JPH0373942B2 - - Google Patents
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- JPH0373942B2 JPH0373942B2 JP58092879A JP9287983A JPH0373942B2 JP H0373942 B2 JPH0373942 B2 JP H0373942B2 JP 58092879 A JP58092879 A JP 58092879A JP 9287983 A JP9287983 A JP 9287983A JP H0373942 B2 JPH0373942 B2 JP H0373942B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- pinch roller
- guide post
- cassette opening
- cassette
- Prior art date
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Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/26—Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon
- G11B15/28—Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through rollers driving by frictional contact with the record carrier, e.g. capstan; Multiple arrangements of capstans or drums coupled to means for controlling the speed of the drive; Multiple capstan systems alternately engageable with record carrier to provide reversal
- G11B15/29—Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through rollers driving by frictional contact with the record carrier, e.g. capstan; Multiple arrangements of capstans or drums coupled to means for controlling the speed of the drive; Multiple capstan systems alternately engageable with record carrier to provide reversal through pinch-rollers or tape rolls
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/66—Threading; Loading; Automatic self-loading
- G11B15/665—Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container
- G11B15/6653—Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum
- G11B15/6655—Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum using one loading ring, i.e. "C-type"
Landscapes
- Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<技術分野>
本願発明は記録または再生装置に関し、特にカ
セツト内からテープを引き出して走行させ記録ま
たは再生を行う装置に関する。
セツト内からテープを引き出して走行させ記録ま
たは再生を行う装置に関する。
<従来技術の説明>
この種の装置において記録または再生のために
テープを定速走行させる方法としては、カセツト
内にキヤプスタンを配しカセツト外側からピンチ
ローラを圧接する方法と、カセツト装填時にカセ
ツト内に位置するピンチローラを移動させカセツ
ト外に位置するキヤプスタンに圧接する方法とが
あつた。
テープを定速走行させる方法としては、カセツト
内にキヤプスタンを配しカセツト外側からピンチ
ローラを圧接する方法と、カセツト装填時にカセ
ツト内に位置するピンチローラを移動させカセツ
ト外に位置するキヤプスタンに圧接する方法とが
あつた。
例えばカセツト内から磁気テープを引き出し回
転磁気ヘツドを具えるシリンダに巻き付けビデオ
