクトルに対して感光し、現像処理によって、同図
(C)に示すように、特定波長λ1を中心としたスペク
トルにおける吸光度の変化を引き起こす特性を有してい
る。この感光記録媒体8は、厚さtが10μmであり、
同図(D)に示す幅wは25mmであるとともに、有効
長さは270mであり、よって、供給ロール6のコア直
径を10mmとすると、巻直径は最大60mmである。
【0053】前記色分解光学系311には、図23に示
すように、シャッタ10を介して入射される面結像光学
系9の光軸上に、該光軸方向及びこれと直交する方向と
に分光可能な角度に第1ハーフミラー111が配置され
ている。この第1ハーフミラー111の側方には、これ
と同一角度に第2ハーフミラー112が配置されている
ともに、この第2ハーフミラー112を透過した光を、
面結像光学系9の光軸と平行な方向に偏光する第1プリ
ズム113が配置されている。また、第1ハーフミラー
111の前方には、この第1ハーフミラー111を透過
した光をこれと直交する方向に偏光する第2プリズム1
14が配置されている。
【0054】この第2プリズム114の一側部側であっ
て、第2ハーフミラー112の前方には、この第2ハー
フミラー112からの光を第2プリズム114に反射す
るフルミラー116が配置され、このフルミラー116
を反射した光は第2プリズム114によって、前記面結
像光学系9の光軸と平行な方向に偏光される。また、第
2プリズム114の他側部側には、第3プリズム115
が配置され、この第3プリズム115は、第2プリズム
114を反射した光を面結像光学系9の光軸と平行な方
向に偏光する。
【0055】さらに、第1〜第3プリズム113〜11
6の前方には、R光透過フィルター11R、G光透過フ
ィルター11G、B光透過フィルター11Bが配置され
ている。そして、R光透過フィルター11Rにあって
は、図24に示すように、上限波長を430〜480μ
mとして、380μmから上限波長までの波長を透過さ
せる特性である。また、G光透過フィルター11Gにあ
っては、430〜480μmを下限波長、560〜59
0μmを上限波長として、この上限波長と下限波長の間
の帯域を透過させる特性であり、B光透過フィルター1
19にあっては、560〜590μmを下限波長とし
て、この下限波長と770μm間の帯域を透過させる特
性である。したがって、面結像光学系9により結像され
た被撮像画像は、図25に示すように、各々各フィルタ
ー11R,11G,11Bにより、各成分毎のR光学像
19R、G光学像19G、B光学像19Bに分解され
て、感光記録媒体8の後述する間欠移動部8aにて、コ
マ19内に投影される。つまり、この1つの静止画像を
R,G,Bに分解して投影したR光学像19R、G光学
像19G、B光学像19Bの各記録領域により、1コマ
が構成される。
【0056】なお、この実施例においては、各光学像1
9R,19G,19Bを、感光記録媒体8の移動方向に
沿った水平方向に分離させるものであって、各光学像1
9R,19G,19Bが投影される領域は、図22
(D)に示すように、横(a)×縦(b)=9×16m
mであり、コマ19配置のピッチpは30mmである。
また、この実施例においては、NTSC規格の30フレ
ーム/secに従って、撮像レート=30コマ/sec
であり、有効長さ270mである本実施例において、撮
像時間は5分である。また、光学シャッタ10は、主コ
ントローラ2からの指示に従って30回/secの頻度
で開動作するとともに、そのときの開動作時間は1/5
0〜1/1000秒程度である。なお、図21及び図2
6に示すように、媒体搬送ブロック4とマーキングブロ
ック25の構成は、前述の第1実施例と同様である。
【0057】以上の構成において、撮像を開始すると、
前述の図8(B)(C)に示す動作を、1/30秒間隔
で繰り返すことにより、感光記録媒体8は供給ロール6
から定速で引き出されて、収納ロール7に同一速度で巻
き取られつつ、間欠移動部8aは順次1/30秒間隔
で、両固定ローラ17b,18a間に静止する。したが
って、図27(A)に示したように、間欠移動部8aが
