JP2002216554A - フラットケーブルの自動加工 - Google Patents

フラットケーブルの自動加工

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JP2002216554A
JP2002216554A JP2001014047A JP2001014047A JP2002216554A JP 2002216554 A JP2002216554 A JP 2002216554A JP 2001014047 A JP2001014047 A JP 2001014047A JP 2001014047 A JP2001014047 A JP 2001014047A JP 2002216554 A JP2002216554 A JP 2002216554A
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flat cable
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Toshio Yonetani
敏夫 米谷
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラットケーブルの自動加工が精度良く行え
るようにする。 【解決手段】 調尺装置の上流側の送りローラ1と下流
側の排出ローラ2の間にX−Yテーブル等の移動機構で
移動可能となったレーザ照射装置3と、そのレーザ照射
装置3の上流側に、フラットケーブル10を挟んで下方
に照明装置4と上方にCCDカメラ5を配置し、そのC
CDカメラ5で上流側の送りローラ1と下流側の排出ロ
ーラ2の間を移動中のフラットケーブル10の導体12
を撮像し、撮像した導体12の姿勢の、予め設定した
「正規の姿勢」からのずれ量を画像処理装置6で把握し
て、そのずれ量の分の移動を画像処理装置6からレーザ
照射装置3の移動機構に指示する。この光学補正によ
り、フラットケーブルの姿勢が正規の姿勢からずれてい
ても、レーザ光Lがスリット14の正規の形成位置に照
射され、スリット14が精度良く形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フラットケーブ
ルの長手方向の途中に形成するスリットや、端部におい
て、隣接する芯線間の樹脂部に形成するスリットの自動
加工に関する。
【0002】
【従来の技術】上記フラットケーブルとして、例えば、
図3に符号10を付して示したものがあり、このもの
は、接着材が塗布された二枚の樹脂フィルム11を、そ
の接着材の塗布面11’を対向させ、その間に帯板状の
平導体12を介在させて、対の熱ローラ51で加熱と同
時に圧着して平面状(積層フィルム状)に成形したもの
である。図中、ローラ52、53はそれぞれ樹脂フィル
ム11の送りローラ、ローラ54は平導体12の送りロ
ーラ、ローラ55は完成されたフラットケーブル10の
巻き取りローラである。
【0003】ところで、上記フラットケーブル10で
は、その端末、あるいは、長さ方向の途中において、前
記樹脂フィルム11を剥いで内部の導体12を露出さ
せ、その導体12に端子を接続する。
【0004】その端子が接続されたフラットケーブル1
0に対して、接続した端子のそれぞれが、その接続対象
たるコネクタのキャビティに独立して接続可能なよう、
隣接する前記導体12間の樹脂部13(以下、単にブリ
ッジ部13という)にスリットを形成する必要がある
が、そのスリットをレーザ照射装置等の自動加工手段で
形成する際、何らかの原因で、その自動加工手段の加工
端(例えば、前記レーザ照射装置の場合は、そのレーザ
照射装置のレーザ光の出射孔)とケーブル10とがスリ
ットを正規の形に形成するようになっていない、すなわ
ち、スリットの幅中心が前記ブリッジ部13の幅中心を
通り、スリットがケーブル10の長手方向に平行になる
ような対向姿勢を採っていないと、スリットがその形成
領域から大幅にずれ、甚だしい場合はスリットが芯線の
方にまで食い込んだりする。
【0005】例えば、スリットの形成は、フラットケー
ブル10の形成から加工に至る全工程での製作効率を上
げるため、調尺工程でフラットケーブル10を流しなが
ら行われる場合があるが、その際、そのフラットケーブ
ル10の送り機構(送りリールと排出ローラ)の稼働状
況が何らかの原因で悪くなって、ケーブル10が幅方向
にずれたり傾いたりした場合である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明の課
題は、上記フラットケーブルのブリッジ部に自動加工手
段でスリットを形成する際、それが正規の位置に精度良
く形成されるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、前記ブリッジ部のスリットを調尺中に
形成する場合に、前記自動加工手段を上流側と下流側の
間に組み込んだ調尺装置と、その調尺装置又は前記自動
加工手段の移動手段と、照明装置と、画像入力装置と、