信号を記録再生する装置(以下VTR)において
も、テープを定速走行させる方法としては上述の
2方法があつた。しかし前者の方法によれば引き
出されたテープの径路が鋭角的になりがちでピン
チローラに巻き付く角が大きくなり、テープに無
理がかかつてしまう。
転磁気ヘツドを具えるシリンダに巻き付けビデオ
信号を記録再生する装置(以下VTR)において
も、テープを定速走行させる方法としては上述の
2方法があつた。しかし前者の方法によれば引き
出されたテープの径路が鋭角的になりがちでピン
チローラに巻き付く角が大きくなり、テープに無
理がかかつてしまう。
一方、後者の方法によればテープを引き出すた
めの部材、ピンチローラ等をアンローデイング状
態時に全てカセツト開口部内の限られたスペース
に収納しなければならない。そのため、構造が非
常に複雑になる。特にテープダメージを考慮する
と引き出し部材は回転するガイドポストとしての
役割を果たす必要があるため移動可能な回転軸を
多数設けなければならない。またピンチローラは
キヤプスタンに近接した位置まで移動させた後キ
ヤプスタンに圧接させねばならず、そのための機
構も前述の限られたスペースに納めると部品点数
が多くなり、精密な部品を沢山用いなければなら
ない。
めの部材、ピンチローラ等をアンローデイング状
態時に全てカセツト開口部内の限られたスペース
に収納しなければならない。そのため、構造が非
常に複雑になる。特にテープダメージを考慮する
と引き出し部材は回転するガイドポストとしての
役割を果たす必要があるため移動可能な回転軸を
多数設けなければならない。またピンチローラは
キヤプスタンに近接した位置まで移動させた後キ
ヤプスタンに圧接させねばならず、そのための機
構も前述の限られたスペースに納めると部品点数
が多くなり、精密な部品を沢山用いなければなら
ない。
<発明の目的>
本願発明は上述の欠点に鑑み、カセツト開口部
に収納する部品点数を減少させ、比較的単純な構
造でテープダメージを最小限に抑えると共に装置
の小型化を図ることのできる記録または再生装置
を提供することを目的とする。
に収納する部品点数を減少させ、比較的単純な構
造でテープダメージを最小限に抑えると共に装置
の小型化を図ることのできる記録または再生装置
を提供することを目的とする。
<実施例の説明>
以下、本願発明を実施例を用いて説明する。
第1図は本願発明の一実施例としてのVTRの
テープ走行系を示す図である。1はカセツト、2
はカセツト1の開口部、3,4は夫々カセツト1
内に植立されている固定ガイドポストである。
5,6は夫々プリロード用回転ガイドポストであ
り、開口部2内の位置(図中5′,6′に示す)か
ら図示の如くカセツト外に移動することにより、
一点鎖線7で示す如くテープパスを設定し、テー
プをシリンダ18には装架させずかつカセツト外
に引き出した状態(以下プリロード状態)とす
る。
テープ走行系を示す図である。1はカセツト、2
はカセツト1の開口部、3,4は夫々カセツト1
内に植立されている固定ガイドポストである。
5,6は夫々プリロード用回転ガイドポストであ
り、開口部2内の位置(図中5′,6′に示す)か
ら図示の如くカセツト外に移動することにより、
一点鎖線7で示す如くテープパスを設定し、テー
プをシリンダ18には装架させずかつカセツト外
に引き出した状態(以下プリロード状態)とす
る。
8はテンシヨンピンであり、テープの張力に応
じて矢印8′方向に動く。そして、この動きに応
じて例えば巻取り側リールに巻き付いたバンドブ
レーキの張りを調整してテープ張力を一定にする
様に構成されている。
じて矢印8′方向に動く。そして、この動きに応
じて例えば巻取り側リールに巻き付いたバンドブ
レーキの張りを調整してテープ張力を一定にする
様に構成されている。
9は後行ローデイングベースであり、該ベース
9上にはガイドポスト10,12及び傾斜ポスト
11が植立されている。13は先行ローデイング
ベースであり、ガイドポスト14及び先行ポスト
15が植立されている。
9上にはガイドポスト10,12及び傾斜ポスト
11が植立されている。13は先行ローデイング
ベースであり、ガイドポスト14及び先行ポスト
15が植立されている。
16は入口側規制ポスト、17は出口側規制ポ
ストであり、この2本の規制ポスト16,17に
よつてシリンダ18に対するテープの巻き付け角
及びテープの幅方向の高さを規制する。19はガ
イドポスト、20はキヤプスタン軸であり、該キ
ヤプスタン軸20とピンチローラ21でテープを
挟持し走行させる。22は移動ガイドポスト、2
3はピンチローラ21と移動ガイドポスト22と
を両端に支持するピンチローラアームであり、該
アーム23は移動ガイドポスト22の軸を中心に
回動可能であり、後述する如くピンチローラ21
をキヤプスタン軸20に対し脱着可能としてい
る。
ストであり、この2本の規制ポスト16,17に
よつてシリンダ18に対するテープの巻き付け角
