JPH087414A - テープローディング装置 - Google Patents

テープローディング装置

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Publication number
JPH087414A
JPH087414A JP6143479A JP14347994A JPH087414A JP H087414 A JPH087414 A JP H087414A JP 6143479 A JP6143479 A JP 6143479A JP 14347994 A JP14347994 A JP 14347994A JP H087414 A JPH087414 A JP H087414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
rotary
tape
guide
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6143479A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Sudo
俊之 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aiwa Co Ltd filed Critical Aiwa Co Ltd
Priority to JP6143479A priority Critical patent/JPH087414A/ja
Publication of JPH087414A publication Critical patent/JPH087414A/ja
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】構成を簡単にすると共に装置全体を小型化す
る。 【構成】再生モードではモータ34が回転して回転ギヤ
30が反時計方向に回転する。これによって第2中間ギ
ヤ40及び第3中間ギヤ41が回転し、これに固定され
た各旋回レバー42,43が回転し、その先端に取り付
けられた中間レバー12C,12D及びガイドローラ1
1が、回転ギヤ30に設けられその回転に伴って回転す
るスライド溝22A,22Bに沿って移動する。このテ
ープローディング装置1は、スライド溝22A,22B
を回転ギヤ30自体に設けたので構成が簡単で、装置を
小型化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、DATやVTRなど
回転ヘッドを用いた磁気記録再生装置に適用して好適な
テープローディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回転ヘッドを用いた磁気記録再生
装置、例えばDAT(ディジタル・オーディオ・テープ
レコーダ)においては、図5に示すように磁気テープT
を回転ヘッド10に巻き付けるための2つのガイドロー
ラ11が、回転レバー12A,12B及び中間レバー1
2C,12Dを介してローディングスライダー13によ
って駆動される。ローディングスライダー13の左端側
にある横長のガイド溝14Aがシャーシ(図示せず)の
ガイドピン15Aに嵌め込まれ、右端側にあるガイド溝
14Bがシャーシのガイドピン15Bに嵌め込まれるこ
とによって、ローディングスライダー13が斜め方向に
だけスライド可能になっている。ローディングスライダ
ー13はシャーシとの間に介装された引っ張りバネ16
で、図中左側に付勢されている。
【0003】磁気テープTをローディングするときは、
適宜な駆動手段でローディングレバー17が駆動され、
このローディングレバー17によってローディングスラ
イダー13が図中右側に引っ張られる。また、テープロ
ーディング中はローディングスライダー13の移動に伴
って、回転レバー12A,12Bのガイド溝19A,1
9Bに挿入されているローディングスライダー13のガ
イドピン20A,20Bが右側に移動するので、シャー
シに立設された回転軸21Aを中心にして一方の回転レ
バー12Aが反時計方向に回転し、もう一方の回転レバ
ー12Bが回転軸21Bを中心にして時計方向に回転す
る。これによって、その先の中間レバー12C,12D
及びガイドローラ11が、シャーシに固定されているガ
イドプレート60A,60Bに設けられたスライド溝2
2A,22Bに沿って回転ヘッド10側に上昇する。こ
のとき、ピンチローラ23及び左右のテープガイド24
A,24Bもレバー(図示せず)等によって所定の位置
に向かって搬送される。
【0004】ローディングスライダー13が更に右側に
移動すると、図6に示すようにローディングスライダー
13のガイド溝14A,14Bの左端がガイドピン15
