JPH087402Y2 - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH087402Y2
JPH087402Y2 JP1986166552U JP16655286U JPH087402Y2 JP H087402 Y2 JPH087402 Y2 JP H087402Y2 JP 1986166552 U JP1986166552 U JP 1986166552U JP 16655286 U JP16655286 U JP 16655286U JP H087402 Y2 JPH087402 Y2 JP H087402Y2
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JP
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photoconductor
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drum
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electrostatic latent
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泰夫 一瀬
丁造 中村
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、電子写真複写によって原版を製作し、これ
を用いて、印刷を行う印刷装置に関する。
「従来の技術」 一般にゼログラフィー方式と呼ばれている電子写真複
写方式においては、原稿上の画像を光源により照射し、
その光像を感光体に露光して静電潜像を形成した後、こ
れを現像して、複写用紙への転写と定着を経てコピーを
得るようにしている。
ここで、同一の原稿を用いて大量のコピーを採りたい
場合、原稿をセットしたまま同一の処理を繰り返させれ
ばよいが、複写画像の品質を保つためにはそのつど十分
な露光を必要とし、露光時間の短縮化に制限があること
から、複写速度の向上を図ることができない問題点があ
った。
そこで、特開昭58−127950号公報に示されるような印
刷装置が提案されている。第3図はこの印刷装置の概略
の構成を示したもので、原稿1上の画像を複写した原版
を製作し、その後、その原版を用いて高速で大量のコピ
ーを採ることを可能にしている。この装置は、原稿1を
載置するプラテンガラス2と、原稿上の画像を感光体3
に露光する光学系4と、感光体3を支持する感光ドラム
5とを有している。感光ドラム5は中空円筒状で、その
一側にスリット6を有している。感光ドラム5の内部に
は、感光ドラム5と軸を平行にして、感光体3の供給手
段7と巻取手段8とが配置されている。感光体3はシー
ト状のもので、1回の印刷処理ごとに巻取手段8に巻き
取られて、いわゆる消耗品的取り扱いがされるようにな
っている。
一方、感光体3の外周には、露光用の光学系4のほか
に、クリーニング装置11と、帯電器12と、一様露光ラン
プ13と、現像器14と、転写器15と、定着ランプ16とが配
置され、さらにこのほかに、複写用紙17を収容する給紙
トレイ21、複写用紙17を送り出す給紙ロール22、搬送ベ
ルト23、定着ローラ24および排出トレイ25が設けられて
いる。
以上の構成の印刷装置は、感光体3を用いて原版を製
作する製版工程と、その原版を用いて複写用紙上に印刷
をする印刷工程との2工程を経て多量に印刷を行うこと
ができる。
はじめの製版工程では、まず、感光ドラム5の外周に
供給手段7から新たな感光体3が供給されて、使用済み
の感光体3が巻取手段8に巻き込まれる。次に感光体3
が帯電器12によって帯電され、光学系4により露光され
て静電潜像が形成される。この静電潜像は現像器14で現
像され、感光体3上に原稿1の画像に対応するトナー像
が形成される。このトナー像は赤外線ランプ等からなる
定着ランプ16によって感光体3に定着される。このよう
にして、原版が製作される。
次に、印刷工程では、原版である感光体3が、帯電器
12により帯電された後、一様露光ランプ13により露光さ
れる。この一様露光ランプ13は、感光体3の全面に一様
な光を照射する。その光の照射を受けた感光体3は除電
されるが、トナー像が定着されている部分には光が照射
されないため、ちょうどトナー像に対応する部分にのみ
帯電電荷が残留する。これは、先の製版工程で感光体3
上に形成された静電潜像と一致し、これを現像器14で現
像して複写用紙17に転写して、定着ローラ24で定着する
と原稿上の画像のコピーが得られる。
同様にして、クリーニング装置11によるクリーニング
と帯電器12による帯電、および一様露光、現像、転写を
繰り返せば、同一の画像のコピーを高速かつ大量に印刷
することができる。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで第3図に示すような印刷装置においては、シ
ート状感光体3の供給は、オペレータが巻き取り手段8
を起動させることで行い、感光体3の使用済み部分がす
べて巻き取られた時点で、この巻き取り手段8を停止さ
せるようにしていた。したがって、このような装置で
は、巻き取り量が不正確となり、感光体が無駄に消費さ
れるという問題が生じていた。
もちろん、巻き取り量を正確にするためには、シート