及びテープの幅方向の高さを規制する。19はガ
イドポスト、20はキヤプスタン軸であり、該キ
ヤプスタン軸20とピンチローラ21でテープを
挟持し走行させる。22は移動ガイドポスト、2
3はピンチローラ21と移動ガイドポスト22と
を両端に支持するピンチローラアームであり、該
アーム23は移動ガイドポスト22の軸を中心に
回動可能であり、後述する如くピンチローラ21
をキヤプスタン軸20に対し脱着可能としてい
る。
アンロード状態におけるテープパス及び各引出
用部材並びにローデイング部材の位置は夫々破線
にて示している。この状態から、まず供給側プリ
ロード用ポスト5及び巻取側プリロード用ポスト
6がテープを引き出し一点鎖線7で示す如きテー
プパスを形成し、テープをプリロード状態とす
る。早送り、巻戻しモード時においてはテープは
このプリロード状態にされる。
用部材並びにローデイング部材の位置は夫々破線
にて示している。この状態から、まず供給側プリ
ロード用ポスト5及び巻取側プリロード用ポスト
6がテープを引き出し一点鎖線7で示す如きテー
プパスを形成し、テープをプリロード状態とす
る。早送り、巻戻しモード時においてはテープは
このプリロード状態にされる。
その後先行ベース13と後行ベース9が供給側
からテープをシリンダ18に巻き付けるために移
動し、また移動ガイドポスト22が巻取側からテ
ープを引き出し、図中実線で示す如き所定の位置
にて停止する。この時ピンチローラ21も移動ガ
イドポスト22と共に移動し、キヤプスタン軸2
0の近傍に配されることになる。これでローデイ
ングは完了したことになり、不図示のピンチロー
ラ圧着機構によりピンチローラ21がキヤプスタ
ン軸20に圧着されテープの走行が開始される。
からテープをシリンダ18に巻き付けるために移
動し、また移動ガイドポスト22が巻取側からテ
ープを引き出し、図中実線で示す如き所定の位置
にて停止する。この時ピンチローラ21も移動ガ
イドポスト22と共に移動し、キヤプスタン軸2
0の近傍に配されることになる。これでローデイ
ングは完了したことになり、不図示のピンチロー
ラ圧着機構によりピンチローラ21がキヤプスタ
ン軸20に圧着されテープの走行が開始される。
次にテープパスについて説明する。ローデイン
グ状態におけるテープパスは実線で示すものであ
るが、カセツト1から出たテープは傾斜ガイドポ
スト11まで基板に平行に進み、傾斜ガイドポス
ト11によりその方向を上方に曲げられる。そし
てそのまま先行ポスト15までテープパスの高さ
は上昇していき、先行ポスト15に約180°巻き付
きテープは下方に向けられる。次に入口側規制ポ
スト16を経てシリンダに巻き付き、シリンダを
出た所で再び基板に平行になる。その後各ガイド
ポストを通りピンチローラ21とキヤプスタン軸
20に挟まれ巻取リールで巻き取られる。
グ状態におけるテープパスは実線で示すものであ
るが、カセツト1から出たテープは傾斜ガイドポ
スト11まで基板に平行に進み、傾斜ガイドポス
ト11によりその方向を上方に曲げられる。そし
てそのまま先行ポスト15までテープパスの高さ
は上昇していき、先行ポスト15に約180°巻き付
きテープは下方に向けられる。次に入口側規制ポ
スト16を経てシリンダに巻き付き、シリンダを
出た所で再び基板に平行になる。その後各ガイド
ポストを通りピンチローラ21とキヤプスタン軸
20に挟まれ巻取リールで巻き取られる。
このテープパスは傾斜ピン11とシリンダ18
以外は全てのポストがテープの進行方向に対して
垂直となる様に配置できるという特徴があり、ほ
とんどのポストを回転ポストにすることができ
る。そのためテープ走行に対する抵抗が小さく、
ワウフラツター、ジツターといつた走行系に起因
した性能劣化に対してきわめて有利である。それ
と共に環境変化やテープの摩擦係数の変化に対し
て走行抵抗の変化の割合が小さく、キヤプスタン
モータを小型化することができる等優れた点が多
い。
以外は全てのポストがテープの進行方向に対して
垂直となる様に配置できるという特徴があり、ほ
とんどのポストを回転ポストにすることができ
る。そのためテープ走行に対する抵抗が小さく、
ワウフラツター、ジツターといつた走行系に起因
した性能劣化に対してきわめて有利である。それ
と共に環境変化やテープの摩擦係数の変化に対し
て走行抵抗の変化の割合が小さく、キヤプスタン
モータを小型化することができる等優れた点が多
い。
第2図は本願発明に関わるピンチローラの保持
構造を示す側面図、第3図は第2図に示す保持構
造を下方より見た図である。24は保持板であ
り、その中央部にはガイドポスト軸25が植立さ
れている。該ポスト25を中心として上フランジ
28、回転ローラ27、下フランジ28′が取付
けられており、ガイドポスト22が構成されてい
る。またガイドポスト軸25の下部には前述のピ
ンチローラアーム23の一端が回転可能に嵌合さ
れており、該アーム23は止め輪26によりスラ