A,15Bに突き当たって停止する。このときは、ガイ
ドローラ11がスライド溝22A,22Bの最上端に位
置しており、磁気テープTが回転ヘッド10に所定の角
度で巻き付けられる。また、ピンチローラ23及び両方
のテープガイド24A,24Bが所定の位置まで移動
し、これでテープローディングが終了する。
【0005】次に、再生モードが設定されると、ローデ
ィングスライダー13はローディング終了時の位置に保
持されたままで、ピンチローラ23が破線で示すように
移動してキャプスタン25に押圧される。そして、キャ
プスタンモータ(図示せず)の回転によってキャプスタ
ン25が回転すると、磁気テープTが一定速度で搬送さ
れて再生処理が行なわれる。この場合は、巻き取り側の
リール台18Bが回転して磁気テープTが巻き取られ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のテー
プローディング装置1においては、上述したようにガイ
ドローラ11を所定の軌道で移動させるためのスライド
溝22A,22Bを設けた大型のガイドプレート60
A,60Bを取り付ける必要があり、その設置分だけ高
くなると共に設置スペースも必要になるので、装置全体
が大型になるという問題があった。
【0007】そこで本発明は、上述したような課題を解
決したものであって、構成を簡単にして小型化が可能で
あり、その上部品点数も削減することが可能なテープロ
ーディング装置を提案するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明においては、磁気テープに対して回転ヘッド
で情報を記録又は再生する磁気記録再生装置のテープロ
ーディング装置において、回転ギヤと、回転ギヤの回転
に伴って回転ヘッドの両側に移動する2個のガイドロー
ラとを備え、ガイドローラが回転ギヤに設けられた案内
溝に沿って移動されると共に、ガイドローラの移動によ
って磁気テープが回転ヘッドに巻き付けられるようにし
たことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】図1に示すように、磁気テープTのカセットが
装填されると、ガイドローラ11,11、ピンチローラ
23及びテープガイド24A,24Aは磁気テープTの
内側に配置される。この状態で例えば再生モードが設定
されると、図2及び図3に示すようにモータ34が回転
して円形の回転ギヤ30が反時計方向に回転する。この
とき、回転ギヤ30の内ギヤ33の回転により、第1中
間ギヤ39、第2中間ギヤ40及び第3中間ギヤ41が
回転する。
【0010】第2中間ギヤ40が回転すると、これに固
定された第1旋回レバー42が回転し、その先端に取り
付けられた中間レバー12C,12D、ガイドローラ1
1及びテープガイド24Aが回転ギヤに設けられたスラ
イド溝22Bに沿って上昇する。また、第3中間ギヤ4
1が回転すると、これに固定された第2旋回レバー43
が回転し、その先端に取り付けられた中間レバー12
C,12D、ガイドローラ11及びテープガイド24A
が回転ギヤ30に設けられたスライド溝22Aに沿って
上昇する。また、回転ギヤ30の上端部に取り付けられ
たリンク44と、その先に連結された回転レバー46、
中間レバー48を介してピンチレバー50が時計方向に
回転し、ピンチローラ23がキャプスタン25に近付い
ていく。
【0011】そして、回転ギヤ30が所定の角度だけ回
転するとモータ34が停止する。この時には、図4に示
すように磁気テープTが回転ヘッド10に所定の角度だ
け巻き付けられ、ピンチローラ23は磁気テープTを挟
んでキャプスタン25に当接している。これによって、
磁気テープTが一定速度で搬送され、磁気テープTに記
録されている情報を確実に再生することが可能になる。
【0012】
【実施例】続いて、本発明に係わるテープローディング
装置の一実施例について、図面を参照して詳細に説明す
る。なお、上述と同一の部分には同一の符号を付けて詳
細な説明を省略した。
【0013】図1は本発明によるテープローディング装
置の構成を示す。このテープローディング装置1におい
ては、紙面に対して回転ヘッド10の下側に回転ギヤ3
0が配置され、これがシャーシ(図示せず)に立設され
た回転軸31に取り付けられている。回転ギヤ30の外
周部には外ギヤ32が形成され、その内側に内ギヤ33
が形成されている。また、回転ギヤ30の板面には、回
転している最中にガイドローラ11,11の移動の軌跡
に一致するスライド溝22A,22Bが設けられてい
る。
【0014】回転ギヤ30の左上側にはモータ34が配
置されており、その回転軸35の先端にはウォーム36
が取り付けられている。回転軸35は、その途中が軸受