静止したタイミングで、主コントローラ2からの指示に
従って、光学シャッタ10が開き、同図(B)に示した
ように、光学シャッタ10が閉じたタイミングで間欠移
動部8aを移動させることにより、被撮像画像の1/3
0秒毎の静止画像であって、R,G,B各成分毎のR光
学像19R、G光学像19G、B光学像19Bを順次各
コマ19・・・に感光させることができ、また、前述と
同様に、光学ヘッド26は、両経路長調整機構17,1
8の動作により間欠移動部8aが静止したタイミング、
換言すれば図27(A)に示した光学シャッタ10が開
いたタイミングで、主コントローラ2からの指示に従っ
て、瞬間的に点灯する。すると、光学ヘッド26からの
光が、この時点で静止画像が投影されるコマ19aに隣
接するコマ19bの下部に照射され、れによりコマ位置
基準マーク27が感光する。このとき、両経路長調整機
構17,18により感光記録媒体8は一定長ずつ送られ
ていることから、光学ヘッド26が一定のタイミングで
開動作する光学シャッタ10と同期して点灯動作すれ
ば、コマ位置基準マーク27は、常に対応するコマ19
に対して一定の位置で感光する。
【0058】他方、前記現像定着ユニット20において
は、撮像の開始と同時に発せられた主コントローラ2か
らの指示により、前記タンク21の蓋体が開駆動され
る。これにより、現像定着液を含浸してなる塗布用部材
がタンク21外に露出して、各コマ19内に被写体画像
の静止画像を感光した感光記録媒体8に接触する。よっ
て、感光記録媒体8のVis全域感光層313に現像定
着液が浸透し、Vis全域感光層313は、波長λ1を
ピークとする吸光スペクトルを発現する。このとき、感
光記録媒体8には、前述の図10に示した、一定の速度
(v)をもって移動している定速移動部位で、現像定着
ユニット20により現像定着液が塗布される。無論、撮
像を停止した場合には、前記タンク21の蓋体が閉じる
ことから、停止している感光記録媒体8に過剰な現像定
着液が塗布されることはない。したがって、感光記録媒
体8には、全長に亙って均一量をもって現像定着液が塗
布され、これにより各コマ19の現像定着効果を均一な
ものにすることができる。また、このように感光記録媒
体8には、面結像光学系9により結像されて色分解光学
系311を介して投影された被撮像画像が、電気信号へ
の変換等の処理を介在させることなく、直接的に記録さ
れることから、各コマ19に記録された光学像19R,
19G,19Bからなる静止画像の、被撮像画像に対す
る忠実性を確保することができる。しかも、静止画像を
感光した感光記録媒体8の各コマ19は、現像定着ユニ
ット20により順次により現像及び定着処理されること
から、撮像の終了と同時に、再生可能な記録媒体を得る
ことができることとなる。
【0059】また、この撮像ユニットに対応する再生ユ
ニットには、図29に示すように、コマ19毎の各光学
像19R,19G,19Bを読み取るモノクロエリアセ
ンサ92が設けられている。そして、このモノクロエリ
アセンサ92により読み取った光学像19R,19G,
19Bを、データ変換回路94によりデジタルデータに
変換して、メモリ95に記録した後、ビデオ信号を生成
する。また、光学センサ56を有する構成や、記録済み
記録媒体93の搬送機構は、前述した第2実施例の画像
再生装装置31と同様である。このようにモノクロ感光
記録媒83を用いる装置においても、光学ヘッド26や
光学センサ56を設けておくことにより、前述した実施
例と同様の制御が可能となる。
【0060】図29は、色分解光学系311の他の構成
を示すものである。すなわち、シャッタ10を介して入
射される面結像光学系9の光軸上には、B光を透過させ
光軸と直交する方向にR光及びG光を反射する第1ダイ
クロックミラー面326が設けられている。この第1ダ
イクロイックミラー面326の側方には、全ての入射光
を前記光軸と平行な方向に反射する第1全反射ミラー面
327が設けられ、この第1全反射ミラー面327の前
方には、R光を透過させて、G光を前記光軸と直交する
方向に反射する第2ダイクロイックミラー面328が設
けられている。また、第1ダイクロイックミラー面32