スト方向の抜け止めを行つている。ピンチローラ
アーム23の他端にはピンチローラ軸29が植立
されており、ピンチローラ21がこの軸29に回
転可能に嵌合されている。30はねじりバネであ
り、その一端はピンチローラアーム23の底部に
つき出た突起部23aによつて係止され、他端は
保持板24上に植立された位置決めピン31によ
つて係止されており、該バネ30はピンチローラ
アーム23に第1図矢印23′に示す如く反時計
方向に回転する付勢力を与えている。
構造を示す側面図、第3図は第2図に示す保持構
造を下方より見た図である。24は保持板であ
り、その中央部にはガイドポスト軸25が植立さ
れている。該ポスト25を中心として上フランジ
28、回転ローラ27、下フランジ28′が取付
けられており、ガイドポスト22が構成されてい
る。またガイドポスト軸25の下部には前述のピ
ンチローラアーム23の一端が回転可能に嵌合さ
れており、該アーム23は止め輪26によりスラ
スト方向の抜け止めを行つている。ピンチローラ
アーム23の他端にはピンチローラ軸29が植立
されており、ピンチローラ21がこの軸29に回
転可能に嵌合されている。30はねじりバネであ
り、その一端はピンチローラアーム23の底部に
つき出た突起部23aによつて係止され、他端は
保持板24上に植立された位置決めピン31によ
つて係止されており、該バネ30はピンチローラ
アーム23に第1図矢印23′に示す如く反時計
方向に回転する付勢力を与えている。
32は移動板であり、保持板24の裏面に植立
された軸33,34に摺動自在に軸支されてい
る。また保持板24の折曲げ部24aと移動板3
2の折曲げ部32aの間にはバネ35が掛けられ
ており、移動板32が保持板24に対して第2図
の矢印Aに示す方向に付勢されている。また移動
板32の側面にはラツク部32bが設けられてお
り、このラツク部32bと後述する駆動ギアとが
かみ合い移動板32を直線的に移動させる。
された軸33,34に摺動自在に軸支されてい
る。また保持板24の折曲げ部24aと移動板3
2の折曲げ部32aの間にはバネ35が掛けられ
ており、移動板32が保持板24に対して第2図
の矢印Aに示す方向に付勢されている。また移動
板32の側面にはラツク部32bが設けられてお
り、このラツク部32bと後述する駆動ギアとが
かみ合い移動板32を直線的に移動させる。
第4図及び第5図はピンチローラ保持機構の動
作を示す図であり、第4図はカセツト1内にテー
プが収納されている状態(以下アンロード状態)
及び前述のプリロード状態における位置を示し、
第5図はローデイング完了時における位置を示し
ている。
作を示す図であり、第4図はカセツト1内にテー
プが収納されている状態(以下アンロード状態)
及び前述のプリロード状態における位置を示し、
第5図はローデイング完了時における位置を示し
ている。
アンロード状態時及びプリロード状態時におい
ては、ピンチローラ21はカセツト1の開口部2
内に位置している。第4図、第5図において36
は先行ベース13及び後行ベース9を夫々移動さ
せるための回動リングであり、その外周部にはギ
アが形成されており、駆動ギア37が外側ギア3
7aとかみ合つている。駆動ギア37の内側ギア
37bは移動板32のラツク部とかみ合い、保持
板24は装置本体に設けられた複数の保持部38
にて保持されている。第6図は保持部38による
保持板24の保持の様子を示す断面図である。こ
のように保持されている為保持板24は第4図に
示す矢印B方向にのみ摺動することが可能であ
る。ピンチローラアーム23はバネ30によつて
反時計方向に付勢されているが、アーム23の突
起部23bがカム部材39に当接しピンチローラ
21の位置を決定している。
ては、ピンチローラ21はカセツト1の開口部2
内に位置している。第4図、第5図において36
は先行ベース13及び後行ベース9を夫々移動さ
せるための回動リングであり、その外周部にはギ
アが形成されており、駆動ギア37が外側ギア3
7aとかみ合つている。駆動ギア37の内側ギア
37bは移動板32のラツク部とかみ合い、保持
板24は装置本体に設けられた複数の保持部38
にて保持されている。第6図は保持部38による
保持板24の保持の様子を示す断面図である。こ
のように保持されている為保持板24は第4図に
示す矢印B方向にのみ摺動することが可能であ
る。ピンチローラアーム23はバネ30によつて
反時計方向に付勢されているが、アーム23の突
起部23bがカム部材39に当接しピンチローラ
21の位置を決定している。
次にアンロードまたはプリロード状態からロー
デイング状態にする場合のこのピンチローラ保持
機構の動作について説明する。テープをローデイ
ング状態にするため不図示のモータによつて回動
リング36を第4図に示す矢印C方向に回動す
る。するとその回動に応じて先行ベース13及び
後行ベース9はカセツト1の開口部2より第1図
に実線にて示す如き位置へ移動する。一方回動リ