状感光体3の所定位置に予めマークを付けておき、これ
を検知することが考えられる。しかしながら、原版製作
時あるいは印刷時にシート状感光体3がトナーで汚れる
ので、これらの汚れをマークとして誤検知する可能性が
高く、オペレータによる手動操作の方が信頼性が高いこ
とになって、自動化は実現されていない。
そこで、本考案の目的は、オペレータの介在なしに感
光体の供給量制御を正確に行うことのできる印刷装置を
提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 本考案の印刷装置は、ドラムと、このドラム内に内蔵
されたシート状の感光体と、この感光体をドラムの外周
上に供給する供給手段と、この供給手段から供給された
ドラム外周上の感光体を巻き取る巻き取り手段とを備
え、ドラム外周上の感光体に原稿上の画像を露光して静
電潜像を形成し、その静電潜像を現象して得たトナー像
を感光体に定着して、印刷用の原版を製作し、その原版
を用いて静電潜像を形成し、その静電潜像を現象して得
たトナー像を用紙に転写して印刷する印刷装置におい
て、感光体として、所定位置に1回分の巻き取り量に応
じた所定の間隔でセグメントマークが設けられた感光体
を用いるとともに、感光体上のセグメントマークを検出
する光反射型センサと、この光反射型センサの検出結果
に応じて巻き取り手段を制御する巻き取り制御手段とを
設け、光反射型センサを感光体が供給手段からドラム外
周上に供給された略直後の位置に配置したことを特徴と
する。
「作用」 以上のように、本考案の印刷装置においては、感光体
に所定間隔でセグメントマークが付されている。このセ
グメントマークは、1回分の巻き取り量に一致する間隔
で付されているのが最も好ましい。このセグメントマー
クを検出するための光反射型センサは、感光体が供給手
段からドラム外周上に供給された略直後の位置に配置し
てある。したがって、光反射型センサは、新たにドラム
外周上に供給される未使用の感光体に対して、セグメン
トマークの有無を検出することになる。このため、その
検出結果を基に動作する巻き取り制御手段は、原版製作
時あるいは印刷時に感光体上に発生する汚れの影響を全
く受けることなく、感光体のドラム上への供給量を、常
に正確に制御できることになる。
「実施例」 第1図は、本考案の印刷装置の実施例を示す概略構成
図である。
図において、第3図と同一部分には同一符号を付し、
本考案の説明に不要な部分の図示は省略した。また、同
一部分の詳細な説明は重複するので省略する。
ここで、先に説明したように、製版工程および印刷工
程を終了し、新たな製版工程に移るとき、感光ドラム5
の内部の巻き取り手段8が、使用済みの感光体3を巻き
取り、新たな感光体が供給される。
この巻き取り手段8を駆動するために、駆動モータ35
と、巻取制御手段31と、光センサ36と、巻取指示手段32
および、表示装置33と、警報装置34とが設けられてい
る。巻取制御手段31には、例えば、マイクロプロセッサ
およびアイオーインターフェイス、メモリ等を内蔵した
ワンチップマイクロコンピュータを使用する。光センサ
36は、光反射型センサ等からなる。
巻取指示手段32は、巻取制御手段31に対して巻き取り
動作の開始を指示するプッシュボタン等から構成され
る。表示装置33は、液晶ディスプレイ等からなり、種々
のメッセージが巻取制御手段31により選択されて表示さ
れるものとする。警報装置34は、スピーカやブザー等の
音響出力装置からなる。上記巻取指示手段32と表示装置
33および警報装置34は、図示しない操作パネル上に配置
される。
一方、本考案の印刷装置に使用する感光体3は第2図
に示すように、その一側縁に、所定間隔でセグメントマ
ーク37が付されている。このセグメントマーク37は、感
光体3の全長にわたって、ちょうど1回分の巻き取り量
(使用量)に相当する長さと等しい間隔で付されてい
る。また、感光体3の終端では、連続的な帯状のセグメ
ントマーク38が付されている。
各セグメントマーク37、38は、感光体3上への静電潜
像の形成やトナー像の形成に支障のない個所に付し、光
センサ36による検出に必要十分な幅になるようにする。
実際には、約10mm程度の幅にすれば光反射型センサを用
いてこれらを確実に検出できる。
以上の装置において、オペレータが印刷作業を終了し
たときあるいは新たな製版作業を行う前に、巻取指示手
段32を操作すると、巻取制御手段31は駆動モータ35を起
動し、巻き取り手段8の回転が開始する。使用済みの感
光体3は巻き取り手段8に巻き取られ、感光ドラム5の
外周に新たな感光体3が供給手段7から供給される。
そして、新たな感光体3の側縁に付されたセグメント
マーク37を光センサ36が検出すると、その検出信号を受
けた巻取制御手段31は、駆動モータ35を停止させる。そ
して、表示装置33に製版作業開始準備が完了した旨のメ
ッセージが表示される。
ここで、第2図に示したように感光体3の終端の直前
部分の領域39の使用が終了し、オペレータが巻き取り指
示を行った場合を考える。
このとき、光センサ36は巻き取り開始後間もなくセグ
メントマーク38を検出する。ところが、その検出信号は
セグメントマークの始端で立ち上がったまま立下がるこ
とがない。例えば巻取制御手段31(第1図)がアイオー
インターフェイスを通じて光センサ36の出力を適当な周
期で読み取り、そのつどそのオン・オフを判断している