その画像入力装置に接続された画像処理装置とを備え、
その画像処理装置が前記調尺装置の移動手段又は前記自
動加工手段の移動手段に接続された装置によって、前記
調尺工程の上流側と下流側の間を移動中のフラットケー
ブルの芯線を前記照明装置と画像入力装置から成る光学
装置で撮像し、その撮像した芯線の姿勢の「正規の姿
勢」からのずれ量を前記画像処理装置で把握して、その
画像処理装置から前記自動加工手段の移動手段又は前記
調尺装置の移動手段にそのずれ量の分の移動を指示する
ようにしたのである。
【0008】ここで、「正規の姿勢」とは、フラットケ
ーブルが前記調尺装置の送りリールと排出ローラの間を
正常に流れており、その時のフラットケーブルに対し
て、自動加工装置が加工を行った際、スリットがフラッ
トケーブルの正規の位置、すなわち、ブリッジ部の幅中
心を通り、ケーブルの長手方向に沿って形成される場合
のフラットケーブルの姿勢をいう。この「正規の姿勢」
を光学補正の基準とする。
【0009】また、調尺した後のフラットケーブルの端
部を自動加工手段で加工する場合には、その自動加工手
段と、フラットケーブルを固定する位置決め・固定手段
と、その位置決め・固定手段又は前記自動加工手段の移
動手段と、照明装置と、画像入力装置と、その画像入力
装置と、その画像入力装置に接続された画像処理装置と
を備え、その画像処理装置が前記位置決め・固定手段の
移動手段又は前記自動加工手段の移動手段に接続された
装置によって、前記端部の芯線を前記照明装置と画像入
力装置から成る光学装置で撮像し、その撮像した芯線の
姿勢の正規の姿勢からのずれ量を前記画像処理装置で把
握して、その画像処理装置から前記自動加工手段の移動
手段又は前記位置決め・固定手段の移動手段にそのずれ
量の分の移動を指示するようにしたのである。
【0010】この場合も、「正規の姿勢」とは、例え
ば、フラットケーブルの端末に、隣接する芯線同士を独
立させるためのスリットを形成する場合に、その端末を
前記位置決め・固定手段で固定して前記自動加工手段で
加工した際に、スリットの幅中心がブリッジ部の幅中心
に一致し、スリットの長手方向がケーブルの長手方向に
平行になるように形成される場合のフラットケーブルの
姿勢をいう。
【0011】以上のようにしたので、前者の「調尺中に
フラットケーブルの長手方向の途中にスリットを形成す
る場合」も、後者の「調尺後にフラットケーブルの端末
にスリットを形成する場合」も、ともに、フラットケー
ブルの芯線を撮像して、その姿勢の光学補正を行うの
で、フラットケーブルの姿勢が「正規の姿勢」からずれ
ていても、そのずれが修正され、正規の位置へのスリッ
トの形成が精度良く行われる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
実施の形態を説明する。対象とするフラットケーブルは
前記従来例の図3で符号10を付したものとする。この
実施形態では、フラットケーブル10の調尺中に、その
長手方向の途中、ブリッジ部13にスリットを形成する
場合と、調尺後、フラットケーブル10の端末に端子を
装着するための加工を施す場合について述べる。先ず、
前者の、調尺中に長手方向の途中、ブリッジ部13にス
リットを形成する場合について説明する。図1はその装
置構成の概略を模式的に示したものである。
【0013】図に示すように、この装置は、通常の調尺
装置の上流側の送りローラ1と下流側の排出ローラ2の
間に、スリットの自動加工装置として、レーザ照射装置
3を配置している。このレーザ照射装置3は複数のビー
ムの出射孔を備えていて、それらから複数のビームが一
度に照射できて、それらによって複数のスリットが一挙
に形成できるようになっている。そのビームの出射孔の
配列ピッチは変化可能になっており、加工対象となるフ
ラットケーブル10の導体12の配列ピッチに合わせる
ことができる。
【0014】また、このレーザ照射装置3は、図示しな
い移動機構(例えば、X−Yテーブル)に取り付けられ
ており、水平面内で互いに直交する二方向に移動可能と
なっている。
【0015】さらに、前記送りローラ1と排出ローラ2
の間には、そのレーザ照射装置3に加えて、そのレーザ
照射装置3の上流側にフラットケーブル10のずれを検
出するための光学装置が配設されている。この光学装置
は、フラットケーブル10の下方に照明装置4が配置し
てあり、その照明装置4に対向するフラットケーブル1
0の上方にCCDカメラ5が配置されている。
【0016】そのCCDカメラ5には画像処理装置6が
接続されており、その画像処理装置6の出力端子が前記
レーザ照射装置3と、その移動機構のそれぞれの入力端
子に接続されている。以上がこの装置の構成である。次
に、この装置の操作とその動作について説明する。
【0017】先ず、装置を動作させる前に、前記したフ
ラットケーブル10の基準姿勢に関する光学装置とレー
ザ照射装置3の初期設定を行っておく。すなわち、フラ
ットケーブル10を流してレーザ照射装置3でスリット