ング36の回動は駆動ギア37の外側ギア37a
を介して駆動ギア37を回転させる。すると駆動
ギア37の内側ギア37bにかみ合つた移動板3
2のラツク部を介して移動板32を第4図に示す
矢印D方向に移動する。移動板32と保持板24
とはバネ35によつて連結されているので移動板
32の移動に伴い、保持板24も矢印D方向に移
動する。このときピンチローラアーム23の突起
部23bはカム部材39に当接しながら移動する
ため、ピンチローラ21は保持板24との相対位
置を規制され、相対位置を変えながら適切な軌跡
を描いて移動していく。そしてローデイングが完
了した時には第5図に示す如き状態となる。
デイング状態にする場合のこのピンチローラ保持
機構の動作について説明する。テープをローデイ
ング状態にするため不図示のモータによつて回動
リング36を第4図に示す矢印C方向に回動す
る。するとその回動に応じて先行ベース13及び
後行ベース9はカセツト1の開口部2より第1図
に実線にて示す如き位置へ移動する。一方回動リ
ング36の回動は駆動ギア37の外側ギア37a
を介して駆動ギア37を回転させる。すると駆動
ギア37の内側ギア37bにかみ合つた移動板3
2のラツク部を介して移動板32を第4図に示す
矢印D方向に移動する。移動板32と保持板24
とはバネ35によつて連結されているので移動板
32の移動に伴い、保持板24も矢印D方向に移
動する。このときピンチローラアーム23の突起
部23bはカム部材39に当接しながら移動する
ため、ピンチローラ21は保持板24との相対位
置を規制され、相対位置を変えながら適切な軌跡
を描いて移動していく。そしてローデイングが完
了した時には第5図に示す如き状態となる。
ローデイング状態において不図示の操作スイツ
チによりキヤプスタン20によるテープ走行命令
をすると、ソレノイド40に通電され鉄心41は
第4図に示す矢印E方向に突出する。ローデイン
グ状態においては保持板24が第5図に示す位置
に固定されているので鉄心41が突出すると、該
鉄心41は前述の突起部23aを押圧し、軸25
を中心にピンチローラアーム23を時計方向に回
動させる。すると、ピンチローラ21がキヤプス
タン20に圧接する。そしてこの状態にてキヤプ
スタン20が回転するとテープが走行することに
なる。またピンチローラ21をキヤプスタン20
から解除する時は、ソレノイド40への通電を停
止し、第5図に示す如き状態にする様鉄心41が
ソレノイド内に戻される。
チによりキヤプスタン20によるテープ走行命令
をすると、ソレノイド40に通電され鉄心41は
第4図に示す矢印E方向に突出する。ローデイン
グ状態においては保持板24が第5図に示す位置
に固定されているので鉄心41が突出すると、該
鉄心41は前述の突起部23aを押圧し、軸25
を中心にピンチローラアーム23を時計方向に回
動させる。すると、ピンチローラ21がキヤプス
タン20に圧接する。そしてこの状態にてキヤプ
スタン20が回転するとテープが走行することに
なる。またピンチローラ21をキヤプスタン20
から解除する時は、ソレノイド40への通電を停
止し、第5図に示す如き状態にする様鉄心41が
ソレノイド内に戻される。
上述の如き構成によれば、移動回転ガイドポス
ト22とピンチローラアーム23の回転軸を共用
することによつて部品点数を少なくし、装置を複
雑化する事を防ぎ、装置の小型化を図ることがで
きる。
ト22とピンチローラアーム23の回転軸を共用
することによつて部品点数を少なくし、装置を複
雑化する事を防ぎ、装置の小型化を図ることがで
きる。
<効果の説明>
以上説明した如く、本願発明によれば、カセツ
ト内からテープを引き出して走行させ、記録また
は再正を行なう記録または再生装置において、カ
セツト開口部に収納する部品点数を減少させるこ
とができ、比較的単純な構造でテープダメージを
最小限に抑えると共に装置の小型化を図ることが
できる様になる。
ト内からテープを引き出して走行させ、記録また
は再正を行なう記録または再生装置において、カ
セツト開口部に収納する部品点数を減少させるこ
とができ、比較的単純な構造でテープダメージを
最小限に抑えると共に装置の小型化を図ることが
できる様になる。
第1図は本願発明の一実施例としてのVTRの
テープ走行系を示す図、第2図はピンチローラの
保持構造を示す側面図、第3図は第2図に示す保
持構造を下方より見た図、第4図及び第5図はピ
ンチローラ保持機構の動作を示す図、第6図は第
4図に示す保持部による保持板の保持の様子を示
す図である。 1はカセツト、2はカセツト開口部、20はキ
ヤプスタン、21はピンチローラ、22は回転移
動ガイドポスト、23はピンチローラアーム、4
0は圧接部材としてのソレノイドである。
テープ走行系を示す図、第2図はピンチローラの
保持構造を示す側面図、第3図は第2図に示す保
持構造を下方より見た図、第4図及び第5図はピ