6の前方であって、第2ダイクロイックミラー面328
の側方には、第2全反射ミラー面329が設けられ、こ
の第2全反射ミラー面329の他側部側には、全ての入
射光を前記光軸と平行な方向へ反射させる第3全反射ミ
ラー面330が設けられている。したがって、かかる構
成によれば、プリズムを用いることなく、ミラーのみに
より、面結像光学系9からの被撮像画像をR,G,B光
成分に分解することができ、色分解光学系311の構成
を簡略なものにすることができる。
【0061】図30は、撮像ユニット1の他の構成を示
すものであり、その全体構成は図26に示した撮像ユニ
ット1と同様である。しかし、本例にあっては、色分解
光学系311が感光記録媒体8の搬送方向と直交する垂
直方向に配置されており、よって、各光学像19R,1
9G,19Bは垂直方向に投影される。また、各投影領
域の大きさは、図31に示すように、横(a)×縦
(b)=9×16mmであり、各領域の上下間隔dは1
mmである。コマ19配置のピッチpは、第1実施例の
1/3である10mmに設定され、また、この実施例に
おいても、NTSC規格の30フレーム/secに従っ
て、撮像レート=30コマ/secである。かかる撮像
ユニットにおいても、前述した図8(B)(C)に示す
動作を、1/30秒間隔で繰り返すとともに、図32
(A)に示すように、間欠移動部8aが静止したタイミ
ングで、光学シャッタ10を開き、同図(B)に示すよ
うに、光学シャッタ10が閉じたタイミングで間欠移動
部8aを移動させる。これにより、被撮像画像の1/3
0秒毎の静止画像であって、垂直方向に投影されたR,
G,B各成分毎のR光学像19R、G光学像19G、B
光学像19Bを1コマとして、順次コマ19・・・に感
光させることができる。このとき、コマ19は、第1実
施例に対し、1/3の長さである10mmのピッチで移
動することから、第1実施例と同じ有効長さ270mの
感光記録媒体8を用いた場合、撮像時間は第1実施例に
対し3倍の15分となる。
【0062】図33は、画像データ化ブロック33の他
の構成を示すものである。すなわち、この画像データ化
ブロック33には、光源36が設けられている。この光
源36は、供給ロール6に巻装されて収納ロール7側に
巻き取られる記録済み記録媒体38の一面側であって、
後述する間欠移動部38a内のコマ19に対向する位置
に配置されている。ここで、記録済み記録媒体38は、
前述の図30に示した構成を有する撮像ユニットによ
り、撮像及び現像定着処理された感光記録媒体8であっ
て、各コマ19毎に、静止画像のR光学像19R、G光
学像19G、B光学像19Bが垂直方向に記録されてい
る。また、この光源36は、少なくともλ1のスペクト
ル成分をコマ19の全域に放射するものであって、その
点滅タイミングは主コントローラ32によって制御され
る。
【0063】さらに、画像データ化ブロック33には、
記録済み記録媒体38の他面側であって、各光学像19
R,19G,19Bに対応する位置に、結像光学系37
R,37G,37Bが配設され、この各結像光学系37
R,37G,37Bの光軸延長線上には、R用、G用、
B用各モノクロエリアセンサ39R,39G,39Bが
配設されている。なお、各結像光学系37R,37G,
37Bにおけるコサイン4乗則に従う周辺露光量の分布
を補正するために、光源36には、コマ19内に記録さ
れている各光学像19R,19G,19Bの中央部を周
辺部に対して暗く照明する、フィルターを設けることが
望ましい。
【0064】他方、データ変換ブロック35には、図3
4に示すように、R用、G用、B用各センサドライバ4
0R,40G,40Bが設けられている。この各センサ
ドライバ40R,40G,40Bは、主コントローラ3
2により指示された光電変換の開始タイミングと光電変
換時間とに基づいて、対応するモノクロエリアセンサ3
9R,39G,39Bを駆動し、さらに各モノクロエリ
アセンサ39R,39G,39Bの各画素に蓄積された
電荷を出力させる。R用、G用、B用各前処理回路41
R,41G,41Bは、対応するモノクロエリアセンサ