け部37で支持されている。ウォーム36にはシャーシ
に取り付けられたウォームホィール38が歯合され、こ
のウォームホィール38が回転ギヤ30の外ギヤ32に
歯合されている。したがって、回転ギヤ30はモータ3
4で駆動される。
【0015】回転ギヤ30の内ギヤ33には、シャーシ
に取り付けられた第1中間ギヤ39と、第1中間ギヤ3
9にはシャーシに取り付けられた第2中間ギヤ40とを
介して、シャーシに取り付けられた第3中間ギヤ41が
歯合されている。第2中間ギヤ40の上部側には第1旋
回レバー42が固定されており、その先に中間レバー1
2Cと略L字形の中間レバー12Dとが回転自在に取り
付けられている。中間レバー12Dの屈折部にはガイド
ローラ11が取り付けられ、先端部にはテープガイド2
4Aがそれぞれ回転自在に取り付けられている。
【0016】また、第3中間ギヤ41の上部側には第2
旋回レバー43が固定されており、その先には上述の第
1旋回レバー42と同様に中間レバー12C,12Dが
回転自在に取り付けられている。中間レバー12Dの屈
折部にはガイドローラ11が取り付けられ、先端部には
テープガイド24Aがそれぞれ回転自在に取り付けられ
ている。両方のガイドローラ11は、それぞれ回転ギヤ
30が回転しているときスライド溝22A,22Bに沿
って回転ヘッド10側に移動可能になっている。
【0017】回転ギヤ30の図中上側には、リンク44
の一端が中心軸45で回転自在に取り付けられている。
リンク44の他端部には回転レバー46の一端が中心軸
47で回転自在に取り付けられている。回転レバー46
は、シャーシに立設された回転軸46Aに取り付けら
れ、その他端部には中間レバー48の一端が中心軸49
で回転自在に取り付けられている。更に中間レバー48
の他端部には、ピンチレバー50の中間部が中心軸51
で回転自在に取り付けられている。
【0018】ピンチレバー50の一端部は、シャーシに
立設された回転軸52に取り付けられ、他端部にはピン
チローラ23が中心軸53で回転自在に取り付けられて
いる。また、シャーシの適宜な位置にテープガイド24
Bが立設されている。
【0019】このテープローディング装置1において
は、磁気テープTのカセット(図示せず)が装填される
と、磁気テープTが両方のガイドローラ11,11、ピ
ンチローラ23及びテープガイド24A,24Aの外側
に配置される。次に、例えば再生モードが設定される
と、図2に示すようにモータ34が回転して回転ギヤ3
0が回転軸31を中心に反時計方向に回転する。なお、
磁気テープTの内側に掛けられて磁気テープTを回転ヘ
ッド10側に移動させる可動式のテープガイドも存在す
るが、本願とは直接関係ないのでその詳細な説明は省略
する。
【0020】回転ギヤ30が反時計方向に回転すると、
図2に示すように第1中間ギヤ39、第2中間ギヤ4
0、第3中間ギヤ41が回転すると共に、スライド溝2
2A,22Bが回転軸31を中心に回転する。第2中間
ギヤ40は反時計方向に回転し、第3中間ギヤ41は時
計方向に回転する。また、スライド溝22A,22Bは
回転軸31を中心に反時計方向に回転する。そうする
と、第2中間ギヤ40に固定された第1旋回レバー42
が反時計方向に回転し、その先端に取り付けられた中間
レバー12C,12D、テープガイド24A及びガイド
ローラ11がスライド溝22Bに沿って回転ヘッド10
の右側に移動する。同様に、第3中間ギヤ41に固定さ
れた第2旋回レバー43が時計方向に回転し、その先端
に取り付けられた中間レバー12C,12D、テープガ
イド24A及びガイドローラ11がスライド溝22Aに
沿って回転ヘッド10の左側に移動する。
【0021】一方、回転ギヤ30の回転に伴ってリンク
44が左側に移動し、これによって、回転レバー46が
回転軸46Aを中心に反時計方向に回転する。そうする
と、中間レバー48が上昇してピンチレバー50が回転
軸52を中心に時計方向に回転する。これで、ピンチロ
ーラ23がキャプスタン25側に移動する。このときに
は、磁気テープTは巻き出し側のリール台18Aから引
き出され、両方のガイドローラ11とピンチローラ23
に掛けられて巻き取り側のリール台18Bに巻き取られ
た状態になっている。
【0022】更にモータ34が回転すると回転ギヤ30
が反時計方向に回転し、図3に示すように両方のガイド
ローラ11,11がそれぞれスライド溝22A,22B
に沿って上昇して回転ヘッド10に近付いていく。ま
た、ピンチローラ23もキャプスタン25に近付いてい
く。このときには、磁気テープTはさらにテープガイド
24A,24A及び24Bにも巻き付けられている。
【0023】そして、図4に示すように回転ギヤ30が
所定の角度だけ回転した位置でモータ34が停止する。