14を加工した際に、各スリット14の幅中心がケーブ
ル10の各ブリッジ部13の幅中心に一致し、かつ、各
スリット14の長手方向がケーブル10の長手方向に平
行となるような時のフラットケーブル10の姿勢であ
り、その時のフラットケーブル10の姿勢のデータを基
準データとして画像処理装置6内に保持しておく。な
お、この実施形態では、フラットケーブル10の像とし
て、把握し易い導体(芯線)12の像を撮像する。
【0018】また、レーザ照射装置3については、各レ
ーザビームの焦点の配列ピッチを芯線の配列ピッチに等
しくし、かつ、その出射孔の並びがフラットケーブル1
0の長手方向に直交するようにし、それぞれが対応する
ブリッジ部13の幅中心に位置するような姿勢に設定し
ておく。こうして、準備が完了すると装置を作動させ
る。
【0019】装置内では、前記調尺装置の送りローラ1
と排出ローラ2が動作してフラットケーブル10が送ら
れる、その途中、前記レーザ照射装置3からレーザ光L
が照射されてスリット14が形成されるが、それと同時
に、前記した光学装置によって以下のような光学補正が
行われる。
【0020】調尺中にCCDカメラ5で撮像したフラッ
トケーブル10の導体部12の画像は、そのCCDカメ
ラ5に接続された前記画像処理装置6内で処理される。
その処理として、先ず、この画像処理装置6は前記した
フラットケーブル10の基準姿勢(「正規の姿勢」)の
データを保持している。この基準姿勢のデータの内容と
CCDカメラ5で撮像した入力画像のデータ、すなわ
ち、調尺中のフラットケーブル10の導体部12の姿勢
のデータとを比較して、それらにずれがある場合は、そ
のずれ量が前記レーザ照射装置3の移動機構に伝えら
れ、そのことによって、ビームの出射孔が正規の位置に
対応するようにレーザ照射装置3が移動しながらレーザ
光Lが照射される。
【0021】こうして、この実施形態の装置によれば、
調尺中のフラットケーブル10の導体部12の姿勢が正
規の位置からずれていても、光学補正を行いながらレー
ザ光Lを照射するので、スリット14が正しい位置に形
成される。
【0022】次に、調尺が終了した後のフラットケーブ
ル10の端末加工を行う場合について述べる。この場合
も、図2(a)に示すように、その自動加工手段とし
て、図示しない移動機構(例えば、X−Yテーブル)に
よって水平面内の互いに直交する二方向に移動可能とな
ったレーザ照射装置3を用いる。
【0023】そして、図示しない位置決め・固定手段で
固定されたフラットケーブル10の端部の下方に照明装
置4と、それに対向してフラットケーブル10の上方に
CCDカメラ5を配置している。この場合も、前記調尺
中の加工の場合と同様、CCDカメラ5には画像処理装
置6が接続されており、その画像処理装置6に前記レー
ザ照射装置3の移動機構が接続されている。
【0024】そして、CCDカメラ5と前記照明装置4
とから成る光学装置により、位置決めされたフラットケ
ーブル10の端部を撮像して、その撮像した画像の導体
12の姿勢の「正規の姿勢」からのずれ量を前記画像処
理装置6で把握して、その画像処理装置6から前記レー
ザ照射装置3の移動機構にそのずれ量の分だけ移動を指
示する。
【0025】この場合の「正規の姿勢」とは、例えば、
フラットケーブル10の位置決め・固定手段にフラット
ケーブル10を固定して、前記レーザ照射装置3で加工
した際にスリット14の幅中心がブリッジ部13の幅中
心に一致し、スリット14の長手方向がケーブルの長手
方向に平行になるように形成される場合の前記位置決め
・固定手段に対するフラットケーブル10の端末の姿勢
である。
【0026】前記画像処理装置6による光学補正として
は、図2(b)に二点鎖線で示すように、前記位置決め
固定手段で固定して正規の姿勢を採っているフラットケ
ーブル10の中心線Y(幅中心を通って長手方向に平行
な線、図に一点鎖線で示す)と、その中心線に直交し、
フラットケーブル10の加工端を通る直線Xを前記位置
決め・固定手段のケーブル10の載置面上に投影したも
のをそれぞれ、基準線Y、Xとしておく。
【0027】そうすると、その基準線X、Yの交点Oが
正規の姿勢のフラットケーブル10の端縁の中心となる
ので、その点を基準点Oとして、実線で示す加工対象の
フラットケーブル10’の端末を位置決め・固定手段の
載置面に載置した際の、その端縁の中心oの前記基準点
Oからのずれを求める。
【0028】そのずれは、両基準線X、Y方向のずれd
1 、d2 と、その基準線に対する傾きθ(図では基準線
Xに対する傾きで示している)であり、それらを前記画
像処理装置6で検出して、その結果を前記レーザ照射装
置3の移動機構に伝えて、ビームの出射孔が正規の位置
に対応するようにレーザ照射装置3がずれ量だけ移動し
て、(b)の右側の図に示したように、フラットケーブ
ル10’が正規の姿勢からずれていても、正規の位置
に、正規の形のスリット14が形成される。
【0029】以上のようにして、この場合も、フラット
