JPH087450Y2 - 回路基板の位置決め装置 - Google Patents

回路基板の位置決め装置

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JPH087450Y2
JPH087450Y2 JP6192190U JP6192190U JPH087450Y2 JP H087450 Y2 JPH087450 Y2 JP H087450Y2 JP 6192190 U JP6192190 U JP 6192190U JP 6192190 U JP6192190 U JP 6192190U JP H087450 Y2 JPH087450 Y2 JP H087450Y2
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JP
Japan
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image
circuit board
hole
positioning device
board positioning
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JP6192190U
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武夫 嶋田
謙二 大島
Original Assignee
株式会社ユニシアジェックス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、回路基板の導体印刷等に際してワークと
なる回路基板を所定位置に位置決めするための位置決め
装置に関する。
従来の技術 導体印刷等に際してワークとなる回路基板を高精度に
位置決めするために、従来からパターン認識装置を用い
た方法が知られている。つまり、回路基板に予め貫通形
成されるスルーホールの一つを位置決め用の基準孔と
し、導体印刷装置の所定位置に固定した撮像装置によっ
てその基準孔となるスルーホールを撮像するとともに、
該スルーホールの画像を所定の基準パターンと比較し
て、両者の位置が合致するように回路基板位置を修正す
るのである。
考案が解決しようとする課題 ところで、回路基板の両面に導体パターンを印刷する
場合には、表面印刷後に別工程で裏面を印刷することに
なるが、初めの印刷時に、第3図に示すように、導体ペ
ースト21がスルーホール22を通して裏面側に回り込むた
め、次の裏面印刷の際には、スルーホール22周囲にはみ
出た導体ペースト21の外縁21aに沿ってスルーホール相
当の画像が認識される。つまり、裏面印刷時には、基準
孔となる画像の大きさがばらばらとなってしまう。
そのため、通常の処理によって位置決めを行おうとす
ると、画像が基準パターンと全く異なるため、撮像され
ているスルーホールが本来の基準孔ではないものと誤判
断してしまい、位置決め制御が不能となる。
課題を解決するための手段 そこで、この考案は、回路基板に貫通形成されたスル
ーホールを対象として所定位置で撮像する撮像装置と、
撮像されたスルーホールの画像を所定の基準パターンと
比較して両者の位置のずれを検出するパターン認識手段
と、スルーホールの画像位置が所定位置となるように基
板位置を修正する位置調整手段とを備えた回路基板の位
置決め装置において、上記撮像装置の光学系に撮像倍率
可変機構を設けるとともに、スルーホールの画像が常に
略一定の大きさとなるように上記撮像倍率可変機構を調
整する倍率制御手段を設けたことを特徴としている。
作用 上記構成では、スルーホールの画像が常に略一定の大
きさとなるように光学的に撮像倍率が自動調整される。
つまり表面からの導体ペーストの回り込み等があっても
画像の大きさは殆ど変わらないものとなり、これを基準
パターンと比較することで位置決めが可能となる。
実施例 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図はこの考案に係る位置決め装置の一実施例を示
している。同図において、1はワークとなる回路基板で
あり、この回路基板1には予め多数のスルーホール2が
貫通形成され、その1つが所定の基準孔となっている。
3は、上記回路基板1が順次搬送されるX−Yテーブル
であり、駆動回路4の出力信号に応じてX−Y両方向へ
移動できるようになっている。
そして、上記回路基板1の所定位置上方に、撮像装置
としてCCD等の撮像素子を用いたテレビカメラ5が固定
されている。このテレビカメラ5は、光学的な撮像倍率
可変機構として焦点距離可変のいわゆるズームレンズ6
を備えており、かつ電動モータ7によってその焦点距離
が調節される。
8は、上記テレビカメラ5から入力された画像信号を
処理して画像の倍率つまり上記焦点距離を調整するとと
もに、基準パターンと比較し、両者が合致するようにX
−Yテーブル3の位置を制御するコントローラを示して
いる。また、このコントローラ8には、入力された画像
を表示するモニタ9が接続されている。
上記の構成においては、X−Yテーブル3上の回路基
板1の基準孔となるスルーホール2が上記テレビカメラ
5によって撮像され、2値データ化される。そして、そ
の画像位置と基準パターンとが比較され、両者の位置の
ずれが検出されるとともに、両者が合致するように駆動
回路4を介してX−Yテーブル3が駆動される。これに
より、スルーホール2を基準として回路基板1が正確に
位置決めされ、導体パターンの印刷を高精度に行うこと
ができる。
一方、回路基板1の表面に導体パターンを印刷した後
に裏面に導体印刷を行う場合には、スルーホール2を通
して裏面へ導体ペーストが回り込んでくるので、その画
像は第2図に2′として示すように本来のスルーホール
2の径よりも大きなものとなる。このような場合には、
画像の面積もしくは直径に基づいて撮像倍率が小さくな
るようにズームレンズ6が駆動され、2″として示すよ
うに略一定の大きさに縮小される。そして、この縮小状
態において基準パターンPと比較され、両者の位置が合
致するように回路基板1の位置決めがなされる。すなわ
ち、複雑な画像処理を施すことなく表面印刷時と同様に
高精度な位置決めを行うことができる。
考案の効果 以上の説明で明らかなように、この考案に係る回路基
板の位置決め装置においては、撮像装置の光学系に撮像
倍率可変機構を設け、スルーホールの画像を略一定の大
きさに調整して基準パターンと比較するようにしたの
で、裏面印刷時にスルーホール周囲に導体ペーストが回
り込んでいるような場合でも、複雑な画像処理を要さず
に高精度な位置決めを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る位置決め装置の一実施例を示す
構成説明図、第2図はそのモニタ画像を示す説明図、第
3図はスルーホールの裏面側の状態を示す説明図であ
る。 1……回路基板、2……スルーホール、3……X−Yテ
ーブル、5……テレビカメラ、6……ズームレンズ、8
……コントローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路基板に貫通形成されたスルーホールを
    対象として所定位置で撮像する撮像装置と、撮像された
    スルーホールの画像を所定の基準パターンと比較して両
    者の位置のずれを検出するパターン認識手段と、スルー
    ホールの画像位置が所定位置となるように基板位置を修
    正する位置調整手段とを備えた回路基板の位置決め装置
    において、上記撮像装置の光学系に撮像倍率可変機構を
    設けるとともに、スルーホールの画像が常に略一定の大
    きさとなるように上記撮像倍率可変機構を調整する倍率
    制御手段を設けたことを特徴とする回路基板の位置決め
    装置。
JP6192190U 1990-06-12 1990-06-12 回路基板の位置決め装置 Expired - Lifetime JPH087450Y2 (ja)

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JPH0423241U JPH0423241U (ja) 1992-02-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008087080A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Makino Milling Mach Co Ltd 工具の位置決め方法及び装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008087080A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Makino Milling Mach Co Ltd 工具の位置決め方法及び装置
JP4549332B2 (ja) * 2006-09-29 2010-09-22 株式会社牧野フライス製作所 工具の位置決め方法及び装置

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JPH0423241U (ja) 1992-02-26

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