ンチローラ保持機構の動作を示す図、第6図は第
4図に示す保持部による保持板の保持の様子を示
す図である。 1はカセツト、2はカセツト開口部、20はキ
ヤプスタン、21はピンチローラ、22は回転移
動ガイドポスト、23はピンチローラアーム、4
0は圧接部材としてのソレノイドである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 カセツト開口部内から該カセツト開口部外の
所定位置ヘテープを引き出すガイドポストと、 前記ガイドポストによつて引き出されたテープ
を走行させるためのキヤプスタンと、 前記ガイドポストを軸として回動自在に支持さ
れているアーム部材と、 前記ガイドポストと共に前記カセツト開口部内
から該カセツト開口部外へ移動可能であると共
に、前記アーム部材に植立されているポスト部材
と、 前記ポスト部材を軸として回転可能であり、前
記キヤプスタンと共働して前記ガイドポストによ
り引き出されたテープを走行させるピンチローラ
と、 前記ピンチローラーとガイドポストとが前記カ
セツト開口部内にある場合、前記ピンチローラー
とガイドポストとが共に前記カセツト開口部の側
面に当接せず、かつ該カセツト開口部に位置する
テープに対し並行に整列する様に前記アーム部材
の回動位置を規制し、前記ピンチローラーとガイ
ドポストとが前記カセツト開口部内からカセツト
開口部外へ移動する際に、前記ピンチローラーが
前記ガイドポストに対して後行する様に前記アー
ム部材の回動位置を変更する回動位置制御部材と
を具える事を特徴とする記録または再生装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58092879A JPS59218656A (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | 記録または再生装置 |
US06/613,602 US4658310A (en) | 1983-05-26 | 1984-05-23 | System for moving a pinch roller in a recording and/or reproducing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58092879A JPS59218656A (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | 記録または再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59218656A JPS59218656A (ja) | 1984-12-08 |
JPH0373942B2 true JPH0373942B2 (ja) | 1991-11-25 |
Family
ID=14066730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58092879A Granted JPS59218656A (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | 記録または再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59218656A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55105852A (en) * | 1977-06-06 | 1980-08-13 | Victor Co Of Japan Ltd | Automatic tape loading type recorder/reproducer |
JPS5786161A (en) * | 1980-11-17 | 1982-05-29 | Sony Corp | Tape loading device |
-
1983
- 1983-05-26 JP JP58092879A patent/JPS59218656A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55105852A (en) * | 1977-06-06 | 1980-08-13 | Victor Co Of Japan Ltd | Automatic tape loading type recorder/reproducer |
JPS5786161A (en) * | 1980-11-17 | 1982-05-29 | Sony Corp | Tape loading device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59218656A (ja) | 1984-12-08 |
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