ケーブル10の導体12を撮像して、その姿勢の光学補
正を行うので、フラットケーブル10の姿勢が「正規の
姿勢」からずれていても、そのずれが修正され、正規の
位置への正規の形のスリット14の形成が精度良く行わ
れる。
【0030】なお、この実施形態では、フラットケーブ
ル10の長手方向の途中、ブリッジ部13にスリットを
形成する場合も、調尺後、端末に加工を施す場合も、と
もにレーザー照射装置3を移動機構に取り付けて、レー
ザー照射装置3そのものを移動させるようにしたが、ス
リットの寸法(幅)や端末部の加工形状が小さい場合に
は、レーザー照射装置3そのものを移動させずとも、ビ
ームを走査させるだけでも加工が可能である。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明は、フ
ラットケーブルのブリッジ部の長手方向の途中にスリッ
トを形成するのに、相対的に移動可能となったスリット
の自動加工手段が組み込まれた調尺装置内に光学装置
と、それに接続された画像処理装置を備えた装置によっ
て、調尺工程を上流側から下流側に移動中のフラットケ
ーブルの芯線の姿勢に光学補正を加えて加工するように
し、また、調尺後のフラットケーブルの端部を自動加工
する場合にも、そのフラットケーブルを位置決め・固定
する手段に対して相対的に移動可能となった自動加工手
段と光学装置と画像処理装置とによって端部の芯線の姿
勢に光学補正を加えて加工するようにしたので、フラッ
トケーブルの加工が自動で精度良く行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の加工装置を示す図である。
【図2】(a)に実施形態の他の加工装置を示し、
(b)に、その際の光学補正の一法を示したものであ
る。
【図3】フラットケーブルの一従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 上流側の送りローラ 2 下流側の排出ローラ 3 レーザ照射装置 4 照明装置 5 CCDカメラ 6 画像処理装置 10 フラットケーブル 11 樹脂フィルム 12 導体(部) 13 ブリッジ部 14 スリット X、Y 基準線 O 基準点 L レーザ光

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体で形成された複数の芯線が同一平面
    上に平行に配置され、それらが絶縁樹脂によって被覆さ
    れてなるフラットケーブルを、その調尺中に、調尺工程
    の上流側と下流側の間に配置した自動加工手段によっ
    て、隣接する前記芯線間の樹脂部にスリットを形成する
    際に、 前記調尺工程の上流側と下流側の間を移動中のフラット
    ケーブルの芯線を光学装置で撮像し、その撮像した芯線
    の姿勢の正規の姿勢からのずれ量を画像処理装置で把握
    して、その画像処理装置から前記自動加工手段又は前記
    調尺装置にそのずれ量の分の移動を指示して形成するよ
    うにしたことを特徴とするフラットケーブルのスリット
    の自動加工。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法を行う装置であっ
    て、 上記自動加工手段が上流側と下流側の間に組み込まれた
    調尺装置と、その調尺装置又は前記自動加工手段の移動
    手段と、照明装置と、画像入力装置と、その画像入力装
    置に接続された画像処理装置とを有し、その画像処理装
    置が前記調尺装置の移動手段又は前記自動加工手段の移
    動手段に接続されていることを特徴とするフラットケー
    ブルのスリットの自動加工装置。
  3. 【請求項3】 導体で形成された複数の芯線が同一平面
    上に平行に配置され、それらが絶縁樹脂によって被覆さ
    れてなるフラットケーブルを調尺した後の端部を自動加
    工手段で加工する際に、 前記端部の芯線を光学装置で撮像し、その撮像した芯線
    の姿勢の正規の姿勢からのずれを画像処理装置で把握し
    て、その画像処理装置から前記自動加工手段又はフラッ
    トケーブルにそのずれ量の分の移動を指示して加工する
    ようにしたことを特徴とするフラットケーブルの自動加
    工。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の方法を行う装置であっ
    て、 上記自動加工手段と、フラットケーブルを固定する位置
    決め・固定手段と、その位置決め・固定手段又は前記自
    動加工手段の移動手段と、照明装置と、画像入力装置
    と、その画像入力装置に接続された画像処理装置とを有
    し、その画像処理装置が前記位置決め・固定手段の移動
    手段又は前記自動加工手段の移動手段に接続されている
    ことを特徴とするフラットケーブルの自動加工装置。
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