39R,39G,39Bからの出力信号を前処理するも
のであって、センサ出力に含まれるリセットパルスの除
去、及び信号レベルの調整を行う。加算回路42は、各
前処理回路41R,41G,41Bを介して転送された
モノクロエリアセンサ39R,39G,39Bの出力信
号を加算して、輝度信号Yを生成する。輝度信号処理回
路43は、この輝度信号Yに対して、ガンマ補正、レベ
ル調整、同期信号用ブランキング形成、輪郭補正処理を
行い、さらに若干の遅延処理を行う公知の回路である。
【0065】色信号処理回路44は、入力されるR,
G,B各色信号の処理回路であって、ホワイトバラン
ス、ガンマ補正、レベル調整、同期信号用ブランキング
形成を行い、さらに色差信号R−Y及びB−Yに変換し
た後、LPF(Low Pass Filter)によって帯域制限する
公知の回路である。ここでの、ガンマ、ホワイトバラン
ス補正は、カラーエリアセンサ39のガンマ、ホワイト
バランスのみならず、記録済み記録媒体38の露光−現
像濃度特性、空間周波数−現像濃度特性、分光特性をも
補正するものである。カラーエンコーダ45は、輝度信
号処理回路43からの輝度信号Yと、色信号処理回路4
5からの色差信号R−Y及びB−Yによりビデオ信号を
生成し、外部のテレビ受像機やビデオプリンタに出力す
るものである。
【0066】以上の構成において、再生を開始するに際
しては、前述の図30に示す構成の撮像ユニットで、被
撮像画像の連続的な静止画像の光学像19R,19G,
19Bを記録した記録済み記録媒体38を用いる。そし
て、主コントローラ32からの指示に従って、間欠移動
部38aが静止したタイミングで光源36を点灯し、光
源36が消灯したタイミングで間欠移動部8aを移動さ
せることにより、記録済み記録媒体38のコマ19内に
記録されている各光学像19R,19G,19Bが、1
/30秒毎に、各結像光学系37R,37G,37Bに
よって、対応するモノクロエリアセンサ39R,39
G,39B上に結像される。
【0067】一方、各センサドライバ40R,40G,
40Bは、主コントローラ32により指示されたタイミ
ング、つまり光源36を点灯させる1/30秒毎のタイ
ミングで、モノクロエリアセンサ39R,39G,39
Bを駆動し、各モノクロエリアセンサ39R,39G,
39Bが光電変換の結果生成した電荷を、前記タイミン
グで前処理回路41に転送出力させる。この転送出力信
号は、対応する前処理回路41R,41G,41Bによ
り、リセットパルスの除去、及び信号レベルの調整が行
われた後、加算回路42にて輝度信号Yに生成され、こ
の輝度信号Yは輝度信号処理回路43により、前述した
ガンマ補正等されてカラーエンコーダ45に入力され
る。
【0068】他方、各前処理回路41R,41G,41
Bから色信号処理回路44に転送された、各モノクロエ
リアセンサ39R,39G,39Bからの転送出力信号
は、ホワイトバランス、ガンマ補正等されるとともに、
色差信号R−Y及びB−Yに変換される。そして、この
色差信号R−Y及びB−Yと、輝度信号Yとが入力され
ると、カラーエンコーダ45はこれらに基づき、NTS
C規格に従ったビデオ信号を生成して出力する。よっ
て、この出力されたビデオ信号に基づき、テレビ受動機
が動作するにより、各コマ19に記録された静止画像の
連続によるカラー動画を視認することができ、また、ビ
デオプリンタにより、各静止画像をプリントアウトする
こともできる。
【0069】図35は、データ変換ブロック35の他の
構成を示すものである。すなわち、R,G,B各用セン
サドライバ40R,40G,40B、及び前処理回路4
1R,41G,41Bが設けられている構成は図34と
同様である。しかし、各前処理回路41R,41G,4
1Bにより処理された対応するモノクロエリアセンサ3
9R,39G,39Bからの転送出力信号は、各々対応
するA/Dコンバータ47R,47G,47Bによりデ
ジタル化される。このデジタル化された画像データは、
各々メモリコントローラ48R,48G,48Bにより
データの入出力を制御されるメモリ49R,49G,4
9Bに格納される。
【0070】演算マトリックス50は、各メモリ49