場合、この感光体3の終端ではオン信号が続けて何回も
入力することになる。
通常の幅のセグメントマーク37を検出した場合、数回
の読み取りの間だけオン信号が入力するとすれば、この
終端では30〜50回続けてオン信号が入力するようにす
る。これによって巻取制御手段31が感光体3の終端を認
識し、駆動モータ35を停止させるようにする。
ここで、表示装置33に感光体の交換を要求するメッセ
ージが出力され、同時に警報装置34を鳴らす。この警報
は、オペレータが再び巻き取りの指示を行って、駆動モ
ータ35を起動して感光体3を破断してしまわないように
するために有効である。
なお、感光体3の終端のセグメントマーク38は、必ず
しも連続的でなくてもよい。他のセグメントマーク37と
等しい幅のものが短い間隔で設けられ、一定時間内に多
数のオン信号が巻取制御手段31に入力するようにして
も、終端の認識を行うことができる。
以上説明した実施例では、感光体3の終端にセグメン
トマーク38を配置している。したがって、終端の認識が
自動的に行われ、これを基に巻き取りを停止させること
ができる。従来提案された印刷装置では、供給部にすべ
ての感光体が巻回された時点における感光体のテンショ
ンの変化を検知してオペレータが巻き取り手段の駆動を
停止するようにしていた。このため、このテンションが
大きく加わりすぎる場合があり、感光体が破断してしま
うおそれがあったが、本実施例の印刷装置ではこのよう
な事態を防止することができる。
「変形例」 本考案の印刷装置は以上の実施例に限定されない。
巻き終わりの表示や警告は、ランプの点滅その他種々
の手段に置き換えてさしつかえない。
「考案の効果」 以上説明したように本考案の印刷装置は、シート状の
感光体の供給量制御を、未使用のシート状感光体がドラ
ム上に供給された略直後の位置で、その感光体上に設け
られたセグメントマークを検出することによって行う。
すなわち感光体の未使用部分に設けられているセグメン
トマークを検出して供給量制御を行うので、原版製作時
あるいは印刷時に感光体上に形成される汚れの影響を受
けることがなく、常に正確に感光体の供給量制御が行わ
れることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の印刷装置の実施例を示す概略構成図、
第2図はその感光体の要部平面図、第3図は本考案の実
施に適する印刷装置の概略構成図である。 3……感光体、7……供給手段、8……巻き取り手段、
31……巻取制御手段、37、38……セグメントマーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−95578(JP,A) 特開 昭58−127950(JP,A) 実開 昭58−178173(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドラムと、このドラム内に内蔵されたシー
    ト状の感光体と、この感光体を前記ドラムの外周上に供
    給する供給手段と、この供給手段から供給された前記ド
    ラム外周上の前記感光体を巻き取る巻き取り手段とを備
    え、前記ドラム外周上の感光体に原稿上の画像を露光し
    て静電潜像を形成し、その静電潜像を現象して得たトナ
    ー像を前記感光体に定着して、印刷用の原版を製作し、
    その原版を用いて静電潜像を形成し、その静電潜像を現
    象して得たトナー像を用紙に転写して印刷する印刷装置
    において、前記感光体として、所定位置に1回分の巻き
    取り量に応じた所定の間隔でセグメントマークが設けら
    れた感光体を用いるとともに、前記感光体上のセグメン
    トマークを検出する光反射型センサと、この光反射型セ
    ンサの検出結果に応じて前記巻き取り手段を制御する巻
    き取り制御手段とを設け、前記光反射型センサを前記感
    光体が前記供給手段から前記ドラム外周上に供給された
    略直後の位置に配置したことを特徴とする印刷装置。
JP1986166552U 1986-10-31 1986-10-31 印刷装置 Expired - Lifetime JPH087402Y2 (ja)

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JP1986166552U JPH087402Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31 印刷装置

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JPS6373777U JPS6373777U (ja) 1988-05-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58178173U (ja) * 1982-05-21 1983-11-29 株式会社リコー 感光体
JPS5995578A (ja) * 1982-11-25 1984-06-01 Ricoh Co Ltd 電子写真式複写機

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JPS6373777U (ja) 1988-05-17

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