このときには、ガイドローラ11,11が上昇限界位置
に配置されており、磁気テープTが回転ヘッド10に所
定の角度だけ巻き付けられている。また、ピンチローラ
23は磁気テープTを挟んでキャプスタン25に当接し
ている。これによって、磁気テープTが一定の速度で搬
送され、磁気テープTに記録されている情報を確実に再
生することが可能になる。
【0024】なお、図4では図面の都合上磁気テープT
の巻き付け角が小さくなっているが、実際には90度又
はそれ以上に設定される。
【0025】上述のように、このテープローディング装
置1では、回転ギヤ30の回転と回転ギヤ30自体に設
けたスライド溝22A,22Bの案内によって、2個の
ガイドローラ11、2個のテープガイド24A及びピン
チローラ23を所定の軌跡で移動させるようになってい
る。したがって、従来のようにスライド溝を設けたガイ
ドプレートを取り付ける必要がないので、装置全体の高
さを抑えると共に部品点数を削減することが可能にな
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、磁気テー
プに対して回転ヘッドで情報を記録又は再生する磁気記
録再生装置のテープローディング装置において、回転ギ
ヤと、回転ギヤの回転に伴って回転ヘッドの両側に移動
する2個のガイドローラとを備え、ガイドローラが回転
ギヤに設けられた案内溝に沿って移動されると共に、ガ
イドローラの移動によって磁気テープが回転ヘッドに巻
き付けられるようにしたものである。
【0027】したがって本発明によれば、従来のように
スライド溝を設けたガイドプレートを取り付ける必要が
ないので、装置全体の高さを抑えて小型化することが可
能になると共に部品点数を削減することが可能になるな
どの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるテープローディング装置1の構
成図である。
【図2】テープローディング動作(1/2)を示す図で
ある。
【図3】テープローディング動作(2/2)を示す図で
ある。
【図4】テープローディング終了時の状態を示す図であ
る。
【図5】従来のテープローディング装置1の構成図であ
る。
【図6】従来のテープローディング終了時の状態を示す
図である。
【符号の説明】
1 テープローディング装置 10 回転ヘッド 11 ガイドローラ 22A,22B スライド溝 30 回転ギヤ T 磁気テープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープに対して回転ヘッドで情報を
    記録又は再生する磁気記録再生装置のテープローディン
    グ装置において、 回転ギヤと、 上記回転ギヤの回転に伴って上記回転ヘッドの両側に移
    動する2個のガイドローラとを備え、 上記ガイドローラが上記回転ギヤに設けられた案内溝に
    沿って移動されると共に、上記ガイドローラの移動によ
    って上記磁気テープが上記回転ヘッドに巻き付けられる
    ようにしたことを特徴とするテープローディング装置。
JP6143479A 1994-06-24 1994-06-24 テープローディング装置 Pending JPH087414A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6143479A JPH087414A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 テープローディング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6143479A JPH087414A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 テープローディング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH087414A true JPH087414A (ja) 1996-01-12

Family

ID=15339663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6143479A Pending JPH087414A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 テープローディング装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH087414A (ja)

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