R,49G,49Bから出力されたR,G,Bのデジタ
ルデータより輝度データYと、色差データR−Y及びB
−Yを算出し、このときガンマ補正、輪郭補正、ホワイ
トバランスの各処理をも考慮した演算を実行する。ここ
でのガンマ、ホワイトバランス補正は、カラーエリアセ
ンサ39のガンマ、ホワイトバランスのみならず、前記
記録済み記録媒体38の露光−現像濃度特性、空間周波
数−現像濃度特性、分光特性をも補正するものであり、
ブランキングに相当するデータも付与される。また、演
算マトリックス50からの輝度データY、色差データR
−Y及びB−Yは、D/Aコンバータ51によりアナロ
グ化され、カラーエンコーダ45はこのアナログ化され
た輝度信号Yと色差信号R−Y及びB−Yによりビデオ
信号を生成して出力する。
【0071】このように、本実施例においては、各A/
Dコンバータ47R,47G,47Bにより対応するモ
ノクロエリアセンサ39R,39G,39Bからの信号
をデジタル化し、このデジタルした画像データを各メモ
リ49R,49G,49Bに格納することから、メモリ
コントローラ48R,48G,48Bにより読み出し速
度を変化させる等により、多様な再生形態が可能とな
る。
【0072】なお、静止画像を光学像19R,19G,
19Bに分解して記録及び再生する装置においても、前
述のカラー感光記録媒体を用いる撮像・再生装置と同様
に、図36に示すように、前述のカラー感光記録媒体を
用いる撮像・再生装置と同様に、マイクロフォン73、
信号処理回路74、光学記録ヘッド75を設け、また、
図37に示すように、光源83、結像光学系84、光電
変換センサ85、及び信号復調回路86を設けるように
してもよい。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかる撮像
装置は、光学シャッタ又は搬送手段の動作に同期して、
感光記録媒体上にコマに対応するマークを記録するよう
した。よって、コマとマークとの位置関係が一定とな
り、このマークを再生時の制御に用いることが可能とな
るとともに、感光記録媒体に予め製造時にマークを記録
しておくよりも、コスト的に有利となる。また、本発明
にかかる撮像装置によれば、コマに対応して記録された
マークに基づき、静止画像を順次読み取る読取手段の動
作を制御することから、読み取りタイミングを適正に維
持することができる。さらに、本発明の撮像・再生装置
にあっては、撮像装置の機能と画像再生装置の機能とを
併有することから、共通機能部分を共用化して、構造の
簡易化や装置のコンパクト化を可能にしつつ、前述した
撮像装置と画像再生装置の利点を確保することができる
とともに、撮像時と同じタイミングで画像の読み取りを
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図2】同実施例の基本構成を示す模式図である。
【図3】(A)はモノクロ感光記録媒体の模式断面図、
(B)はNTSC規格に従った場合の感光記録媒体のサ
イズを示す説明図である。
【図4】同実施例の経路長調整機構等を示す模式図であ
る。
【図5】画像データ化ブロックの構成を示すも模式図で
ある。
【図6】データ変換ブロックの構成を示すブロック図で
ある。
【図7】マーク読み取りブロックの構成を示す模式図で
ある。
【図8】同実施例の経路長調整機構の動作を示す説明図
である。
【図9】撮像動作を示す説明図である。
【図10】現像及び定着処理動作を示す図である。
【図11】撮像から再生までの過程を示す説明図であ
る。
【図12】データ変換ブロックの他の構成を示すブロッ
ク図である。
【図13】本発明の他の実施例を示すブロック構成図で
ある。
【図14】音声記録ブロックの構成を示す模式図であ
る。
【図15】信号変換回路の構成を示すブロック回路図で
ある。
【図16】光学記録ヘッドの照射位置を示す模式図であ
る。
【図17】音声再生ブロックの構成を示す模式図であ
る。
【図18】信号復調回路の構成を示すブロック回路図で
ある。
【図19】音声記録ブロックの他の構成を示す模式図で
ある。
【図20】音声再生ブロックの他の構成を示す模式図で
ある。
【図21】撮像ユニットの他の構成を示す模式図であ
る。
【図22】(A)はモノクロ感光記録媒体の模式断面
図、(B)は感度特性図、(C)は吸光度特性図、
(D)はNTSC規格に従った場合の感光記録媒体のサ
イズを示す説明図である。
【図23】色分解光学系の構成を示す模式図である。
【図24】色分解光学系の特性図である。
【図25】R,G,B各光学像の1コマ内への記憶状態
を示す図である。
【図26】媒体搬送ブロックを示す模式図である。
【図27】撮像動作を示す説明図である。
【図28】再生ユニットの要部を示す模式図である。
【図29】色分解光学系の他の構成を示す模式図であ
る。
【図30】撮像ユニットの他の構成を示す模式図であ
る。
【図31】同実施例におけるR,G,B各光学像の1コ
マ内への記憶状態を示す図である。
【図32】撮像動作を示す説明図である。
【図33】再生ユニットの他の構成を示す模式図であ
る。
【図34】図44に示しが再生ユニットにおけるデータ
変換ブロックの構成を示すブロック図である。
【図35】同再生ユニットにおける他のデータ変換ブロ
ックの構成を示すブロック図である。
【図36】音声記録ブロックの他の構成を示す模式図あ
る。
【図37】音声再生ブロックの他の構成を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
1 撮像装置 6 供給ロール 7 収納ロール 8 感光記録媒体 9 面結像光学系 10 光学シャッタ 25 マーキングブロック 26 光学ヘッド 27 コマ位置基準マーク 55 マーク検出ブロック 56 光学センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光記録媒体の一部分に被撮像画像を投
    影する光学系と、 この光学系の投影時間を制御して、前記感光記録媒体に
    前記被撮像画像を静止画像として順次記録させる光学シ
    ャッタと、 前記静止画像が前記感光記録媒体の隣接するコマ内に記
    録されるように、前記感光記録媒体を搬送する搬送手段
    と、 前記光学シャッタ又は前記搬送手段の動作に同期して、
    前記感光記録媒体上に前記コマに対応するマークを記録
    する光学的マーキング手段と、 を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 連続するコマ内に静止画像を記録してい
    るとともに、コマに対応してマークを記録してなる記録
    済み記録媒体を、搬送する搬送手段と、 この搬送手段により搬送される記録済み感光記録媒体か
    ら、前記静止画像を順次読み取る読取手段と、 前記搬送手段により搬送される記録済み感光記録媒体か
    ら、前記マークを検出する検出手段と、 この検出手段のマーク検出に基づき、前記読取手段の動
    作を制御する制御手段と、 を有することを特徴とする画像再生装置。
  3. 【請求項3】 感光記録媒体の一部分に被撮像画像を投
    影する光学系と、 この光学系の投影時間を制御して、前記感光記録媒体に
    前記被撮像画像を静止画像として順次記録させる光学シ
    ャッタと、 前記静止画像が前記感光記録媒体の隣接するコマ内に記
    録されるように、前記感光記録媒体を搬送する第1の搬
    送手段と、 前記光学シャッタ又は前記搬送手段の動作に同期して、
    前記感光記録媒体上に前記コマに対応するマークを記録
    する光学的マーキング手段と、 前記静止画像と前記マークとが記録された記録済み記録
    媒体を、搬送する第2の搬送手段と、 この第2の搬送手段により搬送される記録済み感光記録
    媒体から、前記静止画像を順次読み取る読取手段と、 前記搬送手段により搬送される記録済み感光記録媒体か
    ら、前記マークを検出する検出手段と、 この検出手段のマーク検出に基づき、前記読取手段の動
    作を制御する制御手段と、 を有することを特徴とする撮像・再生装置。
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